JP2012116230A - コンバイン - Google Patents

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智志 北川
Manabu Saito
学 齋藤
Kazuki Mitsuyama
和樹 光山
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Abstract

【課題】防塵ネットの外側面の広範囲に付着している塵埃を吹き飛ばせるものとし、エンジンのオーバーヒートを防止してコンバインの作業能率を高める。
【解決手段】冷却風路の始端部に設けた防塵ネット(16)の外側面に除塵装置(21)を対向させて設け、除塵装置(21)を横断流ファン(22)と該横断流ファン(22)を被覆するファンケース(23)とで構成し、横断流ファン(22)をファン軸(22a)と、ファン軸(22a)の両側に取り付けたファン側板(22b,22b)と、ファン側板(22b,22b)の外周部に放射体方向に沿うように取り付けた羽根板(22c,…)とで構成し、ファンケース(23)には外気を吸入する吸入口(23a)と防塵ネット(16)の外側面に沿うように除塵風を吹き出す吹き出し間隙(23b)を形成する。
【選択図】図4

Description

この発明は、コンバインに関するものである。
コンバインにおけるラジエータの防塵網除塵装置において、防塵網を通過する吸入風を部分的に遮蔽する吸入風遮蔽板を防塵網の内側面に接近させて設け、吸入風遮蔽板を防塵網の内側面に沿って直線状に往復移動させる駆動装置を設け、防塵網の外側面上の塵埃を吸引する塵埃吸引口を吸入遮蔽板の往復移動経路の端部に設け、塵埃吸引口から冷却ファンに至る副吸引風路を除塵網からラジエータを通過して冷却ファンに至る主吸引路から分離して設けたものは、公知である(特許文献1)。
特開2010−195368号公報
前記特許文献の技術は、ラジエータカバーの網部に沿って遮風プレートを直線状に往復移動させ、網部における冷却ファンの吸引風の影響を弱め、遮風プレートと網面との間に風を送り、網面の外側に付着した藁屑類や塵埃を吹き飛ばすものである。従って、塵埃除去風力が弱く、また、遮風プレートの面積が狭いために、吹き飛ばした塵埃が冷却ファンの吸引風により再び網面に引き付けられて付着することがあり、除塵効果が上がらないためにエンジンのオーバーヒートを効果的に防止できず、コンバインの作業能率が低下する問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決しようとするものである。
この発明は、このような課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。
請求項1記載の発明は、操縦部(4)と、脱穀部(6)と、グレンタンク(5)と、刈取搬送部(8)と、これらを駆動するエンジン(E)とを備えたコンバインにおいて、前記エンジン(E)に冷却風を供給する冷却風路の始端部に防塵ネット(16)を配置し、前記エンジン(E)に対して冷却風路上手側の部位に冷却ファン(12)を配置し、該冷却ファン(12)と防塵ネット(16)との間にラジエータ(13)を配置し、前記防塵ネット(16)の外側面には除塵装置(21)を対向させて設け、該除塵装置(21)を横断流ファン(22)と該横断流ファン(22)を被覆するファンケース(23)とで構成し、該横断流ファン(22)をファン軸(22a)と、該ファン軸(22a)の両側に取り付けたファン側板(22b,22b)と、該ファン側板(22b,22b)の外周部に放射方向に沿うように取り付けた羽根板(22c,…)とで構成し、該ファンケース(23)には外気を吸入する吸入口(23a)と前記防塵ネット(16)の外側面に沿うように除塵風を吹き出す吹き出し間隙(23b)を形成したことを特徴とするコンバインとする。
請求項2記載の発明は、前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を防塵ネット(16)の上下一側端部もしくは左右一側端部のいずれかに配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を吹き出し間隙(23b)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとする。
請求項3記載の発明は、前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を防塵ネット(16)の上下方向中間部に横向き姿勢で、もしくは左右方向中間部に縦向き姿勢で配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を該ファンケース(23)の両側に備えた吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとする。
請求項4記載の発明は、前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を左右方向に傾斜させて配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を該ファンケース(23)の両側に備えた吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとする。
請求項1記載の発明によると、横断流ファン(22)が回転すると、ファンケース(23)の吸入口(23a)から外気が吸入され、横断流ファン(22)で発生した薄い層をなす風がファンケース(23)の吹き出し間隙(23b)から防塵ネット(16)の外側面に沿うように吹出し、防塵ネット(16)の外側面の広範囲に付着している塵埃を吹き飛ばすことができるので、エンジン(E)のオーバーヒートを防止してコンバインの作業能率を高めることができる。
請求項2記載の発明によると、防塵ネット(16)の上下一側端部もしくは左右一側端部のいずれかに沿わせて除塵装置(21)が配置されるので、ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を吹き出し間隙(23b)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出し、防塵ネット(16)の外側面の広範囲に付着している塵埃を吹き飛ばすことができるので、エンジン(E)のオーバーヒートを防止してコンバインの作業能率を高めることができる。
請求項3記載の発明によると、防塵ネット(16)の上下方向中間部に横向き姿勢で、もしくは左右方向中間部に縦向き姿勢で除塵装置(21)を配置しているので、ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて両側に向けて吹き出し、防塵ネット(16)の外側面の広範囲に付着している塵埃を吹き飛ばすことができるので、エンジン(E)のオーバーヒートを防止してコンバインの作業能率を高めることができる。
請求項4記載の発明によると、冷却風の流れ方向から見て防塵ネット(16)の中間部に右上り傾斜状、あるいは、右下がり傾斜状のいずれかに長手構成の除塵装置(21)を配設しているので、ファンケース(23)の吸入口(23a)から流入した空気を除塵風として吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿うように両側に向けて吹き出し、防塵ネット(16)の外側面の広範囲に付着している塵埃を吹き飛ばすことができるので、エンジン(E)のオーバーヒートを防止してコンバインの作業能率を高めることができる。
コンバインの側面図である。 コンバインの平面図である。 エンジン冷却構成の平面図である。 除塵装置の斜視図である。 除塵装置の側面図、平面図である。 除塵装置の斜視図である。 除塵装置の切断平面図である。 除塵装置の斜視図である。 除塵装置の側面図である。 ラジエータ、冷却ファンの斜視図である。
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。まず、図1及び図2に基づき本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。
コンバイン1の走行車体2の下方には、左右一対のクローラ走行装置3,3を配設し、走行車体2の右前側部に操縦部4を、その後方にグレンタンク5を配設し、左側部に脱穀部6を配設し、脱穀部6及びグレンタンク5の後方に排稾処理装置7を配設している。操縦部4及び脱穀部6の前方には、植立穀稈を分草引起しながら刈り取り後方の脱穀部6に向けて搬送する刈取搬送部8を昇降自在に設けている。
次に、図3乃至図5に基づきエンジンE、ラジエータ13の冷却及び除塵構成ついて説明する。
操縦部4の運転席10の下方部にエンジンルーム11を設け、エンジンEを配設している。エンジンEの進行方向右外側に冷却ファン12を軸架し、冷却ファン12の右外側にラジエータ13を配設し、ラジエータ13の上方にオイルクーラ及びインタクーラを配設している。
そして、ラジエータカバー14は、エンジンルーム11の外側枠体に着脱自在に取り付け、その内側部でラジエータ13を覆い、ラジエータカバー14の外側に枠体15を取り付け、枠体15に防塵ネット16を張設している。しかして、冷却ファン12を回転すると、冷却風が防塵ネット16を通過し除塵された後にラジエータ13に流れ、ラジエータ13を冷却する。
枠体15の防塵ネット16には冷却ファン12とは別に除塵装置21を設けている。この除塵装置21は横断流ファン22とファンケース23とで構成している。この横断流ファン22はファン軸22aと、ファン軸22aの両側に取り付けたファン側板22b,22bと、ファン側板22b,22bの外周部に放射方向に沿った羽根板22c,…とで構成している。
このように構成した横断流ファン22を図4及び図5に示すように防塵ネット16の外側面における上下方向中間部に前後方向(図4の左右方向)に沿うように配設し、その外側をファンケース23で被覆している。そして、ファンケース23の上下方向中間部と防塵ネット16との間に吸入口23aをケースの前後方向全幅にわたって構成し、ファンケース23の上側部と防塵ネット16との間に全幅にわたって内側吹き出し間隙23bを構成している。また、ファンケース23の下側部と防塵ネット16との間に全幅にわたって外側吹き出し間隙23cを構成している。
前記構成によると、横断流ファン22が回転すると、ファンケース23の内側の吸入口23aから空気が流入し、横断流ファン22で発生した薄い板状の風がファンケース23の上側の内側吹き出し間隙23bから上側防塵ネット16aの外側面に沿うように吹出し、上側防塵ネット16aの外側面に付着している塵埃を吹き飛ばし除塵する。
また、ファンケース23の下側の外側吹き出し間隙23cから同様に風が下側に向けて吹出し、下側防塵ネット16bの外側面に付着している塵埃を吹き飛ばし、広範囲の除塵を除去することができる。
また、枠体15の防塵ネット16に除塵装置21を対向配置するにあたり、前記のように防塵ネット16の上下方向中央部に前後方向に沿わせて配置したり、また、防塵ネット16の上側端部に前後方向に沿わせて配置してもよい。また、防塵ネット16の前後方向中央部に除塵装置21を上下方向に沿わせて配置してもよく、また、防塵ネット16の前側端部に除塵装置21を上下方向に沿わせて配置してもよい。
また、図4に示すように、ファンケース23を前後方向に沿わせて配置した場合には、その後側端部を閉鎖し、前端部を開口し、ファンケース23の後側部での横断流ファン22の送風力を高め、後側部での除塵効果を高めるようにしている。
また、図5に示すように横断流ファン22の羽根板22c,…が時計方向に回転し羽根板22c,…の後側部が上側に回転している場合には、羽根板22c,…の内側を上側へ回転する部位に内側の吹き出し間隙23bを対向し、内側吹き出し間隙23bを上側防塵ネット16aの外側面下端部に沿わせて対向配置している。また、羽根板22c,…の外側の下方へ回転する部位に外側の吹き出し間隙23cを対向し、下側防塵ネット16bの外側面上端部に沿わせて外側吹き出し間隙23cを対向配置し、上側防塵ネット16aと下側防塵ネット16bとを内外方向に偏位した段違い状に配設している。
また、防塵ネット16の外側面に横断流ファン22及びファンケース23を対向配置するにあたり、図5に示すように、横断流ファン22の羽根板22c,…が反時計方向に回転する場合には、ファンケース23の内側寄りに吸入口23aを設け、ファンケース23の内側寄りの上方に向けて開口している内側の吹き出し間隙23bには羽根板22c,…の内側で上方回転部分が対向し、内側の吹き出し間隙23bの内側寄りに上側防塵ネット16aの外側面が対向し、風が外側面に沿うように上方へ流れるようにしている。
また、ファンケース23の外側寄りの下方に向けて開口している外側の吹き出し間隙23cには羽根板22c,…の外側で下方回転部分が対向し、外側の吹き出し間隙23cの内側寄りに下側防塵ネット16bの外側面が対向し、風が外側面に沿って下方へ流れるようにしている。
前記構成によると、横断流ファン22の除塵風を内側の吹き出し間隙23b、外側の吹き出し間隙23cから上側防塵ネット16a、下側防塵ネット16bの外側面に沿わせて平行状に送ることができ、上側下側の防塵ネット16a,16bの広範囲にわたり除塵し、除塵効果を高めることができる。
また、防塵ネット16に対して除塵装置21を前下がり傾斜に配置したり、また、前上り傾斜状に配置してもよい。
また、枠体15の前側部内側で、且つ、冷却風の流れ方向から見てラジエータ13よりも周辺部位にモータ24を配設し、モータ24から伝動装置25を介してた横断流ファン22に動力を伝達し駆動するようにしている。なお、モータ24及び伝動装置25を枠体15の後側部内側に同様にして配置してもよい。しかして、ラジエータ13における冷却風の通過する部位にモータ24及び伝動装置25がないので、冷却風がラジエータ13に円滑に流れ、冷却効果を高めることができる。
次に、図6及び図7に基づき他の実施例について説明する。
枠体15の上側部前側を前下がり傾斜部15aに構成して低くし、操縦部4へのオペレータの乗降を容易にし、枠体15には防塵ネット16を張設している。枠体15の前側部内側に前記横断流ファン22を上下方向に沿わせて配設し、横断流ファン22の外側を上下方向に長いファンケース23で被覆している。また、枠体15の前側部内側上部(あるいは下部)にモータ24を配設し、モータ24から伝動装置24を経て横断流ファン22に動力を伝達している。
そして、横断流ファン22の外側をファンケース23で被覆し、枠体15の前枠体15bと横断流ファン22の前側部位の間に上下方向全体に沿った吸入口23aをケース全長にわたって設けている。また、ファンケース23の後側部を防塵ネット16の外側面前端部に対向し、防塵ネット16の外側面との間に上下方向全長にわたって後側の吹き出し間隙23dを構成し、防塵ネット16の外側面に沿って前側から後側に除塵風が流れて除塵するようにしている。しかして、防塵ネット16の外側面から吹き飛ばされた塵埃が後方に流れ、防塵ネット16への再度の付着を抑制し除塵効果を高めることができる。
また、図6に示すように、ファンケース23を上下方向に沿わせて配置した場合には、ファンケース23の下側端部を閉鎖し、上側端部を開口し、ファンケース23の下側端部での横断流ファン22の送風力を高め、塵埃の多い防塵ネット16下部の除塵効果を高めるようにしている。
また、冷却ファン12の回転を停止した状態で、横断流ファン22を駆動すると、防塵ネット16の塵埃の吸着力を弱め、横断流ファン22の除塵風を強くし、除塵効果を高めることができる。
なお、枠体15に防塵ネット16を張設するにあたり、図7(A)に示すように、防塵ネット16を前後方向に沿わせて配設し、防塵ネット16の後側端部を枠体15の平面視で内側に屈曲している屈曲部15cに接続してもよい。また、図7(B)に示すように、防塵ネット16の後側部を平面視で後側ほど外側になるように斜設して枠体15の後側枠体15dに接続してもよい。
また、横断流ファン22を駆動するにあたり、内外方向に沿った冷却ファン軸12aの外側端部をラジエータ13の空間部を通して外側まで延出し、横断流ファン22の例えば前後方向に沿っているファン軸22aと冷却ファン軸12aとを直交状に配設し、冷却ファン軸12aからクラッチ付きの伝動装置(図示省略)を介して横断流ファン22を駆動するように構成してもよい。
次に、図8乃至図10に基づき他の実施例について説明する。
冷却ファン12のファン軸12aを図10(A)に示すようにラジエータ13の中央空間部13aから外側に延出し、ファン軸12aの先端に冷却ファン12を着脱自在に取り付け、エンジンEからクラッチを備えた伝動装置により動力を伝達し、冷却ファン12を正転駆動あるいは逆転駆動するように構成している。そして、枠体15に防塵ネット16を張設するにあたり、平面状の上側防塵ネット16aと、平面状の下側防塵ネット16bと、上下方向中間部の冷却ファン12の外側部を被覆する膨出状の中間防塵ネット16dとで構成している。
前記構成によると、冷却ファン12を正回転し、防塵ネット16の外側から内側に除塵した冷却風をラジエータ13に送り、ラジエータ13を冷却することができる。また、冷却ファン12を逆回転すると、防塵ネット16の内側から外側に除塵風を送り、防塵ネット16の外側面に付着している塵埃を取り除くことができる。
また、枠体15から防塵ネット16の内側中央部近傍にブラケット(図示省略)を延出し、ブラケットに冷却ファン12のボス部をベアリングを介して軸支し、冷却ファン12を枠体15側に回転自在に支架する。そして、防塵ネット16の膨出状中間防塵ネット16dを冷却ファン12のボス部周辺に臨ませ固着し、冷却ファン12と膨出状中間防塵ネット16dが一体的に回転するように構成してもよい。このように構成すると、冷却ファン12と膨出状中間防塵ネット16dが共に回転し、膨出状中間防塵ネット16dの周辺部から上側防塵ネット16a及び下側防塵ネット16bに除塵風が流れ、塵埃を除去することができる。
また、冷却ファン12のファン軸12aをラジエータ13から外側に延出するにあたり、図10(B)に示すように、ラジエータ13を左右ラジエータ13bb,13cに分割構成し、中央部に上下方向の開口部を形成し、ファン軸12aを貫通延出するようにしてもよい。また、図10(C)に示すように、ラジエータ13を上下ラジエータ13d,13eに分割し、中央部に前後方向の開口部を形成し、ファン軸12aを貫通延出するようにしてもよい。
また、冷却ファン12のファン軸12aに動力を伝達するにあたり、冷却風の流れ方向から見てラジエータ13の周辺部側方にクラッチ付設の伝動装置を配設し、冷却ファン12に動力を伝達すると、冷却風のラジエータ13への流れを良好にし、冷却効果を高めることができる。
2 走行装置
3 クローラ走行装置
4 操縦部
5 脱穀部6
5 グレンタンク
8 刈取搬送部
12 冷却ファン
12a 冷却ファン軸
13 ラジエータ
16 防塵ネット
21 除塵装置
22 横断流ファン
22a ファン軸
22b ファン側板
22c 羽根板
23 ファンケース
23a 吸入口
23b 吹き出し間隙
23c 吹き出し間隙
E エンジン

Claims (4)

  1. 操縦部(4)と、脱穀部(6)と、グレンタンク(5)と、刈取搬送部(8)と、これらを駆動するエンジン(E)とを備えたコンバインにおいて、前記エンジン(E)に冷却風を供給する冷却風路の始端部に防塵ネット(16)を配置し、前記エンジン(E)に対して冷却風路上手側の部位に冷却ファン(12)を配置し、該冷却ファン(12)と防塵ネット(16)との間にラジエータ(13)を配置し、前記防塵ネット(16)の外側面には除塵装置(21)を対向させて設け、該除塵装置(21)を横断流ファン(22)と該横断流ファン(22)を被覆するファンケース(23)とで構成し、該横断流ファン(22)をファン軸(22a)と、該ファン軸(22a)の両側に取り付けたファン側板(22b,22b)と、該ファン側板(22b,22b)の外周部に放射方向に沿うように取り付けた羽根板(22c,…)とで構成し、該ファンケース(23)には外気を吸入する吸入口(23a)と前記防塵ネット(16)の外側面に沿うように除塵風を吹き出す吹き出し間隙(23b)を形成したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を防塵ネット(16)の上下一側端部もしくは左右一側端部のいずれかに配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を吹き出し間隙(23b)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を防塵ネット(16)の上下方向中間部に横向き姿勢で、もしくは左右方向中間部に縦向き姿勢で配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を該ファンケース(23)の両側に備えた吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  4. 前記ラジエータ(13)及び防塵ネット(16)を冷却風の流れる方向から視て矩形に形成し、前記除塵装置(21)を防塵ネット(16)の外側面に対向させて設けるにあたり、該除塵装置(21)を左右方向に傾斜させて配置し、前記ファンケース(23)の吸入口(23a)から吸入した外気を該ファンケース(23)の両側に備えた吹き出し間隙(23b,23c)から防塵ネット(16)の外側面に沿わせて吹き出す構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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