JPH09107775A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Publication number
JPH09107775A
JPH09107775A JP29903895A JP29903895A JPH09107775A JP H09107775 A JPH09107775 A JP H09107775A JP 29903895 A JP29903895 A JP 29903895A JP 29903895 A JP29903895 A JP 29903895A JP H09107775 A JPH09107775 A JP H09107775A
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JP
Japan
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lever
speed change
neutral
shaft
arm
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Pending
Application number
JP29903895A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Moriyama
浩二 森山
Shoichi Sato
昇一 佐藤
Yukinori Kimura
幸徳 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP29903895A priority Critical patent/JPH09107775A/ja
Publication of JPH09107775A publication Critical patent/JPH09107775A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行変速レバー(24)の中立操作に
よって刈取部(8)を停止させても、刈取部(8)の停
止によって稈こぼれが生じるのを防ぐ。 【解決手段】 刈取部(8)を停止させるクラッチ部
材(115)を設けるコンバインにおいて、走行変速レ
バー(24)の中立操作を検出する走行センサ(10
5)を設け、収穫作業時の走行変速レバー(24)中立
操作により所定時間経過後にクラッチ部材(115)を
自動的に作動させて刈取部(8)を停止させるように構
成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば穀稈を刈取っ
て脱穀する作業を連続的に行うコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、刈取部を停止さ
せるクラッチ部材を設ける技術があるが、圃場枕地で機
体を方向転換させるとき、刈取部を停止させるには、ク
ラッチ部材を操作する必要があると共に、走行変速レバ
ーの中立操作と連動させてクラッチ部材を作動させる
と、クラッチ部材の操作を省けるが、刈刃によって株元
を切断されているが搬送機構に未だ挾持されていない穀
稈が脱落する不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、刈取
部を停止させるクラッチ部材を設けるコンバインにおい
て、走行変速レバーの中立操作を検出する走行センサを
設け、収穫作業時の走行変速レバー中立操作により所定
時間経過後にクラッチ部材を自動的に作動させて刈取部
を停止させるように構成したもので、走行変速レバーの
中立操作を走行センサによって検出したとき、所定時間
経過した後に刈取部を停止させるから、刈刃によって株
元を切断された稈が所定量搬送された状態で刈取部が停
止され、刈取部の停止によって稈こぼれが生じるのを容
易に防止し得、刈取部停止操作の簡略化並びに穀稈搬送
姿勢の乱れ防止などを容易に行い得るものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は刈取制御回路図、図2はコンバ
インの全体左側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)上に架設する
機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱
胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、
(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備
えていて油圧昇降シリンダ(11)により昇降させる刈
取部、(12)は排藁チェン(13)及び排藁タイン
(14)終端を臨ませる排藁カッター、(15)は運転
席(16)及び運転操作部(17)を備える運転台、
(18)は運転台(15)の後側で運転席(16)の下
方に配備するエンジン、(19)は前記脱穀部(4)右
側に配設して脱穀部(4)からの穀粒を溜める穀粒タン
クであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀し、前記タンク
(19)に穀粒を収集させるように構成している。
【0005】さらに、図4に示す如く、前記運転台(1
5)前側に支点軸(20)を介して前後方向に傾倒自在
に操作コラム(21)を設け、アクセルレバー(22)
と、クラッチペダル(23)と、走行変速レバー(2
4)と、刈取部(8)昇降並びに操向用作業レバー(2
5)と、コラム起立用ロックレバー(26)を、前記操
作コラム(21)に取付ける。また、作業者が搭乗する
運転台(15)のステップ(27)上面にステップマッ
ト(28)を張設させ、前記ステップ(27)下側に燃
料タンク(29)を取付けると共に、前記ステップ(2
7)後側に座席台(30)を装設させ、座席台(30)
上面に運転席(16)を取付け、前記座席台(30)内
部にエンジン(18)を配設させるもので、前記ステッ
プ(27)下面側でステップフレーム(31)内部に燃
料タンク(29)を固定させると共に、操作コラム(2
1)右側後方で斜上方に向けて開口させる燃料タンク
(29)の給油口に開閉自在なキャップ(32)を設
け、該キャップ(32)をステップ(27)上面に露出
させている。
【0006】さらに、図5、図6、図7に示す如く、左
右同一形状の鈑金製左右コラムフレーム(33)(3
3)と、合成樹脂製の前カバー(34)及び上カバー
(35)を、操作コラム(21)に備え、逆U字形の固
定ハンドル(36)及びカバーブラケット(37)を左
右コラムフレーム(33)(33)上端間に連結させ、
左右コラムフレーム(33)(33)上端間を一体固定
させると共に、前記ステップフレーム(31)前面に左
右支点ブラケット(38)(38)をボルト止め固定さ
せ、左右支点ブラケット(38)(38)に左右支点軸
(20)(20)を介して左右コラムフレーム(33)
(33)下端を回転自在に連結させ、同一軸芯線上に設
ける左右支点軸(20)(20)を中心に左右コラムフ
レーム(33)(33)を前後方向に回動自在に設けて
いる。
【0007】また、左コラムフレーム(33)左側面に
変速レバー軸(39)を固定させ、所定操作力により回
転自在なブレーキ板(40)を前記レバー軸(39)に
取付け、左右回転軸(41)を介してブレーキ板(4
0)に走行変速レバー(24)基部を連結させ、該レバ
ー(24)を前後方向に揺動させて走行変速操作を行う
と共に、左右コラムフレーム(33)(33)間の上方
側に昇降レバー軸(42)を回転自在に軸支させ、昇降
レバー軸(42)の中間に操向レバー軸(43)を回転
自在に軸支させ、操向レバー軸(43)に作業レバー
(25)基部を一体固定させ、また左右操向アーム(4
4)(44)を操向レバー軸(43)に回転自在に軸支
させる。そして、昇降レバー軸(42)を中心に作業レ
バー(25)及び操向アーム(44)を一体的に前後方
向に揺動させ、刈取部(8)の昇降操作を行う一方、操
向レバー軸(43)を中心に作業レバー(25)を左右
方向に揺動させ、左右操向アーム(44)(44)を択
一的に揺動させ、左右サイドクラッチ(図示省略)の一
方を切動作させ、左右走行クローラ(2)(2)の一方
を停止させ、走行進路の修正並びに枕地での方向転換な
どを行うように構成している。
【0008】また、左右コラムフレーム(33)間の下
方側にペダル軸(45)を回転自在に軸支させ、ペダル
軸(45)左側に前記クラッチペダル(23)基部を一
体固定させ、ペダル(23)足踏み操作によって図示し
ない主クラッチの切動作並びに駐車ブレーキの入動作を
行わせ、エンジン(18)の走行駆動力伝達を中止さ
せ、左右走行クローラ(2)(2)の両方を停止させる
ように構成している。
【0009】また、前記ブレーキ板(40)に連結させ
る変速操作ワイヤ(46)と、前記昇降レバー軸(4
2)の昇降アーム(42a)に連結させる昇降操作ワイ
ヤ(47)と、前記左右操向アーム(44)(44)に
連結させる左右操向ワイヤ(48)(48)と、前記ペ
ダル軸(45)のクラッチアーム(45a)に連結させ
るクラッチ操作ワイヤ(49)を備え、左コラムフレー
ム(33)の左右側面のアウタ受(50)(51)を介
して操作ワイヤ(46)(49)を張設させると共に、
左右コラムフレーム(33)(33)間に一体固定させ
るパイプフレーム(52)のアウタ受(53)(54)
(54)を介して各ワイヤ(47)(48)(48)を
張設させる。また、前記ステップフレーム(31)の前
面下縁に略平行にガードフレーム(55)を固定させ、
ステップフレーム(31)とガードフレーム(55)の
間に挿通させる前記各ワイヤ(47)(48)(48)
(49)を後方の機体各部に連結させている。また、前
記操作コラム(21)の左右両側下部を運転台(15)
のステップフレーム(31)に連結させる複数の支点軸
(20)(20)を設け、前記各ワイヤ(47)(4
8)(49)の延設空間(56)を前記各支点軸(2
0)(20)の間に形成している。
【0010】また、前記昇降レバー軸(42)に基部を
固定させる昇降レバー(58)の操作部を操作コラム
(21)後面に突出させ、フックレバー(59)を昇降
レバー(58)に係脱自在に係止させ、フックレバー
(59)によって昇降レバー(58)を固定させること
により、作業レバー(25)による刈取部(8)の昇降
操作を禁止し、路上走行など刈取作業を行わない走行移
動時、作業レバー(25)によって操向操作だけを行う
ように構成している。一方、前後方向回動自在な前記操
作コラム(21)を所定姿勢に保つ丸棒型の支持フレー
ム(60)を設け、該フレーム(60)下端に基板(6
1)を一体固定させ、前記運転台(15)のステップフ
レーム(31)左側面にボルト形支軸(62)を介して
基板(61)を回転自在に軸支させ、ステップフレーム
(31)の支軸(62)に支持フレーム(60)下端側
を前後方向に回転自在に後連結させると共に、円筒形の
ガイド体(63)を左コラムフレーム(33)右側面の
固定軸(65)に回転自在に取付け、前記ロックレバー
(26)を前記ガイド体(63)に取付け、前記ロック
レバー(26)を介して支持フレーム(60)の上端側
を操作コラム(21)に係脱自在に係止させ、操作コラ
ム(21)と支持フレーム(60)の係合によって操作
コラム(21)の前後回動を規制し、操作コラム(2
1)を略一定姿勢に保つように構成している。
【0011】さらに、図7、図8、図9に示す如く、前
記変速レバー軸(39)上にブレーキシュー(66)及
び皿バネ(67)を設け、バネ力調節自在な皿バネ(6
7)によってブレーキシュー(66)を前記ブレーキ板
(40)に圧接させ、前記走行変速レバー(24)を所
定力以上で前後に揺動させ、前進または後進操作用の変
速操作ワイヤ(46)(46)の一方を引張ると共に、
ボルト型ストッパ(68)とバネ(69)によって走行
変速レバー(24)を左右回転軸(41)上に起立支持
させ、バネ(69)に抗して左側にレバー(24)を傾
けて後方に揺動させる後進操作を行うもので、前記ブレ
ーキ板(40)に支点板(70)を一体固定させて回転
軸(41)を取付ける。また、左コラムフレーム(3
3)左側面にホルダ(71)を固定させ、バネ(72)
によって突出させるスライド軸(73)をホルダ(7
1)に摺動自在に取付け、かつスライド軸(73)先端
にベアリングローラ(74)を回転自在に設けると共
に、ベアリングローラ(74)に当接させるピン(7
5)を前記支点板(70)に固定させ、図9のように、
走行変速レバー(24)が中立位置乃至前進低速位置の
間の微速出力域にあるときに、ベアリングローラ(7
4)にピン(75)を当接させ、バネ(72)によるベ
アリングローラ(74)の当接によってピン(75)を
前進側または中立側に移動させ、微速出力域での走行変
速レバー(24)の停止を自動的に防ぎ、前記レバー
(24)のワイヤ(46)操作による微速出力を阻止す
る。
【0012】また、前記ペダル軸(45)に軸体(7
6)を固定させ、中立戻リンク(77)(78)の一端
側を軸体(76)に連結させると共に、変速レバー軸
(39)を挾むブレーキ板(40)の略対称位置にピン
(79)(80)を介して各リンク(77)(78)を
連結させ、前記クラッチペダル(23)を踏んでエンジ
ン(18)出力を切断したとき、リンク(77)(7
8)を引張ってブレーキ板(40)を中立位置に回転さ
せ、走行変速レバー(24)を中立に戻すように構成し
ている。
【0013】さらに、図10、図11に示す如く、前記
走行クローラ(2)を駆動するギヤミッションケース
(81)を備えると共に、ギヤミッションケース(8
1)の上部に油圧無段変速ケース(82)を設け、該変
速ケース(82)に油圧ギヤポンプ(83)を取付けて
いる。また、図示しない油圧ポンプ及び油圧モータを前
記変速ケース(82)に内蔵させ、エンジン(18)に
Vベルト伝動させる入力プーリ(84)によって油圧ポ
ンプを駆動し、油圧ポンプによって油圧モータを駆動
し、油圧モータによって出力軸(85)を駆動し、プー
リ(84)からのエンジン(18)入力を出力軸(8
5)からギヤミッションケース(81)に出力させて走
行クローラ(2)を正逆転駆動せると共に、入力プーリ
(84)の駆動力によってギヤポンプ(83)を駆動
し、ギヤポンプ(83)によって昇降シリンダ(11)
を上昇駆動し、刈取部(8)を上昇させるように構成し
ている。
【0014】また、前記変速ケース(82)の油圧ポン
プの吐出量を制御する変速軸(86)に変速アーム(8
7)を固定させ、前後進変速操作ワイヤ(46)(4
6)を変速アーム(87)に連結させ、走行変速レバー
(24)の前後方向揺動によって各ワイヤ(46)(4
6)を介して変速アーム(87)を正逆転させて無段変
速制御を行うと共に、前記入力プーリ(84)に冷却風
ファン(88)を固定させ、該ファン(88)外側をフ
ァンカバー(89)で覆い、ファンカバー(89)をブ
ラケット(90)によって変速ケース(82)に固定さ
せている。
【0015】また、エンジン(18)出力を変速する油
圧無段変速ケース(82)を設けると共に、無段変速操
作を行う変速アーム(87)を前記変速ケース(82)
に取付け、油圧無段変速ケース(82)と変速アーム
(87)の相対位置を一時的に特定する固定手段である
中立設定ボルト(91)と中立バネ(92)を設ける。
前記ボルト(91)によって変速アーム(87)をブラ
ケット(90)に固定させるもので、変速ケース(8
2)を組立てたときに作動試験を行うと共に、ボルト
(91)の締結によって変速アーム(87)を中立位置
に固定させる一方、板バネ製の前記中立バネ(92)の
一端側を長孔により取付け位置調節自在にブラケット
(90)にボルト(93)(93)止め固定させ、中立
バネ(92)他端側の円錐形突起(94)を変速アーム
(87)の円孔形ノッチ(95)に係脱自在に弾圧係入
させ、中立バネ(92)の突起(94)係合によって変
速アーム(87)を中立位置に支持させる。そして、前
記変速ケース(82)をギヤミッションケース(81)
に固定させてコンバイン機体に取付けると共に、変速レ
バー(24)を取付け、変速操作ワイヤ(46)(4
6)を張設させ、変速レバー(24)と変速アーム(8
7)を連結させ、組立作業が終了したときに前記ボルト
(91)を取外し、変速レバー(24)と連動して変速
アーム(87)を作動させるもので、前記変速ケース
(82)及び変速アーム(87)を組立てたときに前記
固定手段ボルト(91)及びバネ(92)によって変速
アーム(87)を中立位置に支持させる調節を行うだけ
で、変速レバー(24)組立時に変速レバー(24)と
変速アーム(87)を適正関係に簡単な変速操作ワイヤ
(46)張設操作で連結できる。なお、前記ボルト(9
1)または中立バネ(92)のいずれか一方を省いても
よいと共に、操作ワイヤ(46)を張設した後でボルト
(91)を取外すときに中立バネ(92)も取外しても
よい。
【0016】さらに、図12に示す如く、前記脱穀部
(4)前方の機台(3)前部上面に支点台(96)を立
設固定させ、右端に刈取入力プーリ(98)を軸支させ
る回動支点軸(99)を支点台(96)に回動自在に取
付け、支点軸(99)に刈取フレーム(100)基部を
固定させ、刈取フレーム(100)に刈取部(8)を装
設させ、かつ刈取フレーム(100)に昇降シリンダ
(11)を連結させ、支点軸(99)を中心に刈取部
(8)を昇降させると共に、脱穀部(4)駆動力を分岐
して伝えるカウンタプーリ(101)を設け、刈取クラ
ッチであるテンションローラ(102)を介して前記刈
取入力プーリ(98)とカウンタプーリ(101)間に
刈取入力ベルト(103)を張設させ、該ベルト(10
3)を介して刈取部(8)各部に駆動力を伝えるように
構成している。
【0017】さらに、図13、図14に示す如く、前記
の左コラムフレーム(33)にブラケット(104)を
介してマイクロスイッチ型変速中立スイッチ(105)
を固定させると共に、前記ブレーキ板(40)にスイッ
チアーム(106)を一体固定させ、前記走行変速レバ
ー(24)を機体後方に傾倒させて中立操作または後進
操作したとき、ブレーキ板(40)と一体的にスイッチ
アーム(106)を前方に回動させ、スイッチアーム
(106)によって変速中立スイッチ(105)をオン
作動させるように構成している。
【0018】さらに、図3、図15、図16に示す如
く、運転席(16)左側のサイドコラム(107)上面
に脱穀クラッチレバー(108)及び刈取クラッチレバ
ー(109)を取付けるもので、サイドコラム(10
7)を構成するパイプフレーム(110)にレバー支点
台(111)を固定させ、レバー支点台(111)にレ
バー支点軸(112)を介して前記各レバー(108)
(109)を前後方向に揺動自在に軸支させると共に、
前記レバー支点軸(112)及びピン(113)を介し
てモータ取付板(114)をレバー支点台(111)一
側に着脱自在に固定させる。そして、前記ピン(11
3)を取外し、レバー支点軸(112)からモータ取付
板(114)を抜取り、モータ取付板(114)をレバ
ー支点台(111)から取外すと共に、前記レバー支点
軸(112)にモータ取付板(114)を嵌着軸支させ
ているとき、支点軸(112)回りの取付板(114)
の回転をピン(113)によって阻止し、また支点軸
(112)から取付板(114)が抜け出て脱落するの
をピン(113)によって阻止している。
【0019】また、前記モータ取付板(114)に電動
刈取モータ(115)をボルト(116)…止め固定さ
せ、前記モータ(115)の出力軸(117)に回転ア
ーム(118)の一端側を固定させ、該アーム(11
8)の他端側に軸(119)を介して揺動アーム(12
0)を回転自在に連結させると共に、前記テンションロ
ーラ(102)をテンションアーム(121)に回転自
在に軸支させ、テンションアーム(121)にテンショ
ンバネ(122)の一端側を連結させ、テンションバネ
(122)の他端側にテンション調節ボルト(123)
を介して前記揺動アーム(120)を連結させ、前記回
転アーム(118)の180度回転によってテンション
バネ(122)を伸張させ、刈取クラッチであるテンシ
ョンローラ(102)をクラッチ入位置(図15の位
置)に支持して刈取部(8)に駆動力を伝える一方、テ
ンションバネ(122)縮少動作によってテンションロ
ーラ(102)をクラッチ切位置に移動させて刈取部
(8)を停止させるように構成している。
【0020】また、前記刈取クラッチレバー(109)
のピン(124)とモータ取付板(114)のピン(1
25)間に支点越えバネ(126)を連結させ、前記レ
バー(109)をバネ(126)によってクラッチ入位
置または切位置に択一支持させると共に、前記レバー支
点台(111)にマイクロスイッチ型刈取スイッチ(1
27)を固定させ、前記レバー(109)のクラッチ入
位置操作によりレバー(109)の操作片(128)を
刈取スイッチ(127)に当接させ、前記レバー(10
9)のスイッチ(127)オン操作またはオフ操作によ
り刈取モータ(115)を作動させて回転アーム(11
8)を略180度回転させ、前記した回転アーム(11
8)によるテンションローラ(102)入切動作を行わ
せるように構成している。
【0021】さらに、図15及び図16の状態下で、前
記支点越えバネ(126)を取外し、前記ピン(11
3)を抜取り、レバー支点軸(112)からモータ取付
板(114)を抜出すと共に、揺動アーム(120)か
らテンション調節ボルト(123)を分離させ、モータ
取付板(114)を分解する。そして、図17に示す如
く、モータ取付板(114)の開孔(129)に刈取ク
ラッチレバー(109)のピン(124)を係入させ、
前記レバー(109)にピン(124)を介して取付板
(114)を連結させると共に、モータ取付板(11
4)の係止片(130)に前記テンション調節ボルト
(123)を連結させ、刈取クラッチレバー(109)
の支点越えリンクとしてモータ取付板(114)を使用
し、モータ取付板(114)を介して刈取クラッチレバ
ー(109)にテンションバネ(122)を連結させ、
前記レバー(109)のクラッチ入切操作により、モー
タ取付板(114)に連結させたテンションバネ(12
2)を伸縮させ、テンションローラ(102)をクラッ
チ入または切位置に支持させるもので、刈取モータ(1
15)を取外した手動操作により刈取部(8)の駆動ま
たは停止を行えるように構成している。
【0022】さらに、図1に示す如く、前記脱穀クラッ
チレバー(108)の脱穀部(4)駆動操作を検出する
脱穀スイッチ(131)と、前記刈取クラッチレバー
(109)の刈取部(8)駆動操作を検出する前記刈取
スイッチ(127)と、前記走行変速レバー(24)の
中立乃至後進操作を検出する前記変速中立スイッチ(1
05)と、前記各スイッチ(131)(127)(10
5)出力に基づく刈取部(8)停止出力を遅らせる遅延
時間を設定するタイマ設定器(132)と、刈取部
(8)を駆動または停止させる前記刈取モータ(11
5)を、マイクロコンピュータで形成するコントローラ
(133)に接続させるもので、刈取部(8)を停止さ
せるクラッチ部材である刈取モータ(115)を設ける
コンバインにおいて、走行変速レバー(24)の中立操
作を検出する走行センサである変速中立スイッチ(10
5)を設け、収穫作業時の走行変速レバー(24)中立
操作により所定時間経過後に刈取モータ(115)を自
動的に作動させて刈取部(8)を停止させるように構成
している。
【0023】本実施例は上記の如く構成するもので、図
18のフローチャートに示す如く、脱穀スイッチ(13
1)及び刈取スイッチ(127)がオンで脱穀部(4)
及び刈取部(8)が駆動され、収穫作業が行われている
とき、圃場枕地の方向転換場所に到達して走行変速レバ
ー(24)の中立乃至後進操作が行われ、前記レバー
(24)の主変速中立が変速中立スイッチ(105)の
オンによって検出されると、設定器(132)によって
初期設定された所定時間が経過した後、刈取モータ(1
15)を自動的に作動させて刈取クラッチ切動作を行わ
せ、刈取部(8)を停止させる。また、前記各スイッチ
(131)(127)(105)のオンによって遅延さ
せて刈取モータ(115)を自動制御し、刈取部(8)
を停止させた後、走行変速レバー(24)を前進走行位
置に再び操作したとき、該レバー(24)前進操作によ
りオフになる変速中立スイッチ(105)動作と連動し
て刈取モータ(115)を自動的に作動させ、刈取モー
タ(115)の刈取クラッチ入動作を行わせて収穫作業
を自動的に再開させることも行える。
【0024】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、刈取部(8)を停止させるクラッチ部材(115)
を設けるコンバインにおいて、走行変速レバー(24)
の中立操作を検出する走行センサ(105)を設け、収
穫作業時の走行変速レバー(24)中立操作により所定
時間経過後にクラッチ部材(115)を自動的に作動さ
せて刈取部(8)を停止させるように構成したもので、
走行変速レバー(24)の中立操作を走行センサ(10
5)によって検出したとき、所定時間経過した後に刈取
部(8)を停止させるから、刈刃(9)によって株元を
切断された稈が所定量搬送された状態で刈取部(8)が
停止され、刈取部(8)の停止によって稈こぼれが生じ
るのを容易に防止でき、刈取部(8)停止操作の簡略化
並びに穀稈搬送姿勢の乱れ防止などを容易に行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取制御回路図。
【図2】コンバインの全体左側面図。
【図3】同平面図。
【図4】運転台の右側面図。
【図5】左コラムフレーム部の左側面図。
【図6】操作コラム部の正面図。
【図7】走行変速レバー部の左側面図。
【図8】同正面図。
【図9】同部分左側面図。
【図10】ギヤミッションケース部の正面図。
【図11】変速アーム部の拡大左側面図。
【図12】機台の左側面図。
【図13】変速中立スイッチ部の左側図。
【図14】同正面図。
【図15】刈取モータ取付部の左側図。
【図16】同背面図。
【図17】図15の変形例を示す説明図。
【図18】図1のフローチャート。
【符号の説明】
(8) 刈取部 (24) 走行変速レバー (105)変速中立スイッチ(走行センサ) (115)刈取モータ(クラッチ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 幸徳 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部を停止させるクラッチ部材を設け
    るコンバインにおいて、走行変速レバーの中立操作を検
    出する走行センサを設け、収穫作業時の走行変速レバー
    中立操作により所定時間経過後にクラッチ部材を自動的
    に作動させて刈取部を停止させるように構成したことを
    特徴とするコンバイン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007117041A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2018137997A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 井関農機株式会社 コンバインの作業クラッチ切替装置
JP2018166475A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 井関農機株式会社 クラッチ操作装置
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