JP3862195B2 - 普通形コンバイン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
刈取部で刈取った稲、麦、豆類など穀物をフィーダハウスを介し脱穀部に全量投入して脱穀処理する普通形コンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来の普通形コンバインにあっては、運転席とフィーダハウスは左右に並設した構造となっているため、運転席に対する乗降もフィーダハウスとは反対側の機体左右一側に限られ、また運転席からの前方及び側方視界や左右バックミラーを通しての後方視界もフィーダハウス側は良好なものでなかった。
【0003】
また、作業状況を確認するモニタを運転席前方の運転操作部に設置する場合、操作部のスペースがその分狭くなったり、モニタによって操作が行い難くなるなどの不都合があった。
【0004】
さらに、機体の後部にエンジンを、前部に走行用ミッションケースをそれぞれ配設して、ドライブシャフトを介してエンジン出力をミッションケースに伝達する伝動構造の場合、騒音が発生する不都合や、ドライブシャフトの設置スペースの確保によって機体巾が広くなるどの不都合があった。
【0005】
またさらに、走行用と旋回用の2つの油圧式無段変速機構を備えた構造のものにあって、エンジン負荷が一定以上となるときには、その都度主変速レバーを減速側に操作するなどして走行速度を減速させてエンジン回転数を一定維持させていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、本機前方にフィーダハウスを介し刈取部を昇降自在に装備する普通形コンバインにおいて、フィーダハウス上方の本機左右略中央に運転台を配設すると共に、運転台の略中央に運転席を配設して、本機構成を簡素化させ、運転席に対する本機左右両側よりの容易な乗降と、運転台上での障害のない自由な操作及び作業を可能とさせると共に、運転席位置からの前方及び側方視界や、左右バックミラーを通しての後方視界を良好とさせて、作業性を向上させるものである。
【0007】
また、運転台に立設させる縦フレームに、モニタを位置調節自在に支持させて、運転席前方の運転操作部より上方の余剰空間部に作業者の視線高さでモニタを設置して、モニタで作業を常に確認しながらの正確な作業を行うと共に、運転操作部の簡素化を図って操作性を向上させ、またサンバイザなどを支える縦フレームを有効に利用してモニタを簡単且つ強固に取付可能とさせるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)をトラックフレーム(3)に装備する機台、(4)は機体の進行方向に対し軸芯を直交させる大径及び小径2つのスクリュ形第1及び第2扱胴(5)(6)や選別部である揺動選別盤(7)などを備える脱穀部、(8)は脱穀部(4)の後部上方に配備して揚穀筒(9)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を貯留する穀物タンク、(10)は穀物タンク(8)内の穀粒を取出す上部搬出オーガ、(11)は穀物タンク(8)の後方に配備してエンジン(12)を内設するエンジンルーム、(13)は運転席(14)及び旋回操作部材である操向ハンドル(15)などを運転台(16)に備えて脱穀部(4)の前部上方に配設する運転部、(17)は運転台(16)の左右両側に配備する左右の作業者乗降用ステップ、(18)は脱穀部(4)の下部前方に油圧昇降シリンダ(19)を介し昇降可能に装備する刈取部である。
【0012】
そして、前記刈取部(18)は、未刈り穀稈を取入れる穀物刈取ヘッダー(20)と、該ヘッダー(20)の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部(4)に送給するフィーダハウス(21)によって構成すると共に、未刈り穀稈掻込み用リール(22)と、往復駆動型刈刃(23)と、穀稈掻込オーが(24)とを前記穀物ヘッダー(20)に備え、前記フィーダハウス(21)を運転台(16)の下方で運転台(16)中央の運転席(14)より左側に偏位して配設させ、前記ヘッダー(20)に取込まれる刈取穀稈をフィーダハウス(21)に内設する供給チェンコンベア(25)を介し脱穀部(4)の左側に送り込んで脱穀処理するように構成している。
【0013】
また、図4に示す如く、前記走行クローラ(2)を駆動するミッションケース(26)は、1対の油圧変速ポンプ(27)及び油圧変速モータ(28)からなる走行用の油圧式無段変速機構(29)と、1対の油圧操向ポンプ(30)及び油圧操向モータ(31)からなる旋回用の油圧式無段変速機構(32)とを備え、前記エンジン(12)の出力軸(12a)の駆動力を変速及び操向ポンプ(27)(30)の入力軸(33)に伝達ベルト(34a)(34b)を介して連動連結させて、各ポンプ(27)(30)を駆動するように構成している。
【0014】
そして、前記変速モータ(28)の出力軸(35)に、副変速機構(36)及び強制差動機構(37)を介し、左右走行クローラ(2)(2)の駆動輪(38)(38)を連動連結させるもので、前記差動機構(37)は左右対称の1対の遊星ギヤ機構(39)(39)を有し、該遊星ギヤ機構(39)は1つのサンギヤ(40)と、該サンギヤ(40)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(41)…と、各プラネタリギヤ(41)…に噛合うリングギヤ(42)などで形成している。
【0015】
さらに、前記各プラネタリギヤ(41)…は、サンギヤ軸(43)と同軸線上とのキャリヤ軸(44)のキャリヤ(45)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ(40)(40)を挾んで左右のキャリヤ(45)を対向配置させると共に、前記リングギヤ(42)は、各プラネタリギヤ(41)に噛み合う内歯(42a)を有し、サンギヤ軸(43)と同一軸芯上のキャリヤ軸(44)に回転自在に支持させている。
【0016】
またさらに、走行用の油圧式無段変速機構(29)は、変速ポンプ(27)の回転斜板の角度変更調節により変速モータ(28)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、変速モータ(28)の回転出力を出力軸(35)の伝達ギヤ(46)から、各ギヤ(47)(48)(49)及び副変速機構(36)を介し、サンギヤ軸(43)に固定したセンタギヤ(50)に伝達してサンギヤ(40)を回転するように構成している。前記副変速機構(36)は、前記ギヤ(49)を有する副変速軸(51)と、前記センタギヤ(50)に噛合うギヤ(52)を有する駐車ブレーキ軸(53)とを備え、副変速軸(51)とブレーキ軸(53)間に、低速用ギヤ(54)(52)及び中速用ギヤ(55)(56)及び高速用ギヤ(57)(58)を設け、中央位置の副変速切換用ギヤ(55)のスライダ(55a)の摺動操作によって副変速の低速と中速と高速の切換を行うように構成している。なお、低速と中速の間及び中速と高速の間には中立ゾーンを有する。また前記駐車ブレーキ軸(53)に車速検出ギヤ(59)と、該ギヤ(59)の回転数によって車速を検出する車速センサ(60)を設けると共に、刈取部(18)に回転力を伝達する刈取PTO軸(61)のPTO入力ギヤ(62)に、前記出力軸(35)の伝達ギヤ(46)を噛合連結させている。
【0017】
そして、前記センタギヤ(50)を介しサンギヤ軸(43)に伝達された変速モータ(28)からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(39)(39)を介して左右キャリヤ軸(44)(44)に伝達させると共に、各キャリヤ軸(44)(44)に伝達された回転出力を左右1対2組の減速ギヤ(63)(64)・(63)(64)を介して左右の駆動輪(38)(38)の車軸(38a)(38a)にそれぞれ伝えるように構成している。
【0018】
また、旋回用の油圧式無段変速機構(32)は、操向ポンプ(30)の回転斜板の角度変更調節により操向モータ(31)の正逆回転切換と回転数の制御を行うもので、操向モータ(31)の出力軸(65)の出力ギヤ(66)からギヤ伝達機構(67)を介し最終出力軸である旋回軸(68)の旋回ギヤ(69a)(69b)に回転出力を伝達し、右側のリングギヤ(42)の外歯(42b)に対して右旋回ギヤ(69a)を噛合させ、また左側のリングギヤ(42)の外歯(42b)に逆転軸(70)の逆転ギヤ(71)を介して左旋回ギヤ(69b)を連結させ、操向モータ(31)の正転時に左右のリングギヤ(42)(42)を左右同一回転数で回転させ、かつ左リングギヤ(42)を正転させ、右リングギヤ(42)を逆転させるように構成している。
【0019】
而して、旋回用の操向モータ(31)の駆動を停止させ、かつ左右リングギヤ(42)を静止固定させた状態で、走行用の変速モータ(28)を駆動させると、変速モータ(28)からの回転出力はセンタギヤ(50)から左右のサンギヤ(40)に同一回転数で伝達され、左右遊星ギヤ機構(39)のプラネタリギヤ(41)及びキャリヤ(45)及び減速ギヤ(63)(64)を介して左右の車軸(38a)(38a)に左右同一回転方向でかつ同一回転数で伝達され、機体の前後直進走行が行われる。一方、走行用の変速モータ(28)を停止させ、かつ左右のサンギヤ(40)(40)を静止固定させた状態で、旋回用の操向モータ(31)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構(39)が正或いは逆回転し、また右側の遊星ギヤ機構(39)が逆或いは正回転し、左右走行クローラ(2)(2)の一方を前進回転させかつもう一方を後進回転させ、機体を左或いは右にその場でスピンターン(心地旋回)させ、圃場枕地での方向転換などを行うように構成している。
【0020】
また、走行用の変速モータ(28)を駆動させながら、旋回用の操向モータ(31)を駆動すると、左右走行クローラ(2)(2)の駆動速度に差が生じて大きな旋回半径の旋回によって走行方向が修正され、また前記旋回半径は左右走行クローラ(2)(2)の速度差に応じて決定されるように構成している。
【0021】
図5乃至図13に示す如く、前記走行用の油圧式無段変速機構(29)に連結する走行変速操作部材である主変速レバー(72)と、旋回用の油圧式無段変速機構(32)に連結する操向ハンドル(15)とを、走行及び旋回操作連動機構(73)に連動連結させると共に、該連動機構(73)をプッシュプル形走行変速及び旋回ワイヤ(74)(75)介し走行及び旋回用の無段変速機構(29)(32)のコントロールレバー(76)(77)に連動連結させている。
【0022】
前記操作連動機構(73)は操向ハンドル(15)の旋回操作系(73a)と、主変速レバー(72)の走行操作系(73b)と、これら操作系(73a)(73b)を連結させる連動操作系(73c)とを備え、前記運転台(16)の下側に下面(16a)に沿って平面状に操作連動機構(73)を配設するもので、運転台(16)の下面(16a)略中央に旋回操作系(73a)を、また下面(16a)の左側に走行操作系(73b)を、さらに下面(16a)の右側に連動操作系(73c)をそれぞれ配設して、連動操作系(73c)からの走行及び操向変速操作出力をワイヤ(74)(75)を介し走行及び旋回用無段変速機構(29)(32)に伝達するように構成している。
【0023】
前記連動操作系(73c)は、運転台(16)下面(16a)の固定板(77)に固設するリンク取付体(78)と、該取付体(78)の前端に支持する上下方向の第1枢軸(79)に基端筒軸(80)を回動自在に取付けて第1枢軸(79)とは直交させる前後方向の第2枢軸(81)と、前記第2枢軸(81)の軸回りにそれぞれ回動自在に基端を連結する旋回及び変速揺動リンク(82)(83)と、前記取付体(78)の後端に支持する上下方向の第3枢軸(84)に基端を固設する変速アーム(85)と、第3枢軸(84)外側の回動筒軸(86)に基端を固設する旋回アーム(87)と、前記揺動リンク(82)(83)の第2枢軸(81)とは偏心位置の操作出力部(82a)(83a)の出力軸(88)(89)と各アーム(87)(85)間を連結する旋回及び変速自在継手軸(90)(91)と、前記第3枢軸(84)の右端に固設する変速出力アーム(92)と、前記第2枢軸(81)に固設する略L形のロッド取付金具(93)などを備え、前記旋回及び走行操作系(73a)(73b)からの旋回及び変速ロッド(94)(95)を旋回自在継手軸(90)前端及び取付金具(93)に連動連結させると共に、前記旋回及び変速出力アーム(87)(92)にワイヤ(75)(74)を連結させて、前記第1枢軸(79)を中心とした変速揺動リンク(83)の前後方向の回動(α1)(α2)によって走行用のコントロールレバー(76)を、また走行中の第2枢軸(81)を中心とした旋回揺動リンク(82)の左右方向の回動(β1)(β2)によって操向用のコントロールレバー(77)を操作して走行変速及び操向制御を行うように構成している。
【0024】
前記主変速レバー(72)は運転席(14)左前方で運転台(16)より立設する操作コラム(96)に設けて該レバー(72)の上端部を運転席(14)側に屈曲させて近接させたもので、上端の握り部(72a)に刈取昇降スイッチ(97)などを有し、操作コラム(96)の上部内側に枢軸(98)及びレバー板(99)及び筒軸(100)を介し前記レバー(72)の基端を前後及び左右方向に回動自在に取り付けけると共に、前記コラム(96)下部の中間軸(101)に支持する筒軸(102)の第1揺動アーム(103)に、上下方向のロッド(104)を介しレバー板(99)を連結させると共に、筒軸(102)の第2揺動アーム(105)に前記ロッド(95)を介し取付金具(93)を連動連結して、運転台(16)左側位置で操作される主変速レバー(72)の枢軸(98)を中心とした前後方向の回動操作出力を変速出力として運転台(16)左側位置の連動操作系(73c)に伝達するように構成している。なお(106)は前記レバー(72)を右方向に付勢する板バネ、(107)は前記レバー(72)の右移動位置を規制するストッパボルトである。
【0025】
一方、前記旋回操作系(73a)は、操向ハンドル(15)下端の旋回操作軸(108)にギヤ(109)を設け、この後方の回転軸(110)に取付けるセクタギヤ(111)に前記ギヤ(109)を噛合せると共に、前記セクタギヤ(111)に一体連結する出力アーム(112)を旋回ロッド(94)を介し旋回自在継手軸(90)前端に連結させて、操向ハンドル(15)の回動操作出力を旋回出力として連動操作系(73c)に伝達して、前記第2枢軸(81)を中心として旋回揺動リンク(82)を回動するように構成している。
【0026】
また、前記旋回操作軸(108)のギヤ(109)下方に中立位置決め板(113)を設け、該位置決め板(113)下面の突出軸(114)に操向検出リンク(115)の一端を連結させ、旋回及び連動操作系(73a)(73c)間に配設する減速操作系(73d)の減速アーム軸(116)の第1減速アーム(117)と前記検出リンク(115)他端とを軸(118)を介し連結させると共に、減速アーム軸(116)の第2減速アーム(119)と前記変速揺動リンク(83)とを自在継手形第1減速ロッド(120)を介し連結させて、走行状態で前記ハンドル(15)の操向操作量を大きくする程減速ロッド(120)を左方向に引張り、操向操作量に比例させて走行速度を減速させるように構成している。
【0027】
なお、(121)は中立検出リンク(122)などを介し前記位置決め板(113)の中立位置を検出する旋回中立センサである。
【0028】
而して図14に示す如く、前記自在継手軸(90)(91)の旋回及び変速アーム(87)(85)との継手部(90a)(91a)を、前記第2枢軸(81)の前後延長水平ライン(L1)上に略一致させる状態に配置させ、前記自在継手軸(90)(91)の出力軸(88)(89)との継手部(90b)(91b)及び減速ロッド(120)の揺動リンク(83)との継手部(120a)を、前記水平ライン(L1)に直交させる第1枢軸(79)の上下垂直延長ライン(L2)上に位置させ、操向ハンドル(15)及び主変速レバー(72)を中立位置に保持しているとき、前記ハンドル(15)或いはレバー(72)の何れか一方の操作で揺動リンク(82)(83)が揺動されても、該リンク(82)(83)を第2及び第1枢軸(81)(79)回りに回動させるだけで、継手軸(90)(91)には旋回及び変速操作出力が伝わらないように構成している。
【0029】
図12に示す如く、前記変速及び旋回ワイヤ(74)(75)は、脱穀部(4)前側のミッションケース(26)左位置の脱穀左側板(4a)外側などに固設するワイヤ受け(123)に他端側を臨ませ、ミッションケース(26)上方で左右方向に横架する二重軸構造の外軸(124)及び内軸(125)の左端に揺動アーム(126)(127)を介して各ワイヤ(74)(75)の他端を連結すると共に、外軸(124)及び内軸(125)の右端側の固定アーム(128)(129)をロッド(130)(131)を介して走行及び旋回用の無段変速機構(29)(32)のコントロールレバー(76)(77)に連動連結させて、主変速レバー(72)及び操向ハンドル(15)による走行速度の変速や機体の旋回を行うように構成している。
【0030】
そして、図11、図13に示す如く、主変速レバー(72)を前後進操作し、第1枢軸(79)を中心として揺動リンク(83)を前後に角度(α1)(α2)傾けるとき、前記継手軸(91)を引張り或いは押して変速アーム(85)を軸(84)中心として回動させ、走行速度の変速や前後進切換を行うと共に、図9に示す如く主変速レバー(72)が中立以外の位置に操作されている状態で、操向ハンドル(15)を回動操作し、第2枢軸(81)を中心として揺動リンク(82)を左右に角度(β1)(β2)傾けるとき、継手軸(90)を引張り或いは押して旋回アーム(87)を軸(84)を中心として回動させ、機体を左及び右旋回させる操向動作を行わせるもので、主変速レバー(72)の中立時に旋回操作を行っても、継手部(90a)を支点として継手軸(90)はライン(L1)を中心とした円錐面上で回転移動し、ライン(L1)(L2)の交点を中心とする同一円周上を継手部(90b)が移動し、旋回出力軸(88)と旋回アーム(87)間の距離が略一定に保たれ、したがって旋回アーム(87)は動作しない。そして主変速レバー(72)が中立位置以外のときにハンドル(19)の旋回操作が行われると、旋回アーム(87)は動作するもので、前後進に切換わるとき旋回アーム(87)は前後逆方向に動作し、操向モータ(31)を前進時と後進時では逆方向に回転させるように構成したものである。
【0031】
例えば、走行用の変速モータ(28)の正回転時を前進時とすると、逆回転時の後進時には旋回用の操向モータ(31)による遊星ギヤ機構(39)の作用は前進時と後進時では逆となるもので、前進時と後進時のハンドル(15)操作による機体の旋回方向を一致させるため、変速モータ(28)の逆回転(後進)時には操向ポンプ(30)の斜板角度を逆方向に切換え、操向モータ(31)を前進時と後進時では逆方向に回転させるように構成している。
【0032】
また、前進操作時の揺動リンク(83)が中立より前方の角度(α1)側に傾き、ハンドル(15)の右回動操作によって旋回ロッド(94)を右方向に押して揺動リンク(82)を右方向の角度(β1)側に傾けることにより、揺動リンク(82)の出力部(82a)を旋回アーム(87)側より遠ざけ、第3枢軸(84)を中心として旋回用継手軸(91)との継手部(91a)を揺動リンク(82)側に近づける方向(図7中時計方向)に旋回アーム(87)を揺動させ、前記旋回ワイヤ(75)などを介しコントロールレバー(77)を下方向に回動させ、旋回用の操向モータ(31)を正回転させる。即ち、機体を前進で右旋回(走行クローラ(2)の速度を左側が大、右側が小)させるように構成している。
【0033】
さらに、主変速レバー(72)を前方に倒す前進操作時、ハンドル(15)の左回動操作によって旋回ロッド(94)を引張って、揺動リンク(82)を左方向の角度(β2)側に傾けることにより、揺動リンク(82)の出力部(82a)を旋回アーム(87)側に近づけ、第3枢軸(84)を中心として旋回用継手軸(91)との継手部(91a)を揺動リンク(82)側より遠ざける方向(図7中反時計方向)に旋回アーム(87)を揺動させ、前記コントロールレバー(77)を上方向に回動させ、前記操向モータ(31)を逆回転させる。即ち、機体を前進で左旋回(走行クローラ(2)の速度を右側が大、左側が小)させるように構成している。
【0034】
さらに、主変速レバー(72)を後方に倒す後進操作によって揺動リンク(83)が中立より後方の角度(α2)側に傾き、ハンドル(15)の右回動操作によって旋回ロッド(94)を右方向に押して揺動リンク(82)を右方向の角度(β1)側に傾けることにより、揺動リンク(82)の出力部(82a)を旋回アーム(87)側に近づけ、第3枢軸(84)を中心として旋回用継手軸(91)との継手部(91a)を揺動リンク(82)を遠ざける方向(図7中反時計方向)に旋回アーム(87)を揺動させ、前記コントロールレバー(77)を上方向に回動させ、前記操向モータ(31)を逆回転させる。即ち、機体を後進で右旋回(走行クローラ(2)の速度を左側が大、右側が小)させるように構成している。
【0035】
また、主変速レバー(72)後進操作時で、ハンドル(19)の左回動操作によって、揺動リンク(82)を左方向の角度(β2)側に傾けることにより、揺動リンク(82)の出力部(82a)を旋回アーム(87)より遠ざけ、第3枢軸(84)を中心として旋回用継手軸(91)との継手部(91a)を揺動リンク(82)を揺動リンク(82)側に近づける方向(図7中時計方向)に回動させ、前記コントロールレバー(77)を下方向に回動させ、前記操向モータ(31)を正回転させる。即ち、機体を後進で左旋回(走行クローラ(2)の速度を右側が大、左側が小)させるように構成している。
【0036】
このように前進及び後進時の旋回操作において、旋回アーム(87)を逆方向に回転させ、前後進の何れにおいても操向ハンドル(15)の回動操作方向と機体の旋回方向とを一致させるように構成している。
【0037】
図5、図14、図15に示す如く、前記操向ハンドル(15)の操作とは無関係に電動或いは油圧式減速モータ(132)の出力でもって減速させるモータ出力減速系(73e)を減速操作系(73d)に組込むもので、前記第1及び第2減速アーム(117)(119)とは別体にアーム軸(116)に第3減速アーム(133)を回動自在に取付け、運転台下面(16a)の固定ブラケット(134)に固設する減速モータ(135)の回転アーム(136)と第3減速アーム(133)の一端間を第2減速ロッド(137)で連動連結させて、減速モータ(132)によって第2減速ロッド(137)を引張ってアーム(133)を回動させるとき、該アーム(133)に当接させる第2減速アーム(119)の先端折曲部(119a)で押すことによってアーム(119)を回動させて、走行速度を減速させるように構成している。
【0038】
また、前記検出リンク(115)と減速アーム(117)とを連結する軸(118)を減速アーム(117)側に設け、軸(118)と検出リンク(115)とは長孔(138)を介し連結していて、第3減速アーム(133)の回動によって第1及び第2減速アーム(117)(119)が回動しても、長孔(138)内を軸(118)が移動するだけで検出リンク(115)が一定位置に保持され、直進走行中における走行速度の減速が行われるように構成している。
【0039】
なお、(139)は前記第3減速アーム(133)の回動変化を検出するポテンショメータ式減速センサである。
【0040】
而して、直進作業中にエンジン負荷が一定以上となるとき、前記モータ(135)によって走行速度を所定値減速させることによって、エンジン負荷(エンジン回転数)を一定に保って、このエンジン出力による各種作業を安定維持させるように構成したものである。
【0041】
ところで図16乃至図18にも示す如く、前記運転台(16)をフィーダハウス(21)の上方で本機左右略中央に配設すると共に、該運転台(16)の左右略中央位置に運転席(14)を配設させ、運転席(14)の前方に操向ハンドル(15)のハンドルコラム(140)を、また該ハンドルコラム(140)左側の運転席(14)左前方位置に主変速レバー(141)のレバーコラム(142)をそれぞれ立設させ、これらコラム(140)(142)と運転席(14)間でフィーダハウス(21)の左右外側に正面視ハの字形に左右の作業者乗降用ステップ(17)を配設させて、運転台(16)の左右両側より乗降可能とさせると共に、運転席(14)に座ったままで180度以上見渡すことが可能なように構成している。
【0042】
また運転席(14)左右両側で運転席(14)より後方に左右のサイドコラム(143)(144)を配設し、左サイドコラム(143)に副変速レバー(145)を設けると共に、右サイドコラム(144)に刈取及び脱穀クラッチレバー(146)(147)などを配設させている。
【0043】
さらに、車速や各種作業状態を表示するモニタ(148)を運転席(14)の右前方に配設するもので、サンバイザー(149)の前側を支持する運転台(16)の左右支持フレーム(150a)(150b)のうち右支持フレーム(150b)の取付部材(151)に縦軸(152)及び摩擦筒軸(153)を介して運転席(14)の作業者の視線高さ位置でモニタ(148)の表示面(148a)を運転席(14)側に向け配置させて、モニタ(148)に視界を遮られることなく、モニタ(148)下方の目視空間域を通して刈取部(18)前側の分草板や刈刃(23)の確認などが容易に行えるように構成している。なお前記縦軸(152)に嵌合する筒軸(153)内周面には摩擦材を設けていて、モニタ(148)の縦軸(152)を中心とした任意の回動位置で摩擦保持力により位置固定可能に構成している。また前記取付部材(151)をフレーム(150b)に対し取付ボルトなどを介し取付高さ調節自在に固定させて、モニタ(148)の取付高さを調節自在とするように構成しても良い。
【0044】
また、前記左右支持フレーム(150a)(150b)の基端外側に運転台(16)を保護するコ形状の左右ガードフレーム(154)を固設すると共に、該フレーム(154)外側上方に取付フレーム(155)を介して左右バックミラー(156)を設置して、前方視界良好にガードフレーム(154)を設けると共に、前記ステップ(17)を使用しての作業者の乗降時にはフレーム(154)を手摺りとして有効利用するように構成している。
【0045】
図19乃至図21に示す如く、前記脱穀部(4)の上方に扱室(157)を形成し、進行方向に対し直交する扱胴軸(5a)(6a)を同一軸芯高さで支持させる大径及び小径のスクリュ形第1及び第2扱胴(5)(6)を扱室(157)の前後に左右幅略一杯に設けると共に、第1扱胴(5)と前記供給チェンコンベア(25)の送り終端部との間に穀稈受継用ビータ(158)を設けるもので、フィーダハウス(21)の後端部と扱室(157)左側の扱口(157a)間に形成するビータ室(159)に、扱胴軸(5a)(6a)と平行にビータ(158)のビータ軸(158a)を支持させて、前記ヘッダー(20)に取込まれる刈取穀稈の全量をフィーダハウス(21)からビータ室(159)に受継いで脱穀部(4)に送り込むように構成している。
【0046】
そして、脱穀部(4)の左側の扱口(157a)から投入される穀稈は第1扱胴(5)では右方向終端の連通樋(160)に横送りする間に脱穀すると共に、連通樋(160)で排稈羽根(161)によって第1扱胴(5)から投出される排稈を第2扱胴(6)に受継ぎ、第2扱胴(6)では受継いだ排稈を左方向に横送りする間に脱穀して、左横送り終端の排稈口(162)より後方に排稈を排出させるように構成している。
【0047】
また、前記脱穀部(4)の第1及び第2扱胴(5)(6)の下側に第1及び第2受網(163)(164)を張設すると共に、これら受網(163)(164)の下方に揺動選別盤(7)を備えるもので、第1及び第2受網(163)(164)の下方に位置させる第1フィードパン(165)と、該フィードパン(165)の後端に設ける篩い線(166)と、篩い線(166)後方に連設するチャフシーブ(167)と、チャフシーブ(167)の前部下方に張設するグレンシーブ(168)と、1番及び2番流穀板(169)(170)とを揺動選別盤(7)に備えている。
【0048】
さらに、前記フィードパン(165)の下方に配設してチャフシーブ(167)及びグレンシーブ(168)方向に選別風を送給する唐箕(171)と、グレンシーブ(168)からの穀粒を受取って揚穀筒(9)に送出する1番樋(172)及び1番コンベア(173)と、2番流穀板(170)からの2番還元物を2番還元筒(174)に送出する2番樋(175)及び2番コンベア(176)と、揺動選別盤(7)の後端を臨ませる3番口(177)とを備え、1番樋(172)の穀粒をタンク(8)に、また2番樋(175)の2番還元物をフィードパン(165)に送出するように構成している。
【0049】
そして、脱穀部(4)の左側板(4a)外側に突出させる第1及び第2扱胴軸(5a)(6b)とビータ軸(158a)とをエンジン(12)の出力軸(12a)に連動連結させるもので、エンジン出力軸(12a)に第2扱胴軸(6a)をプーリ(178)(179)及びベルト(180)を介し直接的に連動連結させると共に、第2扱胴軸(6a)に第1扱胴軸(5a)をプーリ(181)(182)及びベルト(183)を介し、また第1扱胴軸(5a)にビータ軸(158a)をプーリ(184)(185)及びベルト(186)を介しそれぞれ連動連結させて、図19に示す如く側面視反時計方向(同一方向)にビータ(158)と第1及び第2扱胴(5)(6)を回転させるように構成している。なお、(187)は前記ベルト(186)に設けるベルトテンション式刈取クラッチである。
【0050】
また、前記フィーダハウス(21)の左外側に突出させる刈取入力軸である供給チェンコンベア(25)の駆動軸(188)にスプロケット(189)(190)及びチェン(191)を介しビータ軸(158a)を連動連結させて、コンベア(25)と駆動軸(188)を介する刈取部(18)の駆動を行うように構成している。
【0051】
さらに、第1及び第2扱胴(5)(6)間下方の脱穀左側板(4a)外側に走行用カウンタ軸(192)を設け、エンジン出力軸(12a)にプーリ(193)(194)及びベルト(34a)を介し前記カウンタ軸(192)を連動連結させると共に、機台(1)前側に配備させる走行ミッションケース(26)の入力軸(33)にプーリ(195)(196)及びベルト(34b)を介し前記カウンタ軸(192)を連動連結させて、ミッションケース(26)の出力軸である車軸(38a)の走行出力でもって走行クローラ(2)を駆動するように構成している。
【0052】
また、脱穀部(4)の右側板(4b)外側に突出させる1番及び2番コンベア(173)(176)のコンベア軸(173a)(176a)をプーリ(197)(198)(199)及びベルト(200)を介し、また唐箕(171)の駆動軸(171a)をプーリ(201)(202)及びベルト(203)を介し左側板(4b)外側の第2扱胴軸(6a)にそれぞれ連動連結させて、唐箕(171)と1番及び2番コンベア(173)(176)の各駆動を行うと共に、前記揺動選別盤(7)の駆動軸(204)をプーリ(205)(206)及びベルト(207)を介し2番コンベア軸(176a)に連動連結させて揺動選別盤(7)の駆動を行うように構成している。
【0053】
図22に示す如く、前記カウンタ軸(192)は脱穀部(4)の左右側板(4a)(4b)に各軸受(208)(209)を介して支持させて、カウンタ軸(192)の支持強度を向上させると共に、左右側板(4a)(4b)とともにカウンタ軸(192)を脱穀機枠の構成部材として機能させて、脱穀機枠の強度向上も図るように構成している。
【0054】
而してエンジン(12)の出力軸(12a)とミッションケース(26)の入力軸(33)とが大きく離れていても、側板(4a)にカウンタプーリ(194)(195)を設置して、ベルト(34a)(34b)伝動のみによる確実な動力伝達が行えると共に、エンジン(12)と本機側とで振動系が異なる場合でもベルト(34a)(34b)によって振動を吸収して良好な動力伝達が行えるものである。
【0055】
また、脱穀部(4)の左側板(4b)よりカウンタ軸(192)の右端を突出させ、脱穀部(4)の右外側にエンジン(12)の回転に同期した動力を取出しすることによって、スプレッダなど脱穀系とは別の駆動系に動力の供給を可能とすることができるものである。
【0056】
なお、(210)は前記脱穀部(4)の右外側位置で穀物タンク(8)底部の前後方向に設ける底部排出オーガである。
【0057】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、本機前方にフィーダハウス(21)を介し刈取部(18)を昇降自在に装備する普通形コンバインにおいて、フィーダハウス(21)上方の本機左右略中央に運転台(16)を配設すると共に、運転台(16)の略中央に運転席(14)を配設したものであるから、本機構成を簡素化させ、運転席(14)に対する本機左右両側よりの容易な乗降と、運転台(16)上での障害のない自由な操作及び作業を可能とさせると共に、運転席(14)位置からの前方及び側方視界や、左右バックミラー(156)を通しての後方視界を良好とさせて、作業性を向上させることができるものである。
【0058】
また、運転台(16)に立設させる縦フレーム(150b)に、モニタ(148)を位置調節自在に支持させたものであるから、運転席(14)前方の運転操作部より上方の余剰空間部に作業者の視線高さでモニタを設置し、モニタで作業を常に確認しながらの正確な作業を行うことができると共に、運転操作部の簡素化を図って操作性を向上させ、またサンバイザ(149)などを支える縦フレーム(150a)を有効に利用してモニタを簡単且つ強固に取付可能とさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】コンバインの全体平面図である。
【図3】コンバインの全体正面図である。
【図4】ミッションケースの駆動説明図である。
【図5】走行及び旋回連動機構の平面説明図である。
【図6】主変速レバー部の側面説明図である。
【図7】連動操作系部の平面説明図である。
【図8】連動操作系部の側面説明図である。
【図9】連動操作系部の正面説明図である。
【図10】主変速レバー部の平面説明図である。
【図11】連動操作系の平面説明図である。
【図12】コントロールレバー部の説明図である。
【図13】連動操作系の説明図である。
【図14】減速モータ系の平面説明図である。
【図15】減速モータ系の側面説明図である。
【図16】運転部の側面説明図である。
【図17】運転部の正面説明図である。
【図18】モニタの取付説明図である。
【図19】脱穀部の断面側面図である。
【図20】脱穀部の断面平面図である。
【図21】脱穀駆動系の説明図である。
【図22】カウンタプーリ軸部の平面説明図である。
【符号の説明】
(2) 走行クローラ
(4) 脱穀部
(4a)(4b) 側板
(12) エンジン
(12a) 出力軸
(14) 運転席
(15) 操向ハンドル(旋回操作部材)
(16) 運転台
(18) 刈取部
(21) フィーダハウス
(26) ミッションケース
(29) (走行用)無段変速機構
(32) (旋回用)無段変速機構
(33) 入力軸
(34a)(34b) ベルト
(73d) 減速操作系
(73e) 減速系
(135) 減速モータ
(148) モニタ
(149) サンバイザ
(150b) フレーム
(192) プーリ軸
(194)(195) プーリ
Claims (2)
- 本機前方にフィーダハウスを介し刈取部を昇降自在に装備する普通形コンバインにおいて、前記刈取部は、未刈り穀稈を取入れる穀物刈取ヘッダーと、該ヘッダーの後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部に送給するフィーダハウスによって構成すると共に、未刈り穀稈掻込み用リールと、往復駆動型刈刃と、穀稈掻込オーガとを前記穀物ヘッダーに備え、前記フィーダハウスを運転台の下方で運転台中央の運転席より左側に偏位して配設させ、前記ヘッダーに取込まれる刈取穀稈をフィーダハウスに内設する供給チェンコンベアを介し脱穀部の左側に送り込んで脱穀処理し、前記運転席の前方に操向ハンドルのハンドルコラムと、該ハンドルコラム左側の運転席左前方位置に主変速レバーのレバーコラムとを立設させ、前記ハンドルコラムおよび前記レバーコラムと前記運転席との間で前記フィーダハウスの左右外側に正面視ハの字形に左右の作業者乗降用ステップを配設することを特徴とする普通形コンバイン。
- 運転台に立設させる縦フレームに、車速や各種作業状態を表示するモニタを位置調節自在に支持させるとともに、前記モニタを前記運転席の右前方に配設させ、かつ前記運転席の作業者の視線高さ位置で前記モニタの表示面を前記運転席側に向け配置することを特徴とする請求項1に記載の普通形コンバイン。
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