JP2000355228A - 移動農機 - Google Patents

移動農機

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JP2000355228A
JP2000355228A JP11166227A JP16622799A JP2000355228A JP 2000355228 A JP2000355228 A JP 2000355228A JP 11166227 A JP11166227 A JP 11166227A JP 16622799 A JP16622799 A JP 16622799A JP 2000355228 A JP2000355228 A JP 2000355228A
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JP
Japan
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steering
speed change
shaft
traveling
lever
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Pending
Application number
JP11166227A
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English (en)
Inventor
Shigemi Hidaka
茂實 日高
Akira Miyamoto
彰 宮本
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の走行速度を変更する走行変速レ
バーの操作性を向上させる。 【解決手段】 機体の走行速度を無段階に変更する走
行変速機構(25)を備えた移動農機において、走行変
速レバー(73)の変速操作を検出する変速センサ(1
49)と、走行変速機構(25)を変速動作させる変速
モータ(157)とを設け、変速センサ(149)の検
出に基づいて変速モータ(157)を作動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば圃場の穀稈を
連続的に刈取って脱穀するコンバインまたは耕耘トラク
タまたは圃場管理車などの移動農機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、機体の走行速度
を変更する油圧式無段変速機構などを備えた移動農機に
あって、変速機構と変速操作レバー間をリンクで連結す
る構造のものにおいては、機体(変速機構)が大型化す
る程操作レバーを操作するに必要な操作荷重も大きくな
る(リンクが重くなる)ため、レバーを長くしてこれに
対応させていたが対応させるにも限界がある。また油圧
サーボなどを用いて変速機構を作動させる手段もある
が、油圧式の場合極めてコスト高となる不都合がある。
【0003】さらに、左右走行クローラの駆動速度の差
を無段階に変化させる操向部材として油圧式無段変速機
構を用いた手段があるが、大きな操向駆動操作力を必要
としない小型機の場合、油圧式無段変速機構はコストが
高く効率も悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、機体
の走行速度を無段階に変更する走行変速機構を備えた移
動農機において、走行変速レバーの変速操作を検出する
変速センサと、走行変速機構を変速動作させる変速モー
タとを設け、変速センサの検出に基づいて変速モータを
作動制御して、走行変速レバーの変速操作位置に対応す
るように変速モータを駆動して機体の走行速度を変更さ
せて、走行変速レバーの操作力を大きく低減させて、操
作性を向上させるものである。
【0005】また、走行変速レバーとの接触を検出する
圧力スイッチを変速センサに用いて、一定接触圧以上の
ときオンとなるような簡単且つ安価な圧力スイッチを用
いて、経済性良好に操作性を向上させるものである。
【0006】さらに、走行変速レバーとの接触を板バネ
を介して検出するスイッチを変速センサに用いて、板バ
ネによってスイッチのオン後のストロークを大とさせる
もので、変速モータを短時間にオン・オフとさせてリレ
ーボックスの負担を大とさせるなどの不都合を解消さ
せ、こり制御を安定させ制御系の耐久性を向上させるも
のである。
【0007】またさらに、スイッチを取付けるスイッチ
台と走行変速レバーとを位置固定するロック部材を設け
て、スイッチ及びモータなどの電装系が故障した場合に
は変速機構に変速レバーを反応良好に連結させて、電装
系が故障した場合でも支障のない変速レバーによる変速
操作を可能とさせるものである。
【0008】また、左右走行クローラにエンジンからの
走行駆動力を伝達する差動機構と、左右走行クローラの
駆動速度の差を無段階に変化させる操向部材とを設けた
移動農機において、操向部材に電動モータを用いて、電
動モータの作動制御によって走行進路を変更させて、操
向部材として油圧式無段変速機構を用いるのに比べ、構
造簡単にして安価に走行進路の変更を可能とさせるもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は左右一対の走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)に架設するシャーシフレーム、
(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃(9)及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、
(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)
を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(1
4)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部
(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀
物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外
に搬出する排出オーガ、(18)は丸形の操向ハンドル
(19)及び運転席(20)などを備える運転台、(2
1)は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連
続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0010】さらに、図3に示す如く、前記走行クロー
ラ(2)を駆動するミッション(22)は、1対の第1
油圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ(24)を備え
て走行主変速用の油圧式無段変速機構を形成する直進用
HST(25)と、1対の第2油圧ポンプ(26)及び
第2油圧モータ(27)を備えて旋回用の油圧式無段変
速機構を形成する操向部材である旋回用HST(28)
とを備え、前記エンジン(21)の出力軸(21a)に
第1及び第2油圧ポンプ(23)(26)の入力軸(2
9a)(29b)を伝達ベルト(30a)(30b)に
よって連結させ、前記各油圧ポンプ(23)(26)を
駆動するように構成している。
【0011】また、前記第1油圧モータ(24)の出力
軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(3
3)を介して左右走行クローラ(2)の各駆動輪(3
4)を連動連結させるもので、前記差動機構(33)は
左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)を有し、各遊星
ギヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サン
ギヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(3
7)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリング
ギヤ(38)などで形成している。
【0012】前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸
(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(40)のキャリヤ
(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギ
ヤ(36)(36)を挾んで左右のキャリヤ(41)を
対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プ
ラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯(38a)を有し
てサンギヤ軸(39)とは同一軸芯上に配置させ、キャ
リヤ軸(40)に回転自在に軸支させ、キャリヤ軸(4
0)を延設して車軸を形成して駆動輪(34)を軸支さ
せている。
【0013】また、直進用HST(25)は、第1油圧
ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調節により第1油
圧モータ(24)の正逆回転と回転数の制御を行うもの
で、第1油圧モータ(24)の回転出力を出力軸(3
1)の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(43)(44)
(45)及び副変速機構(32)を介して、サンギヤ軸
(39)に固定したセンタギヤ(46)に伝達してサン
ギヤ(36)を回転するように構成している。前記副変
速機構(32)は、前記ギヤ(44)を有する副変速軸
(47)と、前記ギヤ(45)を介してセンタギヤ(4
6)に噛合うギヤ(48)を有する駐車ブレーキ軸(4
9)とを備え、副変速軸(47)とブレーキ軸(49)
間に各1対の低速用ギヤ(50)(51)・中速用ギヤ
(52)(53)・高速用ギヤ(54)(48)を設け
て、低中速スライダ(55)及び高速スライダ(56)
のスライド操作によって副変速の低速・中速・高速の切
換を行うように構成している。なお低速・中速間及び中
速・高速間には中立を有する。また前記ブレーキ軸(4
9)に駐車ブレーキ(57)を設けると共に、刈取部
(8)に回転力を伝達する刈取PTO軸(58)にギヤ
(59)(60)及び一方向クラッチ(61)を介して
副変速軸(47)を連結させ、刈取部(8)を車速同調
速度で駆動している。
【0014】さらに、旋回用HST(28)は、第2油
圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調節により第2
油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の制御を行うも
ので、操向出力ブレーキ(62)を有するブレーキ軸
(63)と、操向出力クラッチ(64)を有するクラッ
チ軸(65)と、前記の左右リングギヤ(38)の外歯
(38b)に常時噛合させる左右入力ギヤ(66)(6
7)を設け、第2油圧モータ(27)の出力軸(68)
に前記ブレーキ軸(63)及び操向出力クラッチ(6
4)を介してクラッチ軸(65)を連結させ、クラッチ
軸(65)に正転ギヤ(69)を介して右入力ギヤ(6
7)を連結させ、またクラッチ軸(65)に正転ギヤ
(69)及び逆転ギヤ(70)を介して左入力ギヤ(6
6)を連結させている。そして、副変速スライダ(5
5)(56)の中立によって前記ブレーキ(62)を入
にし且つクラッチ(64)を切にする一方、前記中立以
外の副変速出力時にブレーキ(62)を切にし且つクラ
ッチ(64)を入にし、右側のリングギヤ(38)の外
歯(38b)に正転ギヤ(69)を介してモータ(2
7)回転を伝え、また左側のリングギヤ(38)の外歯
(38b)に正転ギヤ(69)及び逆転ギヤ(70)を
介してモータ(27)回転を伝え、第2油圧モータ(2
7)を正転(逆転)時、左右同一回転数で、左リングギ
ヤ(38)を逆転(正転)させ、かつ右リングギヤ(3
8)を正転(逆転)とさせるように構成している。
【0015】而して、旋回用の第2油圧モータ(27)
を停止させて左右リングギヤ(38)を静止固定させた
状態で、直進用の第1油圧モータ(24)を駆動する
と、第1油圧モータ(24)からの回転出力はセンタギ
ヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で
伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ
(37)・キャリヤ(41)を介して左右の走行クロー
ラ(2)が左右同一回転方向で同一回転数によって駆動
され、機体の前後方向直進走行が行われる。一方、直進
用の第1油圧モータ(24)を停止させて左右のサンギ
ヤ(36)を静止固定させた状態で、旋回用の第2油圧
モータ(27)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ
機構(35)が正或いは逆回転、また右側の遊星ギヤ機
構(35)が逆或いは正回転し、左右走行クローラ
(2)を逆方向に駆動し、機体を左或いは右に旋回させ
る。また、直進用の第1油圧モータ(24)を駆動させ
ながら、旋回用の第2油圧モータ(27)を駆動するこ
とにより、機体が左右に旋回して進路が修正されるもの
で、機体の旋回半径は第2油圧モータ(27)の出力回
転数によって決定される。
【0016】さらに、図1、図2及び図4乃至図10に
示す如く、前記運転台(18)の前部上面にステアリン
グコラム(71)を立設固定させ、ステアリングコラム
(71)上面上方側に操向ハンドル(19)を縦軸回り
に回転自在に設けると共に、運転台(18)左側にサイ
ドコラム(72)を設け、サイドコラム(72)下方に
ミッション(22)を配設させ、主変速レバー(7
3)、副変速レバー(74)、刈取クラッチレバー(7
5)、脱穀クラッチレバー(76)などを前記サイドコ
ラム(72)に設ける。また前記ステアリングコラム
(71)は、アルミニウム合金鋳物を成形加工して形成
し、左右に分割自在な2つ割れ構造で複数のボルト(7
7)で締結して箱形に形成している。
【0017】また、前記ステアリングコラム(71)上
部にチルト台(78)を一体形成し、チルト台(78)
に支点ボルト(79)を介してチルトブラケット(8
0)を回転自在に軸支させ、チルトレバー(81)によ
ってチルトブラケット(80)を角度調節自在に固定さ
せる。前記チルトブラケット(80)に軸ケース(8
2)下部を一体固定させ、コラム(71)上面に固定さ
せる上面カバー(83)上方に軸ケース(82)を延設
させ、軸ケース(82)内部に上ハンドル軸(84)を
回転自在に軸支させ、上ハンドル軸(84)上端に操向
ハンドル(19)を固定させ、チルトレバー(81)操
作により支点ボルト(79)回りにハンドル(19)を
前後方向に移動調節して一定位置に支持させ、ハンドル
(19)取付け位置を前後方向に調節して作業者が操作
し易い位置に固定させる。
【0018】また、前記上ハンドル軸(84)の下端部
に自在継手(85)を介して下ハンドル軸(86)上端
側を連結させ、下ハンドル軸(86)をステアリングコ
ラム(71)上部に回転自在に軸支させると共に、ステ
アリングコラム(71)上部に操向入力軸(87)上端
部を回転自在に軸支させ、下ハンドル軸(86)のギヤ
(88)と操向入力軸(87)のセクタギヤ(89)を
噛合させて各軸(86)(87)を連結させ、ステアリ
ングコラム(71)内部の略中央で上下方向に操向入力
軸(87)を延設させる。
【0019】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の左側面で上下幅略中間に軸受部材(90)を着脱自在
に固定させ、変速入力軸(91)の一端部を軸受部材
(90)にベアリング(92)を介して回転自在に片持
ち支持させ、変速入力軸(91)を左右方向に略水平に
軸支させると共に、操向入力軸(87)下端に自在継手
(93)を介して入力支点軸(94)上端側を連結さ
せ、入力支点軸(94)に操向入力部材(95)を固定
させ、変速入力軸(91)に操向入力部材(95)を回
転自在に取付けると共に、操向入力部材(95)に入力
連結体(96)を着脱自在に固定させ、連係ボルト(9
7)によって前記操向入力部材(95)と入力連結体
(96)を連結させ、また変速入力軸(91)にベアリ
ング(95a)を介して操向入力部材(95)を回転自
在に軸支させ、操向入力部材(95)を操向入力軸(8
7)回りに回転自在に支持させる。また、前記操向入力
軸(87)の正逆転によって操向入力部材(95)を略
垂直な入力軸(87)芯線回りに正逆転させると共に、
前記変速入力軸(91)の正逆転によって略水平な左右
方向の入力軸(91)芯線回りに入力支点軸(94)及
び操向入力部材(95)を前後方向に傾動させるもの
で、垂直方向の操向入力軸(87)芯線と左右水平方向
の変速入力軸(91)芯線とが直角交叉する交点に自在
継手(93)を取付け、操向ハンドル(19)の操向入
力軸(87)正逆転操作により操向入力軸(87)芯線
回りに操向入力部材(95)と入力連結体(96)を正
逆転させる。
【0020】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の下部前側に主変速軸(99)を回転自在に軸支させ、
左右方向に略水平に横架させる主変速軸(99)の左側
端をステアリングコラム(71)の左側外方に突設させ
る。また、レバー支点軸(105)を介して機台(3)
に回転自在にスイッチ台である支点板(106)を取付
け、支点板(106)に筒軸(107)を介して主変速
レバー(73)基部を左右方向に揺動自在に取付けると
共に、支点板(106)にロッド(108)及びリンク
(109)を介して主変速軸(99)を連結させ、主変
速レバー(73)をレバー支点軸(105)回りに前後
方向に揺動させる変速操作によって主変速軸(99)を
正逆転させる。また、ロッド形主変速部材(110)及
び上連結板(111)及び下リンク(112)を介して
変速入力軸(91)に主変速軸(99)を連結させ、主
変速レバー(73)の主変速軸(99)正逆転操作によ
り前記操向入力部材(95)を変速入力軸(91)芯線
回りに前後に傾動させる。
【0021】さらに、筒軸形の操向出力軸(113)を
前記主変速軸(99)に回転自在に取付け、リンク形操
向出力部材(114)を操向出力軸(113)に固定さ
せると共に、ロッド形操向結合部材(115)の上端部
を前記入力連結体(96)に自在継手形操向入力連結部
(116)を介して連結させ、球関継手形操向出力連結
部(117)を介して操向結合部材(115)の下端部
を操向出力部材(114)に連結させ、走行進路を変更
させる操向機構(118)を構成している。
【0022】さらに、前記操向出力軸(113)の上方
で該軸(113)と略平行に変速出力軸(119)をス
テアリングコラム(71)内部に回転自在に軸支させ、
リンク形変速出力部材(120)を変速出力軸(11
9)に固定させると共に、ロッド形変速結合部材(12
1)の上端部を前記入力連結体(96)に自在継手形変
速入力連結部(122)を介して連結させ、球関継手形
変速出力連結部(123)を介して変速結合部材(12
1)の下端部を変速出力部材(120)に連結させ、走
行速度の変更並びに前後進の切換を行う変速機構(12
4)を構成している。
【0023】さらに、互に回転自在な二重軸構造の内側
の操向操作軸(125)並びに外側の変速操作軸(12
6)をステアリングコラム(71)の下部後側で左右幅
中央の軸受部(127)に回転自在に取付けるもので、
長さ調節自在な球関継手軸(128)及び変速リンク
(129)(130)を介して前記変速出力軸(11
9)に変速操作軸(126)上端部を連結させると共
に、長さ調節自在な球関継手軸(131)及び操向リン
ク(132)(133)を介して前記操向出力軸(11
3)に操向操作軸(125)上端部を連結させる。
【0024】また、前記各操作軸(125)(126)
は同一軸芯上に略垂直にステアリングコラム(71)底
部に立設させ、各操作軸(125)(126)上端部を
ステアリングコラム(71)内部に延設させて各出力軸
(113)(119)に連結させると共に、ステアリン
グコラム(71)底面下方に各操作軸(125)(12
6)下端部を突設させ、前記運転台(20)の作業者搭
乗ステップ(134)下面側に各操作軸(125)(1
26)下端側を延設させるもので、前記変速部材(2
5)の出力制御軸(135)に車速制御アーム(13
6)を固定させ、ターンバックル(137)付き長さ調
節自在車速ロッド(138)及び車速リンク(139)
を介して前記変速操作軸(126)下端部に車速制御ア
ーム(136)を連結させ、出力制御軸(135)の正
逆転操作により第1油圧ポンプ(23)斜板角調節を行
って第1油圧モータ(24)の回転数制御及び正逆転切
換を行い、走行速度(車速)の無段階変更並びに前後進
の切換を行う。また、前記操向部材(28)の出力制御
軸(140)に操向制御アーム(141)を固定させ、
ターンバックル(142)付き長さ調節自在旋回ロッド
(143)及び旋回リンク(144)を介して操向操作
軸(125)下端部に操向制御アーム(141)を連結
させ、出力制御軸(140)の正逆転操作により第2油
圧ポンプ(26)斜板角調節を行って第2油圧モータ
(27)の回転数制御及び正逆転切換を行い、操向角度
(旋回半径)の無段階変更並びに左右旋回方向の切替を
行う。
【0025】さらに、前記ステアリングコラム(71)
の右側外面にアクセルレバー(145)を前後方向回転
自在に設け、エンジン(21)にアクセルレバー(14
5)を連結させるアクセルワイヤ(146)をステアリ
ングコラム(71)前面内側に沿わせて下方から延出さ
せ、アクセルレバー(145)によってエンジン(2
1)回転数を手動調節すると共に、前記ステアリングコ
ラム(71)後面にメンテナンス窓(147)を開設さ
せ、着脱自在な蓋(148)によってメンテナンス窓
(147)を閉鎖している。
【0026】上記から明らかなように、エンジン(2
1)の駆動力を左右走行クローラ(2)に伝える差動機
構(33)と、左右走行クローラ(2)の駆動速度を無
段階に変更させる変速部材(25)と、左右走行クロー
ラ(2)の駆動速度の差を無段階に変化させる操向部材
(28)を設けると共に、操向操作具である操向ハンド
ル(19)によって回転させる操向入力軸(87)と、
変速操作具である主変速レバー(73)によって回転さ
せる変速入力軸(91)と、変速入力軸(91)を変速
部材(25)に連結させる変速機構(124)と、操向
入力軸(87)を操向部材(28)に連結させる操向機
構(118)を設け、変速機構(124)動作量に比例
させて操向機構(118)操向量を変化させるもので、
高速側走行変速によって操向量を自動的に拡大させ、か
つ低速側走行変速によって操向量を自動的に縮少させ、
操向ハンドル(19)の一定量の操作によって走行速度
に関係なく左右走行クローラ(2)の旋回半径を略一定
に維持させ、農作業走行速度の変更並びに作物列などに
機体を沿わせる進路修正などを行わせる。また、操向入
力軸(87)に操向入力部材(95)を設け、変速入力
軸(91)芯線回りに操向入力部材(95)を回転自在
に取付け、変速出力軸(119)に設ける変速出力部材
(120)に変速結合部材(121)を介して操向入力
部材(95)を連結させ、操向出力軸(113)に設け
る操向出力部材(114)に操向結合部材(115)を
介して操向入力部材(95)を連結させ、逆円錐形の変
速機構(124)並びに操向機構(118)を形成し、
操向操作によって操向入力軸(87)を回転させて操向
入力部材(95)を作動させ、例えば旋回させ乍ら走行
速度を減速させる動作を行わせると共に、変速操作によ
って変速入力軸(91)を回転させて操向入力部材(9
5)を作動させ、走行変速による旋回半径の拡大縮少並
びに走行変速中立による旋回出力の中止などの操作を行
わせる。
【0027】また、操向入力部材(95)と操向結合部
材(115)を連結させる操向入力連結部(116)を
変速入力軸(91)芯線上に配設させ、変速入力部材
(96)と変速結合部材(121)を連結させる変速入
力連結部(122)を、変速入力軸(91)芯線と交叉
する直線(A)上に配設させ、操向入力軸(87)及び
変速入力軸(91)を中心とする操向入力部材(95)
の相対的な運動を容易に設定でき、設計及び組立及び構
造の簡略化並びに動作の信頼性向上などを図れると共
に、変速入力軸(91)芯線と操向入力軸(87)芯線
が交叉する軸芯交点(B)を中心とする円周(C)上
に、変速入力連結部(122)並びに操向入力連結部
(116)を配設させ、操向入力部材(95)などの構
造の簡略化及びコンパクト化などを図るもので、変速出
力部材(120)と変速結合部材(121)を連結させ
る変速出力連結部(123)と、操向出力部材(11
4)と操向結合部材(115)を連結させる操向出力連
結部(117)を、操向入力軸(87)芯線上に配設さ
せ、前進時と後進時の変速切換による逆ハンドル現像を
容易に防止し、変速出力部材(120)及び操向出力部
材(114)の設計及び組立及び構造の簡略化並びに動
作の信頼性向上などを図ると共に、変速入力軸(91)
と操向入力軸(87)の軸芯交点(B)に対する変速出
力連結部(123)の距離と、操向出力連結部(11
7)の距離を異ならせ、変速出力連結部(123)と操
向出力連結部(117)を同一直線(D)上で離間させ
ることによって各連結部(117)(123)の干渉防
止並びに移動範囲の設定などを容易に行え、変速結合部
材(121)及び操向結合部材(115)を狭少場所に
設置できるように構成している。
【0028】また、変速入力連結部(116)と、操向
入力連結部(122)を、変速入力軸(91)と操向入
力軸(87)の軸芯交点(B)を中心とする円周(C)
上で約90度離間させ、変速入力軸(91)の回転によ
って操向入力連結部(116)を一定位置に維持させか
つ変速入力連結部(122)の変位量を最大にして走行
変速を行わせると共に、前記各入力連結部(116)
(122)を移動させる平面上に変速入力軸(91)を
配置させる構造で各連結部(116)(122)の移動
量を容易に確保し、コンパクトで機能的に操向入力部材
(95)を配置させるもので、操向入力軸(87)回り
に約90度の範囲内で変速入力連結部(122)及び操
向入力連結部(116)を移動させ、前後進切換による
逆ハンドル現像の防止並びに各入力連結部(116)
(122)の移動量の確保と共に、操向入力軸(87)
を回転させる操向角度に応じて変速入力連結部(12
2)を減速方向に移動させる動作と、旋回内側の走行ク
ローラ(2)を中心に方向転換させるスピンターン動作
を容易に行わせ、コンパクトな構造で機能的に構成して
いる。また、前記スピンターン動作は、操向部材(2
8)の出力により差動機構(33)を介して左右走行ク
ローラ(2)の一方を正転させかつもう一方を逆転さ
せ、左右走行クローラ(2)の前後及び左右中心点回り
に旋回させる動作であり、前後進走行と旋回とが同時に
行われて前後進出力である変速部材(25)の回転と旋
回出力である操向部材(28)の回転の割合により旋回
半径が決定される。さらに、変速出力軸(119)及び
操向出力軸(113)を変速入力軸(91)と略平行に
設け、前記各出力軸(113)(119)を複数に分割
自在なケースを形成するコラム(71)に高精度で軸支
させると共に、変速入力軸(91)並びに前記各出力軸
(113)(119)を左右方向に延設させることによ
って機体前後方向の連結構造を容易に得られ、主変速レ
バー(73)と変速入力軸(91)の連結、並びに変速
部材(25)及び操向部材(28)と前記出力軸(11
3)(119)との連結を容易に行え、操作構造の簡略
化並びに取扱い性向上などを図れるように構成してい
る。
【0029】図11乃至図16に示す如く、前記主変速
レバー(73)の変速操作を検出する変速センサ(14
9)を支点板(106)に設けるもので、圧力スイッチ
である2つの前後進用オンスイッチ(150)(15
1)を変速センサ(149)に用い、主変速レバー(7
3)の基端L形軸部(73a)を挿入する筒軸(10
7)の突設レバー(152)を挾んで前後にスイッチ
(150)(151)を配設させ、主変速レバー(7
3)を支点軸(105)を中心として前後方向に前後進
操作するとき、レバー(152)に当接させる各スイッ
チ(150)(151)のアクチュエータ(150a)
(151a)を押圧してスイッチ(150)(151)
をオンとさせるように構成している。
【0030】また、前記筒軸(107)は、支点軸(1
05)と同心でベアリング(153)を介して回転自在
な輪体(154)の外周面に支点軸(105)とは直交
状に固設し、支点軸(105)の一端側にフリクション
バネ(155)を介して支点板(106)を取付けると
共に、支点軸(105)の他端側に減速用の大径ギヤ
(156)を取付けて、本機側に固設する変速操作用電
動モータ(157)のモータ軸(157a)の小径ギヤ
(158)に前記大径ギヤ(156)を結合させて、前
記スイッチ(150)或いは(151)がオンとなると
電動モータ(157)を正逆駆動して支点軸(105)
と一体に支点板(106)を回転するように構成してい
る。なお、前記スイッチ(150)(151)のアクチ
ュエータ(150a)(151a)とレバー(152)
とはオフ時には隙間のない密接状態に配設され、主変速
レバー(73)の必要な操作力でモータ(108)が駆
動するようにスイッチ(150)(151)のオン圧力
とレバー(152)比からスイッチ(150)(15
1)の設置位置が決定されるものである。
【0031】而して前記スイッチ(150)(151)
がオンになる操作力(設計時に決定)で主変速レバー
(73)を前後進操作するときモータ(157)が正逆
駆動し、主変速レバー(73)で操作した変速位置まで
モータ(157)が駆動するとき、レバー(152)に
スイッチ(150)(151)を押す圧力がなくなって
モータ(157)を停止させ、主変速レバー(73)に
支点板(106)を対応させる。
【0032】またモータ(157)などの電装系が故障
した場合にはフリクションバネ(155)を圧接させる
ナット(159)を弛めることにより、主変速レバー
(73)の操作力がレバー(152)スイッチ(15
0)(151)を介し支点板(106)に直接的に伝え
られて、手動による変速操作が可能となるものである。
【0033】さらに、前記駐車ブレーキ(57)をかけ
たときに、主変速レバー(73)を中立位置に戻す牽制
機構(160)を設けるもので、牽制ローラ(161)
と、該ローラ(161)を嵌合するローラ孔(162)
を有する牽制板(163)とを備え、前記ローラ(16
1)を筒軸(107)に固設するローラ軸(164)に
支持すると共に、牽制板(163)を枢着板(165)
・リンク軸(166)・第1及び第2リンク(167)
(168)・ブレーキ操作板(169)を介し駐車ブレ
ーキペダル(170)のペダル軸(171)に連結させ
て、駐車ブレーキ(57)をかけていないときには、ロ
ーラ孔(162)の大形部(162a)にローラ(16
1)を位置させて、主変速レバー(73)を自在にそう
さ可能とさせる一方、主変速レバー(73)が中立以外
で駐車ブレーキ(57)がかかったときには、ローラ孔
(162)の小形部(162b)をローラ(161)位
置まで移動させて、該小形部(162b)によってロー
ラ(161)を中立位置に規制して主変速レバー(7
3)を中立に戻すように構成している。
【0034】図17に示す如く、前記主変速レバー(7
3)と支点板(106)とをロック可能とさせるもの
で、支点板(106)のレバー(152)を挾んだ両側
に2つのステー(172)を固設し、レバー(152)
の前後両側にボルト頭部を当接させるロック部材である
ロックボルト(173)をステー(172)に出代調節
自在に取付けて、ロックボルト(173)をレバー(1
52)より離した状態時には主変速レバー(73)操作
をスイッチ(150)(151)で検出すると共に、電
装系の故障などでロックボルト(173)をレバー(1
52)に当接させた状態時には、主変速レバー(73)
で反応良く直接支点板(106)を動かして、手動によ
る正確な変速操作を可能とさせるように構成している。
【0035】図18に示す如く、前記スイッチ(15
0)(151)に換え板バネである弾性スイッチ操作片
(174)を有する一般的なリミットスイッチ(17
5)(176)を設けて、前記レバー(152)で操作
片(174)を押圧しスイッチ(175)(176)を
オン動作させて、主変速レバー(73)の変速操作を検
出するもので、前記レバー(152)によるスイッチ
(175)(176)オン後のストローク(L)を大と
させ、前記電動モータ(157)駆動後のスイッチ(1
75)(176)がオフとなるまでの時間を長くさせ
て、リレーボックスのオン・オフ回数を低減させるなど
してこの耐久性を向上させるように構成している。
【0036】図19に示す如く、2条用など小型コンバ
インにおいては、前記旋回用HST(28)に換え旋回
用ブレーキ(177)を有する旋回用電動モータ(17
8)を用いるもので、小型コンバインにHST(28)
を使用する場合HST(28)も小型となって効率も低
下するが、電動モータ(178)の場合効率は略一定で
旋回性能に秀れると共に、油圧式のHST(28)に比
べ低コストとさせることができる。また畦越えなどで機
体が振られるときにはモータ(178)のブレーキ(7
7)を作動させることによって、機体の振れを防止して
機体を安定させることができる。
【0037】図20、図21に示すものは、往復動式刈
刃(9)に換え回転式ディスク刃(179)・(18
0)(181)を設ける構成を示すもので、図21に示
すものは分草板(182)を介し掻込まれる穀稈を、1
組のディスク刃(179)とガイド(183)間に送り
込んで切断するように構成したものである。
【0038】また図22に示すものは、刃先をラップさ
せる2つのディスク刃(180)(181)間で穀稈を
切断させるもので、図22(1)に示すものは一方のデ
ィスク刃(180)を一定間隔を有して上下2段に配設
させ、上下2段のディスク刃(180)の刃先間に他方
のディスク刃(181)の刃先を臨ませ、また図22
(2)に示すものは一方のディスク刃(180)と他方
のディスク刃(181)とも一定間隔を有して上下2段
に配設させ、一方のディスク刃(180)の刃先間に他
方のディスク刃(181)の1つを臨ませたものであ
る。
【0039】そして往復式刈刃(9)に比べこのような
回転式ディスク刃(179)・(180)(181)の
場合、重心の移動がなく振動を低減させることができる
と共に、複雑な駆動機構も必要なく構造簡単で、市販の
ディスク刃(179)・(180)(181)を用いた
場合入手容易にして低コストとさせることができる。
【0040】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、機体の走行速度を無段階に変更する走行変速機構
(25)を備えた移動農機において、走行変速レバー
(73)の変速操作を検出する変速センサ(149)
と、走行変速機構(25)を変速動作させる変速モータ
(157)とを設け、変速センサ(149)の検出に基
づいて変速モータ(157)を作動制御するものである
から、走行変速レバー(73)の変速操作位置に対応す
るように変速モータ(157)を駆動して機体の走行速
度を変更させて、走行変速レバー(73)の操作力を大
きく低減させて、操作性を向上させることができるもの
である。
【0041】また、走行変速レバー(73)との接触を
検出する圧力スイッチ(150)(151)を変速セン
サ(149)に用いたものであるから、一定接触圧以上
のときオンとなるような簡単且つ安価な圧力スイッチ
(150)(151)を用いて、経済性良好に操作性を
向上させることができるものである。
【0042】さらに、走行変速レバー(73)との接触
を板バネ(174)を介して検出するスイッチ(17
5)(176)を変速センサ(149)に用いたもので
あるから、板バネ(174)によってスイッチ(17
5)(176)のオン後のストロークを大とさせるもの
で、変速モータ(157)を短時間にオン・オフとさせ
てリレーボックスの負担を大とさせるなどの不都合を解
消させ、こり制御を安定させ制御系の耐久性を向上させ
ることができる。
【0043】またさらに、スイッチ(150)(15
1)・(175)(176)を取付けるスイッチ台(1
06)と走行変速レバー(73)とを位置固定するロッ
ク部材(173)を設けたものであるから、スイッチ
(150)(151)・(175)(176)及びモー
タ(157)などの電装系が故障した場合には変速機構
(25)に変速レバー(73)を反応良好に連結させ
て、電装系が故障した場合でも支障のない変速レバー
(73)による変速操作を可能とさせることができるも
のである。
【0044】また、左右走行クローラ(2)にエンジン
(21)からの走行駆動力を伝達する差動機構(33)
と、左右走行クローラ(2)の駆動速度の差を無段階に
変化させる操向部材(28)とを設けた移動農機におい
て、操向部材(28)に電動モータ(178)を用い
て、電動モータ(178)の作動制御によって走行進路
を変更させるものであるから、操向部材として油圧式無
段変速機構(28)を用いるのに比べ、構造簡単にして
安価に走行進路の変更を可能とさせることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】ミッション駆動系の説明図。
【図4】走行変速及び操向操作部の作動説明図。
【図5】ステアリングコラムの側面図。
【図6】ステアリングコラムの正面図。
【図7】ステアリングコラムの側面説明図。
【図8】ステアリングコラムの正面説明図。
【図9】ステアリングコラムの正面説明図。
【図10】ステアリング部の平面説明図。
【図11】コンバインの正面説明図。
【図12】運転部の側面説明図。
【図13】主変速レバー部の側面図。
【図14】主変速レバー部の正面図。
【図15】変速センサ部の側面説明図。
【図16】変速センサ部の正面説明図。
【図17】ロック部の説明図。
【図18】変速センサ部の説明図。
【図19】旋回用電動モータを有するミッション駆動系
の説明図。
【図20】回転式ディスク刃の平面説明図。
【図21】回転式ディスク刃の説明図。
【符号の説明】
(2) 走行クローラ (21) エンジン (25) 直進用HST(走行変速機構) (28) 旋回用HST(操向部材) (33) 差動機構 (73) 主変速レバー (106) 支点板(スイッチ台) (149) 変速センサ (150)(151) スイッチ (157) モータ (173) ロックボルト(ロック部材) (174) スイッチ操作片(バネ板) (175)(176) スイッチ (178) モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 11/08 B62D 11/08 J Fターム(参考) 2B043 AA04 AB03 AB11 BA02 BA05 BB14 DA04 DB04 DB18 EA12 EB01 EB13 2B076 AA03 DA03 DA15 DA19 DB08 DC01 DC03 DD02 EA01 EC17 3D040 AA22 AB04 AC36 AD15 AF26 3D052 AA00 AA17 BB08 BB11 BB14 DD03 DD04 EE01 FF01 GG03 HH01 HH03 JJ00 JJ10 JJ21 JJ31 JJ35 JJ37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の走行速度を無段階に変更する走行
    変速機構を備えた移動農機において、走行変速レバーの
    変速操作を検出する変速センサと、走行変速機構を変速
    動作させる変速モータとを設け、変速センサの検出に基
    づいて変速モータを作動制御するように構成したことを
    特徴とする移動農機。
  2. 【請求項2】 走行変速レバーとの接触を検出する圧力
    スイッチを変速センサに用いたことを特徴とする請求項
    1記載の移動農機。
  3. 【請求項3】 走行変速レバーとの接触を板バネを介し
    て検出するスイッチを変速センサに用いたことを特徴と
    する請求項3記載の移動農機。
  4. 【請求項4】 スイッチを取付けるスイッチ台と走行変
    速レバーとを位置固定するロック部材を設けたことを特
    徴とする請求項2及び3記載の移動農機。
  5. 【請求項5】 左右走行クローラにエンジンからの走行
    駆動力を伝達する差動機構と、左右走行クローラの駆動
    速度の差を無段階に変化させる操向部材とを設けた移動
    農機において、操向部材に電動モータを用いて、電動モ
    ータの作動制御によって走行進路を変更させるように構
    成したことを特徴とする移動農機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274421A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 履帯車輌
WO2009110430A1 (ja) * 2008-03-04 2009-09-11 ヤンマー株式会社 走行車両
KR101337814B1 (ko) 2012-08-21 2013-12-06 국제종합기계 주식회사 콤바인용 미션의 방향전환조작기구
KR101378314B1 (ko) * 2012-08-21 2014-03-27 국제종합기계 주식회사 콤바인용 미션의 메인변속조작기구
KR101577116B1 (ko) 2013-12-11 2015-12-17 동양물산기업 주식회사 콤바인의 스로틀레버 조정장치

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