JP3967222B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、走行用と作業機用のトランスミッションを備えたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来特開平5−199812号公報に示されるように、エンジンからの駆動力を無段階に変速して走行装置を駆動する走行トランスミッションと、同じくエンジンからの駆動力を無段階に変速して前処理装置及びフィードチェーンを駆動する作業機トランスミッションとを備えたコンバインが知られている。
【0003】
このとき上記走行トランスミッションと作業機トランスミッションには、油圧無段変速装置(HST)がそれぞれ設けられている。そしてこのタイプのコンバインは両HSTを連動させ、少なくとも前処理部の駆動速度を走行速度に連動して変速する。そしてこの両速度の連動によって刈取り及び搬送が走行速度に応じた処理量に対応し、安定した刈り取り作業を行うことが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このとき上記走行トランスミッションは、エンジンの側方に配置されており、走行トランスミッション用のHSTが走行トランスミッションのミッションケースのエンジン側に取り付けられている。このため走行トランスミッションとエンジンとの間には、HSTの配置用のスペースが必要となる。そしてミッションケースの配置の自由度が低くなり、また上記HSTのメンテナンスはエンジン側から行う必要があり、上記メンテナンスを容易に行うことができないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のコンバインの作業機トランスミッションは、走行機体7上にエンジン11と脱穀装置6とを左右方向に並べて配置し、走行装置2の駆動用の走行トランスミッション12をエンジン11の前方に設け、少なくとも前処理部8を駆動する作業機トランスミッション14をエンジン11の後方に設け、作業機トランスミッション14を脱穀装置6の前方のエンジン11側に配置し、前処理部8の駆動速度を走行速度に連動して変更することが可能であるコンバインであって、エンジン11から走行トランスミッション12への入力をエンジン11より前方の入力軸56により、作業機トランスミッション14への入力をエンジン11より後方の入力軸19によりそれぞれ入力せしめ、作業機トランスミッション14が油圧無段変速装置18を備えた構成であり、作業機トランスミッション14のミッションケース16の反エンジン側に上記油圧無段変速装置18を一体的に取り付け、作業機トランスミッション14のミッションケース16のエンジン側に動力入力軸19を突出させてエンジン11側から駆動力を入力せしめ、該動力入力軸19の反エンジン側から油圧無段変速装置18に駆動力を入力せしめたことを第1の特徴としている。
【0006】
第2に作業機トランスミッション14のエンジン側から前処理部8に、反エンジン側からフィードチェーン5にそれぞれ入力伝動させたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を採用したコンバインにおける前方側の左側面図,図2は右側面図,図3は平面図,図4は正面図を各示している。機体フレーム1が左右のクローラ走行装置2に支持されている。機体フレーム1上には右側前方に運転席3が設けられ、該運転席3の後方にグレンタンク4が設けられ、該グレンタンク4の側方には脱穀装置6が設けられて走行機体7を構成している。
【0008】
また上記走行機体7の前方には、機体フレーム1側に軸支されている縦フレーム9を介して前処理部8が上下昇降自在に設けられている。上記構成の走行機体7により、本コンバインは、従来同様、前処理部8により穀稈を刈取り、その後フィードチェーン5に受け継がせ、該フィードチェーン5によって穀稈を脱穀装置6に供給する。
【0009】
なお上記縦フレーム9は運転席3の側方、且つ脱穀装置6の前方において上下回動自在に支持され、前処理部8は上下昇降自在となっている。また縦フレーム9には前処理部8側に駆動力を伝動する伝動機構が内装されており、縦フレーム9の走行機体7側(エンジン11側)には駆動力入力用の入力プーリ10が設けられている。
【0010】
一方本コンバインには、エンジン11からの駆動力を前処理部8に伝動する前処理伝動系に、前処理部8及びフィードチェーン5を駆動するための作業機トランスミッション14が設けられている。そして作業機トランスミッション14は、機体フレーム1に突設されて作業機トランスミッション14のミッションケース16を支持する支持ステー17を介して、脱穀装置6の前方の運転席3側、すなわちエンジン11側に配置されている。
【0011】
このとき図5の伝動線図及び図6の作業機トランスミッション14の展開断面図に示されるように、上記ミッションケース16にはエンジン11からの駆動力を無段階に変速して作業機トランスミッション14に入力する無段変速装置(作業機HST)18が、ミッションケース16の反エンジン側の側面16Oに一体的に取り付けられている。そして上記作業機HST18の入力軸18a及び出力軸18bは、ミッションケース16内に突出している。
【0012】
一方ミッションケース16のエンジン11側の側面16Eからは動力入力軸19が突出しており、該動力入力軸19と作業機HST18の入力軸18aとがミッションケース16内においてギヤ21を介して伝動連結されている。また上記作業機HST18の出力軸18bはミッションケース16内に設けられた中間軸22とギヤ23を介して伝動連結されている。
【0013】
そして図6〜図8に示されるように、動力入力軸19のエンジン側の端部には入力プーリ24が軸支されており、エンジン11の出力軸26に軸支された出力プーリ27からベルト28及び作業機クラッチ29を介して駆動力が伝動される。またミッションケース16からは、前処理部8側への駆動力出力用の前処理駆動軸36がエンジン側の側面16Eから、フィードチェーン5側への駆動力出力用のフィードチェーン駆動軸37が反エンジン側の側面16Oからそれぞれ突出せしめられている。
【0014】
このときミッションケース16内において、前処理駆動軸36には中間軸22からギヤ38を介して駆動力が入力されている。また前処理駆動軸36のギヤ39から中間軸22に遊嵌されたスプロケット一体タイプのギヤ41に駆動力が伝動されている。そして該ギヤ41に一体のスプロケット42からチェーン43とフィードチェーン駆動軸37に軸支されたスプロケット40とを介してフィードチェーン駆動軸37に駆動力が伝動されている。
【0015】
そして前処理駆動軸36の端部には前処理出力プーリ44が設けられており、該前処理出力プーリ44から前述の前処理部8側の入力プーリ10にベルト46と前処理クラッチ47を介して駆動力が伝動されている。またフィードチェーン駆動軸37からフィードチェーン5の駆動スプロケット48に伝動軸30を介して駆動力が伝動されている。
【0016】
なお上記動力入力軸19には脱穀出力プーリ31も軸支されており、脱穀装置6において選別風を送風せしめる唐箕ファン32に、該唐箕ファン32の駆動軸(唐箕軸)33のエンジン側の突出端部側に軸支された脱穀入力プーリ34とベルト36を介して駆動力を伝動するように構成されている。
【0017】
そして脱穀装置6は、脱穀装置6の枠体におけるエンジン側の側面外側において、唐箕軸33からプーリ49,51とベルト52を介して扱胴53の駆動力入力軸54に駆動力を伝動するように構成されている。
【0018】
これにより作業機クラッチ29を入り作動させることによって、動力入力軸19にエンジン11から直接駆動力が入力されると、該駆動力は作業機HST18に伝動されて無段階に変速され、前処理駆動軸36とフィードチェーン駆動軸37から出力される。そして前処理装置8及びフィードチェーン5が駆動されるとともに、動力入力軸19から唐箕軸33に駆動力が伝動され、脱穀装置6が駆動される。
【0019】
このとき作業機HST18のトラニオン軸18cには、斜板角を操作して当該作業機HST18の変速操作を行うアクチュエータとして変速モータ35が一体的に取り付けられており、前処理部8及びフィードチェーン5の作動速度は該変速モータ35の作動によって後述するように変速制御される。
【0020】
なお作業機クラッチ29の入り切りによって、前処理装置8,フィードチェーン5,脱穀装置6の駆動を同時に入り切りすることができるが、特に作業機トランスミッション14への駆動力の入力状態(作業機クラッチ29の入り状態)においては、上記前処理クラッチ47によって前処理部8の駆動を単独で入り切りすることが可能となっている。
【0021】
上記構成により作業機トランスミッション14(ミッションケース16)がエンジン11の側方における脱穀装置6の前方に配置され、且つ作業機HST18がミッションケース16の反エンジン側に設けられているため、作業機HST18の側方に比較的大きなメンテナンス用のスペースを確保することができ、機体7の脱穀装置側から作業機HST18のメンテナンス等を容易に行うことができる。
【0022】
また作業機HST18がエンジン11側に無いため、ミッションケース16とエンジン11との間のスペースを大きくとる必要が無く、ミッションケース16の配置の自由度が高く、エンジン11をミッションケース16側に張り出させることによってエンジン11の大型化等も容易となる。
【0023】
さらにエンジン11からの駆動力が、ミッションケース16のエンジン側において動力入力軸19に直接入力され、さらに動力入力軸19の反エンジン側のミッションケース16内において作業機HST18に伝動されるため、作業機HST18への駆動力の入力経路が複雑化せず、エンジン11側からシンプルなベルトラインによって容易に駆動力を入力することができる。そして複雑な駆動経路を取ることなく動力入力軸19から脱穀装置6側に容易に駆動力を出力させることができ、総合的にベルトの本数の増加が防止される。
【0024】
一方図5の伝動線図に示されるように、エンジン11からの駆動力をクローラ走行装置2に伝動する走行伝動系には、クローラ走行装置2用の走行トランスミッション12がエンジン11の前方下方に設けられている。また走行トランスミッション12には、クローラ走行装置2の変速駆動用の油圧無段変速装置(走行HST)13が一体的に設けられている。
【0025】
このとき上記走行HST13の入力軸56には、入力プーリ57が取り付けられており、エンジン11の走行出力プーリ58からベルト59と走行クラッチ61を介して駆動力が入り切り自在に伝動されている。そして走行トランスミッション12は、ミッションケース62内において走行HST13の出力を副変速機構63を介して副変速してクローラ走行装置2の駆動軸64に出力する。
【0026】
このとき走行HST13は運転席3側に設けられる主変速レバー66の前後及び左右揺動切換操作によって操作され、副変速機構63は主変速レバー66の側方に設けられる副変速レバー67の前後揺動切換操作によって操作される。これにより主変速レバー66と副変速レバー67の組み合わせ操作によって機体7の走行速度が決定される。
【0027】
このとき運転席3の座席73の左側方には操作パネル74が設けられており、該操作パネル74に、主変速レバー66と副変速レバー67が前後揺動自在に左右に並設されている。
【0028】
そして主変速レバー66が操作パネル74上の座席73に近い右側に、副変速レバー67が主変速レバー66より座席73から遠い左側に設けられており、操作頻度の高い主変速レバー66を作業者が座席73に座って容易に操作することができるように構成されている。
【0029】
一方前述の作業機トランスミッション14には、前処理駆動軸36の出力回転を検出する作業機回転センサ68が取り付けられている。また走行トランスミッション12には、副変速後の出力回転を副変速出力軸69から検出する走行回転センサ71が設けられている。
【0030】
そして図9に示されるように、走行回転センサ71と作業機回転センサ69とが、前述の変速モータ35を制御するマイコンユニットを備えた制御部72の入力側に接続されている。このとき上記制御部72には、走行速度に基づいて前処理部8及びフィードチェーン5の駆動速度を設定する速度設定手段が備えられている。
【0031】
そして上記速度設定手段によって、走行回転センサ71と作業機回転センサ69からの情報に基づき、前処理装置8及びフィードチェーン5の駆動速度が、変速モータ35を介した作業機HST18の自動変速操作によって行われる。なお速度設定手段は、前処理部8の速度制御のみでも良い。
【0032】
また主変速レバー66の基端部に、該操作レバー66の切換位置を検出する切換センサとして主変速ポテンショメータを設けても良い。この場合主変速ポテンショメータを制御部72の入力側に接続し、走行回転センサ71が故障等により作動しなくなった場合に、主変速ポテンショメータを走行回転センサ71の代わりに使用(走行速度の検出に使用)することができる。
【0033】
一方主変速レバー66の把持部66aには、図10に示されるようにモーメンタリスイッチからなる強制掻込みスイッチ76と倒伏スイッチ77とが備えられている。このとき上記強制掻込みスイッチ76と倒伏スイッチ77とが前述の制御部72の入力側に接続されている。
【0034】
そして制御部72は、両スイッチ76,77の入り切りに応じて変速モータ35の制御状態を切り換える。なお制御部72には倒伏スイッチ77を入りにすることにより点灯する倒伏ランプ78が接続されている。
【0035】
次に制御部72による変速モータ35の駆動制御、すなわち作業機HST18の自動変速制御について説明する。図11に示されるように、まずステップS1において走行回転センサ71による検出情報のデータ読み込みを行ない、次にステップS2において作業機回転センサ69による検出情報のデータ読み込みを行う。
【0036】
その後ステップS3に進み、強制掻き込みスイッチ76の入り切りをチェックし、強制掻込みスイッチ76が入り状態の場合はステップS4に進み、走行速度の変化に無関係に、前処理部8及びフィードチェーン5の駆動速度を一定に保持する定速制御機能を作動させ、ステップS5に進み作業機HST18の出力を所定の一定の速度に固定するように変速モータ35を駆動する。
【0037】
またステップS3において、強制掻込みスイッチ76が切り状態の場合は、ステップS6に進み、倒伏スイッチ77の入り切りをチェックする。そして倒伏スイッチ77が切り状態の場合はステップS7に進み、図12に示されるように、走行速度に追従させて前処理部8及びフィードチェーン5の駆動速度を変速させる速度シンクロ機能を作動させる。その後前述のステップS5に進み、前処理装置8及びフィードチェーン5の駆動速度が速度シンクロ機能に従って変更されるように、変速モータ35を駆動する。
【0038】
一方ステップS6において倒伏スイッチ77が入り状態の場合はステップS8に進み、前処理部8及びフィードチェーン5の駆動速度を、図12に示されるように、前述の速度シンクロ機能による走行速度に対する速度に比較して高速で、走行速度に連動して変更せしめる倒伏変速機能を作動させる。その後ステップS5に進み、走行速度に前処理部8及びフィードチェーン5の駆動速度が倒伏変速機能に従って変速されるように変速モータ35を駆動する。
【0039】
これによりに強制掻込みスイッチ76及び倒伏スイッチ77の何れも入り状態に押圧していない場合は、標準状態として速度シンクロ機能による通常の速度比率で走行速度に対して前処理部8とフィードチェーン5の駆動速度が追従せしめられる。これにより両速度の連動によって刈り取り及び搬送が走行速度に応じた処理量に対応し、安定した刈り取り作業を行うことが可能となる。
【0040】
また強制掻込みスイッチ76を入り状態に押圧している間は、前処理部8とフィードチェーン5の駆動速度が一定に維持される。これにより例えば枕地等において機体7の走行が停止した状態で前処理部8及びフィードチェーン5を一定速度で駆動して穀稈を掻き込む強制掻込みを行うことができる。
【0041】
そして倒伏スイッチ77を入り状態に押圧している間は、倒伏変速機能によって、標準(速度シンクロ機能によるもの)の速度比率に比較して増速された速度比率で走行速度に対して前処理部8とフィードチェーン5の駆動速度が追従せしめられるこれにより倒伏穀稈の刈り取り作業を効率良く行うことができる。
【0042】
このとき強制掻込みスイッチ76及び倒伏スイッチ77は、前述のようにコンバインの通常走行において頻繁に操作する主変速レバー66に取り付けられている。このため主変速レバー66を把持しているのみで、走行に係る操作とは別の刈取脱穀作業に関する操作を、従来のように別の部位に設けた操作部にいちいち手を伸ばすこと無く、容易に行うことができる。
【0043】
これにより煩雑なレバー操作に対する誤操作を未然に防止して機体走行に伴う刈取脱穀作業の安全性を確保することができ、作業者の負担を軽減して円滑な圃場走行作業を維持することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構造によると、作業機トランスミッション(ミッションケース)がエンジンの側方における後方に配置され、且つ油圧無段変速装置(HST)がミッションケースの反エンジン側に設けられているため、HSTの側方に比較的大きなメンテナンス用のスペースを確保することができ、機体の脱穀装置側からHSTのメンテナンス等を容易に行うことができる。またHSTがエンジン側に無いため、ミッションケースとエンジンとの間のスペースを大きくとる必要が無く、ミッションケースの配置の自由度が高く、エンジンの大型化等も容易となる。
【0045】
さらにエンジンからの駆動力は、ミッションケースのエンジン側において動力入力軸に入力され、さらに動力入力軸の反エンジン側においてHSTに入力されるため、HSTへの駆動力の入力経路が複雑化せず、HSTにエンジン側からシンプルなベルトラインによって容易に駆動力を入力することができ、さらに複雑な駆動経路を取ることなく動力入力軸から脱穀装置側に容易に駆動力を出力させることもでき、総合的にベルトの本数の増加が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を採用したコンバインの前方側左側面図である。
【図2】 エンジンを取り除いた状態の本発明を採用したコンバインの前方側右側面図である。
【図3】 本発明を採用したコンバインの前方側平面図である。
【図4】 本発明を採用したコンバインの正面図である。
【図5】 駆動系の伝動線図である。
【図6】 作業機トランスミッションの展開図である。
【図7】 作業機トランスミッションのエンジン側(右側)からの側面図である。
【図8】 作業機トランスミッションの反エンジン側(左側)からの側面図である。
【図9】 変速モータの制御ブロック図である。
【図10】 (a)は主変速レバーの要部正面図、(b)は要部側面図である。
【図11】 自動変速制御のフローチャート図である。
【図12】 前処理駆動速度と走行速度の関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
2 走行装置
6 脱穀装置
7 走行機体
8 前処理部
11 エンジン
12 走行トランスミッション
14 作業機トランスミッション
16 作業機トランスミッションのミッションケース
18 作業機HST(油圧無段変速装置)
19 動力入力軸
Claims (2)
- 走行機体(7)上にエンジン(11)と脱穀装置(6)とを左右方向に並べて配置し、走行装置(2)の駆動用の走行トランスミッション(12)をエンジン(11)の前方に設け、少なくとも前処理部(8)を駆動する作業機トランスミッション(14)をエンジン(11)の後方に設け、作業機トランスミッション(14)を脱穀装置(6)の前方のエンジン(11)側に配置し、前処理部(8)の駆動速度を走行速度に連動して変更することが可能であるコンバインであって、エンジン(11)から走行トランスミッション(12)への入力をエンジン(11)より前方の入力軸(56)により、作業機トランスミッション(14)への入力をエンジン(11)より後方の入力軸(19)によりそれぞれ入力せしめ、作業機トランスミッション(14)が油圧無段変速装置(18)を備えた構成であり、作業機トランスミッション(14)のミッションケース(16)の反エンジン側に上記油圧無段変速装置(18)を一体的に取り付け、作業機トランスミッション(14)のミッションケース(16)のエンジン側に動力入力軸(19)を突出させてエンジン(11)側から駆動力を入力せしめ、該動力入力軸(19)の反エンジン側から油圧無段変速装置(18)に駆動力を入力せしめたコンバイン。
- 作業機トランスミッション(14)のエンジン側から前処理部(8)に、反エンジン側からフィードチェーン(5)にそれぞれ入力伝動させた請求項1のコンバイン。
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