JPS5830225B2 - ジドウシヤノ シヤジクオ リヨウシタ センマキトリキ - Google Patents

ジドウシヤノ シヤジクオ リヨウシタ センマキトリキ

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Publication number
JPS5830225B2
JPS5830225B2 JP50100009A JP10000975A JPS5830225B2 JP S5830225 B2 JPS5830225 B2 JP S5830225B2 JP 50100009 A JP50100009 A JP 50100009A JP 10000975 A JP10000975 A JP 10000975A JP S5830225 B2 JPS5830225 B2 JP S5830225B2
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JP
Japan
Prior art keywords
drum
shaft
axle
sprocket
power transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP50100009A
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JPS5225350A (en
Inventor
安一 川城
芳雄 湯浅
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DKK Co Ltd
Original Assignee
Denki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の車軸を利用した線巻取機に関するもの
である。
従来からある自動車の車軸を利用した線巻取機は、車軸
の軸心延長上にドラム軸を一体的に連結したもので、自
動車の車軸を回転することによってドラムを回転し、も
ってそのドラムに線を巻取らせていた。
したがって、上記線巻取機は、巻取った線の直径がたか
だか車輪の直径に等しく、ドラムが自動車からその車中
方向に大きく突出し、道路交通安全上において好ましく
ない。
本発明の目的は、上記欠点に鑑みて、線巻取ドラムを自
動車の荷台上に設置することにより、車輪の直径に依存
されずに巻取線の直径を充分に大きくでき、自動車の車
中方向に大きく突出する部材、すなわち道路交通安全上
の障害物を有しない自動車の車軸を利用した線巻取機を
提供することにある。
なお、上記の様に線巻取ドラムを自動車の荷台上に設置
すると、該ドラムに線が巻取られるにつれて該ドラム部
分の重量が増加し、荷台が下がって車軸とドラム側従動
軸との間の距離が変動する。
かかる事情に鑑み、本発明はさらに、上記車軸と従動軸
との間の距離が変動しても何ら支障を生じない動力伝達
装置を車軸と従動軸との間に配設した線巻取機を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、線を巻取ったあとのドラムを輸送
するに当り、そのドラムを荷台へ容易に収容し得る自動
車の車軸を利用した線巻取機を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ドラムを車軸に取付けおよ
び取外すなどの煩雑な準備作業および事後作業を少なく
した自動車の車軸を利用した線巻取機を提供することに
ある。
以下図面に示した実施例を参照しながら本発明を説明す
る。
図面に示した線巻取機は、自動車1の荷台2に設置した
機枠3と、該機枠番トそれぞれ配設した線巻取ドラム4
、トラバーサ−5および機枠側の動力伝達装置6と、該
動力伝達装置と自動車10車軸7との間に配設する動力
伝達装置8とからなっている。
機枠3は荷台2にボルト9およびナツト10によって固
定されており、ドラム4を荷台2の上面から適宜な高さ
に保持している。
ドラム4はテーパ状円筒胴部11と両側円板12゜12
とからなり、その中心軸方向に孔13と円板12に雌ネ
ジ孔14とをそれぞれ設けている。
ドラム4は上記孔13に嵌合したドラム軸15によって
機枠3に後述するように着脱自在に支持されている。
ドラム軸15は、その周面に腕16を突設し、該腕の先
端に孔17を備えており、この孔17を上記雌ネジ孔1
4に合致させボルト18を螺合してドラム4を一体的に
結合している。
トラバーサ−5は機枠3を上方に延長して、その腕19
.19の先端に配設しである。
トラバーサ−5は、トラバーサ一本体20と該本体の移
動手段21とからなっている。
トラバーサ一本体20は上下左右にそれぞれローラー2
2.23,24゜25を配設した4面ローラー26を備
え、雌ネジ孔21、ガイド孔28および切換杆用の孔2
9を備えている。
腕19.19間には雄ネジを刻設した軸30とガイド軸
31と切換杆32とをそれぞれ架設し、上記トラバーサ
一本体20の各社2γ。
28.29にそれぞれ螺合または摺動自在に嵌合してい
る。
軸30およびガイド軸31はそれらの延長端部でギアー
33.34およびスプロケット3り、36、チェーン3
Tによって連結されており、両軸30.:H間の動力伝
達は、上記歯車伝動または上記巻掛伝動のいずれかをク
ラッチ38によって選択する。
切換杆32は、その延長端部でクラッチ38のレバー3
9に連結しており、さらに切換杆32の両端部付近に一
対の接点40゜41を設けている。
機枠側の動力伝達装置6は、ドラム軸15と同一軸心上
に配設した軸42と車軸7から動力伝達装置8を介して
動力を伝達される軸、即ち車軸γから動力を伝達される
べきドラム4側の従動軸43とを機枠3にそれぞれ軸支
している。
両軸42.43は、ギアー44.45およびスプロケッ
ト46.47、チェーン48によって連結されており、
両軸間の動力伝達は、上記歯車伝動または上記巻掛伝動
のいずれかをクラッチ49によって選択する。
軸42は、その延長端部に継手50を設けてあり、該継
手と同一軸心上でかつ間隔を保って機枠31こ軸支した
継手51とによってドラム軸15を着脱自在に支持する
この支持はコ字形をした継手50,51内にドラム軸1
50両端を嵌着し、継手50.51およびドラム軸15
に穿設した孔にピン52を貫入して連結する。
機枠側動力伝達装置6とトラバーサ−5との動力伝達は
、軸42に配設したスプロケット53とトラバーサ−5
のガイド軸31に配設したスプロケット54とにチェー
ン55を巻掛けて行なっている。
なお56.56はドラム4の下方に配設したジヤツキ5
6.56間にドラム5の押上げ部材57を差渡してあり
、ジヤツキの操作をレバー58によって行なう。
また59.59はトラバーサ−50角度を調整するため
のピンで、ナツト60によってトラバーサ−5の位置を
確保している。
さらに61はブレーキシューで、レバー62を操作する
ことによって、その操作力をワイヤー63を介してブレ
ーキシュー61に伝え、軸43に制動をかける。
さらにまた、64は車両クラッチレバ−165はチョー
クコントロールレバー、66は非常停止スイッチ、67
はスタータースイッチであり、これらの各要素64 、
65 。
66.67を機枠に配設することにより、運転席で制御
すべき動力の始動、減速、非常停止などを荷台上で制御
し得るようにしている。
動力伝達装置8は、車軸70回転を機枠側の動力伝達装
置6の軸43に伝達するもので、両軸7,43間の距離
がドラム40重量変化に応じて変動するため、節点付チ
ェーン68を使用している。
節点付チェーン68は、上部腕69と下部腕70とを節
点軸71によって互に回動自在に結合しており、上部腕
69の上端、下部腕70の下端、節点軸71と同軸上に
それぞれスプロケツl−72,73,74を配設し、さ
らに節点軸71付近に2個のスプロケット75.76を
配設し、これらの各スプロケットにチェーン77を巻掛
けたものである。
この節点付チェーン68は、下部腕70に設けたスプロ
ケット73の軸78を車軸7に連結し、上部腕69に設
けたスプロケット12の軸79を機枠側の動力伝達装置
6の軸43に連結する。
上記節点付チェーン68からなる動力伝達装置は、要す
るに、上部腕69と下部腕10とを備え、上部腕69の
一端を従動軸43に、下部腕70の一端を車軸7にそれ
ぞれ回動可能に連結すると共に両腕69.70の他端を
回動可能に連結し、上記従動軸43と車軸7とにそれぞ
れスプロケット?2 。
13を設けると共に上記両腕69.70の他端連結部に
中間スプロケツ)74.75を設け、チェーン77によ
り車軸スプロケット73から中間スプロケツl−74,
75を介して従動軸スプロケット72に動力を伝達すべ
く構成して戒る。
本発明に係る線巻取機は、次のような作用をする。
まず従来と同様に車軸Tと車輪80との連結を断つ。
次いで車軸1と機枠側の動力伝達装置6の軸43とを動
力伝達装置8で連結する。
次いで荷台2上でスタータースイッチをONにして自動
車のエンジンを始動させ、クラッチレバ−64を操作し
て車軸Iを回転させる。
すると車軸7と一体的に連結しているスプロケット73
が回転し、その回転はチェーン77を介してスプロケッ
ト72に伝達され、それと一体的に連結している軸43
に伝達される。
軸430回転はクラッチ49によって選択されて連結状
態にあるギアー45゜44を介して軸42に伝達される
したがって軸42と同一軸心上に連結されているドラム
軸が回転し、腕16を介してドラム4が回転する。
さらに軸42の回転は、該軸のスプロケット53からチ
ェーン55を介してスプロケット54に伝達されガイド
軸31を回転させる。
ガイド軸31の回転はクラッチ38によって選択されて
連結状態にあるギアー34.33を介して軸30に伝達
される。
この軸30が回転すると、該軸に螺合しているトラバー
サ一本体20はネジ送り作用によって一方向たとえば左
方に移動させられる。
トラバーサ一本体20が左方に移動して接点41に当接
すると、切換杆32は押されて左方に摺動し、クラッチ
レバ−39を左方に押し出してクラッチ38を操作させ
ギアー33.34の連結状態を解放するとともにスプロ
ケット35.36を連結状態にする。
すると軸30は逆転し、トラバーサ一本体20をネジ送
り作用によってこんどは右方に移動させる。
このように4面ローラー26内を通った線81は、ドラ
ム40回転に同起して左右の返復運動を行なうトラバー
サ一本体20によって平均にドラム40円周胴部11上
に巻取られる。
なお、トラバーサ一本体20の運動は必要に応じて、手
動でクラッチレバ−39を操作することにより、いかな
る時でも方向転換をすることができる。
またドラム40回転方向は、クラッチ49を操作するこ
とによってギアー45.44の連結状態を解放シ、スプ
ロケット47.46を連結状態にすることによって逆転
させることができる。
またドラム40回転に制動をかける場合には、ブレーキ
レバー62を操作し、ブレーキシュー61を作動して、
その摩擦力で軸43に制動をかける。
ドラム4に所定の量の線を巻付けたとき、クラッチ49
をニュートラル位置に移動するか、または非常停止スイ
ッチ61を操作してドラムの回転を停止する。
次いでジヤツキ56のレバー58を操作して押上げ部材
51を上昇させ、該部材でドラム4の両側円板12.1
2の下端を支持し、軸42とドラム軸15を連結してい
る継手50.51のピン52を引抜いてドラム4および
ドラム軸15を継手50.51から取外す。
次いでドラムおよびドラム軸15を荷台2上の適宜な位
置に移動し、そこで腕16のボルト18を外し、ドラム
4の孔13に嵌合しているドラム軸15を引抜く。
続いて、他のドラム4に線を巻取る場合には、他のドラ
ム4にドラム軸15を嵌合し、ボルト18によってドラ
ム4とドラム軸15とを一体的に結合し、次いでそのド
ラム軸15の継手50,51にピン52.52によって
連結すればよい。
なお、線をドラム4から取出す場合には腕16のボルト
18を外せばよい。
するとドラム4はドラム軸15上で自由に回転すること
ができる。
本発明に係る線巻取機は、荷台にドラムを設置している
ので巻取線の直径に制限がなく、かつドラムを容易に荷
台に収容でき、車両の巾方向に大きく突出する部分がな
いので道路交通安全上有利であり、取付けおよび取外し
を必要とする装置が少ないので、線巻取作業が極めて簡
素化される。
また、本発明においては上記の如く上部腕と下部腕とを
備え、両腕の連結部に設けた中間スプロケットを介して
チェーンにより動力を伝達する動力伝達装置を備えて放
る。
従って、たとえ車軸とドラム側従動軸との間の距離が変
動しても、該変動に応じて中間スプロケットの位置が変
動し、これにより両輪間の距離の変動を吸収し得ると共
にチェーンの走行距離は依然として不変であるので、ス
プロケットからのチェーンの離脱あるいは動力伝達装置
の変形、破損等の動力伝達に対する支障は何ら生じない
なお、本発明の動力伝達装置は、上記の如く車軸と従動
軸間の距離の変動に応じて位置が変動する中間点を設け
、該中間点を介して動力を伝達することにより上記両軸
間の距離の変動による支障を排除したものであるので、
この要旨を越えない範囲において種々変形可能であり、
たとえばスプロケットの均等物としてベルト車を、チェ
ーンの均等物としてベルトを使用することもできるし、
また中間スプロケットの代わりに外周でチェーンを支持
する回転自在のチェーン支持円板を用いることもできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る線巻取機の正面図、第2図はその
側面図、第3図は第1図におけるA−A線断面図である
。 1・・・・・自動車、2・・・・・・荷台、4・・・・
・ドラム、1・・・・・・車軸、8・・・・・・動力伝
達装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車の荷台上に線巻取ドラムを設置し、自動車の
    車軸から動力伝達装置を介して上記ドラムに動力を伝達
    する線巻取機において、上記動力伝達装置が、車軸に一
    端を回動可能に連結した下部腕と、動力を伝達されるべ
    きドラム側の従動軸に7端を回動可能に連結した上部腕
    とを備え、該両腕の他端を回動可能に連結し、上記車軸
    と従動軸とにそれぞれスプロケットを設けると共に上記
    両腕の他端連結部に中間スプロケットを設け、チェーン
    により上記車軸スプロケットから中間スプロケットを介
    して従動軸スプロケットに動力を伝達すべく構成されて
    いることを特徴とする線巻取機。
JP50100009A 1975-08-18 1975-08-18 ジドウシヤノ シヤジクオ リヨウシタ センマキトリキ Expired JPS5830225B2 (ja)

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JP50100009A JPS5830225B2 (ja) 1975-08-18 1975-08-18 ジドウシヤノ シヤジクオ リヨウシタ センマキトリキ

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Publication Number Publication Date
JPS5225350A JPS5225350A (en) 1977-02-25
JPS5830225B2 true JPS5830225B2 (ja) 1983-06-28

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JP50100009A Expired JPS5830225B2 (ja) 1975-08-18 1975-08-18 ジドウシヤノ シヤジクオ リヨウシタ センマキトリキ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079251A (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像観察・診断装置
JPS6079250A (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像観察・診断装置
JP2598258B2 (ja) * 1987-01-30 1997-04-09 セイコー電子工業株式会社 空間分解分光計

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133779A (en) * 1975-05-14 1976-11-19 Tokai Denki Koji Kk Cable take-up device

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JPS51133779A (en) * 1975-05-14 1976-11-19 Tokai Denki Koji Kk Cable take-up device

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JPS5225350A (en) 1977-02-25

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