JPH0424173A - 高所作業車の操向機構 - Google Patents

高所作業車の操向機構

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JPH0424173A
JPH0424173A JP12797090A JP12797090A JPH0424173A JP H0424173 A JPH0424173 A JP H0424173A JP 12797090 A JP12797090 A JP 12797090A JP 12797090 A JP12797090 A JP 12797090A JP H0424173 A JPH0424173 A JP H0424173A
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wheel
shaped
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Toru Sakai
坂井 透
Katsumi Fujiki
勝美 藤木
Toshiyuki Matsubara
松原 敏行
Toshihiko Yamane
敏彦 山根
Etsuro Onishi
大西 悦郎
Yuji Inoue
雄二 井上
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はビルの天井の配線や配管、及び屋外の高所に於
ける作業を行う高所作業車の操向機構に関する。
(ロ)従来技術 従来から、自走車の操向機構として、4輪で支持した台
車の、対角する2輪を駆動する機構については公知とさ
れているのである。
例えば、特開昭59−223559号公報や、特開昭6
2−225421号公報や実開昭64−33431号公
報に記載の技術の如くである。
(ハ)発明が解決すべき課題 しかし、該従来の技術においては、後輪の駆動操向輪の
回動を固定して、前輪の駆動操向輪のみを操向回動し、
前輪キャスター輪と後輪キャスター輪を追随回動させる
前輪操向と、前後の対角線上の駆動操向輪を同時に同じ
方向に操向回動する四輪操向は可能としているが、それ
以上の操向方法は不可能だったのである。
本発明は、天井の配管や配線等の作業中において、作業
を終了した位置で取付する資材の一端を押さえた状態で
、その点を押さえたままで、酸点を中心に旋回し、次に
また他の点を中心に旋回するという、横S字操向を、前
輪操向と四輪操向に加えて可能とし、全体として前輪操
向モードと四輪操向モードと横S字操向モードの三モー
ドの操向を可能としたものである。
またこれらの三モードの操向操作を、駆動操向輪の前後
進の走行操作と合わせて、1本の駆動操向レバーにより
操作可能としたものである。
また、前輪操向や四輪操向の場合には、駆動操向レバー
の前後の操作間隔と、高所作業車の走行間隔は一致する
のであるが、横S字操向は駆動操向レバーの傾動方向と
は間隔的に相違する方向に進行するのである。
故にこの場合には、駆動操向レバーの方向表示を変更す
べく構成したものである。
(ニ)課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
作業台lと台車20間にシザースリンク式昇降機構を介
装し、台車2を前輪二輪と後輪二輪により支持し、対角
線上の二輪を駆動操向輪11・14とし、他の対角線上
の二輪をキャスター輪12・15とした構成において、
上部操作ボックスAの操作面に設けた、前輪操向選択ス
イッチ31と四輪操向選択スイッチ32と横S字操向選
択スイッチ33の切換えにより、前輪操向と四輪操向と
横S字操向の異なる三モードの操向を可能としたもので
ある。
また、横S字操向においては、駆動操向輪11・14を
最初に真横を向いた位置に初期設定し、駆動操向輪11
・14の中の一方を真横の位置に固定し、他方を真横か
ら操向回動することにより横S字操向を可能とし、駆動
操向輪11・14の駆動部を構成する油圧モーターN2
・N1の操作と、駆動操向輪11・14を操向操作する
操向油圧シリンダ4・5の操作とを、1本の駆動操向レ
バー30により操作可能とし、横S字操向への切換時に
おいては、通常の操向である前輪操向や四輪操向の場合
の駆動操向レバー30の方向表示aが、横S字操向用の
方向表示すに切り替わるものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図は、高所作業車においてシザースリンク式昇降機
構を上昇させた状態の側面図、第2図は台車2と駆動操
向輪11・14とキャスター輪15・12の位置関係を
示す平面図、第3図は駆動操向輪11・14の操向機構
を示す平面図、第4図・第5図・第6図は前輪操向の操
向パターンを示す平面図、第7図・第8図・第9図は前
輪操向のパターンに於ける各車輪の方向を示す平面図、
第10図・第11図・第12図・第13図は四輪操向の
パターンを示す平面図、第14図・第15図・第16図
・第17図は四輪操向のパターンに於ける各車輪の方向
を示す平面図、第18図・第19図・第20図は横S字
操向のパターンを示す平面図、第21図・第22図・第
23図は横S字操向の各パターンに於ける車輪の方向を
示す平面図、第24図は本発明の操向シリンダの制御油
圧回路図、第25図は上部操作ボックスAの操作面を示
す図面、第26図は下部操作ボックスUの操作面を示す
図面、第27図は駆動操向輪11・14の操向回動角の
規制範囲を示す平面図、第28図は横S字操向のフロー
チャート図、第29図・30図は駆動操向レバー30の
方向表示の他の実施例を示す図面である。
第1図において高所作業車の構成を説明する。
上部の作業台1と下部の台車2との間にシザースリンク
式昇降機構を介装している。
作業台1には上部操作ボックスAが配置されており、オ
ペレーターが作業台1内において、走行・停止と、操向
操作と、作業台1の昇降操作を行うことが出来る。また
台車2の部分に下部操作ボックスBが配置されており、
該部分においては、走行レバー50と操向レバー51と
は別々に設けて操作を可能としている。
またシザースリンク式昇降機構は実施例においては3段
機構に構成されている。
上部シザースリンク8a・8bと、中間シザースリンク
7a・7bと、下部シザースリンクロa・6bである。
該上部シザースリンク8a・8bの中の8aの上端には
、摺動ローラー10aが枢支されており、作業台1の下
面に付設された摺動レール9aの内部で前後に摺動可能
としている。
また下部シザースリンクロa・6bの中の6aの下端に
も、摺動ローラー10bが枢支されており、該台車2の
上面に付設された摺動レール9bの内部で前後に摺動可
能としている。
またシザースリンク式昇降機構の開閉を可能とする昇降
油圧シリンダー3が2本介装されており、上部油圧シリ
ンダー3bは上部シザースリンク8a・8bの間に介装
されており、また下部油圧シリンダー3aは、下部シザ
ースリンクロa・6bの間に介装されている。上下の昇
降油圧シリンダー3a・3bは、左右が同時に一致して
伸縮する。
第2図において、台車2には前部に前部駆動操向輪14
と前部キャスター輪15が配置されており、後部には、
後部駆動操向輪11と、後部キャスター輪12が配置さ
れている。
対角線上の駆動操向輪11・14は油圧モーターにより
前進・後進駆動されており、また前部操向シリンダ5と
後部操向シリンダ4により操向回動可能とされている。
また他の対角線上の前部キャスター輪15と後部キャス
ター輪12は、それぞれ、前部駆動操向輪14と後部駆
動操向輪11の操向回動に連れて従動的に追随すべく構
成している。
台車2の上には、前進方向の左側にバッテリー81と作
動油タンクTが配置されており、右側にはバッテリーB
2と充電チャージャーCが配置されている。
また中央後部にはバッテリー81・B2により電力を供
給して回転される駆動モーターMが配置されており、該
駆動モーターMにより駆動される油圧ポンプP1・P2
が付設されている。
第24図において示す油圧回路図において、油圧ポンプ
P1より吐出される圧油が前部操向油圧バルブ■2を介
して前部操向油圧シリンダ5に送油され、後部操向油圧
バルブ■1を介して後部操向油圧シリンダ4に供給され
ている。
また油圧ポンプP2の圧油が後部操向油圧バルブ■1と
前部操向油圧バルブV2の回路に供給された後に余剰油
として、リフト昇降バルブ■3に供給され、該リフト昇
降バルブV3により制御された圧油が昇降油圧シリンダ
ー3a・3bに供給される。
また車輪駆動制御バルブv4により制御された後の圧油
が駆動操向輪11・14を駆動する油圧モーターN2・
N1に供給されている。
次に第3図において駆動操向機構を説明する。
フロントアクスル17の右端にキングピン25が枢支さ
れており、該キングピン25にナックルアーム24が固
設されている。該ナックルアーム24にタイロッド23
を介してアーム22が連結されており、該長アーム22
はベルクランクアームを構成する短アーム21と共に回
動し、該短アーム21に前部操向油圧シリンダ5のピス
トン5aが枢結されている。
該前部操向油圧シリンダ5の他端はフロントアクスル1
7に枢支されている。
前記キングピン25に前部駆動操向輪14が付設されて
おり、該キングピン25の回動と共に前部駆動操向輪1
4が14”から14”の位置へと回動可能としている。
該長アーム22と短アーム21の構成するベルクランク
の枢支軸21aが、前輪操舵位置センサ−18に連動さ
れており、前部駆動操向輪14の回動位置をフィードバ
ックすべく構成している。
該前部駆動操向輪14を駆動する油圧モーターN1がキ
ングピン25に支持されている。
また後部駆動操向輪11の支持部について説明する。リ
アアクスル16に後部操向油圧シリンダ4が支持されて
おり、ピストン4aが短アーム21に枢支され、長アー
ム22かタイロツド23を介してナックルアーム24を
回動している。該ナックルアーム24によりキングピン
25を回動して後部駆動操向輪11を操舵回動する。該
後部駆動操向輪11に油圧モーターN2が支持されて、
後部駆動操向輪11を走行駆動する。また拒支軸21a
が後輪操舵位置センサー19に連動されている。
本発明においては、上部操作ボックスAに設けた、前輪
操向選択スイッチ31・四輪操向選択スイッチ32・横
S字操向選択スイッチ33のどれかを選択することによ
り、三操向形態のどれかが選択されて、駆動操向レバー
30を傾動操作することにより、それぞれの操向形態に
沿った走行操向が開始されるのである。
第4図より第9図により、前輪操向パターンについて説
明する。
まず上部操作ボックスAの前輪操向選択スイッチ31を
ONにすると、第4図の如く前輪操舵位置センサー18
と後輪操舵位置センサー19がどちらも前進中立位置に
くるように初期パターンの位置に設定されるのである。
そして該初期設定が終わり、第4図の初期状態となって
時点で駆動操向レバー30の操作が可能となるのである
後部駆動操向輪llは後輪操舵位置センサー19が前進
中央位置に位置するように後部操向油圧シリンダ4が回
動し、該後輪操舵位置センサー19が前進中央位置に来
た位置でセットされて、後の操作においては、後部駆動
操向輪11は前進中央位置に固定されてままで動かない
のである。
故に後部キャスター輪12も前進中央の位置で追随し、
動かない状態が発生する。
そして上部操作ボックスAの駆動操向レバー30を前方
に真直ぐに傾動すると前部操向油圧バルブV2が中立か
ら前進側に切り替わり、油圧モーターN2・N1が前進
回転して回動角の大小に応じて前進速度を増加する。
駆動操向レバー30を後方に真直ぐに傾動すると、車輪
駆動制御バルブv4が後進に切り替わり、油圧モーター
N2・Nlのどちらも後進となり、駆動操向レバー30
の傾動角の大小に応じて、後進速度が増加する。
駆動操向レバー30の前後傾動により、前後進と、その
速度が変化するが、駆動操向レバー30を該前後傾動に
加えて左右傾動すると、前部操向油圧シリンダ5が伸縮
し、前進中立位置から、左右に前部駆動操向輪14を操
向回動させる。該駆動操向レバー30の左右方向への傾
動角の大小により、左右への操向回動角も増減するので
ある。
駆動操向レバー30を中央位置で前後に傾動すると、第
4図・第7図の如く、前後直進状態で前後に異なる速度
で前後動するのである。
駆動操向レバー30を左側へ傾動して、前後回動すると
、第5図・第8図の如く左側の円弧上を前後進するので
ある。
また駆動操向レバー30を右側に傾動して、前後に傾動
すると、右側の円弧上で前後進を行うのである。
駆動操向レバー30の傾動角により、前後進行の速度と
、旋回半径の大小が変化するのである。
次に第10図から第17図において、四輪操向のパター
ンについて説明する。
前記した上部操作ボックスAの四輪操向選択スイッチ3
2を押すと、まず前輪操舵位置センサー18と後輪操舵
位置センサー19が前進中立位置となるように、前部操
向油圧シリンダ5と後部操向油圧シリンダ4が回動し、
初期状態を作り出すのである。
そして初期状態のセントが終了して初めて、駆動操向レ
バー30の操作が可能となるのである。
そして駆動操向レバー30の前後回動操作により油圧モ
ーターN2・N1の前後進が切換られて、回動角の大小
により速度が増減される点は同じであるが、四輪操向に
おいては、駆動操向レバー30の左右回動により、前部
駆動操向輪14と後部駆動操向輪11の両者が同期した
状態で、左右に操向回動される点が相違するのである。
即ち第10図・第14図の状態では、駆動操向レバー3
0は前後回動のみであるから、前輪操向の場合の第4図
・第7図の状態と変わらないのでるある。
しかし、駆動操向レバー30を左に傾動した第11図・
第15図の状態では、駆動操向輪11・14のどちらも
が同期して同じ方向に操向回動されるので、直線的に斜
め方向に進行することとなるのである。
駆動操向レバー30を左側に傾動した状態で前後に傾動
すると、前後斜め方向の前後進が行われるのである。
同様に第12図・第16図の場合には、駆動操向レバー
30を右方向に傾動して、前後に傾動すると、直線的に
斜め方向の前後進が行われるのである。
次に第13図・第17図の四輪操向の場合を説明すると
これを、右または左に90度回転すると、駆動操向輪1
1・14も90度回転し、真横を向いてしまうのである
。該状態で、駆動操向レノX−30の前後傾動は、左右
方向の傾動となるが、これを行うと、左右方向に駆動操
向レバー30が傾斜された方向に向かって型状の四輪操
向が行われるのである。
このように四輪操向の操向は、円弧は描くことがなく、
完全に直線的な360度方向の直進となるのである。
次に本発明の要部である横S字操向を第18図から第2
3図において説明する。
横S字操向選択スイッチ33をONにすると、後部操向
油圧シリンダ4と前部操向油圧シリンダ5がいっばいに
伸長されて、第18図に示す如く、前進方向が左側に来
る位置に初期設定が成されるのである。
そして、該横S字操向選択スイッチ33のONと共に、
駆動操向レバー30の「走行」と「操向」の表示と信号
が切り替わるべく電気回路が構成されている。故に、第
25図に図示した駆動操向レバー30の表示部の表示ラ
ンプが4つのaランプの表示から、4つのbランプの表
示に切り替わるのである。
故に、前輪操向と四輪操向の場合とは、駆動操向レバー
30の操作が異なるのである。
そして第18図の状態の初期設定が終了すると、横S字
操向が可能となるのである。
そして第18図・第19図に示す如く、該状態で、駆動
操向レバー30を真直ぐに前後進に傾動すると、駆動操
向輪11・14のどちらも駆動されて、前方へ傾動する
と、左へ直進し、後方へ傾動すると右に直進する。
即ち、横S字操向を選択すると、駆動操向輪11・14
が横方向にセントされるので、駆動操向レバー30の前
後方向への傾動は、左右方向への駆動操向輪11・14
のどちらも駆動する直進となり、該左右どちらかへの操
向状態から、駆動操向レバー30を左側に傾動すると、
前進方向の横S字操向となるのである。
また駆動操向レバー30を前後どちらかに傾動し、左右
動しながら、右方向に傾動すると後方への横S字操向と
なるのである。
速度は駆動操向レバー30の前後方向の回動即ち、左右
への走行の選択で傾動角の大小により速度が増減するの
である。
第19図と第22図の場合において説明すると。
駆動操向レバー30を前方に傾動すると、右方向への走
行となり、該状態で右に傾動すると前部駆動操向輪14
が第19図の如く回動し、第19図のR1の如く右後方
への右横8字操向となる。
逆に右に走行しながら前方への右前万機S字操向がした
い場合には、駆動操向レバー30を前方に傾動し、右走
行状態から、駆動操向レバー30を左に傾動すると、前
部駆動操向輪14は真横のセット位置に戻り、後部駆動
操向輪11が第20図の如く回動してR2の如き右前万
機S字操向となるのである。
次に左後力積S字操向をしたい場合には、第19図にお
いて、駆動操向レバー30を後方へ傾動し、左走行しな
がら、駆動操向レバー30を右側に傾動すると、後部駆
動操向輪11は真横にセットされた状態で、前部駆動操
向輪14が第19図の如く回動し、左の方向に進みなが
ら後方に横S字操向L1となる。
次に左前方機S字操向としたい場合には、駆動操向レバ
ー30を後方に傾動した状態で、左に傾動すると、前部
駆動操向輪14は真横にセットされて、後部駆動操向輪
11が第20図の如く回動されて、左前方機S字操向L
2となる。
第27図において、三操向モードのそれぞれの場合の、
駆動操向輪11・14の回動角の規制範囲が開示されて
いる。即ち、前輪操向の場合には、後輪を前方向きにセ
ットしているので、成る角度以上の前輪を横向きにする
と高所作業車が横転する可能性があるので、第27図の
角度X=146度の範囲内で前部駆動操向輪14が回動
可能とされているのである。
次に四輪操向の場合には、前後の駆動操向輪11・14
が共に操向回動するので、広い範囲のカニ操向ができ、
前後進を入れれば360度の回転が出来るのである。即
ち前部駆動操向輪14の回動可能角度Y=180度であ
る。
これに対して、駆動操向輪11・14のどちらかを真横
に固定して、他方を操向回動する横S字操向の場合には
、成る角度以上の回動を行うとやはり高所作業車が横転
する可能性があるのである。
この制限角度はZ−34度に構成されている。
第28図は上部操作ボックスAの駆動操向レバー30の
部分の方向表示をランプに構成し、方向表示aと方向表
示すを自動的にランプの点灯により切換え可能とした場
合の横S字操向のフローチャートを示している。
横S字操向の場合には、駆動操向レバー30の前後左右
への傾動により、左直進と、左後力積S字操向L1と、
左前方機S字操向L2と、右後方機S字操向R1と、右
後方機S字操向R2と、右直進の6通りの操向状態を得
ることが出来るのである。
第29図・第30図においては、前輪操向と四輪操向と
横S字操向の3操向モードを、駆動操向レバー30の1
本のレバーにより行う場合において、オペレーターが判
り易いように、方向表示を絵表示にした場合を開示して
いる。
方向表示35・36が横S字操向の場合の方向表示であ
り、横S字操向選択スイッチ33により横S字操向を選
択すると、この方向表示35・36が点灯すべく構成し
ているのである。
因みに、前輪操向選択スイッチ31を選択すると、方向
表示37・38が点灯し、四輪操向選択スイッチ32を
選択すると方向表示39・40・41・42が点灯すべ
く構成している。
(へ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
請求項(1)の如く構成したので、1台の高所作業車で
ありながら、前輪操向と四輪操向と横S字操向の3モー
ドの旋回操向を行うことが出来るので、操縦者は作業の
形態に応じて、最も効率的に操向モードを選択すること
が可能となったものである。
請求項(2)の如く構成したので、前輪操向と四輪操向
の場合と相違し、横S字操向の場合には、駆動操向レバ
ー30の傾動方向とは感覚的に一致しない方向に車両が
進行するのであるが、駆動操向レバー30のレバーガイ
ド部に設けた方向表示が、前輪操向と四輪操向用の方向
表示aから、横S字操向用の方向表示すに変化するので
、操縦者はこれを確認しなから操向操作をすることによ
り、感覚的に相違する操向状態となることがなく、逆の
方向に移動を開始することにより、車両を壁にぶつけた
り、突然の逆方向への移動により振り落とされるという
事故を無くすことが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、高所作業車においてシザースリンク式昇降機
構を上昇させた状態の側面図、第2図は台車2と駆動操
向輪11・14とキャスター輪15・12の位置関係を
示す平面図、第3図は駆動操向輪11・14の操向機構
を示す平面図、第4図・第5図・第6図は前輪操向の操
向パターンを示す平面図、第7図・第8図・第9図は前
輪操向のパターンに於ける各車輪の方向を示す平面図、
第10図・第11図・第12図・第13図は四輪操向の
パターンを示す平面図、第14図・第15図・第16図
・第17図は四輪操向のパターンに於ける各車輪の方向
を示す平面図、第18図・第19図・第20図は横S字
操向のパターンを示す平面図、第21図・第22図・第
23図は横S字操向の各パターンに於ける車輪の方向を
示す平面図、第24図は本発明の操向シリンダの制御油
圧回路図、第25図は上部操作ボックスAの操作面を示
す図面、第26図は下部操作ボックスUの操作面を示す
図面、第27図は駆動操向輪11・14の操向回動角の
規制範囲を示す平面図、第28図は横S字操向のフロー
チャート図、第29図・30図は駆動操向レバー30の
方向表示の他の実施例を示す図面である。 A・・・・上部操作ボックス B1.B2 ・ ・ ・バッテリー C・・・・充電チャージャー M・・・・駆動モーター PI、P2・・・油圧ポンプ Nl、N2・・・油圧モーター 4・・・・後部操向油圧シリンダ 5・・・・前部操向油圧シリンダ 11・・・後部駆動操向輪 12・・・後部キャスター輪 14・・・前部駆動操向輪 15・・・前部キャスター輪 30・・・駆動操向レバー 31・・・前輪操向選択スイッチ 32・・・四輪操向選択スイッチ 33・・・横S字操向選択スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、作業台1と台車2の間にシザースリンク式昇降
    機構を介装し、台車2を前輪二輪と後輪二輪により支持
    し、対角線上の二輪を駆動操向輪11・14とし、他の
    対角線上の二輪をキャスター輪12・15とした構成に
    おいて、上部操作ボックスAの操作面に設けた、前輪操
    向選択スイッチ31と四輪操向選択スイッチ32と横S
    字操向選択スイッチ33の切換えにより、前輪操向と四
    輪操向と横S字操向の異なる三モードの操向を可能とし
    たことを特徴とする高所作業車の操向機構。(2)、請
    求項(1)記載の横S字操向においては、駆動操向輪1
    1・14を最初に真横を向いた位置に初期設定し、駆動
    操向輪11・14の中の一方を真横の位置に固定し、他
    方を真横から操向回動することにより横S字操向を可能
    とし、駆動操向輪11・14の駆動部を構成する油圧モ
    ーターN2・N1の操作と、駆動操向輪11・14を操
    向操作する操向油圧シリンダ4・5の操作とを、1本の
    駆動操向レバー30により操作可能とし、横S字操向へ
    の切換時においては、通常の操向である前輪操向や四輪
    操向の場合の駆動操向レバー30の方向表示aが、横S
    字操向用の方向表示bに切り替わることを特徴とする高
    所作業車の操向機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291833A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業用車両の操向装置
KR102067520B1 (ko) * 2019-01-28 2020-01-17 프레스카 주식회사 산업용 차량의 조향장치
DE102021107490A1 (de) 2020-03-30 2021-09-30 Denso Corporation Steuerungsvorrichtung für einen Luft-Kraftstoff-Verhältnis-Messwertgeber

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