JPH05293775A - ワークハンドリング機械の制御方法 - Google Patents

ワークハンドリング機械の制御方法

Info

Publication number
JPH05293775A
JPH05293775A JP9653892A JP9653892A JPH05293775A JP H05293775 A JPH05293775 A JP H05293775A JP 9653892 A JP9653892 A JP 9653892A JP 9653892 A JP9653892 A JP 9653892A JP H05293775 A JPH05293775 A JP H05293775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
arm
support mechanism
work support
manipulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9653892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3164243B2 (ja
Inventor
Masayuki Tanaami
正幸 店網
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP09653892A priority Critical patent/JP3164243B2/ja
Publication of JPH05293775A publication Critical patent/JPH05293775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164243B2 publication Critical patent/JP3164243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作領域の小さなマニプレータを用いて1人
の操作者で簡単な操作によって広範囲にワークを搬送で
きるようにする。 【構成】 操舵兼駆動輪3を備えた走行車両4にシリン
ダで上下動し、外力で前後移動及び水平面旋回するアー
ム17を備えたマニプレータを装着して、そのアーム1
7の先端部にワーク支持機構31を取付けてワークハン
ドリング機械とし、その走行車両4に対するワーク支持
機構31の位置を設定する所定の範囲を定め、ワーク支
持機構31がこの所定の範囲外となった時に操舵兼駆動
輪3を動作して走行車両4を走行・旋回して所定の範囲
をワーク支持機構31に合致させて走行車両4をワーク
支持機構4に追従して走行・旋回するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車両にマニプレー
タを装着して成るワークハンドリグ機械の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】走行車両に上下揺動及び前後移動なるア
ームを備えたマニプレータを水平面方向に旋回可能に装
着し、このアームの先端部にワーク支持機構を取付け、
そのワーク支持機構によってワークを支持してアームを
上下揺動、前後移動すると共に、マニプレータを水平面
方向旋回してワークを所定の位置まで搬送するワークハ
ンドリング機械が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるワークハンドリ
ング機械において、アームの前後移動長さと水平旋回角
度を大きくしてアームの水平面内での動作領域を大きく
すればワークを広範囲に搬送することができる。
【0004】しかしながら、前述のようにアームの水平
面内での動作領域を大きくするとマニプレータが大型で
大重量となるし、走行車両に作用する転倒モーメントが
大きくなって走行車両が転倒することがある。
【0005】これを解消するにはアームの水平面内での
動作領域を小さくし、走行車両を走行させることでアー
ムを水平面内に移動させてアームの水平面内での動作領
域を大きくすれば良い。
【0006】しかしながら前述のようにするには1人の
操作者がアームを動作させながら走行車両を走行させる
ので、その走行の操作が面倒となる。また、アームを動
作させる操作者と走行車両を走行操作する操作者の2人
で操作すれば各操作者の操作は簡単となるが、2人の操
作者が必要となる。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたワークハンドリング機械の制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】任意方向に走行・旋回可
能な走行車両4に、動力によって上下揺動し外力で前後
移動するアーム17の先端部にワーク支持機構31を取
付けたマニプレータを外力で旋回可能に装着したワーク
ハンドリング機械において、前記走行車両4の車体1に
対するワーク支持機構31の位置を設定した所定の範囲
bを定め、この所定の範囲bと車体1に対するワーク支
持機構31の位置とを比較してワーク支持機構31の位
置が所定の範囲b外の時に走行車両4を走行・旋回して
所定の範囲bを移動してワーク支持機構31に合致させ
るようにしたワークハンドリング機械の制御方法。
【0009】
【作 用】ワーク支持機構31の位置に追従して走行
車両4が自動的に走行・旋回するから、動作領域の小さ
なマニプレータを用いてワークを広範囲に搬送できる
し、操作者はマニプレータを動作させるだけで良く1人
の操作者で簡単に操作できる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように車体1の左前部と右後
部にキャスタ輪2を取付けると共に、その車体1の右前
部と左後部に操舵兼駆動輪3を取付けて走行車両4とし
てある。前記車体1にはマニプレータ取付体5がマスト
6と図示しない昇降シリンダ、スプロケット、チェーン
等より成る昇降機構7によって昇降自在に設けられ、こ
のマニプレータ取付体5にマニプレータ本体8が図2に
示すように縦軸9で水平面方向に旋回自在に装着してあ
り、その縦軸9とマニプレータ取付体5に亘って旋回角
度を検出する第1角度センサ10が取付けてある。
【0011】前記マニプレータ本体8には第1・第2ア
ーム11,12の基端部が上下回動自在に支承され、こ
の第1・第2アーム11,12の先端部が連結体13に
枢着してあり、この連結体13に第3・第4アーム1
4,15が上下揺動自在に支承され、その第3・第4ア
ーム14,15の先端部に取付体16が連結されてアー
ム17を構成してあり、前記第2アーム12に短尺な第
5アーム18が枢着され、第4アーム15に長尺な第6
アーム19が枢着してあり、この第5アーム18と第6
アーム19は図3に示すようにピン40で枢着され、そ
のピン20にローラ21が設けてあり、このローラ21
が可動体22の前後方向の長溝23に沿って摺動自在に
嵌合し、その可動体22はリフトシリンダ24で昇降さ
れるようになって、前記アーム17はリフトシリンダ2
4で上下揺動されると共に、外力で前後移動及び水平面
方向に旋回する。前記可動体22とピン20に亘ってロ
ーラ21の前後位置、つまりアーム17の前後位置を検
出する前後位置センサ25が設けてある。
【0012】前記取付体16、つまりアーム17の先端
部には図4に示すようにL字状の取付板26が縦軸27
で回転自在に支承され、この縦軸27と取付体16に亘
って第2角度センサ28が取付けてあり、前記取付板2
6に図1に示すように吸着パッド29がシリンダ30で
上下回動自在に取付けられてワーク支持機構31を構成
している。
【0013】前記操舵兼駆動輪3は図5に示すように、
車体1にブラケット32を縦支軸33で旋回自在に支承
し、そのブラケット32にモータ34と駆動輪35を取
付け、縦支軸33に設けた駆動スプロケット36と従動
スプロケット37にチェーン38を巻掛け、このチェー
ン38をステエアリングシリンダ39で回動することで
操舵するようにしてあり、これにより走行車両4は移動
方向と旋回方向に任意に実現できる。操舵兼駆動輪3は
この構造に限るものではなく、他の構造としても良いこ
とは勿論である。
【0014】次にアーム17とワーク支持機構31の動
作について説明する。アーム17はリフトシリンダ24
によって上下に揺動し、外力によって前後移動、水平面
内旋回するが、その前後・旋回の動作領域、つまり水平
面内動作領域は走行車両4が転倒しないように機械的な
ストッパを設けて規制し、例えば図6の斜線で示す領域
aとしてある。この動作領域aは車体1の縦軸9を中心
とする円弧状で、その縦軸9を通る前後方向直線1aに
対して左右対称の円弧状となり、この動作領域a内に所
定の範囲bが設定され、この所定の範囲bは動作領域a
と同様な円弧状となっている。他方ワーク支持機構31
の車体1に対する相対位置は前記第1角度センサ10で
検出したアーム17と前後方向直線1aとの角度θ1
第2角度センサ28で検出したアーム17とワーク支持
機構31との角度θ2 、前後位置センサ25で検出した
アーム先端部位置r(縦軸9からアーム17先端部まで
の距離)、ワーク支持機構31の前後方向長さに基づい
てコントローラによって車体1に対する相対座標値とし
て演算される。
【0015】次に動作制御を説明する。前記ワーク支持
機構31の車体1に対する相対位置をコントローラによ
って車体1に対する相対座標値として演算し、この相対
座標値と前記所定の範囲bを比較してワーク支持機構3
1が所定の範囲b外の時にはコントローラより操舵兼駆
動輪3のモータ34とステアリングシリンダ39に動作
指令を出力してワーク支持機構31を停止させたまま走
行車両4を走行・旋回して所定の範囲bをワーク支持機
構31に合致させる。例えば、図7に示すようにオペレ
ータAがワークBを持った時にアーム17が車体1の前
後方向直線1aに対して左側に旋回してワーク支持機構
31がアーム17に対して左側に回転してワーク支持機
構31が所定の範囲bより左側にずれている時には、コ
ントローラがそのずれ量、ずれ方向に基づいてモータ3
4、ステアリングシリンダ39にそのずれ量、ずれ方向
を修正する動作指令を出力して車体1を矢印c方向に旋
回させると共に、矢印d方向に走行して車体1を仮想線
で示す位置として所定の範囲bをワーク支持機構31に
合致させる。
【0016】
【発明の効果】ワーク支持機構31の位置に追従して走
行車両4が自動的に走行・旋回するから、動作領域の小
さなマニプレータを用いてワークを広範囲に搬送できる
し、操作者はマニプレータを動作させるだけで良く1人
の操作者で簡単に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークハンドリング機械の正面図である。
【図2】図1のC部断面図である。
【図3】図1のD部断面図である。
【図4】図1のE部断面図である。
【図5】走行車両の操舵兼駆動輪の平面図である。
【図6】動作領域と所定の範囲の説明図である。
【図7】動作説明図である。
【符号の説明】
1…車体、4…走行車両、17…アーム、31…ワーク
支持機構、a…動作領域、b…所定の範囲。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意方向に走行・旋回可能な走行車両4
    に、動力によって上下揺動し外力で前後移動するアーム
    17の先端部にワーク支持機構31を取付けたマニプレ
    ータを外力で旋回可能に装着したワークハンドリング機
    械において、 前記走行車両4の車体1に対するワーク支持機構31の
    位置を設定した所定の範囲bを定め、この所定の範囲b
    と車体1に対するワーク支持機構31の位置とを比較し
    てワーク支持機構31の位置が所定の範囲b外の時に走
    行車両4を走行・旋回して所定の範囲bを移動してワー
    ク支持機構31に合致させるようにしたワークハンドリ
    ング機械の制御方法。
JP09653892A 1992-04-16 1992-04-16 ワークハンドリング機械の制御方法 Expired - Fee Related JP3164243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09653892A JP3164243B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 ワークハンドリング機械の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09653892A JP3164243B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 ワークハンドリング機械の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05293775A true JPH05293775A (ja) 1993-11-09
JP3164243B2 JP3164243B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=14167894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09653892A Expired - Fee Related JP3164243B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 ワークハンドリング機械の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164243B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001287652A (ja) * 2000-04-05 2001-10-16 Meidensha Corp 冷却ファン移動装置
JP2010064198A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Kawada Kogyo Kk ロボットの作業位置修正システムおよびそのシステムを備えた簡易設置型ロボット
WO2019044136A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 日本電産株式会社 作業システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001287652A (ja) * 2000-04-05 2001-10-16 Meidensha Corp 冷却ファン移動装置
JP2010064198A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Kawada Kogyo Kk ロボットの作業位置修正システムおよびそのシステムを備えた簡易設置型ロボット
WO2019044136A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 日本電産株式会社 作業システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3164243B2 (ja) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1994005539A1 (en) Running vehicle operation controlling device
KR100665554B1 (ko) 가로주행 시스템을 갖는 포크리프트
JP2002019629A (ja) トランスファクレーンの走行装置(TravellingdeviceofTransferCrane)
US6854552B2 (en) Fork lift with traverse motion system
KR20030046393A (ko) 가로주행 시스템을 갖는 작업차량
JPH05293775A (ja) ワークハンドリング機械の制御方法
JP3790580B2 (ja) 鉄道車輪輪軸搬送ロボット
JP2564836Y2 (ja) 無人搬送車
JPH0755612Y2 (ja) 三輪式無人車
JP2849732B2 (ja) リーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの操舵装置
JPH0424182A (ja) 高所作業車の操向機構
JP3375569B2 (ja) サイドフォーク式搬送用車両
JP3121806B1 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3272341B2 (ja) 横行システムを持った作業車両
JP2631327B2 (ja) リーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの操舵装置
JP2715177B2 (ja) 移動車
JP2001049999A (ja) 補強用セグメント組立装置
JP2524875Y2 (ja) 自走式移動台車
JPH05270396A (ja) 無軌条式無人搬送台車
JP2513483Y2 (ja) 無人搬送車
JP3140005B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP3140013B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト
JP2528840Y2 (ja) 荷重取扱装置
JPH1178658A (ja) 資材搬送車輌
JP3272339B2 (ja) 横行システムを持ったフォークリフト

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees