JPH07205059A - マニピュレータの作動装置 - Google Patents

マニピュレータの作動装置

Info

Publication number
JPH07205059A
JPH07205059A JP1893494A JP1893494A JPH07205059A JP H07205059 A JPH07205059 A JP H07205059A JP 1893494 A JP1893494 A JP 1893494A JP 1893494 A JP1893494 A JP 1893494A JP H07205059 A JPH07205059 A JP H07205059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
slave
master
slave arm
manipulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1893494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Soeda
政信 添田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1893494A priority Critical patent/JPH07205059A/ja
Publication of JPH07205059A publication Critical patent/JPH07205059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速且つ、容易にマニピュレータアームの操
作を行うことができるマニピュレータの作動装置を得
る。 【構成】 マスターアーム20の操作に対応するスレー
ブアーム10の作動比率を作動比率調整手段によって可
変させるように構成している。これにより、作業者がマ
スターアーム20を操作してスレーブアーム10を作動
させる際に作動比率を変えることにより、マスタースレ
ーブ式のマニピュレータ装置の操作の容易さおよびスレ
ーブアーム10の大きい作動時における作動速度を維持
しつつ、容易な操作でスレーブアーム10の微細な作動
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスターアームの操作
に応じてスレーブアームが作動するように構成されたマ
ニピュレータ装置に関し、さらにはマスターアームに対
するスレーブアームの作動量を可変することのできるマ
ニピュレータの作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マニピュレータ装置におけるマニピュレ
ータアームの操作方式としては、マニピュレータ装置を
実際に作業を行うマニピュレータスレーブアーム(以下
「スレーブアーム」と称する)と、このスレーブアーム
に作動を指示すべく操作することによりアーム操作に対
応する指示信号をスレーブアームに送信するマニピュレ
ータマスターアーム(以下「マスターアーム」と称す
る)とから構成し、スレーブアームがマスターアームの
操作に対応して作動するように構成されているマスター
スレーブ式がある。また、他の操作方式としては、ジョ
イスティックを用いた操作装置によって実際に作業を行
うマニピュレータアームを作動させるように構成したジ
ョイスティック式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスタ
ースレーブ式の操作方式は、作業者の動きが直接伝わる
ためマニピュレータアーム全体の動きは行い易いが、例
えばスレーブアームを数ミリ単位で動かすような細かい
作動は行いずらいという問題があった。また、ジョイス
ティック式の操作方式は、マスタースレーブ式の操作方
式とは逆にマニピュレータアームの細かい作動は行い易
いが、全体の大きい動きは行いずらいという問題があっ
た。そこで、上記2種類の操作方式とは別に、マスター
スレーブ式とジョイスティック式を併せて設けることに
より、マニピュレータアーム全体の大きな動きはマスタ
ーアームからの操作によって行い、細かい作動はジョイ
スティックの操作によって行うように構成したものがあ
る。しかしながら、この場合でも速く大きなアームの作
動と、遅く細かいアームの作動を行う場合とで操作装置
を持ち換える必要があり、これらの作動を一連の作業の
中で行う場合に操作性が低下するという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、迅速且つ、容易にマニピュレータアームの
操作を行うことができるマニピュレータの作動装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明のマニピュレータの作動装置で
は、作業者が操作するマスタアームの操作に対応する作
動を行うスレーブアームを設け、マスターアームの操作
に対応するスレーブアームの作動比率を作動比率調整手
段によって可変させるように構成している。このような
マニピュレータの作動装置によれば、作業者がマスター
アームを操作してスレーブアームを作動させる際に、作
動比率調整手段によってマスターアームの操作に対応す
るスレーブアームの作動比率を変えることができる。
【0006】また、上記の目的を達成するために、上記
のマニピュレータ作動装置に加え、マスターアームの操
作に拘らずスレーブアームの作動を停止させる制御、お
よびマスターアームの操作に対応してスレーブアームの
作動を行う制御が可能なスレーブアーム作動制御手段を
設けるように構成してもよい。このようなマニピュレー
タの作動装置によれば、スレーブアームの作動範囲に対
するマスターアームの操作範囲を任意に変更することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2を参照しながら本
発明に係るマニピュレータの作動装置を設けたマニピュ
レータ装置について説明する。このマニピュレータ装置
は、実際に作業を行うマニピュレータスレーブアーム
(以下「スレーブアーム」と称する)10と、マニピュ
レータマスターアーム(以下「マスターアーム」と称す
る)20と、コントローラ30と、ターミナル40とか
ら構成されている。
【0008】マスターアーム20は、スレーブアーム1
0に作動を指示すべく作業者が操作することによりアー
ム操作に対応する指示信号をコントローラ30に送信す
るものである。このマスターアーム20は、基台21
と、この基台21に対して旋回自在に設けられた枢支部
材22と、この枢支部材22に揺動自在に設けられた第
1アーム部材23と、この第1アーム部材23に対して
揺動自在に設けられた第2アーム部材24と、この第2
アーム部材24の先端部に揺動自在に設けられた把持部
材25とから構成されている。これらの各部材における
枢支部(関節部)にはポテンショメータ(図示せず)が
設けられており、各ポテンショメータが検出した検出値
をコントローラ30に送信することにより、コントロー
ラ30は作業者が操作したマスターアーム20の作動状
態を検出する。
【0009】コントローラ30によって検出されたマス
ターアーム20の作動状態は、駆動信号としてスレーブ
アーム10に送信される。スレーブアーム10は、マス
ターアーム20と同様に、基台11、枢支部材12、第
1アーム部材13、第2アーム部材14によって構成さ
れている。そして、第2アーム部材14の先端部には開
閉自在に構成されたハンド15が設けられている。これ
らの各部材における枢支部(関節部)には駆動用モータ
(図示せず)が設けられており、コントローラ30から
送信された駆動信号に基づいて各関節部の駆動用モータ
が作動することにより、作業者の所望するマニピュレー
タ作動を行うことができる。
【0010】コントローラ30には、作動比率調整手段
31およびスレーブアーム作動制御手段32が設けられ
ている。作動比率調整手段31は、マスターアーム20
の操作に対応するスレーブアーム10の作動比率を可変
させるものであり、コントローラ30に接続されるター
ミナル40によって作動比率を通常モードと微速モード
の2つのモードに設定できるように構成されている。ま
た、スレーブアーム作動制御手段32は、マスターアー
ム20の操作に拘らずスレーブアーム10の作動を停止
させる制御、およびマスターアーム20の操作に対応し
てスレーブアーム10の作動を行わせる制御が可能に構
成されている。このスレーブアーム作動制御手段32の
制御の切り換えは、マスターアーム20の把持部材25
に設けられたスレーブアーム作動制御スイッチ26の操
作によって行われる。ここで、スレーブアーム作動制御
スイッチ26が停止操作されるとスレーブアーム作動制
御手段32はスレーブアーム10の作動を停止させる制
御を行い、スレーブアーム作動制御スイッチ26が作動
操作されるとスレーブアーム作動制御手段32はスレー
ブアーム10を作動させる制御を行う。
【0011】上記のように構成されたマニピュレータ装
置における作動を、スレーブアーム10における基台1
1に対する枢支部材12の旋回作動を例にとって、図1
を参照しながら説明する。まず図1(A)を参照しなが
らマスターアーム20の操作に対するスレーブアーム1
0の作動比率が1:1である通常モードにおける作動に
ついて説明する。まず、実線で示すようにマスターアー
ム20が左端に旋回している状態においては、スレーブ
アーム10も実線で示すように左端の旋回位置に位置す
ることとなる。そして、マスターアーム20を一点鎖線
で示すように右端まで旋回させると、スレーブアーム1
0も右端まで旋回作動を行う。この場合、スレーブアー
ム10およびマスターアーム20の旋回角は共に同一の
旋回角θである。これにより、スレーブアーム10の大
きい作動を迅速に行うことができる。
【0012】次に、図1(B)を参照しながらマスター
アーム20の操作に対するスレーブアーム10の作動比
率が1:0.1である微速モードにおける作動について
説明する。この作動は、マスターアーム10を旋回角θ
だけ旋回させてもスレーブアーム10の旋回角は旋回角
θの1/10であるθ1となる。すなわち、マスターア
ーム20を90゜旋回させるとスレーブアーム10は9
゜旋回することとなる。これにより、微細なスレーブア
ーム10の作動であっても容易な操作で確実に行うこと
ができる。
【0013】この微速モードにおいて9゜以上のスレー
ブアーム10の旋回作動を行う場合には、まずスレーブ
アーム作動制御スイッチ26を作動操作することにより
スレーブアーム作動制御手段32によってスレーブアー
ム10を作動させる制御を行う。そして、マスターアー
ム20を90゜旋回させた状態でスレーブアーム作動制
御スイッチ26を停止操作することによりスレーブアー
ム作動制御手段32によってスレーブアーム10の作動
を停止させる制御を行い、マスターアーム20を再度実
線で示す左端まで旋回させる(元のマスターアームの位
置まで戻す)。この時、スレーブアーム10は、9゜の
旋回角を維持する。次に、再度スレーブアーム作動制御
スイッチ26を作動操作することにより、スレーブアー
ム作動制御手段32によってスレーブアーム10を作動
させる制御を行う。そして、再度マスターアーム20を
右旋回させると、スレーブアーム10は旋回角9゜の位
置から旋回作動を行うため、9゜以上の旋回作動を行う
ことができる。したがって、上記の操作を10回行え
ば、微速モードによる90゜のスレーブアーム10の旋
回作動が可能となる。
【0014】尚、上記の実施例においては、作動比率調
整手段31による作動比率を通常モードと微速モードの
2つのモードとしているが本発明はこれに限られるもの
ではなく、ターミナル40によって任意の比率に設定で
きるように構成してもよい。したがって、上記のように
スレーブアーム10の作動比率を小さくするのみなら
ず、作動比率を大きくした増速モードとしてもよい。さ
らに、上記の実施例においては、マスターアーム20と
スレーブアーム10の旋回角度を同一の角度θとしてい
る場合について説明したが、この角度は必ずしも同一に
する必要がないのはもちろんである。
【0015】上記の実施例においては、スレーブアーム
10の作動をコントローラ30からの作動信号によって
作動するモータによって行う場合について説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、油圧モータ等他
の駆動手段によってスレーブアーム10を作動させるマ
ニピュレータ装置においても用いることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明のマニピュレータ
の作動装置では、マスターアームの操作に対応するスレ
ーブアームの作動比率を作動比率調整手段によって可変
させるように構成している。これにより、作業者がマス
ターアームを操作してスレーブアームを作動させる際に
作動比率を変えることにより、マスタースレーブ式のマ
ニピュレータ装置の操作の容易さおよびスレーブアーム
の大きい作動時における迅速な作動を行える速度を維持
しつつ、容易な操作でスレーブアームの微細な作動を行
うこともできる。
【0017】また、スレーブアーム作動制御手段を加え
て設けるように構成した場合には、スレーブアームの作
動を停止させた状態でマスターアームを動かすことによ
りスレーブアームの作動範囲に対するマスターアームの
操作範囲を任意に変更することができる。このため、マ
スターアームの操作に対するスレーブアームの作動率を
1以下に設定した場合等においてもスレーブアーム作動
制御手段によってスレーブアームの作動を停止させた上
でマスターアームを複数回動かすことにより、スレーブ
アームが作動可能な全範囲の作動を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマニピュレータの作動装置を備え
たマスターアームおよびスレーブアームの上面図であ
る。
【図2】上記マニピュレータの作動装置の模式図であ
る。
【符号の説明】
10 スレーブアーム 15 ハンド 20 マスターアーム 26 スレーブアーム作動制御スイッチ 30 コントローラ 40 ターミナル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者が操作するマスタアームと、 このマスターアームの操作に対応する作動を行うスレー
    ブアームと、 前記マスターアームの操作に対応する前記スレーブアー
    ムの作動比率を可変させる作動比率調整手段とからなる
    ことを特徴とするマニピュレータの作動装置。
  2. 【請求項2】 作業者が操作するマスターアームと、 このマスターアームの操作に対応する作動を行うスレー
    ブアームと、 前記マスターアームの操作に拘らず前記スレーブアーム
    の作動を停止させる制御、および前記マスターアームの
    操作に対応して前記スレーブアームの作動を行わせる制
    御が可能なスレーブアーム作動制御手段と、 前記マスターアームの操作に対応する前記スレーブアー
    ムの作動比率を可変させる作動比率調整手段とからなる
    ことを特徴とするマニピュレータの作動装置。
JP1893494A 1994-01-19 1994-01-19 マニピュレータの作動装置 Pending JPH07205059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1893494A JPH07205059A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 マニピュレータの作動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1893494A JPH07205059A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 マニピュレータの作動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07205059A true JPH07205059A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11985479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1893494A Pending JPH07205059A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 マニピュレータの作動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07205059A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111185893A (zh) * 2020-03-09 2020-05-22 辽宁科技大学 一种可同步动作的主从机械臂
US11878423B2 (en) 2018-07-31 2024-01-23 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Robot system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11878423B2 (en) 2018-07-31 2024-01-23 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Robot system
CN111185893A (zh) * 2020-03-09 2020-05-22 辽宁科技大学 一种可同步动作的主从机械臂

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100240085B1 (ko) 굴삭기의 조작장치
JPH0596477A (ja) マスタスレーブマニピユレータの制御方法
JPH06250728A (ja) ロボットの直接教示装置
JPH07205059A (ja) マニピュレータの作動装置
JPH10202568A (ja) 産業用ロボットおよびその教示方法
JP2980832B2 (ja) クレーンのコントロール装置
JPH085315Y2 (ja) 作業車のアクセル制御装置
JP4200304B2 (ja) 荷重取扱装置の操作グリップ
JPH0434136A (ja) 作業車の旋回操作構造
JP2004278208A (ja) 建設機械の操縦装置
JP2001306168A (ja) 油圧装置の操作レバー
JPH05195546A (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JPH0659380U (ja) クレーンの操縦制御装置
JPH05195551A (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JPH05195549A (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JPH07166573A (ja) バックホー装置の姿勢制御機構
JPS5922577Y2 (ja) 手動優先レバ−装置
KR970070357A (ko) 굴삭기의 제어장치
JP3246520B2 (ja) 建設機械の原動機制御装置
JPH0430028A (ja) バックホウの旋回制御装置
JP2510751Y2 (ja) コントロ−ルレバ−スイッチ
JPH1037232A (ja) 2ピースブーム型作業機の操作駆動装置
JPH06173889A (ja) 扇風機
JP2005143415A (ja) オフセット作業機
JP2000233891A (ja) クレーンのアクセル制御装置