JP4020752B2 - 操作パターン切換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベルなどの作業機に用いる操作パターン切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベルの運転席には、旋回台の左右旋回、ブームの起伏、アームの押し引き、バケットの回動等の各操作をするための数本の操作レバーが設けられている。この内の1本はアームの押し引きと旋回台の左右旋回を行なうレバーであるが、その操作パターンにはAとBの2つの操作パターンがある。Aパターンを採用している油圧ショベルでは、操作レバーを前後に傾動させることによりアームの押し引きが行なわれ、操作レバーを左右に傾動させることにより旋回台を左右に旋回させるようになっている。一方、Bパターンを採用している油圧ショベルでは操作レバーを前後に傾動させることにより旋回台を左右に旋回させ、操作レバーを左右に傾動させることによりアームの押し引きが行なわれる。
【0003】
Aの操作パターンに慣れた運転士が、Bの操作パターンの油圧ショベルを運転したり、逆にBの操作パターンに慣れた運転士が、Aの操作パターンの油圧ショベルを運転したりすることは非常に困難であり、危険でもある。このため、AとBの操作パターンのどちらにでも設定できる操作パターン切換装置を取り付けた油圧ショベルが出まわっている。この切り換えは操作レバーに直結した4方向切換弁によって行なう場合と、操作レバーを操作パターン切換装置に直結するとともに、該切換装置を、運転席の前方下方に並んで設けられ、スプールを上下動することにより旋回モータに送る圧油を制御する旋回制御弁と、アーム押し引きシリンダに送る圧油を制御するアーム押し引き制御弁とのそれぞれのスプールに球形ジョイントユニットを介して接続し、操作レバーの動きをこれらの制御弁のスプールの上下動に変換して行なう場合がある。本発明は後者の改良に係るものである。なお、球形ジョイントユニットとは、ロッドの両端に球形ジョイントを固着したものをいい、芯がずれていたり、動く方向が異なるもの同志を連結し、自分の動きを相手に伝達するために使用するものである。
【0004】
図4は従来の操作パターン切換装置の平面図である。操作パターン切換装置は、運転席の前方下方に設けられている。図において、Cは操作パターン切換装置であり、1はフレーム、2はベアリングハウジング、3はボールベアリング、4はベアリング3を介して、前方に向って水平に、フレーム1に枢着された回転軸である。5は回転軸4の前端に固着されたフォークエンドである。6は両端をフォークエンド5により支持されたピンである。ピン6の中心線6aと回転軸4の中心線4aとは直交している。7はピン6に外嵌されたブッシュであり、外形は立方体である。ブッシュ7の上面には、図示しない操作レバーが固着されている。10はロッドであり、ブッシュ7の前面に前方に向って固着されており、ロッド10が水平のとき、ロッド10の中心線と回転軸4の中心線4aは一致している。フォークエンド5の前端は横方向に開いて、ブラケット5aを形成しており、そのブラケット5aにボルト9が前方に向って水平に固着されている。8はロッド10およびボルト9に取り付けられた球形ジョイントユニットであり、上下2個の球形ジョイント8aと、図示しない中間ロッドとからなる。なお、5bは回転軸4が過大に回動しないようにするストッパである。
【0005】
操作パターン切換装置Cの下方には、図示しない旋回制御弁とアーム押し引き制御弁が並んで設けられている。旋回制御弁のスプールを上下動することにより油圧ショベルの旋回台を旋回駆動する旋回モータに送る圧油を制御する。アーム押し引き制御弁は、スプールを上下動することによりアームの押し引きシリンダに送る圧油を制御する。ロッド10に取り付けられた球形ジョイントユニット8は、アーム押し引き制御弁のスプールと連結しており、運転席から見て右側のボルト9に取り付けられた球形ジョイントユニット8は、旋回制御弁のスプールと連結している。
【0006】
操作レバーを前後に傾動させるとブッシュ7が回動してロッド10が上下に傾動する。ロッド10は押し引き制御弁のスプールに連結しているので、そのスプールは上下動し、アームの押し引きが行なわれる。この間、回転軸4は静止しており、したがって、旋回制御弁のスプールも静止している。一方、操作レバーを左右に傾動させると、回転軸4が回動し、右側のボルト9が上下動するので、ボルト9に連結している旋回制御弁のスプールが上下動し、旋回台が左右に旋回する。この間、ロッド10は静止したまま回動するだけなので、押し引き制御弁のスプールは静止している。
【0007】
運転パターンを切り換えるには、ロッド10に取り付けられた球形ジョイント8aをはずして、運転席から見て左側のボルト9´に取り付け、運転席から見て右側のボルト9に取り付けられた球形ジョイント8aをはずして、ロッド10に取り付けてやればよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、操作パターンの切り換えのためには、球形ジョイントユニットの連結個所を変えてやる必要があるが、狭い場所での交換作業は大変であるとともに、ナッドなどの部品を落としてしまうトラブルが多い。これを解決するため、本願出願人は連結個所を変える必要のない操作パターン切換装置を提案した(特許文献1)。しかし、この装置は構造が複雑で値段が高いことや、操作パターンを切り換えるとレバーのストロークが微妙に変わってレバーロックの位置が変わり、ロックできなくなるなどの問題があった。なお、レバーロックとは、運転士が運転席を離れるときに操作レバーを不注意に引っ掛けて動かさないようにするために操作レバーを固定する安全装置である。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−23456
【0010】
本発明は、以上述べた問題点に鑑み案出されたもので、簡単な構造で操作がしやすく、かつ、安価な操作パターン切換装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の操作パターン切換装置は、運転席の前方下方に並んで設けられて、スプールを上下動することにより旋回モータに送る圧油を制御する旋回制御弁と、アーム押し引きシリンダに送る圧油を制御するアーム押し引き制御弁とのそれぞれのスプールに球形ジョイントユニットを介して接続され、操作レバーの前後動によりアームを押し引きし、左右動により左右旋回する操作パターンAと、操作レバーの前後動により左右旋回し、左右動によりアームを押し引きする操作パターンBとを切り換える操作パターン切換装置であって、前記2つの制御弁の上方に、前方に向って水平に枢着され、前端に2股のフォークエンドを有する回転軸と、前記フォークエンドに両端を支持され、回転軸の中心線と直交する中心線を有するピンと、該ピンに回転可能に外嵌されたブッシュと、該ブッシュの上面に固着された操作レバーと、該ブッシュの下面に固着され、前記回転軸と前記ピンの2つの直交する中心線と直交する中心線を有するロッドと、該ロッドに回転可能に、かつ、位置決め可能に外嵌されたカラーと、該カラーから斜め外方に張り出したブラケットに支持され、両端に球形ジョイントユニットが取り付けられたエルボとからなり、一方の球形ジョイントの中心は上記回転軸の中心線の前方延長上にあり、他方の球形ジョイントの中心は上記ピンの中心線のいずれか一方の延長上にあり、一方の球形ジョイントが運転席から見て右側にあり、他方の球形ジョイントが中央にある状態が1つの操作パターンであり、一方の球形ジョイントが中央にあり、他方の球形ジョイントが運転席から見て左側にある状態が他の操作パターンであるものである。
【0012】
上記回転軸と上記ピンとの2つの中心線の交点から各球形ジョイント中心までの距離が等しく、上記回転軸の中心線は平面図上で、2つの制御弁のスプールの中心線を結ぶ線分を直角に2等分するように位置し、運転席から見て左側の球形ジョイントの中心から左側の制御弁のスプールの中心線までの距離、前方の球形ジョイントの中心から左側または右側の制御弁のスプールの中心線までの距離、運転席から見て右側の球形ジョイントの中心から右側の制御弁のスプールの中心線までの距離はすべて等しくなっているのが好ましい。
【0013】
上記ロッドに対する上記カラーの位置決めは、ロッドの外周に円周方向に90°ずれて穿設された2つの穴と、カラーに取り付けられ先端部を該穴に抜き差しするインデックスプランジャとによって行なわれるのが好ましい。
【0014】
次に本発明の作用を説明する。操作パターンをAパターンからBパターンに切り換えるためには、カラーに取り付けたインデックスプランジャを引っ張ってその先端をロッドに穿設した一方の穴から抜き、カラーを90°回してインデックスプランジャの先端を他方の穴に差し込んでやればよい。本発明の切換装置は、構造がきわめて簡単で部品点数も少ないので、安価にできるし、切り替えのための操作も簡単である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の操作パターン切換装置の斜視図であり、図2は同じく平面図である。図3(A)は同じく正面図、(B)は側面図である。これらの図において、既に説明した図4と共通する部分には、同一の符号を付している。図において、Dは本発明の操作パターン切換装置である。1はフレーム、2はベアリングハウジング、3はボールベアリング、4はベアリング3を介して、前方に向って水平に、フレーム1に枢着された回転軸である。5は回転軸4の前端に固着されたフォークエンドである。5bはストッパである。6は両端をフォークエンド5によって支持されたピンである。ピン6の中心線6aと回転軸4の中心線4aとは互いに直交している。7はピン6に回転可能に外嵌されたブッシュであり、外形は立方体である。12はブッシュ7の上面に固着された操作レバーである。13はブッシュ7の下面に固着されたロッドである。ロッド13の中心線は、回転軸4の中心線4aとピンの中心線6aの交点Mを通り、かつ、それぞれの中心線4a、6aと直交している。ロッド13にはカラー14が回転可能に、かつ、位置決め可能に外嵌されている。ロッド13に対するカラー14の位置決めは、ロッド13の外周に、周方向に90°ずれて穿設された2つの穴19、19に、カラー14に取り付けたインデックスプランジャ18の先端を抜き差しして行なう。すなわち、インデックスプランジャ18の先端を一方の孔から引き抜いて、カラー14を90°回動し、再びインデックスプランジャ18の先端を他方の穴に差し込んでやればよい。なお、インデックスプランジャ18は、先端を押し出すようにばねで付勢されたプランジャで、基端側を指でつまんで引っ張ることにより先端が引込むようになっているものである。
【0016】
15はカラー14から斜め上方に張り出したブラケットであり、その先端にエルボ16が固着されている。エルボ16の両端には球形ジョイント8aが固着されている。球形ジョイント8は、図1に示すように、中間ロッド8bの両端に球形ジョイント8aが装着されたものである。一方の球形ジョイント8aの中心は、図2に示すように、回転軸4の中心線4aの前方延長上に位置し、他方の球形ジョイント8aの中心は、ピン6の中心線6aのいずれか一方の延長上に位置している。図2に実線で示すように、一方の球形ジョイント8aが運転席から見て右側にあり、他方の球形ジョイント8aが中央にある状態は操作パターンがAパターン時である。図2に2点鎖線で示すように、一方の球形ジョイント8aが中央にあり、他方の球形ジョイント8aが運転席から見て左側にある状態は操作パターンがBパターン時である。なお、図2に示す交点M(ロッド13の中心線)から2つの球形ジョイント8aの中心までの水平距離は、同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。
【0017】
11は運転席の前方であって、操作パターン切換装置Dの下方に並んで設けられた制御弁である。11aはアーム押し引き制御弁、11bは旋回制御弁である。制御弁11には上下動するスプール11cが設けられており、アーム押し引き制御弁11aは、スプール11cを下降するとアームを押し出すし、上昇させるとアームを引き付ける。旋回制御弁11bは、スプール11cを下降すると旋回台を右旋回し、上昇すると左旋回する。
【0018】
次に制御弁11と操作パターン切換装置の位置関係について説明する。回転軸4の中心線4aは、図2で示す平面図上で、2つの制御弁11のスプール11c、11cの中心線11d、11dを結ぶ線分Eを直角に2等分するように位置している。さらに、運転席から見て左側の球形ジョイント8aの中心から左側の制御弁11aのスプール11cの中心線11dまでの距離、前方の球形ジョイント8aの中心から左側または右側の制御弁11a、11bのスプール11cの中心線11dまでの距離、運転席から見て右側の球形ジョイント8aの中心から右側の制御弁11bのスプール11cの中心線11dまでの距離はすべて等しくなっている。このような位置関係にすることにより、球形ジョイントユニットの長さの調節をすることなしに、単にカラー14を90°回転させるだけで操作パターンをAパターンからBパターンに切り換えることができる。なお、17はブッシュ7の下面に固着されたロッドで、その下端を、図示しないクランプで把持することにより運転士が席から離れるときなどの場合に、操作レバー12の動きをロックするために設けられている。
【0019】
次に本実施形態の作用を説明する。図1に示すように、操作パターンがAパターン時において、操作レバー12を前傾させるとアーム押し引き制御弁11aのスプール11cを押し下げ、アームは押し方向に回動する。逆に操作レバー12を後傾させるとアーム押し引き制御弁11aのスプール11cを押し上げ、アームは引き方向に回動する。この間、旋回制御弁11bのスプール11cに連結している球形ジョイントユニット8の上方の球形ジョイント8aの中心はピン6の中心線6a上にあるので、位置が動かない。したがって、旋回制御弁11bのスプール11cは中立位置のままで、旋回台は旋回しない。
【0020】
一方、同じAパターン時において、操作レバー12を運転席から見て右傾させると、旋回制御弁11bのスプール11cを押し下げ、旋回台は右旋回する。逆に操作レバー12を左傾させると、旋回制御弁11bのスプール11cを引き上げ、旋回台は左旋回する。この、間アーム押し引き制御弁11aのスプール11cは動かない。
【0021】
図1に示すように、操作パターンがBパターン時において、操作レバー12を、運転席から見て左に傾動させるとアーム押し引き制御弁11aのスプール11cを引き上げ、アームは引き方向に回動する。逆に操作レバー12を右に後傾させるとアーム押し引き制御弁11aのスプール11cを押し下げ、アームは押し方向に回動する。この間、押し引き制御弁11aのスプール11cは中立位置のままで、旋回台は旋回しない。
【0022】
一方、同じBパターン時において、操作レバー12を前傾させると旋回制御弁11bのスプール11cを押し上げ、旋回台は右旋回する。逆に操作レバー12を後傾させると旋回台Bは左旋回する。この間、アーム押し引き制御弁11aのスプール11cは中立位置のままで、アームの押し引きは行なわれない。なお、操作レバー12は斜めにも動かせるが、そうすると2つの制御弁11は同時に動く。
【0023】
このように、操作パターンをAパターンからBパターンに切り換えるには、カラー14に取り付けたインデックスプランジャ18を引っ張って、その先端をロッド13に穿設した一方の穴19から引き抜き、カラー14を90°回してインデックスプランジャ18の先端を他方の穴19に差し込んでやればよい。本発明の操作パターン切換装置Dは、構造がきわめて簡単で、部品点数も少ないので、安価にできるし、切り替えのための操作も簡単である。
【0024】
本発明は、以上述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば、操作パターン切換装置Dと2つの制御弁11a、11bとの位置関係が請求項2に示すような関係にない場合であっても、操作パターンを切り換えるときに球形ジョイントユニット8の長さを調節してやればよいなどである。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の操作パターン切換装置は、単にカラーを90°回動させるだけで、操作パターンをAパターンからBパターンに切り換えることができるので、切り替え操作が簡単で使いやすい。また、装置が簡単で部品点数も少ないので、安価にできるなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作パターン切換装置の斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】(A)は同じく正面図、(B)は側面図である。
【図4】従来の操作パターン切換装置の平面図である。
【符号の説明】
D 操作パターン切換装置
4 回転軸
5 フォークエンド
6 ピン
7 ブッシュ
8 球形ジョイントユニット
12 操作レバー
13 ロッド
14 カラー
15 ブラケット
16 エルボ
18 インデックスプランジャ
Claims (3)
- 運転席の前方下方に並んで設けられて、スプールを上下動することにより旋回モータに送る圧油を制御する旋回制御弁と、アーム押し引きシリンダに送る圧油を制御するアーム押し引き制御弁とのそれぞれのスプールに球形ジョイントユニットを介して接続され、操作レバーの前後動によりアームを押し引きし、左右動により左右旋回する操作パターンAと、操作レバーの前後動により左右旋回し、左右動によりアームを押し引きする操作パターンBとを切り換える操作パターン切換装置であって、前記2つの制御弁の上方に、前方に向って水平に枢着され、前端に2股のフォークエンドを有する回転軸と、前記フォークエンドに両端を支持され、回転軸の中心線と直交する中心線を有するピンと、該ピンに回転可能に外嵌されたブッシュと、該ブッシュの上面に固着された操作レバーと、該ブッシュの下面に固着され、前記回転軸と前記ピンの2つの直交する中心線と直交する中心線を有するロッドと、該ロッドに回転可能に、かつ、位置決め可能に外嵌されたカラーと、該カラーから斜め外方に張り出したブラケットに支持され、両端に球形ジョイントユニットが取り付けられたエルボとからなり、一方の球形ジョイントの中心は上記回転軸の中心線の前方延長上にあり、他方の球形ジョイントの中心は上記ピンの中心線のいずれか一方の延長上にあり、一方の球形ジョイントが運転席から見て右側にあり、他方の球形ジョイントが中央にある状態が1つの操作パターンであり、一方の球形ジョイントが中央にあり、他方の球形ジョイントが運転席から見て左側にある状態が他の操作パターンであることを特徴とする操作パターン切換装置。
- 上記回転軸と上記ピンとの2つの中心線の交点から各球形ジョイント中心までの距離が等しく、上記回転軸の中心線は平面図上で、2つの制御弁のスプールの中心線を結ぶ線分を直角に2等分するように位置し、運転席から見て左側の球形ジョイントの中心から左側の制御弁のスプールの中心線までの距離、前方の球形ジョイントの中心から左側または右側の制御弁のスプールの中心線までの距離、運転席から見て右側の球形ジョイントの中心から右側の制御弁のスプールの中心線までの距離はすべて等しくなっている請求項1記載の操作パターン切換装置。
- 上記ロッドに対する上記カラーの位置決めは、ロッドの外周に円周方向に90°ずれて穿設された2つの穴と、カラーに取り付けられ先端部を該穴に抜き差しするインデックスプランジャとによって行なわれるものである請求項1または請求項2記載の操作パターン切換装置。
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