JPH0521565Y2 - - Google Patents

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JPH0521565Y2
JPH0521565Y2 JP15777586U JP15777586U JPH0521565Y2 JP H0521565 Y2 JPH0521565 Y2 JP H0521565Y2 JP 15777586 U JP15777586 U JP 15777586U JP 15777586 U JP15777586 U JP 15777586U JP H0521565 Y2 JPH0521565 Y2 JP H0521565Y2
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bell crank
lever
rod
bell
control valve
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバツクホー、トラツククレーン、ブル
ドーザ等の建設機械の操作レバー装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、建設機械例えばバツクホーにおいては、
操作レバーの操作パターンが製造メーカーによつ
て異なつている。例えば操作レバーの前後の動き
によりアームを操作し左右の動きにより旋回を操
作するものと、前後の動きにより旋回を操作し左
右の動きによりアームを操作するものとがある。
この為作業者はそれぞれの操作パターンを覚えな
ければならず不便である上に、覚え始め時では誤
操作の危険があつた。
このような不具合を解消するため部品を増設又
は交換する等により、操作パターンが切換えられ
るようにしている。例えば第5図のように操作レ
バー1の下端がコントロールボツクス2内のボー
ルジヨイント3に連結され、そのボールジヨイン
ト3の後側には第1ロツド4が右側には第2ロツ
ド5がそれぞれ連結され、前記コントロールボツ
クス2の壁面に止着された支軸6には第1ベルク
ランク7のボス部8、第2ベルクランク9のボス
部10および第3ベルクランク11のボス部12
がそれぞれ回動可能に設けられ、第1ベルクラン
ク7は180°向きが異なる第1レバー13および第
2レバー14を有し、第2、第3ベルクランク
9,11は90°向きが異なる第1レバー15,1
7と第2レバー16,18とを有し、前記第1ロ
ツド4と第1ベルクランク7の第1レバー13と
が連結され、前記第2ロツド5と第2ベルクラン
ク9の第1レバー15とが連結され、前記第2ベ
ルクランク9の第2レバー16は旋回用コントロ
ール弁(図示せず)のスプール側に第3ロツド1
9を介して連結され、第3ベルクランク11の第
1レバー17はアーム用コントロール弁(図示せ
ず)のスプール側に第4ロツド20を介して連結
され、第1ベルクランク7の第2レバー14と第
3ベルクランク11の第2レバー18とが連結板
22を介してボルト21により一体的に連結され
ている。そして、操作レバー1を前方(矢印a方
向)に操作するとボールジヨイント3を介し第1
ロツド4が上昇し、これにより連結板22を介し
て一体的に連結された第1ベルクランク7と第3
ベルクランク11とが支軸6を中心として右回り
に回動し、第4ロツド20が前方に引かれてアー
ム用コントロール弁が操作され、アーム押し動作
が行われる。逆に操作レバー1を後方(矢印b方
向)に操作すれば第1ロツド4が下降し、第1ベ
ルクランク7と第3ベルクランク11とが連結板
22を介し一体となつて左回りに回動し、これに
より第4ロツド20が後方に押されてアーム用コ
ントロール弁が逆に操作され、アーム引き動作が
行われる。次に操作レバー1を左方(矢印c方
向)に操作すればボールジヨイント3を介し第2
ロツド5が上昇し、第2ベルクランク9が支軸6
を中心として右回りに回動し、これにより第3ロ
ツド19が前方に引かれて旋回用コントロール弁
が操作され、左旋回動作が行われる。逆に操作レ
バー1を右方(矢印d方向)に操作すればボール
ジヨイント3を介し第2ロツド5が下降し、第2
ベルクランク9が支軸6を中心として左回りに回
動し、第3ロツド19が後方に押されて旋回用コ
ントロール弁が逆に操作され、右旋回動作が行わ
れる。
次に操作パターンの切換えを第6図により説明
すると、先ず第1、第2、第3ロツド4,5,1
9と第1、第2ベルクランク7,9との連結を外
し、支軸6と第1、第2、第3ベルクランク7,
9,11とを相互に抜脱して第1ベルクランク7
と第2ベルクランク9とを相互に入れ替えると共
に第2ベルクランク9を90°回転して第1レバー
15を上部に第2レバー16を前部に位置するよ
うにして第1、第2、第3ベルクランク7,9,
11を支軸6に軸支し、その後第1ロツド4を第
2ベルクランク9の第2レバー16とを連結し、
第2ロツド5を第1ベルクランク7の第1レバー
13と連結し、第3ロツド19を第2ベルクラン
ク9の第1レバー15と連結し、第1ベルクラン
ク7の第2レバー14と第3ベルクランク11の
第2レバー18とをボルト21を介して連結板2
2により連結して切換えられる。このようにして
切換えた後操作レバー1を前方(矢印a方向)に
操作すればボールジヨイント3を介し第1ロツド
4が上昇し、第2ベルクランク9が支軸6を中心
として右回りに回動し、第3ロツド19が後方に
押されて旋回用コントロール弁が操作され、右旋
回動作が行われ、逆に操作レバー1を後方(矢印
b方向)に操作すればボールジヨイント3を介し
第1ロツド4が下降し、第2ベルクランク9が支
軸6を中心として左回りに回動し、第3ロツド1
9が前方に引かれて旋回用コントロール弁が逆に
操作され、左旋回動作が行われる。次に操作レバ
ー1を左方(矢印c方向)に操作すればボールジ
ヨイント3を介し第2ロツド5が上昇し、第1ベ
ルクランク7と第3ベルクランク11とが連結板
22を介し一体的に支軸6を中心として右回りに
回動し、第4ロツド20が前方に引かれてアーム
用コントロール弁が操作され、アーム押し動作が
行われ、逆に操作レバー1を右方(矢印d方向)
に操作すればボールジヨイント3を介し第2ロツ
ド5が下降し、第1ベルクランク7と第3ベルク
ランク11とが連結板22を介し一体的に支軸6
を中心として左回りに回動し、第4ロツド20が
後方に押されてアーム用コントロール弁が逆に操
作され、アーム引き動作が行われる。
上記従来技術においては、操作パターンの切換
え時に第1、第2、第3ロツド4,5,19およ
び連結板22を外すと共に、支軸6と第1、第
2、第3ベルクランク7,9,11とを相互に抜
脱して、第1ベルクランク7と第2ベルクランク
9とを入れ替え、かつ、第2ベルクランク9を
90°回転させて支軸6に軸支し、その後上記のと
おり、各ロツド4,5,19および連結板22を
連結する必要があるため、切換え作業に時間がか
かる上、第3ロツド19は第2ベルクランク9の
下部の第2レバー16から第2ベルクランク9の
上部の第1レバー15に連結位置を変更するため
長さ調節の作業が必要となるという問題があつ
た。また旋回用コントロール弁の油圧配管を入れ
替えることも考えられるが、これも時間がかかる
上、ホース等を外す場合に油が垂れてしまうとい
う不具合があつた。
(考案の目的及び手段) そこで本考案は構造簡単で容易に操作パターン
を切換えることができる建設機械の操作レバー装
置を提供することを目的とするもので、操作レバ
ーからロツド、クランク、ロツドを介して一対の
コントロール弁を作動するようにした建設機械の
操作レバー装置において、前記クランクはそれぞ
れ複数に分割された一対の第1ベルクランクと、
一対の第2ベルクランクと、第3ベルクランクを
有し、前記第1と第2ベルクランクと、一方のコ
ントロール弁に連結される一方のコントロール弁
用ロツドとの間に第1と第2レバーを有する中間
ベルクランクを設け、この中間ベルクランクの第
1と第2レバーを一対のロツドを介して前記第1
と第2ベルクランクの分割されたそれぞれ一方の
ベルクランクに連結すると共に、前記第1と第2
ベルクランクの他方のベルクランクを一対のロツ
ドを介して操作レバーにそれぞれ連結し、前記第
1ベルクランクまたは第2ベルクランクを第1連
結板により一体的に連結し、前記中間ベルクラン
クの第1レバーに連結された一方の第2ベルクラ
ンクと前記第2レバーに連結された一方の第1ベ
ルクランクとを前記第1連結板の連結位置の変更
により操作レバーに連結する前記一対のロツドに
選択的に連結できるようにすると共に、前記第3
ベルクランクを他方のコントロール弁用ロツドを
介して他方のコントロール弁に連結すると共に、
前記第1連結板と非連結状態の分割された第1ま
たは第2ベルクランクのうち操作レバーに連結す
る側の第1または第2ベルクランクと前記第3ベ
ルクランクとを第2連結板で連結するように構成
した建設機械の操作レバー装置である。
(作用) 本考案は以上の構成により成るもので、第1連
結板および第2連結板の連結位置の変更によつて
中間ベルクランク、第1連結板および第2連結板
を介して、一対のコントロール弁用ロツドをそれ
ぞれ選択的に操作レバーに連結できる。
したがつて、ロツドおよびクランクを外してロ
ツドの連結位置を変更したりクランクを入れ替え
たりすることなく操作パターンを容易に切換える
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図〜第3図に示すように、31はコントロ
ールボツクスであり、この側部にはジヨイント3
2が前後方向回動可能に枢設されている。33は
前記ジヨイント32の上部から外嵌されたコ字形
のブラケツト33であり、ジヨイント32とブラ
ケツト33とがピン34により軸支され、ピン3
4を中心としてブラケツト33を左右方向回動可
能としている。35は前記ブラケツト33の上部
に固設された操作レバーである。前記ジヨイント
32の後端には第1ロツド36がブラケツト33
の右端には第2ロツド37がそれぞれロツドエン
ドアツセンブリ38を介し連結されている。39
はコントロールボツクス31の壁面に止着された
支軸であり、左右一対の第1ベルクランク40
a,40bのボス部41a,41bと、左右一対
の第2ベルクランク42a,42bのボス部43
a,43bと、第3ベルクランク46のボス部4
7と、第4ベルクランク44のボス部45とがそ
れぞれ回動可能に設けられている。前記一方であ
る右側の第1ベルクランク40bに対向する他方
である左側の第1ベルクランク40aには略180°
向きの異なる第1、第2レバー48,49が前後
に設けられ、第3レバー50が上部に設けられて
いる。前記右側の第1ベルクランク40bには第
1レバー51が下部に設けられ、第2レバー52
が上部の前記第3レバー50に対応する位置に設
けられている。また一方である左側の第2ベルク
ランク42aに対向する右側の第2ベルクランク
42bには180°向きの異なる第1、第2レバー5
3,54が前後に設けられ、第3レバー55が上
部に設けられている。左側の第2ベルクランク4
2aには第1レバー56が下部に設けられ、第2
レバー57が上部の前記第3レバー55に対応す
る位置に設けられている。第4ベルクランク44
には第1レバー58が後部に設けられ、第3ベル
クランク46には第1レバー59が下部に設けら
れ、第2レバー60が後部に設けられている。そ
して、左側の第1ベルクランク40aの第1レバ
ー48には第1ロツド36が右側の第2ベルクラ
ンク42bの第1レバー53には第2ロツド37
がそれぞれロツドエンドアツセンブリ38を介し
連結されている。また左右の第2ベルクランク4
2a,42bはそれぞれ対応位置に設けられた第
2レバー57と第3レバー55とがボルト61,
62で止着された第1連結板63により連結さ
れ、左側の第1ベルクランク40aの第2レバー
49と第4ベルクランク44の第1レバー58と
第3ベルクランク46の第2レバー60とがボル
ト64,65,66で止着された第2連結板67
により連結されている。この場合第2レバー49
と第2レバー54とは第1レバー58と第2レバ
ー60より短く形成されており、第2レバー49
はカラー68を介して第2連結板67にビス64
により連結されている。69は前記支軸39の後
部に位置してコントロールボツクス31の壁面に
固設された枠体であり、この枠体69に設けられ
た支軸70には中間ベルクランク71のボス部7
2が回動可能に軸支されている。その中間ベルク
ランク71には略180°向きの異なるように一対の
第1、第2レバー73,74が上部と下部に第3
レバー75が上部の第1レバー73と対応する位
置にそれぞれ設けられている。そして右側の第1
ベルクランク41bの第1レバー51と中間ベル
クランク71の第2レバー74とが、一対のロツ
ド76,77の内の第3ロツド76によりロツド
エンドアツセンブリ38を介し連結され、左側の
第2ベルクランク42aの第1レバー56と中間
ベルクランク71の第1レバー73とが第4ロツ
ド77によりロツドエンドアツセンブリ38を介
し連結されている。中間ベルクランク71の第3
レバー75は、一方のコントロール弁である旋回
用コントロール弁(図示せず)のスプール側に一
方のコントロール弁用ロツドである第5ロツド7
8を介して連結され、第3ベルクランク46の第
1レバー59は、他方のコントロール弁であるア
ーム用コントロール弁(図示せず)のスプール側
に他方のコントロール弁用ロツドである第6ロツ
ド79を介して連結されている。
次に上記構成に基づいてアームと旋回の操作を
説明すると、先ず操作レバー35を前方(矢印a
方向)に操作すればジヨイント32を介し第1ロ
ツド36が上昇し、左側第1ベルクランク40a
と、この第1ベルクランク40aと第2連結板6
7により連結された第3ベルクランク46とが一
体的に支軸39を中心として右回りに回動し、第
6ロツド79が前方に引かれてアーム用コントロ
ール弁が操作され、アーム押し動作が行われる。
逆に操作レバー35を後方(矢印b方向)に操作
すれば第1ロツド36が下降し、左側第1ベルク
ランク40aと第3ベルクランク46とが一体的
に支軸39を中心として左回りに回動し、第6ロ
ツド79が後方に押されてアーム用コントロール
弁が逆に操作されアーム引き動作が行われる。
次に操作レバー35を左方(矢印c方向)に操
作すればブラケツト33を介し第2ロツド37が
上昇し、右側第2ベルクランク42bと、この第
2ベルクランク42bと第1連結板63により連
結された左側第2ベルクランク42aとが一体的
に支軸39を中心として右回りに回動し、第4ロ
ツド77が前方に引かれて中間ベルクランク71
が支軸70を中心として左回りに回動し、第5ロ
ツド78が前方に引かれて旋回用コントロール弁
が操作され、左旋回動作が行われる。逆に操作レ
バー35を右方(矢印d方向)に操作すれば第2
ロツド37が下降し、第1連結板63により連結
された左右第2ベルクランク42a,42bが一
体となつて支軸39を中心として左回りに回動
し、第4ロツド77が後方に押されて中間ベルク
ランク71が支軸70を中心として右回りに回動
し、第5ロツド78が後方に押されて旋回用コン
トロール弁が逆に操作され、右旋回動作が行われ
る。
次に操作パターンの切換え操作を説明すると、
第4図に示すように先ず第1連結板63を離脱し
て左右の第1ベルクランク40a,40bの第3
レバー50、第2レバー52にボルト61,62
により止着して左右の第1ベルクランク40a,
40bを一体的に連結し、次いで第2連結板67
と左側第1ベルクランク40aとの連結を外して
第2連結板67と右側第2ベルクランク42bの
第2レバー54とをカラー68を介してボルト6
4により連結する。この状態において操作レバー
35を前方(矢印a方向)に操作すればジヨイン
ト32を介し第1ロツド36が上昇し、左側第1
ベルクランク40aと、この第1ベルクランク4
0aと第1連結板63により連結れた右側第1ベ
ルクランク40bとが一体的に支軸39を中心と
して右回りに回動し、第3ロツド76が前方に引
かれて中間ベルクランク71が支軸70を中心と
して右回りに回動し、第5ロツド78が後方に押
されて旋回用コントロール弁が操作され、右旋回
動作が行われる。逆に操作レバー35を後方(矢
印b方向)に操作すれば第1ロツド36が下降
し、第1連結板63により連結された左右第1ベ
ルクランク40a,40bが一体的に支軸39を
中心として左回りに回動し、第3ロツド76が後
方に押されて中間ベルクランク71が支軸70を
中心として左回りに回動し、第5ロツド78が前
方に引かれて旋回用コントロール弁が逆に操作さ
れ、左旋回動作が行われる。
次に操作レバー35を左方(矢印c方向)に操
作すればブラケツト33を介し第2ロツド37が
上昇し、右側第2ベルクランク42bと、この第
2ベルクランク42bと第2連結板67により連
結された第3ベルクランク46とが一体的に支軸
39を中心として右回りに回動し、第6ロツド7
9が前方に引かれてアーム用コントロール弁が操
作され、アーム押し動作が行われる。逆に操作レ
バー35を右方(矢印d方向)に操作すれば第2
ロツド37が下降し、第2連結板67により連結
された右側第2ベルクランク42bと第3ベルク
ランク46とが一体的に支軸39を中心として左
回りに回動し、第6ロツド79が後方に押されて
アーム用コントロール弁が逆に操作され、アーム
引き動作が行われる。この場合第2連結板67と
第1、第2ベルクランク40a,42bとの連結
はカラー68を介して行うようにしているためい
ずれか一方の遊び状態のベルクランク40a,4
2bと第2連結板67との間には間隙が形成され
クランク作用に支障を生じない。また第4ベルク
ランク44の第1レバー58と第2連結板67と
がボルト65により連結されているため、第2連
結板67は3本のボルト64,65,66によつ
て止着され、クランク作用時に捻れを生じること
が防止される。
このように本考案実施例においては、2本のボ
ルト61,62を弛め第1連結板63の位置を変
更すると共に、もう1本のボルト64により第2
連結板67の固定位置を変更するのみの簡単な作
業で容易に操作パターンを切換えることができる
ので、従来のように支軸39とベルクランク40
a,40b,42a,42b,44,46とを相
互に離脱してベルクランクの位置を入れ替えた
り、ロツド36,37,76,77,79の連結
位置を変更したりまたロツドそのものを変換した
りする必要が全くなくなる。ちなみに、前記操作
パターン変更に伴う所要作業時間は、従来約30〜
40分要していたものが本考案によれば僅か約3分
で完了するのでその効果は絶大である。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば、中間ベルクランクにお
いて、第3レバー75を下部に設けて第3ロツド
76を上部の第1レバー73に第4ロツド77お
よび第5ロツド78をそれぞれ下部の第2、第3
レバー74,75に連結するようにしてもよく、
そのロツド連結状態は適宜選定すればよい。ま
た、第1、第2連結板63,67はボルト61,
62,64,65,66により止着するものを示
したが、ピンにより抜挿可能にしてもよい。また
以上の実施例に於て種々説明した操作レバーの操
作パターンは単にアーム、旋回操作作用として用
いるのみでなく、他のアクチユエータ操作用の操
作レバーに対しても準用できることは言うまでも
ない。
[考案の効果] 以上詳述した如く、本考案は単に連結板によつ
てベルクランクの連結位置を変更するという簡単
な操作で中間ベルクランク、第1連結板および第
2連結板を介して、一対のコントロール弁用ロツ
ドを選択的に操作レバーに連結できるから特別な
指導教育をすることなく誰でもが短時間で操作パ
ターンを変更できる。それと共に、建設機械及び
その操作パターンの相違に伴う作業者の操縦ミス
とそれによつて発生する各種災害も防止できる等
その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は操作パターン切換え前の
操作レバー装置の斜視図、第3図は同断面図、第
4図は操作パターン切換え後の操作レバー装置の
斜視図、第5図は従来例を示す操作パターン切換
え前の操作レバー装置の斜視図、第6図は第5図
の操作パターン切換え後の操作レバー装置の斜視
図である。 35……操作レバー、36……第1ロツド、3
7……第2ロツド、40a,40b……第1ベル
クランク、42a,42b……第2ベルクラン
ク、44……第4ベルクランク、46……第3ベ
ルクランク、63……第1連結板、67……第2
連結板、71……中間ベルクランク、73……第
1レバー、74……第2レバー、76……第3ロ
ツド、77……第4ロツド、78……第5ロツド
(一方のコントロール弁用ロツド)、79……第6
ロツド(他方のコントロール弁用ロツド)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーからロツド、クランク、ロツドを介
    して一対のコントロール弁を作動するようにした
    建設機械の操作レバー装置において、前記クラン
    クはそれぞれ複数に分割された一対の第1ベルク
    ランクと、一対の第2ベルクランクと、第3ベル
    クランクを有し、前記第1と第2ベルクランク
    と、一方のコントロール弁に連結される一方のコ
    ントロール弁用ロツドとの間に第1と第2レバー
    を有する中間ベルクランクを設け、この中間ベル
    クランクの第1と第2レバーを一対のロツドを介
    して前記第1と第2ベルクランクの分割されたそ
    れぞれ一方のベルクランクに連結すると共に、前
    記第1と第2ベルクランクの他方のベルクランク
    を一対のロツドを介して操作レバーにそれぞれ連
    結し、前記第1ベルクランクまたは第2ベルクラ
    ンクを第1連結板により一体的に連結し、前記中
    間ベルクランクの第1レバーに連結された一方の
    第2ベルクランクと前記第2レバーに連結された
    一方の第1ベルクランクとを前記第1連結板の連
    結位置の変更により操作レバーに連結する前記一
    対のロツドに選択的に連結できるようにすると共
    に、前記第3ベルクランクを他方のコントロール
    弁用ロツドを介して他方のコントロール弁に連結
    すると共に、前記第1連結板と非連結状態の分割
    された第1または第2ベルクランクのうち操作レ
    バーに連結する側の第1または第2ベルクランク
    と前記第3ベルクランクとを第2連結板で連結す
    るように構成したことを特徴とする建設機械の操
    作レバー装置。
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