JP2624386B2 - バックホーの油圧操作構造 - Google Patents

バックホーの油圧操作構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後方向並びに左右方
向夫々に揺動操作自在な操作レバーの各方向での操作に
より、夫々、一対の油圧制御バルブを各別にリンク機構
を介して操作自在に連係し、前記各操作方向に対する操
作対象となる油圧制御バルブを切換え変更可能な操作対
象切換機構を設けてあるバックホーの油圧操作構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記バックホーの油圧操作構造におい
て、従来では、本出願人が先に実願平2−127801
号において提案した構成のものがある。つまり、前記操
作レバーと各油圧制御バルブとの連係用リンク機構にお
いて、各制御バルブに対する操作用中継リンクを、バル
ブ側連結点の前後軸芯周りで切換え揺動自在に設け、中
継リンクの夫々の他端側を、操作レバーの所定操作方向
における操作揺動アームに連動連結する状態と、他の操
作方向における操作揺動アームに連動連結する状態とに
切換え自在に構成し、前記各中継リンクの切換え連結を
ボルトによる締付け、緩み作業によって対応するよう構
成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成
は、十字揺動操作自在な操作レバーの操作方向に対応す
る被操作対象を変更可能にして、レバー操作方向と被操
作対象との関係を操縦者の操縦感覚に適したものに変更
できるようにしたものであり、上記した従来構造は、こ
のような切換構造を掘削容量の小さい機種に利用しなが
ら、中継用リンク機構をコンパクトな形状に収めること
ができるようにしたものである。ところが、上記従来構
造においては、操作対象の切換え操作を行う場合には、
ボルトの締緩作業を行わねばならず、専用の工具が必要
であって、操作の煩わしさがあり、この点で未だ改善の
余地があった。本発明は上記不具合点を解消することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載したバックホーの油圧操作構造において、前記
リンク機構における前記各制御バルブに対する操作用中
継リンクを、前記各制御バルブ側の操作連係用揺動アー
ムにボールジョイントを介して連結するとともに、前記
操作レバーの所定操作方向における操作揺動アーム及び
他の操作方向における操作揺動アーム夫々に、係合ピン
を並列状態でかつ同方向に突設し、前記中継リンクの夫
々を、前記操作レバー側端部を前記各係合ピンに択一的
に抜き差し係合自在に設けるとともに、前記各中継リン
クを前記各係合ピンへの係合方向に向けて付勢する付勢
手段を設けて前記操作対象切換機構を構成してある点に
ある。
【0005】
【作用】操作レバーの操作方向に対応する制御バルブを
切換える際には、各中継リンクの操作レバー側端部を、
操作レバーの所定操作方向における操作揺動アームに設
けた係合ピンと、他の操作方向における操作揺動アーム
に設けた係合ピンとの間で、背反的に抜き差しさせて係
合状態を変更させるだけの簡単な操作で対応できる。
又、各中継リンクは付勢手段により常に係合ピンへの差
し込み係合方向に向けて付勢されるので、レバー操作に
伴って差し込み係合が解除されるおそれがなく、切換え
状態で位置保持すると同時に切換え操作自在な専用の操
作機構は不要で、操作用リンク機構をコンパクトに収め
ることが可能となる。
【0006】
【発明の効果】従って、操作レバーの操作方向に対応す
る制御バルブを切換え自在な操作対象切換機構を有する
操作リンク機構を、コンパクトな形状に収めることが可
能なものでありながら、上記操作対象の切換え作業が専
用の工具なしで簡単に短時間で行うことができるものと
なった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図8
にバックホーを示している。このバックホーは、左右一
対のクローラ走行装置1,1を備えた走行機台2上に、
旋回用油圧モータM1の駆動により縦軸芯周りで全旋回
自在な旋回台3を搭載するとともに、旋回台3の上部に
原動部4及び操縦部5を配設し、旋回台3の一端に、ス
イングシリンダC1により格納揺動自在に設けられるス
イングブラケット6を介してバックホー装置7を連結
し、走行機台2の前部にドーザシリンダC2により昇降
自在にドーザ装置8を設けて構成してある。
【0008】前記バックホー装置7は、ブーム9、アー
ム10、バケット11を夫々ブームシリンダC3、アー
ムシリンダC4、バケットシリンダC5により揺動駆動
して掘削作業を行えるよう構成してある。操縦部5は、
原動部ボンネット12上に運転座席13を設けるととも
に、その前方側に操縦操作ボックス14を旋回台3上面
から立設して構成してある。
【0009】次に、油圧操作構造について説明する。図
2に示すように、前記操作ボックス14の内部下方側
に、スイングシリンダ用油圧制御バルブV1、旋回モー
タ用油圧制御バルブV2、アームシリンダ用油圧制御バ
ルブV3、左側走行用油圧モータ用油圧制御バルブV
4、ドーザシリンダ用油圧制御バルブV5、外部油圧装
置駆動用サービス油圧制御バルブV6、右側走行用油圧
モータ用油圧制御バルブV7、バケットシリンダ用油圧
制御バルブV8、ブームシリンダ用油圧制御バルブV9
夫々を、上下方向に操作するよう縦姿勢で並列配備し、
これらのバルブブロックの上方側に左右一対の作業操作
レバー15R,15Lを、夫々、前後方向並びに左右方
向に十字揺動自在でボックス外方上方に突出状態で配設
するとともに、前後方向に揺動自在な左右一対の走行操
縦レバー16R,16Lを配設してある。尚、ドーザシ
リンダC2の操作レバー17は操作ボックス14の右横
側に設けてある。そして、前記バルブブロックと各操作
レバーとを連動連結するリンク機構Rを、操作ボックス
14内の上部に設けてある。
【0010】以下、前記操作用リンク機構Rについて説
明する。図2に示すように、フレームFに前後向きに突
設したピン18に回動自在に支持部材20を外嵌し、こ
の支持部材20に右側の作業操作レバー15Rの基端ボ
ス部19を横軸芯周りで回動自在に枢支して、該レバー
15Rが前後方向並びに左右方向に十字揺動自在に構成
するとともに、前記基端ボス部19とバケットシリンダ
用油圧制御バルブV8とを連動連結し、前記支持部材2
0とブームシリンダ用油圧制御バルブV9とを連動連結
してある。又、左右の走行操縦レバー16R,16L夫
々と、各走行用油圧モータ用油圧制御バルブV4,V7
とを連動連結してある。外部油圧装置駆動用油圧制御バ
ルブV6は操作ペダルPdに連動連結してある。
【0011】そして、左側作業操作レバー15Lは、前
後方向の操作で旋回モータ用油圧制御バルブV2を操作
し、左右方向の操作でアームシリンダ用油圧制御バルブ
V3を操作する状態と、前後方向の操作でアームシリン
ダ用油圧制御バルブV3を操作し、左右方向の操作で旋
回モータ用油圧制御バルブV2を操作する状態とに切換
自在な第1切換機構Aを設けるとともに、所定方向の操
作で旋回モータ用油圧制御バルブV2を操作する状態
と、スイングシリンダ用油圧制御バルブV1を操作する
状態とに切換自在な第2切換機構Bを設けてある。
【0012】つまり、左側作業操作レバー15Lの基端
ボス部21を、フレームFに前後向き突設したピン22
に一体回動自在に支持される左右一対の支持部材23,
23に横軸芯X1周りで回動自在に枢支して、十字揺動
自在に構成してある。一方、ドーザシリンダ用操作レバ
ー17の横向き回動支軸24を、作業操作レバー15
R,15Lの支点部の下方側にブラケット25により回
動自在に支持し、この回動支軸24に中継ボス部26,
26を相対回動自在に外嵌してある。そして、前記一対
の支持部材23,23と各中継ボス部26,26とを夫
々中継リンク27,27を介して連動連結してある。こ
の中継リンク27,27は、バルブ側連結点の前後軸芯
周りで切換揺動自在に構成し、各リンク27,27の他
端側を、前記基端ボス部21に設けた操作揺動アーム2
8に連結する状態と、前記支持部材23,23に設けた
操作揺動アーム29,29に連結する状態とに切換自在
に構成してある。つまり、基端ボス部側の操作揺動アー
ム28と、支持部材側の操作揺動アーム29,29と
を、基端ボス部側の操作揺動アーム28が中央になるよ
うほぼ同一平面上に位置させ、夫々の操作揺動アーム2
8,29から後方に向けて並列状態で係合ピン30を突
設し、中継リンク27,27の作業操作レバー側端部
を、各係合ピン30に択一的に抜き差し係合自在に設け
てある。中継リンク27,27のバルブ側連結点は、前
記中継ボス部26,26から一体延設した操作揺動アー
ム26a,26aとボールジョイント40を介して連結
し、前記係合ピン30との係合部もボールジョイント4
0を介して連結してある。そして、図1,図4,図5に
示すように、操作アーム26aと中継リンク27との連
結部において、ボールジョイント40の抜け止め固定用
ボルト41を大径の座金42を介して取付け、この座金
42により操作アームに外嵌する状態で配備されるコイ
ルバネ43〔付勢手段の一例〕を受け止め支持して、こ
のコイルバネ43により中継リンク27を係合ピン30
への係合方向に向けて揺動付勢するよう構成してある。
このようにして前記第1切換機構Aを構成する。このよ
うに構成することで、中継リンク27を前記コイルバネ
43の付勢力に抗して抜き差し変更することで、特別の
工具なしで操作対象の切換え作業を行うことができる。
【0013】図6,図7に示すように、一方の中継ボス
部26と、前方側に位置する中継軸31に遊転外嵌した
一対の中継部材32,32に対向突設した係合ピン3
3,33に択一係合連結する切換リンク34を設け、こ
の切換リンク34を切換レバー35の操作で左右に移動
する平行四連リンク構造のスライド板36に固定した接
当ピン37,37により接当連動させるよう構成してあ
り、スライド板36はトッグルバネ38により2位置に
保持されるようにしてある。そして、中継部材32,3
2は、スイングシリンダ用油圧制御バルブV1、旋回モ
ータ用油圧制御バルブV2夫々に連結してある。このよ
うにして前記第2切換機構Bを構成してある。
【0014】〔別実施例〕前記大径のコイルバネ43に
代えて、中継リンク27を引張スプリング43で係合す
る側に揺動付勢するよう構成するものでもよい。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】中継リンク配設部の縦断側面図
【図2】リンク機構の斜視図
【図3】リンク機構の後面図
【図4】第1切換機構の側面図
【図5】第1切換機構の側面図
【図6】第2切換機構の平面図
【図7】第2切換機構の平面図
【図8】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
15L 操作レバー 26a,26a 揺動アーム 27,27 中継リンク 29,29 操作揺動アーム 30,30 係合ピン 40,40 ボールジョイント 43 付勢手段 A 操作対象切換機構 R リンク機構 V2,V3 油圧制御バルブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向並びに左右方向夫々に揺動操作
    自在な操作レバー(15L)の各方向での操作により、
    夫々、一対の油圧制御バルブ(V2),(V3)を各別
    にリンク機構(R)を介して操作自在に連係し、前記各
    操作方向に対する操作対象となる油圧制御バルブ(V
    2),(V3)を切換え変更可能な操作対象切換機構
    (A)を設けてあるバックホーの油圧操作構造であっ
    て、前記リンク機構(R)における前記各制御バルブ
    (V2),(V3)に対する操作用中継リンク(2
    7),(27)を、前記各制御バルブ(V2),(V
    3)側の操作連係用揺動アーム(26a),(26a)
    にボールジョイント(40),(40)を介して連結す
    るとともに、前記操作レバー(15L)の所定操作方向
    における操作揺動アーム(29)及び他の操作方向にお
    ける操作揺動アーム(29)夫々に、係合ピン(3
    0),(30)を並列状態でかつ同方向に突設し、前記
    中継リンク(27),(27)の夫々を、前記操作レバ
    ー(15L)側端部を前記各係合ピン(30),(3
    0)に択一的に抜き差し係合自在に設けるとともに、前
    記各中継リンク(27),(27)を前記各係合ピン
    (30),(30)への係合方向に向けて付勢する付勢
    手段(43)を設けて前記操作対象切換機構(A)を構
    成してあるバックホーの油圧操作構造。
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