JP2555891Y2 - バックホーのバルブ操作構造 - Google Patents

バックホーのバルブ操作構造

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JP2555891Y2
JP2555891Y2 JP309892U JP309892U JP2555891Y2 JP 2555891 Y2 JP2555891 Y2 JP 2555891Y2 JP 309892 U JP309892 U JP 309892U JP 309892 U JP309892 U JP 309892U JP 2555891 Y2 JP2555891 Y2 JP 2555891Y2
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hydraulic control
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、運転座席の前方に操縦
ポストを立設するとともに、操作レバーを上方突出状態
で配設し、前記操縦ポストの内部下方に複数の油圧制御
バルブを並列配備するとともに、このバルブ群の上部
に、前記操作レバーと前記バルブ群とを操作可能に連係
する操作リンク機構を配備してあるバックホーのバルブ
操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記バックホーのバルブ操作構造におい
て、従来では、前記油圧制御バルブ群及び前記操作リン
ク機構における各固定支持部を、夫々、各別に操縦部ポ
ストフレームに取付け固定するよう構成されていた。つ
まり、複数の操作レバーの揺動枢支用ボス部等を各別に
操縦部ポストフレームに溶接固定して、この操作レバー
と油圧制御バルブ群とを操作リンク等で連結させる構成
となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造では、操作レバーの取付け箇所とバルブの取付け箇所
とは、操縦部ポストフレームに対して位置固定であるか
ら、この取付け位置に寸法誤差が存在すると、操作レバ
ーとバルブとの間を後付けにより操作リンク機構を介し
て連動連結させる際に、例えば、左右の操作レバーのリ
ンク取付け長さが異なり、組付け後において左右の操作
レバーの中立位置が互いにずれてしまう等の不具合が発
生するおそれがあり、又、各部材を各別に操縦部ポスト
フレームに取付けるので、組付け作業が行い難い欠点も
あった。本考案は上記不具合点を解消することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、冒
頭に記載したバックホーのバルブ操作構造において、前
記油圧制御バルブ群を操縦部ポストフレームに取付け、
前記操作リンク機構を予め取付板に装着したアセンブル
状態で前記操縦部ポストフレームに取付けて、前記油圧
制御バルブ群と連係接続してある点にある。
【0005】
【作用】ブロック状で形状の大きな油圧制御バルブ群
を、直接、操縦部ポストフレームに取付けるので、強固
に支持することができ、複数のリンクや操作レバーの支
点ボス部材等からなる複雑な構成の操作リンク機構は、
予め、操縦部ポストフレームとは異なる別部品である取
付板にアセンブル状態で組付けた状態で、この取付板を
例えばボルト等により操縦部ポストフレームに連結する
ととともに、この操作リンク機構と油圧制御バルブ群と
を連動操作可能に連係接続するのである。
【0006】
【考案の効果】従って、操作レバーと操縦部ポストフレ
ームとの取付け位置関係は、操縦部ポストフレームと取
付板との間の連結により決定されるから、既に操縦部ポ
ストフレームに固定されているバルブ群との間における
リンク連係長さに寸法誤差が生じた場合であっても、取
付板の連結時にその誤差を修正しながら連結することが
可能となり、左右操作レバーの中立位置姿勢が変化して
しまう等の弊害を解消できることとなった。しかも、複
数の部材が相互に連係接続される操作リンク機構を、大
型部材である操縦部ポストフレームに直接、取付ける場
合に比較して、板材にアセンブル状態に組付けるので、
組立て作業が行い易い利点もある。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
にバックホーを示している。このバックホーは、夫々、
走行油圧モータM1,M2により駆動される左右クロー
ラ走行装置1,1を備えた走行機台2上に、旋回油圧モ
ータM3の駆動により縦軸芯周りで全旋回自在に旋回台
3を搭載するとともに、旋回台3にスイングシリンダC
1の駆動によりスイングブラケット4を介して格納揺動
自在にバックホー装置5を連結し、旋回台3上に原動部
6、操縦部7等を設け、走行機台2の全部にドーザ装置
8をドーザシリンダC2により昇降自在に設けて構成し
てある。前記バックホー装置5は、ブーム9、アーム1
0、バケット11を夫々枢支連結するとともに、ブーム
シリンダC3、アームシリンダC4、バケットシリンダ
C5により駆動揺動して掘削作業を行えるよう構成して
ある。前記各油圧モータ及び各油圧シリンダに対する油
圧制御バルブは、操縦部7の運転座席7aの前方に立設
した操縦部ポスト12の内部下方に並列配備してあり、
左右走行油圧モータはM1,M2、操縦部ポスト12か
ら上方突出させた左右の走行レバー13R,13Lによ
り駆動操作するよう構成し、バックホー装置用油圧シリ
ンダC1,C3,C4,C5及び旋回モータM3は左右
操作レバー14R,14Lの操作により駆動操作するよ
う構成してある。ドーザシリンダC2は操縦部ポスト1
2の横側に設けたドーザレバー15により駆動操作する
ようにしてある。
【0008】前記操縦部ポスト12は、平面視コの字形
のポストフレーム16の外方側を外装カバー17により
覆ってあり、この外装カバー17は前後カバー17a,
17bと上部カバー17cとの3分割構成としている。
前カバー17aと後カバー17bとは左右両側部におい
て分割する構成とし、それらの端部合わせ部は突き合わ
せ状態にしてほぼ面一になるようにしてある。つまり、
図1に示すように、前カバー17aの端部合わせ部の内
面側に連結用ブラケット18を溶接固定し、後カバー1
7bを突き合わせて、この後カバー17bとブラケット
18とを共締めによりポストフレーム16にビス止め固
定してある。又、前後カバー17a,17bの上部端
は、内方側に折返して補強を図るとともに、この折返し
部に上部カバー17cをビス止めしてある。
【0009】次にバルブ操作構造について説明する。図
2、図3に示すように、各油圧制御バルブ群を操縦部ポ
スト12の下方側に並列配備し、その上方に各油圧制御
バルブと操作レバー類とを連動連係させる操作リンク機
構Aを配設してある。左右操作レバー14R,14Lは
夫々、前後左右に十字揺動操作自在に構成してあり、左
右走行レバー13R,13Lとドーザレバー15は前後
揺動操作自在に構成してある。右側操作レバー14Rの
各方向の操作でブーム用油圧制御バルブV9及びバケッ
ト用油圧制御バルブV8を操作し、ドーザレバー15の
操作でドーザシリンダ用油圧制御バルブV5を操作し、
左右走行レバー13R,13Lの操作で左右走行モータ
用油圧制御バルブV4,V7を操作するよう構成すると
ともに、左側操作レバー14Lは各方向の操作でアーム
用油圧制御バルブV3と旋回モータ用油圧制御バルブV
2を操作する第1操作状態、アーム用油圧制御バルブV
3とスイングシリンダ用油圧制御バルブV1を操作する
第2操作状態とに切り換えできるよう構成してあり、そ
の切り換え操作は左側足踏みペダルPd1で行うよう構
成してある。又、前記第1操作状態において、左側操作
レバー14Lの左右方向の操作で旋回モータ用油圧制御
バルブV2を操作し、前後方向の操作でアーム用油圧制
御バルブV3を操作する状態と、その逆の操作状態とに
操作パターン切り換え可能に構成してある。つまり、夫
々のバルブの操作用中継リンク19,20の操作レバー
側を、左右操作方向に対する左右一対の揺動部材21,
21のいずれか一方と中央に位置する前後操作方向に対
する揺動部材22とに繋ぎ替え自在に構成して、操作パ
ターンを切り換え可能に構成してある。尚、サービス用
油圧制御バルブV6は右側足踏みペダルPd2で行うよ
う構成してある。
【0010】そして、前記油圧制御バルブ群は、ポスト
フレーム16に直接、ボルト固定してあり、操作リンク
機構Aは取付板23に予めアセンブル状態で組付けた状
態で、この取付板23をポストフレーム16にボルト固
定するよう構成してある。詳述すると、図1に示すよう
に、左右操作レバー14R,14Lの枢支用ボス部材2
4、横方向に長く延設されるドーザ駆動軸25を回動自
在に支持する一対の支持ボス部材26、前記旋回スイン
グ切り換え用の中継枢支ボス部材27,27、左右ペダ
ル操作用枢支ボス部材等を前記取付板23に溶接固定
し、これらの各操作用リンク機構を装着した後、取付板
23を複数のボルトによりポストフレーム16に取付け
固定し、夫々、対応する油圧制御バルブのスプールと操
作リンクを連結接続するのである。尚、上記した旋回ス
イング切り換え用の前後向き軸芯を有する操作用ボス部
材30は、ポストフレーム16を貫通する状態で溶接固
定してある。又、旋回モータ用油圧制御バルブV2とス
イングシリンダ用油圧制御バルブV1以外の油圧制御バ
ルブの操作用中継回動部材は、前記ドーザ駆動軸25に
相対回動自在に外嵌する構成としている。このようにし
て、操作リンク機構を小型の部材に一体的に組付ける構
成であるから、大型のフレームに枢支用ボス部材を各別
に溶接する場合に較べて、油圧制御バルブ群との間の連
係長さの誤差に起因して組付け状態で左右操作レバーの
中立位置が相互に位置ずれする等の不具合を未然に防止
できる。又、組付け作業が行い易いものとなる。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を容易にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦部ポストの分解斜視図
【図2】リンク機構の後面図
【図3】リンク機構の簡略化した斜視図
【図4】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
7a 運転座席 12 操縦部ポスト 16 操縦部ポストフレーム 23 取付板 A 操作リンク機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席(7a)の前方に操縦ポスト
    (12)を立設するとともに、複数の操作レバーを上方
    突出状態で配設し、前記操縦ポスト(12)の内部下方
    に複数の油圧制御バルブを並列配備するとともに、この
    バルブ群の上部に、前記操作レバーと前記バルブ群とを
    操作可能に連係する操作リンク機構(A)を配備してあ
    るバックホーのバルブ操作構造であって、前記油圧制御
    バルブ群を操縦部ポストフレーム(16)に取付け、前
    記操作リンク機構(A)を予め取付板(23)に装着し
    たアセンブル状態で前記操縦部ポストフレーム(16)
    に取付けて、前記油圧制御バルブ群と連係接続してある
    バックホーのバルブ操作構造。
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