JP2004116047A - バックホー - Google Patents

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Abstract

【課題】バックホーにおいて、旋回台内に配置されるコントロールバルブの配置スペースを前後方向に関してコンパクトにすると共に、旋回台前部の走行操作レバーの左右両側に設けられた操作ペダルと、この操作ペダルで操作される油圧機器を制御する制御弁とを連動連結するリンク機構の簡素化を図る。
【解決手段】バックホーの旋回台12内の前部の左側に、バックホーに装備された各種油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結一体化してなるコントロールバルブ31を配置し、このコントロールバルブ31を、各制御弁の圧油の供給・戻りポートが後方を向くように左右方向に配置し、旋回台12上の前部に走行操作レバーを備え、この走行操作レバーの左側に配置された操作ペダルの略真下に、該操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を配置すると共に、走行操作レバーの右側に配置された操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を、コントロールバルブ31の右端部に配置する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バックホーは、下部の走行体上に旋回体を設けてなり、旋回体は、走行体上に上下方向の軸心回りに左右旋回自在に支持された旋回台の前部に掘削装置を備えてなる。
掘削装置は、旋回台の前部に設けられた支持ブラケットに上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケットと、このスイングブラケットに左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたブームと、このブームの先端側に左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたアームと、このアームの先端側に備えられたバケットとを備えて構成されている。
【0003】
また、このバックホーにあっては、該バックホーに装備された各種の油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結一体化したコントロールバルブを備えており、このコントロールバルブは、旋回台の左側に、各制御弁の圧油の供給・戻りポートが上方側を向くように左右方向に配置されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−200406号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のコントロールバルブの配置では、スプールの移動方向が前後方向であるので、旋回台内の全体スペースに占めるコントロールバルブの割合が大きく、小型のバックホーにあっては、他の機器・部品の配置スペース確保に苦慮していた。
また、旋回台内のコントロールバルブ上方のスペースに制限があり、旋回台内のコントロールバルブ上方に、コントロールバルブの圧油の供給・戻りポートに接続される油圧ホースを十分に湾曲させるスペースがなく、そのため、油圧ホースの接続に90°エルボアダプタを多用しなければならず、コストアップとなっている。
【0006】
また、旋回台前部に設けられた走行操作レバーの左右両側の操作ペダルと、これら操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁とが離れているため、操作ペダルと制御弁のスプールとを連動連結するリンク機構の複雑化を招いている。
そこで本発明は、前記問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、旋回台内の前部の左右一側寄りに、バックホーに装備された各種油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結一体化してなるコントロールバルブを配置し、このコントロールバルブを、各制御弁の圧油の供給・戻りポートが後方を向くように左右方向に配置し、旋回台上の前部に走行操作レバーを備え、この走行操作レバーの左右両側に操作ペダルが配置され、走行操作レバーの左右一側に配置された操作ペダルの略真下に、該操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を配置すると共に、走行操作レバーの左右他側に配置された操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を、コントロールバルブの左右方向他側の端部に配置したことを特徴とする。
【0008】
また、旋回台の前部に、上下方向の軸心回りに左右揺動可能に設けられた作業装置を備え、左右一側の操作ペダルが前記作業装置に別途装着される油圧アタッチメントを操作するSP操作ペダルとされ、左右他側の操作ペダルが作業装置を左右に揺動操作するスイング操作ペダルとされていてもよい。
また、作業装置は、旋回台の前部に設けられた支持ブラケットに上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケットと、このスイングブラケットに左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたブームと、このブームの先端側に左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたアームと、このアームの先端側に備えられた作業具とを備え、ブームを揺動動作させる油圧シリンダ及び作業具を動作させる油圧シリンダを制御する制御弁を、コントロールバルブの左右方向一側の端部側に配置してもよい。
【0009】
また、走行操作レバーの後方に位置する運転席の前側に、旋回台上面を構成するステップを設け、このステップの前部の左右両側部分であって、操作ペダルの左右方向外側方に位置する部分を上方突出状に形成すると共に、その上壁を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成して、足置き部とするのがよい。
また、コントロールバルブの後方側に、油圧機器用の作動油を貯留する作動油タンクを配置してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1は、車両として例示するバックホー(作業機、建設機械)であり、該バックホー1は、下部の走行体2と、上部の旋回体3とから主構成されている。
走行体2は、クローラ式走行装置が採用されており、このクローラ式走行装置は、前後一側に配置されたアイドラ4と、前後他側に配置されたスプロケット5と、これらアイドラ4とスプロケット5との間に配置された複数の転輪6と、これらアイドラ4,スプロケット5,転輪6にわたって掛装された履帯7とを備えてなる走行装置を、トラックフレーム8の左右両側に備えて主構成されており、油圧モータによってスプロケット5を回転駆動させて履帯7を周方向に循環回走することによって走行する。
【0011】
また、トラックフレーム8の前部には、ドーザ9が設けられている。
旋回体3は、走行体2上に旋回ベアリング11を介して上下方向の旋回軸回りに左右旋回自在に支持された旋回台12と、この旋回台12の前部に備えられた作業装置(掘削装置)13とを有する。
旋回台12上には、運転室を形成するキャビン14が搭載されている。
作業装置13は、旋回台12の前部に設けられた上下一対の支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、このスイングブラケット17に基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えてなる。
【0012】
スイングブラケット17は、旋回台12内に備えられたスイングシリンダ21(図1参照)の伸縮によって揺動され、ブーム18は、該ブーム18とスイングブラケット17との間に介装されたブームシリンダ22の伸縮によって揺動され、アーム16は、該アーム16とブーム15との間に介装されたアームシリンダ23の伸縮によって揺動され、バケット20は、該バケット20とアーム19との間に介装されたバケットシリンダ24の伸縮によってスクイ・ダンプ動作され、これらスイングシリンダ21、ブームシリンダ22、アームシリンダ23、バケットシリンダ24は油圧シリンダによって構成されている。
【0013】
なお、アーム16には、バケット20の代わりに取り付けられる油圧アタッチメントを作動させるための油圧取出部(図示省略)が設けられている。
旋回台12は、走行体2のトラックフレーム8上に旋回ベアリング11を介して旋回軸回りに回動自在に支持された厚板からなる旋回基板26と、この旋回基板26の後部に取り付けられていて旋回台12の後部を構成すると共に作業装置13との重量バランスを図るバランスウエイトの機能を有する後部カバー27とを備えている。
【0014】
図1に示すように、旋回基板26上には、メーンの補強体としての左右一対の縦リブ29が前部から後部にわたって配置されて溶接等によって固定されていると共に、その他の補強部材及び各種機器を取り付けるためのブラケット、ステー等が溶接によって固定され、これらによって旋回フレームが構成され、この旋回フレームの、左右側面、前面が、左右のカバー28で覆われ、上面前部側がステップ25によって覆われている(図4〜図6参照)。
上下の支持ブラケット16は、左右の縦リブ29に溶接等によって固定されていて、旋回台12前面から前方に突出している。
【0015】
左右のカバー28は後部カバー27前縁側から前方に延出されると共に、前端側で左右方向内方側に延出されて、支持ブラケット16にまで至り、左右カバー28の前面部間に上下の支持ブラケット16を突出させるための開口が形成されている。
旋回台12上の、前後及び左右の中途部(略中央部)には、運転席30が配置されている。
図1に示すように、旋回台12の旋回基板26上には、前部の左側(左右一側)に、バックホー1に装備された油圧機器を制御する制御弁B1〜10及び切換弁B11,12を一方向に連接してなるコントロールバルブ31が配置され、前後方向中途部の、右側にエンジン37用の燃料を貯留する燃料タンク33が、左側に油圧機器用の作動油を貯留する作動油タンク35が夫々配置され、後部に、エンジン37、ラジエータ40、油圧ポンプ39、エアクリーナー等が配置されている。
【0016】
油圧ポンプ39は第1〜4ポンプによって構成された4連ポンプが採用されている。
また、旋回基板26は、その前部側の下面が旋回ベアリング11に取り付けられて支持され、旋回基板26の前部側の左右方向中途部には、旋回台12を旋回させる旋回モータの取付部41が設けられている。
旋回台12の後部は、該旋回台12上方に、エンジン37及びその他の機器等の配置空間を形成するボンネット42によって覆われている。
【0017】
前記コントロールバルブ31を構成する各制御弁B1〜10及び切換弁B11,12は、直動スプール型切換バルブから構成され、それぞれスプールの操作方向(移動方向)に直交する方向に配列されて連結され、一体化されている。
また、コントロールバルブ31は、その配列方向が左右方向に一致するように、且つ夫々の弁B1〜12に形成された、圧油の供給・戻りポート43、油圧ポンプ39の第1〜3のポンプからの圧油を流入するポンプポートP1,P2,P3及び作動油タンク35へと圧油を流出するタンクポートT1,T2が後方に向くように配置されている(したがって、各弁B1〜12のスプールは上下方向に移動する)。
【0018】
これにより、コントロールバルブ31の配置スペースを前後方向にコンパクトにでき、コントロールバルブ31後方の配置スペースを大きくとれ、他の機器・部品の配置が楽になる(本実施の形態では、作動油タンク35が配置されている)。
また、コントロールバルブ31の各ポート43,P1,P2,P3,T1,T2には、油圧ホースが後方側から接続されるので、該油圧ホースをポート43,P1,P2,P3,T1,T2に接続するためにストレートアダプタが使用でき、コストダウンを図れると共に、油圧ホースの着脱が容易になる。
【0019】
コントロールバルブ31の各弁B1〜12を左側から順に説明すると、B1は、バケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁で、B2及びB3は、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁で、B4は、走行体2の左側の走行装置の油圧モータを制御する左側走行用制御弁で、B5は、走行体2の右側の走行装置の油圧モータを制御する右側走行用制御弁で、B6は、アームシリンダ23を制御するアーム用制御弁で、B7は、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを制御するSP用制御弁で、B8は、旋回台12を旋回させる油圧モータを制御する旋回用制御弁で、B9は、ドーザを揺動させる油圧シリンダを制御するドーザ用制御弁で、B10は、スイングシリンダ21を制御するスイング用制御弁で、B11は、油圧ポンプ39の第1、2ポンプからの圧油を、制御弁B1〜7に供給する状態と、制御弁B1〜7に供給せずに作動油タンク35に戻す状態とに切り換える切換弁で、B12は、油圧ポンプ39の第3ポンプからの圧油を、制御弁B8〜10に供給した後に、SP用制御弁B7に供給する状態と、SP用制御弁B7に供給せずにアーム用制御弁B6及びバケット用制御弁B1に供給する状態とに切り換える切換弁である。
【0020】
また、バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2,B3、アーム用制御弁B6、旋回用制御弁B8及び切換弁B11,B12は、運転席30の左右両側に設けられた左右の操作レバー44L,44Rの操作によってパイロット圧により切換え操作される。
左側走行用制御弁B4、右側走行用制御弁B5、SP用制御弁B7、ドーザ用制御弁B9及びスイング用制御弁B10は、それぞれ左側走行操作レバー45L、右側走行操作レバー45R、SP操作ペダル46、ドーザ操作レバー、スイング操作ペダル47によって操作され、左側走行操作レバー45L、右側走行操作レバー45R、SP操作ペダル46、スイング操作ペダル47は、リンク機構を介して左側走行用制御弁B4、右側走行用制御弁B5、SP用制御弁B7、スイング用制御弁B10のスプールに連動連結され、ドーザ操作レバーは運転席30の近傍に設けられていて、リンク機構又はプッシュプルケーブル等を介してドーザ用制御弁B9のスプールに連動連結されている。
【0021】
なお、左側走行用制御弁B4、右側走行用制御弁B5、SP用制御弁B7、ドーザ用制御弁B9及びスイング用制御弁B10のスプールは、その上端側が、これら弁B4,B5,B7,B9,B10とその操作部材とを連動連結する連動機構との連結部分とされている。
前記バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2,B3、アーム用制御弁B6、SP用制御弁B7に接続される油圧ホースは、後方突出状の湾曲状とされて、前方に向けて折り返され、左側の縦リブ29上方を通ると共に、上下の支持ブラケット16間を通って旋回台12の外部に出され、作業装置13側へと配設される。
【0022】
そして、バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2,B3はコントロールバルブ31の左右方向外端側(左端側)に配置し、アーム用制御弁B6、SP用制御弁B7はコントロールバルブ31の中途部に配置し、上下の支持ブラケット16間を通って作業装置13側へと油圧ホースが配設される制御弁B1,B2,B3,B6,B7をできるだけ左右方向外端寄りに(左寄りに)に配置しており、該油圧ホースの配設経路を確保している。
図4〜図12に示すように、左側走行操作レバー45L、右側走行操作レバー45Rは運転席の前方に配置され、SP操作ペダル46は左側走行操作レバー45Lの左側(左右一側)に配置され、スイング操作ペダル47は右側走行操作レバー45Rの右側(左右他側)に配置されている。
【0023】
また、SP操作ペダル46の略真下にSP用制御弁B7が配置されていると共に、スイング用制御弁B10は、一番右側に配置されており、SP操作ペダル46とSP用制御弁B7とを連動連結するリンク機構49(連動機構)及びスイング操作ペダル47とスイング用制御弁B10とを連動連結するリンク機構50(連動機構)の簡素化が図られている。
ステップ25の前部の左右両側は上方突出状とされていると共に、その上壁が前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成された足置き部48とされており、左側の足置き部48によって、コントロールバルブ31の上方に空間部を形成し、コントロールバルブ31の配置空間及びリンク機構49,50等の配置空間等のスペースを確保していると共に、該スペースを作るためのステップ25の突出部分の有効利用を図っている。
【0024】
ステップ25の左右の足置き部48間は開口状とされており、この開口部分は、カバー体51によって閉塞されている。
カバー体51は、旋回台12上面よりも上方に突出状とされており、コントロールバルブ31の配置空間及びリンク機構49,50等の配置空間等のスペースを確保している。
カバー体51の中央部分51aは、左右両側よりも高く突出され、ここから、左右の走行操作レバー45L,45Rが上方に突出している。
【0025】
カバー体51の左右両側51b,51cは、ステップ25の足置き部48と同様に、その上面が前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成されており、カバー体51の左側部分51b上方にSP操作ペダル46が配置され、カバー体51の右側部分51c上方にスイング操作ペダル47が配置されている。
また、カバー体51の右側部分51cには、旋回基板26を貫通すると共に、走行体2のトラックフレーム8に係脱自在に係合して旋回台の旋回動作を規制する旋回ロックピン52を操作する操作杆53が突出されている。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、旋回台内の前部の左右一側寄りに、バックホーに装備された各種油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結一体化してなるコントロールバルブを配置し、このコントロールバルブを、各制御弁の圧油の供給・戻りポートが後方を向くように左右方向に配置したことにより、コントロールバルブの配置スペースを前後方向にコンパクトにでき、コントロールバルブ後方の配置スペースを大きくとれ、他の機器・部品の配置が楽になると共に、制御弁への油圧ホースの接続にストレートアダプタを使用できるのでコストダウンを図れ、しかも、アダプタの着脱が容易となる。
【0027】
また、旋回台上の前部に走行操作レバーを備え、この走行操作レバーの左右両側に操作ペダルを配置し、走行操作レバーの左右一側に配置された操作ペダルの略真下に、該操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を配置すると共に、走行操作レバーの左右他側に配置された操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を、コントロールバルブの左右方向他側の端部に配置したことにより、操作ペダルと制御弁とを連動連結するリンク機構の簡素化が図れる。
【0028】
また、ブームを揺動動作させる油圧シリンダ及び作業具を動作させる油圧シリンダを制御する制御弁に接続される油圧ホースは、旋回台の前部に設けられた、作業装置を左右揺動自在に支持する支持ブラケット突出部分から外部へ挿出されるが、ブームを揺動動作させる油圧シリンダ及び作業具を動作させる油圧シリンダを制御する制御弁コントロールバルブの左右方向一側の端部側、すなわち左右方向外端側に配置したことにより、これら制御弁に接続される油圧ホースの経路を確保できる。
【0029】
また、走行操作レバーの後方に位置する運転席の前側に、旋回台上面を構成するステップを設け、このステップの前部左右両側部分であって、操作ペダルの左右方向外側方に位置する部分を上方突出状に形成することにより、コントロールバルブの上方側にスペースを確保できると共に、そのステップの突出部分の上壁を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成して、足置き部とすることで、有効利用ができる。
また、コントロールバルブ後方の配置スペースを大きくとれるので、作動油タンクが配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回台の平面構成図である。
【図2】バックホーの側面図である。
【図3】コントロールバルブの背面図である。
【図4】旋回体の側面図である。
【図5】旋回体の正面図である。
【図6】旋回体の斜視図である。
【図7】走行操作レバー、SP操作ペダル、スイング操作ペダルの配置部分の平面図である。
【図8】走行操作レバー、SP操作ペダル、スイング操作ペダルの配置部分の背面図である。
【図9】走行操作レバー、SP操作ペダル、スイング操作ペダルの配置部分の右側面図である。
【図10】走行操作レバー、SP操作ペダル、スイング操作ペダルの配置部分の左側面図である。
【図11】スイング操作ペダルとスイング用制御弁とを連動連結する連動機構の平面図である。
【図12】旋回台前部の側面図である。
【符号の説明】
1    バックホー
2    走行体
12    旋回台
13    作業装置
16    支持ブラケット
17    スイングブラケット
18    ブーム
19    アーム
20    バケット
25    ステップ
30    運転席
31    コントロールバルブ
35    作動油タンク
45L   左側走行操作レバー
45R   右側走行操作レバー
46    SP操作ペダル
47    スイング操作ペダル
48    足置き部
B1〜12 弁

Claims (5)

  1. 旋回台内の前部の左右一側寄りに、バックホーに装備された各種油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結一体化してなるコントロールバルブを配置し、このコントロールバルブを、各制御弁の圧油の供給・戻りポートが後方を向くように左右方向に配置し、旋回台上の前部に走行操作レバーを備え、この走行操作レバーの左右両側に操作ペダルが配置され、走行操作レバーの左右一側に配置された操作ペダルの略真下に、該操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を配置すると共に、走行操作レバーの左右他側に配置された操作ペダルによって操作される油圧機器を制御する制御弁を、コントロールバルブの左右方向他側の端部に配置したことを特徴とするバックホー。
  2. 旋回台の前部に、上下方向の軸心回りに左右揺動可能に設けられた作業装置を備え、左右一側の操作ペダルが前記作業装置に別途装着される油圧アタッチメントを操作するSP操作ペダルとされ、左右他側の操作ペダルが作業装置を左右に揺動操作するスイング操作ペダルとされていることを特徴とする請求項1に記載のバックホー。
  3. 作業装置は、旋回台の前部に設けられた支持ブラケットに上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケットと、このスイングブラケットに左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたブームと、このブームの先端側に左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたアームと、このアームの先端側に備えられた作業具とを備え、ブームを揺動動作させる油圧シリンダ及び作業具を動作させる油圧シリンダを制御する制御弁を、コントロールバルブの左右方向一側の端部側に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックホー。
  4. 走行操作レバーの後方に位置する運転席の前側に、旋回台上面を構成するステップを設け、このステップの前部の左右両側部分であって、操作ペダルの左右方向外側方に位置する部分を上方突出状に形成すると共に、その上壁を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成して、足置き部としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバックホー。
  5. コントロールバルブの後方側に、油圧機器用の作動油を貯留する作動油タンクを配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバックホー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281047A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Hokkaido Electric Power Co Inc:The 送電用鉄塔の基礎コンクリートの劣化診断方法及びバックホー
CN101233280B (zh) * 2005-07-05 2012-04-04 洋马株式会社 回转作业车

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