JP4143706B2 - 旋回作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の旋回作業車における操作コラムの構造に関し、特に、小型バックホーの運転席前方に配置する操作コラム内にカットオフバルブを配設する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
旋回作業車において、運転座席への乗降通路に開閉可能にセーフティレバーを配置し、運転座席前方には掘削作業機や走行等を操作する操作レバーを設け、該操作レバーは油圧制御バルブの操作部と連結し、該油圧制御バルブの二次側には油圧配管を介して作業機の油圧アクチュエータと接続して、前記操作レバーの操作により作動制御を行なうようにし、油圧回路の上流側には圧油の送油を阻止する開閉弁機構を設け、該開閉弁機構と前記セーフティレバーとを連動させる技術は公知となっている。このような構成で、作業者が運転座席に着座してセーフティレバーを回動して乗降通路を閉めると開閉弁機構が開き、圧油が油圧制御バルブに送油可能となり、操作レバーにより作業機を作動させることができる。また、作業が終了して運転座席を離れるために、セーフティレバーを作動解除させ乗降通路を開くと圧油が制御バルブに送油されなくなり、作業者が乗降の際に誤って操作レバーを操作しても作業機が動かないようにする技術は公知となっている。例えば、特開平5−3117002号公報の技術である。この技術では、前記開閉弁機構を、座席近傍に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の開閉弁機構は、旋回作業車の座席近傍に設けていたため、座席前方の操作コラムに設けられている操作レバーまでの距離が長くなり、つまり、開閉弁機構と前記油圧制御バルブとを連結する油圧配管が長くなり、該油圧配管を配置するスペースが必要となり、スペースを確保しなければならないという問題があり、特に小型の旋回作業車においては、スペースを確保することが困難であった。そこで、本発明では、空間を効率よく使用できる旋回作業車を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
座席(16)の前方の操作コラム(19)に、作業機の操作を行う操作レバー(51L・51R)と、該操作レバー(51L・51R)の基端部の、リモコンバルブ(53・54)を設け、該リモコンバルブ(53・54)は、前記操作レバー(51L・51R)の操作により圧油を切り換えて、切換後に作業機の油圧アクチュエータの作動制御を行なう油圧制御バルブ(55)に供給すべく構成し、該操作コラム(19)内には、前記油圧制御バルブ(55)をも配置した旋回作業車において、前記操作レバー(51L・51R)の操作を可能・不可能に切換えるセーフティレバー(65)を操作コラムの側面に設けると共に、該操作コラム(19)の前部は前部カバー(62)により、後部は後部カバー(63)により被覆し、該セーフティレバー(65)と連動連結される開閉弁機構であるカットオフバルブ(57)をも、該操作コラム(19)の内部に配置し、該カットオフバルブ(57)は、該操作コラム(19)の上下中途部の、前記リモコンバルブ(53・54)の下方で、前記油圧制御バルブ(55)の上部に配置し、更に、該カットオフバルブ(57)は、前記操作コラム(19)を構成する左右のプレート(61・61)間に支持した取付プレート(58)上に固定し、油圧供給源となる油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)とをつなぐ油圧配管である油圧ホース(66)の中途位置に設け、該油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)との間の圧油の供給を断接できるように配置し、前記セーフティレバー(65)は、該操作コラム(19)内において、前記カットオフバルブ(57)の操作部と連動連結したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は旋回作業車の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく正面図、図4は旋回体内部構成を示す平面図、図5は操作コラムの正面図、図6は同じく右側面図、図7は同じく左側面図、図8は同じく平面図、図9は操作コラム内部の構成を示す後面図、図10は同じく右側面図、図11はカバーの使用状態を示す斜視図である。
【0007】
本発明の旋回作業車の構成について説明する。図1乃至図3を用いて説明する。旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央において、旋回体2を左右旋回可能に支持した構成となっている。そして、クローラ式走行装置1の前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設しているものである。旋回体2の上部にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上に座席16が取り付けられている。該座席16の前方には、操作コラム19等により運転操作部15が構成されるものである。操作コラム19には、運転操作等を行うための後述する操作レバー51L・51R、走行レバー52L・52R、ペダル70・71等を配設しているものである。また、運転操作部15の操作コラム19とボンネット14との間のフレーム17上にはステップ20が配置されて、左右両側より乗降可能としてステップ20を乗降通路、所謂、ウオークスルーとしている。
【0008】
旋回体2の前端部にはブームブラケット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持されている。ブーム6は途中部で前方に屈曲しており、側面視において屈曲部6dを有する略「く」字状に形成されている。該ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメントとしてのバケット4が回動自在に支持されている。これらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作業機7が構成されているものである。
【0009】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ11により回動され、アーム5はアームシリンダ10により回動され、バケット4はバケットシリンダ9により回動される。該ブームシリンダ11、アームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧アクチュエータである油圧シリンダにより構成され、各シリンダ9・10・11は旋回体2のボンネット14内に配設される油圧ポンプ35(図4)から油圧ホースを通じて圧油を供給することにより伸縮駆動されている。
【0010】
旋回体2の前右側下部には、開口部31が設けられており、該開口部31よりスイングシリンダ32のシリンダロッドが突出している。該スイングシリンダ32の後端は、旋回体2のフレーム17に回動自在に枢支されている。そして、スイングシリンダ32のシリンダロッドの先端はブームブラケット12に接続されており、スイングシリンダ32により、ブームブラケット12を旋回体2に対して左右に回動するものである。
【0011】
フレーム17は、旋回体2後部のカウンタウェイトと一体的に構成されているものである。フレーム17は前部において、ブームブラケット12を左右回動自在に枢支するとともに、後部においてはカウンタウェイトを構成するものである。ブームブラケット12は、フレーム17前部において回動自在に枢支され、作業機7を支持するものである。フレーム17の中央部は旋回体2の下部を構成するとともに、後部のカウンタウェイト部分を接続するものである。
【0012】
次に、旋回体2内部の構成について、図4を用いて説明する。旋回体2には、中央部にスイベルジョイント36が配設されており、該スイベルジョイント36の近傍には旋回モータ37が配設されている。旋回モータ37はフレーム17に固設されているものである。フレーム17上には、エンジン34、油圧ポンプ35、スイングシリンダ32、およびリザーバタンク43が配設されている。さらに、リザーバタンク43の前方には作動油のオイルフィルタ44が配設されており、該リザーバタンク43の上にはラジエータ38が配設されている。また、スイングシリンダ32の上方には燃料タンク45が配設されており、燃料タンク45の後方にはバッテリ59が配設されている。
【0013】
旋回体2内部に配設された、エンジン34はラバーマウントもしくは防振具、積層ゴム等を介してフレーム17上に配設されている。そして、エンジン34の側部に、油圧ポンプ35が接続され、該エンジン34により油圧ポンプ35が駆動されるものである。油圧ポンプ35は油圧ホースや操作コラム19内の後述する油圧制御バルブ55等を介して、スイングシリンダ32、旋回モータ37、スイベルジョイント36を介して走行モータ、作業機7の各シリンダ等に接続されている。そして、油圧ポンプ35より吐出される作業油により、スイベルジョイント36を介して前記走行装置1や、旋回モータ37、スイングシリンダ32、作業機7、ブレード3を駆動するものである。
【0014】
次に、前記操作コラム19について、図5乃至図8を用いて説明する。前記操作コラム19は、前記旋回体2の前部上であって、前記座席16の前方に立設されている。該操作コラム19の前部は前部カバー62により、後部は後部カバー63により覆われている。該操作コラム19の下部左右側面には後述するペダルカバー72・72が突設している。そして、操作コラム19の上部にレバーブーツ64・64を配置し、該レバーブーツ64・64から操作レバー51L・51Rを突出している。また、操作コラム19の後面から上方へ走行レバー52L・52Rが突出されている。また、操作コラム19上部の一側(本実施例では進行方向左側)に、セーフティレバー65が配設されている。該セーフティレバー65は、前後方向に回動可能に構成されており、後述する開閉機構であるカットオフバルブ57に連動連結されている。該セーフティレバー65は、安全装置であると共に、作業者の乗降通路の開閉も行なっている。本実施例では、セーフティレバー65は、操作コラム19の一側に配設しているが、操作コラム19の両側に設けることもできる。
【0015】
前記操作レバー51L・51Rの基端部には、図9に示すように、バルブ(リモコンバルブ)53・54が設けられている。該バルブ53・54は、それぞれ二位置切換バルブが前後左右の四方向に四個設けられており、各操作レバー51L・51Rの基端部の前後左右の作動と連動するようにしている。例えば、操作レバー51Lは旋回とアームの操作を行い、操作レバー51Rはブームとバケットの操作を行うようにしている。前記バルブ53・54の二位置切換バルブのポンプポートは、それぞれ前記油圧ポンプ35(図4)と油圧ホースを介して連通され、タンクポートはリザーバタンク43と油圧ホースを介して連通されており、出力側(二次側)には、それぞれパイロット作動型の油圧制御バルブ55・55・・・のパイロット操作部と可撓性の油圧ホース56・56・・・を介して連通されている。そして、前記バルブ53・54は、前記操作レバー51L・51Rの操作により、バルブ53・54を切り換えて、前記油圧ホース56・・・を介して切換後の圧油を油圧制御バルブ55・・・のパイロット操作部に供給している。
【0016】
前記油圧制御バルブ(コントロールバルブ)55・55・・・は、前記ブーム6、アーム5、バケット4を作動するブームシリンダ11、アームシリンダ10、バケットシリンダ9、及び、機体旋回用の油圧モータ37(図4)との間に設けられている。そして、各油圧制御バルブ55・55・・・のパイロット操作部に、前記バルブ53・54の二位置切換バルブからの油圧が作用すると、油圧制御バルブ55のスプールが摺動されて、油路を切り換えて上記シリンダまたはモータを作動させるように構成している。該油圧制御バルブ55・55・・・は、前記操作コラム19内の下部に、一体的に収納配置されており、該操作コラム19の油圧制御バルブ55・・・が収納された部分は旋回体2の内部に嵌入されている。また、該油圧制御バルブ55・・・は、左右の幅を狭く構成しており、操作コラム19の幅内に収納できるようにしている。
【0017】
次に、カットオフバルブ57について、図9、図10を用いて説明する。カットオフバルブ57は、油圧供給源となる油圧ポンプ35とバルブ53・54との間の圧油の供給を断接できるように配置されるものであり、具体的には、油圧ポンプ35とバルブ53・54とをつなぐ油圧配管である油圧ホース66の中途位置に設けられている。そして、「切」側のとき油圧ポンプ35側の圧油を、バルブ53・54の供給側またはリザーバタンク43への戻し側に切り換える。この切換は、前記セーフティレバー65の回動により行なわれ、該セーフティレバー65はカットオフバルブ57の操作部となるスプールと連動連結されて、セーフティレバー65を運転座席16側(後方)へ回動して通路を閉じた時(ステップ20上を通行できなくしたとき)は、バルブ53・54側に圧油が供給される。従って、前記操作レバー51L・51Rの操作によるバルブ53・54の切換を行なうことができ、切換後の圧油を油圧制御バルブ55・・・のパイロット操作部に供給し、作業用の油圧シリンダであるブームシリンダ11、アームシリンダ10、バケットシリンダ9、及び、機体旋回用の油圧モータ37等を作動できるようになる。一方、セーフティレバー65を前方に回動して通路を開いた時は、リザーバタンク43側に圧油を送り、リザーバタンク43に戻すので、前記バルブ53・54に圧油が供給されないため、前記操作レバー51L・51Rを操作しても、ブームシリンダ11、アームシリンダ10、バケットシリンダ9、及び、機体旋回用の油圧モータ37等は作動しない構成としている。
【0018】
該カットオフバルブ57は、図9、図10に示すように、操作コラム19内部に配設している。詳しくは、操作コラム19の上下中途部の後部であって、左右中央部に配置され、前記バルブ53・54と油圧制御バルブ55の間、つまり、前記バルブ53・54の下方で油圧制御バルブ55・・・の上部に配置している。また、該カットオフバルブ57は、取付プレート58に固定されており、該取付プレート58は、フレーム17より立設して操作コラム19を構成する左右のプレート61・61間に支持されている。該取付プレート58は、後面視でコ字状に形成されており、両端部を前記プレート61・61にボルト等の固定手段で取り付けている。
【0019】
このような構成で、作業者が座席16に座りセーフティレバーを後下方に回動し、乗降通路を閉じると、カットオフバルブ57はバルブ53・54側に圧油を供給し、作業機7を作動させることができる。また、作業者が作業終了等で旋回作業車から降りたり、離れたりする時は、セーフティレバー65を前上方に回動させて乗降通路を開き、乗降りを行なうとき、カットオフバルブ57はリザーバタンク43側に圧油を送るので、作業者が誤って操作レバーを動かしても、作業機7は作動しない。
【0020】
このように、前記カットオフバルブ57を操作コラム19内部に配設することで、複数の二位置切換バルブを有するバルブ53・54の近傍にカットオフバルブ57を設けることができ、カットオフバルブ57につなげる油圧ホース56・・を短くすることができる。よって、油圧ホース56・・・のスペースを減らすことができ、空間を効率よく使用することができる。
【0021】
次に、前記操作ペダル70・71のカバーについて説明する。図9乃至図11に示すように、前記操作コラム19の基部の進行方向左側にPTO操作ペダル70、そして、操作コラム19基部の進行方向右側にスイングペダル71が配置されている。該PTO操作ペダル70は、走行増速ペダルを兼用しており、ペダル前部を踏むとPTO操作ペダル、後部を踏むと走行増速ペダルとしている。そして、該PTO操作ペダル70、スイングペダル71には、カバー72・72が設けられている。該カバー72・72は、ペダル70・71上方であって、前記プレート61・61の左右側面から突出した状態で、突出・収納できるように回動可能に取り付けられている。該カバー72・72は、取付部材73・73を介して前記プレート61・61に取り付けられている。該取付部材73・73は、平面視T字状に形成され、前記プレート61・61の側面から側方に向けて突設しており、端部に円柱形部材73a・73aが固設されている。該円柱形部材73a・73aは前後方向に向けて配設されている。そして、前記カバー72・72に固定部72a・72aを形成している。該固定部は、前後方向に孔が形成されており、前記円筒形部材73a・73aに嵌入し、カバー72・72を前後方向に摺動不能に、また、上下方向に回動可能に固定している。このような構成で、カバー72・72を使用するとき、つまり、ペダルを操作せず足載せが必要な時は、図11(b)に示すように、カバー72・72を倒して、前記ペダル70・71上方に覆うようにカバー72・72を配置させて足載せとして使用し、また、作業時などペダル70・71を使用するときは、図11(a)に示すように、操作コラム19側にカバー72・72を回動させて、操作コラム19と略平行に立設させて収納する。従来は、ペダル自体を折りたたんで収納していたが、この場合、収納時等に誤ってペダルを踏んで誤動作してしまう恐れがあったが、このようにカバー72・72を設けることで、ペダル70・71を動かさずに、足載せとしてカバー72・72を使用できるので、誤ってペダル70・71を踏むことがなくなり、誤動作することがない。また、カバーは、回動可能に装着されているので、使用しない時等は回動するだけで簡単に収納できる。 なお、固定部72a・72aに弾性部材を設けて、カバー72・72を回動可能に、また、収納位置に付勢させて固定することで、カバー72・72使用時以外は、収納位置に納まるように構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0023】
座席(16)の前方の操作コラム(19)に、作業機の操作を行う操作レバー(51L・51R)と、該操作レバー(51L・51R)の基端部の、リモコンバルブ(53・54)を設け、該リモコンバルブ(53・54)は、前記操作レバー(51L・51R)の操作により圧油を切り換えて、切換後に作業機の油圧アクチュエータの作動制御を行なう油圧制御バルブ(55)に供給すべく構成し、該操作コラム(19)内には、前記油圧制御バルブ(55)をも配置した旋回作業車において、前記操作レバー(51L・51R)の操作を可能・不可能に切換えるセーフティレバー(65)を操作コラムの側面に設けると共に、該操作コラム(19)の前部は前部カバー(62)により、後部は後部カバー(63)により被覆し、該セーフティレバー(65)と連動連結される開閉弁機構であるカットオフバルブ(57)をも、該操作コラム(19)の内部に配置し、該カットオフバルブ(57)は、該操作コラム(19)の上下中途部の、前記リモコンバルブ(53・54)の下方で、前記油圧制御バルブ(55)の上部に配置し、更に、該カットオフバルブ(57)は、前記操作コラム(19)を構成する左右のプレート(61・61)間に支持した取付プレート(58)上に固定し、油圧供給源となる油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)とをつなぐ油圧配管である油圧ホース(66)の中途位置に設け、該油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)との間の圧油の供給を断接できるように配置し、前記セーフティレバー(65)は、該操作コラム(19)内において、前記カットオフバルブ(57)の操作部と連動連結したので、開閉弁機構につなげる油圧ホースを短くできる。
また、油圧ホースのスペースを減らして空間を効率よく使用することができ、開閉弁機構とセーフティレバーとの間の連結機構も短くでき、コスト低減化が図れる。
故に、従来の開閉弁機構であるカットオフバルブ57は、旋回作業車の座席の下方近傍に設けていたため、座席の前方の操作コラムに設けられているセーフティレバー65までの距離が長くなっていた。
また、開閉弁機構であるカットオフバルブ57と、前記油圧制御バルブ55・・・とを連結する油圧配管が長くなり、該油圧配管を配置するスペースが必要となり、スペースを確保しなければならないという問題があった。
特に小型の旋回作業車においては、操作コラム内において、スペースを確保することが困難であった。
本発明では、これらの不具合を解消し、操作コラム内の空間を効率よく使用できる旋回作業車を提供することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 旋回作業車の全体側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 同じく正面図。
【図4】 旋回体内部構成を示す平面図。
【図5】 操作コラムの正面図。
【図6】 同じく右側面図。
【図7】 同じく左側面図。
【図8】 同じく平面図。
【図9】 操作コラム内部の構成を示す後面図。
【図10】 同じく右側面図。
【図11】 カバーの使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
19 操作コラム
51L・51R 操作レバー
55 油圧制御バルブ
57 カットオフバルブ(開閉弁機構)
65 セーフティレバー

Claims (1)

  1. 座席(16)の前方の操作コラム(19)に、作業機の操作を行う操作レバー(51L・51R)と、該操作レバー(51L・51R)の基端部の、リモコンバルブ(53・54)を設け、該リモコンバルブ(53・54)は、前記操作レバー(51L・51R)の操作により圧油を切り換えて、切換後に作業機の油圧アクチュエータの作動制御を行なう油圧制御バルブ(55)に供給すべく構成し、該操作コラム(19)内には、前記油圧制御バルブ(55)をも配置した旋回作業車において、前記操作レバー(51L・51R)の操作を可能・不可能に切換えるセーフティレバー(65)を、操作コラムの側面に設けると共に、該操作コラム(19)の前部は前部カバー(62)により、後部は後部カバー(63)により被覆し、該セーフティレバー(65)と連動連結される開閉弁機構であるカットオフバルブ(57)をも、該操作コラム(19)の内部に配置し、該カットオフバルブ(57)は、該操作コラム(19)の上下中途部の、前記リモコンバルブ(53・54)の下方で、前記油圧制御バルブ(55)の上部に配置し、更に、該カットオフバルブ(57)は、前記操作コラム(19)を構成する左右のプレート(61・61)間に支持した取付プレート(58)上に固定し、油圧供給源となる油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)とをつなぐ油圧配管である油圧ホース(66)の中途位置に設け、該油圧ポンプ(35)と前記リモコンバルブ(53・54)との間の圧油の供給を断接できるように配置し、前記セーフティレバー(65)は、該操作コラム(19)内において、前記カットオフバルブ(57)の操作部と連動連結したことを特徴とする旋回作業車。
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