JP3447092B2 - 旋回式作業車両の操作機構 - Google Patents

旋回式作業車両の操作機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の旋回式
作業車両の操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の旋回式作業車両の操作レバースタ
ンド1の構成は、図18・図19において図示する如
く、下から上まで同じ幅の箱形状とされており、オペレ
ータはこの操作レバースタンド1の外側に脚を配置する
ので、股の間を大きく開く必要があり、疲労の蓄積度合
いが大きかったのである。また、操作レバースタンド1
の上部に配置するレバーブーツ7L・7Rは図20に示
す如く、真っ直ぐに配置していたのである。また該操作
レバー4L・4Rの内側に配置する走行レバー2L・2
Rは操作レバースタンド1から後方に出た位置に立設し
ていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、次の如くである。小型の旋回式作業車両の
場合には、操作レバースタンド1の上に配置するレバー
ブーツ7L・7Rを斜めの向きに配置して、更に、レバ
ーブーツ7L・7Rの間に走行レバー2L・2Rを配置
して、これにより、該操作レバー4L・4Rと走行レバ
ー2L・2Rの前後の幅を狭くし、より旋回半径を小に
構成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、旋回半径を車
幅の略2分の1以下とし、旋回フレームFを略円形とし
た旋回式作業車両であって、操作レバースタンド1に配
置する操作レバー4L・4Rのレバーブーツ7L・7R
の基部を、平面視において、正方形を斜めに配置した構
成としたものである。
【0005】請求項2においては、請求項1の旋回式作
業車両の操作機構において、該平面視で正方形を斜めに
配置したレバーブーツ7L・7Rの基部の間に、走行レ
バー2L・2Rの基部を配置し、2本の操作レバー4L
・4Rと、2本の走行レバー2L・2Rが、左右にそれ
ぞれ1列に並ぶように配置したものである
【0006】
【作用】請求項1によれば、進行方向へレバーブーツ7
L・7Rの角が向くので、デザイン性を向上することが
出来たのである。また、斜めに配置したレバーブーツ7
L・7Rの手前側の左右に余裕のスペースを構成するこ
とが出来るので、オペレータの前部と操作レバースタン
ド1との間に余裕ができて、圧迫感が無くなったのであ
る。
【0007】請求項2によれば、左右のレバーブーツ7
L・7Rの間の、スペースを走行レバー2L・2Rを配
置するスペースとして使用することが出来るので、走行
レバー2L・2Rの中立位置を従来よりも、前方に配置
することができ、オペレータの乗降スペースを広くとる
ことが出来るのである。また、レバーブーツ7L・7R
の形状に合わせて、操作レバースタンド1を斜めにカッ
トすることにより、オペレータの足元のスペースを広く
とることができた。
【0008】
【実施例】図1は旋回式作業車両の側面図、図2は同じ
く旋回式作業車両の正面図、図3は同じく旋回式作業車
両の平面図、図4は旋回式作業車両の機械操作式操作レ
バースタンド1の部分の前面図、図5は同じく操作レバ
ースタンド1の部分の側面図、図6は操作レバースタン
ド1と旋回フレームFの部分の配置を示す平面図、図7
はパイロットバルブ式の操作レバースタンド1の側面
図、図8は同じくパイロットバルブ式の操作レバースタ
ンド1の正面図、図9は機械操作式の場合のコントロー
ルバルブCVの後面図、図10はパイロットバルブ操作
式の場合のコントロールバルブCVの後面図、図11は
コントロールバルブCVの底面図、図12はペダル部カ
バー14の形状を示す図面、図13は操作レバースタン
ド1の下部を狭く抉った構成の側面図、図14は同じく
図13の操作レバースタンド1の前面図、図15は同じ
く図13の操作レバースタンド1部分の平面図、図16
は従来の旋回式作業車両の旋回フレームFとコントロー
ルバルブCVの部分を示す平面図、図17は同じく従来
の旋回フレームFの部分の構成を示す側面図、図18は
従来の操作レバースタンド1とレバーブーツ7L・7R
と操作レバー4L・4Rの構成を示す前面図、図19は
同じく図18の側面図、図20は同じく図18の平面図
である。
【0009】従来の旋回式作業車両におけるコントロー
ルバルブの構成は、図16と図17に示す如く構成され
ていた。即ち、旋回フレームFが四角に構成されてお
り、該四角な旋回フレームFの前方の右側の位置の内部
に、コントロールバルブCVが配置されていたのであ
る。このように、旋回フレームFの内部に配置すること
が出来るのは、旋回フレームFが大きくて、旋回車体が
四角形である為にコントロールバルブCVの取付の場所
に制約を受けることが無かったからである。しかし、本
構成の旋回式作業車両においては、旋回フレームFを略
円形とし、旋回半径を車幅の2分の1以下とする為に
は、旋回フレームFが小型の円形となり、該旋回フレー
ムFの内部にコントロールバルブCVを配置することが
出来なくなったのである。
【0010】以上のことから、従来のコントロールバル
ブCVは旋回フレームFの内部で、操作レバースタンド
1から離れた位置に配置されていたのである。これに対
して、本構成のコントロールバルブCVは、操作レバー
スタンド1の内部に収納する大きさとし、該操作レバー
スタンド1の上部に配置した操作レバー4L・4Rとの
間を直線的に配置した連結リンクにより連結している。
また油圧パイロットバルブにより操作する機構とする事
も可能である。この場合には、操作レバースタンド1の
上部にパイロットバルブを配置し、操作レバースタンド
1の下部にコントロールバルブCVを配置し、その間を
短い油圧パイプにより連結するのである。図16・図1
7において、旋回フレームFの後部にエンジンEが配置
されており、該エンジンEの側方に一体的に油圧ポンプ
Pが付設されており、該油圧ポンプPからコントロール
バルブCVに圧油が供給されている。
【0011】本構成は、上記従来技術の不具合を解消せ
んとするものであり、旋回フレームFを略円形とし、旋
回半径を車幅の略2分の1以下にする為に、従来は旋回
フレームFの側方後部内に配置していたコントロールバ
ルブCVを、旋回フレームFの内部であるが、操作レバ
ースタンド1の内側に収納出来るような構成としたもの
である。また、該操作レバースタンド1の内部にコント
ロールバルブCVを収納してしまいながら、パイロット
弁による操作を可能とする為に、コントロールバルブC
Vを操作レバースタンド1の下方に配置し、パイロット
バルブは操作レバースタンド1の上端に配置し、両者の
間を操作レバースタンド1の内部を通過するパイプによ
り連結したのである。
【0012】即ち、旋回半径を車幅の略2分の1以下と
し、旋回フレームFを略円形とした旋回式作業車両であ
って、コントロールバルブCVを操作レバースタンド1
の幅内に収納したものである。
【0013】また、旋回半径を車幅の略2分の1以下と
し、旋回フレームFを略円形とした旋回式作業車両であ
って、コントロールバルブCVを操作レバースタンド1
の幅内に収納し、該コントロールバルブCVを油圧パイ
ロット操作式としたものである。
【0014】上記のように構成したので、従来は旋回フ
レームFの内部の後方に配置していたコントロールバル
ブCVを、操作レバースタンド1の下方に収納すること
が可能となり、従来コントロールバルブを配置していた
旋回フレームFの内部に他のバッテリー等を配置するこ
とが可能となったのである。故に、旋回フレームFを小
型とすることが出来るので、旋回フレームFを円形に構
成することが可能となるのである。該旋回フレームFを
円形とすることにより、旋回半径を車幅の略2分の1以
下とすることが出来るのである。またコントロールバル
ブCVを小型にして、操作レバースタンド1の内部に配
置することにより、操作レバースタンド1の左右幅が狭
いので、オペレータが操作レバースタンド1の左右に足
を伸ばす姿勢において、股を大きく拡げる必要がなく、
また操作レバースタンド1の幅が狭いので、オペレータ
の足元を広くして乗降をスムーズに行うことが出来る。
【0015】また、パイロットバルブ15・16とコン
トロールバルブCVとの間の複数の連結パイプ17を短
く構成することができ、旋回フレームFの内部に張り巡
らせたパイプを少なくすることが可能となったのであ
る。また複数の連結パイプ17の長さが短くなることに
より、圧力損失が少なく、油圧回路の応答性がよくな
る。これにより操作フィーリングを向上することができ
る。
【0016】図1・図2・図3において旋回式作業車両
の構成を説明する。クローラ式走行装置8の上に、旋回
台軸受を介して旋回フレームFを配置している。該旋回
フレームFの上にエンジンEや座席18を配置し、キャ
ノピー9を座席18の上に立設している。旋回フレーム
Fの前端のブーム枢支部19より、ブーム20を突出
し、該ブーム20の先端にアーム22を枢支している。
該アーム22の先端にバケット21を枢支している。ブ
ーム枢支部19の後部の旋回フレームFの上に、操作レ
バースタンド1を立設し、該操作レバースタンド1より
操作レバー4L・4Rと走行レバー2L・2Rを回動自
在に突出している。操作レバースタンド1の前に操作部
ガイド杆3とペダル部カバー14が配置されている。
【0017】図4・図5・図6の構成について説明す
る。クローラー式走行装置の上に旋回台軸受を配置し、
該旋回台軸受上で旋回フレームFを旋回すべく配置して
いる。該旋回フレームFの前部に図6に示す如くブーム
枢支部19を設け、該ブーム枢支部19の後部の旋回フ
レームFの上に、操作レバースタンド1を立設してい
る。該操作レバースタンド1は旋回フレームFの左右中
央の前部に配置している。旋回フレームFの後部にエン
ジンEが配置されており、該エンジンEの側部に付設さ
れた油圧ポンプPより圧油が吐出されて、操作レバース
タンド1の下部内に収納されたコントロールバルブCV
に圧油が供給されている。
【0018】図4に示す如く、操作レバースタンド1の
下部は旋回フレームFの内部まで挿入されており、該操
作レバースタンド1が旋回フレームFの内部まで突出し
た部分の内側にコントロールバルブCVが嵌装されてい
る。該コントロールバルブCVは、図4の前面図におい
て、右から、走行Lバルブ30,アームバルブ31,旋
回バルブ32,ブレードバルブ33、サービスバルブ3
4,スイングバルブ35,バケットバルブ36,ブーム
バルブ37,走行Rバルブ38の9本のバルブが一体的
に連設されている。
【0019】該9本のバルブによりコントロールバルブ
CVが構成されており、それぞれのバルブを、走行レバ
ー2L・2Rと操作レバー4L・4Rとブレードレバー
10により操作すべく構成している。左右の走行レバー
2L・2Rと走行Lバルブ30と走行Rバルブ38の間
に、連結リンク6が介装されている。また操作レバー4
Lの下方のクロスジョイントとアームバルブ31と旋回
バルブ32の間に連結リンク6が介装されている。また
操作レバー4Rと、バケットバルブ36とブームバルブ
37の間に、連結リンク6が介装されている。またブレ
ードバルブ33がブレードレバー10により操作され
る。スイングバルブ35はペダルカバー5L・5Rの部
分に配置されたスイングペダルにより操作される。操作
レバースタンド1の左側面にアクセルレバー11が設け
られている。
【0020】操作レバースタンド1の左右にペダルが配
置されており、操作レバースタンド1の右側のペダル
は、スイングバルブ35を操作するペダルであり、操作
レバースタンド1の左側のペダルは、他に作業機を付設
した場合のPTO用サービスバルブ34を操作するペダ
ルである。該左右のペダルを誤操作で操作することのな
いように、非操作時にペダルを被覆するペダルカバー5
L・5Rが設けられている。該ペダルカバー5Lの外側
に、増速バルブを操作する増速ペダル39が設けられて
いる。
【0021】該操作レバースタンド1の上部にレバーブ
ーツ7L・7Rを配置し、該レバーブーツ7L・7Rか
ら操作レバー4L・4Rが突出されている。また該操作
レバースタンド1の後面から上方へ走行レバー2L・2
Rが突出されている。本構成は上記のような構成におい
て、操作レバースタンド1の下部の幅内にコントロール
バルブCVを収納している。そして、該コントロールバ
ルブCVは操作レバースタンド1と共に脱着を可能とし
ている。
【0022】図7・図8・図9においては、操作レバー
スタンド1の内部にパイロットバルブ15・16を配置
し、前記操作レバー4L・4Rの操作により、該パイロ
ットバルブ15・16を切換えて、複数の連結パイプ1
7により切換後の圧油をバルブに供給し、コントロール
バルブCVを操作する構成を開示している。該パイロッ
トバルブ操作式の場合にも、走行レバー2L・2Rによ
り、走行Lバルブ30と走行Rバルブ38を操作する部
分は複数の連結リンク6により連結している。該図7・
図8・図9の構成においても、コントロールバルブCV
は操作レバースタンド1の内部に収納配置されており、
該操作レバースタンド1のコントロールバルブCVが収
納された部分は旋回フレームFの内部に嵌入されてい
る。該操作レバースタンド1とコントロールバルブCV
とは一体的に、旋回フレームFに対して脱着することが
可能である。
【0023】次に、図9・図10・図11において、コ
ントロールバルブCVの構成を説明する。本構成のコン
トロールバルブCVは、操作レバースタンド1の幅内に
収納可能な幅とする為に、各バルブの配置を改善し、左
右の幅を狭く構成している。そして、機械操作式で、操
作レバー4L・4Rとの間を複数の連結リンク6で連結
する場合には、連結リンク6の下端を直接にバルブのス
プールに連結し、パイロットバルブ式の操作機構の場合
には、該アームバルブ31,旋回バルブ32,バケット
バルブ36,ブームバルブ37と、パイロットバルブ1
5・16との間は複数の連結パイプ17により連結し、
コントロールバルブCV部分のバルブの切換を行うので
ある。
【0024】図12においては、ペダル部カバー14の
構成が開示されている。前記操作レバースタンド1の左
右の基部には、ペダルカバー5L・5Rと2本のペダル
と増速ペダル39が配置されており、該増速ペダル39
の部分の前部を被覆して、バケットからの土砂がオペレ
ータが足の上に落下したりすることのないように、左右
に足の先端が入るような、ペダル部カバー14が配置さ
れている。また該ペダル部カバー14の前部には操作部
ガイド杆3が逆U字形に立設されており、該操作部ガイ
ド杆3に下部を固定一体化してペダル部カバー14を設
けている。
【0025】以上の如く構成したので、旋回半径を車幅
の略2分の1以下とし、旋回フレームFを略円形とした
旋回式作業車両であって、コントロールバルブCVを操
作レバースタンド1の幅内に収納したので、従来は旋回
フレームFの内部の後方に配置していたコントロールバ
ルブCVを、操作レバースタンド1の下方に収納するこ
とが可能となり、従来コントロールバルブを配置してい
た旋回フレームFの内部に他のバッテリー等を配置する
ことが可能となり、旋回フレームFを小型とすることが
出来るので、円形に構成することが可能となるのであ
る。該旋回フレームFを円形とすることにより、旋回半
径を車幅の略2分の1以下とすることが出来るのであ
る。またコントロールバルブCVを小型にして、操作レ
バースタンド1の内部に配置することにより、操作レバ
ースタンド1の左右幅が狭いので、オペレータが操作レ
バースタンド1の左右に足を伸ばす姿勢において、股を
大きく拡げる必要がなく、また操作レバースタンド1の
幅が狭いので、オペレータの足元を広くして乗降をスム
ーズに行うことが出来るのである。
【0026】また、コントロールバルブCVが油圧パイ
ロット操作式としたので、コントロールバルブCVを操
作レバースタンド1の下方内部に収納した構成で、かつ
パイロットバルブ15・16を操作レバースタンド1の
上部に配置することにより、パイロットバルブ15・1
6とコントロールバルブCVとの間の複数の連結パイプ
17を短く構成することができ、旋回フレームFの内部
に張り巡らせたパイプを少なくすることが可能となった
のである。また複数の連結パイプ17の長さが短くなる
ことにより、圧力損失が少なく、油圧回路の応答性がよ
くなる。これにより操作フィーリングを向上することが
できるのである。
【0027】図13・図14・図15においては、本発
明の操作レバースタンド1の構成を開示している。操作
レバースタンド1の下方を上方よりも狭く絞った形状が
開示されている。また該操作レバースタンド1の上面に
配置するレバーブーツ7L・7Rは、図15に示す如
く、正方形を斜めに配置したような構成としている。該
斜めに配置したレバーブーツ7L・7Rの間に、走行レ
バー2L・2Rの基部を配置して、操作レバー4L・4
Rと走行レバー2L・2Rが左右に1列に並ぶように構
成しているのである。該図7・図8・図9の如く、レバ
ーとバルブとの間を、複数の連結リンク6により連結
し、走行レバー2L・2Rは操作レバースタンド1の後
方から上方へ突出されている。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1においては、
旋回半径を車幅の略2分の1以下とし、旋回フレームF
を略円形とした旋回式作業車両であって、操作レバース
タンド1に配置する操作レバー4L・4Rのレバーブー
ツ7L・7Rの基部を、平面視において、正方形を斜め
に配置した構成としたので、進行方向へレバーブーツ7
L・7Rの角が向くので、デザイン性を向上することが
出来たのである。また、斜めに配置したレバーブーツ7
L・7Rの手前側の左右に余裕のスペースを構成するこ
とが出来るので、オペレータの前部と操作レバースタン
ド1との間に余裕ができて、走行レバー2L・2Rをレ
バーブーツ7L・7Rの間に配設することができたもの
である。また、レバーブーツ7L・7Rの形状に合わせ
て、操作レバースタンド1を斜めにカットすることによ
り、オペレータの足元のスペースを広くとることができ
たのである。
【0029】請求項2においては、請求項1の旋回式作
業車両の操作機構において、該平面視で正方形を斜めに
配置したレバーブーツ7L・7Rの基部の間に、走行レ
バー2L・2Rの基部を配置し、2本の操作レバー4L
・4Rと、2本の走行レバー2L・2Rが、左右にそれ
ぞれ1列に並ぶように配置したので、左右のレバーブー
ツ7L・7Rの間のスペースを、走行レバー2L・2R
操作するスペースとして使用することが出来るので、
走行レバー2L・2Rの中立位置を従来よりも、前方に
配置することができ、オペレータの乗降スペースを広く
とることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回式作業車両の側面図。
【図2】同じく旋回式作業車両の正面図。
【図3】同じく旋回式作業車両の平面図。
【図4】旋回式作業車両の機械操作式操作レバースタン
ド1の部分の前面図。
【図5】同じく操作レバースタンド1の部分の側面図。
【図6】操作レバースタンド1と旋回フレームFの部分
の配置を示す平面図。
【図7】パイロットバルブ式の操作レバースタンド1の
側面図。
【図8】同じくパイロットバルブ式の操作レバースタン
ド1の正面図。
【図9】機械操作式の場合のコントロールバルブCVの
後面図。
【図10】パイロットバルブ操作式の場合のコントロー
ルバルブCVの後面図。
【図11】コントロールバルブCVの底面図。
【図12】ペダル部カバー14の形状を示す図面。
【図13】操作レバースタンド1の下部を狭く抉った構
成の側面図。
【図14】同じく図13の操作レバースタンド1の前面
図。
【図15】同じく図13の操作レバースタンド1部分の
平面図。
【図16】従来の旋回式作業車両の旋回フレームFとコ
ントロールバルブCVの部分を示す平面図。
【図17】同じく従来の旋回フレームFの部分の構成を
示す側面図。
【図18】従来の操作レバースタンド1とレバーブーツ
7L・7Rと操作レバー4L・4Rの構成を示す前面
図。
【図19】同じく図18の側面図。
【図20】同じく図18の平面図。
【符号の説明】
1 操作レバースタンド 2L,2R 走行レバー 3 操作部ガイド杆 4L,4R 操作レバー 5L,5R ペダルカバー 6 連結リンク 7L,7R レバーブーツ F 旋回フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香月 英彦 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−57050(JP,U) 実開 平5−40361(JP,U) 実開 平5−64251(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/20 E02F 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回半径を車幅の略2分の1以下とし、
    旋回フレームFを略円形とした旋回式作業車両であっ
    て、操作レバースタンド1に配置する操作レバー4L・
    4Rのレバーブーツ7L・7Rの基部を、平面視におい
    て、正方形を斜めに配置した構成としたことを特徴とす
    る旋回式作業車両の操作機構。
  2. 【請求項2】 請求項1の旋回式作業車両の操作機構に
    おいて、該平面視で正方形を斜めに配置したレバーブー
    ツ7L・7Rの基部の間に、走行レバー2L・2Rの基
    部を配置し、2本の操作レバー4L・4Rと、2本の走
    行レバー2L・2Rが、左右にそれぞれ1列に並ぶよう
    に配置したことを特徴とする旋回式作業車両の操作機
    構。
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