JP2514221Y2 - 建設機械の操作バルブ支持台 - Google Patents

建設機械の操作バルブ支持台

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JP2514221Y2
JP2514221Y2 JP1989117028U JP11702889U JP2514221Y2 JP 2514221 Y2 JP2514221 Y2 JP 2514221Y2 JP 1989117028 U JP1989117028 U JP 1989117028U JP 11702889 U JP11702889 U JP 11702889U JP 2514221 Y2 JP2514221 Y2 JP 2514221Y2
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lever
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JP1989117028U
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JPH0354849U (ja
Inventor
正幸 小宮
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はバックホー等の建設機械において、バケット
やバケットアームやバケットブームやスイッチ機構等を
操作する制御バルブ群の支持装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、バックホー等の建設機械における作業機操
作レバーの支持構造は、実開昭63-36572号公報や、実開
昭63-130555号公報の如き技術が公知とされている。
また作業機操作レバーのレバーリンク支点に関する技
術としては、実開昭58-178024号公報の如き技術が公知
されているのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来技術においては、制御バルブ群やレ
バーリンク支点等を、機体フレームの上に直接に支持し
ているので、作業機操作レバーや走行操作レバーのよう
に、機体フレームから離れたブラケットに支持されたレ
バーとの間に、組み立て時においてリンク長さの調節
や、制御バルブのスプール位置の調節等の微妙な調節が
必要となるという不具合いがあったのである。
本考案はこのような、組み立て時に於ける走行操作レ
バーや作業機操作レバーと制御バルブ群との間のリンク
長や、スプール位置の調節を、別にアッセンブリーとし
た状態で調節出来るように、機体フレームと操作バルブ
支持台とを別体とし、該操作バルブ支持台上に全ての操
作部の仕組みを構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明する。
建設機械の機体フレーム6上に別体として、各部を操
作する制御バルブ群Vを載置固定する操作バルブ支持台
5を設け、該操作バルブ支持台5の上にレバーリンク支
点8を設け、該レバーリンク支点8により、制御バルブ
群Vと該制御バルブ群Vを操作する作業機操作レバー1,
2の間に介装されるアーム8a,8a,を枢支し、更に該操作
バルブ支持台5から走行レバー台支持杆39を上方へ突出
し、走行レバー台支持杆39に走行レバー台40と作業機操
作レバー支持台38を固定し、該走行レバー台40には、制
御バルブ群Vの中の左右走行バルブを操作する走行操作
レバー29,30を支持し、作業機操作レバー支持台38には
作業機操作レバー1,2の回動部を支持させたものであ
る。
(ホ)実施例 本考案の目的,構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明をすると。
第1図、第2図において、油圧モータM,Mにより駆動
されるクローラ式走行装置17,17の間に、スイベルジョ
イント23と旋回台軸受37が配置されている。
そして、クローラ式走行装置17,17に対する機体フレ
ーム6の旋回回動は、オペレーターがハンドル10に設け
たロックピン操作レバー32を解除した後に、ハンドル10
を手動で回動することにより行うのである。
ハンドル10と逆の側にブーム58とブームシリンダ61
と、アーム56とアームシリンダ60とバケット57とバケッ
トシリンダ59が配置されている。
それぞれの油圧シリンダ59,60,61により回動操作され
る。
また、スイングシリンダ24によりブームの基部が回動
される。
エンジンカバー28の内部にエンジンと制御バルブ群V
が配置されており、エンジンカバー28の後部に作業機操
作レバー支持台38,38が突出し、そこから作業機操作レ
バー1,2が突出している。
また、作業機操作レバー1,2の間の位置に、油圧モー
タMへの圧油を前後進に切り換える左右の走行操作レバ
ー29,30が配置されている。
該走行操作レバー29,30を支持する走行レバー台40も
操作バルブ支持台5から突設されている。
走行操作レバー29,30の側方に、排土ブレード4を上
下するブレードシリンダ18のブレード操作レバー31が設
けられている。
また、ハンドル10の左右にはサイドクラッチレバー3
3,33が設けられている。
機体フレーム6の後部の左右より、ステップ3を支持
するステップブラケット9,9が突出されている。
該ステップブラケット9,9は「L」型に構成されてお
り、該折れ曲がり部にバックホーをリフトにより吊り上
げる場合にワイヤーを掛けるワイヤー係止部9aを設けて
いる。
また、ステップブラケット9とステップ3との間に
は、支点越えバネ27が介装されている。
次に、第3図,第4図,第5図,第6図において、本
考案の要部を詳細に説明する。
旋回台軸受37に支持された機体フレーム6の前端に
は、ブーム支持台26がブームシリンダ24によりスイング
可能に枢支されている。該ブーム支持台26の上にブーム
が枢支されている。
また、機体フレーム6の上に防振ゴムを介装し、エン
ジン20が載置されており、該エンジン20にエアクリーナ
22と燃料タンク21と排気マフラー12と作動油ポンプPが
付設されている。
排気マフラー12はその周囲を排気ダクト15にて覆い、
エンジンのシリンダケースを冷却した後の冷却風を案内
して冷却し、該排風を排風ダクト14よりエンジンカバー
28の機外に排出している。
第5図において、エンジンカバー28の右側面部に吸気
ガイド部55を設けており、エアクリーナー22に向かって
外気を吸入している。
第7図において、50は作動油タンクである。
本考案の要部を構成する制御バルブ群Vと操作バルブ
支持台5は、排気ダクト15と作動油ポンプPの下方で、
排風ダクト14の側方に配置されている。
作動油ポンプPからの圧油がパイプを介して制御バル
ブ群Vに送られており、該制御バルブ群Vには、スイン
グバルブとアームバルブとブームバルブとバケットバル
ブがあり、その他にブレードバルブと左走行バルブと右
走行バルブの合計7種のバルブが配置されている。
そして、スイングバルブとアームバルブは、左側の作
業機操作レバー1の、前後左右の操作により選択操作さ
れ、ブームバルブとバケットバルブは右側の作業機操作
レバー2の前後左右動により選択操作される。
また、左右の走行バルブは走行操作レバー29,30によ
りそれぞれ操作され、またブレードバルブはブレード操
作レバー31により操作される。
そして、これらの7種のバルブよりなる制御バルブ群
Vが、全て操作バルブ支持台5の上に載置固定されてい
る。
更に、該操作バルブ支持台5より走行レバー台支持杆
39が上方に向けて突設されており、該走行レバー台支持
杆39により水平の走行レバー台40を支持している。
また、走行レバー台40より、作業機操作レバー支持台
38を上方へ突出している。
ブレード操作レバー31の支持部も、走行レバー台40に
構成されている。
また、作業機操作レバー支持台38に支持した作業機操
作レバー1,2は、前後左右の選択操作により4種類の制
御バルブ群Vを操作するのであるから、作業機操作レバ
ー1,2の回動枢支部より2本ずつのリンク1a,1b…が突設
されており、該リンクの下端がレバーリンク支点8に支
持されたアーム8a,8a…に枢支されている。該アーム8a,
8aが制御バルブ群VのスプールSに枢結されているので
ある。
該レバーリンク支点8は操作バルブ支持台5の上に固
設されている。
そして、操作バルブ支持台5は、機体フレーム6とは
バルト5a,5aにより固定されているので、このボルト5a,
5aを外せば、制御バルブ群Vとレバーリンク支点8とリ
ンクと作業機操作レバー1,2と走行操作レバー29,30とブ
レード操作レバー31の全てが、仕組みとして外れるので
ある。
第9図,第10図に示す如く、本考案のバックホーは小
型であるので、シリンダの排土量も少なく、従来の如く
左右のブレードアームで支持する必要がなく、中央に設
けた1本のブレードアーム13により支持し、該ブレード
アーム13の後端の枢支管11の部分を旋回台軸受37の前部
にピンにより枢支している。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、従来の如く、制御バルブ群を機体フレーム6
に装着し、該機体フレーム6から別に突出した走行レバ
ー台や作業操作レバー支持台に、操作レバーを固着して
いた場合には、レバーと制御バルブ群を組み立て乍ら、
スプールの位置を調節する必要があり、機体フレーム6
の上の入り組んだ部分で組み立て作業をする必要があり
困難であったのである。
これに対して本考案の場合には、操作バルブ支持台5
と走行レバー台40と作業機操作レバー支持台38を一体化
して脱着可能としたので、制御バルブ群Vと作業機操作
レバー1,2と走行操作レバー29,30等を、別の場所で仕組
みとして組み立てすることができ、ここで微調節した操
作バルブ支持台5に機体フレーム6に組み立てるのであ
るから、組み立てが簡単に出来るのである。
第2に、該部分が故障して点検補修する場合に、エン
ジンに邪魔されてやりづらいのであるが、操作バルブ支
持台5から外してしまうことにより、別の場所で点検補
修することができて簡単となったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバックホーの平面図、第2図は同じく
後面図、第3図は同じく作業状態の側面図、第4図は同
じく側面透視図、第5図は同じく平面透視図、第6図は
後面透視図、第7図は操作バルブ支持台5と制御バルブ
群Vを示す平面図、第8図は操作バルブ支持第5と走行
レバー台40と作業機操作レバー支持台38の部分を示す側
面図、第9図は排土ブレード4の平面図、第10図は同じ
く側面図である。 1,2……作業機操作レバー 5……操作バルブ支持台 8……レバーリンク支点 29,30……走行操作レバー 31……ブレード操作レバー 38……作業機操作レバー支持台 39……走行レバー台支持杆 40……走行レバー台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械の機体フレーム6上に別体とし
    て、各部を操作する制御バルブ群Vを載置固定する操作
    バルブ支持台5を設け、該操作バルブ支持台5の上にレ
    バーリンク支点8を設け、該レバーリンク支点8によ
    り、制御バルブ群Vと該制御バルブ群Vを操作する作業
    機操作レバー1,2の間に介装されるアーム8a,8a,を枢支
    し、更に該操作バルブ支持台5から走行レバー台支持杆
    39を上方へ突出し、走行レバー台支持杆39に走行レバー
    台40と作業機操作レバー支持台38を固定し、該走行レバ
    ー台40には、制御バルブ群Vの中の左右走行バルブを操
    作する走行操作レバー29,30を支持し、作業機操作レバ
    ー支持台38には作業機操作レバー1,2の回動部を支持さ
    せたことを特徴とする建設機械の操作バルブ支持台。
JP1989117028U 1989-10-03 1989-10-03 建設機械の操作バルブ支持台 Expired - Lifetime JP2514221Y2 (ja)

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JPH0354849U JPH0354849U (ja) 1991-05-27
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