JP4118777B2 - 旋回作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、バックホー等の旋回作業機に関するものである。
従来、バックホーは、下部の走行装置上に上下方向の軸心回りに旋回自在に支持された旋回台を備え、旋回台上には、後部側に運転席が配置されていると共に、前部の左右方向中央部に走行装置を操作する走行操作レバーが設けられている。
また、旋回台の前部上面側はステップによって覆われている。
また、旋回台内の前部には、バックホーに装備された各種の油圧機器を制御する制御弁を一方向に連結したコントロールバルブが配置され、走行操作レバーの下部は、ステップに形成された挿通部を挿通して旋回台内に挿入されていると共に、連動機構を介してコントロールバルブの走行用制御弁に連動連結されている。
また、旋回台の前部には、作業装置が左右方向スイング自在に装着されており、走行操作レバーの右側方には、前記作業装置に別途装着される油圧アタッチメントを操作するSP操作ペダルが配置され、走行操作レバーの左側方に、作業装置をスイング操作するスイング操作ペダルが配置されている。
これら操作ペダルは、旋回台内からステップに形成された挿通孔を通して突出する支持部材で支持すると共に、該支持部材は、連動機構を介してコントロールバルブのSP用制御弁又はスイング用制御弁に連動連結されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−200406号公報
前記従来のバックホーにあっては、走行操作レバーはステップを貫通しているので、走行操作レバーの組み付け、又は、旋回台内のメンテナンス等を行うためにステップを取り外すのが困難であるという問題がある。
また、SP操作ペダル及びスイング操作ペダルを支持する支持部材もステップを貫通しているので、該SP操作ペダル及びスイング操作ペダルの組み付け、又は、旋回台内のメンテナンス等を行うためにステップを取り外すのが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を解決した旋回作業機を提供することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、走行装置上に上下方向の旋回軸心回りに旋回自在に支持された旋回台を備え、この旋回台の前部上面側を覆うステップを、該ステップの前部の左右方向中央側に位置し且つ走行装置を操作する走行操作レバーの下部を覆う第1ステップと、ステップの前部左右両側及び後部を構成し且つ第1ステップ及び旋回台に対して着脱自在に取り付けられた第2ステップとから構成し
第1ステップは、ステップの前端側に位置し且つステップの左右方向にわたる第1部材と、この第1部材の後方側の左右方向中央側に位置していて第1部材に溶接固定された第2部材とを備えており、
第2ステップは一枚の板材によって形成されていて、前記第2部材の後方側に位置し且つステップの左右方向にわたる後部の壁部と、この後部の壁部の左右両側から前方に延出されて前記第2部材の左右両側に位置する前部の壁部とから前方開放状のコ字形に形成され、
前記第2部材の後方側に位置する第2ステップの後部の壁部の前縁側は前記第2部材の後部側上に重ね合わされ、
前記第2部材の左右両側に位置する第2ステップの前部の壁部の前端側は前記第1部材上に重ね合わされており、且つ該第2ステップの前部の壁部の左右方向内端側は前記第2部材の側縁上に重ね合わされていることを特徴とする。
また、前記第2部材の前部側の側方には、該第2部材の側縁と、前記第1部材に形成された切欠き部と、第2ステップの前部の壁部に形成された切欠き部とから形成されていて、操作ペダルを支持する支持部材が挿通される挿通孔が設けられているのがよい。
また、旋回台の前部に上下方向の軸心回りにスイング自在に設けられた作業装置を備え、走行操作レバーの左右方向一側方に、前記作業装置に別途装着される油圧アタッチメントを操作するSP操作ペダルを配置し、走行操作レバーの左右方向他側方に、作業装置をスイング操作するスイング操作ペダルを配置し、これら操作ペダルを旋回台内からステップに形成された挿通孔を通して突出する支持部材で支持すると共に、前記挿通孔を第1ステップと第2ステップとの接続側の縁部間に形成するのがよい。
また、ステップの前部の左右両側部を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成し、
前記第1ステップには、第2部材の左右方向中央側に前縁から後方に向けて形成された切欠き部と、第1部材の後縁とから形成された開口が設けられ、
第1ステップは、上部壁と、この上部壁の前縁から前方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の前部傾斜壁と、前記上部壁の後縁から後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の後部傾斜壁とから構成されていて前記開口を前後方向で跨ぐように設けられた第3部材を有し、
この第3部材の上部壁に前記走行操作レバーを挿通する挿通孔が形成されているのがよい。
本発明によれば、旋回台の前部上面側を覆うステップを、該ステップの前部の左右方向中央側に位置し且つ走行装置を操作する走行操作レバーの下部を覆う第1ステップと、ステップの前部左右両側及び後部を構成し且つ第1ステップ及び旋回台に対して着脱自在に取り付けられた第2ステップとから構成することにより、走行操作レバーを組み付けた後に第2ステップを取付固定できるので、走行操作レバーの組み付けが容易に行えると共に、走行操作レバーを残したまま第2ステップを取り外すことができ、旋回台内のメンテナンスを容易に行える。
また、SP操作ペダル及びスイング操作ペダルを支持する支持部材を挿通させる挿通孔を、第1ステップと第2ステップとの接続側の縁部間に形成することにより、SP操作ペダル及びスイング操作ペダルを組み付けた後に、第2ステップを取付固定できるので、SP操作ペダル及びスイング操作ペダルの組み付けを容易に行えると共に、SP操作ペダル及びスイング操作ペダルを残したまま第2ステップを取り外すことができ、旋回台内のメンテナンスを容易に行える。
また、ステップの前部の左右両側部を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成することにより、足置き部として有効利用ができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図10において、1は、旋回作業機として例示するバックホーであり、該バックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから主構成されている。
走行装置2は、クローラ式走行装置が採用されており、このクローラ式走行装置は、前後一側に配置されたアイドラ4と、前後他側に配置されたスプロケット5と、これらアイドラ4とスプロケット5との間に配置された複数の転輪6と、これらアイドラ4,スプロケット5,転輪6にわたって掛装された履帯7とを備えてなる走行体を、トラックフレーム8の左右両側に備えて主構成されており、油圧モータによってスプロケット5を回転駆動させて履帯7を周方向に循環回走することによって走行する。
また、トラックフレーム8の前部には、油圧シリンダからなるドーザシリンダ10によって作動されるドーザ9が設けられている。
旋回体3は、走行装置2上に旋回ベアリング11を介して上下方向の旋回軸心X回りに左右方向回動自在(旋回自在)に支持された旋回台12と、この旋回台12の前部に備えられた作業装置(掘削装置)13とを有する。
旋回台12上には、運転室を形成するキャビン14が搭載されている。
なお、キャビンの代わりにホプス・ロプスが装着される場合もある。
作業装置13は、旋回台12の前部に設けられた上下一対の支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右方向スイング自在(揺動自在)に支持されたスイングブラケット17と、このスイングブラケット17に基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えてなる。
スイングブラケット17は、旋回台12内に備えられたスイングシリンダ21(図13参照)の伸縮によって揺動され、ブーム18は、該ブーム18とスイングブラケット17との間に介装されたブームシリンダ22の伸縮によって揺動され、アーム19は、該アーム19とブーム18との間に介装されたアームシリンダ23の伸縮によって揺動され、バケット20は、該バケット20とアーム19との間に介装されたバケットシリンダ24の伸縮によってスクイ・ダンプ動作され、これらスイングシリンダ21、ブームシリンダ22、アームシリンダ23、バケットシリンダ24は油圧シリンダによって構成されている。
なお、アーム16には、バケット20の代わりに取り付けられる油圧アタッチメントを作動させるための油圧取出部(図示省略)が設けられている。
旋回台12は、走行装置2のトラックフレーム8上に前記旋回ベアリング11を介して旋回軸心X回りに回動自在に支持された厚板からなる旋回基板26と、この旋回基板26の後部に取り付けられていて旋回台12の後部を構成すると共に作業装置13との重量バランスを図るバランスウエイトの機能を有する後部カバー27とを備えている(図11参照)。
旋回基板26は、その前部側の下面が旋回ベアリング11に取り付けられて支持されている。
図13に示すように、旋回基板26上には、メーンの補強体としての左右一対の縦リブ29が前部から後部にわたって配置されて溶接等によって固定されていると共に、その他の補強部材及び各種機器を取り付けるためのブラケット、ステー等が溶接によって固定されており、これらによって旋回フレームが構成され、この旋回フレームの、左右側面、前面が、左右のカバーで覆われており、この左右のカバーは後部カバー27前縁側から前方に延出されると共に、前端側で左右方向内方側に延出されて、支持ブラケット16にまで至り、左右カバーの前面部間に上下の支持ブラケット16を突出させるための開口が形成されている。
上下の支持ブラケット16は、左右の縦リブ29の前端側に溶接等によって固定されていて、前記旋回台12前面の開口から前方に突出している。
旋回台12上方の、前後及び左右の中途部(略中央部)には、運転席30が配置されている。
図11に示すように、旋回台の前後方向中途部上面側には支持板14が設けられ、この支持板14上にシート台15が設けられ、このシート台15上にサスペンション装置等を介して前記運転席30が支持されている。
また、旋回台12の前部上面側(運転席30の前側)はステップ25によって覆われている(図1参照)。
また、旋回台12の前部には、図11、図12及び図14に示すように、走行装置2の左右の走行体の油圧モータを夫々操作する左右一対の走行操作レバー45L,45Rが配置され、走行操作レバー45L,45Rの右側方(左右一側方)のステップ25上面側には、作業装置13を左右方向にスイング操作(揺動操作)するスイング操作ペダル47が配置され、走行操作レバー45L,45Rの左側方(左右他側方)のステップ25上面側には、アーム19の先端側に装着される油圧アクチュエータを操作するSP操作ペダル46が配置されている。
スイング操作ペダル47及びSP操作ペダル46は、ステップ25の下方側で前後方向の軸心回りに回動自在に支持され且つステップ25を挿通して該ステップ25の上方に突出する支持部材35,36に取り付けられていて、該操作ペダル47,46は左右に揺動操作自在に支持されている。
また、走行操作レバー45L,45Rの下部はステップ25を挿通し、該ステップ25の下方側において、旋回基板26に固定の支持部材に左右方向の支軸回りに前後揺動操作自在に支持されている。
なお、スイング操作ペダル47及びSP操作ペダル46は、支持部材35,36に左右方向の軸心回りに回動自在に取り付けられていて、不使用時に前側に回動させておくことができるようになっている。
図1、図13及び図14に示すように、旋回台12の旋回基板26の前部の左側(左右一側)上で且つステップ25の下方側には、バックホー1に装備された油圧機器(油圧アクチュエータ)を制御する制御弁B1〜10及び切換弁B11,12を一方向に連接してなるコントロールバルブ31が配置されている。
また、旋回台上には、前後方向中途部の、右側にエンジン37用の燃料を貯留する燃料タンク33が、左側に油圧機器用の作動油を貯留する作動油タンク35が夫々配置され、後部に、エンジン37、ラジエータ40、油圧ポンプ39、エアクリーナー等が配置されている。
燃料タンク33及び作動油タンク35は、旋回台12内に収められ、エンジン37、ラジエータ40は、旋回台12の上面から上方に突出している。
油圧ポンプ39は第1〜4ポンプによって構成された4連ポンプが採用されている。
また、旋回基板26の前部側の左右方向中途部には、旋回台12を旋回させる油圧モータからなる旋回モータ41が設けられている。
旋回台12の後部は、該旋回台12上方に、エンジン37及びその他の機器等の配置空間を形成するボンネット42によって覆われている。
前記コントロールバルブ31を構成する各制御弁B1〜9及び切換弁B10,11は、直動スプール型切換バルブから構成され、それぞれスプールの操作方向(移動方向)に直交する方向に配列されて連結され、一体化されている。
また、コントロールバルブ31は、その各弁B1〜11の配列方向が左右方向に一致するように、且つ夫々の弁B1〜11に形成された、圧油の供給・戻りポート43、油圧ポンプ39の第1〜3のポンプからの圧油を流入するポンプポートP1,P2,P3及びコントロールバルブ31に設けられた作動油タンク35へと圧油を流出するタンクポートT1,T2が後方に向くように配置されている(したがって、各弁B1〜12のスプールは上下方向に移動する)。
これにより、コントロールバルブ31の配置スペースを前後方向にコンパクトにでき、コントロールバルブ31後方の配置スペースを大きくとれ、他の機器・部品の配置が楽になる(本実施の形態では、作動油タンク35が配置されている)。
また、コントロールバルブ31の各ポート43,P1,P2,P3,T1,T2には、油圧ホースが後方側から接続されるので、該油圧ホースをポート43,P1,P2,P3,T1に接続するためにストレートアダプタが使用でき、コストダウンを図れると共に、油圧ホースの着脱が容易になる。
また、コントロールバルブ31はその上部が旋回台12の上面から上方に突出するように配置されている。
コントロールバルブ31の各弁B1〜11を左側から順に説明すると、B1は、バケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁で、B2は、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁で、B3は、走行装置2の左側の走行体の油圧モータを制御する左側走行用制御弁で、B4は、走行装置2の右側の走行体の油圧モータを制御する右側走行用制御弁で、B5は、アームシリンダ23を制御するアーム用制御弁で、B6は、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを制御するSP用制御弁で、B7は、旋回モータを制御する旋回用制御弁で、B8は、ドーザシリンダ10を制御するドーザ用制御弁で、B9は、スイングシリンダ21を制御するスイング用制御弁で、B10は、油圧ポンプ39の第1、2ポンプからの圧油を、制御弁B1〜6に供給する状態と、制御弁B1〜6に供給せずに作動油タンク35に戻す状態とに切り換える切換弁で、B11は、油圧ポンプ39の第3ポンプからの圧油を、制御弁B7〜9に供給した後に、SP用制御弁B6に供給する状態と、SP用制御弁B6に供給せずにアーム用制御弁B5及びバケット用制御弁B1に供給する状態とに切り換える切換弁である。
なお、コントロールバルブの左端には、作動油タンク35へと圧油を流出する、後方開放状のタンクポートT2を備えた油圧ブロック12が連結されている。
また、バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2、アーム用制御弁B5、旋回用制御弁B7及び切換弁B10,B11は、パイロット圧によって切換え操作されるパイロット弁であり、バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2、アーム用制御弁B5、旋回用制御弁B7は運転席30の左右両側に設けられた左右の操作レバー44の操作によって切換え操作される。
左側走行用制御弁B3、右側走行用制御弁B4、SP用制御弁B6、ドーザ用制御弁B8及びスイング用制御弁B9は、それぞれ左側走行操作レバー45L、右側走行操作レバー45R、SP操作ペダル46、ドーザ操作レバー、スイング操作ペダル47によって操作され、左側走行操作レバー45L、右側走行操作レバー45R、SP操作ペダル46、スイング操作ペダル47は、リンク機構等からなる連動機構を介して左側走行用制御弁B4、右側走行用制御弁B5、SP用制御弁B7、スイング用制御弁B10のスプールSに連動連結され、ドーザ操作レバーは運転席30の近傍に設けられていて、リンク機構又はプッシュプルケーブル等の連動機構を介してドーザ用制御弁B8のスプールSに連動連結されている。
なお、左側走行用制御弁B3、右側走行用制御弁B4、SP用制御弁B6、ドーザ用制御弁B8及びスイング用制御弁B9のスプールSは、上方突出状に設けられ、その上端側が、これら弁B4,B5,B7,B9,B10とその操作部材とを連動連結する連動機構との連結部分とされている。
前記バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2、アーム用制御弁B5、SP用制御弁B6に接続される油圧ホースは、後方突出状の湾曲状とされて、前方に向けて折り返され、左側の縦リブ29上方を通ると共に、上下の支持ブラケット16間を通って旋回台12の外部に出され、作業装置13側へと配設される。
そして、バケット用制御弁B1、ブーム用制御弁B2はコントロールバルブ31の左右方向外端側(左端側)に配置し、アーム用制御弁B5、SP用制御弁B6はコントロールバルブ31の中途部に配置し、上下の支持ブラケット16間を通って作業装置13側へと油圧ホースが配設される制御弁B1,B2,B5,B6をできるだけ左右方向外端寄りに(左寄りに)に配置しており、該油圧ホースの配設経路を確保している。
SP用制御弁B7は、SP操作ペダル46の略真下に配置されていると共に、スイング用制御弁B10は、一番右側に配置されており、SP操作ペダル46とSP用制御弁B7とを連動連結するリンク機構49(連動機構)及びスイング操作ペダル47とスイング用制御弁B10とを連動連結するリンク機構50(連動機構)の簡素化が図られている。
また、図11及び図15に示すように、旋回基板26のコントロールバルブ31の下方側には、コントロールバルブ31のメンテナンス用の開口48が形成されている。
図1〜図9及び図11、図12に示すように、ステップ25は、板材によって形成されており、走行操作レバー45L,45Rの下部を覆う第1ステップ55と、ステップ25の前部左右両側及び後部を構成し且つ第1ステップ55及び旋回台12に対して着脱自在に取り付けられた第2ステップ56とから構成されている。
また、ステップ25には、その前部側の左右方向中央側に、左右の各走行操作レバー45L,45Rの下部を挿通させるための左右一対の走行操作レバー用挿通孔57が形成され、ステップ25の前部右側(前記走行操作レバー用挿通孔57の右側方)には、スイング操作ペダル47を支持する支持部材35を挿通するためのスイング操作ペダル用挿通孔58が形成され、ステップ25の前部左側(前記走行操作レバー用挿通孔57の左側方)には、SP操作ペダル46を支持する支持部材36を挿通するためのSP操作ペダル用挿通孔59が形成されている。
第1ステップ55は、本実施の形態では、第1部材61、第2部材62及び第3部材63の3部材から構成されており、旋回フレーム等にボルト等によって固定されている。
第1部材61は、ステップ25の前端側に位置すると共に左右方向に形成されていてステップ25の前端側を構成し且つ旋回台12の上面側から上方に離間して配置された水平状の上部壁65と、この上部壁65の前縁の左右方向中央側から下方に向けて旋回台の上面側に近接するように延設された縦壁66とを備えている。
上部壁65の後縁側の左右方向中央側に、後方に開放状の切欠き部67が形成されている。
この切欠き部67は、該切欠き部67の左右両側に位置していて、後方及び左右方向内方側に開放状のL字形の第1切欠き部67aと、切欠き部67の左右方向中央側に位置していて後方側に開放状のコ字形の第2切欠き部67bとからなる。
また、上部壁65の左右両側の後部側は、後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状に形成されている。
第2部材62は、第1部材61の後方側の左右方向中央側に配置されており、水平状の上部壁69と、この上部壁69の後縁から後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状に形成された中間壁70と、この中間壁70の後縁(下縁)から後方に延びるように形成された水平状の下部壁71とから構成されている。
また、この第2部材62の左右方向中央側には、上部壁69の前縁から中間壁70の下部に至る切欠き部72が形成されており、左右の上部壁69の前端側は、第1部材61の上部壁65の下面の、第1切欠き部67aの左右方向内方側に重ね合わされて溶接固定されており、第1部材61の第2切欠き部67bと第2部材62の切欠き部72とで開口73が形成されている。
また、第2部材62の左右幅は、第1部材61の切欠き部67の左右方向の長さよりも短く形成されており、第2部材62の左右の側縁と、第1部材61の第1切欠き部67aの左右方向外側部分とで後方開放状の切欠き部75が形成されている。
また、第2部材62の下部壁71には、左右一対の挿通孔74が前後に形成されている。
前側の左右一対の挿通孔74は、第1ステップ55を固定する固定用のボルト等を挿通するものであり、後側の左右一対の挿通孔74は、後述する第2ステップ56を位置決めするピン85を挿通するものである。
第3部材63は、第2部材62の上方側左右方向中央部に配置されており、上部壁76と、この上部壁76の前縁から前方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の前部傾斜壁77と、上部壁76の後縁から後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の後部傾斜壁78とから構成されている。
この第3部材63は、前記開口73を前後方向で跨ぐように設けられており、前部傾斜壁77の下端は、第1部材61の上部壁65の上面に溶接固定され、後部傾斜壁78の下端は、第2部材62の中間壁70の上面下端側に溶接固定されている。
また、この第3部材63の上部壁76に、前記走行操作レバー用挿通孔57が形成されている。
第3部材63の下面側には、側方開放状の空間部が設けられていて、前記開口73を介して走行操作レバー45L,45Rの組み付け・メンテナンス等が容易に行えるようになっている。
第2ステップ56は、左右方向中央部に、前縁から前後方向中途部に亘る切欠き部79が形成されており、後部側の水平壁80(後部の壁部)と、この水平壁80の左右両側から前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状の傾斜壁81(前部の壁部)とを有する。
左右各傾斜壁81の前端側(上端側)の左右方向内方側には、前方及び左右方向内方に開放状のL字形の切欠き部82が形成されている。
この第2ステップ56の左右の傾斜壁81は、第1ステップ55の第2部材62の中間壁70と略同角度の傾斜状とされていて、その前端側は、第1ステップ55の第1部材61の上部壁65の左右両側後部の傾斜部分上に重ね合わされており、前記第1ステップ55の切欠き部76と、第2ステップ56の切欠き部82とで、スイング操作ペダル用挿通孔58とSP操作ペダル用挿通孔59とが形成されている(スイング操作ペダル用挿通孔58とSP操作ペダル用挿通孔59とが第1ステップ55と第2ステップ56との接続側の縁部間に形成されている)。
また、左右の傾斜壁81の左右方向内端側には、第1ステップ55の第2部材62の中間壁70上に重ね合わされる重合部84が形成されている。
また、水平壁80の前縁側の左右方向中央側は第1ステップ55の第2部材62の下部壁71後部側に重ね合わされると共に、該重ね合わされる部分には、第1ステップ55の第2部材62の後側の挿通孔74に挿通されるピン85が下方突出状に設けられ、このピン85が挿通孔74に挿通されることにより、第2ステップ56の位置決めがなされると共に、第2ステップ56は、第1ステップ55に対して上方に着脱自在とされている。
また、第2ステップ56は、その他適宜部分が旋回フレーム側にボルト等によって着脱自在に取り付けられる。
前記構成のステップ25にあっては、走行操作レバー45L,45R並びにスイング操作ペダル47及びSP操作ペダル46を組み付けた後に、第2ステップ56が取り付けられるので、該レバー45L,45R、ペダル47,46の組み付けが容易に行われると共に、走行操作レバー45L,45R並びにスイング操作ペダル47及びSP操作ペダル46を残したまま、第2ステップ56を取り外せるので、旋回台12内のメンテナンス等も容易に行える。
また、ステップ25の前部の左右両側(スイング操作ペダル47及びSP操作ペダル46の配置部分及びその左右方向外側)は上方突出状とされていると共に、その上壁面が前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成された足置き部とされており、左側の足置き部によって、コントロールバルブ31の上方に空間部を形成し、コントロールバルブ31の配置空間及びリンク機構49,50等の配置空間等のスペースを確保している。
なお、第1ステップ55はゴム製等のカバー部材によって覆われ、第2ステップ56はゴム製等のマットによって覆われる。
図11〜図13に示すように、前記作動油タンク34は、その前部が第2ステップ56の下方側に位置するように延設され、この延設部分の上壁部分に、蓋体87によって開閉自在に閉塞された点検孔88が形成され、作動油タンク34の内部の前部には、サクションフィルタ89とリターンフィルタ90とが設けられ、サクションフィルタ89を介して油圧ポンプ39に作動油が吸い込まれ、リターンフィルタ90を介して作動油タンクに作動油が戻される。
前記構成の作動油タンク34にあっては、第2ステップ56を外すことにより、前記点検孔88を介して、サクションフィルタ89及び/又はリターンフィルタ90のメンテナンス又は交換等が行えるようになっている。
なお、リターンフィルタ90は作動油タンク34の外側に取り付けられていてもよい。
図16(a)、(b)、(c)は、ステップ25の他の実施の形態を示している。
図16(a)に示すものにあっては、第1ステップ55の、第2ステップ56との接続側の縁部に左右方向外方に開放状のコ字形の切欠き部92を形成する共に、第2ステップ56の、第1ステップ55との接続側の縁部に左右方向内方に開放状のコ字形の切欠き部93を形成し、これら切欠き部92,93で、スイング操作ペダル用挿通孔58及びSP操作ペダル用挿通孔59が形成されている。
図16(b)に示すものにあっては、第2ステップ56の、第1ステップ55との接続側の縁部に左右方向内方に開放状のコ字形の切欠き部95を形成し、この切欠き部95と第1ステップ55の縁部とで、スイング操作ペダル用挿通孔58及びSP操作ペダル用挿通孔59が形成されている。
図16(c)に示すものにあっては、第1ステップ55の、第2ステップ56との接続側の縁部に左右方向外方に開放状のコ字形の切欠き部96を形成し、この切欠き部96と第1ステップ55の縁部とで、スイング操作ペダル用挿通孔58及びSP操作ペダル用挿通孔59が形成されている。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されることはなく種種設計変更自在であり、第1ステップ55は旋回台12に対して着脱不能に固定してもよく、また、第2ステップ56は分割状であってもよい。
旋回台の平面図である。 ステップの平面図である。 図2のA−A線矢示断面図である。 図2のB−B線矢示断面図である。 図2のC−C線矢示断面図である。 第1ステップの平面図である。 第1ステップの側面図である。 第2ステップの平面図である。 第2ステップの正面図である。 バックホーの全体側面図である。 旋回台の側面図である。 旋回台前部の側面断面図である。 旋回台内の平面図である。 コントロールバルブ配置部分の背面図である。 コントロールバルブ配置部分の平面拡大図である。 ステップの他の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
2 走行装置
12 旋回台
13 作業装置
25 ステップ
34 作動油タンク
35 支持部材
36 支持部材
45L 走行操作レバー
45R 走行操作レバー
46 SP操作ペダル
47 スイング操作ペダル
55 第1ステップ
56 第2ステップ
58 スイング操作ペダル用挿通孔
59 SP操作ペダル用挿通孔
89 サクションフィルタ
90 リターンフィルタ
X 旋回軸心

Claims (4)

  1. 走行装置(2)上に上下方向の旋回軸心(X)回りに旋回自在に支持された旋回台(12)を備え、この旋回台(12)の前部上面側を覆うステップ(25)を、該ステップ(25)の前部の左右方向中央側に位置し且つ走行装置(2)を操作する走行操作レバー(45L,45R)の下部を覆う第1ステップ(55)と、ステップ(25)の前部左右両側及び後部を構成し且つ第1ステップ(55)及び旋回台(12)に対して着脱自在に取り付けられた第2ステップ(56)とから構成し
    第1ステップ(55)は、ステップ(25)の前端側に位置し且つステップ(25)の左右方向にわたる第1部材(61)と、この第1部材(61)の後方側の左右方向中央側に位置していて第1部材(61)に溶接固定された第2部材(62)とを備えており、
    第2ステップ(56)は一枚の板材によって形成されていて、前記第2部材(62)の後方側に位置し且つステップ(25)の左右方向にわたる後部の壁部(80)と、この後部の壁部(80)の左右両側から前方に延出されて前記第2部材(62)の左右両側に位置する前部の壁部(81)とから前方開放状のコ字形に形成され、
    前記第2部材(62)の後方側に位置する第2ステップ(56)の後部の壁部(80)の前縁側は前記第2部材(62)の後部側上に重ね合わされ、
    前記第2部材(62)の左右両側に位置する第2ステップ(56)の前部の壁部(81)の前端側は前記第1部材(61)上に重ね合わされており、且つ該第2ステップ(56)の前部の壁部(81)の左右方向内端側は前記第2部材(62)の側縁上に重ね合わされていることを特徴とする旋回作業機。
  2. 前記第2部材(62)の前部側の側方には、該第2部材(62)の側縁と、前記第1部材(61)に形成された切欠き部(67a)と、第2ステップ(56)の前部の壁部(81)に形成された切欠き部(82)とから形成されていて、操作ペダル(46,47)を支持する支持部材(35,36)が挿通される挿通孔(35,36)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. 旋回台(12)の前部に上下方向の軸心回りにスイング自在に設けられた作業装置(13)を備え、走行操作レバー(45L,45R)の左右方向一側方に、前記作業装置(13)に別途装着される油圧アタッチメントを操作するSP操作ペダル(46)を配置し、走行操作レバー(45L,45R)の左右方向他側方に、作業装置(13)をスイング操作するスイング操作ペダル(47)を配置し、これら操作ペダル(46,47)を旋回台(12)内からステップ(25)に形成された挿通孔(58,59)を通して突出する支持部材(35,36)で支持すると共に、前記挿通孔(35,36)を第1ステップ(55)と第2ステップ(56)との接続側の縁部間に形成したことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  4. ステップ(25)の前部の左右両側部を前方に向かうに従って上方に移行する傾斜状に形成し、
    前記第1ステップ(55)には、第2部材(62)の左右方向中央側に前縁から後方に向けて形成された切欠き部(72)と、第1部材(61)の後縁とから形成された開口(73)が設けられ、
    第1ステップ(55)は、上部壁(76)と、この上部壁(76)の前縁から前方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の前部傾斜壁(77)と、前記上部壁(76)の後縁から後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の後部傾斜壁(78)とから構成されていて前記開口(73)を前後方向で跨ぐように設けられた第3部材(63)を有し、
    この第3部材(63)の上部壁(76)に前記走行操作レバー(45L,45R)を挿通する挿通孔(57)が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の旋回作業機。
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