JP2573954Y2 - 旋回作業機 - Google Patents
旋回作業機Info
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- JP2573954Y2 JP2573954Y2 JP1992000740U JP74092U JP2573954Y2 JP 2573954 Y2 JP2573954 Y2 JP 2573954Y2 JP 1992000740 U JP1992000740 U JP 1992000740U JP 74092 U JP74092 U JP 74092U JP 2573954 Y2 JP2573954 Y2 JP 2573954Y2
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- JP
- Japan
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- swivel
- turning
- work machine
- traveling device
- type traveling
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、旋回作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小旋回型の作業機の一形態として
は、クローラ式走行装置の中央部に、旋回軸受を介して
略半円形状の旋回台を旋回自在に取付けるとともに、同
旋回台上の左側部に運転部、右側部に原動機を収納した
ボンネットを配設して、旋回台の前部に掘削作業部を設
けたものがある。しかも、この旋回作業機は、クローラ
式走行装置の幅員範囲内で旋回台を旋回可能に構成して
いる。
は、クローラ式走行装置の中央部に、旋回軸受を介して
略半円形状の旋回台を旋回自在に取付けるとともに、同
旋回台上の左側部に運転部、右側部に原動機を収納した
ボンネットを配設して、旋回台の前部に掘削作業部を設
けたものがある。しかも、この旋回作業機は、クローラ
式走行装置の幅員範囲内で旋回台を旋回可能に構成して
いる。
【0003】また、作業機には、掘削作業部を作動させ
る作動油タンク、油圧ポンプ等を配設しており、小旋回
型の作業機の場合、旋回台が狭く、しかも、旋回台上に
運転部や、原動動機等を載置している為に、同タンクと
油圧ポンプとを接続する作動油パイプを湾曲させてい
た。
る作動油タンク、油圧ポンプ等を配設しており、小旋回
型の作業機の場合、旋回台が狭く、しかも、旋回台上に
運転部や、原動動機等を載置している為に、同タンクと
油圧ポンプとを接続する作動油パイプを湾曲させてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の旋回作
業機は、以下のような課題を有していた。即ち、掘削作
業部で掘削作業を行う際に、旋回作業機の前方部に、そ
の荷重がかかり、特に、小旋回型の作業機の場合、旋回
バランスを保持できず、その為に、旋回台の旋回を円滑
に行うことができないという不具合があった。
業機は、以下のような課題を有していた。即ち、掘削作
業部で掘削作業を行う際に、旋回作業機の前方部に、そ
の荷重がかかり、特に、小旋回型の作業機の場合、旋回
バランスを保持できず、その為に、旋回台の旋回を円滑
に行うことができないという不具合があった。
【0005】また、掘削作業を行う際に、作動油タンク
と油圧ポンプとを湾曲した作動油パイプで接続している
為に、同ポンプの駆動によってタンクからの油が円滑に
流れず、そのために、掘削作業部を円滑に行うことがで
きない場合があった。さらに、小旋回型の作業機では、
運転部のスペースをも狭くしているので、ステップ部の
確保を困難として、窮屈な姿勢で旋回作業機の操作を行
っていた。
と油圧ポンプとを湾曲した作動油パイプで接続している
為に、同ポンプの駆動によってタンクからの油が円滑に
流れず、そのために、掘削作業部を円滑に行うことがで
きない場合があった。さらに、小旋回型の作業機では、
運転部のスペースをも狭くしているので、ステップ部の
確保を困難として、窮屈な姿勢で旋回作業機の操作を行
っていた。
【0006】本考案は、上記の課題を解決する旋回作業
機を提供することを目的とする。
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】本考案に係る旋回作業
機は、基本的構造として、クローラ式走行装置の中央部
に、旋回軸受を介して略半円形状の旋回台を旋回自在に
取付け、さらに、同旋回台の直径をクローラ式走行装置
の横幅と略同一に形成して、旋回台の旋回をクローラ式
走行装置の幅員範囲内で行うものであって、同旋回台の
前端部に、掘削作業部を支持するブームブラケット取付
用支点を設けるとともに、旋回軸受を中心とした旋回台
上の一側部に運転部を配設し、さらに、旋回軸受を中心
とした旋回台の後部に、傾斜状態に原動機を配設し、し
かも、同原動機の後方にカウンタウエイトを配設したも
のである。
機は、基本的構造として、クローラ式走行装置の中央部
に、旋回軸受を介して略半円形状の旋回台を旋回自在に
取付け、さらに、同旋回台の直径をクローラ式走行装置
の横幅と略同一に形成して、旋回台の旋回をクローラ式
走行装置の幅員範囲内で行うものであって、同旋回台の
前端部に、掘削作業部を支持するブームブラケット取付
用支点を設けるとともに、旋回軸受を中心とした旋回台
上の一側部に運転部を配設し、さらに、旋回軸受を中心
とした旋回台の後部に、傾斜状態に原動機を配設し、し
かも、同原動機の後方にカウンタウエイトを配設したも
のである。
【0008】そして、本考案に係る旋回作業機は、特徴
的構造として、旋回台の一側部に設けた運転部におい
て、同旋回台の角部を側方に張り出して、作業者のステ
ップを広くしている。
的構造として、旋回台の一側部に設けた運転部におい
て、同旋回台の角部を側方に張り出して、作業者のステ
ップを広くしている。
【0009】また、本考案は、運転部の反対側に位置す
る旋回台の他側部に、掘削作業部のスイングを行うスイ
ングシリンダ及び作動油タンクを配設するとともに、同
旋回台上の運転部側に、掘削作業部を作動させる油圧ポ
ンプを配設し、上記スイングシリンダの基端部をカウン
タウエイトの一端部に連結したことにも特徴を有してい
る。
る旋回台の他側部に、掘削作業部のスイングを行うスイ
ングシリンダ及び作動油タンクを配設するとともに、同
旋回台上の運転部側に、掘削作業部を作動させる油圧ポ
ンプを配設し、上記スイングシリンダの基端部をカウン
タウエイトの一端部に連結したことにも特徴を有してい
る。
【0010】また、本考案は、ブームブラケット用取付
支点を中心にして、運転部と反対側に位置する旋回台の
前端部を前方に突出させたことにも特徴を有している。
支点を中心にして、運転部と反対側に位置する旋回台の
前端部を前方に突出させたことにも特徴を有している。
【0011】
【考案の効果】本考案では、小旋回型の作業機におい
て、旋回台の前端部にブームブラケット取付支点に対し
て旋回台の一側部に運転部を設けるとともに、その反対
側に、傾斜させた原動機とカウンタウエイトとを配設し
ている為に、旋回台が旋回した際の旋回バランスを良好
に確保することができて、円滑な掘削作業を行うことが
できる。しかも、旋回台の一側部に設けた運転部におい
て、旋回台の角部を側方に張り出して、作業者のステッ
プを広く確保しているために、作業者の足元の自由度を
大きくすることができ、その結果、作業者は楽な姿勢で
着座することができる。
て、旋回台の前端部にブームブラケット取付支点に対し
て旋回台の一側部に運転部を設けるとともに、その反対
側に、傾斜させた原動機とカウンタウエイトとを配設し
ている為に、旋回台が旋回した際の旋回バランスを良好
に確保することができて、円滑な掘削作業を行うことが
できる。しかも、旋回台の一側部に設けた運転部におい
て、旋回台の角部を側方に張り出して、作業者のステッ
プを広く確保しているために、作業者の足元の自由度を
大きくすることができ、その結果、作業者は楽な姿勢で
着座することができる。
【0012】そして、運転部の反対側に位置する旋回台
の他側部に、掘削作業部のスイングを行うスイングシリ
ンダ及び作動油タンクを配設するとともに、同旋回台上
の運転部側に、掘削作業部を作動させる油圧ポンプを配
設し、上記スイングシリンダの基端部をカウンタウエイ
トの一端部に連結しているために、旋回台の旋回バラン
スを良好に確保することができると共に、スイングシリ
ンダの基端をカウンタウエイトに確実に連結・支持させ
ることができる。また、ブームブラケット用取付支点を
中心にして、運転部と反対側に位置する旋回台の前端部
を前方に突出させているために、収納スペースを大きく
確保することができて、作動油タンク等の収納配置のた
めのレイアウトの自由度を大きくすることができると共
に、作動油タンク等の収納作業を容易に行うことができ
る。
の他側部に、掘削作業部のスイングを行うスイングシリ
ンダ及び作動油タンクを配設するとともに、同旋回台上
の運転部側に、掘削作業部を作動させる油圧ポンプを配
設し、上記スイングシリンダの基端部をカウンタウエイ
トの一端部に連結しているために、旋回台の旋回バラン
スを良好に確保することができると共に、スイングシリ
ンダの基端をカウンタウエイトに確実に連結・支持させ
ることができる。また、ブームブラケット用取付支点を
中心にして、運転部と反対側に位置する旋回台の前端部
を前方に突出させているために、収納スペースを大きく
確保することができて、作動油タンク等の収納配置のた
めのレイアウトの自由度を大きくすることができると共
に、作動油タンク等の収納作業を容易に行うことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、 本考案の実施例を参照しながら説明す
ると、図1において、1は旋回作業機としてのバックホ
ーを示し、同バックホー1は、クローラ式走行装置2の
中央部に、旋回軸受3を介して半円状の旋回台4を取付
け、同旋回台4上に、運転部5及び原動機6aを収納した
ボンネット6を配設している。
ると、図1において、1は旋回作業機としてのバックホ
ーを示し、同バックホー1は、クローラ式走行装置2の
中央部に、旋回軸受3を介して半円状の旋回台4を取付
け、同旋回台4上に、運転部5及び原動機6aを収納した
ボンネット6を配設している。
【0014】また、旋回台4の前部には、ブームブラケ
ット取付用支点7を突設し、同取付用支点7に掘削作業
部を支持する為のブームブラケット8を取付け、同ブラ
ケット8に、ブーム9を取付けるとともに、同ブーム9
の先端部にアーム10及びバケット11を上下回動可能に連
結としている。なお、12は掘削作業部のブーム9を作動
させる為のブームシリンダ、13はアームシリンダ、14は
バケットシリンダ、14a はバケット作動用リンクを示
す。
ット取付用支点7を突設し、同取付用支点7に掘削作業
部を支持する為のブームブラケット8を取付け、同ブラ
ケット8に、ブーム9を取付けるとともに、同ブーム9
の先端部にアーム10及びバケット11を上下回動可能に連
結としている。なお、12は掘削作業部のブーム9を作動
させる為のブームシリンダ、13はアームシリンダ、14は
バケットシリンダ、14a はバケット作動用リンクを示
す。
【0015】本実施例では、図1及び図2に示すよう
に、旋回台4において、旋回軸受3より左側前部に、座
席15と、旋回台4に立設したキャノピルーフ16とを配設
して運転部5を構成するとともに、座席15の前方に複数
の操作レバー15a を立設している。さらに、図2に示す
ように、旋回台4の中心部から右側部及び運転部5の後
側部にわたり、略半月状としたボンネット6を傾斜状態
に配設するとともに、ボンネット6の右後方部に、ボン
ネット開閉蓋17を設けて、同開閉蓋17をあけてボンネッ
ト6内を点検するようにしている。なお、16a はキャノ
ピルーフ16の支柱を示す。
に、旋回台4において、旋回軸受3より左側前部に、座
席15と、旋回台4に立設したキャノピルーフ16とを配設
して運転部5を構成するとともに、座席15の前方に複数
の操作レバー15a を立設している。さらに、図2に示す
ように、旋回台4の中心部から右側部及び運転部5の後
側部にわたり、略半月状としたボンネット6を傾斜状態
に配設するとともに、ボンネット6の右後方部に、ボン
ネット開閉蓋17を設けて、同開閉蓋17をあけてボンネッ
ト6内を点検するようにしている。なお、16a はキャノ
ピルーフ16の支柱を示す。
【0016】本考案では、上記の旋回台4の構成にその
特徴を有するものであり、以下、その構成について詳説
する。即ち、図2に示すように、旋回台4の形状を略半
円状とし、かつ旋回台4の直径をクローラ式走行装置2
の横幅と略同一として、旋回台4の旋回をクローラ式走
行装置2の幅員範囲内で行うようにしている。かかる構
成によって、旋回台4を旋回させた際に、クローラ式走
行装置2の幅員範囲内から旋回台4の突出させない為
に、その周りに注意をはらうことなく、容易に旋回する
ことができる。
特徴を有するものであり、以下、その構成について詳説
する。即ち、図2に示すように、旋回台4の形状を略半
円状とし、かつ旋回台4の直径をクローラ式走行装置2
の横幅と略同一として、旋回台4の旋回をクローラ式走
行装置2の幅員範囲内で行うようにしている。かかる構
成によって、旋回台4を旋回させた際に、クローラ式走
行装置2の幅員範囲内から旋回台4の突出させない為
に、その周りに注意をはらうことなく、容易に旋回する
ことができる。
【0017】また、旋回台4の前側中央部には、図1〜
図4に示すように、前方に向けた支持フレーム4aを突設
し、同フレーム4aの先端部にブームブラケット取付用支
点7を取付け、同取付用支点7に、枢支ピン18を介して
掘削作業部を支持するブームブラケット8を左右回動自
在に連結している。さらに、旋回台4の右側後方部に
は、図3に示すように、原動機6aを配設するとともに、
同原動機6aの後方に、左右方向に長手状としたカウンタ
ウエイト19を配設している。
図4に示すように、前方に向けた支持フレーム4aを突設
し、同フレーム4aの先端部にブームブラケット取付用支
点7を取付け、同取付用支点7に、枢支ピン18を介して
掘削作業部を支持するブームブラケット8を左右回動自
在に連結している。さらに、旋回台4の右側後方部に
は、図3に示すように、原動機6aを配設するとともに、
同原動機6aの後方に、左右方向に長手状としたカウンタ
ウエイト19を配設している。
【0018】本実施例では、旋回台4において、旋回台
4の前側中央部のブームブラケット取付用支点7に対し
て左側前部に設けた運転部5と右側後部に原動機6aとカ
ウンタウエイト19とを対角線上に配設して、旋回台4が
旋回した際の旋回バランスを保持している。
4の前側中央部のブームブラケット取付用支点7に対し
て左側前部に設けた運転部5と右側後部に原動機6aとカ
ウンタウエイト19とを対角線上に配設して、旋回台4が
旋回した際の旋回バランスを保持している。
【0019】また、旋回台4の右側部には、掘削作業部
のスイングを行うスイングシリンダ20及び作動油タンク
21を配設するとともに、同旋回台4の左側部の運転部5
の後方に、同作業機を作動させる油圧ポンプ22を配設
し、しかも、油圧ポンプ22は原動機6aの側部に取付けら
れている。
のスイングを行うスイングシリンダ20及び作動油タンク
21を配設するとともに、同旋回台4の左側部の運転部5
の後方に、同作業機を作動させる油圧ポンプ22を配設
し、しかも、油圧ポンプ22は原動機6aの側部に取付けら
れている。
【0020】さらに、本実施例では、図3及び図5に示
すように、旋回台4前側部に突出した左右支持フレーム
4aの基端部を後方に伸延して旋回台4の後部に連結し、
右支持フレーム4aの後部をカウンタウエイト19の一側部
に一体的に連結するとともに、同フレーム4aの後側部
に、ブラケット23を介してスイングシリンダ20の基端部
を取付けている。
すように、旋回台4前側部に突出した左右支持フレーム
4aの基端部を後方に伸延して旋回台4の後部に連結し、
右支持フレーム4aの後部をカウンタウエイト19の一側部
に一体的に連結するとともに、同フレーム4aの後側部
に、ブラケット23を介してスイングシリンダ20の基端部
を取付けている。
【0021】また、右支持フレーム4aの後側部には、図
5に示すように、パイプ挿通孔24を穿設するとともに、
同挿通孔24中に、作動油パイプ25を貫通して作動油タン
ク21と、油圧ポンプ22とを直線的に接続している。かか
る構成により、油圧ポンプ22と作動油タンク21とを作動
油タンク21によって直線的に接続しているので、作動油
の流れを良好として、バックホー1の作動を円滑に行う
ことができる。
5に示すように、パイプ挿通孔24を穿設するとともに、
同挿通孔24中に、作動油パイプ25を貫通して作動油タン
ク21と、油圧ポンプ22とを直線的に接続している。かか
る構成により、油圧ポンプ22と作動油タンク21とを作動
油タンク21によって直線的に接続しているので、作動油
の流れを良好として、バックホー1の作動を円滑に行う
ことができる。
【0022】本実施例では、図3に示すように、運転部
5に、座席15に着座する作業者の足場として、旋回台4
の左部前部に設けた側方に張り出して、作業者のステッ
プ5bを広く構成するとともに、旋回台4の右部前部を湾
曲させて、同湾曲部5cによって、クローラ式走行装置2
の幅員範囲内からの突出を可及的に防止している。
5に、座席15に着座する作業者の足場として、旋回台4
の左部前部に設けた側方に張り出して、作業者のステッ
プ5bを広く構成するとともに、旋回台4の右部前部を湾
曲させて、同湾曲部5cによって、クローラ式走行装置2
の幅員範囲内からの突出を可及的に防止している。
【0023】また、図3に示すように、旋回台4におい
て、左側前部4cよりも右側前部4dを前方に突出させて、
ボンネット6を広くでき、同ボンネット6内に作動油タ
ンク21の収納を容易に行うことができる。さらに、本実
施例では、運転部5を配設した旋回台4の左側前部4cが
前方に突出していないので、旋回台4の近傍における掘
削部を運転部から容易にみることができる。
て、左側前部4cよりも右側前部4dを前方に突出させて、
ボンネット6を広くでき、同ボンネット6内に作動油タ
ンク21の収納を容易に行うことができる。さらに、本実
施例では、運転部5を配設した旋回台4の左側前部4cが
前方に突出していないので、旋回台4の近傍における掘
削部を運転部から容易にみることができる。
【0024】上記のバックホー1には、ブームブラケッ
ト取付用支点7に枢支ピン18を介してブームブラケット
8の取付けており、以下、その構成を図面を参照して説
明する。即ち、図4及び図6に示すように、ブームブラ
ケット取付用支点7にブームブラケット8を合わせた状
態において、そのピン挿入孔26に、枢支ピン18を挿入し
て、さらに、旋回台4から伸延した枢支ピン固定フレー
ム27中に、同ピン18の下端部を挿入し、同固定フレーム
27と枢支ピン18とにロックボルト28を貫通固定してい
る。なお、18a はロックボルト28の貫通孔を示す。
ト取付用支点7に枢支ピン18を介してブームブラケット
8の取付けており、以下、その構成を図面を参照して説
明する。即ち、図4及び図6に示すように、ブームブラ
ケット取付用支点7にブームブラケット8を合わせた状
態において、そのピン挿入孔26に、枢支ピン18を挿入し
て、さらに、旋回台4から伸延した枢支ピン固定フレー
ム27中に、同ピン18の下端部を挿入し、同固定フレーム
27と枢支ピン18とにロックボルト28を貫通固定してい
る。なお、18a はロックボルト28の貫通孔を示す。
【0025】また、枢支ピン18の上端部において、図4
及び図7に示すように、長手状とした係合板30を配設
し、ボルト31を介して固定し、同係合板30によってブー
ムブラケット8のピン挿入孔26に係合させて、枢支ピン
18の抜け防止を行っている。そして、かる枢支ピン18の
係合板30は、図8に示すように、その幅をスパナ32の幅
tと同一に形成して、係合板30のボルト孔30a と枢支ピ
ン18のボルト孔31a がずれた際に、同スパナ32で各孔を
合わせることができる。
及び図7に示すように、長手状とした係合板30を配設
し、ボルト31を介して固定し、同係合板30によってブー
ムブラケット8のピン挿入孔26に係合させて、枢支ピン
18の抜け防止を行っている。そして、かる枢支ピン18の
係合板30は、図8に示すように、その幅をスパナ32の幅
tと同一に形成して、係合板30のボルト孔30a と枢支ピ
ン18のボルト孔31a がずれた際に、同スパナ32で各孔を
合わせることができる。
【0026】次いで、上記のバックホー1は、旋回台4
の旋回ロック機構35を具備しており、以下、その構成を
詳説すると、即ち、図9に示すように、旋回ロック機構
35は、運転部5上のレバー支持台36の側面に取付けた操
作ハンドル37と、旋回台4内に配設し、操作ハンドル37
で昇降する操作杆38と、同操作杆38の下端部に連結さ
れ、旋回台4の下面から突出するロックピン39と、旋回
台軸受3の側部に突設したロックピン挿通部40とより構
成されている。
の旋回ロック機構35を具備しており、以下、その構成を
詳説すると、即ち、図9に示すように、旋回ロック機構
35は、運転部5上のレバー支持台36の側面に取付けた操
作ハンドル37と、旋回台4内に配設し、操作ハンドル37
で昇降する操作杆38と、同操作杆38の下端部に連結さ
れ、旋回台4の下面から突出するロックピン39と、旋回
台軸受3の側部に突設したロックピン挿通部40とより構
成されている。
【0027】本実施例では、レバー支持台36の側面に略
逆L字状としたガイド孔41を穿設するとともに、同ガイ
ド孔41中に沿って操作ハンドル37を操作可能に配設し、
同ハンドル37に、レバー支持台36と旋回台4中とに配設
した操作杆38の上端部を連結している。さらに、操作杆
38の下端部には、旋回台4の下面に支持されたロックピ
ン39が設けられており、同ロックピン39を、旋回台軸受
3に設けたロックピン挿通部40のロック孔40a に挿通さ
せて、旋回台4を固定させるものである。
逆L字状としたガイド孔41を穿設するとともに、同ガイ
ド孔41中に沿って操作ハンドル37を操作可能に配設し、
同ハンドル37に、レバー支持台36と旋回台4中とに配設
した操作杆38の上端部を連結している。さらに、操作杆
38の下端部には、旋回台4の下面に支持されたロックピ
ン39が設けられており、同ロックピン39を、旋回台軸受
3に設けたロックピン挿通部40のロック孔40a に挿通さ
せて、旋回台4を固定させるものである。
【図1】本考案に係るバックホーの側面図である。
【図2】本考案のバックホーの平面図である。
【図3】同バックホーのボンネットを一部切欠した平面
図である。
図である。
【図4】ブームブラケットの拡大側面図である。
【図5】旋回台中の支持フレームの説明図である。
【図6】枢支ピンの説明図である。
【図7】枢支ピンの側面図である。
【図8】バックホーの平面説明図である。
【図9】バックホーの旋回台の旋回ロック機構を示す説
明図である。
明図である。
1 バックホー 2 クローラ式走行装置 4 旋回台 5 運転部 6 ボンネット 6a 原動機 19 カウンタウエイト 20 スイングシリンダ 21 作動油タンク 22 油圧ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】 クローラ式走行装置(2) の中央部に、旋
回軸受(3) を介して略半円形状の旋回台(4) を旋回自在
に取付け、さらに、同旋回台(4) の直径をクローラ式走
行装置(2) の横幅と略同一に形成して、旋回台(4) の旋
回をクローラ式走行装置(2) の幅員範囲内で行う旋回作
業機であって、 同旋回台(4) の前端部に、掘削作業部を支持するブーム
ブラケット取付用支点(7) を設けるとともに、旋回軸受
(3) を中心とした旋回台(4) 上の一側部に運転部(5) を
配設し、さらに、旋回軸受(3) を中心とした旋回台(4)
の後部に、傾斜状態に原動機(6a)を配設し、しかも、同
原動機(6a)の後方にカウンタウエイト(19)を配設してな
る旋回作業機において、 前記 旋回台(4) の一側部に設けた運転部(5) において、
同旋回台(4) の角部を側方に張り出して、作業者のステ
ップ(5b)を広くしたことを特徴とする旋回作業機。 - 【請求項2】 運転部(5) の反対側に位置する旋回台
(4) の他側部に、掘削作業部のスイングを行うスイング
シリンダ(20)及び作動油タンク(21)を配設するととも
に、同旋回台(4) 上の運転部(5) 側に、掘削作業部を作
動させる油圧ポンプ(22)を配設し、上記スイングシリン
ダ(20)の基端部をカウンタウエイト(19)の一端部に連結
したことを特徴とする請求項1記載の旋回作業機。 - 【請求項3】 ブームブラケット用取付支点(7) を中心
にして、運転部(5)と反対側に位置する旋回台(4) の前
端部を前方に突出させたことを特徴とする請求項1又は
2記載の旋回作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000740U JP2573954Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 旋回作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000740U JP2573954Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 旋回作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557044U JPH0557044U (ja) | 1993-07-30 |
JP2573954Y2 true JP2573954Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=11482116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000740U Expired - Lifetime JP2573954Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 旋回作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573954Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11172720A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Kubota Corp | バックホウ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721640Y2 (ja) * | 1988-04-28 | 1995-05-17 | 株式会社小松製作所 | 建設用車両 |
JP2539692B2 (ja) * | 1990-02-28 | 1996-10-02 | 株式会社小松製作所 | 上部旋回式建設機械のカウンタウエイト |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP1992000740U patent/JP2573954Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557044U (ja) | 1993-07-30 |
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