JP2539481Y2 - 作業車の操作レバーロック構造 - Google Patents

作業車の操作レバーロック構造

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JP2539481Y2
JP2539481Y2 JP968891U JP968891U JP2539481Y2 JP 2539481 Y2 JP2539481 Y2 JP 2539481Y2 JP 968891 U JP968891 U JP 968891U JP 968891 U JP968891 U JP 968891U JP 2539481 Y2 JP2539481 Y2 JP 2539481Y2
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lever
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lever lock
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憲造 佐田
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Kubota Corp
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、運転座席の前方側左右
両側に夫々揺動操作自在に操作レバーを配備するととも
に、各操作レバーを操作中立位置でロック固定するレバ
ーロック具を備えてある作業車の操作レバーロック構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の操作レバーロック構造にお
いて、従来では、特開平2−114309号公報に開示
されているように、前記レバーロック具は左右の操作レ
バーに対応して夫々設けられ、上下スライド自在なロッ
クピンが、レバーロック具の操作によりフォーク部材に
より上方スライドして操作レバーの下部に形成された係
合孔に係合してロックするよう構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構造は、操作
レバーの操作中立位置が常に一定の位置になるようにし
て、組付け誤差に起因して、中立位置において、操作レ
バーが傾いたり、油圧制御バルブが半ポート状態接続状
態になる等の弊害が生じるのを防止するようにしたもの
である。ところが、上記構造によるときは、構造が複雑
になる欠点があるとともに、左右各別にロック操作する
必要があり、操作が煩わしい欠点もあった。本考案は、
油圧操作系に悪影響を与えることなく、レバーロック構
造の簡素化と操作性の向上を図ることを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、冒
頭に記載した作業車の操作レバーロック構造において、
前記レバーロック具を、前記各操作レバーに設けた係止
ピンに係合してロック作用する係合孔を形成して、左右
方向の軸芯周りでの揺動操作でレバーロック状態とロッ
ク解除状態とに切り換え自在に設けるとともに、前記各
係合孔を形成した各ロック作用部をロック具本体に各別
に位置変更調節自在に設けてある点にある。
【0005】
【作用】左右操作レバーをロック状態に設定するとき
は、前記レバーロック具を揺動操作することで、各ロッ
ク作用部における各係合孔が、各操作レバーの係止ピン
に係合してロックさせることができる。しかも、組付け
誤差に起因して、左右の操作系において、バルブスプー
ルの油圧中立位置と操作レバーの中立位置とがずれてい
る場合であっても、各ロック作用部をロック具本体に対
して各別に位置調節できるので、操作系における中継用
リンク機構の長さ調節等の煩わしい作業は不要となる。
【0006】
【考案の効果】従って、油圧操作系に悪影響を与えるこ
となく、1個のレバーロック具により、左右の操作レバ
ーをロックさせることができ、レバーロック構造の簡素
化を図ることができるとともに、操作性が向上するもの
となった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
に作業車の一例であるバックホーを示している。このバ
ックホーは、油圧駆動式クローラ走行装置CRを備えた
走行機台1の上方に、旋回モータM1の駆動により縦軸
芯Y1周りで全旋回自在に旋回台2を搭載するととも
に、この旋回台2の一端部に油圧駆動型のバックホー装
置3を縦軸芯Y2周りで揺動格納自在に連結し、旋回台
2のバックホー装置3と反対側部位に原動部4を配設
し、この原動部4はボンネット5により覆ってある。原
動部4とバックホー装置3との間には、操縦部ポスト6
を立設し、前記ボンネット5の上部面に運転座席7を載
置支持してある。
【0008】前記バックホー装置3は、ブーム8、アー
ム9及びバケット10を揺動自在に枢支連結するととも
に、夫々をブームシリンダ11、アームシリンダ12及
びバケットシリンダ13により揺動駆動して掘削作業を
行うよう構成し、ブーム8の基端部をスイングシリンダ
14の駆動により揺動するスイングブラケット15を介
して縦軸芯Y2周りで格納揺動自在に旋回台に連結して
ある。又、走行機台1側の前部には、ドーザ装置16を
ドーザシリンダ17の駆動により昇降自在に取付けてあ
る。
【0009】次に油圧回路構造について説明する。図5
に示すように、エンジン18により駆動される第1油圧
ポンプP1からの圧油をスイングシリンダ用制御バルブ
V1、旋回モータ用制御バルブV2、アームシリンダ用
制御バルブV3及び左側走行油圧モータM2用制御バル
ブV4夫々に供給するとともに、第2油圧ポンプP2か
らの圧油をバケットシリンダ用制御バルブV5、ブーム
シリンダ用制御バルブV6及び右側走行油圧モータM3
用制御バルブV7夫々に供給するよう油圧回路を構成
し、ドーザシリンダ用制御バルブV8及び予備のサービ
スバルブV9夫々にはいずれの油圧ポンプP1,P2か
らも圧油を供給できるよう構成してある。
【0010】スイングシリンダ用制御バルブV1、旋回
モータ用制御バルブV2及びアームシリンダ用制御バル
ブV3をセンターバイパス型多連弁に構成し、左側走行
油圧モータ用制御バルブV4、ドーザシリンダ用制御バ
ルブV8及びサービスバルブV9をセンターバイパス型
多連弁に構成し、かつ、バケットシリンダ用制御バルブ
V5、ブームシリンダ用制御バルブV6及び右側走行油
圧モータ用制御バルブV7をセンターバイパス型多連弁
に構成してある。これらのバルブ群は、図3にも示すよ
うに、操縦部ポスト6の内方下方側に縦姿勢で並列配備
してあり、スイングシリンダ用制御バルブV1、旋回モ
ータ用制御バルブV2及びアームシリンダ用制御バルブ
V3の弁ブロックを左横側に配設し、バケットシリンダ
用制御バルブV5とブームシリンダ用制御バルブV6と
を隣接する状態で右横側に配置してある。
【0011】左右の走行油圧モータ用制御バルブV4,
V7は、夫々、走行レバー19R,19Lにより操作す
るよう構成するとともに、ドーザシリンダ用制御バルブ
V8は専用のドーザレバー20で操作し、サービスバル
ブV9はペダル21により操作するよう構成してある。
そして、スイングシリンダ用制御バルブV1、旋回モー
タ用制御バルブV2及びアームシリンダ用制御バルブV
3は左側操作レバー22Lにより操作し、バケットシリ
ンダ用制御バルブV5とブームシリンダ用制御バルブV
6は右側の操作レバー22Rの各操作方向に対応して操
作するよう連係してある。各操作レバー22R,22L
は前後左右に十字操作自在に設けられ、左側の操作レバ
ー22Lのアーム制御方向と旋回モータ制御方向とを切
り換え自在な操作方向切り換え機構Aと、旋回モータ制
御状態と格納用スイングシリンダ制御状態とに切り換え
自在な制御対象切り換え機構Bとをこれらのバルブ群の
上方箇所に配備してある。つまり、操作用リンク機構2
3における一対の立向き中継リンク24、25の操作レ
バー側、つまり上部側の連結位置をネジの締付けにより
付け替えることで操作方向を切り換え、対向配備した係
止ピン26,27に操作機構28により択一的にジョイ
ント29を切り換えることで、制御対象を切り換えるよ
う構成してある。つまり、操作レバー22Lの前後方向
の操作で旋回モータM1を操作し、左右方向の操作でア
ーム9を操作する状態、前後方向の操作でアーム9を操
作し、左右方向の操作で旋回モータM1を操作する状態
及び上記各状態における旋回モータM1に代えてスイン
グシリンダ14を操作する状態の各操作形態を現出でき
るよう構成してある。
【0012】そして、前記各操作レバー22R,22L
を操作中立位置でロック固定するレバーロック具30を
備えてある。このレバーロック具30は、各操作レバー
22R,22Lの下端部に設けた係止ピン31R,31
Lに係合してロック作用する係合孔32R,32Lを形
成して、左右方向の軸芯X周りでの揺動操作でレバーロ
ック状態とロック解除状態とに切り換え自在に設けると
ともに、前記各係合孔32R,32Lを形成した各ロッ
ク作用部33R,33Lをロック具本体34に各別に位
置変更調節自在に設けてある。つまり、図1、図2に示
すように、ロック具本体34を操縦部ポストフレーム3
5に横軸芯X周りで回動操作自在に枢支し、ロック具本
体34の揺動側板状部34aの左右両側にロック作用部
33R,33Lを夫々ボルト連結してあり、ロック具本
体34側のボルト挿通孔を大径に形成して、ボルトを緩
締させることで、各ロック作用部33R,33Lを左右
並びに前後方向に位置変更調節できるよう構成してあ
る。このようにして、中立位置に設定した状態での左右
操作レバー22R,22Lが所定姿勢に維持できること
になり、傾斜姿勢になって操縦者の乗降の際に誤って手
が接触して不測にバックホー装置3が作動されるのを未
然に防止するとともに、操縦者の乗降の際に邪魔になる
等の弊害を無くし、かつ、操作用リンク機構23におけ
る操作ストロークの調節等の煩わしい調節作業は不要と
なる。
【0013】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を容易にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作連係機構の背面図
【図2】レバーロック具の斜視図
【図3】操作連係機構の簡略化した斜視図
【図4】バックホーの全体側面図
【図5】油圧回路図
【符号の説明】
7 運転座席 22R,22L 操作レバー 30 レバーロック具 31R,31L 係止ピン 32R,32L 係合孔 33R,33L ロック作用部 34 ロック具本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席(7)の前方側左右両側に夫々
    揺動操作自在に操作レバー(22R),(22L)を配
    備するとともに、各操作レバー(22R),(22L)
    を操作中立位置でロック固定するレバーロック具(3
    0)を備えてある作業車の操作レバーロック構造であっ
    て、前記レバーロック具(30)を、前記各操作レバー
    (22R),(22L)に設けた係止ピン(31R),
    (31L)に係合してロック作用する係合孔(32
    R),(32L)を形成して、左右方向の軸芯周りでの
    揺動操作でレバーロック状態とロック解除状態とに切り
    換え自在に設けるとともに、前記各係合孔(32R),
    (32L)を形成した各ロック作用部(33R),(3
    3L)をロック具本体(34)に各別に位置変更調節自
    在に設けてある作業車の操作レバーロック構造。
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