JPH04108648U - 作業車の操作レバーロツク構造 - Google Patents

作業車の操作レバーロツク構造

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JPH04108648U
JPH04108648U JP968891U JP968891U JPH04108648U JP H04108648 U JPH04108648 U JP H04108648U JP 968891 U JP968891 U JP 968891U JP 968891 U JP968891 U JP 968891U JP H04108648 U JPH04108648 U JP H04108648U
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locking
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operating
cylinder
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JP968891U
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憲造 佐田
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株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十字揺動自在な左右一対の操作レバーを1個
のレバーロック具により中立位置でロックするための構
造を、油圧操作系に悪影響を与えることなく、簡易な構
成で提供する。 【構成】 レバーロック具30において、各操作レバー
22R,22Lに形成した係止ピン31R,31Lにロ
ック係合する係合孔を形成したロック作用部33R,3
3Lを、ロック具本体34に対して各別に位置変更調節
自在に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運転座席の前方側左右両側に夫々揺動操作自在に操作レバーを配備 するとともに、各操作レバーを操作中立位置でロック固定するレバーロック具を 備えてある作業車の操作レバーロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記作業車の操作レバーロック構造において、従来では、特開平2−1143 09号公報に開示されているように、前記レバーロック具は左右の操作レバーに 対応して夫々設けられ、上下スライド自在なロックピンが、レバーロック具の操 作によりフォーク部材により上方スライドして操作レバーの下部に形成された係 合孔に係合してロックするよう構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造は、操作レバーの操作中立位置が常に一定の位置になるようにし て、組付け誤差に起因して、中立位置において、操作レバーが傾いたり、油圧制 御バルブが半ポート状態接続状態になる等の弊害が生じるのを防止するようにし たものである。 ところが、上記構造によるときは、構造が複雑になる欠点があるとともに、左 右各別にロック操作する必要があり、操作が煩わしい欠点もあった。 本考案は、油圧操作系に悪影響を与えることなく、レバーロック構造の簡素化 と操作性の向上を図ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、冒頭に記載した作業車の操作レバーロック構造において 、前記レバーロック具を、前記各操作レバーに設けた係止ピンに係合してロック 作用する係合孔を形成して、左右方向の軸芯周りでの揺動操作でレバーロック状 態とロック解除状態とに切り換え自在に設けるとともに、前記各係合孔を形成し た各ロック作用部をロック具本体に各別に位置変更調節自在に設けてある点にあ る。
【0005】
【作用】
左右操作レバーをロック状態に設定するときは、前記レバーロック具を揺動操 作することで、各ロック作用部における各係合孔が、各操作レバーの係止ピンに 係合してロックさせることができる。しかも、組付け誤差に起因して、左右の操 作系において、バルブスプールの油圧中立位置と操作レバーの中立位置とがずれ ている場合であっても、各ロック作用部をロック具本体に対して各別に位置調節 できるので、操作系における中継用リンク機構の長さ調節等の煩わしい作業は不 要となる。
【0006】
【考案の効果】
従って、油圧操作系に悪影響を与えることなく、1個のレバーロック具により 、左右の操作レバーをロックさせることができ、レバーロック構造の簡素化を図 ることができるとともに、操作性が向上するものとなった。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を図面に基いて説明する。 図4に作業車の一例であるバックホーを示している。このバックホーは、油圧 駆動式クローラ走行装置CRを備えた走行機台1の上方に、旋回モータM1の駆 動により縦軸芯Y1周りで全旋回自在に旋回台2を搭載するとともに、この旋回 台2の一端部に油圧駆動型のバックホー装置3を縦軸芯Y2周りで揺動格納自在 に連結し、旋回台2のバックホー装置3と反対側部位に原動部4を配設し、この 原動部4はボンネット5により覆ってある。原動部4とバックホー装置3との間 には、操縦部ポスト6を立設し、前記ボンネット5の上部面に運転座席7を載置 支持してある。
【0008】 前記バックホー装置3は、ブーム8、アーム9及びバケット10を揺動自在に 枢支連結するとともに、夫々をブームシリンダ11、アームシリンダ12及びバ ケットシリンダ13により揺動駆動して掘削作業を行うよう構成し、ブーム8の 基端部をスイングシリンダ14の駆動により揺動するスイングブラケット15を 介して縦軸芯Y2周りで格納揺動自在に旋回台に連結してある。又、走行機台1 側の前部には、ドーザ装置16をドーザシリンダ17の駆動により昇降自在に取 付けてある。
【0009】 次に油圧回路構造について説明する。図5に示すように、エンジン18により 駆動される第1油圧ポンプP1からの圧油をスイングシリンダ用制御バルブV1 、旋回モータ用制御バルブV2、アームシリンダ用制御バルブV3及び左側走行 油圧モータM2用制御バルブV4夫々に供給するとともに、第2油圧ポンプP2 からの圧油をバケットシリンダ用制御バルブV5、ブームシリンダ用制御バルブ V6及び右側走行油圧モータM3用制御バルブV7夫々に供給するよう油圧回路 を構成し、ドーザシリンダ用制御バルブV8及び予備のサービスバルブV9夫々 にはいずれの油圧ポンプP1,P2からも圧油を供給できるよう構成してある。
【0010】 スイングシリンダ用制御バルブV1、旋回モータ用制御バルブV2及びアーム シリンダ用制御バルブV3をセンターバイパス型多連弁に構成し、左側走行油圧 モータ用制御バルブV4、ドーザシリンダ用制御バルブV8及びサービスバルブ V9をセンターバイパス型多連弁に構成し、かつ、バケットシリンダ用制御バル ブV5、ブームシリンダ用制御バルブV6及び右側走行油圧モータ用制御バルブ V7をセンターバイパス型多連弁に構成してある。これらのバルブ群は、図3に も示すように、操縦部ポスト6の内方下方側に縦姿勢で並列配備してあり、スイ ングシリンダ用制御バルブV1、旋回モータ用制御バルブV2及びアームシリン ダ用制御バルブV3の弁ブロックを左横側に配設し、バケットシリンダ用制御バ ルブV5とブームシリンダ用制御バルブV6とを隣接する状態で右横側に配置し てある。
【0011】 左右の走行油圧モータ用制御バルブV4,V7は、夫々、走行レバー19R, 19Lにより操作するよう構成するとともに、ドーザシリンダ用制御バルブV8 は専用のドーザレバー20で操作し、サービスバルブV9はペダル21により操 作するよう構成してある。そして、スイングシリンダ用制御バルブV1、旋回モ ータ用制御バルブV2及びアームシリンダ用制御バルブV3は左側操作レバー2 2Lにより操作し、バケットシリンダ用制御バルブV5とブームシリンダ用制御 バルブV6は右側の操作レバー22Rの各操作方向に対応して操作するよう連係 してある。各操作レバー22R,22Lは前後左右に十字操作自在に設けられ、 左側の操作レバー22Lのアーム制御方向と旋回モータ制御方向とを切り換え自 在な操作方向切り換え機構Aと、旋回モータ制御状態と格納用スイングシリンダ 制御状態とに切り換え自在な制御対象切り換え機構Bとをこれらのバルブ群の上 方箇所に配備してある。つまり、操作用リンク機構23における一対の立向き中 継リンク24、25の操作レバー側、つまり上部側の連結位置をネジの締付けに より付け替えることで操作方向を切り換え、対向配備した係止ピン26,27に 操作機構28により択一的にジョイント29を切り換えることで、制御対象を切 り換えるよう構成してある。つまり、操作レバー22Lの前後方向の操作で旋回 モータM1を操作し、左右方向の操作でアーム9を操作する状態、前後方向の操 作でアーム9を操作し、左右方向の操作で旋回モータM1を操作する状態及び上 記各状態における旋回モータM1に代えてスイングシリンダ14を操作する状態 の各操作形態を現出できるよう構成してある。
【0012】 そして、前記各操作レバー22R,22Lを操作中立位置でロック固定するレ バーロック具30を備えてある。このレバーロック具30は、各操作レバー22 R,22Lの下端部に設けた係止ピン31R,31Lに係合してロック作用する 係合孔32R,32Lを形成して、左右方向の軸芯X周りでの揺動操作でレバー ロック状態とロック解除状態とに切り換え自在に設けるとともに、前記各係合孔 32R,32Lを形成した各ロック作用部33R,33Lをロック具本体34に 各別に位置変更調節自在に設けてある。つまり、図1、図2に示すように、ロッ ク具本体34を操縦部ポストフレーム35に横軸芯X周りで回動操作自在に枢支 し、ロック具本体34の揺動側板状部34aの左右両側にロック作用部33R, 33Lを夫々ボルト連結してあり、ロック具本体34側のボルト挿通孔を大径に 形成して、ボルトを緩締させることで、各ロック作用部33R,33Lを左右並 びに前後方向に位置変更調節できるよう構成してある。 このようにして、中立位置に設定した状態での左右操作レバー22R,22L が所定姿勢に維持できることになり、傾斜姿勢になって操縦者の乗降の際に誤っ て手が接触して不測にバックホー装置3が作動されるのを未然に防止するととも に、操縦者の乗降の際に邪魔になる等の弊害を無くし、かつ、操作用リンク機構 23における操作ストロークの調節等の煩わしい調節作業は不要となる。
【0013】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作連係機構の背面図
【図2】レバーロック具の斜視図
【図3】操作連係機構の簡略化した斜視図
【図4】バックホーの全体側面図
【図5】油圧回路図
【符号の説明】
7 運転座席 22R,22L 操作レバー 30 レバーロック具 31R,31L 係止ピン 32R,32L 係合孔 33R,33L ロック作用部 34 ロック具本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席(7)の前方側左右両側に夫々
    揺動操作自在に操作レバー(22R),(22L)を配
    備するとともに、各操作レバー(22R),(22L)
    を操作中立位置でロック固定するレバーロック具(3
    0)を備えてある作業車の操作レバーロック構造であっ
    て、前記レバーロック具(30)を、前記各操作レバー
    (22R),(22L)に設けた係止ピン(31R),
    (31L)に係合してロック作用する係合孔(32
    R),(32L)を形成して、左右方向の軸芯周りでの
    揺動操作でレバーロック状態とロック解除状態とに切り
    換え自在に設けるとともに、前記各係合孔(32R),
    (32L)を形成した各ロック作用部(33R),(3
    3L)をロック具本体(34)に各別に位置変更調節自
    在に設けてある作業車の操作レバーロック構造。
JP968891U 1991-02-27 1991-02-27 作業車の操作レバーロック構造 Expired - Lifetime JP2539481Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018199916A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 株式会社クボタ 作業機
JP2021038665A (ja) * 2017-05-26 2021-03-11 株式会社クボタ 旋回作業機

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JP2018199916A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 株式会社クボタ 作業機
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