JPS6339770Y2 - - Google Patents

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JPS6339770Y2
JPS6339770Y2 JP1983111295U JP11129583U JPS6339770Y2 JP S6339770 Y2 JPS6339770 Y2 JP S6339770Y2 JP 1983111295 U JP1983111295 U JP 1983111295U JP 11129583 U JP11129583 U JP 11129583U JP S6339770 Y2 JPS6339770 Y2 JP S6339770Y2
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JP
Japan
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levers
lever
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cross
engaging
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JP1983111295U
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JPS6020629U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種用途の作業車等に装備されるレ
バーに対するレバーロツク装置に関する。
作業車等に装備されるレバーとしては、一般に
配置スペース上の制限があること、及び、何れの
レバーを操作するかに際しての選択ミスが生じる
ことを防ぐ意味で、レバー本数を極力削減するこ
とが望まれている。従つて、例えば特開昭51−
105593号公報に示されているようなレバーロツク
装置、つまり、同一の一方向にのみ操作される多
数のレバーを、ロツクプレートとの係合によつて
ロツクするような装置は、機構的には簡素である
が前述の理由によつて採用し難いものである。
そこで従来では、例えば実開昭56−172121号公
報に示されているように、十字揺動自在なレバー
を用いて、その各レバーの杆身根元部に対して嵌
合するピンまたは係合孔を備えた係合部材を設け
てロツクするように構成していたものであるが、
レバーが2本ある場合には、両レバーのロツク、
並びに、ロツク解除の度に、2つの操作部を操作
しなければならないために、それらロツク並びに
ロツク解除操作が煩わしい欠点があつた。
すなわち、このようなロツク装置は、レバーの
杆身方向でピンをスライド移動させ、かつ、ピン
に付設した手動レバーを捻じるなどして固定部に
位置固定する構造であるため、両ロツク装置を単
純には一体化して操作できないという問題があつ
た。
本考案の目的は、上述実情に鑑みて、操作構造
に対する合理的な改良で十字揺動自在な両レバー
のロツク、並びに、ロツク解除操作を容易に行え
るようにする点にある。
本考案によるレバーロツク装置の特徴構成は、
十字揺動自在な2本のレバー夫々の十字揺動の揺
動中心から離れた位置に板状突片からなる第1係
合部材を設けるとともに、それらの第1係合部材
に嵌係合して前記レバーの十字揺動を規制するよ
うに、切欠きの開放側を同方向に向けた複数のス
リツト状の係合切欠きとその係合切欠きによる嵌
係合が解除された各レバーの自由な十字揺動を許
容する融通部とを一体に形成した板状の第2係合
部材を備えていて、さらに、前記両第1係合部材
に対する嵌合着脱を同時に行うように前記第2係
合部材を移動させる1個の操作部を設けてあるこ
とにあり、その作用・効果は次の通りである。
つまり、上述のように、十字揺動の揺動中心か
ら離れた位置で、レバー側の板状突片からなる第
1係合部材と、固定部側の板状の第2係合部材に
形成されたスリツト状の係合切欠きを嵌係合させ
ることにより、1個の操作部に対する操作だけで
両レバーを同時にロツク、あるいは、ロツク解除
することができて、従来構成の如く2つの操作具
を各別操作するに比して、両レバーのロツク、並
びに、ロツク解除操作を大巾に容易にすることが
でき、ひいては、作業能率をも向上し得る操作性
に優れたレバーロツク装置を提供し得るに至つ
た。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、左右一対のクローラ走行
装置1を備えた機台に、旋回台2を油圧モータM
により駆動旋回操作自在に取付け、その旋回台2
に、搭乗運転部3、及び、原動部4を設けると共
に、ブーム5、アーム6、及び、バケツト7を
夫々油圧シリンダC5,C6,C7により駆動操作自
在に順次連結して構成した堀削作業装置8を、油
圧シリンダC9により左右揺動操作自在なスイン
グブラケツト9を介して旋回台2に取付け、か
つ、機台の前端に油圧シリンダC10により昇降操
作自在なドーザ装置10を装備し、もつて、排土
作業可能な堀削作業車を構成してある。
第2図、第3図及び、第4図に示すように、各
堀削作業用油圧シリンダC5,C6,C7,C9、及び、
旋回用油圧モータMに対する操作バルブV5,V6
V7,V9,V2を、運転ステツプ11の下方におい
て旋回台フレーム12上に、左右に並べて取付け
ると共に、それらバルブVの前方において旋回台
フレーム12に同軸芯P状に連設固定した左右一
対の横向きボス13a,13bに対して、左右一
対の第1、第2レバー14a,14bを、ボス1
3a,13bに回転自在に支承した横向き支軸1
5a,15b、及び、それら横向き支軸15a,
15bに前後向き軸芯Q1,Q2周りでの揺動のみ
自在に枢支連結した揺動部材16a,16bを介
して連結支持してある。
そして、第1レバー14a側において、支軸1
5aの他端に固設した揺動アーム17aと前記ア
ーム操作用バルブV6とをロツド18aで連動連
結し、かつ、揺動部材16aと旋回台操作用バル
ブV2、及び、スイングブラケツト操作用バルブ
V9とを、縦向きロツド19a、中継ベルフラン
ク20a、ロツド18b、及びそのロツド18b
に対して両バルブV2,V9を切換接続する切換機
構21を介して連動連結すると共に、他方、第2
レバー14b側において、支軸15bの他端に固
設した揺動アーム17bとブーム操作用バルブ
V5とをロツド18cで連動連結し、かつ、揺動
部材16bとバケツト操作用バルブV7とを、縦
向きロツド19b、中継ベルクランク20b、ロ
ツド18dを介して連動連結してある。
つまり、第1レバー14aの支軸軸芯P周りで
の前後揺動操作によりアーム6を、かつ、前後向
き軸芯Q1周りでの左右揺動操作により、旋回台
2あるいは、スイングブラケツト9を択一的に
夫々操作するように、又、第2レバー14bの支
軸軸芯P周りでの前後揺動操作によりブーム5)
を、かつ、前後向き軸芯Q2周りでの左右揺動操
作によりバケツト7を夫々操作するように構成し
てある。
尚、図中V′5は、前記ブーム操作用バルブV5
並列状態で操作ロツド18cに連動連結されたブ
ーム増速駆動用バルブであり、それら両バルブ
V5,V′5とロツド18cを連結するバランスアー
ム22の支点変更操作により通常操作状態と増速
操作状態とに切換えられるように構成してある。
前記揺動部材16a,16bの夫々に、板状突
片からなる第1係合部材23a,23bを、レバ
ー14a,14b中立状態における互いの支軸軸
芯P周りでの回転位相を一致させた状態で、か
つ、レバー14a,14bの十字揺動の揺動中心
となる前記支軸軸芯Pおよび前後向き軸芯Q1
Q2から離れた位置で、前方向突出状に固設する
と共に、レバー14a,14b中立状態におい
て、それら第1係合部材23a,23bに各別に
嵌合して揺動部材16a,16bの前後向き軸芯
Q1,Q2周りでの揺動、及び、支軸軸芯P周りで
の回転を阻止するように、切欠きの開放側を同方
向に向けた一対のスリツト状の係合切欠き24
a,24bを、帯板状の第2係合部材25に形成
してある。
そして、一方の係合切欠き24bの左右一端側
を第2係合部材25の横端縁に開口させ、かつ、
他方の係合切欠き24aの同じ側の左右一端を、
第2係合部材25に形成した融通孔26に開口さ
せると共に、各第1係合部材23a,23bが係
合切欠き24a,24bに同時に嵌合するロツク
状態と、各第1係合部材23a,23bが第2係
合部材25の横端外方側、あるいは、融通孔26
側に向つて係合切欠き24a,24bから同時に
離脱するロツク解除状態とにわたつて第2係合部
材25を左右移動操作するレバー27を、リンク
機構28を介して第2係合部材25に連動連結
し、もつて、ロツク状態においては、第1係合部
材23a,23bと係合切欠き24a,24bと
の係止作用で第1、第2レバー14a,14bを
共に中立状態に固定するように、かつ、ロツク解
除状態においては、前記第2係合部材25の横端
外方側と融通孔26とによつて構成される融通部
によつて、前記各第1係合部材23a,23bの
移動を許容することにより、第1、第2レバー1
4a,14b夫々の十字揺動操作を許容するよう
に構成してある。
つまり、第1、第2レバー14a,14bのロ
ツク解除操作を1個のレバー27操作だけで容易
に行なえるように構成してある。
尚、第1、第2レバー14a,14b側に付設
する第1係合部材23a,23bの具体的形状、
並びに、取付構造は種々の改良が可能であり、
又、それら第1係合部材23a,23bに対する
第2係合部材25の具体的嵌合構造も種々の改良
が可能である。
更に、両第1係合部材23a,23bに対する
嵌合離脱を同時に行なうように第2係合部材25
を移動させるための第2係合部材用案内支持構
造、並びに、レバー等1個の操作部27構造は
種々の改良が可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るレバーロツク装置の実施例
を示し、第1図は堀削作業車の全体側面図、第2
図は作業装置の操作構造を示す斜視図、第3図は
ロツク装置を示す正面図、第4図はロツク構造を
示す側面視拡大断面図である。 14a,14b……レバー、23a,23b…
…第1係合部材、24a,24b……係合切欠
き、25……第2係合部材、27……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 十字揺動自在な2本のレバー14a,14b
    夫々の十字揺動の揺動中心から離れた位置に板状
    突片からなる第1係合部材23a,23bを設け
    るとともに、それらの第1係合部材23a,23
    bに嵌係合して前記レバー14a,14bの十字
    揺動を規制するように、切欠きの開放側を同方向
    に向けた複数のスリツト状の係合切欠き24a,
    24bとその係合切欠き24a,24bによる嵌
    係合が解除された各レバー14a,14bの自由
    な十字揺動を許容する融通部とを一体に形成した
    板状の第2係合部材25を備えていて、さらに、
    前記両第1係合部材23a,23bに対する嵌合
    着脱を同時に行うように前記第2係合部材25を
    移動させる1個の操作部27を設けてあるレバー
    ロツク装置。
JP11129583U 1983-07-18 1983-07-18 レバ−ロツク装置 Granted JPS6020629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11129583U JPS6020629U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 レバ−ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11129583U JPS6020629U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 レバ−ロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS6020629U JPS6020629U (ja) 1985-02-13
JPS6339770Y2 true JPS6339770Y2 (ja) 1988-10-19

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ID=30258480

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JP11129583U Granted JPS6020629U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 レバ−ロツク装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51105593A (en) * 1975-03-13 1976-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Tarensosarebaano anzensochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51105593A (en) * 1975-03-13 1976-09-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Tarensosarebaano anzensochi

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JPS6020629U (ja) 1985-02-13

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