JPH044271Y2 - - Google Patents
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- JPH044271Y2 JPH044271Y2 JP2995286U JP2995286U JPH044271Y2 JP H044271 Y2 JPH044271 Y2 JP H044271Y2 JP 2995286 U JP2995286 U JP 2995286U JP 2995286 U JP2995286 U JP 2995286U JP H044271 Y2 JPH044271 Y2 JP H044271Y2
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- bell crank
- interlocking
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、組立生産性を向上するために先に提
案した実願昭60−186165号に関し、詳しくは、レ
バーの左右揺動と前記揺動とに各別に連動して上
下押引き操作される第1連動杆と第2連動杆とを
設け、作業装置用第1バルブに連動させた第1ベ
ルクランク及び第3ベルクランクと、作業装置用
第2バルブに連動させた第2ベルクランクとを、
同一の横軸芯周りに回転自在に並設し、前記第1
ベルクランクの操作側アームと前記第2ベルクラ
ンクの操作側アームとの間に前記第1連動杆の遊
端部が位置し、かつ、前記第2ベルクランクの操
作側アームと前記第3ベルクランクの操作側アー
ムとの間に前記第2連動杆の遊端部が位置するよ
うに、前記各ベルクランクと前記第1、第2連動
杆とを相対的に配置し、前記第1ベルクランクの
操作側アームに前記第1連動杆を係止連結させ、
かつ、前記第2ベルクランクの操作側アームに前
記第2連動杆を係止連結させる第1連係状態と、
前記第2ベルクランクの操作側アームに前記第1
連動杆を係止連結させ、かつ、前記第3ベルクラ
ンクの操作側アームに前記第2連動杆を係止連結
させる第2連係状態とに、前記第1連動杆及び第
2連動杆を揺動操作する切換機構を設けてある作
業車のバルブ操作構造に関する。
案した実願昭60−186165号に関し、詳しくは、レ
バーの左右揺動と前記揺動とに各別に連動して上
下押引き操作される第1連動杆と第2連動杆とを
設け、作業装置用第1バルブに連動させた第1ベ
ルクランク及び第3ベルクランクと、作業装置用
第2バルブに連動させた第2ベルクランクとを、
同一の横軸芯周りに回転自在に並設し、前記第1
ベルクランクの操作側アームと前記第2ベルクラ
ンクの操作側アームとの間に前記第1連動杆の遊
端部が位置し、かつ、前記第2ベルクランクの操
作側アームと前記第3ベルクランクの操作側アー
ムとの間に前記第2連動杆の遊端部が位置するよ
うに、前記各ベルクランクと前記第1、第2連動
杆とを相対的に配置し、前記第1ベルクランクの
操作側アームに前記第1連動杆を係止連結させ、
かつ、前記第2ベルクランクの操作側アームに前
記第2連動杆を係止連結させる第1連係状態と、
前記第2ベルクランクの操作側アームに前記第1
連動杆を係止連結させ、かつ、前記第3ベルクラ
ンクの操作側アームに前記第2連動杆を係止連結
させる第2連係状態とに、前記第1連動杆及び第
2連動杆を揺動操作する切換機構を設けてある作
業車のバルブ操作構造に関する。
上記バルブ操作構造では、第1連係状態と第2
連係状態との切換えに伴つて、第1連動杆と第2
連動杆を夫々切換位置で摩擦保持する保持部を、
切換機構に形成してあつた。
連係状態との切換えに伴つて、第1連動杆と第2
連動杆を夫々切換位置で摩擦保持する保持部を、
切換機構に形成してあつた。
しかし、レバーによつて、第1連動杆又は第2
連動杆が上下押引き操作される時に、例えば第1
連動杆又は第2連動杆を下へ押すと、第6図イに
示すように、前記連動杆20A,20Bが、その
遊端部とベルクランク23,24の操作側アーム
23A,24Aに突設した連結用枢支ピン33,
35とを互いに係止連結する状態で下方に平行移
動するために、連動杆20A,20Bを各切換位
置に揺動させる切換機構38が、反対方向に押し
もどされ、引き続いて連動杆20A,20Bを上
方へ引き操作すると、第6図ロに示すように、押
しもどされた切換機構38が、その位置で摩擦保
持されるために、切換機構38に摺接しながら、
遊端部が枢支ピン33,35から離脱する方向に
連動杆20A,20Bが揺動し、繰返し連動杆2
0A,20Bが押引き操作されるに伴つて、遊端
部が偏摩耗したり、枢支ピン33,35から離脱
してレバーと作業装置用バルブとの連係が断たれ
てしまう危険性があつた。
連動杆が上下押引き操作される時に、例えば第1
連動杆又は第2連動杆を下へ押すと、第6図イに
示すように、前記連動杆20A,20Bが、その
遊端部とベルクランク23,24の操作側アーム
23A,24Aに突設した連結用枢支ピン33,
35とを互いに係止連結する状態で下方に平行移
動するために、連動杆20A,20Bを各切換位
置に揺動させる切換機構38が、反対方向に押し
もどされ、引き続いて連動杆20A,20Bを上
方へ引き操作すると、第6図ロに示すように、押
しもどされた切換機構38が、その位置で摩擦保
持されるために、切換機構38に摺接しながら、
遊端部が枢支ピン33,35から離脱する方向に
連動杆20A,20Bが揺動し、繰返し連動杆2
0A,20Bが押引き操作されるに伴つて、遊端
部が偏摩耗したり、枢支ピン33,35から離脱
してレバーと作業装置用バルブとの連係が断たれ
てしまう危険性があつた。
本考案の目的は、連動杆を押引き操作しても、
操作側アームと連係する連動杆の遊端部は、離脱
方向に動かされないようにする点にある。
操作側アームと連係する連動杆の遊端部は、離脱
方向に動かされないようにする点にある。
本考案の作業車のバルブ操作構造の特徴構成
は、第1連係状態と第2連係状態との切換えに伴
つて、第1連動杆と第2連動杆を夫々切換方向に
揺動付勢維持するように付勢方向が切換えられる
不安定切換用スプリングを、切換機構に設けてあ
ることにあり、その作用効果は、次の通りであ
る。
は、第1連係状態と第2連係状態との切換えに伴
つて、第1連動杆と第2連動杆を夫々切換方向に
揺動付勢維持するように付勢方向が切換えられる
不安定切換用スプリングを、切換機構に設けてあ
ることにあり、その作用効果は、次の通りであ
る。
〔作 用〕
つまり、切換機構によつて、第1連係状態又は
第2連係状態に切換えると、第1連動杆と第2連
動杆は、夫々不安定切換用スプリングによつて切
換方向に揺動付勢維持されるために、たとえば、
第1連動杆又は第2連動杆を下方へ押すと、切換
機構は、各連動杆によつて切換方向とは逆の方向
に押しもどされるけれども、引き続く第1連動杆
又は第2連動杆の上方への引き操作に伴つて、切
換方向に付勢力で復帰し、遊端部をベルクランク
の操作アームから離脱させる方向の作用力を、切
換機構が、第1連動杆又は第2連動杆に与えるこ
とはない。
第2連係状態に切換えると、第1連動杆と第2連
動杆は、夫々不安定切換用スプリングによつて切
換方向に揺動付勢維持されるために、たとえば、
第1連動杆又は第2連動杆を下方へ押すと、切換
機構は、各連動杆によつて切換方向とは逆の方向
に押しもどされるけれども、引き続く第1連動杆
又は第2連動杆の上方への引き操作に伴つて、切
換方向に付勢力で復帰し、遊端部をベルクランク
の操作アームから離脱させる方向の作用力を、切
換機構が、第1連動杆又は第2連動杆に与えるこ
とはない。
従つて、切換機構にスプリングを設けるだけの
簡単な構造で、各切換状態を安定させられ、長期
にわたつて、レバーによる作業装置用第1、第2
バルブの操作を良好に維持できるようになつた。
簡単な構造で、各切換状態を安定させられ、長期
にわたつて、レバーによる作業装置用第1、第2
バルブの操作を良好に維持できるようになつた。
そして更には、例えば第1連動杆と第2連動杆
の長さを長くして、両連動杆を各連係状態に揺動
切換え操作する揺動角を小さくし、各連動杆の押
引き操作に伴つて切換位置に摩擦保持される切換
機構が、切換方向とは逆方向に大きく押し戻され
ないようにすることも考えられるが、これに比し
て、本考案は、第1、第2連動杆を短くしても各
連係状態を良好に維持できるために、バルブ操作
構造全体をコンパクトに形成できるようになつ
た。
の長さを長くして、両連動杆を各連係状態に揺動
切換え操作する揺動角を小さくし、各連動杆の押
引き操作に伴つて切換位置に摩擦保持される切換
機構が、切換方向とは逆方向に大きく押し戻され
ないようにすることも考えられるが、これに比し
て、本考案は、第1、第2連動杆を短くしても各
連係状態を良好に維持できるために、バルブ操作
構造全体をコンパクトに形成できるようになつ
た。
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
する。
第5図に示すように、クローラ式走行装置1に
旋回台2を取付け、その旋回台2に、バツクホウ
装置3を装備すると共に、搭乗運転部4を設け、
バツクホウ作業車を構成してたる。
旋回台2を取付け、その旋回台2に、バツクホウ
装置3を装備すると共に、搭乗運転部4を設け、
バツクホウ作業車を構成してたる。
バツクホウ装置3は、旋回台2に枢支されたブ
ーム5、ブーム5に枢支されたアーム6、及び、
アーム6に枢支されたバケツト7から成り、それ
らブーム5、アーム6及び、バケツト7は、夫々
油圧シリンダ8,9,10により揺動駆動され
る。又、旋回台2は、回転構造を介して縦軸芯P
周りで回転自在に走行装置1に取付けられてお
り、油圧モータ11により回転駆動される。
ーム5、ブーム5に枢支されたアーム6、及び、
アーム6に枢支されたバケツト7から成り、それ
らブーム5、アーム6及び、バケツト7は、夫々
油圧シリンダ8,9,10により揺動駆動され
る。又、旋回台2は、回転構造を介して縦軸芯P
周りで回転自在に走行装置1に取付けられてお
り、油圧モータ11により回転駆動される。
搭乗運転部4において、運転座席12の前方に
は走行装置1に対する操作レバー13が配設され
ており、運転座席12の左右両横側部には、バツ
クホウ装置3及び旋回台2に対する十字揺動操作
自在な作業装置用操作レバー14が操作台15か
ら立設した左右一対のポスト16の上端部の夫々
に配備されている。
は走行装置1に対する操作レバー13が配設され
ており、運転座席12の左右両横側部には、バツ
クホウ装置3及び旋回台2に対する十字揺動操作
自在な作業装置用操作レバー14が操作台15か
ら立設した左右一対のポスト16の上端部の夫々
に配備されている。
一方の作業装置用操作レバー14は、ブーム用
油圧シリンダ8に対する操作バルブV1、及び、
バケツト用油圧シリンダ10に対する操作バルブ
V2に対して連動連結してある。
油圧シリンダ8に対する操作バルブV1、及び、
バケツト用油圧シリンダ10に対する操作バルブ
V2に対して連動連結してある。
他方の作業装置用操作レバー14は、アーム用
油圧シリンダ9に対する第1バルブV3、及び、
旋回用油圧モータ11に対する第2バルブV4に
対して、レバー14の左右揺動操作により旋回台
にが、かつ、レバー14の前後揺動操作によりア
ーム6が各別に操作される状態と、レバー14の
左右揺動操作によりアーム6が、かつ、レバー1
4の前後揺動操作により旋回台2が各別に操作さ
れる状態とに、操作パターン切換自在に連動連結
してある。
油圧シリンダ9に対する第1バルブV3、及び、
旋回用油圧モータ11に対する第2バルブV4に
対して、レバー14の左右揺動操作により旋回台
にが、かつ、レバー14の前後揺動操作によりア
ーム6が各別に操作される状態と、レバー14の
左右揺動操作によりアーム6が、かつ、レバー1
4の前後揺動操作により旋回台2が各別に操作さ
れる状態とに、操作パターン切換自在に連動連結
してある。
前記レバー14をアーム用第1バルブV3及び
旋回用第2バルブV4に連動連結するに、第1図
ないし第4図に示すように、ポスト16内におい
て、第1揺動部材18Aを前後向き軸芯Q1周り
で揺動自在にポスト16に取付け、かつ、その第
1揺動部材18Aに対して第2揺動部材18Bを
左右向き軸芯Q2周りで揺動自在に取付け、その
第2揺動部材18Bに対して操作レバー14を取
付けることにより、操作レバー14を十字揺動操
作自在とすると共に、第1揺動部材18Aに対し
自在継手19Aを介して連結した第1連動杆20
A、及び、第2揺動部材18Bに対し自在継手1
9Bを介して連結した第2連動杆20Bをポスト
16に内装し、もつて、操作レバー14に対する
左右揺動操作力を第1揺動部材18A及び第1連
動杆20Aを介して、又、操作レバー14に対す
る前後揺動操作力を第2揺動部材18B及び第2
連動杆20Bを介して夫々操作台15の下方側に
両連動杆20A,20Bの上下押引き操作として
伝達するようにしてある。
旋回用第2バルブV4に連動連結するに、第1図
ないし第4図に示すように、ポスト16内におい
て、第1揺動部材18Aを前後向き軸芯Q1周り
で揺動自在にポスト16に取付け、かつ、その第
1揺動部材18Aに対して第2揺動部材18Bを
左右向き軸芯Q2周りで揺動自在に取付け、その
第2揺動部材18Bに対して操作レバー14を取
付けることにより、操作レバー14を十字揺動操
作自在とすると共に、第1揺動部材18Aに対し
自在継手19Aを介して連結した第1連動杆20
A、及び、第2揺動部材18Bに対し自在継手1
9Bを介して連結した第2連動杆20Bをポスト
16に内装し、もつて、操作レバー14に対する
左右揺動操作力を第1揺動部材18A及び第1連
動杆20Aを介して、又、操作レバー14に対す
る前後揺動操作力を第2揺動部材18B及び第2
連動杆20Bを介して夫々操作台15の下方側に
両連動杆20A,20Bの上下押引き操作として
伝達するようにしてある。
一方、操作台15の下面側に設けた中継支軸2
1に対して第1ないし第3のベルクランク22,
23,24を、第1ベルクランク22の操作側ア
ーム22Aと第2ベルクランク23の操作側アー
ム23Aとの間に第1連動杆20Aの遊端部が位
置し、かつ、第2ベルクランク23の操作側アー
ム23Aと第3ベルクランク24の操作側アーム
24Aとの間に第2連動杆20Bの遊端部が位置
するように配置して夫々中継支軸21の左右横向
き軸芯Q3周りで揺動自在に支承し、第1ベルク
ランク22と第3ベルクランク24とを、それら
の被操作側アーム22B,24Bに各別連結した
一対の中継押引きロツド25,26、それら中継
押引きロツド25,26に連結した第1中継ベル
クランク27、及び、その第1中継ベルクランク
27に連結した第1バルブ操作ロツド28を介し
て、旋回用第2バルブV4に連動連結すると共に、
第2ベルクランク23を、その被操作側アーム2
3Bに連結した中継押引きロツド29、その中継
押引きロツド29に連結した第2中継ベルクラン
ク30、及び、その第2中継ベルクランク30に
連結した第2バルブ操作ロツド31を介して、ア
ーム用第1バルブV3に連動連結してある。
1に対して第1ないし第3のベルクランク22,
23,24を、第1ベルクランク22の操作側ア
ーム22Aと第2ベルクランク23の操作側アー
ム23Aとの間に第1連動杆20Aの遊端部が位
置し、かつ、第2ベルクランク23の操作側アー
ム23Aと第3ベルクランク24の操作側アーム
24Aとの間に第2連動杆20Bの遊端部が位置
するように配置して夫々中継支軸21の左右横向
き軸芯Q3周りで揺動自在に支承し、第1ベルク
ランク22と第3ベルクランク24とを、それら
の被操作側アーム22B,24Bに各別連結した
一対の中継押引きロツド25,26、それら中継
押引きロツド25,26に連結した第1中継ベル
クランク27、及び、その第1中継ベルクランク
27に連結した第1バルブ操作ロツド28を介し
て、旋回用第2バルブV4に連動連結すると共に、
第2ベルクランク23を、その被操作側アーム2
3Bに連結した中継押引きロツド29、その中継
押引きロツド29に連結した第2中継ベルクラン
ク30、及び、その第2中継ベルクランク30に
連結した第2バルブ操作ロツド31を介して、ア
ーム用第1バルブV3に連動連結してある。
ポスト16側の第1連動杆20A及び第2連動
杆20Bと、それらの遊端部が各操作側アーム2
2A,23A,24Aの間に位置するように操作
台15の下方に配置した第1ないし第3ベルクラ
ンク22,23,24とを連動連結するに、第1
連動杆連結用の枢支ピン32,33を第1及び第
2ベルクランク22,23夫々の操作側アーム2
2A,23Aに、かつ、第2連動杆連結用の枢支
ピン34,35を第2及び第3ベルクランク2
3,24夫々の操作側アーム23A,24Aに、
旋回用第2バルブV4及びアーム用第1バルブV3
に対する操作状態が中立状態にあるときに第1連
動杆連結用の枢支ピン32,33どうし、並び
に、第2連動杆連結用の枢支ピン34,35どう
しの夫々が同一の左右横向き軸芯Q4上で連なる
ように配置して付設し、それら第1連動杆連結用
の枢支ピン32,33に対して第1連動杆20A
を、かつ、第2連動杆連結用の枢支ピン34,3
5に対して第2連動杆20Bを、第1連動杆連結
用枢支ピン32,33どうし、並びに、第2連動
杆連結用枢支ピン34,35どうしが同一の左右
向き軸芯Q4上で連なる状態において、第1連動
杆20Aの遊端部が互いに連なる状態の枢支ピン
32,33を案内具とする状態で第1ベルクラン
ク側枢支ピン32に対する係止連結状態と第2ベ
ルクランク側枢支ピン33に対する係止連結状態
とにわたつて左右揺動変位自在となるように、か
つ、第2連動杆20Bの遊端部が互いに連なる状
態の枢支ピン34,35を案内具とする状態で第
2ベルクランク側枢支ピン34に対する係止連結
状態と第3ベルクランク側枢支ピン35に対する
係止連結状態とにわたつて左右揺動変位自在とな
るように夫々連結してある。
杆20Bと、それらの遊端部が各操作側アーム2
2A,23A,24Aの間に位置するように操作
台15の下方に配置した第1ないし第3ベルクラ
ンク22,23,24とを連動連結するに、第1
連動杆連結用の枢支ピン32,33を第1及び第
2ベルクランク22,23夫々の操作側アーム2
2A,23Aに、かつ、第2連動杆連結用の枢支
ピン34,35を第2及び第3ベルクランク2
3,24夫々の操作側アーム23A,24Aに、
旋回用第2バルブV4及びアーム用第1バルブV3
に対する操作状態が中立状態にあるときに第1連
動杆連結用の枢支ピン32,33どうし、並び
に、第2連動杆連結用の枢支ピン34,35どう
しの夫々が同一の左右横向き軸芯Q4上で連なる
ように配置して付設し、それら第1連動杆連結用
の枢支ピン32,33に対して第1連動杆20A
を、かつ、第2連動杆連結用の枢支ピン34,3
5に対して第2連動杆20Bを、第1連動杆連結
用枢支ピン32,33どうし、並びに、第2連動
杆連結用枢支ピン34,35どうしが同一の左右
向き軸芯Q4上で連なる状態において、第1連動
杆20Aの遊端部が互いに連なる状態の枢支ピン
32,33を案内具とする状態で第1ベルクラン
ク側枢支ピン32に対する係止連結状態と第2ベ
ルクランク側枢支ピン33に対する係止連結状態
とにわたつて左右揺動変位自在となるように、か
つ、第2連動杆20Bの遊端部が互いに連なる状
態の枢支ピン34,35を案内具とする状態で第
2ベルクランク側枢支ピン34に対する係止連結
状態と第3ベルクランク側枢支ピン35に対する
係止連結状態とにわたつて左右揺動変位自在とな
るように夫々連結してある。
そして、第1及び第2連動杆20A,20Bに
各別に係合させた切換部材36を左右揺動自在に
ポスト16に内装し、その切換部材36の左右揺
動操作により第1及び第2連動杆20A,20B
を夫々左右揺動させて、第1図に示すように、第
1連動杆20Aを第1ベルクランク側枢支ピン3
2に、かつ、第2連動杆20Bを第2ベルクラン
ク側枢支ピン34に夫々係止連結させる第1連係
状態と、第2図に示すように、第1連動杆20A
を第2ベルクランク側枢支ピン33に、かつ、第
2連動杆20Bを第3ベルクランク側枢支ピン3
5に夫々係止連結させる第2連係状態とに、第1
及び第2連動杆20A,20Bと第1ないし第3
ベルクランク22,23,24との連動状態を択
一的に切換えるように構成し、更に、各切換部材
36を左右揺動操作する切換操作用ナツト37を
各別にポスト16に付設して切換機構38を構成
してある。
各別に係合させた切換部材36を左右揺動自在に
ポスト16に内装し、その切換部材36の左右揺
動操作により第1及び第2連動杆20A,20B
を夫々左右揺動させて、第1図に示すように、第
1連動杆20Aを第1ベルクランク側枢支ピン3
2に、かつ、第2連動杆20Bを第2ベルクラン
ク側枢支ピン34に夫々係止連結させる第1連係
状態と、第2図に示すように、第1連動杆20A
を第2ベルクランク側枢支ピン33に、かつ、第
2連動杆20Bを第3ベルクランク側枢支ピン3
5に夫々係止連結させる第2連係状態とに、第1
及び第2連動杆20A,20Bと第1ないし第3
ベルクランク22,23,24との連動状態を択
一的に切換えるように構成し、更に、各切換部材
36を左右揺動操作する切換操作用ナツト37を
各別にポスト16に付設して切換機構38を構成
してある。
前記切換機構38には、前述の第1連係状態と
第2連係状態との切換えに伴つて、第1連動杆2
0Aと第2連動杆20Bを夫々切換方向に揺動付
勢維持するように付勢方向が切換えられる不安定
切換用スプリング39をポスト16側切換機構取
付部材40と切換部材36とにわたつて掛けわた
して設けてあり、 前記切換部材36には、連動杆20A,20B
の両側で摺接する部分に、横軸芯周りで回転自在
なカラー41を一対取付け、連動杆20A,20
Bの上下押引き操作に起因する摩耗を少なくして
ある。
第2連係状態との切換えに伴つて、第1連動杆2
0Aと第2連動杆20Bを夫々切換方向に揺動付
勢維持するように付勢方向が切換えられる不安定
切換用スプリング39をポスト16側切換機構取
付部材40と切換部材36とにわたつて掛けわた
して設けてあり、 前記切換部材36には、連動杆20A,20B
の両側で摺接する部分に、横軸芯周りで回転自在
なカラー41を一対取付け、連動杆20A,20
Bの上下押引き操作に起因する摩耗を少なくして
ある。
尚、図中42は、切換機構38の切換方向を表
示するために取付けた指示プレートで、43は切
換操作用ナツト37に対する抜け止め用ナツトで
ある。
示するために取付けた指示プレートで、43は切
換操作用ナツト37に対する抜け止め用ナツトで
ある。
図面は本考案に係る作業車のバルブ操作構造の
実施例を示し、第1図は第1連係状態を示す要部
正面図、第2図は第2連係状態を示す要部正面
図、第3図は切換機構の一部切欠き側面図、第4
図はバルブ操作構造の斜視図、第5図は作業車の
全体側面図、第6図イ、ロは、夫々従来構造の作
用説明図である。 14……レバー、20A……第1連動杆、20
B……第2連動杆、22……第1ベルクランク、
23……第2ベルクランク、24……第3ベルク
ランク、22A,23A,24A……操作側アー
ム、38……切換機構、39……スプリング、
V3……第1バルブ、V4……第2バルブ、Q3……
横軸芯。
実施例を示し、第1図は第1連係状態を示す要部
正面図、第2図は第2連係状態を示す要部正面
図、第3図は切換機構の一部切欠き側面図、第4
図はバルブ操作構造の斜視図、第5図は作業車の
全体側面図、第6図イ、ロは、夫々従来構造の作
用説明図である。 14……レバー、20A……第1連動杆、20
B……第2連動杆、22……第1ベルクランク、
23……第2ベルクランク、24……第3ベルク
ランク、22A,23A,24A……操作側アー
ム、38……切換機構、39……スプリング、
V3……第1バルブ、V4……第2バルブ、Q3……
横軸芯。
Claims (1)
- レバー14の左右揺動と前後揺動とに各別に連
動して上下押引き操作される第1連動杆20Aと
第2連動杆20Bとを設け、作業装置用第1バル
ブV4に連動させた第1ベルクランク22及び第
3ベルクランク24と、作業装置用第2バルブ
V3に連動させた第2ベルクランク23とを、同
一の横軸芯Q3周りに回転自在に並設し、前記第
1ベルクランク22の操作側アーム22Aと前記
第2ベルクランク23の操作側アーム23Aとの
間に前記第1連動杆20Aの遊端部が位置し、か
つ、前記第2ベルクランク23の操作側アーム2
3Aと前記第3ベルクランク24の操作側アーム
24Aとの間に前記第2連動杆20Bの遊端部が
位置するように前記各ベルクランク22,23,
24と前記第1、第2連動杆20A,20Bとを
相対的に配置し、前記第1ベルクランク22の操
作側アーム22Aに前記第1連動杆20Aを係止
連結させ、かつ、前記第2ベルクランク23の操
作側アーム23Aに前記第2連動杆20Bを係止
連結させる第1連係状態と、前記第2ベルクラン
ク23の操作側アーム23Aに前記第1連動杆2
0Aを係止連結させ、かつ、前記第3ベルクラン
ク24の操作側アーム24Aに前記第2連動杆2
0Bを係止連結させる第2連係状態とに、前記第
1連動杆20A及び第2連動杆20Bを揺動操作
する切換機構38を設けてある作業車のバルブ操
作構造であつて、前記第1連係状態と第2連係状
態との切換えに伴つて、前記第1連動杆20Aと
第2連動杆20Bを夫々切換方向に揺動付勢維持
するように付勢方向が切換えられる不安定切換用
スプリング39を、前記切換機構38に設けてあ
る作業車のバルブ操作構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2995286U JPH044271Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | |
GB8628274A GB2183795B (en) | 1985-12-03 | 1986-11-26 | Valve control structure for working vehicle |
KR1019860010281A KR920007806B1 (ko) | 1985-12-03 | 1986-12-02 | 작업차의 밸브조작구조 |
US06/937,504 US4736647A (en) | 1985-12-03 | 1986-12-03 | Valve control structure for working vehicle |
DE19863641203 DE3641203A1 (de) | 1985-12-03 | 1986-12-03 | Ventilsteueranordnung fuer arbeitsfahrzeuge |
FR8616891A FR2593619B1 (fr) | 1985-12-03 | 1986-12-03 | Structure de commande a soupapes pour engin de chantier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2995286U JPH044271Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62146221U JPS62146221U (ja) | 1987-09-16 |
JPH044271Y2 true JPH044271Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=30834310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2995286U Expired JPH044271Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1986-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044271Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT512500B1 (de) * | 2012-04-26 | 2013-09-15 | Wacker Neuson Linz Gmbh | Vorrichtung zum Steuern einer Arbeitsmaschine |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP2995286U patent/JPH044271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62146221U (ja) | 1987-09-16 |
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