JPH07180191A - バックホーの安全装置 - Google Patents

バックホーの安全装置

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JPH07180191A
JPH07180191A JP5323619A JP32361993A JPH07180191A JP H07180191 A JPH07180191 A JP H07180191A JP 5323619 A JP5323619 A JP 5323619A JP 32361993 A JP32361993 A JP 32361993A JP H07180191 A JPH07180191 A JP H07180191A
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backhoe
lever
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seat
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Masahiko Kobayashi
昌彦 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックホーのレバー操作牽制構造において、
構造の簡素化が可能で、且つ、レバー操作牽制状態が誤
り無く判別できて操作性の向上を図ることができるよう
にする。 【構成】 バックホー装置を駆動する複数の油圧シリン
ダを操作させる操作レバー20R,20Lを運転座席の
前方に配置するとともに、操作レバー20R,20Lに
よる駆動操作を不能にさせる作用状態と、前記駆動操作
を許容する非作用状態とに切り換え自在なアンロード弁
を備え、運転座席に対する左右両側の乗降通路に張り出
して操縦者の乗降を阻止する張り出し姿勢と、乗降通路
から引退して乗降を許容する引退姿勢とに切り換え自在
な左右一対の操作具23,23を設け、この操作具2
3,23を張り出し姿勢に設定するとアンロード弁が非
作用状態に切り換わり、操作具23を引退姿勢に設定す
るとアンロード弁が作用状態に切り換わるよう構成し、
各操作具23,23を一体的に姿勢変化するよう連動連
係させるとともに、その連係途中部に、アンロード弁に
対する切り換え操作部30を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の油圧アクチュエ
ータにより操作されるバックホー装置を備え、前記各油
圧アクチュエータを駆動させる操作レバーを運転座席の
前方に配置するとともに、前記操作レバーによるアクチ
ュエータ駆動操作を不能にさせる作用状態と、前記駆動
操作を許容する非作用状態とに切り換え自在なレバー操
作牽制手段を備え、前記運転座席に対する左右両側の乗
降通路に張り出して操縦者の乗降を阻止する張り出し姿
勢と、前記乗降通路から引退して乗降を許容する引退姿
勢とに切り換え自在な左右一対の操作具を設け、この操
作具を張り出し姿勢に設定すると前記レバー操作牽制手
段が非作用状態に切り換わり、前記操作具を引退姿勢に
設定すると前記レバー操作牽制手段が作用状態に切り換
わるよう構成してあるバックホーの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記バックホーの安全装置において、従
来では、左右一対の前記操作具を夫々各別に切り換え操
作自在に設けるとともに、前記レバー操作牽制手段も夫
々操作具に対応して左右一対設けられ、各操作具によっ
て単独でレバー牽制並びに解除状態の切り換えが可能に
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成
は、操縦者が機体から降りる場合に誤って操作レバーに
触れたり、あるいは、操縦者が降りているとき、他の作
業者が誤って操作レバーを操作してバックホー装置が意
に反して作動する等の弊害を未然防止するための安全対
策を施したものである。ところが、上記従来構造におい
ては、運転座席への乗降は機体の左右両側から行える構
成であるから、作業中断して運転座席から降りる場合、
片側の操作具をレバー牽制作用状態〔張り出し姿勢〕に
設定した場合であっても、次回に乗り込む際に反対側か
ら乗り込むと、当該側では操作具がレバー牽制非作用状
態〔引退姿勢〕のままであるから、そのまま乗り込みバ
ックホー装置の操縦操作を開始しようとしても、反対側
の操作具が張り出し姿勢に維持されているからレバー操
作が不能になる等の弊害があり、操作性の面で未だ改善
の余地があった。しかも、検出スイッチ等のレバー操作
牽制手段も左右一対必要で、且つ、その接続配線等も多
くなって、部品点数が大になり、構造が複雑になる欠点
もあった。本発明は上記不具合点を解消することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載したバックホーの安全装置において、前記各操
作具を一体的に姿勢変化するよう連動連係させるととも
に、その連係途中部に、前記レバー操作牽制手段に対す
る切り換え操作部を設けてある点にある。
【0005】
【作用】左右の夫々の操作具が一体的に姿勢変化するの
で、運転座席への乗り降りの際に片側の操作具を姿勢切
り換えさせた場合であっても、それに連動して反対側の
操作具も一体的に姿勢が切り換わる。従って、操縦者が
運転座席の左右両側のいずれの乗降通路を乗り降りして
もレバー操作牽制状態か否かが誤りなく判断できる。
又、各操作具の連係途中部に設けられる切り換え操作部
も同様にいずれの操作具を操作しても一体的に作動する
ので、レバー操作牽制手段は1個だけで済み、部品点数
が削減できる。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的構造改良によって、部品
点数の削減により構造の簡素化が可能でありながら、左
右いずれの乗降通路を介して乗り降りしても、レバー操
作牽制状態が誤りなく判別できて、判断誤りに起因する
操作性の低下を防止できることとなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図6
に示すように、夫々走行モータM1,M2によって駆動
される左右一対のクローラ走行装置1,1を備えた走行
機台2上に、旋回モータM3により縦軸芯周りで全旋回
自在に旋回台3を搭載し、旋回台3上に原動部4、操縦
部5を設けるとともに、バックホー装置6を連結してバ
ックホーを構成してある。
【0008】前記操縦部5における運転座席7の上方を
覆うカバー8を備えてあり、図4に示すように、このカ
バー8は旋回台3の横幅よりも少し幅広に形成され、雨
天時での作業において雨水が旋回台3上に降りかかるの
を防止できるようにしてある。又、このカバー8は、作
業状況に応じて上下3段階に姿勢切り換えできるように
してある。つまり、図3に示すように、正面視略U字状
に形成されるカバー支持部材9の丸パイプ状の連結部9
aを、原動部ボンネット10の上部に固定された丸パイ
プ状の取付部11に回動自在に内嵌挿通させ、取付部1
1の左右2箇所において径方向に沿って挿通孔を形成す
るとともに、その挿通孔に相当する箇所で連結部9aに
周方向に沿って3個のピン孔13を形成して、挿通孔と
いずれかのピン孔13に選択的にテーパピン14を差し
込み、カバー8の相対角度を3段階に切り換えて位置保
持できるよう構成してある。
【0009】前記バックホー装置6は、スイングシリン
ダCY1により駆動操作されるスイングブラケット15
を介して縦軸芯周りで揺動自在に旋回台3に連結され、
スイングブラケット15に対して横軸芯周りで回動自在
に枢支されるブーム16、ブーム16に対して横軸芯周
りで回動自在に枢支されるアーム17、アーム17に対
して横軸芯周りで回動自在に枢支されるバケット18で
構成され、ブーム16、アーム17及びバケット18
は、夫々、複数の油圧アクチュエータとしてのブームシ
リンダCY2、アームシリンダCY3、バケットシリン
ダCY4により回動駆動するよう構成してある。図5に
示すように、前記各シリンダCY1〜CY4及び旋回モ
ータM3に対する油圧制御弁V1〜5は、油圧パイロッ
ト操作式に構成され、運転座席7の前方に立設した操縦
部ポスト19の上部に左右一対配設された操作レバー2
0R,20Lによって操作するよう構成してある。左右
各操作レバー20R,20Lは、夫々、前後方向並びに
左右方向に十字揺動操作自在に支持され、夫々の方向に
おける揺動操作に基づいて各油圧パイロット弁PV1〜
PV8を切り換え操作して、夫々の油圧制御弁V1〜5
が切り換え操作されるよう油圧回路構成してある。左右
走行モータM1,M2に対する油圧制御弁V6,V7は
手動操作式に構成され、操縦部ポスト19に設けられた
左右一対の走行操作レバー21R,21Lによって切り
換え操作されるよう構成してある。尚、スイングシリン
ダCY1と旋回モータM3とは、同一の操作によって、
いずれか一方を選択的に操作できるようにしてある。
【0010】そして、このバックホーにおいては、操縦
者が運転座席7に着座しているときには、前記操作レバ
ー20R,20Lによる各油圧シリンダCY1〜CY4
や旋回モータM3等の駆動操作を許容し、操縦者が運転
座席7から離れるときには前記駆動操作を不能にさせ、
誤操作によるバックホー装置6の作動を阻止するように
して安全対策が施されている。詳述すると、図5の油圧
回路に示すように、前記各油圧パイロット弁PV1〜P
V8に対する圧油供給路に圧油供給状態と供給停止状態
とに2位置に切り換え自在な電磁操作式アンロード弁2
2〔レバー操作牽制手段の一例〕を介装し、このアンロ
ード弁22を圧油供給状態から供給停止状態に切り換え
るための切換スイッチSWを操縦部ポスト19内に配備
してある。そして、図1、図2に示すように、運転座席
7に対する左右両側の乗降通路に張り出して操縦者の乗
降を阻止する張り出し姿勢と、前記乗降通路から引退し
て乗降を許容する引退姿勢とに亘り横軸芯X周りで切り
換え揺動自在な左右一対の操作具23,23を設け、こ
の操作具23,23を張り出し姿勢に設定すると切換ス
イッチSWがオン操作され、アンロード弁22が圧油供
給状態から供給停止状態に切り換えられ、前記操作具2
3,23を引退姿勢に設定すると切換スイッチSWがオ
フして、アンロード弁22が供給停止状態から圧油供給
状態に切り換わるよう構成してある。左右の各操作具2
3,23は一体的に姿勢切り換えするよう連動連係さ
れ、その連係途中部に切換スイッチSWに対する切り換
え操作部を設けてある。つまり、左右の操作具23,2
3の回動支軸24,24の中間部に揺動アーム25,2
5を連設し、各揺動アーム25,25の回動軸芯から偏
芯した位置に亘りピン26が架設され、このピン26を
介して各操作具23,23が連動して回動するよう連係
されるとともに、前記ピン26と回動軸芯に対して反対
側に位置する固定部27とに亘って引っ張りスプリング
28を張設し、両方向回動限界〔前記張り出し姿勢と前
記引退姿勢に対応する位置〕において揺動アーム25が
接当部29に接当して位置規制されるようにしてある。
このようにして、デッドポイント乗り越え式で前記2位
置に切り換え保持されるよう構成してある。そして、一
方の揺動アーム25の遊端側に前記張り出し姿勢で切換
スイッチSWに接当作用してオン操作する切り換え操作
部としての接当板30を設けてある。
【0011】〔別実施例〕前記操作レバーによる油圧操
作形態は、油圧パイロット操作式に限らず、リンク機構
による手動操作式であってもよく、この場合、レバー操
作牽制手段としては、リンク機構を機械的に牽制する機
構でもよい。又、レバー操作量をポテンショメータによ
る電気制御式で構成してもよく、スイッチ式のレバー操
作牽制手段により制御牽制する構成としてもよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作具の支持構造を示す側面図
【図2】操作具の支持構造を示す斜視図
【図3】カバーの調節構造を示す縦断側面図
【図4】バックホーの後面図
【図5】油圧回路図
【図6】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
6 バックホー装置 7 運転座席 20R,20L 操作レバー 22 レバー操作牽制手段 23,23 操作具 30 切り換え操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧アクチュエータにより操作さ
    れるバックホー装置(6)を備え、前記各油圧アクチュ
    エータを駆動させる操作レバー(20R),(20L)
    を運転座席(7)の前方に配置するとともに、前記操作
    レバー(20R),(20L)によるアクチュエータ駆
    動操作を不能にさせる作用状態と、前記駆動操作を許容
    する非作用状態とに切り換え自在なレバー操作牽制手段
    (22)を備え、前記運転座席(7)に対する左右両側
    の乗降通路に張り出して操縦者の乗降を阻止する張り出
    し姿勢と、前記乗降通路から引退して乗降を許容する引
    退姿勢とに切り換え自在な左右一対の操作具(23),
    (23)を設け、この操作具(23),(23)を張り
    出し姿勢に設定すると前記レバー操作牽制手段(22)
    が非作用状態に切り換わり、前記操作具(23)を引退
    姿勢に設定すると前記レバー操作牽制手段(22)が作
    用状態に切り換わるよう構成してあるバックホーの安全
    装置であって、前記各操作具(23),(23)を一体
    的に姿勢変化するよう連動連係させるとともに、その連
    係途中部に、前記レバー操作牽制手段(22)に対する
    切り換え操作部(30)を設けてあるバックホーの安全
    装置。
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