JP2716544B2 - 掘削作業車の操作機構 - Google Patents
掘削作業車の操作機構Info
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- JP2716544B2 JP2716544B2 JP26433589A JP26433589A JP2716544B2 JP 2716544 B2 JP2716544 B2 JP 2716544B2 JP 26433589 A JP26433589 A JP 26433589A JP 26433589 A JP26433589 A JP 26433589A JP 2716544 B2 JP2716544 B2 JP 2716544B2
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- selection
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- push
- rotation
- Prior art date
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は掘削作業車の作業機操作レバーの操作パター
ンの変更を可能とするものである。
ンの変更を可能とするものである。
(ロ)従来の技術 従来から、掘削作業車において、左右に設けた操作レ
バーの操作パターンを変更する技術は公知とされている
のである。
バーの操作パターンを変更する技術は公知とされている
のである。
例えば実公昭58−45334号公報に記載の技術の如くで
ある。
ある。
しかし該従来の技術においては、操作レバーのパター
ン変更操作時において、左右それぞれ2本づつの押引き
ロッドの入れ換えや、押引きロッドの中途部に設けた変
更リンク機構を入れ換え操作することが必要だったので
ある。
ン変更操作時において、左右それぞれ2本づつの押引き
ロッドの入れ換えや、押引きロッドの中途部に設けた変
更リンク機構を入れ換え操作することが必要だったので
ある。
例えば第16図は従来の押引きロッドの入れ換えによる
パターンの変更機構であり、また第17図は押引きロッド
の中途部に変更リンク機構を設けた実施例を示してい
る。
パターンの変更機構であり、また第17図は押引きロッド
の中途部に変更リンク機構を設けた実施例を示してい
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 掘削作業車の操作機構において、ブーム旋回用・ブー
ム回動用・アーム回動用及びバケット回動用の操作バル
ブの4本のバルブの操作機構があり、この4本のバルブ
の操作機構を、左右2本の操作レバーの前後左右への十
字揺動により行っているのである。
ム回動用・アーム回動用及びバケット回動用の操作バル
ブの4本のバルブの操作機構があり、この4本のバルブ
の操作機構を、左右2本の操作レバーの前後左右への十
字揺動により行っているのである。
該2本の操作レバーの操作パターンが各メーカーによ
り異なっており、操作パターンの異なる掘削作業機を同
一運転者が操作する場合には、操作感覚が狂って作業効
率が悪くなり、誤操作を招くという不具合いがあるので
ある。
り異なっており、操作パターンの異なる掘削作業機を同
一運転者が操作する場合には、操作感覚が狂って作業効
率が悪くなり、誤操作を招くという不具合いがあるので
ある。
従来からこの不具合いを解消する為に、2本の操作レ
バーの操作パターンを変更可能とする技術が公知とされ
ているのであるが、該従来の機構においては、押引きロ
ッドの入れ換えやリンクの連結枢支部の変更等が必要で
あり、その入れ換え操作が面倒で理解しにくく、またロ
ッドやリンクの入れ換えを終えたとしても、誤連結が発
生しやすく、作業機が回動しなかったり誤揺動をすると
いう不具合いがあったものである。
バーの操作パターンを変更可能とする技術が公知とされ
ているのであるが、該従来の機構においては、押引きロ
ッドの入れ換えやリンクの連結枢支部の変更等が必要で
あり、その入れ換え操作が面倒で理解しにくく、またロ
ッドやリンクの入れ換えを終えたとしても、誤連結が発
生しやすく、作業機が回動しなかったり誤揺動をすると
いう不具合いがあったものである。
本発明はこのような従来技術の不具合いを解消したも
のである。
のである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明すると。
する為の構成を説明すると。
ブーム旋回用・ブーム回動用・アーム回動用及びバケ
ット回動用の4本の制御バルブを、これらの摺動スプー
ルが互いに略平行になる状態で併設し、十字回動操作可
能な2本のレバーに対して2系統ずつかつ各別操作可能
に連動連結された4本の押し引きロッドを、前記4本の
摺動スプールに各別に連動連結可能とした構成におい
て、各押引きロッドの操作により回動するアーム筒より
複数の選択アームを突出し、該選択アームを異なる制御
バルブより突出したバルブリンクの複数の孔と接続機構
により選択係止可能とし、該接続機構の変更により、押
引きロッド連動系と摺動スプールとの間の連動関係を変
更可能としたものである。
ット回動用の4本の制御バルブを、これらの摺動スプー
ルが互いに略平行になる状態で併設し、十字回動操作可
能な2本のレバーに対して2系統ずつかつ各別操作可能
に連動連結された4本の押し引きロッドを、前記4本の
摺動スプールに各別に連動連結可能とした構成におい
て、各押引きロッドの操作により回動するアーム筒より
複数の選択アームを突出し、該選択アームを異なる制御
バルブより突出したバルブリンクの複数の孔と接続機構
により選択係止可能とし、該接続機構の変更により、押
引きロッド連動系と摺動スプールとの間の連動関係を変
更可能としたものである。
また、アーム筒と選択アームの間に方向反転リンク機
構を介装し、レバーの回動方向と作業機の回動方向を逆
に変更可能としたものである。
構を介装し、レバーの回動方向と作業機の回動方向を逆
に変更可能としたものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
図面に示した実施例の構成を説明する。
掘削作業車は第13図において示す如く平面視で構成さ
れている。
れている。
左右のクローラ式走行装置34L・34Rの上に旋回台軸受
を介して、旋回フレーム33が載置されており、該旋回フ
レーム33の前部にブーム32が左右にスイング可能で、か
つ上下に揺動可能に枢支されている。
を介して、旋回フレーム33が載置されており、該旋回フ
レーム33の前部にブーム32が左右にスイング可能で、か
つ上下に揺動可能に枢支されている。
またブーム32の上端にアーム31が上下に揺動可能に枢
支されており、また旋回フレーム33とアーム31の間には
左右にオフセットが可能に構成されている。
支されており、また旋回フレーム33とアーム31の間には
左右にオフセットが可能に構成されている。
またアーム31の先端にバケット30が掬い込み回動可能
に枢支されている。
に枢支されている。
本発明は以上の掘削作業車の作業機において、旋回の
左右と、アームの上下と、ブームの上下と、バケットの
上下の4操作を、左操作レバー1と右操作レバー2の2
本のレバー、前後左右の十字操作により行うものであ
る。
左右と、アームの上下と、ブームの上下と、バケットの
上下の4操作を、左操作レバー1と右操作レバー2の2
本のレバー、前後左右の十字操作により行うものであ
る。
左操作レバー1と右操作レバー2の操作パターンとし
ては、第15図に示す如きものが考えられる。
ては、第15図に示す如きものが考えられる。
Aパターンは、左操作レバー1の前後動によりアーム
31の上下回動を行い、左右動により左右の旋回を行い、
右操作レバー2の前後動によりブーム32の下上回動を行
い、左右回動によりバケット30の下上動を行う。
31の上下回動を行い、左右動により左右の旋回を行い、
右操作レバー2の前後動によりブーム32の下上回動を行
い、左右回動によりバケット30の下上動を行う。
Cパターンは、左操作レバー1の前後動によりブーム
32の下上動を行い、左右動によりバケット30の上下動を
行い、右操作レバー2の前後動によりアーム31の上下動
を行い、右操作レバー2の左右動により旋回の左右動を
行う。
32の下上動を行い、左右動によりバケット30の上下動を
行い、右操作レバー2の前後動によりアーム31の上下動
を行い、右操作レバー2の左右動により旋回の左右動を
行う。
Dパターンは、左操作レバー1の前後動によりブーム
32の下上動を行い、左右動によりバケット30の上下動を
行い、右操作レバー2の前後動によりアーム31の下上動
を行い、左右動により旋回の左右を行う。
32の下上動を行い、左右動によりバケット30の上下動を
行い、右操作レバー2の前後動によりアーム31の下上動
を行い、左右動により旋回の左右を行う。
以上のような3パターンの間において、Aパターンか
らCパターンへの変更は、左操作レバー1が旋回とアー
ム、右操作レバー2がブームとバケットから、左操作レ
バー1がブームとバケット、右操作レバー2が旋回とア
ームに入れ代わるのであるから、左右のレバー1・2
と、2組づつのバルブの連結状態が完全に入れ換わるの
である。
らCパターンへの変更は、左操作レバー1が旋回とアー
ム、右操作レバー2がブームとバケットから、左操作レ
バー1がブームとバケット、右操作レバー2が旋回とア
ームに入れ代わるのであるから、左右のレバー1・2
と、2組づつのバルブの連結状態が完全に入れ換わるの
である。
そして該入れ換わりの中で、バケットの下上は、他方
ではバケットの上下と方向が逆となるので、この操作方
向の入れ換えも行う必要があるのである。
ではバケットの上下と方向が逆となるので、この操作方
向の入れ換えも行う必要があるのである。
この為に、方向反転リンク機構を介装したものであ
る。
る。
これに対して、更にDパターンにする場合には、アー
ムの上下が、アームの下上と逆の操作に更に変更される
のである。
ムの上下が、アームの下上と逆の操作に更に変更される
のである。
故に、アームの操作の部分は、Cパターンの場合に
は、Aパターンと同じであり、Dパターンの場合には、
Aパターンと逆になるので、該アームの部分のみはAパ
ターンと同じと逆のどちらの場合にも変更可能に構成し
たのである。
は、Aパターンと同じであり、Dパターンの場合には、
Aパターンと逆になるので、該アームの部分のみはAパ
ターンと同じと逆のどちらの場合にも変更可能に構成し
たのである。
該左操作レバー1と右操作レバー2の操作作業機の変
更と、操作方向の変更はステップの下に配置されたバル
ブリンクとアームの連結部において行われるので、次の
ような手順で行うのである。
更と、操作方向の変更はステップの下に配置されたバル
ブリンクとアームの連結部において行われるので、次の
ような手順で行うのである。
まず機体を止めて、バケット30の部分を接地させ、エ
ンジンを停止し、左操作レバー1と右操作レバー2をロ
ックレバー28L・28Rによりロックする。
ンジンを停止し、左操作レバー1と右操作レバー2をロ
ックレバー28L・28Rによりロックする。
次に、第14図において示す如く、まずステップ部分の
上部カバー61を外し、次に旋回フレーム33の前端のグリ
ルフロントカバー63を外し、次に下部カバー62をスライ
ドして、下面も開放する。該グリルフロントの部分に第
6図の付図の如き変更操作支持がしめされている。
上部カバー61を外し、次に旋回フレーム33の前端のグリ
ルフロントカバー63を外し、次に下部カバー62をスライ
ドして、下面も開放する。該グリルフロントの部分に第
6図の付図の如き変更操作支持がしめされている。
以上の構成により、バルブを併設した部分のバルブリ
ンクとアームが露出するので接続ピン24・・・の差換え
を行うのである。
ンクとアームが露出するので接続ピン24・・・の差換え
を行うのである。
第1図・第2図・第3図・第4図において全体的な構
成から説明する。
成から説明する。
運転席の座席の前に左右に左操作レバー1と右操作レ
バー2を立設し、両者の中央に操向操作レバー16L・16R
を配置している。
バー2を立設し、両者の中央に操向操作レバー16L・16R
を配置している。
該操向操作レバー16L・16Rは、そのステップの基部近
くに操作ペダル部19L・19Rを具備しており、前進方向の
操作は該操作ペダル部19L・19Rによって足による操作も
可能としている。
くに操作ペダル部19L・19Rを具備しており、前進方向の
操作は該操作ペダル部19L・19Rによって足による操作も
可能としている。
該操向操作レバー16Lの下端はアーム筒18に固着さ
れ、該アーム筒18の下方に突出したアームにより走行左
制御バルブ52のバルブリンク52aに連結されている。
れ、該アーム筒18の下方に突出したアームにより走行左
制御バルブ52のバルブリンク52aに連結されている。
また操向操作レバー16Rは、その基部がアーム筒17に
固着され、該アーム筒17の下方に突出したアームにより
走行左制御バルブ50のバルブリンク50aに連結されてい
る。
固着され、該アーム筒17の下方に突出したアームにより
走行左制御バルブ50のバルブリンク50aに連結されてい
る。
また左操作レバー1と右操作レバー2がレバー支持台
11L・11Rにより支持されており、右側のレバー支持台11
Rの下部には、オフセット操作ペダル60が配置されてお
り、該オフセット操作ペダル60の左右への踏み込みによ
り枢支軸61とアーム61aが回動し、該アーム61aの左右回
動をリンク56によりアーム筒58のアーム57に連動し、該
アーム筒58の他端のアーム59より、オフセット制御バル
ブ51のバルブリンク51aに連結している。
11L・11Rにより支持されており、右側のレバー支持台11
Rの下部には、オフセット操作ペダル60が配置されてお
り、該オフセット操作ペダル60の左右への踏み込みによ
り枢支軸61とアーム61aが回動し、該アーム61aの左右回
動をリンク56によりアーム筒58のアーム57に連動し、該
アーム筒58の他端のアーム59より、オフセット制御バル
ブ51のバルブリンク51aに連結している。
故に前記オフセット操作ペダル60を足で踏み込むこと
により、アーム31のブーム32に対する左右へのオフセッ
トが可能となるのである。
により、アーム31のブーム32に対する左右へのオフセッ
トが可能となるのである。
またレバー支持台11L・11Rには、ロックレバー28L・2
8Rが枢支されており、該ロックレバー28L・28Rを上方へ
回動することにより、リンク29L・29Rを介して、ロック
筒64L・64Rを上下動し、左操作レバー1と右操作レバー
2の前後左右回動ジョイント部をロックして、左右のレ
バー1・2の操作を不可能とするのである。
8Rが枢支されており、該ロックレバー28L・28Rを上方へ
回動することにより、リンク29L・29Rを介して、ロック
筒64L・64Rを上下動し、左操作レバー1と右操作レバー
2の前後左右回動ジョイント部をロックして、左右のレ
バー1・2の操作を不可能とするのである。
次に本発明の要部を説明すると。
左操作レバー1の前後回動により操作される押引きロ
ッド4はアーム筒8のアーム13に枢支され、左操作レバ
ー1の左右回動により操作される押引きロッド3は、ア
ーム筒7のアーム12に枢支されている。
ッド4はアーム筒8のアーム13に枢支され、左操作レバ
ー1の左右回動により操作される押引きロッド3は、ア
ーム筒7のアーム12に枢支されている。
そしてアーム筒7の下方には、旋回制御バルブ20のバ
ルブリング20aの間に嵌入する選択アーム7aが突出され
ている。
ルブリング20aの間に嵌入する選択アーム7aが突出され
ている。
また該アーム筒7の外周に、方向反転リンクを構成す
るアーム40が固着されており、該アーム40にリンク41が
介装されて、方向反転アーム筒43のアーム42と枢結され
ている。
るアーム40が固着されており、該アーム40にリンク41が
介装されて、方向反転アーム筒43のアーム42と枢結され
ている。
該方向反転アーム筒43より上方へアーム44が突出して
おり、該アーム44にリンク45が枢結され、該リンク45は
再度アーム筒7とアーム筒8が枢支された軸の上に枢支
された方向反転アーム筒65の上のアーム46と枢結されて
いる。
おり、該アーム44にリンク45が枢結され、該リンク45は
再度アーム筒7とアーム筒8が枢支された軸の上に枢支
された方向反転アーム筒65の上のアーム46と枢結されて
いる。
上記方向反転リンク機構により、左操作レバー1の左
右動により押引きロッド3が上下すると、アーム筒7が
回動すると同時に、同じ軸上に遊嵌された方向反転アー
ム筒65が逆方向に回動しているのである。
右動により押引きロッド3が上下すると、アーム筒7が
回動すると同時に、同じ軸上に遊嵌された方向反転アー
ム筒65が逆方向に回動しているのである。
該アーム筒65の下方向にも選択アーム65aが突設され
ており、バケット制御バルブ21のバルブリンク21aの間
に嵌入されている。
ており、バケット制御バルブ21のバルブリンク21aの間
に嵌入されている。
左操作レバー1の前後動で操作される押引きロッド4
は、アーム13によりアーム筒8に固着されており、該ア
ーム筒8より下方へ選択アーム8aと選択アーム8bが突設
されている。
は、アーム13によりアーム筒8に固着されており、該ア
ーム筒8より下方へ選択アーム8aと選択アーム8bが突設
されている。
該選択アーム8bはブーム制御バルブ22のバルブリンク
22a内に嵌装されており、また選択アーム8aはアーム制
御バルブ23のバルブリンク23a内に嵌装されている。
22a内に嵌装されており、また選択アーム8aはアーム制
御バルブ23のバルブリンク23a内に嵌装されている。
次に、右操作レバー2の前後回動により操作される押
引きロッド6は、その下端がアーム筒9のアーム15にボ
ールジョイントを介して連結されており、右操作レバー
2の左右回動により操作される押引きロッド5はアーム
筒10ののアーム14に枢支されている。
引きロッド6は、その下端がアーム筒9のアーム15にボ
ールジョイントを介して連結されており、右操作レバー
2の左右回動により操作される押引きロッド5はアーム
筒10ののアーム14に枢支されている。
押引きロッド5により回動されるアーム筒10はアーム
筒9の内部の軸により、左端にも同様の動きをするアー
ム筒10が露出しており、該左端のアーム筒10の下方に、
選択アーム10aと選択アーム10bが突出している。
筒9の内部の軸により、左端にも同様の動きをするアー
ム筒10が露出しており、該左端のアーム筒10の下方に、
選択アーム10aと選択アーム10bが突出している。
該選択アーム10bは旋回制御バルブ20のバルブリンク2
0aの間に嵌装されている。
0aの間に嵌装されている。
またバルブリンク20aはバケット制御バルブ21のバル
ブリンク21aの間に嵌装されている。
ブリンク21aの間に嵌装されている。
また押引きロッド6により回動されるアーム筒9に
は、選択アーム9aは選択アーム9bが突設されており、該
選択アーム9bはブーム制御バルブ22のバルブリンク22a
内に嵌装されており、選択アーム9aはアーム制御バルブ
23のバルブリンク23a内に嵌装されている。
は、選択アーム9aは選択アーム9bが突設されており、該
選択アーム9bはブーム制御バルブ22のバルブリンク22a
内に嵌装されており、選択アーム9aはアーム制御バルブ
23のバルブリンク23a内に嵌装されている。
またアーム筒9の外周に方向反転リンク機構を構成す
るアーム66が突設されており、該アーム66がリンク47を
介して方向反転アーム筒49のアーム48と連結されてい
る。
るアーム66が突設されており、該アーム66がリンク47を
介して方向反転アーム筒49のアーム48と連結されてい
る。
そして方向反転アーム筒49より下方へ方向反転選択ア
ーム49aが突出しており、該選択アーム49aはバルブリン
ク23aの内部に嵌装されている。
ーム49aが突出しており、該選択アーム49aはバルブリン
ク23aの内部に嵌装されている。
そして、4本の押引きロッド3・4・5・6と、4本
のバルブ20・21・22・23の連動状態を変更する為の4本
の接続ピン24・25・25・27が配置されており、それぞれ
の接続ピン24・25・25・27には、第11図・第12図に示す
如く、係止杆24a・25a・26a・27aが突設されている。
のバルブ20・21・22・23の連動状態を変更する為の4本
の接続ピン24・25・25・27が配置されており、それぞれ
の接続ピン24・25・25・27には、第11図・第12図に示す
如く、係止杆24a・25a・26a・27aが突設されている。
該係止杆24a・25a・26a・27aを、それぞれのバルブリ
ンク20a・21a・22a・23aに設けられた、係止挟持部20b
・21b・22b・23bに挟持して抜け止め機構を構成してい
る。
ンク20a・21a・22a・23aに設けられた、係止挟持部20b
・21b・22b・23bに挟持して抜け止め機構を構成してい
る。
53は排土板制御バルブであり、第2図の排土板操作レ
バー54よりワイヤー55を介して操作されている。
バー54よりワイヤー55を介して操作されている。
(ヘ)発明の作用 本発明は以上の如く構成したものであり、各社毎に異
なる左操作レバー1と右操作レバー2の操作パターンに
合わせて、パターン変更を行う場合には、接続ピン24・
25・25・27を抜いて、それぞれの選択アームとバルブリ
ンクとの間に設けられた孔の間で差し換えを行うのであ
る。
なる左操作レバー1と右操作レバー2の操作パターンに
合わせて、パターン変更を行う場合には、接続ピン24・
25・25・27を抜いて、それぞれの選択アームとバルブリ
ンクとの間に設けられた孔の間で差し換えを行うのであ
る。
第6図の図面において説明する。
第6図においては、アーム筒10とアーム筒9の軸上に
配置された選択アーム9b・9a・10a・10bをI列としてい
る。
配置された選択アーム9b・9a・10a・10bをI列としてい
る。
そしてアーム筒8とアーム筒65とアーム筒7の上に配
置された、選択アーム8a・8bと65aと7aをII列としてい
る。
置された、選択アーム8a・8bと65aと7aをII列としてい
る。
そして方向反転アーム筒49の下に突出している選択ア
ーム49aをIII列としている。
ーム49aをIII列としている。
そしてAパターンの場合には、第6図の付図に示す如
く、選択アーム8aとバルブリンク23a・選択アーム49aと
バルブリンク22a・選択アーム10aとバルブリンク21a・
選択アーム7aと選択アーム10aをそれぞれの接続ピン24
・25・25・27により連結するのである。
く、選択アーム8aとバルブリンク23a・選択アーム49aと
バルブリンク22a・選択アーム10aとバルブリンク21a・
選択アーム7aと選択アーム10aをそれぞれの接続ピン24
・25・25・27により連結するのである。
この場合にはバケット制御バルブ21とアーム制御バル
ブ23のどちらの場合にも方向反転リンク機構を介装しな
いのである。
ブ23のどちらの場合にも方向反転リンク機構を介装しな
いのである。
次にCパターンの場合には、選択アーム9bとバルブリ
ンク23a・選択アーム8bとバルブリンク22a・選択アーム
65aとバルブリンク21a・選択アーム10bとバルブリンク2
0aを接続ピン24・25・25・27により連結するのである。
ンク23a・選択アーム8bとバルブリンク22a・選択アーム
65aとバルブリンク21a・選択アーム10bとバルブリンク2
0aを接続ピン24・25・25・27により連結するのである。
この場合には、I列とII列とが全く結合状態が逆の総
入れ換えとなるので、左右の左操作レバー1と右操作レ
バー2の操作する作業機が入れ代わるのである。
入れ換えとなるので、左右の左操作レバー1と右操作レ
バー2の操作する作業機が入れ代わるのである。
更に、逆のバケット制御バルブ21は方向反転リンク機
構を介装したアーム筒65から回動するので、バケットは
Aパターンの場合とは逆の操作方向となるのである。
構を介装したアーム筒65から回動するので、バケットは
Aパターンの場合とは逆の操作方向となるのである。
次にDパターンの場合には、選択アーム49aとバルブ
リンク23a・選択アーム8bとバルブリンク22a・選択アー
ム65aとバルブリンク21a・選択アーム10bとバルブリン
ク20aを連結するのである。
リンク23a・選択アーム8bとバルブリンク22a・選択アー
ム65aとバルブリンク21a・選択アーム10bとバルブリン
ク20aを連結するのである。
この場合には、左操作レバー1と右操作レバー2の操
作する作業機が入れ換わりと共に、バケット制御バルブ
21はCパターンの同様に方向反転リンク機構を介装する
と共に、アーム制御バルブ23も、方向反転アーム筒49を
介して操作するので、バケットに加えて、アームの操作
方向もAパターンと逆になるのである。
作する作業機が入れ換わりと共に、バケット制御バルブ
21はCパターンの同様に方向反転リンク機構を介装する
と共に、アーム制御バルブ23も、方向反転アーム筒49を
介して操作するので、バケットに加えて、アームの操作
方向もAパターンと逆になるのである。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
奏するものである。
請求項(1)の如く構成したので、従来の如く押引き
ロッドの枢支部を外して入れ換えたり、または押引きロ
ッドの中途部に設けた変更リンク機構を入れ換える必要
がなくなり、バルブリンク内に嵌装した選択アームを接
続ピン24・25・25・27によりそれぞれ選択するだけの簡
単な操作で切換えが出来るのである。
ロッドの枢支部を外して入れ換えたり、または押引きロ
ッドの中途部に設けた変更リンク機構を入れ換える必要
がなくなり、バルブリンク内に嵌装した選択アームを接
続ピン24・25・25・27によりそれぞれ選択するだけの簡
単な操作で切換えが出来るのである。
請求項(2)の如く構成したので、方向反転リンク機
構は常時介装したままであり、その都度切り換える必要
がなく、パターンの切換を行う運転者が逆転状態を考え
ながらリンクの切換を行う必要がなく、接続ピン24・25
・25・27を指定された列の選択アームに嵌装するだけ
で、指定された通りの画一的なピンの切換えで複雑なパ
ターンの変更を行うことが出来るのである。
構は常時介装したままであり、その都度切り換える必要
がなく、パターンの切換を行う運転者が逆転状態を考え
ながらリンクの切換を行う必要がなく、接続ピン24・25
・25・27を指定された列の選択アームに嵌装するだけ
で、指定された通りの画一的なピンの切換えで複雑なパ
ターンの変更を行うことが出来るのである。
第1図は掘削作業車の操向操作レバー16L・16Rと、右操
作レバー2・左操作レバー1の部分の前面図、第2図は
第1図の側面断面図、第3図は右操作レバー2の下部の
側面図、第4図は左操作レバー1の平面透視図、第5図
は左操作レバー1の部分の平面図、第6図は各バルブを
係止する接続ピンの配置を示す平面断面図、第7図は左
操作レバー1の下方に配置した反転リンク機構の平面
図、第8図は同じく側面図、第9図は右操作レバー2と
押引きロッド5・6の斜視図、第10図は左操作レバー1
と押引きロッド3・4の斜視図、第11図は接続ピン24を
抜いた状態の斜視図、第12図は接続ピン24を挿入した状
態の斜視図、第13図は掘削作業車の平面図、第14図は操
作パターン変更機構を操作する場合のカバー部の脱着を
示す斜視図、第15図は各パターンを示す平面図、第16図
は押引きロッドの枢支状態を変更する従来技術の斜視
図、第17図は押引きロッドの中途部にパターン変更リン
ク機構を設けた従来技術の斜視図である。 1……左操作レバー 2……右操作レバー 3,4,5,6……押引きロッド 7,8,9,10……アーム筒 7a,8a,8b,9a,9b,10a,10b,49a,65a……選択アーム 11L,11R……レバー支持台 20……旋回制御バルブ 21……バケット制御バルブ 22……ブーム制御バルブ 23……アーム制御バルブ 20a,21a,22a,23a……バルブリンク 24・25・25・27……接続ピン 43,49……方向反転アーム筒 65……アーム筒
作レバー2・左操作レバー1の部分の前面図、第2図は
第1図の側面断面図、第3図は右操作レバー2の下部の
側面図、第4図は左操作レバー1の平面透視図、第5図
は左操作レバー1の部分の平面図、第6図は各バルブを
係止する接続ピンの配置を示す平面断面図、第7図は左
操作レバー1の下方に配置した反転リンク機構の平面
図、第8図は同じく側面図、第9図は右操作レバー2と
押引きロッド5・6の斜視図、第10図は左操作レバー1
と押引きロッド3・4の斜視図、第11図は接続ピン24を
抜いた状態の斜視図、第12図は接続ピン24を挿入した状
態の斜視図、第13図は掘削作業車の平面図、第14図は操
作パターン変更機構を操作する場合のカバー部の脱着を
示す斜視図、第15図は各パターンを示す平面図、第16図
は押引きロッドの枢支状態を変更する従来技術の斜視
図、第17図は押引きロッドの中途部にパターン変更リン
ク機構を設けた従来技術の斜視図である。 1……左操作レバー 2……右操作レバー 3,4,5,6……押引きロッド 7,8,9,10……アーム筒 7a,8a,8b,9a,9b,10a,10b,49a,65a……選択アーム 11L,11R……レバー支持台 20……旋回制御バルブ 21……バケット制御バルブ 22……ブーム制御バルブ 23……アーム制御バルブ 20a,21a,22a,23a……バルブリンク 24・25・25・27……接続ピン 43,49……方向反転アーム筒 65……アーム筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−26730(JP,A) 実開 昭61−206762(JP,U) 実開 昭63−65764(JP,U) 実公 昭58−45334(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】ブーム旋回用・ブーム回動用・アーム回動
用及びバケット回動用の4本の制御バルブを、これらの
摺動スプールが互いに略平行になる状態で併設し、十字
回動操作可能な2本のレバーに対して2系統ずつかつ各
別操作可能に連動連結された4本の押し引きロッドを、
前記4本の摺動スプールに各別に連動連結可能とした構
成において、各押引きロッドの操作により回動するアー
ム筒より複数の選択アームを突出し、該選択アームを異
なる制御バルブより突出したバルブリンクの複数の孔と
接続機構により選択係止可能とし、該接続機構の変更に
より、押引きロッド連動系と摺動スプールとの間の連動
関係を変更可能としたことを特徴とする掘削作業車の操
作機構。 - 【請求項2】請求項(1)記載のアーム筒と選択アーム
の間に方向反転リンク機構を介装し、レバーの回動方向
と作業機の回動方向を逆に変更可能としたことを特徴と
する掘削作業車の操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26433589A JP2716544B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 掘削作業車の操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26433589A JP2716544B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 掘削作業車の操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03125729A JPH03125729A (ja) | 1991-05-29 |
JP2716544B2 true JP2716544B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=17401750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26433589A Expired - Lifetime JP2716544B2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 掘削作業車の操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716544B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0603217D0 (en) | 2006-02-17 | 2006-03-29 | Jcb Compact Products Ltd | Control apparatus |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP26433589A patent/JP2716544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03125729A (ja) | 1991-05-29 |
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