JP2868322B2 - 油圧作業機の操作機構 - Google Patents

油圧作業機の操作機構

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JP2868322B2 JP41739990A JP41739990A JP2868322B2 JP 2868322 B2 JP2868322 B2 JP 2868322B2 JP 41739990 A JP41739990 A JP 41739990A JP 41739990 A JP41739990 A JP 41739990A JP 2868322 B2 JP2868322 B2 JP 2868322B2
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正美 近藤
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の油圧作
業機の如く、複数の油圧アクチュエータを具備して、作
業機を操作する構成において、操作レバーの操作回動方
向により、操作される作業機が異なる場合において、オ
ペレーターが使い慣れた油圧作業機から、異なる操作パ
ターンの油圧作業機に乗り換えた場合において、誤操作
が発生することの無いように、操作パターンの切換を簡
単に出来るように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、油圧作業機の操作レバーのパ
ターンが変更した場合における、誤操作を無くす為に、
パターンを変更する技術は公知とされているのである。
例えば、実公平1−24221号公報や、特開昭62−
297513号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし該実公平1−2
4221号公報においては、パイロット操作弁と作業機
操作弁との間において、別にスプール式の高度な切換バ
ルブを配置しているので、極めて高価であり、また大き
な設置面積を必要としていた。また特開昭62−297
513号公報においては、ロータリーバルブが介装され
ており、該ロータリーバルブも極めて高価であり、また
大型となるので設置場所の選択に迷うという不具合が有
ったのである。本発明は、別にスプールやロータリーバ
ルブを設けるのでは無くて、パイロット操作弁自体を回
動することにより、第1切換機構を構成し、また回動プ
レートと固定油路板により構成した第2切換機構によ
り、左右の操作レバー間の切換をも可能としたものであ
る。また本発明は、左右の操作レバーの内の同じ側の操
作レバーの間で、左右と前後の操作の間の切換えは、ま
ず第1切換機構で行い、更にこれに加えて他の操作パタ
ーンにおいて、左右の操作レバーの間での切換が必要な
場合があるが、その場合には、別に設けた第2切換機構
により行うべく構成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべく課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明
する。即ち、作業機アクチュエータを操作する作業機操
作弁と、該作業機操作弁を操作するパイロット操作弁と
を設けた油圧作業機の操作機構において、該パイロット
操作弁を操作レバーを立設した操作コラムに設け、該操
作レバーの左右回動と前後回動により、別の作業機操作
弁のパイロット操作弁を操作すべく構成し、該パイロッ
ト操作弁を操作レバーの回動中心において回動可能と
し、該回動により操作レバーの左右回動と前後回動によ
り操作する作業機操作弁を入れ換え可能とする第1切換
機構を設け、該第1切換機構と作業機操作弁との間に、
更に左右の操作レバー間において、作業機操作弁の切換
を行う第2切換機構を介装したものである。また、第1
切換機構を、固定本体とパイロット弁回動プレートと回
転可能継手により成るパイロット操作弁により構成し、
該パイロット弁回動プレートを回動することにより、操
作レバーの左右回動と前後回動により操作される作業機
操作弁を入れ換え可能とし、該第1切換機構と作業機操
作弁との間に、レバー切換回動プレートと固定油路板に
より構成した第2切換機構を介装したものである。ま
た、第1切換機構を、パイロット操作弁全体を回動可能
とすることにより構成し、更に回転可能継手を設け、操
作レバーの左右回動と前後回動により操作する作業機操
作弁を入れ換え可能とし、該第1切換機構と作業機操作
弁との間に、レバー切換回動プレートと固定油路板によ
り構成した第2切換機構を介装したものである。また、
第1切換機構を、固定油路枢支体21と回動筒弁ケース
22によりなるパイロット操作弁Vにより構成し、該回
動筒弁ケース22のみを操作レバーの回動中心に対して
回動し、操作レバーの前後回動と左右回動により操作す
る作業機操作弁を入れ換え可能とし、該第1切換機構と
作業機操作弁との間に、レバー切換回動プレートと固定
油路板より構成した第2切換機構を介装したものであ
る。また、作業機アクチュエータを操作する作業機操作
弁と、該作業機操作弁を操作するパイロット操作弁とを
設けた油圧作業機の操作機構において、該パイロット操
作弁を操作レバーを立設した操作コラムに設け、該操作
レバーの左右回動と前後回動により、別の作業機操作弁
のパイロット操作弁を操作すべく構成し、該パイロット
操作弁と作業機操作弁との間に、回転可能継手を具備し
た中間切換回動プレートにより構成した第1切換機構を
設け、更に該第1切換機構と直列して、作業機操作弁と
の間に、レバー切換回動プレートにより構成した第2切
換機構を直列に配置し、第1切換機構により、操作レバ
ーの左右回動と前後回動により操作する作業機操作弁を
切換え可能とし、更に第2切換機構により、左右の操作
レバー1間における操作パターンを変更可能としたもの
である。
【0005】
【作用】本発明は以上のごとく構成したことにより、次
のように作用するものである。図9においては、バック
ホーにおいて、左右に設けた2本の操作レバーの間の操
作パターンの典型的なものを図示している。即ち、図9
の内の上位2段に示した操作パターンYと操作パターン
Kの間の切換は、右側操作レバー1Rは全く変更を要し
無いものである。故、操作パターンYから操作パターン
Kへの切換は、左側操作レバー1Lのみで操作が可能な
のである。故に該操作パターンYと操作パターンKの間
の切換は、操作コラム3Lの部分に設けた第1切換機構
または、パイプの途中に設けた中間切換回動プレート1
8と固定油路板19による第1切換機構により行うので
ある。そして、操作パターンKから操作パターンMへの
変更は、右側操作レバー1Rと左側操作レバー1Lの間
でも相違するし、操作方向においても相違するので、第
1切換機構と作業機操作弁との間に別に第2切換機構を
設けて、該第2切換機構を構成するレバー切換回動プレ
ート33を、固定油路板34に対して回動することによ
り可能としているのである。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1は、パ
イロット操作弁V全体を回動して切換を行う第1切換機
構の実施例の側面一部断面図である。図1において、バ
ックホーには左右に操作コラムが配置されているが、本
実施例において図示した操作コラムは左側の操作コラム
3Lであり、操作レバーは左側の左側操作レバー1Lを
示している。そして左側操作レバー1Lは蛇腹10によ
り被覆されており、該左側操作レバー1Lの下端には前
後左右に回動する操作円板8が固設されている。そして
該操作円板8の下面に前後左右の位置に配置された4本
のパイロットスプール4・5・6・7が接当しているの
である。図1においては、前後方向の位置にアーム回動
作業機操作弁を操作するアームパイロット操作弁のアー
ムパイロットスプール4・5が配置されている。そして
左右の位置には、旋回作業機操作弁を操作する旋回パイ
ロット操作弁の旋回パイロットスプール6・7が配置さ
れている。故に操作レバー1を前後に回動するとアーム
パイロットスプール4・5が操作されて、アーム回動作
業機操作弁が切り替わり、アームが上下回動するのであ
る。また操作レバー1を左右に操作すると旋回パイロッ
トスプール6・7が切り替わり、旋回作業機操作弁が操
作されて、旋回台軸受上のメインフレームが旋回するの
である。
【0007】パイロット操作弁Vは、上記の如く、4本
のパイロットスプール4・5・6・7が嵌入されて構成
されており、該状態でパイロット操作弁Vが左右に回動
可能なように、操作コラム3Lの内部に回動可能支持部
が構成されている。そしてパイロット操作弁Vの外周に
第1切換機構の第1パターン切換レバー2が固設され、
該第1パターン切換レバー2が操作コラム3Lから突出
されて、操作コラム3Lの外部で回動操作が可能として
いる。そして該第1パターン切換レバー2の回動位置で
パイロット操作弁Vを固定する為の固定ボルト9が設け
られている。また該パイロット操作弁Vを左右に回動す
る場合には、パイロット操作弁Vの下方に連結されてい
る油圧パイプ15a・14aが、このパイロット操作弁
Vの回動に追従することが出来ず、パイロット操作弁V
を元の位置に引き戻す操作力が働くのであるが、本発明
においては、パイロット操作弁Vと油圧パイプ15a・
14aとの間に回転可能継手14・15・16・17を
介装しているのである。故に、第1パターン切換レバー
2によりパイロット操作弁Vを回動したとしても、油圧
パイプ15a・14aによる復元力は作用しないのであ
る。図9の操作パターンYの場合には、左側操作レバー
1Lの前後回動により、アームパイロットスプール4・
5が操作されて、アーム回動作業機操作弁が操作され
る、左側操作レバー1Lを左右に回動すると旋回パイロ
ットスプール6・7により、旋回作業機操作弁が操作さ
れる。逆に操作パターンKとなるように第1パターン切
換レバー2をを側方へ90度回動すると、左側操作レバ
ー1Lの前後回動により、図9の操作パターンKに示す
如く、旋回パイロットスプール6・7が操作されて、旋
回作業機操作弁が操作され、操作レバー1の左右回動に
より、アームパイロットスプール4・5が操作されて、
アーム回動作業機操作弁31が操作される状態に切換ら
れるのである。
【0008】図2はパイロット操作弁を固定本体13と
パイロット弁回動プレート11により構成し、、該パイ
ロット弁回動プレート11の部分のみを回動すべく構成
した第1切換機構の他の実施例を示す側面一部断面図で
ある。本実施例においては、パイロット操作弁Vの全体
を第1パターン切換レバー2により回動するのではなく
て、パイロット操作弁Vを固定本体13とパイロット弁
回動プレート11とに2分している。即ち、固定本体1
3の部分に挿入固定されているパイロットスプール4・
5・6・7の部分と、操作円板8との接当部分は回動し
ないのである。代わりに、固定本体13とパイロット弁
回動プレート11との油路の連結部分が入れ換えられる
ように構成している。即ち固定本体13の下面に受継油
路が設けられており、パイロット弁回動プレート11の
側にも受継油路が設けられており、この受継油路同士の
連結状態を、パイロット弁回動プレート11を90度回
転することにより切換えているのである。パイロット弁
回動プレート11の下面には回転可能継手14・15・
16・17と油圧パイプ14a・15a・16a・17
aが設けられている点は、図1の実施例の場合と同じで
ある。
【0009】図3は、パイロット操作弁Vを回動筒弁ケ
ース22と固定油路枢支体21の部分により構成した第
1切換機構の実施例の側面断面図である。図3に示す如
く、左側操作レバー1Lは固定油路枢支体21の上端部
に回動枢支ジョイント12により枢支されており、前後
左右に回動可能としている。そして回動筒弁ケース22
の円筒状の90度毎の位置に、4本のパイロットスプー
ル4・5・6・7を摺動可能に嵌装している。左側操作
レバー1Lの回動枢支ジョイント12を中心とする前後
回動により操作円板8が操作されて、アームパイロット
スプール4・5が操作されて、該アームパイロットスプ
ール4・5により操作された後の圧油が油圧パイプ14
a・15aからアーム回動作業機操作弁に送られるので
あるが、回動筒弁ケース22自体が第1パターン切換レ
バー2により、90度回動されるので、アームパイロッ
トスプール4・5が、左右の方向に変わるのである。故
に操作レバー1の左右回動によりアームパイロットスプ
ール4・5が操作されるが、油圧パイプ14a・15a
・16a・17aに操作後の圧油が流れる点は、スイベ
ルジョイントにより圧油が受け継ぎされているので変化
しないのである。該固定油路枢支体21と油圧パイプ1
4a・15a・16a・17aの間には、回転可能継手
14・15・16・17は介装されていない。というの
は、回動筒弁ケース22の部分の回動に際して、油圧パ
イプ14a・15a・16a・17aの部分は追従する
必要が無いからである。
【0010】図4はパイロット操作弁Vと旋回作業機操
作弁30の間に切換機構を設けた第1切換機構の実施例
の側面断面図である。図5においては、操作コラム3に
設けたパイロット操作弁Vの部分は切換が不可能である
が、作業機操作弁との間の位置に、別に中間切換回動プ
レート18により構成した切換機構を設けたものであ
る。そして該中間切換回動プレート18の部分におい
て、中間切換回動プレート18に追従する油圧パイプ1
4a・15a・16a・17aの部分に復元力が作用す
るので、回転可能継手14・15・16・17が設けら
れているのである。固定油路板19は機体のメインフレ
ームに固定されている。該中間切換回動プレート18の
部分のみを第1パターン切換レバー2の回動により90
度変更することにより、油路が切り替わり、旋回作業機
操作弁30とアーム回動作業機操作弁31が切換られる
のである。
【0011】図5は、第1切換機構と作業機操作弁の間
に介装される第2切換機構の側面断面図、図6は同じく
第2切換機構の正面図、図7はレバー切換回動プレート
33に対する油圧パイプの取付位置を示す図面、図8
は、左側操作レバー1Lと右側操作レバー1Rとレバー
切換回動プレート33の関係を示す図面、図9は左側操
作レバー1Lと右側操作レバー1Rの操作パターンY・
K・Mの相違を示す図面である。図5と図6に示す如
く、第2切換機構の構成は、第1切換機構の図4に示す
実施例の構成と殆ど同じであるが、該図4の第1切換機
構の場合には、4本の油路間の切換であったが、図5と
図6に示す第2切換機構の場合には、図9に示す如く、
操作パターンKとリアアクスルケースMの間での切換え
であり、左側操作レバー1Lと右側操作レバー1Rの間
で、更に操作レバー1の前後回動と左右回動の間の切換
を行う必要があるのである。
【0012】本発明においては、第2切換機構としてレ
バー切換回動プレート33と固定油路板34を設け、該
レバー切換回動プレート33には、油圧パイプ14a・
15a・16a・17aの他に、操作パターンKにおい
て右側操作レバー1Rにおいて操作された、ブーム作業
機操作弁と、バケット作業機操作弁の2本への油圧パイ
プ35・36・37・38が連結されているのである。
合計8本の油圧パイプの取付第1切換機構は、図7と図
8に示す如く構成しており、レバー切換回動プレート3
3を固定油路板34に対して、90度だけ第2パターン
切換レバー32を回動することにより、それぞれが変更
すべく構成しているのである。即ち、左側操作レバー1
Lの前後回動が旋回右左操作であったものが、ブームの
下げ・上げに変更され、左側操作レバー1Lの左右回動
が、アームの上げ・下げであったものが、バケットの上
げ・下げに切り替わる。また右側操作レバー1Rの前後
回動がブームの下げ・上げであったものが、アームの上
げ・下げに切り替わり、左右回動がバケットの下げ・上
げであったものが、左旋回・右旋回にそれぞれ切り替わ
るように、レバー切換回動プレート33に対する油圧パ
イプ14a・15a・16a・17a・35・36・3
7・38の配置が決定されているのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので次のよ
うな効果を奏するものである。即ち請求項1の如く構成
したことにより、必須要件として設けられるパイロット
操作弁Vを回動操作することにより、1本の左側操作レ
バー1Lの間の操作パターンの切換が出来るのであり、
更に左右の左側操作レバー1Lと右側操作レバー1Rの
間の切換は、第2切換機構により行うことが出来るので
ある。これにより、従来の技術の如く、パイロット操作
弁Vと作業機操作弁30・31との間に、別に高精度の
スプール構成の切換弁やロータリ弁機構の切換弁を設け
る必要が無くなったのである。故にコストを低くするこ
とができ、また簡潔な構成とすることが出来たのであ
る。又第1パターン切換レバー2が操作コラム3の部分
に設けられているので、切換操作の場合に座席やステッ
プの部分の蓋を開けて、切換機構の操作をする必要が無
くなったのである。また運転中においても操作パターン
の変更が出来るようになったのである。また、第1切換
機構のみを具備すれば、操作パターンYと操作パターン
Kの間の切換は自動的に行えるが、これだけで良い場合
には、第2切換機構は具備する必要がなく、更に操作パ
ターンKから操作パターンMまでの切換が必要な場合に
のみ、第2切換機構を装着することが出来るので、第1
切換機構と第2切換機構を完全に別の切換機構としたこ
とにより、無駄な装備を省くことが出来るのである。
【0014】請求項2の如く構成したことにより、固定
本体13の部分は固定したままで、下方に付設したパイ
ロット弁回動プレート11の部分のみを回動するのであ
るから、パイロット操作弁V全体を摺動可能に支持する
よりも、パイロット弁回動プレート11のみを回動可能
に支持する方が簡単に構成出来るのである。請求項3の
如く構成することにより、パイロット操作弁Vの全体を
回動する場合において発生する、油圧パイプ14a・1
5a・16a・17aにより復元力が発生したり、また
は継手部分に過剰負荷が掛かるという点を、回転可能継
手を介装することにより、解消することが出来たのであ
る。また請求項4の如く構成したので、回動筒弁ケース
22の部分のみを回動し、固定油路枢支体21の部分は
操作コラム3に固定したままであるので、回転可能継手
14・15・16・17を設ける必要がなく、回動筒弁
ケース22のみを回動する簡単な操作で、スイベルジョ
イントの切換が出来るのである。また請求項5の如く構
成したので、従来の如く、パイロット操作弁Vと作業機
操作弁30・31の間に、摺動スプール式の切換弁や、
ロータリー式の切換弁を設ける必要が無くなったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイロット操作弁V全体を回動して切換を行う
実施例の側面一部断面図である。
【図2】パイロット操作弁を固定本体13とパイロット
弁回動プレート11により構成し、該パイロット弁回動
プレート11の部分のみを回動すべく構成した実施例の
側面一部断面図である。
【図3】パイロット操作弁Vを回動筒弁ケース22と固
定油路枢支体21の部分により構成した実施例の側面断
面図である。
【図4】パイロット操作弁Vと旋回作業機操作弁30の
間に切換機構を設けた実施例の側面断面図である。
【図5】第2切換機構を示す側面断面図である。
【図6】同じく第2切換機構の正面図である。
【図7】レバー切換回動プレート33に対して油圧パイ
プの結合配置を示す正面図である。
【図8】同じく左側操作レバー1Lと右側操作レバー1
Rと油圧回路図である。
【図9】操作パターンY・K・Mの相違を示す図面であ
る。
【符号の説明】
1L 左側操作レバー 1R 右側操作レバー 2 第1パターン切換レバー 3L 左側 操作コラム 4,5,6,7 パイロットスプール 8 操作円板 9 固定ボルト 10 蛇腹 11 パイロット弁回動プレート 18 中間切換回動プレート 19 固定油路板 21 固定油路枢支体 22 回動筒弁ケース 33 レバー切換回動プレート 34 固定油路板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−34202(JP,A) 特開 昭62−297513(JP,A) 実開 平4−50456(JP,U) 実開 平3−130403(JP,U) 実公 平1−24221(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機アクチュエータを操作する作業機
    操作弁と、該作業機操作弁を操作するパイロット操作弁
    とを設けた油圧作業機の操作機構において、該パイロッ
    ト操作弁を操作レバーを立設した操作コラムに設け、該
    操作レバーの左右回動と前後回動により、別の作業機操
    作弁のパイロット操作弁を操作すべく構成し、該パイロ
    ット操作弁を操作レバーの回動中心において回動可能と
    し、該回動により操作レバーの左右回動と前後回動によ
    り操作する作業機操作弁を入れ換え可能とする第1切換
    機構を設け、該第1切換機構と作業機操作弁との間に、
    更に左右の操作レバー間において、作業機操作弁の切換
    を行う第2切換機構を介装したことを特徴とする油圧作
    業機の操作機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1切換機構を、固定本
    体とパイロット弁回動プレートと回転可能継手により成
    るパイロット操作弁により構成し、該パイロット弁回動
    プレートを回動することにより、操作レバーの左右回動
    と前後回動により操作される作業機操作弁を入れ換え可
    能とし、該第1切換機構と作業機操作弁との間に、レバ
    ー切換回動プレートと固定油路板により構成した第2切
    換機構を介装したことを特徴とする油圧作業機の操作機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の第1切換機構を、パイロ
    ット操作弁全体を回動可能とすることにより構成し、更
    にパイロット操作弁に回転可能継手を設け、操作レバー
    の左右回動と前後回動により操作する作業機操作弁を入
    れ換え可能とし、該第1切換機構と作業機操作弁との間
    に、レバー切換回動プレートと固定油路板により構成し
    た第2切換機構を介装したことを特徴とする油圧作業機
    の操作機構。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の第1切換機構を、固定油
    路枢支体21と回動筒弁ケース22によりなるパイロッ
    ト操作弁Vにより構成し、該回動筒弁ケース22のみを
    操作レバーの回動中心に対して回動し、操作レバーの前
    後回動と左右回動により操作する作業機操作弁を入れ換
    え可能とし、該第1切換機構と作業機操作弁との間に、
    レバー切換回動プレートと固定油路板より構成した第2
    切換機構を介装したことを特徴とする油圧作業機の操作
    機構。
  5. 【請求項5】 作業機アクチュエータを操作する作業機
    操作弁と、該作業機操作弁を操作するパイロット操作弁
    とを設けた油圧作業機の操作機構において、該パイロッ
    ト操作弁を操作レバーを立設した操作コラムに設け、該
    操作レバーの左右回動と前後回動により、別の作業機操
    作弁のパイロット操作弁を操作すべく構成し、該パイロ
    ット操作弁と作業機操作弁との間に、回転可能継手を具
    備した中間切換回動プレートにより構成した第1切換機
    構を設け、更に該第1切換機構と直列して、作業機操作
    弁との間に、レバー切換回動プレートにより構成した第
    2切換機構を直列に配置し、第1切換機構により、操作
    レバーの左右回動と前後回動により操作する作業機操作
    弁を切換え可能とし、更に第2切換機構により、左右の
    操作レバー1間における操作パターンを変更可能とした
    ことを特徴とする油圧作業機の操作機構。
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JP41739990A Expired - Lifetime JP2868322B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 油圧作業機の操作機構

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JPH04231522A (ja) 1992-08-20

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