JPH027282Y2 - - Google Patents

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JPH027282Y2
JPH027282Y2 JP10302084U JP10302084U JPH027282Y2 JP H027282 Y2 JPH027282 Y2 JP H027282Y2 JP 10302084 U JP10302084 U JP 10302084U JP 10302084 U JP10302084 U JP 10302084U JP H027282 Y2 JPH027282 Y2 JP H027282Y2
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hydraulic
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lever
selector valve
valve
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は単一の操作レバーにより2個の油圧ア
クチユエーターを多様な作動状態に制御するため
の油圧回路及び操作機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、土木機械等には多数の油圧アクチユエー
ターが配設されており、各アクチユエーターにそ
れぞれ別個にコトロールバルブにより別個に制御
されるように構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、2個の油圧アクチユエーターの同時作
動を要する場合は、2個のコントロールバルブ操
作を要し、操作が複雑、面倒であり、しかもかか
る同時作動は土木作業等においては繰り返し行わ
れることが極めて多く、ために運転手の疲労、誤
操作を招くことが多かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では2個の油圧アクチユエーターと油圧
源との間にそれぞれ3個の切換位置を有するコト
ロールバルブ及びセレクターバルブを直列状態に
介設し、双方のコトロールバルブは単一の操作レ
バーで同時連動操作可能に構成し、双方のセレク
ターバルブには単一のセレクターレバーの縦、横
方向の操作作動をそれぞれ一方のセレクターバル
ブに連動せしめるように構成した油圧回路及び操
作機構を提供せんとするものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、セ
レクターレバー操作による双方のセレクターレバ
ーの切換位置の組合せを任意に設定でき、この組
合せでの油圧アクチユエーターの作動を操作レバ
ーの操作により正逆切換作動させることができる
ようになつた。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づき詳説すれば、第
1図は油圧駆動の二重旋回型バツクホーAを示
し、走行部としてのクローラー1を装備した走行
フレーム2の略中央部に下部旋回基台3を立設
し、下部旋回基台3上に機体フレーム4を左右回
動自在に枢支連設し、機体フレーム4上には後部
に原動機部5、前部には上記回転台7を左右回動
自在に枢支連設している。
上部回転台7上には略中央部に運転部8を配設
し、同前端には掘削作業部支持体9を突設し、掘
削作業部支持体9を介してそれぞれ上下回動自在
の作業ブーム10、アーム11及びバケツト12
よりなる掘削作業部Bを支持している。
また、走行フレーム2の下部旋回基台3の前側
面には昇降作動自在の排土板13が配設されてい
る。
機体フレーム4の旋回中心と、上部回転台7の
旋回中心との間には、所定のオフセツトDが設定
されており、上部回転台7は機体フレーム4に対
し自転しながら、走行フレーム2に対してオフセ
ツトDを半径として公転するものであり、上記旋
回作動は上部回転台7と上部旋回基台6との間及
び機体フレーム4と下部旋回基台3との間にそれ
ぞれ介設した第一、第二油圧アクチユレーター1
4,15により作動すべく構成している。
第一、第二油圧アクチユレータ14,15は双
方共作動油流の正逆方向に対応して正逆回転自在
とした油圧モータである。
すなわち、第一油圧アクチユレータ14及び第
二油圧アクチユレータ15の出力軸にそれぞれ嵌
着した上下駆動ギヤー14−1,15−1が上部
及び下部旋回基台6,3の上端内周にそれぞれ設
けた上下旋回内歯車7−1,3−1と噛み合して
おり、油圧アクチユレータ14,15の正逆回転
により、上部回転台7及び機体フレーム4を正逆
回転させるものである。
なお、16,17は上部、下部スイベルジヨイ
ントを示す。
運転部8には、同バツクホーAを操縦するため
の各種操作レバーが配設されており、特に、上部
回転台7及び機体フレーム4の旋回作動を制御す
るために座席18の左側前方に同座席18に近接
して下端が後方に延出したほぼL字形状の操作レ
バー19を枢支立設し、操作レバー19の左右方
向の操作作動を第一及び第二コントロールバルブ
20,21にリンク機構Lを介して連動連結して
いる。
第一、第二コントロールバルブ20,21は双
方共スプリングセンター型制御弁であり、油圧源
22からの作動油の流れを正逆流及びブロツクの
三状態に制御しうるものである。
リンク機構Lは、操作レバー19、下端19−
1を枢支したジンバル機構Gにより操作レバー1
9の左右方向作動を抽出し、同作動はリンク杆L
−1により運転部8床面に軸架した枢軸L−2に
伝達され、更に枢軸L−2に配設した上下レバー
L−3,L−4にそれぞれ枢着した上下リンク杆
L−5,L−6を介して第一、第二コントロール
バルブ20,21の双方に同時に伝達されるよう
に構成している。また、座席18右側にはセレク
ターレバー24が枢支されており、セレクターレ
バー24の操作により第一セレクターバルブ2
6、第二セレクターバルブ27をそれぞれ正、中
立、逆の三位置に操作し得るよう構成して、操作
レバー19の作動による第一油圧アクチユエータ
ー14、第二油圧アクチユエーター15への作動
油流をそれぞれ単独或いは連携して正、逆方向に
切換え可能とし、中立位置では第一油圧アクチユ
エーター14、第二油圧アクチユエーター15と
連通した油路をブロツクして油圧アクチユエータ
ー14,15をロツクできるように構成てある。
第2図は油圧動力及び作動制御の概略を示すブ
ロツク図であり、原動機Eで駆動された上部、下
部旋回用及び他機器用油圧ポンプ28,29,3
0すなわち油圧源22からの作動油は第一、第二
コントロールバルブ20,21により制御されて
各油圧作動機器を作動させるものであり、特に第
一油圧アクチユエーター14と第一コントロール
バルブ20との間及び第二油圧アクチユエーター
15と第二コントロールバルブ21との間には第
一セレクターバルブ26、第二セレクターバルブ
27が介設されて第一セレクターバルブ26、第
二セレクターバルブ27の切換え操作により、第
一コントロールバルブ20、第二コントロールバ
ルブ21からの作動油流の方向をそれぞれ個別あ
るいは連携して正逆切換え及びブロツク可能に構
成している。
第3図は油圧回路Hを示すものである。但し、
図面の煩雑を避けるためセーフテイ、クイツク、
ドレン及びサーボ関係の回路は省略してある。
第一コントロールバルブ20は一体に集積され
た各種コントロールバルブ23で油圧源22の上
部旋回油圧ポンプ28からの作動油を最初に受け
る位置に配設されており、第一コントロールバル
ブ20が作動すると上部旋回用油圧ポンプ28か
らの作動油は第一油圧アクチユエーター14方向
にのみ流れ、他はブロツクされるように構成され
ている。
なお、第二コントロールバルブ21も第一コン
トロールバルブ20と同様の構成である。
第一セレクターバルブ26、第二セレクターバ
ルブ27は両者とも正転、中立、逆転の3カ所の
デテント位置を有しており、中立位置では作動油
路をブロツクしてそれぞれ第一、第二油圧アクチ
ユエーター14,15をロツクし、逆転位置では
正転位置での作動油流の逆方向に作動油を流通さ
せるものである。
従つて、掘削作業部Bの回転軌跡をセレクター
レバー24の位置設定により運転手が多様に設定
することができ、しかも同設定軌跡上を一本の操
作レバー19により掘削作業部を正逆方向に作動
させることができる。
なお、図中31,32,33は掘削作業部Bの
作業ブーム、アーム、バケツト用油圧シリンダを
示し、34,35,36は上記シリンダ31,3
2,33を制御するための油圧バルブを示す。3
7,38は左右走行油圧モータ、39,40はバ
ケツト用油圧モータ37,38制御用の油圧バル
ブを示し、41,42は排土板13の昇降油圧シ
リンダ及び昇降油圧シリンダ41制御用の油圧バ
ルブを示す。
なお、第4図、第5図はセレクターレバー24
の操作連動機構Mを示し、セレクターレバー24
の左右方向の作動はほぼL字形状の横クランク4
3を介して第一セレクターバルブ26と連動し、
セレクターレバー24前後方向の作動は二又形状
の縦レバー44を介して第二セレクターバルブ2
7に連動している。
第6図に示すものはセレクターレバー24の作
動を案内するためにほぼ王字形状に案内穴45を
穿設した案内板46であり、同図に断面及び鎖線
で示す9カ所にそれぞれ第一セレクターバルブ2
6及び第二セレクターバルブ27の切換位置の組
合せの一個が対応している。例えば断面で示す中
央位置では第一セレクターバルブ26、第二セレ
クターバルブ27は中立のブロツク状態であり、
47で示す位置では第一セレクターバルブ26,
26は正、第二セレクターバルブ27は逆の切換
位置を示す。
なお、リンク機構L中、上下レバーL−3,L
−4のレバー比すなわちR−1:R−2を第一、
第二コントロールバルブ20,21のストローク
比すなわちS−1:S−2に一致させており、両
バルブ20,21のストロークに差があつても円
滑に作動せしめるように構成している。また、両
方のコントロールバルブを垂直面または水平面取
付けとした場合にも上記レバーを適用できる。
〔考案の効果〕
この考案によれば油圧回路及び操作機構を上記
のように構成することにより、2個の油圧アクチ
ユエーターの同時連携作動を単一の操作レバーで
しかも多様な作動状態で制御でき、特に繰り返し
作動を要する作業時の運転手の疲労および誤操作
を防止するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による油圧回路帯び操作機構を
有する二重旋回バツクホーの全体側面図、第2図
は同油圧回路ブロツク図、第3図は同油圧回路
図、第4図は同操作機構側面説明図、第5図は同
平面説明図、第6図は第4図−断面図、第7
図は同案内板平面図である。 14……第一油圧アクチユエーター、15……
第二油圧アクチユエーター、19……操作レバ
ー、20……第一コントロールバルブ、21……
第二コントロールバルブ、22……油圧源、24
……セレクターレバー、26……第一セレクター
バルブ、27……第二セレクターバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正逆双方向作動の第一、第二油圧アクチユエー
    ター14,15と油圧源22との間に、それぞれ
    作動油流を正逆二方向及びブロツク状態に切換可
    能の第一、第二コントロールバルブ20,21及
    び第一、第二セレクターバルブ26,27を直列
    状態に介設し、第一、第二コントロールバルブ2
    0,21を単一の操作レバー19による同時連動
    操作可能に構成し、第一、第二セレクターバルブ
    26,27操作を単一のセレクターレバー24に
    連動連結し、第一セレクターバルブ26はセレク
    ターレバー24の横方向操作作動と連動し、第二
    セレクターバルブ27はセレクターレバー24の
    縦方向操作作動と連動すべく構成してなる油圧回
    路及び操作機構。
JP10302084U 1984-07-06 1984-07-06 油圧回路及び操作機構 Granted JPS6117502U (ja)

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JP10302084U JPS6117502U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 油圧回路及び操作機構

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JPS6117502U JPS6117502U (ja) 1986-02-01
JPH027282Y2 true JPH027282Y2 (ja) 1990-02-21

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