JPH0897381A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0897381A
JPH0897381A JP6230044A JP23004494A JPH0897381A JP H0897381 A JPH0897381 A JP H0897381A JP 6230044 A JP6230044 A JP 6230044A JP 23004494 A JP23004494 A JP 23004494A JP H0897381 A JPH0897381 A JP H0897381A
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秀人 日高
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孝弘 鶴田
Katsuhiro Suma
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    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイアウト面積の増大を抑えつつ、非選択の
メモリセルにおいてセルキャパシタの電荷がトランスフ
ァーゲートを介してリークするのを防止し、かつビット
線間のノイズ干渉を低減する。 【構成】 ビット線/BL1およびBL2の間にボディ
固定線FL2を設ける。ビット線/BL2およびBL3
の間にボディ固定線FL3を設ける。隣接する2つのメ
モリセル20におけるトランスファーゲート28のボデ
ィ領域をコンタクトホール、中間層55およびコンタク
トホール63を介して1つのボディ固定線FL2,FL
3の1箇所で接続する。ボディ固定線FL2,FL3は
ビット線と同じ配線層に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、さらに詳しくは、SOI(SiliconOn I
nsulator)基板上に形成されたダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(DRAM)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体記憶装置は、RAMに代
表される揮発性メモリと、ROMに代表される不揮発性
メモリとに大別される。揮発性メモリはさらに、DRA
Mと、スタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)とに大別される。また、不揮発性メモリには、マス
クROM、EPROM、フラッシュメモリ、EEPRO
M、ヒューズROMなどがある。DRAMにおいては、
セルキャパシタに電荷が蓄積されることによってデータ
がストアされるため、リフレッシュ動作が必要である。
しかしながら、メモリセルの構成が単純であるため、大
規模な記憶容量を有するDRAMを低コストで製造する
ことができる。
【0003】DRAMのメモリセルは、一般に、Nチャ
ネルMOSトランジスタからなるトランスファーゲート
と、セルキャパシタとから構成される。トランスファー
ゲートはビット線およびセルキャパシタの間に接続さ
れ、そのゲート電極がワード線に接続されている。ワー
ド線の電位が上昇すると、そのトランスファーゲートが
導通状態となる。これにより、読出時にはセルキャパシ
タに蓄積された電荷がトランスファーゲートを介してビ
ット線に流出し、書込時にはビット線の電荷がトランス
ファーゲートを介してセルキャパシタに流入する。した
がって、メモリセルは、セルキャパシタの電位状態を変
えることによって、「0(論理ロー)」または「1(論
理ハイ)」のバイナリデータを保持する。
【0004】このようなDRAMは、一般にシリコン基
板上に形成されるため、パッケージ、配線材料などから
放出されたα粒子がシリコン基板に入射し、これにより
セルキャパシタにストアされたデータが反転されるとい
う、いわゆるソフトエラーが生じる。
【0005】一方、DRAMはさらなる高集積化が望ま
れており、今後は256Mビット、1Gビットなどとい
うような大規模な記憶容量を持つDRAMが量産される
ことが期待されている。DRAMを高集積化するために
は、一般にゲート長を短くする必要があるが、ゲート長
を短くするにつれて短チャネル効果が顕著に現われるた
め、ゲート長を短くするのには限界がある。
【0006】そこで、半導体基板中に絶縁層が埋込まれ
たSOI基板上にDRAMを形成することが考えられ
る。本出願人は既に特願平6−208393号におい
て、SOI基板上に形成されたDRAMを提案してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DRAMをSOI基板
上に形成すると、メモリセルを構成するトランスファー
ゲートのボディ領域が電気的にフローティング状態とな
る。ここで、ボディ領域とは、トランスファーゲートの
ソース領域とドレイン領域との間に位置する領域のこと
である。ボディ領域は、バルクシリコン基板上に形成さ
れた従来のDRAMにおけるそのバルクシリコン基板に
相当する。
【0008】図67は、メモリセルおよびその周辺にお
けるボディ領域に対する容量結合を示す。図67を参照
して、ワード線のノード1は、ゲート容量Cgによって
ボディ領域のノード4と結合されている。ビット線のノ
ード2は、PN接合領域に必然的に形成される寄生容量
Cdによってボディ領域のノード4と結合されている。
セルプレートのノード3はセル容量Csによってボディ
領域4と結合されている。このセル容量Csには、ボデ
ィ領域とトランスファーゲートのソース/ドレイン領域
との間における寄生容量も含まれる。半導体基板はその
中に埋込まれた絶縁層を介してボディ領域と接続される
ため、半導体基板とボディ領域との間には半導体基板の
電位Vsubに応じて容量Cbgが形成される。したが
って、半導体基板は容量Cbgによってボディ領域4と
結合されている。図67において、Vwlはワード線の
電位を示す。Vbitはビット線の電位を示す。Vcp
はセルプレートの電位を示す。
【0009】このように、ボディ領域は電気的にフロー
ティング状態で、かつ寄生容量Cdによってビット線と
結合されている。そのため、非選択のメモリセルにおい
て、セルキャパシタの電荷がトランスファーゲートを介
してリークするという問題が生じる。すなわち、読出ま
たは書込時において、ビット線の電位Vbitは、図6
0(a)に示されるように中間電位(Vccs−Vs
s)/2(以下、「Vcc/2」と示す)から電源電位
Vccまで上昇する。このようなビット線の電位変動が
寄生容量Cdを介してボディ領域に伝達されるため、ボ
ディ領域の電位Vbodyは、図68(b)に示される
ようにΔVだけ上昇する。一般にSOIデバイスは、基
板電位の影響を抑制するために容量Cbgが小さくなる
ように作成されている。この容量Cbgが容量Cg、C
d、Csのいずれよりも非常に小さいとき、ΔVは次式
で表わされる。
【0010】 ΔV=(1/2)Vcc・Cd/(Cd+Cg+Cs) このように、トランスファーゲートのボディ領域の電位
Vbodyが上昇すると、基板効果によってそのしきい
値が低下し、それによりサブスレッショルド電流が流れ
やすくなる。そのため、セルキャパシタの電位状態がト
ランスファーゲートを介したリークによって変化しやす
くなる。これにより、データが破壊されやすくなる。
【0011】この発明の目的は、SOI基板上に形成さ
れた半導体記憶装置において、非選択のメモリセルにお
けるリーク電流を低減することである。
【0012】この発明の他の目的は、SOI基板上に形
成された半導体記憶装置において、ビット線相互間のノ
イズ干渉を低減することである。
【0013】この発明のさらに他の目的は、可能な限り
小さいレイアウト面積で上記目的を達成することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、SOI基板、複数のワード線、複数のビット
線対、複数のメモリセル、および複数のボディ固定線を
備える。複数のワード線は、SOI基板上に行方向に沿
って配置される。複数のビット線対は、SOI基板上に
列方向に沿って配置される。複数のメモリセルは、SO
I基板上であって複数のワード線および複数のビット線
対の交点のいずれかに対応して設けられる。複数のメモ
リセルの各々は、蓄積手段、および第1のトランジスタ
を含む。蓄積手段は、データを蓄積する。第1のトラン
ジスタは、蓄積手段および対応するビット線対の一方ビ
ット線の間に接続される。第1のトランジスタはまた、
対応するワード線の電位に応答して導通状態となる。複
数のボディ固定線は、SOI基板上に配置される。複数
のボディ固定線には所定電位が供給される。複数のメモ
リセルにおける第1のトランジスタは、ソース領域と、
ドレイン領域と、それらソース領域およびドレイン領域
の間に位置するボディ領域とを有する。複数のメモリセ
ルにおける第1のトランジスタのボディ領域は、複数の
ボディ固定線に接続される。
【0015】請求項2に係る半導体記憶装置において
は、請求項1における複数のボディ固定線が複数のビッ
ト線対に沿って配置される。
【0016】請求項3に係る半導体記憶装置において
は、請求項2における複数のボディ固定線が複数のビッ
ト線対と同じ層に形成される。
【0017】請求項4に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3における複数のメモリセルのうち
2つのメモリセルにおけるトランジスタのボディ領域
が、複数のボディ固定線のうち1つのボディ固定線の1
箇所で接続される。
【0018】請求項5に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3における複数のメモリセルのうち
4つのメモリセルにおけるトランジスタのボディ領域
が、複数のボディ固定線のうち1つのボディ固定線の1
箇所で接続される。
【0019】請求項6に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3における複数のボディ固定線の各
々が、複数のビット線対のうち対応する2つのビット線
対の間に配置される。
【0020】請求項7に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3における複数のボディ固定線の各
々が、複数のビット線対のうち対応する1つのビット線
対の一方および他方ビット線の間に配置される。
【0021】請求項8に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3における複数のボディ固定線の各
々が、複数のビット線対のうち対応する2つのビット線
対の間、および複数のビット線対のうち対応する1つの
ビット線対の一方および他方ビット線の間に配置され
る。
【0022】請求項9に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の構成に加えて、共通線をさらに
備える。共通線は、SOI基板上に複数のワード線に沿
って配置される。共通線は、複数のボディ固定線に接続
される。
【0023】請求項10に係る半導体記憶装置は、請求
項9の構成に加えて、複数のセンスアンプをさらに備え
る。複数のセンスアンプは、SOI基板上であって複数
のビット線対に対応して設けられる。複数のセンスアン
プの各々は、複数のビット線対のうち対応するビット線
対に接続される。共通線は、複数のセンスアンプに沿っ
て配置される。
【0024】請求項11に係る半導体記憶装置において
は、請求項2における複数のボディ固定線の各々が、複
数のビット線対のうち一方および他方ビット線のうち対
応する1つのビット線とツイストされる。
【0025】請求項12に係る半導体記憶装置は、SO
I基板、複数のワード線、および複数の第1のブロック
を備える。複数のワード線は、SOI基板上に行方向に
沿って配置される。複数の第1のブロックは、SOI基
板上に形成される。複数の第1のブロックの各々は、第
1および第2のビット線対、複数のメモリセル、ならび
に第1および第2のセンスアンプを備える。第1および
第2のビット線対は、列方向に沿って配置される。複数
のメモリセルは、複数のワード線および第1および第2
のビット線対の交点のいずれかに対応して設けられる。
複数のメモリセルの各々は、蓄積手段、および第1のト
ランジスタを含む。蓄積手段は、データを蓄積する。第
1のトランジスタは、蓄積手段および対応するビット線
対の一方ビット線の間に接続される。第1のトランジス
タはまた、対応するワード線の電位に応答して導通状態
となる。第1のセンスアンプは、第1のビット線対と対
応して設けられ、第1のビット線対に接続される。第2
のセンスアンプは、第2のビット線対と対応して設けら
れ、第2のビット線対に接続される。第1のビット線対
の一方ビット線は、第2のビット線対の一方および他方
ビット線の間に配置される。第2のビット線対の一方ビ
ット線は、第1のビット線対の一方および他方ビット線
の間に配置される。複数の第1のブロックの各々はさら
に、第1ないし第4のボディ固定線を備える。第1のボ
ディ固定線は、第1のビット線対の一方ビット線の一部
分の一方側に沿って配置される。第1のボディ固定線に
は所定電位が供給される。第2のボディ固定線は第1の
ビット線対の他方ビット線の他の一部分の他方側に沿っ
て配置される。第2のボディ固定線には所定電位が供給
される。第3のボディ固定線は、第2のビット線対の一
方ビット線の一部分の一方側に沿って配置される。第3
のボディ固定線には所定電位が供給される。第4のボデ
ィ固定線は、第2のビット線対の他方ビット線の他の一
部分の他方側に沿って配置される。第4のボディ固定線
には所定電位が供給される。複数のメモリセルにおける
第1のトランジスタは、ソース領域と、ドレイン領域
と、それらソース領域およびドレイン領域の間に位置す
るボディ領域とを有する。複数のメモリセルにおける第
1のトランジスタのボディ領域が、第1ないし第4のボ
ディ固定線に接続される。
【0026】請求項13に係る半導体記憶装置において
は、請求項12における複数の第1のブロックの各々が
さらに、第1および第2の結合線を備える。第1の結合
線は、第1および第2のボディ固定線に接続される。第
2の結合線は、第3および第4のボディ固定線に接続さ
れる。
【0027】請求項14に係る半導体記憶装置において
は、請求項2における複数のボディ固定線のうち少なく
とも1つのボディ固定線が電源電位が供給される第1の
電源線として用いられている。ここで、電源電位は接地
電位をも含み、電源線は接地線をも含む。第1のトラン
ジスタがNチャネルMOSトランジスタである場合、そ
の1つのボディ固定線は接地電位(たとえば0V)が供
給される接地線として用いられている。第1のトランジ
スタがPチャネルMOSトランジスタである場合、その
1つのボディ固定線は電源電位(たとえば5V)が供給
される電源線として用いられている。
【0028】請求項15に係る半導体記憶装置は、請求
項14の構成に加えて、センスアンプ帯と、第2の電源
線とをさらに備える。センスアンプ帯は、SOI基板上
に配置され、複数のビット線対間の電位差を変化させる
ことにより対応するメモリセルの蓄積手段に蓄積された
データを読出す。第2の電源線は、センスアンプ帯上で
あって第1の電源線として用いられているボディ固定線
と交差して配置され、第1の電源線として用いられてい
るボディ固定線と接続され、かつセンスアンプ帯に電源
電位を供給するためのものである。
【0029】請求項16に係る半導体記憶装置において
は、請求項15におけるセンスアンプ帯を構成する第2
のトランジスタが、ソース領域とドレイン領域とそれら
ソース領域およびドレイン領域の間に位置するボディ領
域とを有する。センスアンプ帯を構成する第2のトラン
ジスタのボディ領域は、第2の電源線に接続されてい
る。
【0030】請求項17に係る半導体記憶装置は、SO
I基板と、複数の第2のブロックと、複数の主ビット線
対とを備える。複数の第2のブロックはSOI基板上に
列方向に配置される。複数の主ビット線対は、第1の層
に形成され、複数の第2のブロックにわたって列方向に
沿って配置される。複数の第2のブロックの各々は、複
数の副ビット線対と、複数のスイッチング手段と、複数
のワード線と、複数のメモリセルとを備える。複数の副
ビット線対は第1の層と異なる第2の層に形成される。
複数の副ビット線対の各々は、複数の主ビット線対のう
ち1つの主ビット線対に対応して設けられ、その1つの
主ビット線対に沿って配置される。一方および他方の副
ビット線はそれぞれ一直線に配置される。複数のスイッ
チング手段は、所定のブロック選択信号に応答して導通
状態となる。複数のスイッチング手段の各々は、複数の
副ビット線対のうち1つの副ビット線対の各副ビット線
に対応して設けられる。各スイッチング手段は、1つの
副ビット線および対応する主ビット線対の1つの主ビッ
ト線の間に接続される。複数のワード線は行方向に沿っ
て配置される。複数のメモリセルは、複数の副ビット線
対および複数のワード線の交点に対応して設けられる。
複数のメモリセルの各々は、蓄積手段および第1のトラ
ンジスタを含む。蓄積手段はデータを蓄積する。第1の
トランジスタは、その蓄積手段および対応する副ビット
線対の1つの副ビット線の間に接続され対応するワード
線の電位に応答して導通状態となる。この半導体記憶装
置はさらに、複数のボディ固定線を備える。複数のボデ
ィ固定線は上記第2の層に形成される。複数のボディ固
定線の各々は、複数の主ビット線対のうち1つの主ビッ
ト線対に対応する複数の副ビット線対とその1つの主ビ
ット線対に隣接するもう1つの主ビット線対に対応する
複数の副ビット線対との間に配置される。複数のメモリ
セルにおける第1のトランジスタは、ソース領域とドレ
イン領域とそれらソース領域およびドレイン領域の間に
位置するボディ領域とを有する。複数のメモリセルにお
ける第1のトランジスタのボディ領域は、複数のボディ
固定線に接続されている。
【0031】請求項18に係る半導体記憶装置において
は、請求項17の構成に加えて、連続する4つのワード
線および1つの副ビット線の交点に対応して設けられた
4つのメモリセルのうち互いに隣接する2つのメモリセ
ルにおける第1のトランジスタのボディ領域が、その1
つの副ビット線の一方側に配置されたボディ固定線の1
箇所で接続される。4つのメモリセルのうち互いに隣接
する残り2つのメモリセルにおける第1のトランジスタ
のボディ領域は、その1つの副ビット線の他方側に配置
されたボディ固定線の1箇所で接続される。
【0032】
【作用】請求項1に係る半導体記憶装置においては、メ
モリセルにおけるトランジスタのボディ領域がボディ固
定線に接続されているため、そのボディ領域には所定電
位が供給される。これにより、ボディ領域は電気的に固
定されるため、非選択のメモリセルにおいてセルキャパ
シタの電位状態がトランジスタを介したリークによって
変化することが防止される。
【0033】請求項2に係る半導体記憶装置において
は、請求項1の作用に加えて、ボディ固定線がビット線
対に沿って配置されているため、ビット線はボディ固定
線によってシールドされる。これにより、ビット線相互
間におけるノイズ干渉が低減される。
【0034】請求項3に係る半導体記憶装置において
は、請求項2の作用に加えて、ボディ固定線がビット線
対と同じ配線層に形成されているため、ビット線相互間
におけるノイズ干渉はさらに低減される。
【0035】請求項4に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、2つのメモリセ
ルにおけるトランジスタのボディ領域が1つのボディ固
定線の1箇所で接続されているため、レイアウト面積の
増大が抑えられる。
【0036】請求項5に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、4つのメモリセ
ルにおけるトランジスタのボディ領域が1つのボディ固
定線の1箇所で接続されているため、レイアウト面積の
増大がさらに抑えられる。
【0037】請求項6に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、各ボディ固定線
が2つのビット線対の間に配置されているため、ビット
線対はボディ固定線によってシールドされる。これによ
り、ビット線対相互間におけるノイズ干渉が低減され
る。
【0038】請求項7に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、各ボディ固定線
が一方ビット線および他方ビット線の間に配置されてい
るため、それらビット線はボディ固定線によってシール
ドされる。これにより、一方および他方ビット線相互間
におけるノイズ干渉が低減される。
【0039】請求項8に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、各ボディ固定線
が2つのビット線対の間、ならびに一方ビット線および
他方ビット線の間に配置されているため、ビット線対は
ボディ固定線によってシールドされるとともに、一方お
よび他方ビット線もボディ固定線によってシールドされ
る。これにより、ビット線対相互間におけるノイズ干渉
が低減されるとともに、一方および他方ビット線相互間
におけるノイズ干渉も低減される。
【0040】請求項9に係る半導体記憶装置において
は、請求項2または3の作用に加えて、1つの共通線が
複数のボディ固定線に接続されているため、その1つの
共通線に所定電位を供給することによってそれら複数の
ボディ固定線に所定電位を供給することができる。これ
により、レイアウト面積の増大が抑えられる。
【0041】請求項10に係る半導体記憶装置において
は、請求項9の作用に加えて、共通線がセンスアンプに
沿って配置されているため、センスアンプに供給される
べき電源電位が共通線に供給され得る。これにより、レ
イアウト面積の増大がさらに抑えられる。
【0042】請求項11に係る半導体記憶装置において
は、請求項2の作用に加えて、各ボディ固定線が1つの
ビット線とツイストされているため、ビット線相互間に
おけるノイズ干渉がさらに低減される。
【0043】請求項12に係る半導体記憶装置において
は、メモリセルにおけるボディ領域がボディ固定線に接
続されているため、非選択のメモリセルにおいてセルキ
ャパシタの電荷がトランジスタを介してリークすること
が防止される。また、ボディ固定線がビット線とツイス
トされているため、ビット線相互間におけるノイズ干渉
が低減される。さらに、ボディ固定線はビット線と交差
していないため、1つの配線層の中にボディ固定線を形
成することができる。
【0044】請求項13に係る半導体記憶装置において
は、2つのボディ固定線が1つの結合線によって接続さ
れているため、いずれか1つのボディ固定線だけに所定
電位を供給することによって、メモリセルにおけるトラ
ンジスタのボディ領域を電気的に固定することができ
る。
【0045】請求項14に係る半導体記憶装置において
は、ボディ固定線が電源線としても使用されているた
め、ボディ固定線によるレイアウト面積の増大が抑えら
れる。
【0046】請求項15に係る半導体記憶装置において
は、第1の電源線が第2の電源線と接続されているた
め、センスアンプ帯に供給される電源電位が第1の電源
線、つまりボディ固定線に供給される。これにより、レ
イアウト面積の増大がさらに抑えられる。
【0047】請求項16に係る半導体記憶装置において
は、第2のトランジスタのボディ領域が第2の電源線に
接続されているため、そのボディ領域には電源電位が供
給される。これにより、ボディ領域は電気的に固定され
るため、センスアンプ帯におけるセンスアンプ、センス
アンプ駆動線用のイコライズトランジスタ、センスアン
プ駆動線を駆動するための駆動トランジスタなどは正確
にかつ安定して動作する。
【0048】請求項17に係る半導体記憶装置において
は、いわゆる階層ビット線構造が採用され、かつオープ
ン型の副ビット線と同じ配線層にボディ固定線が形成さ
れているため、副ビット線およびボディ固定線のピッチ
が主ビット線のピッチと同じになる。そのため、ボディ
固定線によるレイアウト面積の増大が抑えられる。
【0049】請求項18に係る半導体記憶装置において
は、第1のトランジスタのボディ領域が2つのメモリセ
ルごとに対向する2つのボディ固定線の1箇所で交互に
接続されているため、レイアウト面積の増大がさらに抑
えられる。
【0050】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して詳
しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部
分を示す。
【0051】[実施例1]図2は、この発明によるDR
AMの全体構成を示すブロック図である。ここでは、4
Mビット×4構成の16MビットDRAMの例が示され
ている。図2を参照して、このDRAM10は、メモリ
セルアレイ群11と、行デコーダ12と、列デコーダ1
3と、センスアンプ帯14と、入出力回路15と、行お
よび列アドレスバッファ16と、入力バッファ17と、
出力バッファ18と、クロック発生回路19とを備え
る。
【0052】メモリセルアレイ群11は、複数のメモリ
セルアレイから構成される。図3は、図2に示されたメ
モリセルアレイ群11の1つのメモリセルアレイ、およ
びセンスアンプ帯14の一部を詳細に示すブロック図で
ある。図3を参照して、メモリセルアレイ2は、複数の
ワード線WLと、これらワード線WLと交差するビット
線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3とが配置され
ている。複数のワード線WLおよび複数のビット線対B
L1,/BL1〜BL3,/BL3のいずれかの交点に
対応して複数のメモリセル20が配置されている。一方
ビット線BL1,BL2またはBL3は、他方ビット線
/BL1,/BL2またはBL3と対向している。すな
わち、いわゆる折返しビット線構造が採用されている。
メモリセルアレイには、このようなビット線対BL1,
/BL1〜BL3,/BL3が繰り返し配置されてい
る。
【0053】図2において、アドレスバッファ16は、
外部から供給されたアドレス信号A0〜A11を行デコ
ーダ12および列デコーダ13に選択的に供給する。行
デコーダ12は、アドレスバッファ16から供給される
行アドレス信号に応答して、複数のワード線WLのうち
1つを選択して駆動する。列デコーダ13は、アドレス
バッファ16から供給される列アドレス信号に応答し
て、複数のビット線対のうち1つを選択する。
【0054】センスアンプ帯14は、図3に示されるよ
うに複数のセンスアンプ(SA)22を備える。複数の
センスアンプ22は、複数のビット線対BL1,/BL
1〜BL3,/BL3に対応して設けられる。各センス
アンプ22は、対応するビット線対BL1,/B1、B
L2,/BL2またはBL3,/BL3の間の電位差を
増幅する。
【0055】図2において、入出力回路15は、列デコ
ーダ13によって選択されたビット線対の電位を出力バ
ッファ18に供給する。出力バッファ18は、その供給
された電位を増幅して、出力データDQ1〜DQ4とし
て外部に供給する。入力バッファ17は、外部から供給
された入力データDQ1〜DQ4を内部に取込む。入出
力回路15はまた、入力バッファ17に取込まれた入力
データを、列デコーダ13によって選択されたビット線
対に供給する。
【0056】再び図3を参照して、このメモリセルアレ
イには、ビット線BL1に沿ってボディ固定線FL1が
配置されている。ビット線/BL1およびBL2の間に
はボディ固定線FL2が配置されている。ビット線/B
L2およびBL3の間にはボディ固定線FL3が配置さ
れている。さらに、ビット線/BL3に沿ってボディ固
定線FL4が配置されている。複数のセンスアンプ22
およびワード線WLの間には共通線24が配置されてい
る。共通線24は、ボディ固定線FL1〜FL4と接続
されている。共通線24の反対側には共通線25が配置
されている。共通線25もまた、ボディ固定線FL1〜
FL4と接続されている。すなわち、ボディ固定線FL
1〜FL4は共通線24および25によって共通に接続
されている。
【0057】各メモリセル20は、対応するボディ固定
線と接続されている。図4は、図3に示された1つのメ
モリセル20およびその周辺を示す回路図である。図4
を参照して、メモリセル20は、トランスファーゲート
28と、セルキャパシタ26とを備える。トランスファ
ーゲート28はNチャネルMOSトランジスタからな
り、ビット線BLとセルキャパシタ26のストレージノ
ード48との間に接続されている。トランスファーゲー
ト28のゲート電極は、ワード線WLに接続されてい
る。トランスファーゲート28のボディ領域は、ボディ
固定線FLに接続されている。
【0058】図1は、図3中の一点鎖線で囲まれた部分
を詳細に示す平面図である。図5は、図1中の5−5線
に沿って切断した断面図である。図6は、図1中の6−
6線に沿って切断した断面図である。
【0059】図1、図5および図6を参照して、これら
のメモリセル20はSOI基板38上に形成されてい
る。SOI基板38は、p型シリコン基板40、SiO
2 からなる埋込酸化層42およびSOI活性層44から
構成される。SOI基板38は、たとえばSIMOX手
法によれば、バルクのシリコン基板に酸素を打込み、こ
れによりシリコン基板内に埋込酸化層42を形成するこ
とによって製造することができる。
【0060】SOI活性層44には、n型ソース/ドレ
イン領域32および34が形成されている。ソース/ド
レイン領域32および34の間には、p型ボディ領域3
6が形成される。
【0061】また、SOI活性層44にはLOCOS膜
46が形成されている。ボディ領域36上にはゲート電
極を構成するワード線WLが配置される。ワード線WL
は層間絶縁膜58の中に形成されている。したがって、
ワード線WLを構成するゲート電極、ボディ領域36、
ソース/ドレイン領域32および34により、Nチャネ
ルMOSトランジスタ(トランスファーゲート28)が
構成される。トランスファーゲート28は、その周辺に
形成されたLOCOS膜46によって他の素子と分離さ
れている。なお、LOCOS膜46の下面は、埋込酸化
層42まで達している。
【0062】ソース/ドレイン領域34上にはストレー
ジノード48が形成される。ストレージノード48上に
は、たとえばSiO2 およびSi3 4 からなる絶縁膜
50を介在してセルプレート52が形成されている。ス
トレージノード48、絶縁膜50およびセルプレート5
2により、セルキャパシタ26が構成される。したがっ
て、このメモリセル20はスタック型である。セルプレ
ート52上には、層間絶縁膜60を介在してポリシリコ
ンなどからなる中間層54が形成されている。中間層5
4は、層間絶縁膜58および60に形成されたコンタク
トホール53を通してソース/ドレイン領域32とコン
タクトされている。中間層54上には、層間絶縁膜62
を介在してビット線BL3が形成されている。ビット線
BL3は、層間絶縁膜62に形成されたコンタクトホー
ル57を通して中間層54とコンタクトされている。こ
のように、トランスファーゲート28のソース/ドレイ
ン領域32はビット線BL3に接続され、ソース/ドレ
イン領域34はセルキャパシタ26に接続されている。
【0063】ビット線BL3上には、層間絶縁膜64を
介在してアルミニウムからなる杭打ワード線56が形成
されている。これら杭打ワード線56は、ワード線WL
のほぼ真上にワード線WLに沿って配置されている。杭
打ワード線56は、所定間隔ごとにワード線WLとコン
タクトホール(図示せず)を通して接続されている。杭
打ワード線56は、ワード線WLの電位が行デコーダ1
2から遠ざかるにつれて低下するのを防止するととも
に、伝播遅延を低減するためのものである。なお、これ
らの層間絶縁膜58,60,62,64,66は、たと
えばSiO2 からなる。
【0064】ボディ領域36はワード線WLに沿って延
びだしており、隣接するメモリセル20におけるトラン
スファーゲート28のボディ領域36と接続されてい
る。図1において、1つの活性領域30は、互いに隣接
する2つのメモリセル20におけるトランスファーゲー
ト28のソース/ドレイン領域32および34と、ボデ
ィ領域36とから構成されている。ボディ領域の延びだ
した部分には、p+ 型コンタクト領域59が形成されて
いる。コンタクト領域59上にはコンタクトホール61
が形成され、さらに中間層55が形成されている。中間
層55はボディ固定線FL2に沿って延びており、中間
層55上にはコンタクトホール63が形成されている。
したがって、ボディ領域36のコンタクト領域59は、
中間層55およびコンタクトホール63を介してボディ
固定線FL2に接続されている。すなわち、2つのメモ
リセル20におけるトランスファーゲート28のボディ
領域36は、1つのボディ固定線の1箇所で接続されて
いる。また、ボディ固定線はビット線と同じ配線層に形
成される。すなわち、ボディ固定線およびビット線は層
間絶縁膜62上に形成される。
【0065】図3の共通線24および25には接地電位
Vssが供給され、これによりすべてのボディ固定線F
L1〜FL4に接地電位Vssが供給される。上記のよ
うにメモリセル20におけるトランスファーゲート28
のボディ領域36はボディ固定線FL1〜FL4に接続
されているため、ボディ領域36には接地電位VSSが供
給される。これによりボディ領域36は電気的に固定さ
れる。したがって、ボディ領域36はLOCOS膜46
および埋込酸化層42によって包囲されているにも拘わ
らず、電気的にフローティング状態となることはない。
【0066】また、行デコーダ12によって1つのワー
ド線WLの電位が上昇させられると、対応する複数のメ
モリセル20が選択される。これにより、それらメモリ
セル20のデータがビット線対BL1,/BL1〜BL
3,/BL3へ読出される。H(論理ハイ)レベルのデ
ータをストアしていたメモリセル20に接続されたビッ
ト線BLの電位は、センスアンプ22によってたとえば
中間電位(Vccs−Vss)/2から内部センス電源
電位Vccsまで上昇させられる。ここで、内部センス
電源電位Vccsは、電源電位Vccよりもたとえばト
ランジスタのしきい電圧だけ低い電位である。この選択
されたメモリセル20と隣接する非選択のメモリセル2
0においては、トランスファーゲート28のボディ領域
36に、そのビット線BLの電位変動が容量結合を介し
て与えられる。しかし、そのボディ領域36は電気的に
固定されているため、ビット線BLの電位変動に応答し
てボディ領域36の電位が図60(b)に示されるよう
に上昇することはない。したがって、そのトランスファ
ーゲート28のしきい値が低下し、サブスレッショルド
電流が流れやすくなることはない。そのため、非選択の
メモリセル20において、セルキャパシタ26の電位状
態がトランスファーゲート28を介したリークによって
変化することはない。
【0067】図7は、ハーフピッチの折返しビット線構
造を有するDRAMにおいて、ビット線間にシールド線
が設けられていない場合のビット線間における容量結合
を説明するための図である。図7を参照して、選択され
たワード線に接続されたすべてのメモリセル20がHレ
ベルのデータをストアしているとすると、ビット線BL
1,BL2およびBL3の電位がHレベルになる。ま
た、センスアンプ22のリファレンス側のビット線/B
L1,/BL2および/BL3の電位は、それぞれ隣接
するビット線BL1,BL2およびBL3の電位上昇に
伴ってΔV1だけ上昇する。ビット線/BL1〜/BL
3がビット線間容量Cbbを介してビット線BL1〜B
L3とそれぞれ結合しているからである。これによりビ
ット線対に生じる読出電位差がΔV1だけ減少するの
で、その分だけ動作マージンが低下する。
【0068】図8は、図3示されたハーフピッチの折返
しビット線構造を有するDRAMにおいて、ビット線間
にボディ固定線がシールド線として設けられた場合のビ
ット線間における容量結合を説明するための図である。
図3および図8を参照して、選択されたワード線WLS
に接続されたメモリセル20のデータがすべてHレベル
とすると、ビット線BL1〜BL3はすべてHレベルと
なり、センスアンプ22のリファレンス側のビット線/
BL1〜/BL3の電位はこれらビット線の電位上昇に
伴って上昇する。しかし、ビット線BL1〜BL3が容
量Cbfを介してボディ固定線FL1〜FL3と結合さ
れているので、ビット線/BL1〜/BL3の電位は容
量分割によりΔV1よりも小さいΔV2だけしか上昇し
ない。したがって、読出時におけるビット線間のノイズ
干渉が低減される。
【0069】また、ボディ固定線FL1〜FL4はビッ
ト線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3の間に配置
されているため、ビット線対BL1,/BL1〜BL
3,/B3Lはボディ固定線FL1〜FL4によってシ
ールドされている。したがって、ビット線対から他のビ
ット線対へ与えられるノイズが低減される。しかも、ビ
ット線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3はボディ
固定線FL1〜FL4と同じ配線層に形成されているた
め、そのようなノイズはさらに低減される。
【0070】また、2つのメモリセル20におけるトラ
ンスファーゲート28のボディ領域36はともに、コン
タクトホール61、中間層55およびコンタクトホール
63を介して1つのボディ固定線の1箇所で接続されて
いるため、レイアウト面積の増大が抑えられる。さら
に、2つのメモリセル20におけるトランスファーゲー
ト28のボディ領域36が1つのボディ固定線に共通に
接続されているため、ボディ固定線の容量を大きくする
ことができる。ボディ固定線の容量が大きければ、ノイ
ズによるビット線の電位変動はさらに抑制される。
【0071】また、2本のビット線に対して1本のボデ
ィ固定線が配置されているので、ボディ固定線によるレ
イアウト面積の増大は1.5倍に抑えられる。共通線2
4および25は第1のアルミニウム線から構成され、か
つビット線対と交差して配置される。したがって、共通
線24および25が、第1のアルミニウム線から構成さ
れる杭打ワード線56と交差することはない。また、こ
れらの共通線24,25は第2アルミニウム線からなる
列選択線91と交差することもない。共通線24,25
は、周辺回路に接地電位Vssを供給するための接地線
と共通にされてもよい。
【0072】さらに、共通線24および25に接地電位
Vssが供給されると、その接地電位Vssはすべての
ボディ固定線FL1〜FL4に供給される。したがっ
て、ボディ固定線1つずつに独立して接地電位Vssが
供給される場合と比べて、杭打ワード線の間または列選
択線の間に接地線を設ける必要がないので、その接地線
とボディ固定線との接続部分を余分に設ける必要がな
い。したがって、レイアウト面積は小さくなる。
【0073】図9は、図2に示されたメモリセルアレイ
群11、センスアンプ帯14、行デコーダ12および列
デコーダ13の一部を詳細に示すブロック図である。図
9を参照して、メモリセルアレイ群11は複数のメモリ
セルアレイ68から構成される。センスアンプ帯14に
は、複数のPチャネルセンスアンプ群70と、複数のN
チャネルセンスアンプ群72とが配置されている。セン
スアンプ帯14にはさらに、PおよびNチャネルセンス
アンプ群70,72に対応して、複数のイコライズトラ
ンジスタ80と、駆動トランジスタ82とが配置されて
いる。各Nチャネルセンスアンプ群72には、複数のN
チャネルセンスアンプ74が配置されている。各センス
アンプ74は、クロスカップルされたNチャネルMOS
トランジスタ76および78を備える。トランジスタ7
6および78のソース電極はともに、1つのセンスアン
プ駆動線88に接続されている。
【0074】Nチャネルセンスアンプ群72にはさら
に、いくつかのNチャネルセンスアンプ74に対応して
駆動トランジスタ84が設けられている。各駆動トラン
ジスタ84は、センスアンプ駆動線88と接地電位Vs
sが供給される接地線90との間に接続され、駆動信号
S0Nに応答して導通状態となる。一方、駆動トランジ
スタ82はセンスアンプ駆動線88と接地線90との間
に接続され、駆動信号S0Fに応答して導通状態とな
る。
【0075】イコライズトランジスタ80は、Pチャネ
ルセンスアンプ群70におけるセンスアンプ駆動線86
と、Nチャネルセンスアンプ群72におけるセンスアン
プ駆動線88との間に接続され、イコライズ信号EQに
応答して導通状態となる。センスアンプ駆動線86およ
び88は最初に中間電位(Vccs−Vss)/2まで
プリチャージされ、さらにそれらセンスアンプ駆動線8
6および88の電位SAPおよびSANはイコライズト
ランジスタ80によって等しくされる。次いで駆動トラ
ンジスタ82が駆動信号S0Fに応答して導通状態とな
り、これによりセンスアンプ駆動線88の電位SANが
接地電位Vssに向かって降下し始める。次いで駆動ト
ランジスタ84が駆動信号S0Nに応答して導通状態と
なり、これによりセンスアンプ駆動線88の電位SAN
は接地電位Vssに向かって急速に降下する。
【0076】Pチャネルセンスアンプ群70もNチャネ
ルセンスアンプ群72とほぼ同様に構成され、かつほぼ
同様に動作する。ただし、Pチャネルセンスアンプ群7
0では、センスアンプ駆動線86の電位SAPは内部セ
ンス電源電位Vccsに向かって上昇する。
【0077】従来のいわゆる共通センス線方式では、1
つのセンスアンプ帯14の中に1つのイコライズトラン
ジスタと2つの駆動トランジスタとが設けられているた
め、センスアンプ駆動線の抵抗が実質的に増大し、各セ
ンスアンプの動作速度が遅くなる。これに対し、このよ
うな埋込センスドライブ方式では、イコライズトランジ
スタ82と駆動トランジスタ80および84とがセンス
アンプ帯14の中に分散されているため、センスアンプ
駆動線86および88の抵抗が実質的に小さくなり、セ
ンスアンプ74の動作速度が速くなる。
【0078】また、Nチャネルセンスアンプ群72に接
地電位Vssを供給するための接地線92がビット線に
沿って配置されている。また、この接地線92と平行し
てボディ固定線FLが配置されている。さらに、接地線
92と平行してPチャネルセンスアンプ群70に内部セ
ンス電源電位Vccsを供給するための電源線93と、
列選択信号CSを供給するための列選択線91とが配置
されている。
【0079】また、センスアンプ帯14に沿って1つの
共通線24が配置されている。接地線92は、共通線2
4および接地線90と接続されている。ボディ固定線F
Lもまた、共通線24および接地線90に接続されてい
る。したがって、接地線92に供給された接地電位Vs
sは、接地線90に供給されるとともに、共通線24に
も供給される。そして、共通線24に供給された接地電
位Vssはボディ固定線FLに供給される。おな、電源
線93には、内部センス電源電位Vccsの代わりに外
部電源電位Vccが供給されてもよい。
【0080】このように、共通線24がセンスアンプ帯
15に沿って配置されているため、センスアンプ74に
供給される接地電位Vssを共通線24に供給すること
によって、ボディ固定線FLに容易に接地電位Vssを
供給することができる。したがって、ボディ固定線FL
および共通線24によるレイアウト面積の増大が最小限
に抑えられる。
【0081】なお、トランジスタ76および78のボデ
ィ領域は接地線90に接続されている。そのため、セン
スアンプ74は安定して動作する。また図示されていな
いが、イコライズトランジスタ80および駆動トランジ
スタ82,84のボディ領域にも接地電位Vssが与え
られ、これによりそれらボディ領域は電気的に固定され
ている。また、PチャネルセンスアンプにおけるPチャ
ネルトランジスタのボディ領域には内部センス電源電位
Vccsまたは外部電源電位Vccが与えられ、これに
よりそれらボディ領域も電気的に固定されている。
【0082】図10は、図9のPおよびNチャネルセン
スアンプ、それらセンスアンプを駆動するための駆動ト
ランジスタ、ならびにビット線対の電位を等しくするイ
コライズトランジスタなどの具体的な構成を示す平面図
である。図10を参照して、Nチャネルセンスアンプ7
4におけるNチャネルMOSトランジスタ76のゲート
電極116は、ビット線/BL1または/BL2に接続
されている。NチャネルMOSトランジスタ78のゲー
ト電極116は、ビット線BL1またはBL2に接続さ
れている。トランジスタ76のゲート電極116下のボ
ディ領域、およびトランジスタ78のゲート電極116
下のボディ領域はともに、ビット線方向に延びだしてい
る。それらボディ領域の延びだした部分は互いに共通に
され、その部分にはp+ 型コンタクト領域118が形成
されている。トランジスタ76および78のボディ領域
は、そのコンタクト領域118上に形成されたコンタク
トホール119を介して接地線90に接続されている。
【0083】一方、Pチャネルセンスアンプ122を構
成するPチャネルMOSトランジスタ124のゲート電
極128は、ビット線/BL1または/BL2に接続さ
れている。Pチャネルセンスアンプ122を構成するP
チャネルMOSトランジスタ126のゲート電極128
は、ビット線BL1またはBL2に接続されている。ト
ランジスタ124および126のボディ領域はともに、
ビット線方向に延びだしている。その延びだした部分は
共通にされ、その部分にはn+ 型コンタクト領域130
が形成されている。トランジスタ124および126の
ボディ領域は、このコンタクト領域130上に形成され
たコンタクトホール131を介して内部センス電源電位
Vccsが供給される電源線120に接続されている。
【0084】駆動信号S0Nが供給される駆動線104
は、駆動トランジスタ84のゲート電極を構成する。駆
動トランジスタ84のボディ領域は駆動線104の方向
に延びだし、その延びだした部分にはp+ 型コンタクト
領域112が形成されている。駆動トランジスタ84の
ボディ領域は、このコンタクト領域112上に形成され
たコンタクトホール113を介して接地線90に接続さ
れている。
【0085】Pチャネルセンスアンプ122を駆動する
ための駆動トランジスタ132は、内部電源電位int
Vccが供給される電源線120と、駆動信号SAPが
供給されるセンスアンプ駆動線86との間に接続されて
いる。駆動信号S0Pが供給される駆動線108は、駆
動トランジスタ132のゲート電極を構成する。駆動ト
ランジスタ132のボディ領域は駆動線108の方向へ
延びだし、その延び出した部分にはn+ 型コンタクト領
域114が形成されている。駆動トランジスタ132の
ボディ領域は、このコンタクト領域114上に形成され
たコンタクトホール115を介して電源線120に接続
されている。
【0086】ビット線BL1,BL2および/BL1,
/BL2の間には、NチャネルMOSトランジスタから
なるイコライズトランジスタ100が接続されている。
また、プリチャージ電位VBLが供給されるプリチャー
ジ線94と、ビット線BL1,/BL1,BL2,/B
L2との間にはNチャネルMOSトランジスタからなる
プリチャージトランジスタ98が接続されている。イコ
ライズ信号EQが供給されるイコライズ線96は、プリ
チャージ線94に沿って一直線に形成されている。この
イコライズ線96はプリチャージトランジスタ98およ
びイコライズトランジスタ100のゲート電極を構成す
る。プリチャージトランジスタ98およびイコライズト
ランジスタ100のボディ領域にはp+ 型コンタクト領
域102が形成されている。プリチャージトランジスタ
98およびイコライズトランジスタ100のボディ領域
は、このコンタクト領域102上に形成されたコンタク
トホール103を介して接地線90に接続されている。
【0087】[実施例2]図11は、図6のLOCOS
分離の代わりにフィールドシールド分離が採用されてい
る場合の断面図である。図11を参照して、この実施例
2においては、SOI基板38上にフィールドシールド
電極136が形成されている。フィールドシールド電極
136は層間絶縁膜138の中に形成されている。この
ように、素子分離方式はLOCOS分離ではなく、フィ
ールドシールド分離でもよい。
【0088】[実施例3]図12は、プレーナ型メモリ
セルの場合において、図3中の二点鎖線で囲まれた部分
の具体的構成を示す平面図である。図12を参照して、
互いに隣接する2つのメモリセルのトランスファーゲー
ト28は、1つの活性領域140上に形成されている。
ワード線WLの間には、セルプレート142が配置され
ている。1つの活性領域140内において、2つのトラ
ンスファーゲート28のボディ領域は共通化されてい
る。このボディ領域のp+ 型コンタクト領域は、コンタ
クトホールを介して中間層55と接続されている。した
がって、2つのトランスファーゲートのボディ領域は1
つのコンタクトホール144を介して1つのボディ固定
線FL1、FL2またはFL3に接続されている。その
ため、1つのメモリセルにおけるトランスファーゲート
のボディ領域が1つのコンタクトホールを介して1つの
ボディ固定線と接続される場合と比べて、レイアウト面
積は小さくなる。
【0089】[実施例4]図13は、この発明の実施例
4によるDRAMの一部構成を示すブロック図である。
図13を参照して、この実施例4では、図9と異なりボ
ディ固定線FLは接地線90と接続されていない。ま
た、接地線92は共通線24と接続されていない。した
がって、ボディ固定線FLおよび共通線24に供給され
る接地電位Vssと、接地線90および92に供給され
る接地電位Vssとは、互いに独立している。そのた
め、Nチャネルセンスアンプ74が動作して接地線90
および92の接地電位Vssが変動しても、ボディ固定
線FLおよび共通線24の接地電位Vssは変動しな
い。これにより、安定した接地電位Vssがメモリセル
におけるトランスファーゲートのボディ領域に供給され
る。
【0090】[実施例5]図14は、この発明の実施例
5によるDRAMの一部構成を示すブロック図である。
図14を参照して、この実施例5においては、図9と異
なりNチャネルセンスアンプ74におけるトランジスタ
76および78のボディ領域がそれ自身のソース電極、
つまりセンスアンプ駆動線88に接続されている。図示
はされていないが、Pチャネルセンスアンプにおけるト
ランジスタのボディ領域もそれ自身のソース電極、つま
りセンスアンプ駆動線86に接続されている。
【0091】この実施例5によれば、センスアンプにお
けるトランジスタのボディ領域がそれ自身のソース電極
と接続されているため、基板効果が生じない。そのた
め、これらのセンスアンプは高速に動作する。
【0092】図15は、図14に示されたPおよびNチ
ャネルセンスアンプならびにその周辺部分の具体的構成
を示すレイアウト図である。図15を参照して、この実
施例5では、図10と異なりNチャネルセンスアンプ7
4におけるトランジスタ76および78の各ソース/ド
レイン領域148に隣接してp+ 型コモン領域150が
形成されている。ソース/ドレイン領域148およびコ
モン領域150の境界線上はコンタクトホール152が
形成されている。したがって、トランジスタ76および
78の各ボディ領域は、コモン領域150およびコンタ
クトホール152を介してセンスアンプ駆動線88に接
続されている。
【0093】一方、Pチャネルセンスアンプ122にお
けるトランジスタ124および126の各ソース/ドレ
イン領域154に隣接して、n+ 型コモン領域156が
形成されている。ソース/ドレイン領域154およびコ
モン領域156の境界線上はコンタクトホール158が
形成されている。したがって、トランジスタ124およ
び126の各ボディ領域は、コモン領域156およびコ
ンタクトホール158を介してセンスアンプ駆動線86
に接続されている。
【0094】[実施例6]図16は、この発明の実施例
6によるDRAMの一部構成を示すブロック図である。
図16を参照して、この実施例6では、図14と異な
り、接地線92が共通線24と接続されていない。ま
た、ボディ固定線FLが接地線90と接続されていな
い。したがって、実施例4と同様に、Nチャネルセンス
アンプ74が動作して接地線90および92の接地電位
Vssが変動しても、ボディ固定線FLおよび共通線2
4の接地電位Vssは変動しない。そのため、安定した
接地電位Vssがメモリセルにおけるトランスファーゲ
ートにおけるボディ領域に供給される。
【0095】[実施例7]図17は、この発明の実施例
7によるDRAMにおけるNチャネルセンスアンプ、プ
リチャージトランジスタおよびイコライズトランジスタ
の構成を示す平面図である。図18は、図17に示され
たトランジスタの活性領域を示すための平面図である。
【0096】図17および図18を参照して、Nチャネ
ルセンスアンプ74におけるNチャネルMOSトランジ
スタ76および78は、活性領域170上に形成されて
いる。トランジスタ76のゲート電極116はビット線
/BL1または/BL2に接続されている。トランジス
タ78のゲート電極116はビット線BL1またはBL
2に接続されている。トランジスタ76のゲート電極1
16下のボディ領域はビット線方向に延びだし、その延
びだした部分にp+ 型コンタクト領域166が形成され
ている。トランジスタ76のボディ領域は、このコンタ
クト領域166上に形成されたコンタクトホール167
を介して接地電位Vssが供給される接地線160に接
続されている。また、トランジスタ78のゲート電極1
16下のボディ領域はビット線方向に延びだし、その延
びだした部分にはp+ 型のコンタクト領域166が形成
されている。トランジスタ78のボディ領域は、このコ
ンタクト領域166上に形成されたコンタクトホール1
67を介して接地電位Vssが供給される接地線161
に接続される。
【0097】一方、プリチャージトランジスタ98およ
びイコライズトランジスタ100は活性領域168上に
形成されている。トランジスタ98および100のボデ
ィ領域はビット線方向に延びだし、その延びだした部分
にはp+ 型コンタクト領域164が形成されている。ト
ランジスタ98および100のボディ領域は、このコン
タクト領域164上に形成されたコンタクトホール16
5を介して接地線90に接続される。
【0098】[実施例8]図19は、この発明の実施例
8によるDRAMにおけるNチャネルセンスアンプ、プ
リチャージトランジスタおよびイコライズトランジスタ
の構成を示すレイアウト図である。図20は、図19に
示されたトランジスタの活性領域を示すレイアウト図で
ある。
【0099】図19および図20を参照して、この実施
例8ではプリチャージトランジスタおよびイコライズト
ランジスタの活性領域174中のボディ領域はNチャネ
ルセンスアンプ74側に延び、活性領域170と結合し
ている。その結合部分にはp + 型コンタクト領域172
が形成されている。Nチャネルセンスアンプ74におけ
るトランジスタ76のボディ領域、プリチャージトラン
ジスタ98およびイコライズトランジスタ100のボデ
ィ領域は、このコンタクト領域172上に形成されたコ
ンタクトホール173を介して接地線160に接続され
ている。
【0100】この実施例8によれば、Nチャネルセンス
アンプ74におけるトランジスタ76および78のボデ
ィ領域と、プリチャージトランジスタ98およびイコラ
イズトランジスタ100のボディ領域とが、1つのボデ
ィ固定線160に接続されているため、レイアウト面積
の増大が抑えられる。
【0101】[実施例9]図21は、この発明の実施例
9によるDRAMにおけるNチャネルセンスアンプ、プ
リチャージトランジスタおよびイコライズトランジスタ
の構成を示す平面図である。図22は、図21に示され
たトランジスタの活性領域を示す平面図である。
【0102】図21および図22を参照して、この実施
例9では、図18と異なりNチャネルセンスアンプ74
におけるトランジスタ76および78は活性領域178
上に形成される。トランジスタ76および78に共通す
るソース/ドレイン領域175に隣接して、p+ 型コモ
ン領域176が形成されている。トランジスタ76およ
び78のボディ領域は、このコモン領域176およびソ
ース/ドレイン領域175の境界線上に形成されたコン
タクトホール177を介してセンスアンプ駆動線88に
接続されている。これにより、トランジスタ76および
78では基板効果が生じないので、このNチャネルセン
スアンプ74は高速に動作する。
【0103】[実施例10]図23は、この発明の実施
例10によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図23を
参照して、この実施例10では、1つのメモリセル20
におけるトランスファーゲート28のボディ領域36が
1つのボディ固定線FL1、FL2またはLF3に接続
されている。すなわち、ボディ領域36はボディ固定線
の1箇所で接続されている。
【0104】図24は、図23中の一点鎖線で囲まれた
部分の具体的構成を示す平面図である。図24を参照し
て、メモリセル20は活性領域182上に形成されてい
る。トランスファーゲート28のボディ領域36はボデ
ィ固定線の下まで延びだしている。このボディ領域36
のp+ 型コンタクト領域は、コンタクトホールを介して
中間層55と接続されている。トランスファーゲート2
8のボディ領域36は、その延びだした部分の上に形成
されたコンタクトホール183を介してボディ固定線F
L1、FL2、またはFL3と接続されている。このよ
うに、1つのメモリセル20におけるトランスファーゲ
ート28のボディ領域36が1つのボディ固定線の1箇
所で接続されていてもよい。
【0105】[実施例11]図25は、この発明の実施
例11によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図25を
参照して、この実施例11では隣接するビット線対間で
メモリセル20が対称的に配置されている。したがっ
て、ビット線/BL1に接続されるメモリセル20は、
ビット線BL2に接続されるメモリセル20と隣接して
いる。そして、互いに隣接する2つのメモリセル20に
おけるトランスファーゲート28のボディ領域36はと
もに、1つのボディ固定線FL1、FL2またはFL3
の1箇所で接続されている。
【0106】図26は、図25中の一点鎖線で囲まれた
部分の具体的構成を示す平面図である。この実施例11
では、プレーナ型のメモリセルが採用されている。図2
6を参照して、この実施例11ではメモリセル20は活
性領域186上に形成されている。互いに隣接する2つ
のメモリセル20におけるトランスファーゲート28の
ボディ領域36はともに、ボディ固定線FL1、FL2
またはFL3の下まで延びだしている。ボディ領域36
はその延びだした部分の上に形成されたコンタクトホー
ル188を介してボディ固定線FL1、FL2またはF
L3に接続される。
【0107】この実施例11によれば、隣接する2つの
メモリセル20におけるトランスファーゲート28のボ
ディ領域36がともに、1つのボディ固定線の1箇所で
接続されているため、レイアウト面積の増大が抑えられ
る。
【0108】[実施例12]図27は、この発明の実施
例12によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図27を
参照して、この実施例12では、図25と異なり互いに
隣接する4つのメモリセル20におけるトランスファー
ゲート28のボディ領域が1つのボディ固定線FL1、
FL2、LF3またはFL4の1箇所で接続されてい
る。
【0109】図28は、図27中の一点鎖線で囲まれた
部分の具体的構成を示す平面図である。図29は、図2
8中の29−29線に沿って切断した断面図である。図
28および図29を参照して、メモリセル20は活性領
域192上に形成されている。互いに隣接する4つのメ
モリセル20におけるトランスファーゲート28のボデ
ィ領域36はすべて、1つのボディ固定線FL2または
FL3の下まで延びだしている。このボディ領域36の
延びだした部分にはp+ 型コンタクト領域59が形成さ
れている。このコンタクト領域59の上にはコンタクト
ホール61が形成され、さらに中間層55が形成されて
いる。中間層55の上にはコンタクトホール194が形
成されている。ボディ領域36は、コンタクトホール6
1、中間層55およびコンタクトホール194を介して
ボディ固定線FL2またはLF3に接続されている。
【0110】この実施例12によれば、4つのメモリセ
ル20におけるトランスファーゲート28のボディ領域
36が1つのボディ固定線の1箇所で接続されているた
め、レイアウト面積の増大が抑えられる。
【0111】[実施例13]図30は、図29のLOC
OS分離の代わりにフィールドシールド分離が採用され
ている場合の断面図である。この実施例13では、LO
COS膜46の代わりにフィールドシールド電極136
が形成されている。
【0112】[実施例14]図31、プレーナ型メモリ
セルの場合において、図27中の二点鎖線で囲まれた部
分の具体的な構成を示す平面図である。図31を参照し
て、メモリセルは活性領域198の上に形成されてい
る。互いに隣接する4つのメモリセルにおけるトランス
ファーゲート28のボディ領域36はすべて、1つのコ
ンタクトホール200を介して1つのボディ固定線FL
1、FL2またはFL3に接続されている。このボディ
領域36aのP+ 型コンタクト領域は、コンタクトホー
ルを介して中間層55と接続されている。
【0113】この実施例14によれば、4つのメモリセ
ルにおけるトランスファーゲートのボディ領域が1つの
ボディ固定線の1箇所で接続されているため、レイアウ
ト面積の増大が抑えられる。
【0114】[実施例15]図32は、この発明の実施
例15によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図32を
参照して、この実施例15では、ボディ固定線FL1〜
FL3がそれぞれビット線BL1〜BL3とビット線/
BL1〜/BL3との間に配置されている。また、これ
らのボディ固定線FL1〜FL3は、ビット線対BL
1,/BL1〜BL3,/BL3と同じ配線層に形成さ
れている。したがって、ビット線BL1および/BL1
はボディ固定線FL1によってシールドされる。ビット
線BL2および/BL2はボディ固定線FL2によって
シールドされる。
【0115】この実施例15によれば、対向するビット
線がボディ固定線によってシールドされているため、そ
の一方のビット線から他方のビット線へ与えられるノイ
ズが低減される。このように、ボディ固定線は互いに対
向する2つのビット線の間に配置されるのが好ましい。
一方ビット線の電位は他方ビット線と常に反対の方向へ
変動するからである。
【0116】すなわち、ビット線BL1〜BL3にメモ
リセル20からデータが読出されたとき、センスアンプ
22のリファレンスとなるビット線/BL1,/BL2
はそれぞれ一方側のビット線BL2,BL3だけから容
量結合によってノイズを受け、他方側のビット線BL
1,BL2からはノイズを受けない。したがって、図7
に示されたようにシールド線のない場合において、リフ
ァレンス用のビット線が両側のビット線から容量結合に
よるノイズを受けるという最悪の場合は避けられる。
【0117】図33は、図30に示されたハーフピッチ
の折返しビット線構造を有するDRAMにおいて、ボデ
ィ固定線がシールド線として用いられた場合のビット線
間における容量結合を説明するための図である。図33
を参照して、ビット線BL1〜BL3の電位がすべてH
レベルになると、ビット線/BL1,/BL2はそれぞ
れビット線間容量Cbbを介してビット線BL2,BL
3と結合されているので、ビット線/BL1〜/BL3
の電位は上昇する。しかし、ビット線/BL1〜/BL
3はそれぞれ容量Cbfを介してボディ固定線FL1〜
FL3と結合されているため、ビット線/BL1〜/B
L3の電位は容量分割によってΔV1よりも小さいΔV
2だけしか上昇しない。したがって、読出時におけるビ
ット線間のノイズ干渉が低減される。
【0118】[実施例16]図34は、この発明の実施
例16によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図34を
参照して、この実施例16では、すべてのビット線の間
にボディ固定線FL1〜FL7が配置されている。すな
わち、ビット線BL1および/BL1の間にはボディ固
定線FL2が配置されている。ビット線/BL1および
BL2の間にはボディ固定線FL3が配置されている。
ビット線BL2および/BL2の間にはボディ固定線F
L4が配置されている。ビット線/BL2およびBL3
の間にはボディ固定線FL5が配置されている。ビット
線BL3および/BL3の間にはボディ固定線FL6が
配置されている。
【0119】図35は、図34中の一点鎖線で囲まれた
部分の具体的構成を示す平面図である。図36は、図3
5中の36−36線に沿って切断した断面図である。図
35および図36を参照して、ボディ固定線FL2〜F
L5はビット線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3
と同じ配線層に形成されている。すなわち、ビット線/
BL1,/BL2およびボディ固定線FL2,FL3は
層間絶縁膜62上に形成されている。
【0120】互いに隣接する2つのメモリセル20にお
けるトランスファーゲート28のボディ領域36は共通
にされている。したがって、それらのボディ領域36
は、コンタクト領域59、コンタクトホール61、中間
層55およびコンタクトホール63を介してボディ固定
線FL2〜FL5に接続されている。
【0121】この実施例16によれば、ボディ固定線が
ビット線対の間だけでなく、対向するビット線の間にも
配置されているため、あるビット線対の1つのビット線
から他のビット線対へ与えられるノイズが低減されるだ
けでなく、あるビット線から対向するビット線へ与えら
れるノイズも低減される。しかも、ボディ固定線はビッ
ト線対と同じ配線層に形成されているため、そのような
ノイズはさらに低減される。
【0122】[実施例17]図37は、図36のLOC
OS分離の代わりにフィールドシールド分離が採用され
ている場合の断面図である。この実施例17において
は、SOI基板38上にフィールドシールド電極136
が形成されている。フィールドシールド電極136は、
層間絶縁膜138中に形成されている。
【0123】[実施例18]図38は、この発明の実施
例18によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図38を
参照して、この実施例18では図23と異なりセンスア
ンプ22が交互に配置されている。すなわち、ビット線
対BL1,/BL1に接続されるセンスアンプ22はビ
ット線対BL1,/BL1の図上左側に配置され、ビッ
ト線対BL2,/BL2に接続されるセンスアンプ22
はビット線対BL2,/BL2の図上右側に配置されて
いる。
【0124】この実施例18によれば、センスアンプ2
2が交互に配置されているため、ビット線と同じピッチ
でセンスアンプを配置することなく、その2倍のピッチ
で配置することができる。したがって、厳しいデザイン
ルール下においても十分なチャネル幅を確保し、さらに
余分な配線を増やすことなく、センスアンプを効率的に
配置することができる。
【0125】[実施例19]図39は、この発明の実施
例19によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図39を
参照して、この実施例19では図3と異なり、センスア
ンプ22が交互に配置されている。また、図38と異な
り、隣接する2つのメモリセル20におけるトランスフ
ァーゲートのボディ領域が、1つのボディ固定線FL
1、FL2またはFL3の1箇所で接続されている。
【0126】この実施例19ではセンスアンプが交互に
配置されているため、ビット線と同じピッチでセンスア
ンプを配置することなく、その2倍のピッチで配置する
ことができる。したがって、厳しいデザインルール下に
おいても十分なチャネル幅を確保し、さらに余分な配線
を増やすことなく、センスアンプを効率的に配置するこ
とができる。また、互いに隣接する2つのメモリセル2
0におけるトランスファーゲートのボディ領域が1つの
ボディ固定線の1箇所で接続されているため、図38の
実施例18よりもレイアウト面積が小さくなる。
【0127】[実施例20]図40は、この発明の実施
例20によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図40を
参照してこの実施例20では図25と異なり、センスア
ンプ22が交互に配置されている。また、図38と異な
り、ビット線BL2および/BL2に接続されるメモリ
セル20がビット線BL1および/BL1に接続される
メモリセル20と対称的に配置され、かつ互いに隣接す
る2つのメモリセル20におけるトランスファーゲート
のボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続され
ている。
【0128】この実施例20ではセンスアンプ22が交
互に配置されているため、ビット線と同じピッチでセン
スアンプを配置することなく、その2倍のピッチで配置
することができる。したがって、厳しいデザインルール
下においても十分なチャネル幅を確保し、さらに余分な
配線を増やすことなく、センスアンプを効率的に配置す
ることができる。また、互いに隣接する2つのメモリセ
ル20におけるトランスファーゲートのボディ領域が1
つのボディ固定線の1箇所で接続されているため、図3
8の実施例18よりもレイアウト面積が小さくなる。
【0129】[実施例21]図41は、この発明の実施
例21によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図41を
参照して、この実施例21では図27と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図40と異
なり、隣接する4つのメモリセル20におけるトランス
ファーゲートのボディ領域が1つのボディ固定線の1箇
所で接続されている。
【0130】この実施例21によれば、センスアンプ2
2が交互に配置されているため、ビット線と同じピッチ
でセンスアンプを配置することなく、その2倍のピッチ
で配置することができる。したがって、厳しいデザイン
ルール下においても十分なチャネル幅を確保し、さらに
余分な配線を増やすことなく、センスアンプを効率的に
配置することができる。また、隣接する4つのメモリセ
ル20におけるトランスファーゲートのボディ領域がボ
ディ固定線の1箇所で接続されているため、図40の実
施例20よりもレイアウト面積がさらに小さくなる。
【0131】[実施例22]図42は、この発明の実施
例22によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図42を
参照して、この実施例22では図32と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図38と異
なり、ビット線BL1〜BL3および/BL1〜/BL
3の間にボディ固定線FL1〜FL3がそれぞれ配置さ
れている。
【0132】この実施例22によれば、センスアンプが
交互に配置されているため、ビット線と同じピッチでセ
ンスアンプを配置することなく、その2倍のピッチで配
置することができる。したがって、厳しいデザインルー
ル下においても十分なチャネル幅を確保し、さらに余分
な配線を増やすことなく、センスアンプを効率的に配置
することができる。また、一方のビット線BL1〜BL
3と他方のビット線/BL1〜/BL3との間にそれぞ
れボディ固定線が配置されているため、読出時にビット
線間に生じるノイズの影響が低減される。
【0133】[実施例23]図43は、この発明の実施
例23によるDRAMにおけるメモリセルおよびセンス
アンプの構成を示すブロック図である。図43を参照し
て、この実施例23では図39と異なり、ビット線BL
2がビット線BL1および/BL1の間に配置されてい
る。また、ビット線/BL1がビット線BL2および/
BL2の間に配置されている。また、ビット線BL4が
ビット線BL3および/BL3の間に配置されている。
さらに、ビット線/BL3がビット線BL4および/B
L4の間に配置されている。したがって、図39の実施
例19ではメモリセル20が1/2ピッチ(ハーフピッ
チ)で配置されているのに対し、この実施例23ではメ
モリセル20が1/4ピッチ(クォーターピッチ)で配
置されている。
【0134】また、ボディ固定線FL1がビット線BL
1およびBL2の間に配置されている。ボディ固定線F
L2がビット線/BL1および/BL2の間に配置され
ている。ボディ固定線FL3はビット線BL3およびB
L4の間に配置されている。ボディ固定線FL4はビッ
ト線/BL3および/BL4の間に配置されている。
【0135】このように、実施例23はクォーターピッ
チのセル配置を有するので、4つのビット線に対応して
1つのセンスアンプを配置することができる。したがっ
て、ハーフピッチのセル配置に比べて、センスアンプの
レイアウトピッチが緩和される。そのため、厳しいデザ
インルール下においても十分なチャネル幅を確保し、さ
らに余分な配線を増やすことなく、センスアンプを効率
的に配置することができる。
【0136】図44は、クォーターピッチの折返しビッ
ト線構造を有するDRAMにおいて、シールド線が設け
られていない場合のビット線間における容量結合を説明
するための図である。図44を参照して、ビット線BL
1〜BL4の電位がHレベルになると、リファレンス側
のビット線/BL1〜/BL4の電位もΔV1だけ上昇
する。これは、ビット線/BL1〜/BL4がビット線
間容量Cbbを介してビット線BL1〜BL4と結合さ
れているからである。これによりビット線対に生じる読
出電位差がΔV1だけ減少するので、その分だけ動作マ
ージンが低下する。
【0137】図45は、図43に示されたように、クォ
ーターピッチの折返しビット線構造を有するDRAMに
おいて、ボディ固定線がシールド線として用いられた場
合のビット線間における容量結合を説明するための図で
ある。たとえば図43における共通線24に隣接するワ
ード線WLが選択されると、そのワード線WLに接続さ
れたすべてのメモリセル20からビット線対BL1,/
BL1〜BL4,/BL4へデータか読出される。それ
らメモリセル20のデータがすべてHレベルの場合、ビ
ット線BL1〜BL4の電位はすべてHレベルとなる。
リファレンス側のビット線/BL1〜/BL3はビット
線間容量Cbbを介してビット線BL2〜BL4とそれ
ぞれ結合されているので、リファレンス側のビット線/
BL1〜/BL4の電位も上昇する。しかし、ビット線
/BL1〜/BL4は容量Cbfを介してボディ固定線
FL2〜FL4ともそれぞれ結合されているので、ビッ
ト線/BL1〜/BL4の電位は容量分割によりΔV1
よりも小さいΔV2だけ上昇する。したがって、読出時
に生じるノイズの影響が低減される。しかも、ビット線
BL2および/BL1の両側にはボディ固定線FL1お
よびFL2が配置されているため、ビット線BL1およ
び/BL2からビット線BL2および/BL1に与えら
れるノイズが低減される。また、ビット線BL4および
/BL3の両側にボディ固定線FL3およびFL4が配
置されているため、ビット線BL3および/BL4から
ビット線BL4および/BL3に与えられるノイズが低
減される。
【0138】[実施例24]図46は、この発明の実施
例24によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図46を
参照して、この実施例24では図43と異なり、ボディ
固定線FL1〜FL5がビット線BL1,/BL1,B
L3,/BL3,BL5とそれぞれツイストされてい
る。この実施例24におけるビット線間容量Cbbは、
次式で表わされる。
【0139】Cbb=Cbf+Cr/2+Cd/2 ここで、Cbfはあるビット線とボディ固定線との間の
寄生容量を示し、Crはあるビット線とセンスアンプ2
2によってデータが読出されないリファレンス側のビッ
ト線との間の寄生容量を示し、Cdはあるビット線とデ
ータが読出されたビット線との間の寄生容量を示す。
【0140】この実施例24において、ボディ固定線の
図上左側半分と右側半分とは結合線208によって結合
されている。右または左側半分のボディ固定線はビット
線対BL1,/BL1〜BL4,/BL4と同じ配線層
に形成されている。結合線208はこれらと異なる配線
層に形成されている。したがって、右または左側半分の
ボディ固定線はコンタクトホール210を介して結合線
208と接続されている。
【0141】この実施例24によれば、ボディ固定線が
ビット線とツイストされているため、そのビット線が受
けるノイズはさらに低減される。
【0142】[実施例25]図47は、この発明の実施
例25によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図47を
参照して、この実施例25では図46と異なり、結合線
208が設けられていない。したがって、ボディ固定線
FL1,FL3,FL5,FL7,FL9には共通線2
5から接地電位Vssが供給される。また、ボディ固定
線FL2,FL4,FL6,FL8,FL10には共通
線24から接地電位Vssが供給される。
【0143】この実施例25によれば、図46のように
結合線208が設けられていないため、ボディ固定線が
1つの配線層の中だけで形成される。したがって、この
実施例25は図46の実施例24よりも容易に製造され
得る。しかも、図46と同様にボディ固定線はビット線
とツイストされているに等しいので、ビット線が受ける
ノイズは図41の実施例24と同様に低減される。
【0144】[実施例26]図48は、この発明の実施
例26によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図48を
参照して、この実施例26では図23と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。すな
わち、センスアンプ22には、隣接する2つのメモリセ
ルアレイにおけるいずれかのビット線対BL1,/BL
1〜BL2,/BL2が接続される。なお図示しない
が、センスアンプ22にはビット線対を選択するための
列選択ゲートが含まれている。
【0145】この実施例26によれば、いわゆるシェア
ードセンスアンプ方式が採用されているため、センスア
ンプの数が図23の実施例10よりも少なくなる。
【0146】[実施例27]図49は、この発明の実施
例27によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図49を
参照して、この実施例27では図3と異なり、いわゆる
シェアードセンスアンプ方式が採用されている。また、
図48と異なり、隣接する2つのメモリセル20におけ
るトランスファーゲートのボディ領域が1つのボディ固
定線の1箇所で接続されている。
【0147】この実施例27によれば、シェアードセン
スアンプ方式が採用されているため、図3の実施例1よ
りもセンスアンプの数か少なくなる。しかも、2つのメ
モリセル20におけるトランスファーゲートのボディ領
域が1つのボディ固定線の1箇所で接続されているた
め、図48の実施例26よりもレイアウト面積が小さく
なる。
【0148】[実施例28]図50は、この発明の実施
例28によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図50を
参照して、この実施例28では図25と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。ま
た、図48と異なり、ビット線BL2および/BL2に
接続されるメモリセル20がビット線BL1および/B
L1に接続されるメモリセルと対称的に配置されてい
る。そして、互いに隣接する2つのメモリセル20にお
けるトランスファーゲートのボディ領域が1つのボディ
固定線の1箇所で接続されている。
【0149】この実施例28によれば、シェアードセン
スアンプ方式が採用されているため、図25の実施例1
1よりもセンスアンプの数が少なくなる。また、2つの
メモリセル20におけるトランスファーゲートのボディ
領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続されているた
め、図48の実施例26よりもレイアウト面積が小さく
なる。
【0150】[実施例29]図51は、この発明の実施
例29によりDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図51を
参照して、この実施例29では図27と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。ま
た、図50と異なり、隣接する4つのメモリセル20に
おけるトランスファーゲートのボディ領域が1つのボデ
ィ固定線の1箇所で接続されている。
【0151】この実施例29によれば、シェアードセン
スアンプ方式が採用されているため、図27の実施例1
2よりもセンスアンプの数が少なくなる。また、4つの
メモリセル20におけるトランスファーゲートのボディ
領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続されているた
め、図50の実施例28よりもレイアウト面積が小さく
なる。
【0152】[実施例30]図52は、この発明の実施
例30によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図52を
参照して、この実施例30では図32と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。ま
た、図48と異なり、ボディ固定線FL1〜FL3は、
ビット線対BL1,/BL1〜BL3,/BL3の間で
はなく、ビット線BL1〜BL3および対向するビット
線/BL1〜/BL3の間に配置されている。
【0153】この実施例30によれば、シェアードセン
スアンプ方式が採用されているため、図32の実施例1
5よりもセンスアンプの数が少なくなる。また、ボディ
固定線が一方および他方ビット線の間に配置されている
ため、一方ビット線から他方ビット線へ与えられるノイ
ズが低減される。
【0154】[実施例31]図53は、この発明の実施
例31によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図53を
参照して、この実施例31では図48と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。
【0155】この実施例31によれば、センスアンプ2
2が交互に配置されているため、センスアンプ22のレ
イアウトピッチが緩和されるか、あるいはワード線方向
の幅が図48の実施例26よりも狭くなる。
【0156】[実施例32]図54は、この発明の実施
例32によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図54を
参照して、この実施例32では図49と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図53と異
なり隣接する2つのメモリセル20におけるトランスフ
ァーゲートのボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所
で接続されている。
【0157】この実施例32によれば、センスアンプ2
2が交互に配置されているため、センスアンプ22のレ
イアウトピッチが緩和されるか、あるいはワード線方向
の幅が図49の実施例27よりも狭くなる。また、隣接
する2つのメモリセル20におけるトランスファーゲー
トのボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続さ
れているため、レイアウト面積が図53の実施例31よ
りも小さくなる。
【0158】[実施例33]図55は、この発明の実施
例33によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図55を
参照して、この実施例33では図50と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図53と異
なり、ビット線BL2および/BL2に接続されるメモ
リセル20がビット線BL1および/BL1に接続され
るメモリセル20と対称的に配置されている。そして、
隣接する2つのメモリセル20におけるトランスファー
ゲートのボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接
続されている。
【0159】この実施例33によれば、センスアンプが
交互に配置されているため、センスアンプ22のレイア
ウトピッチが緩和されるか、あるいはワード線方向の幅
が図50の実施例28よりも狭くなる。また、隣接する
2つのメモリセル20におけるトランスファーゲートの
ボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続されて
いるため、図53の実施例31よりもレイアウト面積が
小さくなる。
【0160】[実施例34]図56は、この発明の実施
例34によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図56を
参照して、この実施例34では図51と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図55と異
なり、隣接する4つのメモリセル20におけるトランス
ファーゲートのボディ領域が1つのボディ固定線の1箇
所で接続されている。
【0161】この実施例34によれば、センスアンプが
交互に配置されているため、センスアンプ22のレイア
ウトピッチが緩和されるか、あるいは図51の実施例2
9よりもワード線方向の幅が小さくなる。また、隣接す
る4つのメモリセル20におけるトランスファーゲート
のボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続され
ているため、図55の実施例33よりもレイアウト面積
が小さくなる。
【0162】[実施例35]図57は、この発明の実施
例35によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図57を
参照して、この実施例35では図52と異なり、センス
アンプ22が交互に配置されている。また、図53と異
なり、ボディ固定線FL1〜FL3が、ビット線対の間
ではなく、ビット線BL1〜BL3および/BL1〜/
BL3の間に配置されている。
【0163】この実施例35によれば、センスアンプが
交互に配置されているため、センスアンプ22のレイア
ウトピッチが緩和されるか、あるいは図52の実施例3
0よりもワード線方向の幅が狭くなる。また、一方およ
び他方ビット線の間にボディ固定線が配置されているた
め、一方ビット線から他方ビット線へのノイズが低減さ
れる。
【0164】[実施例36]図58は、この発明の実施
例36によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図58を
参照して、この実施例36では図43と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。した
がって、この実施例36によれば、図43の実施例23
よりもセンスアンプの数が少なくなる。
【0165】[実施例37]図59は、この発明の実施
例37によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図59を
参照して、この実施例37では図46と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。した
がって、図46の実施例24よりもセンスアンプの数が
少なくなる。
【0166】[実施例38]図60は、この発明の実施
例38によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図60を
参照して、この実施例38では図47と異なり、いわゆ
るシェアードセンスアンプ方式が採用されている。した
がって、図47の実施例25よりもセンスアンプの数が
少なくなる。
【0167】[実施例39]図61は、この発明の実施
例39によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図61を
参照して、この実施例39では、いわゆるオープンビッ
ト線構造が採用されている。すなわち、ビット線BL1
および/BL1が一直線に配置され、ビット線BL1お
よび/BL1の間にセンスアンプ22が配置されてい
る。ビット線BL1および/BL1が1つのビット線対
を構成する。他のビット線対BL2,/BL2〜BL
4,/BL4についても、このビット線対BL1,/B
L1と同様に構成されている。
【0168】また、これらビット線BL1〜BL4,/
BL1〜/BL4と交差してワード線WLが配置されて
いる。ビット線およびワード線のすべての交点にはメモ
リセル20が配置されている。ビット線対BL1,/B
L1〜BL4,/BL4に沿ってボディ固定線FL1〜
FL4がそれぞれ配置されている。ボディ固定線FL1
〜FL4に交差してかつセンスアンプ22に沿って共通
線24が配置されている。ボディ固定線FL1〜FL4
は共通線24に接続される。この共通線24には接地電
位Vssが供給される。したがって、すべてのボディ固
定線FL1〜FL4には接地電位Vssが供給される。
【0169】すべてのメモリセル20におけるトランス
ファーゲートのボディ領域は、1つのボディ固定線の1
箇所で接続されている。したがって、メモリセル20に
おけるトランスファーゲートのボディ領域には接地電位
Vssが供給される。これにより、そのボディ領域は電
気的に固定される。
【0170】この実施例39によれば、オープンビット
線構造が採用されているため、ワード線およびビット線
のすべての交点にメモリセル20を配置することができ
る。
【0171】[実施例40]図62は、この発明の実施
例40によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図62を
参照して、この実施例40では図61と異なり、隣接す
る2つのメモリセル20におけるトランスファーゲート
のボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続され
ている。したがって、図61の実施例39よりもレイア
ウト面積が小さくなる。
【0172】[実施例41]図63は、この発明の実施
例41によるDRAMにおけるメモリセルアレイおよび
センスアンプの構成を示すブロック図である。図63を
参照して、この実施例41では図62と異なり、隣接す
る4つのメモリセル20におけるトランスファーゲート
のボディ領域が1つのボディ固定線の1箇所で接続され
ている。したがって、図62の実施例40よりもレイア
ウト面積がさらに小さくなる。
【0173】[実施例42]図64は、この発明の実施
例42によるDRAMの構成を示すブロック図である。
図64を参照して、このDRAMは、4つのブロックB
1〜B4と、それらブロックB1〜B4にわたって配置
された複数の主ビット線対MBL1,/MBL1〜MB
L4,/MBL4とを備える。これら主ビット線対MB
L1,/MBL1〜MBL4,/MBL4は折返しビッ
ト線構造を有する。主ビット線対MBL1,/MBL1
〜MBL4,/MBL4の各々には、センスアンプ22
が接続されている。これらのセンスアンプ22は交互に
配置されている。
【0174】ブロックB1は副ビット線対SBL1,/
SBL1〜SBL4,/SBL4を備える。副ビット線
対SBL1,/SBL1は主ビット線対MBL1,/M
BL1に沿って一直線に配置されている。他の副ビット
線対SBL2,/SBL2〜SBL4,/SBL4もこ
の副ビット線対SBL1,/SBL1と同様である。し
たがって、これらすべての副ビット線対SBL1,/S
BL1〜SBL4,/SBL4はオープンビット線構造
を有する。
【0175】また、他のブロックB2〜B4はブロック
B1と同様である。したがって、主ビット線対MBL
1,/MBL1に沿って4つの副ビット線対SBL1,
/SBL1が配置されている。また、主ビット線対MB
L2,/MBL2に沿って4つの副ビット線対SBL
2,/SBL2が配置されている。また、主ビット線対
MBL3,/MBL3に沿って4つの副ビット線対SB
L3,/SBL3が配置されている。さらに、主ビット
線対MBL4,/MBL4に沿って4つの副ビット線対
SBL4,/SBL4が配置されている。これらの副ビ
ット線対SBL1,/SBL1〜SBL4,/SBL4
は、主ビット線対MBL1,/MBL1〜MBL4,/
MBL4よりも下の配線層に形成されている。したがっ
て、副ビット線のピッチは主ビット線のピッチの2倍に
なっている。
【0176】ブロックB1はさらに、ブロック選択ゲー
トT1〜T4,/T1〜/T4を備える。各ブロック選
択ゲートはNチャネルMOSトランジスタから構成さ
れ、そのゲート電極にはブロック選択信号BS1が与え
られる。したがって、ブロック選択信号BS1がHレベ
ルになると、ブロックB1内のすべてのブロック選択ゲ
ートT1〜T4,/T1〜/T4が導通状態となる。
【0177】副ビット線SBL1はブロック選択ゲート
T1を介して主ビット線MBL1に接続される。副ビッ
ト線/SBL1はブロック選択ゲートT1を介して主ビ
ット線MBL1に接続される。副ビット線SBL2はブ
ロック選択ゲートT2を介して主ビット線MBL2に接
続される。副ビット線/SBL2はブロック選択ゲート
/T2を介して主ビット線/MBL2に接続される。副
ビット線SBL3はブロック選択ゲートT3を介して主
ビット線MBL3に接続される。副ビット線/SBL3
はブロック選択ゲート/T3を介して主ビット線/MB
L3に接続される。副ビット線SBL4はブロック選択
ゲートT4を介して主ビット線MBL4に接続される。
副ビット線/SBL4はブロック選択ゲート/T4を介
して主ビット線/MBL4に接続される。
【0178】図65は、図64に示されたブロックB1
の一部構成を示すブロック図である。図65を参照し
て、このブロックB1においては、ワード線WL1〜W
L8が副ビット線SBL1〜SBL3と交差して配置さ
れている。これらワード線WL1〜WL8と副ビット線
SBL1〜SBL3との交点に対応して複数のメモリセ
ル20が設けられている。
【0179】再び図64を参照して、主ビット線対と隣
接する主ビット線対との間にはボディ固定線FL1〜F
L3が配置されている。これらのボディ固定線FL1〜
FL3は、副ビット線対SBL1,/SBL1〜SBL
4,/SBL4と同じ配線層に形成されている。したが
って、副ビット線およびボディ固定線のピッチは、主ビ
ット線のピッチと同じになっている。
【0180】再び図65を参照して、互いに隣接する2
つのメモリセル20におけるトランスファーゲートのボ
ディ領域はボディ固定線FL1,FL2またはFL3の
1箇所で接続されている。すなわち、これら2つのボデ
ィ領域は共通にされ、さらにその共通にされたボディ領
域上に形成された1つのコンタクトホールを介して1つ
のボディ固定線に接続されている。これにより、すべて
のメモリセル20におけるトランスファーゲートのボデ
ィ領域は電気的に固定されている。
【0181】このようなDRAMにおいては、ブロック
選択信号BS1〜BS4のうちいずれか1つがHレベル
となる。たとえばブロック選択信号BS1がHレベルに
なると、ブロックB1が選択される。さらに具体的に
は、ブロックB1内の各副ビット線対が対応する主ビッ
ト線対に接続される。
【0182】続いてブロックB1内のワード線WL1〜
WL8のうちいずれか1つが選択される。たとえばワー
ド線WL1が選択されると、そのワード線WL1に接続
されたすべてのメモリセル20のデータが副ビット線S
BL1〜SBL4に読出される。副ビット線SBL1〜
SBL4は主ビット線MBL1〜MBL4にそれぞれ接
続されているので、MBL1〜MBL4の電位が変化す
る。一方、副ビット線/SBL1〜/SBL4にはメモ
リセルのデータが読出されないので、主ビット線/MB
L1〜/MBL4の電位は変化しない。したがって、セ
ンスアンプ22は主ビット線/MBL1〜/MBL4の
電位を基準としてそれら主ビット線対MBL1,/MB
L1〜MBL4,/MBL4の間に生じた電位差を増幅
する。これにより、その選択されたブロックB1内のメ
モリセル20のデータを読出すことができる。
【0183】この実施例42によれば、副ビット線対が
オープンビット線構造を有し、さらにそれら副ビット線
対の間にボディ固定線が配置されているため、副ビット
線およびボディ固定線のピッチは主ビット線のピッチと
同じになる。したがって、ボディ固定線が配置されてい
るにもかかわらず、レイアウト面積は増加しない。ま
た、隣接する2つのメモリセルにおけるトランスファー
ゲートのボディ領域が1つのコンタクトホールを介して
ボディ固定線と接続されているため、コンタクトホール
によるレイアウト面積の増加が抑えられる。
【0184】[実施例43]図66は、この発明の実施
例43によるDRAMの一部構成を示すブロック図であ
る。この図66は、上記図65に相当する。図66を参
照して、この実施例43では図65と異なり、互いに隣
接する2つのメモリセル20におけるトランスファーゲ
ートのボディ領域とボディ固定線とを接続するコンタク
トホールが交互に配置されている。たとえばワード線W
L1および副ビット線SBL1の交点に対応して設けら
れたメモリセル20と、ワード線WL2および副ビット
線SBL1の交点に対応して設けられたメモリセル20
とは、ボディ固定線FL1の1箇所で接続されている。
ワード線WL3および副ビット線SBL1の交点に対応
して設けられたメモリセル20と、ワード線WL4およ
び副ビット線SBL1の交点に対応して設けられたメモ
リセル20とは、ボディ固定線FL0の1箇所で接続さ
れている。
【0185】このように実施例43では、連続する4つ
のワード線(たとえばWL1〜WL4)および副ビット
線(たとえばSBL1)の交点に対応して設けられた4
つのメモリセル20のうち互いに隣接する2つのメモリ
セルにおけるトランスファーゲートのボディ領域がその
副ビット線の一方側に配置されたボディ固定線(たとえ
ばFL1)の1箇所で接続され、互いに隣接する残り2
つのメモリセル20におけるトランスファーゲートのボ
ディ領域がその副ビット線の他方側に配置されたボディ
固定線(たとえばFL0)の1箇所で接続されている。
【0186】この実施例43によれば、メモリセルとボ
ディ固定線とを接続するコンタクトホールが交互に配置
されているため、コンタクトホールによるレイアウト面
積の増加が抑えられる。
【0187】以上、この発明の実施例を詳説したが、こ
の発明の範囲は上述した実施例によって限定されるもの
ではなく、たとえばこの発明はSRAMに適用されても
よい。また、接地電位Vssの代わりに負電位Vbbが
与えられてもよく、ボディ領域に与えられる電位は特に
限定されないなど、この発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形な
どを加えた態様で実施し得るものである。
【0188】
【発明の効果】請求項1に係る半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルにおける第1のトランジスタのボディ領
域がボディ固定線に接続されているため、そのボディ領
域は電気的に固定される。そのため、非選択のメモリセ
ルにおいて蓄積手段の電荷が第1のトランジスタを介し
てリークすることはない。
【0189】請求項2に係る半導体記憶装置によれば、
請求項1の効果に加えて、ボディ固定線がビット線対に
沿って配置されているため、ビット線対間におけるノイ
ズ干渉が低減される。
【0190】請求項3に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2の効果に加えて、ボディ固定線がビット線対と
同じ層に形成されているため、ビット線対間におけるノ
イズ干渉がさらに低減される。
【0191】請求項4に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2または3の効果に加えて、2つのメモリセルに
おける第1のトランジスタのボディ領域が1つのボディ
固定線の1箇所で接続されているため、レイアウト面積
が低減される。
【0192】請求項5に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2または3の効果に加えて、4つのメモリセルに
おける第1のトランジスタのボディ領域が1つのボディ
固定線の1箇所で接続されているため、レイアウト面積
がさらに低減される。
【0193】請求項6に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2または3の効果に加えて、ボディ固定線が2つ
のビット線対の間に配置されているため、ビット線対間
におけるノイズ干渉が低減される。
【0194】請求項7に係る半導体記憶装置によれば、
ボディ固定線が一方および他方ビット線の間に配置され
ているため、一方および他方ビット線間におけるノイズ
干渉が低減される。
【0195】請求項8に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2または3の効果に加えて、ボディ固定線が2つ
のビット線対の間、ならびに一方および他方ビット線の
間に配置されているため、ビット線対間におけるノイズ
干渉、ならびに一方および他方ビット線間におけるノイ
ズ干渉が低減される。
【0196】請求項9に係る半導体記憶装置によれば、
請求項2または3の効果に加えて、複数のボディ固定線
に接続された共通線が設けられているため、この共通線
に所定電位を供給するだけで、すべてのメモリセルにお
ける第1のトランジスタのボディ領域にその所定電位を
供給することができる。したがって、ボディ固定線の各
々に所定電位を供給する場合に比べて、レイアウト面積
が低減される。
【0197】請求項10に係る半導体記憶装置によれ
ば、共通線が複数のセンスアンプに沿って配置されてい
るため、センスアンプを駆動するための電位をこの共通
線を介して供給することができる。したがって、共通線
によってレイアウト面積が増加することはない。
【0198】請求項11に係る半導体記憶装置によれ
ば、請求項2の効果に加えて、ボディ固定線がビット線
とツイストされているため、ビット線間におけるノイズ
干渉が低減される。
【0199】請求項12に係る半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルにおけるボディ領域がボディ固定線に接
続されているため、そのボディ領域は電気的に固定され
る。したがって、非選択メモリセルにおいて蓄積手段の
電荷が第1のトランジスタを介してリークすることはな
い。またボディ固定線がビット線とツイストされている
と同等であるので、ビット線間におけるノイズ干渉が低
減される。さらに、ボディ固定線がビット線とツイスト
されていると同等であるにも拘わらず、ボディ固定線は
1つの配線層だけで形成されているため、このような半
導体記憶装置を容易に製造することができる。
【0200】請求項13に係る半導体記憶装置によれ
ば、2つのボディ固定線が1つの結合線によって結合さ
れているため、ボディ固定線はビット線とツイストされ
ている。したがって、ビット線間におけるノイズ干渉が
さらに低減される。
【0201】請求項14に係る半導体記憶装置によれ
ば、ボディ固定線が電源電位が供給される第1の電源線
として用いられているため、ボディ固定線によるレイア
ウト面積の増加が抑えられる。
【0202】請求項15に係る半導体記憶装置によれ
ば、センスアンプ帯に電源電位を供給するための第2の
電源線が第1の電源線として用いられているボディ固定
線と交差し、かつそのボディ固定線と接続されているた
め、ボディ固定線に電源電位を供給するための配線を新
たに設ける必要がなく、これによりレイアウト面積の増
加がさらに抑えられる。
【0203】請求項16に係る半導体記憶装置によれ
ば、センスアンプ帯を構成する第2のトランジスタのボ
ディ領域が第2の電源線に接続されているため、このセ
ンスアンプ帯におけるセンスアンプ、イコライズトラン
ジスタ、駆動トランジスタなどは安定して動作する。
【0204】請求項17に係る半導体記憶装置によれ
ば、オープンビット線構造を有する複数の副ビット線対
の間にボディ固定線が配置されているため、ボディ固定
線によってレイアウト面積が増加することはない。
【0205】請求項18に係る半導体記憶装置によれ
ば、2つのメモリセルにおける第1のトランジスタのボ
ディ領域が副ビット線の一方側に配置されたボディ固定
線の1箇所で接続され、別の2つのメモリセルにおける
第1のトランジスタのボディ領域が副ビット線の他方側
に配置されたボディ固定線の1箇所で接続されているた
め、ボディ領域をボディ固定線に接続することによるレ
イアウト面積の増加が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるDRAMであっ
て、図3中の一点鎖線で囲まれた部分の具体的構成を示
す平面図である。
【図2】 この発明によるDRAMの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図2に示されたDRAMにおけるメモリセル
アレイおよびセンスアンプの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 DRAMにおける1つのメモリセルおよびそ
の周辺部分を示す回路図である。
【図5】 図1中の5−5線に沿って切断した断面図で
ある。
【図6】 図1中の6−6線に沿って切断した断面図で
ある。
【図7】 ハーフピッチの折返しビット線構造を有する
DRAMにおいて、ビット線間にシールド線が配置され
ていない場合のビット線間における容量結合を示す説明
図である。
【図8】 図3に示されたDRAMにおいて、ビット線
間における容量結合を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施例1によるDRAMの一部構
成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示されたセンスアンプおよびその周
辺部分の具体的構成を示す平面図である。
【図11】 この発明の実施例2によるDRAMであっ
て、図6のLOCOS分離の代わりにフィールドシール
ド分離が採用された場合の断面図である。
【図12】 この発明の実施例3によるDRAMの一部
構成を示す平面図である。
【図13】 この発明の実施例4によるDRAMの一部
構成を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施例5によるDRAMの一部
構成を示すブロック図である。
【図15】 図14に示されたセンスアンプおよびその
周辺部分の具体的構成を示す平面図である。
【図16】 この発明の実施例6によるDRAMの一部
構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施例7によるDRAMの一部
構成を示す平面図である。
【図18】 図17に示されたセンスアンプおよびその
周辺回路におけるトランジスタの活性領域を示す平面図
である。
【図19】 この発明の実施例8によるDRAMの一部
構成を示す平面図である。
【図20】 図19に示されたセンスアンプおよびその
周辺回路におけるトランジスタの活性領域を示す平面図
である。
【図21】 この発明の実施例9によるDRAMの一部
構成を示す平面図である。
【図22】 図21に示されたセンスアンプおよびその
周辺回路におけるトランジスタの活性領域を示す平面図
である。
【図23】 この発明の実施例10によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図24】 図23中の一点鎖線で囲まれた部分の具体
的構成を示す平面図である。
【図25】 この発明の実施例11によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図26】 図25中の一点鎖線で囲まれた部分の具体
的構成を示す平面図である。
【図27】 この発明の実施例12によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図28】 図27中の一点鎖線で囲まれた部分の具体
的構成を示す平面図である。
【図29】 図28中の29−29線に沿って切断した
断面図である。
【図30】 この発明の実施例13によるDRAMであ
って、図29のLOCOS分離の代わりにフィールドシ
ールド分離が採用された場合の断面図である。
【図31】 この発明の実施例14によるDRAMであ
って、図27中の二点鎖線で囲まれた部分の具体的構成
を示す平面図である。
【図32】 この発明の実施例15によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図33】 図32に示されたDRAMにおいて、ビッ
ト線間における容量結合を示す説明図である。
【図34】 この発明の実施例16によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図35】 図34中の一点鎖線で囲まれた部分の具体
的構成を示す平面図である。
【図36】 図35中の36−36線に沿って切断した
断面図である。
【図37】 この発明の実施例17によるDRAMであ
って、図36のLOCOS分離の代わりにフィールドシ
ールド分離が採用された場合の断面図である。
【図38】 この発明の実施例18によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図39】 この発明の実施例19によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図40】 この発明の実施例20によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図41】 この発明の実施例21によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図42】 この発明の実施例22によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図43】 この発明の実施例23によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図44】 クォーターピッチの折返しビット線構造を
有するDRAMにおいて、ビット線間における容量結合
を示す説明図である。
【図45】 図43に示されたDRAMにおいて、ビッ
ト線間における容量結合を示す説明図である。
【図46】 この発明の実施例24によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図47】 この発明の実施例25によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図48】 この発明の実施例26によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図49】 この発明の実施例27によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図50】 この発明の実施例28によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図51】 この発明の実施例29によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図52】 この発明の実施例30によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図53】 この発明の実施例31によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図54】 この発明の実施例32によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図55】 この発明の実施例33によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図56】 この発明の実施例34によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図57】 この発明の実施例35によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図58】 この発明の実施例36によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図59】 この発明の実施例37によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図60】 この発明の実施例38によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図61】 この発明の実施例39によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図62】 この発明の実施例40によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図63】 この発明の実施例41によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図64】 この発明の実施例42によるDRAMの一
部構成を示すブロック図である。
【図65】 図64に示されたDRAMにおけるブロッ
クの一部構成を示すブロック図である。
【図66】 この発明の実施例43によるDRAMにお
けるブロックの一部構成を示すブロック図である。
【図67】 この発明が解決しようとする課題を説明す
るための図である。
【図68】 (a)は図67中のビット線の電位Vbi
tの波形を示すタイミングチャートであり、(b)は図
67中のボディ領域の電位Vbodyの波形を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
BL1,/BL1〜BL4,/BL4 ビット線対、W
L,WL1〜WL8ワード線、FL0〜FL10 ボデ
ィ固定線、10 DRAM、20 メモリセル、22
センスアンプ、24,25 共通線、26 セルキャパ
シタ、28トランスファーゲート、30,140,16
8,170,174,148,182,186,19
2,198 活性領域、32,34,148,154,
175ソース/ドレイン領域、36 ボディ領域、38
SOI基板、40 シリコン基板、42 埋込酸化
層、44 SOI活性層、90 接地線、208 結合
線、B1〜B4 ブロック、MBL1,/MBL1〜M
BL4,/MBL4 主ビット線対、SBL1,/SB
L1〜SBL4,/SBL4 副ビット線対、T1〜T
4,/T1〜/T4 ブロック選択ゲート、BS1〜B
S4 ブロック選択信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7735−4M H01L 27/10 681 B 9056−4M 29/78 613 B

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI基板と、 前記SOI基板上に行方向に沿って配置された複数のワ
    ード線と、 前記SOI基板上に列方向に沿って配置された複数のビ
    ット線対と、 前記SOI基板上であって前記複数のワード線および前
    記複数のビット線対の交点のいずれかに対応して設けら
    れ、各々が、データを蓄積する蓄積手段、およびその蓄
    積手段および対応するビット線対の一方ビット線の間に
    接続され、対応するワード線の電位に応答して導通状態
    となる第1のトランジスタを含む複数のメモリセルと、 前記SOI基板上に配置され、所定電位が供給される複
    数のボディ固定線とを備え、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタが、
    ソース領域とドレイン領域とそれらソース領域およびド
    レイン領域の間に位置するボディ領域とを有し、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタのボ
    ディ領域が、前記複数のボディ固定線に接続されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のボディ固定線が、前記複数の
    ビット線対に沿って配置されていることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数のボディ固定線が、前記複数のビッ
    ト線対と同じ層に形成されていることを特徴とする請求
    項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のメモリセルのうち2つのメモ
    リセルにおける第1のトランジスタのボディ領域が、前
    記複数のボディ固定線のうち1つのボディ固定線の1箇
    所で接続されていることを特徴とする請求項2または3
    に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のメモリセルのうち4つのメモ
    リセルにおける第1のトランジスタのボディ領域が、前
    記複数のボディ固定線のうち1つのボディ固定線の1箇
    所で接続されていることを特徴とする請求項2または3
    に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のボディ固定線の各々が、前記
    複数のビット線対のうち対応する2つのビット線対の間
    に配置されていることを特徴とする請求項2または3に
    記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のボディ固定線の各々が、前記
    複数のビット線対のうち対応する1つのビット線対の一
    方および他方ビット線の間に配置されていることを特徴
    とする請求項2または3に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のボディ固定線の各々が、前記
    複数のビット線対のうち対応する2つのビット線対の
    間、および前記複数のビット線対のうち対応する1つの
    ビット線対の一方および他方ビット線の間に配置されて
    いることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体
    記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記SOI基板上に前記複数のワード線
    に沿って配置され、前記複数のボディ固定線に接続され
    た共通線をさらに備えたことを特徴とする請求項2また
    は3に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記SOI基板上であって前記複数の
    ビット線対に対応して設けられ、各々が前記複数のビッ
    ト線対のうち対応するビット線対に接続された複数のセ
    ンスアンプをさらに備え、前記共通線が前記複数のセン
    スアンプに沿って配置されていることを特徴とする請求
    項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のボディ固定線の各々が、前
    記複数のビット線対の一方および他方ビット線のうち対
    応する1つのビット線とツイストされていることを特徴
    とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 SOI基板と、前記SOI基板上に行
    方向に沿って配置された複数のワード線と、 前記SOI基板上に形成された複数の第1のブロックと
    を備え、 前記複数の第1のブロックの各々が、 列方向に沿って配置された第1および第2のビット線対
    と、 前記複数のワード線および前記第1および第2のビット
    線対の交点のいずれかに対応して設けられ、各々が、デ
    ータを蓄積する蓄積手段、およびその蓄積手段および対
    応するビット線対の一方ビット線の間に接続され、対応
    するワード線の電位に応答して導通状態となる第1のト
    ランジスタを含む複数のメモリセルと、 前記第1のビット線対と対応して設けられ、前記第1の
    ビット線対に接続された第1のセンスアンプと、 前記第2のビット線対と対応して設けられ、前記第2の
    ビット線対に接続された第2のセンスアンプとを備え、 前記第1のビット線対の一方ビット線が前記第2のビッ
    ト線対の一方および他方ビット線の間に配置され、 前記第2のビット線対の一方ビット線が前記第1のビッ
    ト線対の一方および他方ビット線の間に配置され、 前記複数の第1のブロックの各々がさらに、 前記第1のビット線対の一方ビット線の一部分の一方側
    に沿って配置され、所定電位が供給される第1のボディ
    固定線と、 前記第1のビット線対の他方ビット線の他の一部分の他
    方側に沿って配置され、前記所定電位が供給される第2
    のボディ固定線と、 前記第2のビット線対の一方ビット線の一部分の一方側
    に沿って配置され、前記所定電位が供給される第3のボ
    ディ固定線と、 前記第2のビット線対の他方ビット線の他の一部分の他
    方側に沿って配置され、前記所定電位が供給される第4
    のボディ固定線とを備え、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタが、
    ソース領域とドレイン領域とそれらソース領域およびド
    レイン領域の間に位置するボディ領域とを有し、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタのボ
    ディ領域が、前記第1から第4までのボディ固定線に接
    続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の第1のブロックの各々がさ
    らに、 前記第1および第2のボディ固定線に接続された第1の
    結合線と、 前記第3および第4のボディ固定線に接続された第2の
    結合線とを備えたことを特徴とする請求項12に記載の
    半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記複数のボディ固定線のうち少なく
    とも1つのボディ固定線が電源電位が供給される第1の
    電源線として用いられていることを特徴とする請求項2
    に記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記SOI基板上に配置され、前記複
    数のビット線対間の電位差を変化させることにより対応
    するメモリセルの蓄積手段に蓄積されたデータを読出す
    センスアンプ帯と、 前記センスアンプ帯上であって前記第1の電源線として
    用いられているボディ固定線と交差して配置され、前記
    第1の電源線として用いられているボディ固定線と接続
    され、かつ前記センスアンプ帯に電源電位を供給するた
    めの第2の電源線とをさらに備えたことを特徴とする請
    求項14に記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記センスアンプ帯を構成する第2の
    トランジスタが、ソース領域とドレイン領域とそれらソ
    ース領域およびドレイン領域の間に位置するボディ領域
    とを有し、 前記センスアンプ帯を構成する第2のトランジスタのボ
    ディ領域が前記第2の電源線に接続されていることを特
    徴とする請求項15に記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 SOI基板と、 前記SOI基板上に列方向に配置された複数の第2のブ
    ロックと、 第1の層に形成され、前記複数の第2のブロックにわた
    って列方向に沿って配置された複数の主ビット線対とを
    備え、 前記複数の第2のブロックの各々は、 前記第1の層と異なる第2の層に形成され、各々が、前
    記複数の主ビット線対のうち1つの主ビット線対に対応
    して設けられ、その1つの主ビット線対に沿って一直線
    に配置された複数の副ビット線対と、 所定のブロック選択信号に応答して導通状態となり、各
    々が、前記複数の副ビット線対のうち1つの副ビット線
    対の各副ビット線に対応して設けられ、その各副ビット
    線および対応する主ビット線対の各主ビット線の間に接
    続された複数のスイッチング手段と、 行方向に沿って配置された複数のワード線と、 前記複数の副ビット線対および前記複数のワード線の交
    点に対応して設けられ、各々が、データを蓄積する蓄積
    手段、およびその蓄積手段および対応する副ビット線対
    の各副ビット線の間に接続され、対応するワード線の電
    位に応答して導通状態となる第1のトランジスタを含む
    複数のメモリセルとを備え、 前記第2の層に形成され、各々が前記複数の主ビット線
    対のうち1つの主ビット線対に対応する複数の副ビット
    線対とその1つの主ビット線対に隣接するもう1つの主
    ビット線対に対応する複数の副ビット線対との間に配置
    された複数のボディ固定線をさらに備え、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタが、
    ソース領域とドレイン領域とそれらソース領域およびド
    レイン領域の間に位置するボディ領域とを有し、 前記複数のメモリセルにおける第1のトランジスタのボ
    ディ領域が、前記複数のボディ固定線に接続されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 連続する4つのワード線および各副ビ
    ット線の交点に対応して設けられた4つのメモリセルの
    うち互いに隣接する2つのメモリセルにおける第1のト
    ランジスタのボディ領域がその各副ビット線の一方側に
    配置されたボディ固定線の1箇所で接続され、互いに隣
    接する残り2つのメモリセルにおける第1のトランジス
    タのボディ領域がその各副ビット線の他方側に配置され
    たボディ固定線の1箇所で接続されていることを特徴と
    する請求項17に記載の半導体記憶装置。
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