JPH089447B2 - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH089447B2
JPH089447B2 JP5112098A JP11209893A JPH089447B2 JP H089447 B2 JPH089447 B2 JP H089447B2 JP 5112098 A JP5112098 A JP 5112098A JP 11209893 A JP11209893 A JP 11209893A JP H089447 B2 JPH089447 B2 JP H089447B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6552Means for discharging uncollated sheet copy material, e.g. discharging rollers, exit trays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/52Stationary guides or smoothers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/02Pile receivers with stationary end support against which pile accumulates

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタや複写機のご
とき画像再生装置に関し、特にこの画像再生装置に使用
される紙送給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像再生装置、例えばレーザプリ
ンタで再生画像を印刷する用紙は、この再生装置のハウ
ジング内にある印刷手段を経て送給される。次いでこの
ハウジングから、その外部に形成した用紙受入れ部分に
排出される。
【0003】ところで上記レーザプリンタでは、上記印
刷手段は光伝導回転ドラムを含み、トナーは移動する用
紙上に再生画像のパターンで、このドラムから電気的に
移転される。またこの用紙は、ドラムを通過したあと融
着器内を通過する。なお上記トナーは、融着器内で加熱
と機械的圧力とにより上記用紙に融着される。
【0004】次に上記融着器を通過した用紙は曲路、典
型的には案内ローラ囲りの曲路を経て、間隔を置き配さ
れた複数の用紙排出ローラセットへと案内される。その
後この用紙は、水平に延びるハウジングの用紙排出口を
経て前方の用紙受入れ部分に排出される。
【0005】この用紙受入れ部分は通常、前方に離れて
しかも上記用紙排出口から下方に偏倚された水平な用紙
支持面をその底面に有する。またこの水平用紙支持面の
後方に設けられて後方および下方に傾斜する勾配面は、
この水平用紙支持面の後端と連なり、後方に延びてい
る。
【0006】上記用紙排出ローラセットはそれぞれ上記
用紙をアイドルローラに押し付けるように働く被回動弾
性ローラから成る。なお上記アイドルローラの軸は、上
記被回動ローラの軸に対して上方および後方に偏倚され
ている。
【0007】理論的には、最初に排出される用紙の先端
部分が上記用紙受入れ部分の低い高さを持つ後部を超
え、その後にこの用紙の後続部分が上記用紙排出口から
排出されるとき、用紙はこの用紙の自然な下向きの曲げ
変形で上記水平支持面に沿い前方への滑り接触を起すよ
うに、上記プリンタの用紙排出ローラは上記用紙受入れ
部分の全底面に対して構造的に位置決めされる。
【0008】そして上記最初の用紙が完全に排出される
と、この用紙の後部が下方に曲げられて上記用紙受入れ
部分の後部に入り、この後部の勾配面上に載ることにな
る。また続けて排出される各用紙も上述と同様の順序に
従うが、これらは上記用紙受入れ部分の底面と接触する
代りに、先に排出された用紙と接触する。かくして曲っ
た用紙束が上記ハウジングの用紙受入れ部分に漸次形成
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上が、各印刷済みの
用紙の意図された排出路であるが、用紙のカーリングと
いう重要な問題が、上記用紙の排出路をひずませる。す
なわち用紙は、上記用紙受入れ部分の低い高さの領域で
簡単に巻き上り、その結果、排出される用紙の意図され
た用紙束の形成を妨げることになる。
【0010】この用紙のカーリングという問題は比較的
軽量の用紙を使用する場合や、上記融着器の出口に鋭く
曲った案内路が存在する場合に特に発生し、上記最初に
排出される用紙の先端部分をその前方にある上記用紙受
入れ部分の水平底面にではなく、勾配面に当接させるよ
うな範囲にまで下方に曲げることになる。そして続いて
排出される用紙の先端部分も同様に上記勾配面に当接す
るか、あるいは場合によって先に巻き上った用紙に当接
し、その結果用紙排出路を急速に妨害するに至る。
【0011】ところで従来提案されているこの問題の解
決法の1つは、上記被駆動用紙排出ローラの1端に、半
径方向に拡大された比較的薄い部分をそれぞれ設けるこ
とである。そしてその結果各用紙は、上記用紙排出ロー
ラセットの間で押し付けられながらこれらのローラセッ
トで前方に送られるとき、上記用紙排出ローラセットの
半径方向に拡大された部分によって比較的小さなうね線
を用紙下面にかつ全長に亘って形成されることになる。
【0012】上記用紙のこの永久的なうねは、用紙に充
分な剛性を付与する傾向がある。したがって用紙が上記
プリンタのハウジングから排出されると、その先端部分
は上記用紙受入れ部分の勾配面を超えてその前方にある
上記水平底面上に適切に載置される。またこれによって
排出された上記用紙は、上記用紙受入れ部分の低い高さ
の後部内で不規則な配列を形成することなく、上記所望
の曲った形状の用紙束を上記用紙受入れ部分内に形成す
る。
【0013】この永久的なうねを作る方法は上述した用
紙のカーリング問題を解決する傾向にあるが、しかしそ
れは、もう1つの新しい問題を提起する。すなわち用紙
がプリンタハウジングの用紙排出口から排出される際、
用紙には「しわ」が生じるという問題である。特に上記
用紙排出ローラセットには、用紙「押圧」部分の直近
に、薄い円板状のうね形成構造を設けたから、用紙が用
紙排出ローラセットの「挾持」領域を横切るとき、その
位置でこの用紙は比較的大きな横方向の収縮力に曝され
る。したがって用紙の縦部分は上記用紙排出ローラセッ
トの挾持領域内で強制的な縦方向の滑りを惹き起す。か
くして用紙にしわが生じる。
【0014】従来提供された上述のレーザプリンタのご
とき画像再生装置に起る一般的な今一つの問題は、装置
外部の用紙排出路が用紙束により閉塞されて上記用紙受
入れ部分から用紙束を取出す必要が生じるまでに、上述
の曲った形で上記用紙受入部分内に積み上げられる用紙
の枚数を最大にすることに関する。
【0015】ところで上述した用紙受入れ部分全体につ
いての幾何学的な見地からすると、上記用紙排出口から
排出される用紙の先端部分が、上記用紙受入れ部分を構
成する水平底面のレベル以下のレベルにまで曲げ変形を
起す以前に、この先端部分が上記水平底面の後端を前方
に確実に超えるように、上記用紙受入れ部分の後端は上
記用紙排出口に充分に近く設けられねばならないという
ことである。さもなければ前述した用紙の巻き上りとい
う問題が起るであろう。
【0016】勿論、上記水平底面の後端が上記用紙排出
口に近付けば近付く程、上述した巻き上りの発生は少く
なるに違いない。しかしながら、この後端が上記用紙排
出口により近付くにつれて、上記用紙受入れ部分の勾配
面と上記用紙排出口との間の距離もこれに伴って減少す
る。
【0017】ところで上記用紙受入れ部分は、その頂部
が開放されているから、この用紙受入れ部分の水平底面
位置における用紙嵩には、理論的に限界はない。しかし
ながら上記用紙受入部分内に積み上げられる用紙の最大
枚数は、上記勾配面と上記用紙排出口との間の距離によ
って制限を受ける。特に排出された用紙の束が大きくな
るにつれ、この用紙束の頂部にある用紙の曲った後端部
が、次の用紙の排出をある点で妨害する。したがって用
紙束は、後続する用紙が上記用紙受入れ部分に排出され
る前に、この用紙受入れ部分から取り出されねばならな
い。
【0018】従来型のこの用紙受入れ部分および用紙排
出口を備えたプリンタやその他のタイプの画像再生装置
では、上記水平底面後端の最善とされる前後方向位置
は、上記用紙受入れ部分に収容が可能な用紙の最大枚数
を500枚(すなわち標準的な1連の用紙枚数)以下に
制限するような〔(用紙排出口)−(勾配面)〕間寸法
に収斂される傾向にある。例えば上述した通常タイプの
従来のプリンタでは、約420から約450枚、すなわ
ちより多く望まれる500枚の用紙束容量以下の容量を
備えている。
【0019】上述した用紙受入部分形状を備える従来の
プリンタやその他のタイプの画像再生装置に起り易い今
1つの問題は、上記用紙排出口近傍の外側に位置を占め
かつ上記用紙受入れ部分内に生じる用紙束の用紙枚数を
検出する機能を持つ揺動自在な用紙枚数のセンサ部材に
関する。
【0020】通常、小さな合成樹脂成形材から成るこの
センサ部材は、各排出される用紙によって上向きに揺動
され、次いで下向きに揺動する。そして次に排出される
用紙によってこの揺動サイクルが再び発生するまで、こ
のセンサ部材は上記用紙束の頂面で休止する。この場合
特に上記用紙束が比較的嵩があるときは、この用紙束を
持ち上げ、次いで上記用紙受入れ部分からこの用紙束を
後方に取出すときに、上記センサ部材がこの用紙によっ
て強制的に上向きに押されて破壊されることになる。
【0021】以上に述べたところから、上述の問題を解
決するか、あるいはこの問題を少くとも実質的に軽減す
る用紙排出装置を備えた上記通常タイプの画像再生装置
を提供することが望まれていることは、容易に明確にす
ることができる。したがって本発明の目的は、このよう
な装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前章に一般的に述べら
れ、しかも本発明の実施例と一致する画像再生装置は、
特別に設計された用紙撓ませ装置を具備する。すなわち
この用紙撓ませ装置は、(1)、印刷済みの用紙に感知
される程のしわを発生させることなく、上記用紙のカー
リング問題を実質的に解決し、また(2)、用紙受入れ
部分の形状を変えることなく、この用紙受入れ部分内に
有効に積み上げられる用紙の最大枚数を増加させ、さら
に(3)、上記用紙を上記用紙受入れ部分から取出す際
に、上記センサ部材が用紙束によって損傷を受けたり、
あるいは破壊されたりしないように機能する。
【0023】上記画像再生装置、代表的にはレーザプリ
ンタは、このプリンタのハウジングに取付けられかつ水
平方向に間隔を置き配された複数の用紙排出ローラセッ
トを有する。そして各用紙排出ローセットは比較的大径
の弾性駆動ローラを有するが、この弾性駆動ローラは残
りの用紙排出ローラセットの用紙挾持領域と水平方向に
並んだ用紙挾持領域内で、より小径のローラに横方向に
押し付けられる。なお上記用紙排出ローラセットが用紙
を上向きに移動させて、上記上方が開放された用紙受入
れ部分にこの用紙を上記用紙排出口を経て送り込むと
き、この用紙は上記用紙排出ローラセットに摩擦を受け
ながら挾持される。
【0024】この発明の実施例である上記用紙撓ませ装
置は、上記用紙排出ローラセットの上方において上記プ
リンタに取外し自在に装着されると共に、上記用紙排出
ローラセットと組合わされる複数の第1撓み付与手段を
備える。
【0025】これら垂下する第1撓み付与手段のそれぞ
れは、互いに隣り合って対をなす用紙排出ローラセット
間中央のかつ上記用紙排出ローラセットの挾持領域レベ
ルよりも幾分低いレベル位置に臨んだ底面を有する。
【0026】そして順次排出される用紙のそれぞれが、
上記用紙排出ローラセットにより挾持されてこの用紙排
出ローラセットを通過するとき、上記第1撓み付与手段
の上記底面が上記互いに隣り合って対をなす用紙排出ロ
ーラセット間に存在する用紙の一部と接触して下向きの
曲げ変形をこの部分に与える。
【0027】そしてこのような下向きの曲げ変形は、用
紙が上記用紙排出ローラセットを出る際にこの用紙に一
時的な波形の変形を起させる。かくして用紙は一時的に
剛性を付与されるから、その先端部分は上記用紙受入れ
部分の水平底面部後端に向って前進し、その結果この先
端部分は前記勾配面に当接することがない。したがって
用紙は、上記用紙受入れ部分の低いところで巻き上るお
それがない。
【0028】ここで重要なことは、上記各第1撓み付与
手段が用紙との間に比較的大きな接触面を持ちかつ位置
決めされているために、上記一時的な用紙の波形変形が
折目やしわを用紙に付けないどちらかと言えば優しい曲
率を持つようになることである。
【0029】さらに上記用紙撓ませ装置は、相互に間隔
を置いて垂下する複数の第2撓み付与手段を有する。な
おこれらの第2撓み付与手段は、上記第1撓み付与手段
の底面部よりも幾分上方に位置を占める底面部を有す
る。
【0030】そして上記用紙受入れ部分の低い高さの部
分にある用紙束の後端頂面が下から用紙排出口に接近し
始めると、順次に排出される用紙の先端部分を、既に排
出されて用紙束の頂部にある用紙の後端部分に向けて押
し遣るように、上記垂下する第2撓み付与手段は上記排
出される用紙に上方から当接する。
【0031】このように上記排出される用紙がその下の
用紙に接触すると、この排出される用紙が上記用紙排出
口を出た後、上記下の用紙(およびその下の1枚または
1枚以上の用紙)をこの排出される用紙に対して前方に
偏倚させることになる。またそのあとこの用紙は、上記
用紙束の残り部分の頂面に休止することになる。
【0032】この摩擦による用紙の前進は、上記第2撓
み付与手段の上記用紙への作用によって、順次に排出さ
れる各用紙に対して繰返される。そして上記用紙束の最
上部分には、前進方向に継起する相対的な相互間の食い
違いを生じる。なお上記用紙束の最上部分の、この前進
方向に生じる相対的な食い違いは、上記用紙受入れ部分
の水平底面位置における用紙嵩に対して上記用紙排出口
近傍の用紙嵩を減少させるように働く。
【0033】上記用紙排出口近傍における用紙嵩のこの
ような減少は、新たな用紙束を形成する用紙の外部排出
路の妨害をなくす必要から、既に排出された用紙の束を
上記用紙受入れ部分から取出す前の、この用紙束の用紙
総量を有利に増加させることができる。
【0034】この発明に係る用紙撓ませ装置を備える画
像再生装置の図示した実施例では、公称用紙束容量45
0枚は少なくとも500枚に増やされ、これによって1
連単位の用紙束容量を再生装置に与える有利性が得られ
る。
【0035】なお実施例では、上記用紙撓ませ装置は細
長い矩形状で、しかも縦方向に間隔を置き配設した複数
のクリップ部分を装置の下面側に持つ合成樹脂成形材で
ある。なおこのクリップ部分は、上記用紙排出口上方の
支持部材に用紙撓ませ装置を取り外し自在に装着する作
用を備える。また上記第1、第2撓み付与手段は、上記
クリップ部分の上に形成される。
【0036】この発明の今一つの特徴によると、上記撓
ませ装置である板状体の先端部分には小さい切欠きが設
けられている。そして上記用紙束が上方に持ち上げられ
かつ上記用紙受入れ部分から後方に取り出されるとき、
この用紙束と接触して上向きに揺動される上記センサ部
材の外側端を受け入れるように、この切欠きは位置決め
され、また形作られている。
【0037】そして、上記センサ部材が上記切欠きに受
入れられることにより、このセンサ部材の上向きの揺動
が制限を受け、またこのセンサに掛かる上向きの曲げ荷
重が制限を受ける。かくして上記用紙が上記用紙受入れ
部分から取出される際、上記センサ部材に損傷を与える
おそれがない。
【0038】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0039】図1(従来技術)に、簡略化して示されて
いる断面図は、レーザプリンタ10の形をとる通常の画
像再生装置である。このプリンタ10は、水平に細長い
用紙排出口16の前方に(即ち右方に)位置して上部が
開放され、排出された用紙を受けとる用紙受入れ部分1
4を備えるハウジング12を有する。用紙受入れ部分1
4は、前記用紙排出口16から前方および下方に偏倚し
て位置している水平底面18と、水平底面18の後端2
2から後方に拡張することおよび後方に押された形の縦
穴の後部23の前方境界を形成することによって、下方
且つ後方へ傾斜される勾配底面20とを有する。
【0040】用紙排出口16の直上に位置が定められる
ものは、出口に平行に延長しかつ一定の間隔で水平に3
つ配置される用紙排出ローラセット26を覆う細長い金
属製の支持部材24である。それぞれの用紙排出ローラ
セット26は、駆動軸29に連結される弾性的な駆動ロ
ーラ28と、その駆動ローラを下方に押しつけかつ相対
的に後方に偏倚している小径アイドルローラ30とを含
んでいる。
【0041】用紙排出ローラセット26は、用紙送給手
段の一部を形成し、破線の送給路Pに沿ってハウジング
12を通過してプリントされた用紙32のような切断用
紙を連続的に送給し、それから排出用紙束Sの台へ達す
るように用紙受入れ部分14の中へ用紙を前方へ排出す
るように作用する。排出用紙束Sにおいて、下方に存在
する用紙の後部Rを伴って水平底面18上の用紙台の前
部Fは、押された形の用紙受入れ部分14aの中へ曲げ
られ、勾配底面20の上に支持されている。
【0042】用紙送給路Pは、その路を限定するために
役立つ概略図示された構造34、36のような通常の案
内構造によって反対側に接している。各連続用紙は、路
Pに沿ってハウジング12を通過して効率的に送給され
るように、光伝導回転ドラム38とコロナ発生器40と
の間、融着器42の中、案内ローラ44の回りおよび接
触駆動する駆動ローラおよびアイドルローラの組28、
30の間である挟持領域Nの中を連続的に通過する。
【0043】各用紙はドラム38とコロナ発生器40と
の間を通過するので、そのドラム上に照射されるレーザ
光Lによって制御される所定の像パターンでドラム上に
付着させるトナーは、コロナ発生器によって用紙上に電
気的に転写される。それから、その用紙が用紙排出ロー
ラセット26の挟持領域Nまで行く途中で通過する融着
器42によって、即ち熱と機械的圧力との結合によっ
て、その転写されたトナーは、用紙上に融着される。
【0044】各プリントされた用紙32はハウジングの
用紙排出口16を通過して前方へ排出され、排出された
用紙は自重のために自然に下方へ折れ曲がると同時に、
用紙先端部46が、縦穴表面の後端22から上方および
前方へ片づけられ、それから用紙の残りが、後部23の
中へ排出されかつ下方に落下するまで、水平底面18
(即ち本実施例の場合には排出用紙束Sの頂上側)に沿
って接触して前方へ滑るように、プリンタ10は通常の
方法で設計されかつ形造られる。
【0045】上述した通常の方法で設計されたプリンタ
において、各用紙が融着器を出る間に、カーリングを
「セット」しがちである融着器42での相対的に薄い用
紙の出口カーリングのため、特に相対的に軽重量の用紙
が用いられるとき、用紙カーリング問題は発生する。用
紙先端部46が勾配底面20を打つ(即ち、本実施例の
場合に用紙束の後部を下方へ折る)程度まで、このカー
リングは用紙排出口16を出るときに用紙32の下方へ
の折れを際立たせる傾向があり、それによって、図1中
の破線で示すように、押し下げられた後部23の中で用
紙32が単純に巻き上がる原因となる。もちろん、この
発生は、所望の整頓された排出用紙束Sが形成されるこ
とを妨げるとともに、与えられた一束をプリントするハ
ウジング12から排出される用紙の数を非常に減少させ
る。
【0046】この用紙カーリング問題の通常の解決方法
は、図2(従来技術)に簡略化されて示され、挟持領域
Nを合体する隣接する駆動ローラ28のそれぞれの一端
の半径方向に拡大された折り目付け円板48の配置を含
んでいる。用紙32は、用紙排出ローラセット26から
前方に排出されるので、折り目付け円板48は、用紙の
中にその全長に沿ってシャープな折り目50を形成す
る。これらのシャープな折り目50は、予期されるよう
に奥の用紙受入れ部分の後端22を用紙先端部に上方お
よび前方に片付けさせるのに十分の望ましくない用紙カ
ーリングを相殺する程度まで排出される用紙を剛性化し
ようとする。
【0047】しかしながら、用紙を剛性化することは、
薄い折り目付け円板48によって達成されるが、2つの
新しい用紙取扱問題を引き起こそうとする。第1に、挟
持領域Nに隣接して引き起こされるシャープな折り目
は、用紙の長さに沿って小さいが永続する折れ線を望ま
しくなく形成する傾向がある。第2に、挟持領域Nに隣
接する折り目構造の位置は、挟持領域を通過するときに
用紙に実質的に左右方向に縮ませる力を与えようとす
る。これらの縮ませる力は、用紙の一部を挟持領域に沿
って縦方向に滑らせることが出来、図2の矢印52によ
って示されるように、それによって、排出された用紙に
永久的にしわを付ける。
【0048】ところで上述した用紙送給問題は、本発明
の原理を実施している排出用紙に撓みを与える装置に関
する設備およびプリンタ10へ(または、同様に構成さ
れている用紙排出部を有する画像再生装置の異なるタイ
プへ)の付属品によって独自に解決される。図3および
4に示す実施例において、その装置は、支持部材24の
水平長さとほぼ等しい長さで細長い矩形状基部62を有
するプラスチック成形された撓み付与部材60である。
【0049】矩形状基部62は、上面64と、下面66
と、わずかに下降した後端縁68と、前端縁70と、一
対の対向する側端縁72、74とを有する。後述する目
的のために、小さな矩形状の切欠き76が前端縁70に
形成されている。長手方向に配置されている一連の2つ
の内方クリップ80および2つの外方クリップ78は、
矩形に成形されている開口82から下方に偏倚して矩形
状基部62の下面の前縁部に形成されている。矩形状基
部62に結合されている部分から後方へ延出するクリッ
プ78、80のそれぞれは、自由端84を有し、かつ矩
形状基部62の下面66から外方へ突出し長手方向に延
長する横リブ88によって前方への境界を示して後方に
開口するスロット86を限定する。
【0050】図4に最も良く示されているように、2つ
の外方クリップ78のそれぞれの底面から垂下している
ものは、外方クリップ78の自由端84から前方に向か
い合って並び、前方および下方に傾斜した下端面94を
位置合わせする、後端面92を有する3つの所定間隔の
縦リブ90である。内方クリップ80のそれぞれの底面
から垂下しているものは、後端面98を有する3つの所
定間隔の縦リブ96である。自由端84に連合して前方
に向かい合って並んでいる3つのリブそれぞれにおい
て、2つの外側の後端面98に対して、その中央の後端
面98は自由端84と位置合わせされている。
【0051】後述する目的のために、縦リブ96の下端
面の後部100は、矩形状基部62の下面66と平行で
ありかつ外方クリップ78上の縦リブ90より下方によ
り深い。縦リブ96の底面縁の前部102は、外方クリ
ップ78上の縦リブ90の底面縁の前端部と同様に傾斜
されて位置合わせされている。
【0052】図5を参照して、改良されたレーザプリン
タ10aの部分は、概略的な断面が示されている。プリ
ンタ10aは、本発明の特別に設計された撓み付与部材
60を、後述するようにさらに付加した点を除いて図1
に関連する前述した通常のプリンタ10と同様である。
改良されたプリンタ10aと通常のプリンタ10との比
較を容易にするために、プリンタ10の構成要素と同様
のプリンタ10aの構成要素は、下付き”a”を備える
同一の参照番号を与えられている。
【0053】撓み付与部材60は、スロット86(図4
参照)の中へ支持部材24aの前縁を挿入し、それから
その撓み付与部材の矩形状基部62の細長い横リブ88
に対して支持部材底部の前縁まで、支持部材上で撓み付
与部材を後方へ押し動かすことによって容易に取り外し
可能に支持部材24aに設置されている。矩形状基部6
2のわずかに下降された後端縁68は、支持部材24a
の所定の位置に撓み付与部材60を摩擦的に保持するよ
うに働いている。
【0054】図6に最も良く示されるように、このよう
な方法で取り外し可能に取り付けられている撓み付与部
材60を用いて、2組の縦リブ90は、水平で外側の用
紙排出ローラセット26a(1)、26a(3)から外
方に離間し、挟持領域Nからわずかに上方に配置されて
いる。2組の縦リブ96のそれぞれは、挟持領域Nに関
して下方に偏倚している縦リブ96(図5参照)の後部
100と共に、2つの隣合う用紙排出ローラセット26
a(1)、26a(2)および26a(2)、26a
(3)の一方の間の中心に位置決めされている。
【0055】用紙32は、ハウジングの用紙排出口16
aを通って外方へ即ち前方へ排出されるので、縦リブ9
6の後部100は、用紙の排出において、被撓み部Cを
形成するために隣接する用紙排出ローラセット26a
(1)、26a(2)および26a(2)、26a
(3)の間の中心に配置された部分を下方に接触して横
方向に曲げる。用紙32中の被撓み部Cは、後部23a
を横切るように、用紙の剛性を高めるように働き、それ
によって、用紙を引き起こすために用紙前端部46が後
端22aを上方且つ前方に片づけ、次に用紙受入れ部分
14aの中にプリントされ排出された用紙を適切に積み
重ねる。
【0056】重要なことは、排出ローラの隣り合う組の
間の中心に位置決めすること、および用紙32に接触す
る相対的に広い下面領域のため、縦リブ96の後部10
0は、被撓み部Cにやや穏やかな下方へのカーリングを
与えることおよび用紙が排出されるとき累進的に分散さ
せることである。これらの一時的な用紙の撓みおよび硬
化は縦リブ96によって与えられるので、用紙32は、
折り目が永久的に付くことはなく、さらに排出ローラ2
6aを通過するとき横方向にしわがよる傾向がない。こ
れが図2に示されるように通常の用紙の撓みおよび硬化
構造を制する実質的な改良を与えるということは容易に
理解される。
【0057】図1および図7を参照すると、取り付けら
れた撓み付与部材60は、縦リブ90および96の前下
面部によって供給される他の望ましい特徴、即ち、与え
られたプリント出力束を通じて、図1に示される通常の
プリンタ10の同一形状の用紙受入れ部分14に適応し
得るほかには、ハウジングの用紙受入れ部分14a中に
実質的に多数の用紙32を効果的に積み重ねる能力とと
もに、改良されたレーザプリンタ10aを供給する。
【0058】通常のプリンタ10における上方の用紙排
出口16に排出用紙束Sの後上面部は上昇して接近し、
その束における1番上の用紙の後縁部は、プリンタの外
側の用紙の排出路を塞ぎ始め、これによって、束が用紙
受入れ部分から取り除かれるまでプリントが停止され
る。典型的に、図示された通常のプリンタ10におい
て、この現象は、約450枚程度の排出された用紙(す
なわち、背面梱包の規格における500枚の用紙より実
質的に少ない用紙)が積み重なったとき、用紙受入れ部
分において発生する。
【0059】しかしながら、代表的な改良プリンタ10
aにおいて、500枚以上の排出された用紙32は、図
7に関して述べたように、同時に用紙受入れ部分14a
の中に効果的に積み重ねることが出来る。排出用紙束S
の中の多数の排出された用紙32は増加するので、その
束の後部の上面は上昇して用紙排出口16aに接近す
る。この現象が生じたとき、前端縁32fに予め排出さ
れている用紙32の下側にある後端縁32rの前方への
滑り摩擦接触をさせるという方法で、縦リブ90、96
(それらは用紙排出ローラセットの挟持領域Nに関して
上方に偏倚している)の前下面部に排出用紙32の前端
縁32fが下降して接触する。
【0060】このような滑り摩擦接触は、束の最上の部
分の中に各下にある用紙32の前端縁32fに次の排出
用紙の前端縁32fに関して前方に互い違いにさせ、さ
らにまた、2枚の用紙の後端縁32rの同様な前後互い
違いにさせる。排出用紙束Sの最上部分における後端縁
32rの累進的互い違いは、水平底面18aの上方の用
紙嵩Yに例えられる後部23aにおいて用紙排出口16
aに隣接する有効嵩Xを縮小するように作用する。
【0061】次には、これは、通常のプリンタ10の同
様に形造られた用紙受入れ部分14の中に効果的に積み
上げることが出来る以上に実質的に多数の用紙32を効
果的に用紙受入れ部分14aの中に積み上げることが出
来る。例えば、図示された通常のプリンタ10におい
て、最大積み上げ容量は、ほぼ450枚である。しかし
ながら、取り付けられた撓み付与部材60を用いて、少
なくとも500枚、即ち切断用紙の完全な一連の束、を
効果的に積み上げることが出来る。
【0062】図1および5を参照して、用紙32が自由
端である外側端106、106aを上昇させて接触させ
るので、プリンタ10および10aは、連続的に排出さ
れた用紙によって上昇または下降方向に回転させられる
通常の用紙出力センサ部材104、104aがそれぞれ
供給されている。プリンタ10において、束が用紙受入
れ部分14の中から上方および後方に持ち上げられるの
で、センサ部材104は排出用紙束Sによって上方に回
転されて折られる。しかしながら、この潜在的なセンサ
部材破損は、改良されたプリンタ10aにおいて本質的
に解決されている。
【0063】特に、図8に示すように、センサ部材10
4aは、用紙受入れ部分14aから束の上方および後方
への移動の間、排出用紙束Sによって上方に噛み合わさ
れかつ回転されので、撓み付与部材60の矩形状基部6
2の切り欠き76の中に外側端106aが上昇して収容
され保持される。これは、センサ部材104aの上方へ
の回転を安全に制限し、用紙受入れ部分14aの中から
リフタであるように用紙束によってその上に押しつけら
れることから過度の反時計回転方向のトルクを妨げてい
る。
【0064】前述の詳細な説明は、図と実施例のみの方
法によって示されるように明白に理解されるべきであ
り、本発明の精神および範囲は、付加された請求項によ
ってのみ限定されるものではない。
【0065】
【発明の効果】本発明の画像再生装置によれば、画像再
生装置から排出される印刷済み用紙をこの装置の用紙受
入れ部分に正しく収容するため、この用紙に必要な剛性
を一時的に付与して、この用紙に永久的な折目やしわを
付けないようにすることが出来る。また上記用紙受入れ
部分に収容される用紙の嵩をできるだけ増すようにする
ことが出来る。さらに、上記用紙受入れ部分から用紙束
を取出す際、上記排出される用紙の枚数を検出するため
のセンサ部材に損傷を与えないようにすることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙排出口から排出される印刷済み用紙にとっ
て重要なカーリング問題を図解する従来のレーザプリン
タに設けられた用紙送給路の部分断面略図
【図2】カーリング問題を解決するため、大径のうね形
成端部を設けた対をなす従来の用紙排出ローラセットの
側面略図
【図3】この発明の実施例を示す用紙撓ませ板構造の上
面斜視図
【図4】図3に示した用紙撓ませ板構造の下面斜視図
【図5】用紙排出口から排出される用紙に一時的なうね
を付け、この用紙に剛性を与える図3の用紙撓ませ板構
造を図解的に示すプリンタの拡大断面図
【図6】用紙撓ませ板構造による剛性付与作用で用紙に
形成される独特のうねを示す排出される用紙の図5にお
ける6−6線断面図
【図7】用紙撓ませ板構造による用紙嵩改善効果を図解
した図5と類似するプリンタの断面略図
【図8】用紙束を用紙受入れ部分から取り出す際のセン
サ部材の損傷を防ぐ手段を図解した用紙撓ませ板構造の
拡大斜視図
【符号の説明】
10 レーザプリンタ 12 ハウジング 14 用紙受入れ部分 16 用紙排出口 18 水平底面 20 勾配底面 22 後端 24 支持部材 26 用紙排出ローラセット 28 駆動ローラ 30 アイドルローラ 32 用紙 32f 前端部 32r 後端部 62 基部 66 下面 70 前端縁 78 外方クリップ(クリップ手段) 80 内方クリップ(クリップ手段) 90 縦リブ 96 縦リブ 100 後部 102 前部 104 センサ部材 106 外側端 N 挟持領域 X 用紙有効嵩 Y 用紙嵩

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平に延びる用紙排出口および、この用紙
    排出口から順次前方に排出される用紙を受入れて束にす
    る用紙受入れ部分を備えたハウジングと、 上記排出された用紙の前端部を支えるために上記用紙排
    出口に対して下方および前方に偏倚されかつその後端が
    後方との境となる水平底面を持った前部および、垂下す
    る上記用紙の後端部を支えるために上記水平底面の後端
    から下方および後方に向けて傾斜する勾配底面を持った
    高さの低い後部を備えた上記用紙受入れ部分と、 挾持領域に沿って互いに押圧し合う2個のローラを備え
    かつ上記用紙排出口の近傍に間隔を置き水平に配されて
    回動の自在な複数の用紙排出ローラセットを有し、上記
    ハウジング内を通り用紙を順次送給してこれらの用紙を
    外部の上記用紙受入れ部分に上記用紙排出口を経て排出
    させる送給手段と、 上記用紙排出ローラセットの上方に位置を占め、これら
    の用紙排出ローラセットの軸とほぼ平行に延びる板状の
    支持部材と、 上記用紙が上記ハウジング内を通り送給されるとき所定
    の画像をこの用紙に再生させる手段と、 隣り合って対をなす上記用紙排出ローラセット間のほぼ
    中央を横切って上記挾持領域を垂直に過ぎるレベルにま
    で延設され、永久的な折目やしわを上記排出される用紙
    に与えることなく一時的に波を打たせて剛性を与えるた
    めに、上記挾持領域を経て前方に送給される各用紙に間
    隔を置いて接触しかつ曲げ変形を与えるように作用する
    複数の撓み付与手段を有する用紙撓ませ装置とをそれぞ
    れ具備し、 上記用紙撓ませ装置は細長い板状の基部と、上記支持部
    材に取外しが自在に取付けるための複数のクリップ手段
    とを有し、 上記複数の撓み付与手段は上記基部の下面から下方に突
    出されると共に、この基部の長手方向に沿って間隔を置
    きかつこの長手方向に交叉して配されている画像再生装
    置。
  2. 【請求項2】上記複数の撓み付与手段は上記複数のクリ
    ップ手段から垂下している請求項1に記載の画像再生装
    置。
  3. 【請求項3】上記複数の撓み付与手段のそれぞれは上記
    複数のクリップ手段のそれぞれから垂下して上記基部の
    長手方向に相互に離されて置かれた複数のリブを有する
    請求項2に記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】上記基部は前端縁を有し、上記各リブは下
    方および後方に傾斜する前部と、上記基部の下面に平行
    でかつ上記前部に対して下方に偏倚させた後部とから成
    る下端面を有する請求項3記載の画像再生装置。
  5. 【請求項5】用紙枚数を検出するための細長いセンサ部
    材はその内側端で支持されて上記用紙排出ローラセット
    の前方で上下に揺動し、上記基部の前端縁に設けられた
    切欠きは上記センサ部材の外側端を上向きにかつ解放的
    に受入れて上記センサ部材の上向きの揺動を規制する請
    求項4記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】上記用紙撓ませ装置は合成樹脂の一体成形
    材である請求項5記載の画像再生装置。
  7. 【請求項7】水平に延びる用紙排出口および、この用紙
    排出口から順次前方に排出される用紙を受入れて束にす
    る用紙受入れ部分を備えたハウジングと、 上記排出された用紙の前端部を支えるために上記用紙排
    出口に対して下方および前方に偏倚されかつその後端が
    後方との境となる水平底面を持った前部および、垂下す
    る上記用紙の後端部を支えるために上記水平底面の後端
    から下方および後方に向けて傾斜する勾配底面を持った
    高さの低い後部を備えた上記用紙受入れ部分と、 挾持領域に沿って互いに押圧し合う2個のローラを備え
    かつ上記用紙排出口の近傍に間隔を置いて水平に配され
    た回動の自在な複数の用紙排出ローラセットを有し、上
    記ハウジング内を通り用紙を順次送給してこれらの用紙
    を外部の上記用紙受入れ部分に上記用紙排出口を経て排
    出させる送給手段と、 上記用紙が上記ハウジング内を通り送給されるとき所定
    の画像をこの用紙に再生させる手段と、 上記用紙排出ローラセットの上方に位置を占めると共に
    上記用紙排出ローラセットの軸方向と平行に相互の間隔
    を保ち、上記挾持領域上方のレベルにまで上記用紙排出
    ローラセットに向けて下向きに延設され、上記用紙受け
    入れ部分内に形成される用紙束の後端部が上記用紙排出
    口に下方から接近するとき、順次排出される各用紙にそ
    の上方から接触してこの排出される用紙の前端部分を既
    に排出された用紙の後端部分と滑り摩擦接触させると共
    に、上記積み上げられた用紙のうち最上位を占める数枚
    の用紙間で下側の用紙とその直上の用紙との間に前後方
    向の相対的食い違いを生じさせて上記用紙排出口近傍に
    おける用紙有効嵩を上記用紙受入れ部分の水平底面位置
    における用紙嵩に対して減少させ、これによって上記用
    紙束を上記用紙受入れ部分から取出す前にこの用紙受入
    れ部分内に有効に積み上げできる用紙の枚数を最大にす
    るように働く複数の撓み付与手段を備えた用紙撓ませ装
    置とをそれぞれ具備する画像再生装置。
  8. 【請求項8】上記画像再生装置はレーザプリンタである
    請求項7記載の画像再生装置。
  9. 【請求項9】上記画像再生装置は上記用紙排出ローラセ
    ット上方のかつこれら用紙排出ローラセットの軸にほぼ
    平行に配された細長い板状の支持部材を有し、上記用紙
    撓ませ装置は細長い板状の基部と、この基部を上記支持
    部材に取外し自在に取付けるための複数のクリップ手段
    とを有し、上記複数の撓み付与手段は上記基部の下側か
    ら下方に突出すると共に、上記基部の長手方向に沿って
    縦に間隔を保ちかつこの長手方向と交叉して配されてい
    る請求項7記載の画像再生装置。
  10. 【請求項10】上記複数の撓み付与手段は上記複数のク
    リップ手段から垂下している請求項9記載の画像再生装
    置。
  11. 【請求項11】上記複数の撓み付与手段のそれぞれは上
    記複数のクリップ手段のそれぞれから垂下しかつ上記基
    部の長手方向と平行に相互の間隔を保って設けられた複
    数のリブを有する請求項10記載の画像再生装置。
  12. 【請求項12】上記基部は前端縁を有し、上記各リブは
    用紙束の最上部を占める複数の用紙が上記用紙排出口を
    経て前方に排出されるとき、これらの用紙のそれぞれに
    上方から接触するよう下方および後方に傾けられた下端
    面を有する請求項11記載の画像再生装置。
  13. 【請求項13】用紙枚数を検出するための細長いセンサ
    部材はその内側端で支持されて上記用紙排出ローラセッ
    トの前方で上下に揺動し、上記基部の前端縁に設けられ
    た切欠きは上記センサ部材の外側端を上向きにかつ解放
    的に受入れて上記センサ部材の上向きの揺動を規制する
    請求項12記載の画像再生装置。
  14. 【請求項14】上記用紙撓ませ装置は合成樹脂の一体成
    形材である請求項13記載の画像再生装置。
  15. 【請求項15】水平に延びる用紙排出口および、この用
    紙排出口から順次前方に排出される用紙を受入れて束に
    する用紙受入れ部分を備えたハウジングと、 上記排出された用紙の前端部を支えるために上記用紙排
    出口に対して下方および前方に偏倚されかつその後端が
    後方との境となる水平底面を持った前部および、垂下す
    る上記用紙の後端部を支えるために上記水平底面の後端
    から下方および後方に向けて傾斜する勾配底面を持った
    高さの低い後部を備えた上記用紙受入れ部分と、 挾持領域に沿って互いに押圧し合う2個のローラを備え
    かつ上記用紙排出口の近傍に間隔を置いて水平に配され
    た回動の自在な複数の用紙排出ローラセットを有し、上
    記ハウジング内を通り用紙を順次送給してこれらの用紙
    を外部の上記用紙受入れ部分に上記用紙排出口を経て排
    出させる送給手段と、 上記用紙が上記ハウジング内を通り送給されるとき所定
    の画像をこの用紙に再生させる手段と、 用紙撓ませ装置とをそれぞれ具備し、 この用紙撓ませ装置は、 隣り合って対をなす上記用紙排出ローラセット間のほぼ
    中央を横切って上記挾持領域のレベル以下のレベルにま
    で延設され、永久的な折目やしわを上記排出される用紙
    に与えることなく一時的に波を打たせて剛性を付与する
    するために、上記挾持領域を経て前方に送給される各用
    紙に間隔を置いて接触しかつ下向きの曲げ変形を与える
    ように作用する相互に間隔を置いた複数の第1撓み付与
    手段と、上記用紙排出ローラセットの上方に位置を占め
    ると共に上記用紙排出ローラセットの軸方向と平行に相
    互に間隔を保ち、上記挟持領域上方のレベルにまで上記
    用紙排出ローラセットに向けて下向きに延設され、上記
    用紙受入れ部分内に形成される用紙束の後端部が上記用
    紙排出口に下方から接近するとき、 (1)、順次排出される各用紙にその上方から接触して
    この排出される用紙の前端部分を先に排出された用紙の
    後端部分と滑り摩擦接触させると共に、 (2)、上記積み上げられた用紙のうち最上位を占める
    数枚の用紙間で下側の用紙とその直上の用紙との間に前
    後方向の相対的食い違いを生じさせて上記用紙排出口近
    傍における用紙有効嵩を上記用紙受入れ部分の水平底面
    位置における用紙嵩に対して減少させ、これによって上
    記用紙束を上記用紙受入れ部分から取出す前にこの用紙
    受入れ部分内に有効に積み上げできる用紙の枚数を最大
    にするように作用する相互に間隔を置いた複数の第2撓
    み付与手段とから成る画像再生装置。
  16. 【請求項16】上記画像再生装置はレーザプリンタであ
    る請求項15記載の画像再生装置。
  17. 【請求項17】上記画像再生装置は上記用紙排出ローラ
    セット上方のかつこれら用紙排出ローラセットの軸にほ
    ゞ平行に配された細長い板状の支持部材を有し、上記用
    紙撓ませ装置は細長い板状の基部と、この基部を上記支
    持部材に取外し自在に取付けるため縦方向に間隔を置い
    て配された複数のクリップ手段とを有し、上記間隔を置
    いて配された複数の第1、第2の撓み付与手段は上記基
    部の下側から下方に突出すると共に、上記基部の長手方
    向と交叉して配されている請求項15記載の画像再生装
    置。
  18. 【請求項18】上記間隔を置いて配された複数の第1、
    第2撓み付与手段は上記縦に間隔を置いて配された複数
    のクリップ手段から垂下している請求項17記載の画像
    再生装置。
  19. 【請求項19】上記間隔を置いて配された複数の第1,
    第2撓み付与手段のそれぞれは上記縦に間隔を置いて配
    された複数のクリップ手段のそれぞれから垂下しかつ上
    記基部の長手方向と平行に相互の間隔を保って設けられ
    た複数のリブを有する請求項18記載の画像再生装置。
  20. 【請求項20】用紙枚数を検出するための細長いセンサ
    部材はその内側端で支持されて上記用紙排出ローラセッ
    トの前方で上下に揺動し、上記基部の前端縁に設けられ
    た切欠きは上記センサ部材の外側端を上向きにかつ解放
    的に受入れて上記センサ部材の上向きの揺動を規制する
    請求項19記載の画像再生装置。
  21. 【請求項21】上記用紙撓ませ装置は合成樹脂の一体成
    形材である請求項20記載の画像再生装置。
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