JPH0891672A - シート排出積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート排出積載装置及び画像形成装置

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JPH0891672A
JPH0891672A JP6231108A JP23110894A JPH0891672A JP H0891672 A JPH0891672 A JP H0891672A JP 6231108 A JP6231108 A JP 6231108A JP 23110894 A JP23110894 A JP 23110894A JP H0891672 A JPH0891672 A JP H0891672A
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JP
Japan
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sheet
contact area
discharging
stacking
paper
Prior art date
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Application number
JP6231108A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Masuda
義隆 増田
Kanji Yano
寛治 矢野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像定着後のシートの熱がシート排出積載部
材に蓄積され難くし、連続運転を行なってもシートの冷
却速度を低下させることなくシートの座屈を防止するシ
ート排出積載装置を提供する。 【構成】 画像形成後に排出される各種記録用紙P先端
が最初に排紙トレイ17と接触する『用紙別接触領域』、
及び排出中の記録用紙Pが次々と排紙トレイ17に接触し
ていく『連続接触領域』、を有する排紙トレイ17の上面
に、用紙搬送方向に平行に複数の搬送リブ18を設け、前
記『用紙別接触領域』及び『連続接触領域』には前記搬
送リブ18より背の高い放熱リブ19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,レーザービー
ムプリンター等の熱定着器を備えた装置から画像形成後
に排出されるシートを積載するシート排出積載装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザービームプリンタ
等の電子写真装置に備えられているシート排出積載装置
(以下『排紙トレイ』という)は、電子写真装置本体か
ら記録紙を整列良く排出積載するために装備されてい
る。電子写真装置本体に設けられた排紙ローラ等によっ
て排出された記録紙は、装置本体から外に出た状態では
駆動力が作用せず、記録紙先端は自らのコシに支えられ
ながら排紙トレイ上に排出積載される。
【0003】一般に、上記排紙トレイはプラスチック等
の合成樹脂材料で構成されており、外観上の品位を高め
るために細かな凹凸形状の『シボ』が表面一帯に形成さ
れている。また連続して送り出されてくる記録紙によっ
て先に積載されている記録紙が排紙トレイから落ちた
り、整列性を乱されないように排紙トレイの先端は水平
より上向きの傾斜角を持って取り付けられている。尚、
静電気を帯易く熱に弱い記録紙、例えばPET樹脂でで
きているOHP用紙等は、記録紙どうしで吸着し易い性
質を持っているため、2枚以上連続して排出する時は、
1枚毎に排紙トレイ上から取り除き記録紙どうしが重な
らないように注意するのが一般的である。更に、排紙ト
レイは排出された十枚から数十枚の記録紙を積載する容
量を備えていなければならず、装置本体の排出口と排出
トレイの積載面とは30〜60mm程度の段差が設けられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記電子写真装置においては、排出される記録紙を積載す
る排紙トレイによって記録紙の搬送性が乱される結果と
なっている。即ち、美観上設けられた表面の『シボ』に
よって表面粗さが大きくなり摩擦係数が増大して搬送抵
抗が大きくなる。
【0005】また、連続して送り出されてくる記録紙に
よって、先に積載されている記録紙が排紙トレイから落
ちたり、整列性を乱されないように、排紙トレイ先端を
水平より上向きにすることで重力による制動を利用して
いる。そのため、排出中の記録紙は排紙トレイの斜面を
上がらなければならず、重力に対する仕事という形で搬
送抵抗を強いられる。
【0006】更に装置本体の排出口と排紙トレイの積載
面との段差によって、排出される記録紙は排紙トレイに
ならって進んでいる記録紙先端と、装置本体の排出口の
排紙駆動ローラによって押し出される位置及び方向に大
きなベクトル差を生じてしまい、記録紙にコシがなけれ
ば有効な搬送力を記録紙先端に伝えられない。
【0007】以上に挙げた排紙トレイに関する記録紙の
搬送抵抗及び搬送力のロス等の要因も、単独ではわずか
な影響しか及ぼさないが、様々な紙種の記録紙を扱う電
子写真装置では、記録紙の特性や運転環境及び条件によ
って著しい排紙搬送性の低下が見られる。
【0008】例えば、紙質が悪く表面の粗い記録紙の場
合は、『シボ』による摩擦抵抗の影響を受け易く、コシ
の弱い薄紙では排紙口と排紙トレイ位置の差による搬送
力のロスを受け易い。また湿度の低い運転環境では、静
電気の影響が出やすく、比重の重い記録紙では排紙トレ
イが上向きに傾斜していることによる重力の影響が大き
くなる。
【0009】特に記録紙としてOHP用紙(PETフィ
ルム)を選んだ場合には、上記条件が多く重なってしま
い、整然と搬送排出することが非常に困難である。具体
的には、以下の通りである。 熱定着器を通って排出されたOHP用紙は熱によって
極端にコシが弱くなり、電子写真装置の記録紙排出口か
ら排出されたOHP用紙先端は極端に下へ垂れ下がる。
そのために排紙駆動ローラによって押し出される力がO
HP用紙先端まで伝わらなくなる。 熱定着器を通って排出されたOHP用紙は熱により摩
擦係数が大きくなる。 一般的なコピー用紙よりも比重が高く、重力による影
響が大きい。
【0010】しかもOHP用紙の場合には、普通紙より
も冷め難く、連続した運転条件では熱せられたOHP用
紙の熱が排紙トレイに溜まり、その溜まった熱によって
更に冷め難くなると言った悪循環を引き起こす。小型複
写機にて行なった排紙トレイの昇温実験データによる
と、 (室温22.3°C、湿度27.7%、排紙トレイの表面初期温
度22.8°C) (排紙トレイの材質:スチロール樹脂) A4サイズ80g/m2 の一般上質紙でコピーした場合、 連続10枚目で27.0°C(+4.2°C昇温) 連続30枚目で31.5°C(+8.7°C昇温)であ
ったが、A4サイズ厚み0.10mmのOHP用紙でコ
ピーした場合、 連続10枚目で50.6°C(+27.8°C昇温) 連続30枚目で31.5°C(+48.5°C昇温)に
達した。何れの記録紙についても条件を揃えるため排紙
トレイへの積載枚数は1枚とし、排紙終了毎に記録紙は
取り除いている。
【0011】一般に熱定着器は一定の温度を保つように
制御されているため、問題となる熱による搬送抵抗の増
加及び搬送力のロスは運転初期や間欠運転中にはあまり
現れず、排出された記録紙によって排紙トレイが温めら
れる連続運転中に大きくなってくる。即ち、排紙トレ
イ上に溜まった熱によって弱くなったコシが回復しない
まま排出されたOHP用紙は、後方から装置本体の排紙
ローラによって押しだされる一方、先端は排紙トレイ
と擦れ合いながら、排紙トレイの斜面を上がるために
重力の抵抗にあう。
【0012】また、かろうじてOHP用紙のコシに支え
られていた推進力が、上述した抵抗力に負けてしまうと
OHP用紙先端は排紙トレイ上で止まってしまうにもか
かわらず、OHP用紙後半は後端を掃き出すまで排出搬
送をし続ける。そうすると、排出されたOHP用紙は座
屈した格好となり、そのまま冷えてしまうと平面には戻
らずプロジェクター等の投影用としては使用できなくな
る。
【0013】上記OHP用紙の座屈発生の様子を図9に
示す。図9は複写機本体51の搬送路を含む内部構成は省
略しているが周知の電子写真プロセスに原稿の画像を走
査露光、現像、転写された記録紙Pが熱定着器52を通
り、排紙トレイ53上へ排出される状態を示す。上記熱定
着器51の定着温度は150°C〜200°C程度であ
り,そこを通り抜ける記録紙Pは瞬時に熱せられ、その
後排紙駆動ローラ54a及び排紙コロ54bによって装置本
体51外へ排出される。上記排紙駆動ローラ54の搬送駆動
力は矢印で示すようにほぼローラ外周の接線方向とな
る。
【0014】まず記録紙先端は搬送駆動力方向に向けて
進むが、次第に重力によって先端がおじぎをするような
形となり、やがて排紙トレイ53と接触する。更に搬送駆
動力は一定の方向に働いたままであるが、排紙トレイ53
と接触した記録用紙先端部には摩擦や登坂力が搬送抵抗
としてトレイ面と平行に働く。また図9に示す様に搬送
駆動力と搬送抵抗のベクトルは、排紙口とトレイ面の段
差によってずれを生じ、記録紙Pにモーメントを与える
ことになる。このモーメントに対抗する力が記録紙Pの
コシ(剛性)である。このコシが十分モーメントに対抗
できる強さを持っていれば問題ないが、そうでなければ
記録紙先端は搬送抵抗のために排紙トレイ途中で止まっ
てしまうにもかかわらず、記録紙後半は排紙駆動ローラ
54によって強制的に押し出され、記録紙Pは座屈してし
まう。
【0015】本発明の第1の目的は、排出されたシート
の最も高温な部分と排出積載部材との間隔を広く取るこ
とでシートの熱がシート排出積載部材に蓄積され難く
し、連続運転を行なってもシートの冷却速度を低下させ
ることなくシートの座屈を防止することにある。
【0016】また本発明の第2の目的は、排出されたシ
ートが空気に触れる表面積を広くすることで、定着後の
シートの熱を放熱し易くしてシートの冷却速度を速め、
シートのコシを早く回復させることでシートの座屈を防
止することにある。
【0017】また本発明の第3の目的は、定着後のシー
トの熱をシート排出積載部材の工程差による対流を利用
して換気することでシートを効率よく冷却し、シートの
コシを早く回復させることでシートの座屈を防止するこ
とにある。
【0018】また本発明の第4の目的は、シート排出積
載部材とシートとの接触面積を効率良く少なくし、シー
ト排出積載部材に蓄積された熱によってシートとの動摩
擦係数が高くなっても、排出されつつあるシートの先端
が摩擦力によって制動され、排紙ローラの駆動力との間
でシートが座屈するのを防止することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される本発明の第1の
手段は、画像形成後に排出される各種シート先端が最初
にシート排出積載部材と接触するシート別接触領域、及
び排出中のシート表面が次々とシート排出積載部材に接
触していく連続接触領域、を有するシート排出積載部材
の上面に、シート搬送方向に平行に複数のリブを設け、
前記シート別接触領域及び連続接触領域には、他の領域
に設けた搬送リブより背の高い放熱リブを設けたことを
特徴とする。
【0020】また本発明の第2の手段は、画像形成後に
排出される各種シート先端が最初にシート排出積載部材
と接触するシート別接触領域、及び排出中のシート表面
が次々とシート排出積載部材に接触していく連続接触領
域を含むシート排出積載部材の上面にシート搬送方向に
沿って複数のリブを設け、前記シート排出積載部材のシ
ート別接触領域及び連続接触領域に凹部若しくは貫通穴
を設けたことを特徴とする。
【0021】また本発明の第3の手段は、画像形成後に
排出される各種シート先端が最初にシート排出積載部材
と接触するシート別接触領域、及び排出中のシート表面
が次々とシート排出積載部材に接触していく連続接触領
域を含むシート排出積載部材の上面にシート搬送方向に
沿って複数のリブを設け、前記シート排出積載部材のシ
ート別接触領域及び連続接触領域に貫通穴を設け、前記
リブと排出されたシート間に形成される傾斜した煙突状
の空間に風を導くように前記貫通穴の回りに導風部材を
設けたことを特徴とする。
【0022】また本発明の第4の手段は、前記シート排
出積載部材上に設けられているリブのうち、搬送リブは
前記シート別接触領域及び連続接触領域以外で、シート
搬送方向と直交する方向に1カ所以上でオフセットして
設けられていることを特徴とする。
【0023】
【作用】上記第1の手段によれば、シート別接触領域及
び連続接触領域に放熱リブを設けたことにより、定着後
のシートの最も高温の部分を直接シート排出積載部材に
接触させる面積を極力少なくすることができ、シート排
出積載部材とシート間に空気の層を確保することでシー
トの熱がシート排出積載部材に伝わり難く、かつ蓄熱し
難くする。
【0024】また第2の手段によれば、シート排出積載
部材のシート別接触領域及び連続接触領域に凹部若しく
は貫通穴を設けたことにより、上記シート排出積載部材
の放熱効果を高め、該シート排出積載部材に溜まった熱
がシートの冷却を妨げることなく、更にシートが空気と
触れる表面積が広く確保することができるので、効率良
くシートを冷却することができる。
【0025】また第3の手段によれば、シート排出積載
部材のシート別接触領域及び連続接触領域に貫通穴を設
け、前記リブと排出されたシート間に形成される傾斜し
た煙突状の空間に風を導くように前記貫通穴の回りに導
風部材を設けたことにより、シート排出積載部材の高低
差、及びリブとシート間に囲まれた空間に起こる対流を
利用して換気することで、定着後のシートを効率良く冷
却することができる。
【0026】また第4の手段によれば、シート排出積載
部材上に設けられているリブのうち、搬送リブはシート
別接触領域及び連続接触領域以外で、シート搬送方向と
直交する方向に1カ所以上でオフセットして互い違いに
設けたことにより、シート排出積載トレイとシートとの
接触面積を効率良く少なくし、上記シート排出積載トレ
イに蓄熱された熱によってシートとの動摩擦係数が高く
なっても、総摩擦力を増やすことなくシートを支持しな
がら搬送できる。
【0027】
【実施例】
〔第1実施例〕
【0028】次に図面を参照して本発明に係るシート排
出積載装置の一実施例について説明する。本実施例は、
シート排出積載装置を装備した複写機を用いて説明す
る。図1は排紙トレイの斜視説明図、図2は排紙トレイ
の断面図、図3は『用紙別の接触領域』の説明図、図4
は『連続的な接触領域』の説明図、図5は複写機の概略
構成を示す断面図である。
【0029】先ず、図5を参照して複写機の概略構成に
ついて説明する。先ず画像形成手段の構成について説明
する。図5において、1は装置上部に装備された原稿を
載置して走査する原稿台であり、2は該原稿台1に載置
された原稿に光照射してプロセスカートリッジ4内の感
光体ドラム3上に結像させるための露光部である。上記
プロセスカートリッジ4内には、上記露光部2により露
光されて形成された潜像を現像するための現像手段,画
像転写後にドラム上の現像剤を除去するクリーニング手
段,ドラム面を帯電させる帯電手段等のプロセス手段が
一体に装備されている。また上記感光体ドラム3には転
写ローラ5が圧接配置されており、両者間を通過する普
通紙,OHPフィルム等のシートに現像像を転写させ
る。
【0030】次にシート給送手段の構成について説明す
る。6は装置下部に着脱可能に装備されたカット紙等の
記録用紙Pを積載収容する給紙カセットである。7は上
記給紙カセット6より記録用紙Pを給送するための給紙
ローラであり、断面半月形状をしている。上記給紙ロー
ラ7は1回転する毎にカセット6内の最上側より記録用
紙Pを送り出す。8aは上記給紙ローラ7により送り出
された記録用紙Pを搬送する搬送ローラ対であり、該搬
送ローラ対8は記録用紙Pを反転搬送路9に沿って反転
させて矢印B方向へ搬送し送りローラ対8bに導く。こ
の送りローラ対8bは記録用紙Pを停止しているレジス
トローラ対10に導く。記録用紙Pは上記レジストローラ
対10のニップに突き当てられて斜行が補正された後、ド
ラム面に形成された現像像と同期取りして所定のタイミ
ングでレジストローラ対10を駆動して転写部に送り込ま
れる。また手差口11より手差しにより給紙された記録用
紙Pは、矢印A方向に送りローラ対8bに送り込まれ、
次いで送りローラ対8bによりレジストローラ対10に導
かれて、同様に転写部に送り込まれる。
【0031】上記レジストローラ対10により転写部に送
り込まれた記録用紙Pは、感光体ドラム3と転写ローラ
5との間を通過する際に現像像が転写される。画像転写
後の記録用紙Pは搬送装置12によって搬送される。
【0032】13は定着手段としての熱定着器であり、記
録用紙Pに転写された現像像に熱及び圧力を印加して定
着させるものである。画像定着後の記録用紙Pは排紙駆
動ローラ14及び排紙コロ15により複写機本体16外に設け
られたシート排出積載部材としての排紙トレイ17上に排
出積載される。
【0033】次に上記排紙トレイ17の構成について図1
〜図4を参照して説明する。図1において、図示しない
記録用紙Pは排紙駆動ローラ14によって複写機本体17か
ら排出され、図面右側から左側に向かって搬送される。
上記排紙トレイ17の上面には用紙搬送方向に平行に長手
状の搬送リブ18が用紙搬送方向と直交する方向(幅方
向)に3本形成されている。上記長手状の搬送リブ18
は、高さが2mm以上であり、その排紙駆動ローラ14側
にはこれらに連続して高さが1.5mm高くなった放熱
リブ19が形成されている。また上記搬送リブ18の幅方向
にオフセットした位置にも短手状の放熱リブ19が2本独
立して設けられている。従って、上記搬送リブ18は、単
独の放熱リブ19を介して交互に配置されている。
【0034】次に放熱リブ19の設置位置について図2〜
図4を参照して説明する。図2に示すように、排紙トレ
イ17には、普通紙,OHPフィルム,厚紙,薄紙等各種
記録用紙の先端が接触する『用紙別接触領域』、及び1
枚の記録用紙が次々にトレイと接触する『連続接触領
域』が存在する。以下これらについて具体的に説明す
る。
【0035】図3は『用紙別接触領域』の説明図であ
る。一般に普通紙複写機では、厚みや繊維方向の異なる
様々な紙種の記録用紙Pに複写しなければならない。従
って、排紙駆動ローラ14によって送り出された記録用紙
Pは、〜に示すように、用紙のコシ(剛性)や繊維
の並び方向等によって記録用紙Pの先端が排紙トレイ17
と最初に接触する位置が異なってくる。ここで取り扱う
記録用紙Pの中で最も遠くへ届くものを、最も近くへ
落ちるものをとすれば、〜の範囲が『用紙別接触
領域』となる。
【0036】図4は『連続接触領域』の説明図である。
図4はある1枚の記録用紙Pが排出され排紙トレイ17に
積載されるまでの経時変化を示すものである。先ずは
記録用紙Pの先端が排紙トレイ17に接触した状態を示す
ものである。は記録用紙Pが排紙トレイ17にならい始
めの状態を示すもので、は記録用紙Pが排紙トレイ17
の斜面を上っている途中を示しており、は記録用紙P
の後端が排出駆動ローラ14から抜ける直前の状態を示し
ている。
【0037】図4に示すように、1枚の記録用紙Pが排
出し始めてから排出し終わるまでに排紙トレイ17と接触
する領域は変化していく。図4では〜の範囲を『連
続接触領域』としているが、これはある紙種のある環境
条件での範囲を示すものであり、図3と同じく紙種や温
湿度等の環境条件が変われば〜の位置や順番も変わ
ってくる。
【0038】図2おいて、排紙トレイ17の上面には、上
記図3及び図4に示す『用紙別接触領域』及び『連続接
触領域』を重ね合わせて、両方の領域を包含する領域内
に搬送リブ18より背の高い放熱リブ19が形成されてい
る。図2では『連続接触領域』の方が『用紙別接触領
域』よりも排紙駆動ローラ14に近くなるように描かれて
いるが、この順序や領域の広さを限定しているものでは
なく、取り扱う記録用紙Pの種類によって変化する。
【0039】上記『用紙別接触領域』及び『連続接触領
域』の持つ意味は、熱定着器13を通過して排出された直
後の記録用紙Pは120°C程度の高温状態であり、そ
の後直ぐに温度は下がっていくが、記録用紙Pが最も高
温な状態で排紙トレイ17に触れる領域であると言える。
その記録用紙Pが最も高温な状態で排紙トレイ17に触れ
る領域に背の高い放熱リブ19を設け、記録用紙Pの熱を
直接排紙トレキ17に伝わらないようにしている。上記放
熱リブ19は排紙トレイ17の長手方向全域に設けるわけで
はなく、最も熱の影響を受け易い領域のみに形成するこ
とで排出された記録用紙Pの積載量を減少させずに効率
良く対処できる。
【0040】また昇温による排紙トレイ17の摩擦係数の
増加を考慮すると、放熱リブ19と記録用紙Pの接触する
表面の動摩擦係数が常温で0.3以下であるか、表面粗
さがRmax (最大表面粗さ)6μm以下にすることが望
ましい。
【0041】上記構成によれば、『用紙別接触領域』及
び『連続接触領域』に放熱リブ19を設けたことにより、
定着後の記録用紙Pの最も高温の部分を直接排紙トレイ
17に接触させる面積を極力少なくすることができ、排紙
トレイ17と記録用紙P間に空気の層を確保することで用
紙Pの熱が排紙トレイ17に伝わり難く、かつ蓄熱し難く
する。これによって、熱により記録用紙Pのコシが弱く
なり排出搬送性が低下する記録用紙Pを用いても座屈を
生ずることなく排出積載することができ、複写品位を維
持することができる。
【0042】また排紙トレイ17の上面に設けられている
搬送リブ18は、『用紙別接触領域』及び『連続接触領
域』以外で、用紙搬送方向と直交する方向に1カ所以上
でオフセットして互い違いに設けたことにより、排紙ト
レイ17と記録用紙Pとの接触面積を効率良く少なくし、
上記排紙トレイ17に蓄熱された熱によって記録用紙Pと
の動摩擦係数が高くなっても、総摩擦力を増やすことな
く記録用紙Pを支持しながら搬送できる。
【0043】〔第2実施例〕
【0044】次に上記シート排出積載装置の他例につい
て図6を参照して説明する。尚、複写機の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を援用するものとし、以下特徴部分を中心
に説明する。
【0045】図6において、排紙トレイ17の上面には、
用紙搬送方向に平行に3本の搬送リブ18が形成されてい
る。また上記搬送リブ18どうしの間であって、排紙トレ
イ17の『用紙別接触領域』及び『連続接触領域』を重ね
合わせて両方の領域を包含する領域内には凹部20が2カ
所に形成されており、搬送リブ18を高くすることなく記
録用紙Pとの空間を確保するように構成されている。
【0046】従来の排紙トレイのように記録用紙Pとの
距離が保てないものでは、昇温した記録用紙Pの熱は
「伝導」と「放射」によって排紙トレイ17に伝わるが、
本実施例のように排紙トレイ17と記録用紙Pとの接触領
域を極力少なくした場合には、殆どが「放射」による熱
のみに限られてくるため、排紙トレイ17の昇温速度は半
減する。
【0047】従って、排紙トレイ17の断熱効果を高め、
該排紙トレイ17に熱が溜まり難くなり、更に記録用紙P
が空気と触れる表面積が広く確保することができるの
で、効率良く記録用紙Pを冷却することができる。よっ
て記録用紙Pのコシを早く回復させて座屈を防止するこ
とができる。
【0048】〔第3実施例〕
【0049】次に上記シート排出積載装置の他例につい
て図7を参照して説明する。尚、複写機の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を援用するものとし、以下特徴部分を中心
に説明する。
【0050】図7において、排紙トレイ17の上面には、
用紙搬送方向に平行に3本の搬送リブ18が形成されてい
る。また上記搬送リブ18どうしの間であって、排紙トレ
イ17の『用紙別接触領域』及び『連続接触領域』を重ね
合わせて両方の領域を包含する領域内には貫通穴21が4
カ所に穿設されており、搬送リブ18を高くすることなく
記録用紙Pとの空間を確保すると共に通気性を良くして
昇温対策が施されている。
【0051】上記構成によれば、第2実施例は熱伝達の
うち主として「伝達」を防止したが、それを更に進めて
「放射」の影響を少なくすることが可能となる。従っ
て、排紙トレイ17の放熱効果を高め、効率良く記録用紙
Pを冷却することができ、記録用紙Pのコシを早く回復
させて座屈を防止することができる。
【0052】尚、前記第2,第3実施例は、排紙トレイ
17の『用紙別接触領域』及び『連続接触領域』のみに凹
部20や貫通穴21を設けることで、排紙トレイ17の構造的
な強度の低下を最小限に抑えている。
【0053】〔第4実施例〕
【0054】次に上記シート排出積載装置の他例につい
て図8を参照して説明する。尚、複写機の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を援用するものとし、以下特徴部分を中心
に説明する。
【0055】図8において、排紙トレイ17の上面には、
用紙搬送方向に平行に搬送リブ18が形成されている。ま
た上記搬送リブ18どうしの間であって、排紙トレイ17の
『用紙別接触領域』及び『連続接触領域』を重ね合わせ
て両方の領域を包含する領域内には貫通穴21が穿設され
ており、搬送リブ18を高くすることなく記録用紙Pとの
空間を確保すると共に通気性を良くして昇温対策が施さ
れている。また上記貫通穴21の回りには、排紙トレイ17
の一部を突出させた導風部材22が形成されている。この
導風部材22は、複写機本体16に設けられた排気ファン23
による風を、上記搬送リブ18と排出された記録用紙P間
に形成される煙突状の空間に導いている。この気流によ
って、記録用紙Pの熱を奪うと同時に排紙トレイ17の昇
温を防止している。
【0056】また上記複写機本体16に装備された排気フ
ァン23を利用しなくとも、排紙トレイ17の傾斜、搬送リ
ブ18による記録用紙Pと排紙トレイ17との隙間、『用紙
別接触領域』及び『連続接触領域』に設けた貫通穴21に
よって空気の自然対流が生まれてこのような自然な風の
流れにより排熱することも可能である。更に上記導風部
材22を適切な角度や位置に設けることで、気圧差を利用
して煙突のように排熱することも可能である。
【0057】従って、画像定着後の記録用紙Pを効率良
く冷却しかつ排紙トレイ17の昇温を防止し、記録用紙P
のコシを早く回復させて座屈を防止することができる。
【0058】尚、前記各実施例では画像形成装置として
複写機を用いたがこれに限定されるものではなく、熱に
よる定着手段を備えた他の装置、例えばレーザービーム
プリンタ等に適用することも可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明は前述したように、『シート別接
触領域』及び『連続接触領域』に放熱リブを設けたこと
により、定着後のシートの最も高温の部分を直接シート
排出積載部材に接触させる面積を極力少なくすることが
でき、シート排出積載部材とシート間に空気の層を確保
することでシートの熱がシート排出積載部材に伝わり難
く、かつ蓄熱し難くする。これによって、熱によりシー
トのコシが弱くなり排出搬送性が低下するシートを用い
ても座屈を生ずることなく良好な状態で排出積載するこ
とができる。
【0060】また前記シート排出積載部材の『シート別
接触領域』及び『連続接触領域』に凹部若しくは貫通穴
を設けたことにより、上記シート排出積載部材の放熱効
果を高め更には通気性を良くして昇温を防止し、シート
が空気と触れる表面積が広く確保することができるの
で、効率良くシートを冷却することができ、シートのコ
シを早く回復させて座屈を防止することができる。
【0061】また前記シート排出積載部材の『シート別
接触領域』及び『連続接触領域』に貫通穴を設け、リブ
と排出されたシート間に形成される煙突状の空間に風を
導くように前記貫通穴の回りに導風部材を設けたことに
より、シート排出積載部材の高低差、及びリブとシート
間に囲まれた空間に起こる対流を利用して換気すること
で、定着後のシートを効率良く冷却することができ、シ
ートのコシを早く回復させて座屈を防止することができ
る。
【0062】またシート排出積載部材上に設けられてい
るリブのうち、搬送リブはシート別接触領域及び連続接
触領域以外で、シート搬送方向と直交する方向に1カ所
以上でオフセットして設けたことにより、シート排出積
載トレイとシートとの接触面積を効率良く少なくし、上
記シート排出積載トレイに蓄熱された熱によってシート
との動摩擦係数が高くなっても、総摩擦力を増やすこと
なくシートに座屈を生ずることなく支持しながら搬送で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る排紙トレイの斜視説明図であ
る。
【図2】排紙トレイの断面図である。
【図3】『用紙別の接触領域』の説明図である。
【図4】『連続的な接触領域』の説明図である。
【図5】複写機の概略構成を示す断面図である。
【図6】第2実施例に係る排紙トレイの斜視図である。
【図7】第3実施例に係る排紙トレイの斜視図である。
【図8】第4実施例に係る排紙トレイの断面図である。
【図9】従来の排紙トレイの課題を示す説明図である。
【符号の説明】
P…記録用紙 1…原稿台 2…露光部 3…感光体ドラム 4…プロセスカートリッジ 5…転写ローラ 6…給紙カセット 7…給紙ローラ 8a…搬送ローラ対 8b…送りローラ対 9…反転搬送路 10…レジストローラ対 11…手差口 12…搬送装置 13…熱定着器 14…排紙駆動ローラ 15…排紙コロ 16…複写機本体 17…排紙トレイ 18…搬送リブ 19…放熱リブ 20…凹部 21…貫通穴 22…導風部材 23…排気ファン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成後に排出される各種シート先端
    が最初にシート排出積載部材と接触するシート別接触領
    域、及び排出中のシート表面が次々とシート排出積載部
    材に接触していく連続接触領域、を有するシート排出積
    載部材の上面に、シート搬送方向に平行に高さの異なる
    複数のリブを設け、前記シート別接触領域及び連続接触
    領域には、他の領域に設けた搬送リブより背の高い放熱
    リブを設けたことを特徴とするシート排出積載装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱リブは、排出積載されるシート
    とシート排出積載部材との間に少なくとも1mm以上の
    間隔が確保できる高さを有することを特徴とする請求項
    1記載のシート排出積載装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱リブは、高さが2mm以上でシ
    ート搬送方向と直交する方向に3本以上設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のシート排出積載装置。
  4. 【請求項4】 前記シート排出積載部材上に設けられた
    リブのうち、搬送リブは前記シート別接触領域及び連続
    接触領域以外で、シート搬送方向と直交する方向に1カ
    所以上でオフセットして設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のシート排出積載装置。
  5. 【請求項5】 画像形成後に排出される各種シート先端
    が最初にシート排出積載部材と接触するシート別接触領
    域、及び排出中のシート表面が次々とシート排出積載部
    材に接触していく連続接触領域を含むシート排出積載部
    材の上面にシート搬送方向に沿って複数のリブを設け、
    前記シート排出積載部材のシート別接触領域及び連続接
    触領域に凹部を設けたことを特徴とするシート排出積載
    装置。
  6. 【請求項6】 前記凹部は前記シート排出積載部材を貫
    通する穴形状であることを特徴とする請求項5記載のシ
    ート排出積載装置。
  7. 【請求項7】 画像形成後に排出される各種シート先端
    が最初にシート排出積載部材と接触するシート別接触領
    域、及び排出中のシート表面が次々とシート排出積載部
    材に接触していく連続接触領域を含むシート排出積載部
    材の上面にシート搬送方向に沿って複数のリブを設け、
    前記シート排出積載部材のシート別接触領域及び連続接
    触領域内に貫通穴を設け、前記リブと排出されたシート
    間に形成される傾斜した煙突状の空間に風を導くように
    前記貫通穴の回りに導風部材を設けたことを特徴とする
    シート排出積載装置。
  8. 【請求項8】 シートを給送するための給送手段と、 前記給送手段により給送されたシートに画像情報に応じ
    て像を形成するための画像形成手段と、 前記画像形成手段によりシート上に記録された画像を定
    着させるための定着手段と、 前記画像形成手段により画像形成後のシートを排出積載
    するための請求項1〜請求項7の何れか1項記載のシー
    ト排出積載装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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