JP2021035868A - シート積載装置及び画像処理装置 - Google Patents

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隆明 並木
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Abstract

【課題】サイズや種類が異なるシートが排出される場合であっても、ユーザーによる手動操作を伴わずにシートを整頓させた状態で積載できるようにする。【解決手段】シート排出口4から排出されるシートを積載するシート積載装置5は、シート排出口4の近傍の始点位置P1からシート排出方向(Y方向)下流側の終点位置P2までなだらかな一連の曲線で繋がった登り傾斜のシート載置面10を有する。シート載置面10は、始点位置P1から終点位置P2の区間において上方になだらかに突出する複数の凸部21,22,23を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、シート積載装置及びそれを備えた画像処理装置に関する。
プリンタやMFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置は、画像が印刷された印刷用紙などのシートを排紙トレイ上に排出する。画像処理装置が複数枚のシートを連続排出する場合、排紙トレイ上に複数枚のシートを整頓させた状態で排出できるようにすることが望まれる。ところが、画像処理装置から排出されるシートの種類やサイズは様々であり、シートの種類やサイズにかかわらず排紙トレイ上においてシートを整頓させた状態に排出することは難しい。
従来、例えばシートを積載するための第1のトレイ面と第2トレイ面とを有し、更に第
1のトレイ面に突出するガイド部材を設け、ガイド部材が第1のトレイ面に排出されたシートを第2のトレイ面の後壁部に滑落させるようにしてシートを整頓させるようにした技術が提案されている(例えば特許文献1)。
また、この他にも、従来、例えば画像処理装置がシートを排出するときにシートの排出速度を減速させることでシートがシート排出口から飛び出してしまうことを防ぎ、シートを整列させる技術が公用されている。
特開2006−27758号公報
しかしながら、上記特許文献1の従来技術の場合、シートサイズが例えばA4サイズからA3サイズに変わると、ユーザーが自身でガイド部材の位置を移動させる必要があり、ユーザーがガイド部材の移動を忘れてしまうと、排紙トレイ上においてシートの不揃いが発生するという問題がある。また、ガイド部材を移動可能な構成にすると、部品点数増加に伴うコストアップの問題や、可動部の故障リスクが発生するという問題がある。
また、上記のように公用されている従来技術では、シートを排出する機構部に、排出速度を減速させるために遊星ギアなどを用いた減速機構を組み込む必要があり、上記と同様に、部品点数が増加すると共に、故障リスクが発生するという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、サイズや種類が異なるシートが排出される場合であっても、ユーザーによる手動操作を伴わず、シートを整頓させた状態で積載することが可能であり、しかも低コストで故障リスクの少ないシート積載装置、及び、そのシート積載装置を備えた画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、シート排出口から排出されるシートを積載するシート積載装置であって、前記シート排出口の近傍の始点位置からシート排出方向下流側の終点位置までなだらかな一連の曲線で繋がった登り傾斜のシート載置面を有し、前記シート載置面は、前記始点位置から前記終点位置の区間において上方になだらかに突出する複数の凸部を有することを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1のシート積載装置において、前記複数の凸部は、前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向に沿って形成されることを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2のシート積載装置において、前記シート載置面の前記始点位置よりも前記シート排出方向上流側に、シートの後端部に当接するシート当接部を更に有することを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかのシート積載装置において、前記シート載置面は、前記始点位置の近傍に第1凸部を有し、前記始点位置と前記終点位置の間に第2凸部を有することを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項4のシート積載装置において、前記第1凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は、前記第2凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5のシート積載装置において、前記第1凸部と前記第2凸部との間になだらかな第1凹部を有し、前記第1凹部の頂点は前記シート排出口から50〜150mmの範囲内に位置することを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項6のシート積載装置において、前記第1凹部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は20゜以下であり、前記第1凹部の頂点の下流側における前記シート載置面の傾斜角度は25゜以上であることを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項4乃至7のいずれかのシート積載装置において、前記第1凸部の頂点は、前記シート排出口よりも低い位置にあり、前記第2凸部の頂点は、前記シート排出口よりも高い位置にあることを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項4乃至8のいずれかのシート積載装置において、前記シート載置面は、前記終点位置の近傍に第3凸部を更に有することを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項9のシート積載装置において、前記第2凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は、前記第3凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、請求項9又は10のシート積載装置において、前記第3凸部の頂点は、前記シート排出口よりも高い位置にあることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、請求項9乃至11のいずれかのシート積載装置において、前記シート排出口よりも高い位置にシートの表裏反転を行うためのシート反転口が設けられ、前記第3凸部は、前記シート反転口よりも低い位置にあることを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、請求項1乃至12のいずれかのシート積載装置において、前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向中央部において前記シート載置面の前記終点位置から上流側に向かって前記シート載置面を凹ませて形成した第1シート取出空間を更に有することを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、請求項1乃至13のいずれかのシート積載装置において、前記シート載置面の側方から前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向中央部に向かって前記シート載置面を凹ませて形成した第2シート取出空間を更に有することを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、請求項1乃至14のいずれかのシート積載装置において、前記シート載置面の前記始点位置よりも前記シート排出方向上流側に熱交換用の孔を形成していることを特徴とする構成である。
請求項16に係る発明は、画像処理装置であって、請求項1乃至15のいずれかのシート積載装置を備え、前記シート積載装置に対してシートを排出することを特徴とする構成である。
本発明によれば、サイズや種類が異なるシートが排出される場合であっても、ユーザーによる手動操作を伴わず、シートを整頓させた状態で積載することが可能である。また、本発明によれば、部品点数が少なくなるため、低コストで実現可能であり、しかも故障リスクもなくすことができる。
画像処理装置の外観構成例を示す図である。 シート積載装置を2方向から観た斜視図である。 シート積載装置を横方向から観た側面図である。 シート載置面を構成する傾斜面の傾斜角度を示す図である。 シート載置面とシート排出口及びシート反転口との関係を示す図である。 シートがシート載置面を滑る態様の一例を示す図である。 シートがシート載置面を滑る態様の別の例を示す図である。 シート積載装置の平面図である。 シート当接部に形成される孔の機能を説明する図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態である画像処理装置1の外観構成例を示す図である。尚、図1に示すXYZ三次元座標系は、他の図に示すXYZ三次元座標系と共通する座標系である。
図1に示す画像処理装置1は、MFPとして構成され、装置本体1aの上部にスキャナ部2を備え、装置本体1aの下部にプリンタ部3を備えている。また、画像処理装置1は、装置本体1aの正面側に、ユーザーが操作する際のユーザーインタフェースとなる操作パネル7が設けられている。また、画像処理装置1は、スキャナ部2とプリンタ部3との間となる装置本体1aの中央位置に、プリンタ部3から排出される印刷用紙などのシートを積載するシート積載装置5を備えている。このシート積載装置5は、画像処理装置1において画像が印刷されたシートを排出するための排出トレイとして機能するものである。
スキャナ部2は、自動原稿搬送部(以下、「ADF部」という。)2aと、画像読み取り部2bとを備える。ADF部2aは、ユーザーによってセットされる原稿を自動搬送する。画像読み取り部2bは、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。ADF部2aと画像読み取り部2bとは互いに同期した動作を行うことが可能であり、ADF部2aによって搬送される原稿が所定の読み取り位置を通過する際に、画像読み取り部2bが原稿の画像を読み取る。そしてADF部2aは、画像読み取り部2bによって画像が読み取られた原稿を原稿排紙部2cへ排出する。
プリンタ部3は、例えば電子写真方式でシートにトナー画像を形成するように構成され、画像形成部3aと、給紙部3bとを備える。給紙部3bは、複数の給紙カセットを有し、各給紙カセットにはそれぞれ異なる種類又はサイズのシートが予め収容されている。給紙部3bは、ジョブの実行時にユーザーによって指定された種類及びサイズのシートが収容されている給紙カセットからシートを1枚ずつ画像形成部3aへ給紙する。給紙部3bによって給紙されるシートは、装置本体1a内部の搬送路に沿って搬送され、所定の画像転写位置を通過する際に画像形成部3aによって形成されたトナー画像が転写される。その後、プリンタ部3は、シートを装置本体1aの内部の定着器に通し、トナー画像をシートの記録面に定着させる。そしてプリンタ部3は、装置本体1aの中央位置において開口するシート排出口4からシートをシート積載装置5へ排出する。
シート排出口4の上部には、プリンタ部3がシートに対して両面印刷を行う場合にシートを反転させるためのシート反転口6が開口している。すなわち、プリンタ部3は、両面印刷を行う場合、2つの記憶面のうちの一方の記録面のみに印刷を行ったシートの先端部分をシート反転口6から一旦外側へ送り出し、シートの後端部分を先頭にして再び装置本体1a内の搬送路内へ供給することにより、シートを反転させ、他方の記録面にトナー画像を転写する。そして両面印刷が行われたシートは、シート排出口4からシート積載装置5へ排出される。
シート積載装置5は、シート排出口4から排出されるシートを積載する。上記のようにしてプリンタ部3から排出されるシートの種類又はサイズは、ジョブに応じて変化する。本実施形態のシート積載装置5は、ジョブごとにシート排出口4から排出されるシートの種類やサイズが変わる場合であっても、シートを整頓させた状態に積載していくことができる構造を有している。以下、このようなシート積載装置5について詳しく説明する。
図2(a),(b)は、シート積載装置5をそれぞれ異なる方向から観た2つの斜視図を示している。また図3は、シート積載装置5を横方向(画像処理装置1の正面側)から観た側面図である。図3に示すように、シート積載装置5は、シート排出口4から排出されるシートを積載するため、シート排出口4の近傍の始点位置P1からシート排出方向(Y方向)下流側の終点位置P2まで、なだらかな一連の曲線で繋がった登り傾斜のシート載置面10を有している。そしてシート載置面10は、始点位置P1から終点位置P2の区間において上方になだらかに突出する複数の凸部21,22,23を有している。ここでいう凸部とは、登り傾斜を有するシート載置面10のシート排出方向に向かって大きい傾斜角度から小さい傾斜角度に変化する部分を指している。すなわち、シート載置面10は、始点位置P1から終点位置P2に向かう登り傾斜の傾斜角が一定ではなく、漸次変化するように構成され、シート排出方向に沿って凸凹の載置面となっている。図3に示すようなシート載置面10の稜線は、始点位置P1から終点位置P2までの区間において全て曲線で構成されるものであっても良いし、一部に直線を含む構成であっても構わない。ただし、直線と直線とを結ぶ場合は、直線と直線との間に曲線が配置され、傾斜角を漸次変化させる稜線として構成される。
例えば、本実施形態のシート積載装置5は、図3に示すように、始点位置P1から終点位置P2の区間において第1凸部21、第2凸部22及び第3凸部23を含む3つの凸部21,22,23を有しており、それら3つの凸部21,22,23の間に、第1凹部31及び第2凹部32を含む2つの凹部31,32を有している。ここでいう凹部とは、登り傾斜を有するシート載置面10のシート排出方向に向かって小さい傾斜角度から大きい傾斜角度に変化する部分を指している。上述のようにシート載置面10はなだらかな稜線を有するため、凸部21,22,23及び凹部31,32の頂点は曲線上に定義される。
また、図2に示すように、凸部21,22,23及び凹部31,32は、いずれもシート排出方向(Y方向)に直交するシート載置面10の幅方向(X方向)に沿って形成される。つまり、3つの凸部21,22,23及び2つの凹部31,32は、平行な状態でシート載置面10を幅方向(X方向)に横断するように形成される。
また、図3に示すように、始点位置P1と第1凸部21の頂点との間には傾斜面41が配置される。第1凸部21の頂点と第1凹部31の頂点との間には傾斜面42が配置される。第1凹部31の頂点と第2凸部22の頂点との間には傾斜面43が配置される。第2凸部22の頂点と第2凹部32の頂点との間には傾斜面44が配置される。第2凹部32の頂点と第3凸部23の頂点との間には傾斜面45が配置される。これら各傾斜面41,42,43,44,45の稜線の一部には直線が含まれていても良い。
図4は、各傾斜面41,42,43,44,45における平均的な傾斜角度θを示す図である。図4に示すように、第1凸部21の頂点のシート搬送方向上流側における傾斜面41の傾斜角度θ1は、第1凸部21の頂点のシート搬送方向下流側における傾斜面42の傾斜角度θ2よりも大きい。また、第1凹部31の頂点のシート搬送方向上流側における傾斜面42の傾斜角度θ2は、第1凹部31の頂点のシート搬送方向下流側における傾斜面43の傾斜角度θ3よりも小さい。また、第2凸部22の頂点のシート搬送方向上流側における傾斜面43の傾斜角度θ3は、第2凸部22の頂点のシート搬送方向下流側における傾斜面44の傾斜角度θ4よりも大きい。また、第2凹部32の頂点のシート搬送方向上流側における傾斜面44の傾斜角度θ4は、第2凹部32の頂点のシート搬送方向下流側における傾斜面45の傾斜角度θ5よりも小さい。このような角度設定により、シート積載装置5は、シート搬送方向に沿って3つの凸部21,22,23と2つの凹部31,32とを有している。
ここで、3つの凸部21,22,23の頂点のシート搬送方向上流側における傾斜面41,43,45の傾斜角度θ1,θ3,θ5は、θ1>θ3>θ5の関係が成立するように形成される。つまり、始点位置P1に最も近い傾斜面41は、シート載置面10において最大傾斜角度となっており、シート排出口4から排出されたシートを上流側に滑落させる機能を有している。また、シート載置面10の中間位置に設けられる傾斜面43は、シート排出口4から排出されるシートが下流側に移動する際に一定の抵抗を付与し、シートが勢いよく下流側に飛び出してしまうことを防止する機能を有している。また、シート載置面10の下流側に位置する傾斜面45は、比較的大きなサイズのシートの先端が下流側に移動する際に更なる抵抗を付与し、傾斜面43と同様にシートが下流側に飛び出してしまうことを防止する機能を有している。
図5は、シート載置面10とシート排出口4及びシート反転口6との関係を示す図である。図5に示すように、シート排出口4は、シート積載装置5の設置面から高さH1の位置にある。また、シート反転口6は、シート積載装置5の設置面から高さH2の位置にある。一方、シート積載装置5の3つの凸部21,22,23の頂点は、いずれもシート反転口6よりも低い位置にある。言い換えると、シート載置面10の全体がシート反転口6よりも低い位置に設置される。これにより、A3サイズなどの比較的大きなサイズのシートに対する両面印刷が行われる場合であっても、シート反転口6から外側へ送り出されるシートの先端がシート載置面10に積載されているシートに干渉してしまうことを防止することができる。
例えば、反転用のシートがシート載置面10に積載されているシートに接触してしまうと、整頓された状態のシートが反転用のシートの移動によって不揃いな状態に乱されてしまうことがある。しかし、上記のようにシート載置面10の全体をシート反転口6よりも低い位置に設置すれば、反転用のシートが積載されたシートに接触しないので、シート載置面10に積載されたシートは整頓された状態を維持することができる。
また、シート積載装置5の3つの凸部21,22,23のうち、第2凸部22及び第3凸部23の頂点は、シート排出口4よりも高い位置にある。これに対し、第1凸部21の頂点は、シート排出口4よりも低い位置にある。また、第1凹部31の頂点も、シート排出口4よりも低い位置にある。このような構成とすることにより、第1凹部31と第2凸部22との間の傾斜面43がシート排出口4と同じ高さ位置となる。
更に、シート排出方向(Y方向)においてシート排出口4から第1凹部31までの距離L1は、50〜150mmの範囲内の値とすることが好ましい。これにより、例えばA6サイズのような比較的小さいサイズのシートが排出される場合であっても、シート先端を、第1凸部21を超えた下流側に当接させることができる。
図6は、シートがシート載置面10を滑る態様の一例を示す図である。例えば、シートサイズがA4サイズやレターサイズと同等若しくはそれ以上であるシート100が排出される場合、図6(a)に示すようにシート100の先端は、第2凸部22の頂点の下流側の傾斜面43に向かって進行する。例えば傾斜面43の傾斜角度θ3(図4参照)は45°未満であるため、シート100の先端が傾斜面43に当接すると、図6(b)に示すようにシート100の先端は傾斜面43に沿ってシート載置面10をスムーズに移動する。したがって、シート100の先端が傾斜面43に引っかかって丸く湾曲してしまうような不具合は生じない。また、傾斜面43は、上述したように、シート100が下流側に移動する際に一定の抵抗を付与し、シート100が勢いよく下流側に飛び出してしまうことを防止する。このような傾斜面43の機能を実現するためには、傾斜面43の傾斜角度θ3を25°以上45°未満とすることが好ましい。
図7は、図6とは異なる態様の例を示す図である。例えば、A4サイズやレターサイズよりも小さいサイズのシート100や、薄紙などのように比較的剛性の低いシート100が排出される場合、図7(a)に示すようにシート100の先端は、第1凹部31の頂点よりも下流側の傾斜面42に向かって進行する。そいてシート100の先端が傾斜面42に当接すると、シート100の先端は、図7(b)に示すように傾斜面42に沿って曲がり、傾斜面42に沿って下流側に移動するようになる。そしてシート100の先端は、スムーズに第1凹部31の頂点を通過し、図7(c)に示すように傾斜面42を登り始める。ここで、図7に示すシート100が傾斜面42に当接したとき、シート100の先端が傾斜面42に引っかかって丸く湾曲しないようにするためには、傾斜面42の傾斜角度θ2を20°以下に設定しておくことが好ましい。
さらにA3サイズなどのように比較的Y方向寸法の長いシートが排出された場合、シートの先端が傾斜面45を登り始めるとシートに対する抵抗が増す。そのため、シート積載装置5は、A3サイズなどの寸法の長いシートであっても、シート載置面10からシートを飛び出させることがない。
このようなシート積載装置5は、シートの種類やサイズにかかわらず、シート排出口4から排出されるシートがシート載置面10上を終点位置P2に向かって必要以上に移動してしまうことを防止し、シート載置面10の下り勾配によってシートの後端部を始点位置P1に向かって滑落させる機能を有している。そしてシート積載装置5は、図2に示すように、シート載置面10の始点位置P1よりもシート排出方向(Y方向)上流側に、シートの後端部に当接するシート当接部11を設けており、このシート当接部11にシートの後端部を揃えた状態で整頓するのである。
また図2に示すように、シート当接部11には、画像処理装置1の装置本体1aの内部に籠もる熱を放出させて熱交換用するための複数の孔12が形成されている。これらの孔12は、シートが入り込まない程度の大きさで形成される。
また図2に示すように、シート積載装置5は、シート排出方向(Y方向)の下流側(終点位置P2)において、シート載置面10の幅方向(X方向)の中央部を凹ませて形成した第1シート取出空間13を有している。この第1シート取出空間13は、シート積載装置5においてY方向及びZ方向に開放された空間である。第1シート取出空間13は、例えばシート排出口4からシート載置面10の終点位置P2の近傍にまで達するような比較的Y方向寸法の長いシート(例えばA3サイズのシート)が排出された場合、ユーザーがシート載置面10に載置されたシート束の先端部上下を掴んで取り出すことを可能にするため、ユーザーの手を差し入れることが可能な空間である。
また図2に示すように、シート積載装置5は、シート載置面10の側方からシート載置面10の幅方向(X方向)中央部に向かってシート載置面10を凹ませて形成した第2シート取出空間14を更に有している。この第2シート取出空間14は、シート積載装置5において−X方向及びZ方向に開放された空間である。第2シート取出空間14は、例えば第1シート取出空間13まで達しないような比較的Y方向寸法の短いシート(例えばA4サイズ以下のシート)が排出された場合、ユーザーがシート載置面10に載置されたシート束の側部上下を掴んで取り出すことを可能にするため、ユーザーの手を差し入れることが可能な空間である。
図8は、シート積載装置5の平面図である。例えば、第1シート取出空間13は、シート載置面10の幅方向(X方向)の中心線X1を基準に幅L3で形成されると共に、シート載置面10のY方向端部からの長さL2で形成される。シート排出口4は、シートの中心をシート載置面10の中心線X1に合わせた状態で排出する。シート載置面10にシートが積載されたとき、第1シート取出空間13にシートが落ち込まないように、幅L3及び距離L2を設定することが好ましい。そのため、第1シート取出空間13の幅L3は、例えば120mm以下とすることが好ましい。この程度の幅L3があれば、ユーザーは自身の手を第1シート取出空間13に差し入れることができると共に、第1シート取出空間13にシートが落ち込んでしまうことを良好に防ぐことができる。また、第1シート取出空間13の長さL2は、例えば200mm以上とすることが好ましい。200mm以上とすることで、A3サイズに限られず、A3サイズよりも小さいサイズのシートであっても、ユーザーは第1シート取出空間13に手を差し込んでシート束を掴んで取り出すことができる。
また例えば、第2シート取出空間14は、シート排出方向(Y方向)において第1凸部21の下流側から第2凸部22の区間において側方からシート載置面10の中心線X1の位置に向かって形成される。第2シート取出空間14は、比較的サイズの小さいシートが排出された際にユーザーがシート束を掴むためのものである。そのため、例えばA6サイズなどの小サイズのシートが排出された場合であってもシートを掴むことができるように、シート搬送方向(Y方向)の上流側に向かう程、シート載置面10の中心線X1に近い位置まで深く第2シート取出空間14が形成される。尚、第2シート取出空間14は、シートの落ち込みを防止するため、シート載置面10の中心線X1を超えないように形成することが好ましい。
また、第1凸部21の頂点の上流側にある傾斜面41は、シートの後端をシート当接部11まで滑落させてシート後端部を揃える機能を有している。そのため、第2シート取出空間14は、傾斜面41の機能を損なわないようにするため、第1凸部21の下流側に形成するようにしている。
図9は、シート当接部11に形成される孔12の機能を説明する図である。図9に示すように画像処理装置1の装置本体1aの内部には、定着器60が配置される。定着器60は、トナー画像が転写されたシートに対して加熱処理及び加圧処理を施すことによってシートにトナー画像を定着させる。定着器60は熱源であるヒーターを備えているため、定着器60の周囲の温度が上昇する。一方、画像処理装置1の装置本体1aにおいてシート積載装置5の下部には、例えばY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)などのトナー色に対する複数のトナーボトル61が配置されている。トナーボトル61には、画像形成部3aに供給するためのトナーが充填されている。トナーボトル61に充填されているトナーは、高温環境下に晒されると変質し、画質劣化の要因となる。そこで、図12に示すようにシート積載装置5は、シート当接部11に孔12を形成し、定着器60から発生する熱を、矢印F1で示すように、装置本体1aの外部へ放出させるようにしている。これにより、トナーの変質を抑制することができる。
上記のような熱交換用の孔12は、必ずしもシート当接部11に設けなくても良い。つまり、孔12は、シート積載装置5においてシート載置面10の始点位置P1よりもシート搬送方向上流側に設けられるものであれば良い。そのため、始点位置P1よりも上流側にシート当接部11以外の構成部材が存在する場合は、その構成部材に孔12を設けるようにしても良い。また、孔12の態様については特に限定されるものではなく、例えばスリット状の孔であっても良いし、メッシュ状の孔であっても良い。
以上のように、本実施形態のシート積載装置5は、シート排出口4の近傍の始点位置P1からシート排出方向(Y方向)下流側の終点位置P2までなだらかな一連の曲線で繋がった登り傾斜のシート載置面10を有する。そしてシート載置面10は、始点位置P1から終点位置P3の区間において上方になだらかに突出する複数の凸部21,22,23を有している。このような形態とすることにより、シート排出口4からサイズや種類が異なるシートが排出される場合であっても、シートの後端部を揃えた状態で積載することが可能である。このようなシート積載装置5は、シートの種類やサイズが変わることによってユーザーが手動による操作を行う必要がないため、利便性が高い。また、シート積載装置5は、可動部を有さないので、故障リスクがない。また、部品点数を少なく抑えることができるので、低コストで実現することも可能である。また、上記のようなシート積載装置5を搭載する画像処理装置1についても同様の作用効果を期待することができる。
以上、本発明に関する幾つかの実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記各実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば上記実施形態では、シート積載装置5がプリンタ部3から排出されるシートを積載する場合を例示した。しかし、上述したシート積載装置5はそれに限られず、様々な部位に適用することができる。例えば、上述したシート積載装置5は、ADF部2aが原稿を排出する原稿排紙部2cにも適用することが可能である。更に、上述したシート積載装置5は、画像処理装置1の装置本体1aに組み付けられるフィニッシャーのシート排出部に適用することも可能である。
また、上記実施形態では、一例として、画像処理装置1がMFPである場合を例示した。しかし、画像処理装置1はMFPに限られるものではない。すなわち、画像処理装置1は、シートを排出する装置であればどのような装置であっても良く、例えばスキャナ専用機やプリンタ専用機などの装置であっても良い。
また、上記実施形態では、シート積載装置5に積載されたシートをユーザーが取り出す際、シート載置面10の幅方向において一方の側面のみからシートの取り出しが可能である場合を例示した。しかし、シート載置面10の幅方向において左右2つの側面からシートの取り出しを行えるようにする場合には、上述した第2シート取出空間14を中心線X1に対して対称な位置にもう一つ形成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、シート載置面10に3つの凸部21,22,23を設けた例を説明した。しかし、凸部21,22,23の数はこれに限られるものではない。例えば、シート排出口4から排出されるシートのサイズがA4サイズ以下に限られるのであれば、シート載置面10には上述した第1凸部21と第2凸部22との2つの凸部21,22のみを設ければ良い。また、A3サイズを超える大きなシートが排出されることがある場合には、シート載置面10に設ける凸部の数を3つよりも多い数としても良い。
1 画像処理装置
4 シート排出口
5 シート積載装置
6 シート反転口
10 シート載置面
11 シート当接部
12 孔
13 第1シート取出空間
14 第2シート取出空間
21 第1凸部
22 第2凸部
23 第3凸部
31 第1凹部
32 第2凹部
41,42,43,44,45 傾斜面

Claims (16)

  1. シート排出口から排出されるシートを積載するシート積載装置であって、
    前記シート排出口の近傍の始点位置からシート排出方向下流側の終点位置までなだらかな一連の曲線で繋がった登り傾斜のシート載置面を有し、
    前記シート載置面は、前記始点位置から前記終点位置の区間において上方になだらかに突出する複数の凸部を有することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記複数の凸部は、前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記シート載置面の前記始点位置よりも前記シート排出方向上流側に、シートの後端部に当接するシート当接部を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  4. 前記シート載置面は、前記始点位置の近傍に第1凸部を有し、前記始点位置と前記終点位置の間に第2凸部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート積載装置。
  5. 前記第1凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は、前記第2凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
  6. 前記第1凸部と前記第2凸部との間になだらかな第1凹部を有し、前記第1凹部の頂点は前記シート排出口から50〜150mmの範囲内に位置することを特徴とする請求項4又は5に記載のシート積載装置。
  7. 前記第1凹部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は20゜以下であり、前記第1凹部の頂点の下流側における前記シート載置面の傾斜角度は25゜以上であることを特徴とする請求項6に記載のシート積載装置。
  8. 前記第1凸部の頂点は、前記シート排出口よりも低い位置にあり、前記第2凸部の頂点は、前記シート排出口よりも高い位置にあることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載のシート積載装置。
  9. 前記シート載置面は、前記終点位置の近傍に第3凸部を更に有することを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載のシート積載装置。
  10. 前記第2凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度は、前記第3凸部の頂点の上流側における前記シート載置面の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする請求項9に記載のシート積載装置。
  11. 前記第3凸部の頂点は、前記シート排出口よりも高い位置にあることを特徴とする請求項9又は10に記載のシート積載装置。
  12. 前記シート排出口よりも高い位置にシートの表裏反転を行うためのシート反転口が設けられ、
    前記第3凸部は、前記シート反転口よりも低い位置にあることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載のシート積載装置。
  13. 前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向中央部において前記シート載置面の前記終点位置から上流側に向かって前記シート載置面を凹ませて形成した第1シート取出空間を更に有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のシート積載装置。
  14. 前記シート載置面の側方から前記シート排出方向に直交する前記シート載置面の幅方向中央部に向かって前記シート載置面を凹ませて形成した第2シート取出空間を更に有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のシート積載装置。
  15. 前記シート載置面の前記始点位置よりも前記シート排出方向上流側に熱交換用の孔を形成していることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のシート積載装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載のシート積載装置を備え、前記シート積載装置に対してシートを排出することを特徴とする画像処理装置。
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