JP2007145529A - 用紙中継搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成にて排熱を可能にし、過熱を防止して、用紙のカールなどの不具合の発生を防ぐようにした用紙中継搬送装置を提供する。
【解決手段】中継搬送ユニット8における排紙トレイ部8aの上面および突出部8cの上面に、中継搬送ユニット8の内外を連通する排気用通孔40を複数形成する。排気用通孔40は、中継搬送ユニット8の排紙トレイ部8aおよび突出部8cの上面に、排紙方向に平行に延在させ、かつ排紙方向に対して直交する方向に複数条設けた凹溝41内に形成する。これにより、搬送される用紙Pのカールを防ぎ、また樹脂成形品である中継搬送ユニット8のユニットケースの変形,損傷を防止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置の排紙部から画像形成装置本体の一側へ搬送する用紙中継搬送装置、およびその用紙中継搬送装置を搭載する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機,プリンタなどの画像形成装置の側方に、ソータやステープラなどの後処理装置を配置して使用する場合、画像形成装置において画像形成された用紙を排紙する排紙部から、その排紙された用紙を後処理装置まで搬送する中継搬送ユニットが取り付けられる。その中継搬送ユニットとしては、種々の構成のものがあり、多数の技術が提案され、実施されてきている(例えば、特許文献1,2参照)。
従来の一般的な電子写真式画像形成装置では、画像形成部においてトナー画像が転写された用紙に、トナー画像の定着のため定着処理部において加圧/加熱して、定着後の用紙を排紙部から装置外へと排紙する構成になっている。そして、その排紙された用紙を中継搬送ユニットが受けて、後処理装置まで搬送する。
前記中継搬送ユニットは、樹脂製のユニットケース内に用紙を搬送する搬送ローラ,ガイド板を設け、用紙をユニットケース内部を通過させ、画像形成装置の排紙部から後処理装置まで搬送させる構成になっている。
特開平9−301602号公報 特開平10−152241号公報
前記従来の中継搬送ユニットでは、定着処理を受けて加熱されて間もない用紙が、ユニットケース内を通過するため、用紙の熱,湿気がユニットケース内にこもり内部を高温,高湿度状態にし、さらに画像形成装置における各部の駆動により発生する熱の伝達もまたユニットケース内部を高温にする要因となる。
前記ユニットケース内における熱,湿気のこもりにより、用紙にカールが発生しやすい状態になり、用紙の後処理装置への搬送にトラブルを生じさせたり、結露の発生、さらには、熱により樹脂製のユニットケースに変形を生じさせたりすることがあった。時として、安全規格の最高温度規格を満足しないまでの高温になることもあった。
このため従来では、熱,湿気の悪影響を考慮し、ファン,ファン駆動モータを設置し、こもった熱,湿気を外部へ排出するようにしていた。しかしながら、ファン類の設置は、コストアップ,回転駆動中の騒音,消費電力の増大,大型化を招くことになる。
本発明の目的は、前記従来の課題を解決し、簡単な構成にて排熱を可能にし、過熱を防止して、用紙のカールなどの不具合の発生を防ぐようにした用紙中継搬送装置、およびその用紙中継搬送装置を搭載した画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置に搭載され、前記排紙部にて排紙された用紙を、前記排紙部から前記画像形成装置本体の一側へ搬送する用紙中継搬送装置において、用紙中継搬送装置本体の上面に排気用通孔を設けたことを特徴とし、この構成によって、特別な部材を設置することなく、用紙中継搬送装置本体内の熱,湿気を排気用通孔を通して外部へ排出することが可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の用紙中継搬送装置において、排気用通孔を、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向に沿って複数形成したことを特徴とし、この構成によって、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向の全域にわたって排気が可能になり、排気が良好に行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の用紙中継搬送装置において、排気用通孔を、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向と直交する方向に複数形成したことを特徴とし、この構成によって、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向と直交する方向の全域にわたって排気が可能になり、排気が良好に行われる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項記載の用紙中継搬送装置において、用紙中継搬送装置本体の上面が排紙トレイ面を兼ねることを特徴とし、この構成によって、排紙構造を簡素化することができる。
請求項5に記載の発明は、用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置に搭載され、前記排紙部にて排紙された用紙を、前記排紙部から前記画像形成装置の一側に配置された後処理装置へ用紙を搬送する用紙中継搬送装置として用いられる請求項1〜4いずれか1項記載の用紙中継搬送装置であって、前記後処理装置の上部に回動可能に設けられたカバー体に対して、出没可能かつ回動可能に前記後処理装置まで延出する延長トレイを設けたことを特徴とし、この構成によって、後処理装置と用紙中継搬送装置との連結を、延長トレイを適宜移動させることにより支障なく行うことが可能になる。
請求項6に記載の発明は、画像読取部が設置され、該画像読取部からの画像データを受けて用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備え、前記画像読取部と前記画像形成部との間に前記排紙部から排紙された用紙が排出される排紙空間を設けた画像形成装置において、前記排紙空間に請求項1〜5いずれか1項記載の用紙中継搬送装置を配置したことを特徴とし、この構成によって、スキャナなどの画像読取装置が上部に搭載されて、画像形成装置とにおいて形成された排紙空間に前記用紙中継搬送装置を搭載しても、前記のように熱,湿気の影響をなくすことにより、排紙部から画像形成装置本体の一側に対する用紙の搬送が円滑に行われる。
本発明によれば、用紙中継搬送装置本体の上面に排気用通孔を設けたことによって、特別な部材を設置することなく、用紙中継搬送装置本体内の熱,湿気を排気用通孔を通して外部へ排出することができるため、簡単な構成にて、用紙中継搬送装置における温度,湿度の上昇を防止して、装置の変形,用紙のカールなどの不具合の発生を防ぐことができ、後処理装置への円滑な用紙搬送、良好な後処理が可能になるという実際的な効果が大である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための画像形成装置の概略構成図であり、画像形成装置の装置本体1には画像形成部2が設けられており、この画像形成部2の下部には給紙部3が、上部には排紙部4が設けられ、装置本体1の上方には、原稿画像を読み取る画像読取部であるスキャナ5が設置されている。また、装置本体1の一側(図では左側)には、ソータ,ステープラ,フィニッシャなどの後処理装置6が設置されている。
装置本体1における排紙部4の横側方の上面で、かつスキャナ5の下方に形成される排紙空間7には、排紙部4から後処理装置6へ用紙を搬送する用紙中継搬送装置である中継搬送ユニット8が設けられている。
前記給紙部3には、給紙カセット9が複数装填されており、それぞれに紙種の異なる用紙Pが収容される。用紙Pは、給紙部3から排紙部4に至る略垂直方向に延びる搬送路10を、給紙コロ11,搬送ローラ12などにより給紙/搬送され、画像形成部2にて画像形成/定着処理された後、後述するように中継搬送ユニット8へ排紙ローラ13により排紙される。
前記画像形成部2は、本例では電子写真方式のものであって、反時計方向へ回転駆動される感光体15と、該感光体15に静電潜像を形成する光書込み装置16とが備えられ、さらに感光体15の周囲には、感光体15を均一に帯電する帯電器17と、静電潜像を可視像化(トナー像)する現像装置18と、現像装置18によって形成されたトナー像を搬送されてきた用紙Pに転写する転写装置19と、転写後の感光体15に残存するトナーを除去して感光体15をクリーニングするクリーニングユニット20などが配設されている。転写装置19と排紙部4との間には、転写装置19で用紙Pに転写されたトナー像を加熱/加圧して定着する定着装置21が設けられている。
前記光書込み装置16は、スキャナ5からの画像データに基づく感光体15に対する光書込み、あるいはパソコンなどから入力される画像情報に基づく感光体15に対する光書込みを行って露光し、感光体15に静電潜像を形成する。
用紙Pは、給紙コロ11により給紙カセット9から給紙されると、分離ローラ対22で1枚ずつに分離され、搬送ローラ12により搬送路10内を搬送される。さらに、用紙Pは、転写装置19の上流側に設けられているレジストローラ対23にて、所定のタイミングで転写装置19と感光体15とのニップ間に給紙され、トナー像の転写を受ける。
前記スキャナ5は、原稿を載置されるコンタクトガラス25と、原稿を押さえる白圧板26と、コンタクトガラス25に載置された原稿に光を照射する照明ランプ27と、原稿の表面からの反射光を折り返し反射する走査ミラー28と、走査ミラー28の半分の速度で移動する光路折り返しミラー対29a,29bと、結像レンズ30およびCCD31とから構成されている。
前記中継搬送ユニット8は、その上面に排紙トレイ部8aが形成され、内部に後処理装置6へ排紙された用紙を搬送するローラ搬送部8bが設けられている。
さらに、中継搬送ユニット8は、排紙部4から用紙Pを搬送する第1搬送部32と、ローラ搬送部8bへ排紙部4から用紙Pを搬送する第2搬送部33と、排紙部4から排紙された用紙Pの進路を第1搬送部32あるいは第2搬送部33へ切り換える分岐爪部材34とから構成されている。
第1搬送部32には、排紙トレイ部8aへ用紙Pを排紙する第1搬送部・排紙ローラ35が設けられ、第2搬送部33に連通するローラ搬送部8bには、中継搬送ユニット8内において後処理装置6に通じる用紙パス36と、複数の搬送ローラ37と、用紙パス36の下流に配されて、後処理装置6へ用紙Pを排紙する第2搬送部・排紙ローラ38とが設けられている。
次に、本実施形態における画像形成動作および中継搬送ユニットの動作を説明する。
帯電器17で表面を均一に帯電させられた感光体15の表面に対して、光書込み装置16により光書き込みが行われて静電潜像が形成される。感光体15上の静電潜像は、現像装置18でトナー現像されてトナー可視画像が形成される。
一方、給紙部3の給紙カセット9のいずれから用紙Pが給紙コロ11により給紙され、分離ローラ22で1枚ずつ分離搬送され、搬送路10内に送られる。用紙Pは、搬送ローラ12により搬送され、レジストローラ対23により感光体15上のトナー可視像との転写タイミングが捉えられて、感光体15と転写装置19とのニップへ搬送される。トナー像が転写された用紙Pは、定着装置21へ送られ、ここでトナー像が用紙Pに加熱/加圧されて定着される。定着後に用紙Pは排紙部4から排紙される。
ここで、後処理装置6における後処理が必要でないモードが選択されている場合には、図2に示すように、図示しない制御部におけるコントロールを受けて分岐爪部材34は下方に回動する。これによって第1搬送部32のみが開放され、用紙Pは第1搬送部・排紙ローラ35により排紙トレイ部8a上に積載される。
また、後処理装置6において処理するモード、例えばステープルモードが選択された場合には、図3に示すように、分岐爪部材34は上方に回動して第2搬送部33のみが開放され、用紙Pは、ローラ搬送部8bの用紙パス36を複数の搬送ローラ37によって搬送され、第2搬送部・排紙ローラ38にて後処理装置6へ送られる。用紙Pは、後処理装置6内で図示しないステープルなどの所定のジョブ終了後、スタック部6aに積載される。
ところで、中継搬送ユニット8内部には、定着装置21にて定着処理を受けて加熱された後の用紙Pが排紙部4から用紙Pが送り込まれることになり、用紙Pが有する熱,湿気が中継搬送ユニット8内部にこもり、これにより、用紙Pがカールしやすく、また樹脂成形品である中継搬送ユニット8のユニットケースが高温により変形したり、損傷を発生したりすることがある。
そこで、本実施形態では図4の中継搬送ユニットの全体斜視図に示すように、中継搬送ユニット8における排紙トレイ部8aの上面、および図1に示すように、用紙の搬送路を第1搬送部32あるいは第2搬送部33に切り換える分岐爪部材34が設置されている中継搬送ユニット8の突出部8c上面に、中継搬送ユニット8の内外を連通する排気用通孔40を複数形成している。これにより、搬送される用紙Pのカールを防ぎ、また樹脂成形品である中継搬送ユニット8のユニットケースの変形,損傷を防止することができる。
排気用通孔40は、図5に示すように、中継搬送ユニット8の排紙トレイ部8aおよび突出部8cの上面に、排紙方向に平行に延在し、かつ排紙方向に対して直交する方向に複数条設けた凹溝41内に形成されている。このように凹溝41を、排紙トレイ部8aにおいて排紙方向に平行に延在させることにより、排気用通孔40と凹溝41をランダムに形成した場合には、排紙される用紙Pの角部が排気用通孔40あるいは凹溝41に引っ掛かってしまうことを未然に防ぐことができる。
また、中継搬送ユニット8内部の全体にわたって排気用通孔40が設けられることにより、内部の熱および湿気を外部に放出することができ、排気が良好になされる。さらに、突出部8cに排気用通孔40を設けたことにより、図6,図7に示すように、排紙トレイ部8aに用紙Pが排紙されて載置された状態になっても排気が可能になる。
図6は用紙Pが横送りされて排紙された場合を示し、図7は用紙Pが縦送りされて排紙された場合を示している。図6,図7に示したように、排紙される各種サイズの用紙Pの側部Pa,Pbが凹溝41に引っかかることがないように、凹溝41の設置位置を設計しておくことにより、搬送上のトラブルの発生を防止することができる。
また、図8に示すように、本実施形態における画像形成装置の画像形成部2には、各種制御/駆動系の回路基板42、および用紙Pに転写されたトナー像を加熱/加圧して定着する定着装置21などの発熱部が配設されており、この熱を装置本体1の外部に排出するための排出ファン43が設けられている。
そこで、中継搬送ユニット8が設置される画像形成装置の装置本体1内部において前記排出ファン43にて形成される排気空気流(矢印A)の領域に突出するように、中継搬送ユニット8の横側部に突出部分44を一体に形成し、この突出部分44と装置本体1の内壁部分45とに、それぞれ空気流路孔44aと45aを形成することにより、中継搬送ユニット8の内部の熱,湿気などを、排出ファン43を利用して強制的に外部に排出させることが可能になる。
図9は、排紙ローラ13に対応する排紙口とは別の排紙口(図示せず)から排紙される用紙Pを受けるビントレイ46を、排紙部4の排紙空間7で、かつ中継搬送ユニット8の上方に配設し、このビントレイ46の排紙方向上流側が、中継搬送ユニット8の突出部8cに載置されている場合の平面状態を示しており、この場合、ビントレイ46の存在により下方に位置する中継搬送ユニット8からの排気が妨げられることになるため、本例では、中継搬送ユニット8の突出部8cにおける排気用通孔40に対応させて、ビントレイ46にも排気用通孔47を形成している。
図10(a)〜(c)は中継搬送ユニットの変形例の構成および動作の説明図であり、中継搬送ユニット8における排紙方向下流側(後処理装置6側)の一部を示している。
中継搬送ユニット8のケース側部50の端部に延長トレイ51が、摺動可能であり、しかも出没可能かつ回動可能に設けられており、延長トレイ51の側部に突設された割りピン52が、ケース側部50に設けられた横長孔53を移動可能に配されている。
そして、図10(a)に示すように、割りピン52が横長孔53の排紙方向上流側の凹部53aに位置し、割りピン52の弾性にて固定状態にある状態が、延長トレイ51が中継搬送ユニット8内に入って収納されている退避状態であり、図10(b)に示すように、割りピン52が、横長孔53の排紙方向下流側の凹部53bに位置し、割りピン52の弾性にて固定状態にある状態が、延長トレイ51が中継搬送ユニット8から出ている延長状態である。さらに、延長トレイ51は、図10(c)に示すように、割りピン52が、横長孔53の排紙方向下流側の凹部53bに位置し、割りピン52を中心にして上方に回動して固定される状態にすることができるようになっている。
したがって、図11(a)に示すように、A4,B5などの通常サイズの用紙が排紙される際には、延長トレイ51を前記退避位置に設置しておき、図11(b)に示すように、A3,DLTなどの長尺サイズの用紙が排紙される場合には、その用紙の先端が中継搬送ユニット8から後処理装置6上に垂れ下がってしまうため、延長トレイ51を延長させて用紙Pの先端を支えてガイドすることにより、垂れ下がりを防止している。
また、後処理装置6の上部に、ジャム処理用に開閉カバー体54などが設置されている場合には、図11(c)に示すように、ジャム処理に際して開ける開閉カバー体54に連れて延長トレイ51が上方へ回動することできるため、開閉カバー体54の開放を支障なく行うことができる。
なお、前記実施形態では、画像形成装置の装置本体1の上方に画像読取部であるスキャナ5が設置されている例にて説明したが、図12に示すように、プリンタなどのようにスキャナが設置されずに、装置本体1の上部に前記実施形態と同様な排紙部4が設けられている構成のものに対しても適用することができる。なお、図12において、図1にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
本発明は、ソータ,ステープラ,フィニッシャなどの後処理装置が並設される複写機,プリンタ,ファクシミリ装置などの画像形成装置における用紙中継搬送装置に適用される。
本発明の実施形態を説明するための画像形成装置の概略構成図 本実施形態において後処理装置における処理が必要でない場合の排紙動作の説明図 本実施形態において後処理装置における処理が必要な場合の排紙動作の説明図 本実施形態における中継搬送ユニットの全体斜視図 本実施形態における中継搬送ユニットの平面図 本実施形態における中継搬送ユニットに用紙が横送りされて排紙された場合を示す平面図 本実施形態における中継搬送ユニットに用紙が縦送りされて排紙された場合を示す平面図 本実施形態における画像形成装置のファンによる排気の説明図 本実施形態における中継搬送ユニットに載置されるビントレイの説明図 (a)〜(c)は本実施形態における中継搬送ユニットの変形例の構成および動作の説明図 (a)〜(c)は本実施形態における中継搬送ユニットの延長トレイの使用例を示す説明図 本実施形態である画像形成装置の例を示す正面図
符号の説明
1 画像形成装置の装置本体
4 排紙部
5 スキャナ
6 後処理装置
7 排紙空間
8 中継搬送ユニット
8a 排紙トレイ部
8c 突出部
21 定着装置
40 排気用通孔
41 凹溝
43 排出ファン
44a,45a 空気流路孔
46 ビントレイ
47 排気用通孔
50 中継搬送ユニットのケース側部
51 延長トレイ
52 割りピン
53 横長孔
53a,53b 凹部
54 開閉カバー体

Claims (6)

  1. 用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置に搭載され、前記排紙部にて排紙された用紙を、前記排紙部から前記画像形成装置本体の一側へ搬送する用紙中継搬送装置において、
    用紙中継搬送装置本体の上面に排気用通孔を設けたことを特徴とする用紙中継搬送装置。
  2. 前記排気用通孔を、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向に沿って複数形成したことを特徴とする請求項1記載の用紙中継搬送装置。
  3. 前記排気用通孔を、用紙中継搬送装置本体における用紙排紙方向と直交する方向に複数形成したことを特徴とする請求項1または2記載の用紙中継搬送装置。
  4. 用紙中継搬送装置本体の前記上面が排紙トレイ面を兼ねることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の用紙中継搬送装置。
  5. 用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置に搭載され、前記排紙部にて排紙された用紙を、前記排紙部から前記画像形成装置の一側に配置された後処理装置へ用紙を搬送する用紙中継搬送装置として用いられる請求項1〜4いずれか1項記載の用紙中継搬送装置であって、
    前記後処理装置の上部に回動可能に設けられたカバー体に対して、出没可能かつ回動可能に前記後処理装置まで延出する延長トレイを設けたことを特徴とする用紙中継搬送装置。
  6. 画像読取部が設置され、該画像読取部からの画像データを受けて用紙に対して画像を形成する画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを備え、前記画像読取部と前記画像形成部との間に前記排紙部から排紙された用紙が排出される排紙空間を設けた画像形成装置において、
    前記排紙空間に請求項1〜5いずれか1項記載の用紙中継搬送装置を配置したことを特徴とする画像形成装置。
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