JPH0891755A - エスカレータの踏段固定忘れ検査装置 - Google Patents

エスカレータの踏段固定忘れ検査装置

Info

Publication number
JPH0891755A
JPH0891755A JP23534894A JP23534894A JPH0891755A JP H0891755 A JPH0891755 A JP H0891755A JP 23534894 A JP23534894 A JP 23534894A JP 23534894 A JP23534894 A JP 23534894A JP H0891755 A JPH0891755 A JP H0891755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escalator
mounting bracket
forgetting
attached
metal fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23534894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Matsuda
靖 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP23534894A priority Critical patent/JPH0891755A/ja
Publication of JPH0891755A publication Critical patent/JPH0891755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、簡易に、かつ、確実に取付金具
の取付状態を検査できるエスカレータの踏段固定忘れ検
査装置を得ることを目的とする。 【構成】 取付金具20は、その凹部と踏段1の凹部3
とで踏段軸7を抱くように踏段1に取り付けられてい
る。この取付金具20の表面には、高反射率の塗料が塗
布されている。線源21aは下部機械室内に設置され、
この線源21aから出射されたレーザビームBが踏段1
相互間の隙間Lから取付金具20表面に照射される。検
出部21bは取付金具20の表面で反射されたビームを
受光する。演算処理装置22は、検出部21bの検出信
号から取付金具20の取付忘れを判定し、取付金具20
の取り付け忘れを判定した際に、異常信号を出力する。
制御装置23は、演算処理装置の異常信号を入力してエ
スカレータの走行を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータの踏段
を踏段軸に取り付ける踏段取付金具の取り付け忘れを検
査する踏段固定忘れ検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のエスカレータの踏段の構造
を示す断面図、図9は図8のIX−IX矢視断面図であ
る。図において、1はユニット構造体であるエスカレー
タの踏段、2は踏段1の踏板、3は踏段1に設けられた
略半円形の凹部、4は踏段1の凹部3の前後に埋め込ま
れたボルト、5はボルト4が挿入される取付穴が穿設さ
れた略半円形の凹部5aを有する取付金具、6はボルト
4に螺着されて取付金具5を踏段1に固定するナットで
ある。7は左右2条設けられた無端状踏段チェーン8の
間を貫通して延長し、両端に案内レール9上を転動する
前輪10を有する踏段軸であり、この踏段軸7に踏段1
を取り付けるにあたり、踏段1に設けられた略半円形の
凹部3と取付金具5の略半円形の凹部5aとでこの踏段
軸7を抱くようにし、取付金具5の取付穴から突出した
ボルト4にナット6を螺着させて、踏段1に取付金具5
を締着固定している。11は踏段1の後輪軸12に取り
付けられた後輪、13は後輪11の案内レールである。
【0003】このように構成された踏段1は、左右2条
の無端状踏段チェーン8の間を貫通して設けられた複数
の踏段軸7のそれぞれに取り付けられて、図10に示す
ように、上部機械室14と下部機械室15との間に無端
状に配設されている。そして、エスカレータの中間傾斜
部Aでは、踏段1相互間には隙間がなく、上部機械室1
4および下部機械室15では、踏段1が反転するために
踏段1相互間には隙間Lが生じている。
【0004】つぎに、上記従来のエスカレータの踏段1
の着脱操作について説明する。エスカレータ製作当初の
踏段組込作業は、エスカレータの中間傾斜部Aにて行わ
れる。その作業順序は、まず組み込む踏段1の凹部3を
踏段軸7に宛てがう。そして、凹部3、5aで踏段軸7
を抱くように、下方から取付金具5を宛てがう。そこ
で、取付金具5の取付穴から突き出たボルト4にナット
6を螺合させ、締め付けて、踏段1に取付金具5を締着
固定する。この時、取付金具5の装着は前輪10側から
しかできないので、踏段1は下階方向から上階方向へ順
次組み込んで行く。保守時における踏段1の脱着は、上
部機械室14あるいは下部機械室15において、踏段1
相互間の隙間Lから手を差し込んで、反転状態にある任
意の踏段1のボルト4に螺着されているナット6を緩め
て取り外し、取付金具5を取り外して、踏段1を踏段軸
7から脱離状態とする。ついで、駆動機(図示せず)を
手回しハンドルでまわし、取付金具5を外した踏段1を
中間傾斜部Aまで動かす。そこで、踏段1を持ち上げる
ことにより、踏段1が取り外される。2個目の踏段1を
取り外す場合には、取り外された踏段1の孔から隣接下
段の踏段1のボルト4に螺着されているナット6を緩め
て取り外し、取付金具5を取り外した後、該踏段1を持
ち上げて取り外すことになる。そして、必要な保守作業
が終了すれば、製作当初と同様にして踏段1を組み込む
ことができるが、最後に組み込む踏段1は取付金具5の
装着作業を上部機械室14あるいは下部機械室15まで
送った後行う必要がある。
【0005】ここで、上部機械室14および下部機械室
15では踏段1が反転するために、取付金具5が確実に
取り付けられていないと、踏段1に下部方向の重力が加
わり、踏段1が踏段軸7から外れてしまうことになる。
そこで、保守作業が終了した場合には、踏段1が目視検
査位置にくるように一段一段停止位置を設定しながらエ
スカレータを運転し、停止状態にて各取付金具5が確実
に取り付けられているか否かを踏段1相互間の隙間Lか
ら目視検査している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレータの
踏段固定忘れ検査は以上のように、各取付金具5が確実
に取り付けられているか否かを踏段1相互間の隙間Lか
ら目視検査しているので、正確に検査するには長時間を
要するとともに、作業効率が悪いという課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、取付金具の取付部にビームを照
射し、該取付部から反射されるビームを検知するように
して、簡易に、かつ、確実に取付金具の取付状態を検査
できるエスカレータの踏段固定忘れ検査装置を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエスカレータの踏段固定忘れ検査装置は、取付金具
の表面に構成された高反射率部と、高反射率部にビーム
を照射する線源と、高反射率部で反射されたビームを受
信する検出部と、検出部の検出信号から取付金具の取り
付け忘れを判定し、取付金具の取り付け忘れを判定した
際に異常信号を出力する演算処理装置と、演算処理装置
の異常信号を入力してエスカレータの走行を停止させる
制御装置とを備えたものである。
【0009】また、この発明の第2の発明に係るエスカ
レータの踏段固定忘れ検査装置は、踏段軸の踏段の凹部
と取付金具とで抱かれる部位の表面に構成された高反射
率部と、高反射率部にビームを照射する線源と、高反射
率部で反射されたビームを受信する検出部と、検出部の
検出信号から取付金具の取り付け忘れを判定し、取付金
具の取り付け忘れを判定した際に異常信号を出力する演
算処理装置と、演算処理装置の異常信号を入力してエス
カレータの走行を停止させる制御装置とを備えたもので
ある。
【0010】
【作用】この発明の第1の発明においては、エスカレー
タを走行させるとともに、線源からビームを出射させ
る。エスカレータが一定速度で走行することから、踏段
の取付金具は線源から出射されたビーム中を一定周期で
通過する。そして、取付金具がビーム中を通過する際
に、該表面に構成された高反射率部でビームが高反射率
で反射され、反射されたビームが検出部に受信される。
そこで、検出部の検出信号は、取付金具の通過を示す高
出力レベルのパスルが一定周期で繰り返し出力されるパ
スル波形となる。この検出部の検出信号は演算処理装置
に入力される。演算処理装置では、この検出信号から高
出力レベルのパスルの出現周期を認識し、該出現周期が
所定周期より長くなると取付金具の取り付け忘れと判定
して、異常信号を出力する。さらに、制御装置は、演算
処理装置から出力される異常信号を入力すると、即座に
エスカレータの走行を停止する。
【0011】また、この発明の第2の発明においては、
エスカレータを走行させるとともに、線源からビームを
出射させる。エスカレータが一定速度で走行することか
ら、踏段の取付金具は線源から出射されたビーム中を一
定周期で通過する。そして、ビームは取付金具等から低
反射率で反射されて、検出部に受信される。ここで、取
付金具が取り付けられていない場合には、踏段の凹部と
取付金具とで抱かれる踏段軸の部位が露呈されている。
そこで、取付金具が取り付けられていない踏段が走行し
てくると、踏段軸の該部位がビーム中を通過する。そし
て、該部位の表面に構成された高反射率部でビームが高
反射率で反射され、反射されたビームが検出部に受信さ
れる。そこで、検出部の検出信号は、取付金具の取り付
け忘れに対応して高出力レベルのパスルが出力されるパ
スル波形となる。この検出部の検出信号は演算処理装置
に入力される。演算処理装置では、この検出信号から高
出力レベルのパスルの出現を認識し、該出現を認識する
と取付金具の取り付け忘れと判定して、異常信号を出力
する。さらに、制御装置は、演算処理装置から出力され
る異常信号を入力すると、即座にエスカレータの走行を
停止する。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係るエスカレー
タの踏段固定忘れ検査装置を示す構成図であり、図にお
いて図8乃至図10に示した従来のエスカレータの踏段
と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。
【0013】図において、20は取付金具であり、この
取付金具20はその表面に高反射率の塗料が塗布されて
いる点を除いて従来の取付金具5と同様に構成されてい
る。21は取付金具20に向けてレーザビームBを出射
する線源21aと取付金具20からの反射ビームを受光
する検出部21bとを備え、上部機械室14や下部機械
室15に設置された検出装置、22は検出装置21の検
出信号を入力して取付金具5が取り付けられているか否
かを判定し、取付金具5の取り付け忘れを判定した際に
異常信号を出力する演算処理装置、23はエスカレータ
の制御装置、24、25は信号ケーブルである。
【0014】つぎに、この実施例1の動作を説明する。
踏段1の保守点検が終了した後等踏段固定忘れを検査す
る場合、エスカレータを走行させるとともに、検出装置
21の線源21aからレーザビームBを出射させる。こ
の時、線源21aはレーザビームBが走行してきた踏段
1相互間の隙間Lを通って取付金具20の表面に照射さ
れるようにレーザビームBの出射角度が設定されてい
る。線源21aから出射されたレーザビームBは、走行
する踏段1に照射され、その反射ビームが検出部21b
に受光される。そして、走行してきた踏段1相互間の隙
間LがレーザビームBの光路中を通過する際に、レーザ
ビームBは該隙間Lを通って取付金具20に照射され、
取付金具20の表面(高反射率の塗料表面)で反射され
た後、踏段1相互間の隙間Lを通って検出装置21の検
出部21bに受光される。この時、エスカレータの走行
速度が一定であるとともに、取付金具20表面以外から
は低い反射率で反射されるので、検出装置21で受信さ
れる検出信号は、図2に示されるように、取付金具20
の通過を示す高い出力レベルと取付金具20以外の部位
の通過を示す低い出力レベルとが常に一定の周期で繰り
返されるパスル波形となる。そして、取付金具20の取
り付けられていない踏段1があると、レーザビームBが
低い反射率で反射されるので、検出信号には、図3に示
されるように、高い出力レベルのパスルが出力されな
い。
【0015】この検出装置21の検出信号は信号ケーブ
ル24を介して演算処理装置22に入力される。この演
算処理装置22では、検出信号から高い出力レベルのパ
ルスが一定周期で出力されているか否かを判定する。こ
こで、図3に示すような検出信号が入力されると、演算
処理装置22は高い出力レベルのパルスの出力周期が所
定周期より長いことを検知して取付金具20の取り付け
忘れと判定し、信号ケーブル25を介して異常信号を制
御装置23に出力する。制御装置23では、演算処理装
置22からの異常信号を入力すると、エスカレータを即
座に停止させる。そして、取付金具20を装着して、踏
段1の落下事故を未然に防止する。
【0016】このように、この実施例1によれば、目視
検査によらず取付金具20の取り付け忘れを光学的に検
出しているので、簡易に、かつ、確実に取付金具20の
取り付け忘れを検出することができる。また、踏段1が
目視検査位置にくるように踏段1を一段一段停止位置に
設定しながらエスカレータを運転し、停止状態にて踏段
1相互間の隙間Lから目視検査する必要がなく、作業時
間を大幅に短縮することができる。さらには、取付金具
20の取り付け忘れが検出されると、即座にエスカレー
タが停止されるので、踏段1の落下事故が未然に防止で
き、安全性を向上させることができる。
【0017】なお、上記実施例1では、取付金具20の
表面に高反射率の塗料を塗布して取付金具20の表面に
高反射率部を構成するものとしているが、高反射率部は
高反射率の塗料に限定されるものではなく、例えば取付
金具20の表面に鏡面加工を施して高反射率部を構成す
るようにしてもよい。
【0018】実施例2.この実施例2では、取付金具2
0に替えて取付金具5を用い、踏段軸7の踏段1の凹部
3と取付金具5の凹部5aとで抱かれる部位の表面に鏡
面加工を施して高反射率部を構成するものとしている。
なお、他の構成は、上記実施例1と同様に構成されてい
る。
【0019】つぎに、この実施例2の動作について説明
する。取付金具5が取り付けられている正常状態では、
レーザビームBは照射された部位から低反射率で反射さ
れることから、検出部21bで検出される検出信号は、
図4に示されるように、低い出力レベルの一定のパスル
となる。一方、取付金具5が取り付けられていないと、
踏段1の凹部3と取付金具5の凹部5aとで本来抱かれ
ている踏段軸7の部位が露呈する。そして、取付金具5
の取り付けられていない踏段1がレーザビームBの光路
中に走行してくると、レーザビームBが踏段1相互間の
隙間Lから踏段軸7の鏡面加工が施された部位に照射さ
れ、高反射率で反射される。そこで、検出部21bで検
出される検出信号は、図5に示されるように、取付金具
5の取り付けられていない踏段1がレーザビームB中を
通過するのに対応して高い出力レベルのパルスが出力さ
れるパスル波形となる。
【0020】この検出装置21の検出信号は信号ケーブ
ル24を介して演算処理装置22に入力される。この演
算処理装置22では、検出信号から高い出力レベルのパ
ルスが出力されているか否かを判定する。そして、演算
処理装置22は高い出力レベルのパルスの出力を検知す
ると取付金具5の取り付け忘れと判定し、信号ケーブル
25を介して異常信号を制御装置23に出力する。制御
装置23では、演算処理装置22からの異常信号を入力
すると、エスカレータを即座に停止させる。そして、取
付金具5を装着して、踏段1の落下事故を未然に防止す
る。
【0021】したがって、この実施例2においても、上
記実施例1と同様の効果が得られる。
【0022】実施例3.上記実施例2では、踏段軸7の
踏段1の凹部3と取付金具5の凹部5aとで抱かれる部
位の表面に鏡面加工を施して高反射率部を構成するもの
としているが、この実施例3では、踏段軸7と踏段5と
の間に緩衝材が装着される場合に適用されるもので、該
緩衝材を高反射率を有する材料で作製するか、該緩衝材
の表面に鏡面加工を施すものとし、上記実施例2と同様
の効果を奏する。
【0023】実施例4.上記実施例1では、検出装置2
1を無端状に取り付けられた踏段1の外側に設置するも
のとしているが、この実施例4では、図6に示すよう
に、無端状に取り付けられた踏段1の内側に設置するも
のとしている。この場合、上記実施例1の効果に加え
て、線源21aおよび検出部21bの取付自由度が大き
くなり、取付金具20の表面から反射されるビームの検
出強度が最大となるように線源21aおよび検出部21
bを設定できるので、検出精度を一層向上させることが
できる。
【0024】実施例5.上記実施例1では、検出装置2
1、演算処理装置22を据え付けるものとしているが、
この実施例5では、検出装置21、演算処理装置22を
可搬式としている。この場合、図7に示すように、信号
ケーブル24、25の両端にコネクタ26を設け、検出
装置21と演算処理装置22との間および演算処理装置
22と制御装置23との間を接続したり、切り離したり
できるようにしている。取付金具20の取り付け忘れ
は、常時検査する必要がなく、踏段1の保守点検作業後
に検査すればよい。そこで、この実施例5では、踏段1
の保守点検作業後に可搬式の検査装置21および演算処
理装置22を据え付けて、取付金具20の取り付け忘れ
を検査できる。
【0025】なお、上記各実施例では、レーザビームを
用いて光学的に検出するものとしているが、ビームはレ
ーザビームに限らず、電波、超音波でもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】この発明の第1の発明によれば、係るエス
カレータの踏段固定忘れ検査装置は、取付金具の表面に
構成された高反射率部と、高反射率部にビームを照射す
る線源と、高反射率部で反射されたビームを受信する検
出部と、検出部の検出信号から取付金具の取り付け忘れ
を判定し、取付金具の取り付け忘れを判定した際に異常
信号を出力する演算処理装置と、演算処理装置の異常信
号を入力してエスカレータの走行を停止させる制御装置
とを備えているので、簡易に、かつ、確実に取付金具の
取り付け忘れを検出することができ、さらに取付金具の
取り付け忘れが検出されると即座にエスカレータの走行
が停止され、踏段の落下事故を未然に防止することがで
きるエスカレータの踏段固定忘れ検査装置が得られる。
【0028】また、この発明の第2の発明によれば、踏
段軸の踏段の凹部と取付金具とで抱かれる部位の表面に
構成された高反射率部と、高反射率部にビームを照射す
る線源と、高反射率部で反射されたビームを受信する検
出部と、検出部の検出信号から取付金具の取り付け忘れ
を判定し、取付金具の取り付け忘れを判定した際に異常
信号を出力する演算処理装置と、演算処理装置の異常信
号を入力してエスカレータの走行を停止させる制御装置
とを備えているので、上記第1の発明の同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例1に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置における検出装置の正常状態の検出
信号を示すチャートである。
【図3】 この発明の実施例1に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置における検出装置の異常状態の検出
信号を示すチャートである。
【図4】 この発明の実施例2に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置における検出装置の正常状態の検出
信号を示すチャートである。
【図5】 この発明の実施例2に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置における検出装置の異常状態の検出
信号を示すチャートである。
【図6】 この発明の実施例4に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施例5に係るエスカレータの踏
段固定忘れ検査装置を示す構成図である。
【図8】 従来のエスカレータの踏段の構造を示す断面
図である。
【図9】 図8のIX−IX矢斜断面図である。
【図10】 従来のエスカレータを示す模式構成図であ
る。
【符号の説明】
1 踏段、3 凹部、7 踏段軸、20 取付金具、2
1a 線源、21b検出部、22 演算処理装置、23
制御装置、B レーザビーム(ビーム)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏段に設けられた略半円形の凹部と、前
    記踏段に装着された略半円形の取付金具とで踏段軸を抱
    くことによって前記踏段を前記踏段軸に取り付けてなる
    エスカレータの踏段の固定忘れ検査装置において、 前記取付金具の表面に構成された高反射率部と、前記高
    反射率部にビームを照射する線源と、前記高反射率部で
    反射されたビームを受信する検出部と、前記検出部の検
    出信号から前記取付金具の取り付け忘れを判定し、前記
    取付金具の取り付け忘れを判定した際に異常信号を出力
    する演算処理装置と、前記演算処理装置の異常信号を入
    力してエスカレータの走行を停止させる制御装置とを備
    えたことを特徴とするエスカレータの踏段固定忘れ検査
    装置。
  2. 【請求項2】 踏段に設けられた略半円形の凹部と、前
    記踏段に装着された略半円形の取付金具とで踏段軸を抱
    くことによって前記踏段を前記踏段軸に取り付けてなる
    エスカレータの踏段の固定忘れ検査装置において、 前記踏段軸の前記踏段の凹部と前記取付金具とで抱かれ
    る部位の表面に構成された高反射率部と、前記高反射率
    部にビームを照射する線源と、前記高反射率部で反射さ
    れたビームを受信する検出部と、前記検出部の検出信号
    から前記取付金具の取り付け忘れを判定し、前記取付金
    具の取り付け忘れを判定した際に異常信号を出力する演
    算処理装置と、前記演算処理装置の異常信号を入力して
    エスカレータの走行を停止させる制御装置とを備えたこ
    とを特徴とするエスカレータの踏段固定忘れ検査装置。
JP23534894A 1994-09-29 1994-09-29 エスカレータの踏段固定忘れ検査装置 Pending JPH0891755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23534894A JPH0891755A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 エスカレータの踏段固定忘れ検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23534894A JPH0891755A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 エスカレータの踏段固定忘れ検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0891755A true JPH0891755A (ja) 1996-04-09

Family

ID=16984764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23534894A Pending JPH0891755A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 エスカレータの踏段固定忘れ検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0891755A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250834A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア
JP2013018603A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常検出装置
JP2014065586A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常検出装置
CN105905726A (zh) * 2016-06-23 2016-08-31 沃克斯电梯(中国)有限公司 一种自动扶梯维修口的防跌落结构
JP2020125183A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ステップを固定するボルトの締結の状態を確認する安全装置および乗客コンベア

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250834A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア
JP2013018603A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常検出装置
JP2014065586A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常検出装置
CN105905726A (zh) * 2016-06-23 2016-08-31 沃克斯电梯(中国)有限公司 一种自动扶梯维修口的防跌落结构
CN105905726B (zh) * 2016-06-23 2018-06-22 沃克斯电梯(中国)有限公司 一种自动扶梯维修口的防跌落结构
JP2020125183A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ステップを固定するボルトの締結の状態を確認する安全装置および乗客コンベア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4658716B2 (ja) エレベータのガイドレール据付精度測定装置
JPH0891755A (ja) エスカレータの踏段固定忘れ検査装置
JP2010143676A (ja) 乗客コンベア
JP2582165B2 (ja) 乗客コンベアのハンドレール点検装置
JP2002008188A (ja) 物体検出装置および車両検出装置
JP2002087750A (ja) 乗客コンベアの踏板チェーン伸び検出装置
JP2018002433A (ja) 乗客コンベアまたは乗客コンベアのステップの異常検出装置
CN109455609B (zh) 乘客输送机的异常检测系统
JPH08282491A (ja) レール締結装置の緩み検出装置
JP5049114B2 (ja) エスカレータの踏段破損防止装置
CN112875480B (zh) 乘客输送机以及磨损检测装置
JPH08301566A (ja) エスカレータ踏板破損監視装置
JPH0367881A (ja) エレベーターの位置検出装置
JP2016185834A (ja) エスカレータの開口位置照明装置
JP7404444B1 (ja) 乗客コンベアの踏段制動距離測定装置及びその方法
JP7186629B2 (ja) ステップを固定するボルトの締結の状態を確認する安全装置および乗客コンベア
KR200293712Y1 (ko) 갠트리형용접로봇의위치검출장치
KR102638080B1 (ko) 검출용 장치
JPH09202568A (ja) エレベータの主ロープ長さ測定装置および測定方法
JPH07277657A (ja) マンコンベア用移動手摺の検査装置
JP7437295B2 (ja) ステップ踏板検査装置及びステップ踏板検査方法
CN116242248A (zh) 乘客传送机用检查装置
JP6918246B2 (ja) エレベータ及びその改修方法
WO2021260810A1 (ja) 検出装置及び乗客コンベア
JPH115187A (ja) レーザ加工装置