JP2021084799A - 乗客コンベアのチェーン緩み検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、無端状に連結された複数の踏段を周回(循環)移動させて動作する乗客コンベアとして、エスカレータ100を一例に挙げて説明する。
駆動チェーン112は、無端状に形成され、減速機106のスプロケット111と駆動輪113とに亘って掛けられている。駆動チェーン112は、減速機106を介して伝達されたモータ105の駆動力によって、駆動輪113と減速機106のスプロケット111との周りを循環走行することで、駆動輪113を回転させる。すなわち、駆動チェーン112は、減速機106を介して伝達されたモータ105の駆動力を駆動輪113に伝達している。
このように、上階側乗降口101、下階側乗降口102において、踏段120は、利用者を乗せる上面の踏み面を水平状として、トラス110内から進出し、またはトラス110内へ進入する。
本実施形態では、駆動チェーン112の緩みを検出する場合を例として説明するものとする。
制御盤200は、物理的には、CPU、RAMとROMなどを有するコンピュータである。制御盤200の機能は、ROMに保持されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することによって、CPUの制御のもとでエスカレータ100内の各種装置を動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し、書き込みを行うことで実現される。
エスカレータ100の制御盤200は、図2に示すように、チェーン緩み検出装置10と、エスカレータ100の遠隔に設けられた遠隔監視装置300と相互に通信可能に接続され、検出信号や駆動信号、制御信号を送受信する。
制御盤200は、制御部201と、制御用記憶部202と、通信部203とを有している。ここで、制御盤200は、通信部203を介して入力される遠隔監視装置300からの指示に基づいてエスカレータ100の駆動制御を行うことができる。つまり、エスカレータ100は、遠隔監視装置300により遠隔操作され得る。
通信部203は、遠隔監視装置300との間で行う通信の制御を行う。
遠隔監視装置300は、通信部303を介して制御盤200と相互に通信可能に接続され、制御盤200における検出信号に対応する検出データ、制御履歴データ、制御盤200ひいてはエスカレータ100を制御するための制御データを送受信する。
遠隔監視装置300は、監視者が遠隔監視盤(図示省略)を通じてエスカレータ100の各部を遠隔監視する。遠隔監視装置300は、図2に示すように、制御部301と、監視用記憶部302と、通信部303と、警報ユニット304と、を有している。
通信部303は、制御盤200との間で行う通信の制御を行う。
チェーン緩み検出装置10は、大別すると、第1距離センサ11と、第2距離センサ12と、制御部13と、警報ユニット14と、を備えている。
第2距離センサ12は、エスカレータ100が上昇動作を行っている場合、すなわち、駆動方向DUに駆動チェーン112が駆動されている場合の駆動チェーン112の緩みを検出する。
この場合において、制御部13は、第1距離センサ11及び第2距離センサ12の検出した距離については、必要に応じて(例えば、斜め方向から検出光を照射しているような場合)補正を行い、実効的に、鉛直方向の距離を求めて処理を行っている。
第1実施形態のチェーン緩み検出装置10は、図3に示すように、第1距離センサ11と、第2距離センサ12と、を備える。図3中、矢印VRTは、鉛直方向である(以下、同様)。
この場合において、第1距離センサ11により検出される駆動チェーン112までの鉛直方向の距離が所定基準距離未満となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
この場合において、第2距離センサ12により検出される駆動チェーン112までの鉛直方向の距離は、第1距離センサ11の場合と異なり、所定基準距離超となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
図4において、図3の第1実施形態と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
第2実施形態のチェーン緩み検出装置10も、図4に示すように、第1距離センサ11と、第2距離センサ12と、を備える。
この場合において、第1距離センサ11により検出される駆動チェーン112までの距離が所定基準距離超となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
この場合において、第2距離センサ12により検出される駆動チェーン112までの距離が所定基準距離超となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
図5において、図3の第1実施形態と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
第3実施形態のチェーン緩み検出装置10も、図5に示すように、第1距離センサ11と、第2距離センサ12と、を備える。
この場合において、第1距離センサ11により検出される駆動チェーン112までの鉛直方向の距離が所定基準距離超となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
この場合において、第2距離センサ12により検出される駆動チェーン112まで鉛直方向の距離は、第1距離センサ11の場合と異なり、所定基準距離未満となると、所定の基準量以上の緩みが発生していることとなる。
図6は、第1実施形態の動作フローチャートである。
以下の説明においては、図3の第1実施形態のチェーン緩み検出装置10を例として説明する。また、駆動チェーンの動作において、駆動輪113は、駆動輪として機能するスプロケット111に対して、従動輪として機能している。
この状態において、エスカレータ100には、電源が供給されているものとする。
まず、制御盤200の制御部201は、キースイッチがオンになっているか否かを検出し(ステップS11)、キースイッチが未だオフ状態である場合には(ステップS11;No)、待機状態となる。
続いて、エスカレータ100の動作が下降動作であるか否かを判断する(ステップS13)。
そして、制御部13は、第1距離センサ11の動作検出結果を検出履歴として記憶する(ステップS15)。
その後、作業者や遠隔監視者によって、駆動チェーン112に緩みが生じていると判断されて、駆動チェーン112の修理や交換が行われる。
そして、制御部13は、第2距離センサ12の動作検出結果を検出履歴として記憶する(ステップS18)。
その後、作業者や遠隔監視者によって、駆動チェーン112に緩みが生じていると判断されて、駆動チェーン112の修理や交換が行われる。
さらには、本実施形態に係るチェーン緩み検出装置10によれば、制御盤200の制御用記憶部202及び遠隔監視装置300の監視用記憶部302において、第1距離センサ11又は第2距離センサ12の検出履歴情報を記憶することができる。
このように本実施形態の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置10によれば、駆動チェーン112の緩みを正確に検出して、報知したり、第1距離センサ11及び第2距離センサ12の動作履歴、すなわち、駆動チェーン112に生じた緩みを記録させたりできる。
また、上記実施形態では、駆動チェーン112の緩みを検出する場合について説明したが、チェーン緩み検出装置10は、踏段チェーン115や手すりベルト駆動チェーンの緩みを検出することも可能である。これにより、チェーン緩み検出装置10によって、エスカレータ100に配設されている各種チェーンの緩みを正確に検出することができる。
Claims (6)
- スプロケット間に掛け渡されたチェーンまでの距離を検出する距離検出部と、
前記距離検出部により所定の基準緩み量に相当する距離を超える鉛直方向に沿った距離が検出された場合に所定の基準値以上のチェーンの緩みが発生したと判断する制御部と、
を備えた乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。 - 前記スプロケットとして、駆動スプロケットと、従動スプロケットとを有し、
前記距離検出部は、前記チェーンを一方向に駆動した場合に、前記チェーンが前記駆動スプロケットから前記従動スプロケットに向かって駆動される区間内に掛け渡されている前記チェーンまでの距離を測定する第1距離検出部と、
前記チェーンが前記従動スプロケットから前記駆動スプロケットに向かって駆動される区間内に掛け渡されている前記チェーンまでの距離を測定する第2距離検出部と、
を備えた、
請求項1記載の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。 - 前記第1距離検出部及び前記第2距離検出部は、前記駆動スプロケットと前記従動スプロケットとの間において、それぞれ前記チェーンの中央部までの距離を検出するようにされている、
請求項2記載の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。 - 前記第1距離検出部及び前記第2距離検出部は、それぞれ前記チェーンの外周面側あるいは内周面側のいずれかから前記チェーンまでの距離を検出する、
請求項2又は請求項3記載の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。 - 前記第1距離検出部及び前記第2距離検出部は、光学式距離センサあるいは超音波式距離センサとして構成されている、
請求項2乃至請求項4のいずれか一項記載の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。 - 前記制御部により前記基準値以上の前記チェーンの緩みが発生したとされた場合に、所定の警報処理を行う警報ユニットを備えた、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載の乗客コンベアのチェーン緩み検出装置。
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