JP2003321186A - 乗客コンベヤーの運転管理装置 - Google Patents

乗客コンベヤーの運転管理装置

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JP2003321186A
JP2003321186A JP2002129036A JP2002129036A JP2003321186A JP 2003321186 A JP2003321186 A JP 2003321186A JP 2002129036 A JP2002129036 A JP 2002129036A JP 2002129036 A JP2002129036 A JP 2002129036A JP 2003321186 A JP2003321186 A JP 2003321186A
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passenger conveyor
chain
main frame
displacement body
passengers
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JP2002129036A
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Daisuke Chimura
大介 千村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏段上の乗客数等の乗客コンベヤーの運転状
況に応じて、検出手段が動作し運転を的確に異常時制御
する乗客コンベヤーの運転管理装置を得る。 【解決手段】 検出手段の連続した検出出力値に基づく
変位体と検出手段の間の検出距離を介し、踏段3上の乗
客数の多寡、運動機構19の弛み状態等を勘案し、すな
わち乗客コンベヤーの運転状況に応じて制御手段が動作
し、要時に乗客コンベヤーの異常時制御を的確に行う。
このため、誤動作によって制御手段が動作し乗客コンベ
ヤーが不時停止して、踏段3上の乗客に衝撃を与えるこ
と等の不具合の発生を未然に防止する。また、異常発生
時に制御手段の動作が遅れて異常時停止が遅延し、部材
が損傷する等の障害の発生を未然に防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転時における
踏段鎖等の運動機構の動作に異常が発生したときに異常
時制御する乗客コンベヤーの運転管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16及び図17は、例えば実開平7−
2374号公報に示された従来の乗客コンベヤーを示す
図で、図16は全体構造を概念的に示す側面図、図17
は図16のA部拡大図である。図において、1はエスカ
レーターからなる乗客コンベヤーの主枠、2は無端状を
なし主枠1に配置されて循環移動する踏段鎖、3は踏段
鎖2に連結された多数の踏段、4は主枠1の上端側に設
けられて踏段鎖2の一側が巻掛けられた上鎖車である。
【0003】5は主枠1の上端側に設けられた駆動機、
6は上鎖車4に固定された鎖車及び駆動機5の駆動鎖歯
車に巻掛けられて駆動機5の出力を上鎖車4に伝動する
駆動鎖、7は主枠1の下端側に主枠1の長手方向に移動
可能に設けられて踏段鎖2の他側が巻掛けられた下鎖
車、8は主枠1の間口方向に縁部に立設されて主枠1の
長手方向に沿って配置された欄干、9は欄干8に移動可
能に係合されて循環移動する移動手摺である。
【0004】10は主枠1の上端部及び下端部にそれぞ
れ形成された乗降口の縁部に設けられて踏段3に対向し
て配置された櫛、11は引張り軸で、一端が下鎖車7に
連結され、他端は主枠1に固定されたブラケット12に
すきまばめされて挿通されている。13は調整ナット
で、引張り軸11にねじ込まれてブラケット12の反下
鎖車7側に配置されている。
【0005】14は圧縮コイルばねからなる付勢体で、
引張り軸11に嵌合されてブラケット12と調整ナット
13の間に配置されている。15は第一作動片で、引張
り軸11の挿通端における調整ナット13寄りに配置さ
れ、引張り軸11にねじ込まれて両側に配置された止め
ナットによって所定位置に締結されている。
【0006】16は第二作動片で、引張り軸11の挿通
端における先端寄りに配置され、引張り軸11にねじ込
まれて両側に配置された止めナットによって所定位置に
締結されている。17は乗客コンベヤーの運転管理装置
の要部をなす検出器で、主枠1の固定部に装着されたマ
イクロスイッチからなり作動部が第一作動片15と第二
作動片16の間に配置されている。18は主枠1に設け
られて駆動機5、検出手段17に接続された制御盤であ
る。
【0007】従来の乗客コンベヤーは上記のように構成
され、付勢体14により引張り軸11を介して下鎖車7
が主枠1下端側へ引っ張られて踏段鎖2に張力が付与さ
れる。そして、駆動機5が付勢されると上鎖車4を介し
て踏段鎖2が駆動され、踏段3が循環移動して踏段3上
の乗客が一方の乗降口から他方の乗降口へ搬送される。
また、通常時には検出器17の作動部が第一作動片15
と第二作動片16の間に配置されて動作することはな
く、乗客コンベヤーが通常運転される。
【0008】また、踏段鎖2に異常な伸びが発生した
り、踏段鎖2が破断したりした場合には、下鎖車7が付
勢体14の付勢力によって主枠1下端側へ異常変位す
る。これにより、第一作動片15が反ブラケット12方
向へ変位して検出器17の作動部を押圧するので検出器
17が動作する。この検出器17の動作によって制御盤
18が作動し、すなわち乗客コンベヤーの運転管理装置
の作動により駆動機5が消勢されて乗客コンベヤーを異
常時停止させたり、異常時減速させたりする異常時制御
が行われる。
【0009】また、乗客コンベヤーの下降運転中に踏段
3と下部乗降口の櫛10との間に異物が挟まった場合
に、踏段3の移動が制約されるものの下降運転駆動力の
伝動が継続される。このため、下鎖車7が付勢体14の
付勢力に抗して主枠1上端側へ異常変位する。これによ
り、第二作動片16がブラケット12方向へ変位して検
出器17の作動部を押圧するので検出器17が動作す
る。このような検出器17の動作によっても駆動機5が
消勢されて乗客コンベヤーを異常時停止する等の異常時
制御が行われるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤーの運転管理装置において、踏段3上の乗客
数が増加した場合に次にのべる問題が生じるときがあ
る。すなわち、下鎖車7は付勢体14の付勢力によっ
て、踏段鎖2に張力を付与するために主枠1下端側へ引
っ張られているものの、踏段鎖2の全ての弛みを除くこ
とはできない。このため、踏段3上の乗客数の増加によ
って乗客の質量が踏段鎖2を主枠1下端側へ引っ張る力
となって作用する。
【0011】したがって、踏段鎖2に残っていた弛み、
すなわち垂れ下がりが減少するので、下鎖車7が主枠1
下端側へ変位することになる。このときに、検出器17
と第一作動片15の間の空隙が初期に設定された空隙値
よりも減少して、踏段鎖2に異常伸び等の異常がない状
態であっても、第一作動片15によって検出器17の作
動部が押圧されて検出器17が誤動作する恐れがある。
【0012】このような、検出器17の誤動作による制
御盤18の作動によって、すなわち乗客コンベヤーの運
転管理装置の誤作動により乗客コンベヤーが不時停止し
た場合に、踏段3上の乗客に衝撃を与えること等の二次
的な不具合が生じる恐れがあるので、これを未然に防ぐ
必要があった。
【0013】また、踏段3上の乗客数が増加した場合
に、検出器17と第二作動片16の間の空隙が初期に設
定された空隙値よりも増大する。このため、乗客コンベ
ヤーの下降運転中に踏段3と下部乗降口の櫛10との間
に異物が挟まったときに、第二作動片16が検出器17
の作動部を押圧する動作が遅れる。これにより、検出器
17の動作によって駆動機5を消勢して乗客コンベヤー
を異常時停止する制御が遅延することになる。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、踏段上の乗客数等の乗客コンベ
ヤーの運転状況に応じて検出手段が動作する乗客コンベ
ヤーの運転管理装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤーの運転管理装置においては、乗客コンベヤーの主
枠に設けられて運転時に作動する運動機構、この運動機
構に係合されて運動機構の挙動に応じて連続変位する変
位体と、主枠の固定部に設けられて変位体に対向して配
置され、変位体の変位量に応じた検出値を出力する検出
手段と、乗客コンベヤーの運転状況を判定する運転状況
判定装置と、検出手段の検出値が運転状況判定装置の判
定出力に対応した所定値から外れたときに動作して乗客
コンベヤーを異常時制御する制御手段とが設けられる。
【0016】また、この発明に係る乗客コンベヤーの運
転管理装置においては、乗客コンベヤーの多数の踏段が
連結されて無端状をなし、主枠に配置されて循環移動す
る踏段鎖からなる運動機構が設けられ、また踏段鎖が巻
掛けられて踏段鎖に張力を付与する方向に付勢された鎖
車と共に変位する部材に装着された変位体が設けられ
る。
【0017】また、この発明に係る乗客コンベヤーの運
転管理装置においては、多数の歯付リンクが無端状に連
結されて構成され、乗客コンベヤーの踏段が連結されて
主枠に配置されて循環移動する踏段鎖からなる運動機構
が設けられ、また主枠の端部に配置されて運転機構の反
転動作を案内する揺動レール機構に装備された変位体が
設けられる。
【0018】また、この発明に係る乗客コンベヤーの運
転管理装置においては、乗客コンベヤーの駆動機の駆動
鎖歯車及び踏段鎖を駆動する鎖車に固定された従動鎖歯
車に無端状に巻掛けられて、駆動機の出力を鎖車に伝動
する駆動鎖からなる運動機構が設けられ、また張設され
た運動機構の上側に載置状態に配置されたシューに連結
され運動機構の挙動によるシューの変位に伴って変位す
る部材からなる変位体が設けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は乗客コン
ベヤーの全体構造を概念的に示す側面図、図2は図1の
要部拡大図で、前述の図17相当図、図3は図1の乗客
コンベヤーの運転管理装置機器の電気的接続を示す構成
図、図4は図3の運転管理装置の作動特性を示すグラフ
である。図において、1はエスカレーターからなる乗客
コンベヤーの主枠である。
【0020】19は無端状をなし主枠1に配置されて循
環移動する踏段鎖からなる運動機構、3は運動機構19
に連結された多数の踏段、4は主枠1の上端側に設けら
れて運動機構19の一側が巻掛けられた上鎖車、5は主
枠1の上端側に設けられた駆動機、6は上鎖車4に固定
された鎖車及び駆動機5の駆動鎖歯車に巻掛けられて、
駆動機5の出力を上鎖車4に伝動する駆動鎖、7は主枠
1の下端側に主枠1の長手方向に移動可能に設けられて
運動機構19の他側が巻掛けられた下鎖車である。
【0021】8は主枠1の間口方向に縁部に立設されて
主枠1の長手方向に沿って配置された欄干、9は欄干8
に移動可能に係合されて循環移動する移動手摺、10は
主枠1の上端部及び下端部にそれぞれ形成された乗降口
の縁部に設けられて踏段3に対向して配置された櫛、1
1は引張り軸で、一端が下鎖車7に連結され、他端は主
枠1に固定されたブラケット12にすきまばめされて挿
通されている。
【0022】13は調整ナットで、引張り軸11にねじ
込まれてブラケット12の反下鎖車7側に配置されてい
る。14は圧縮コイルばねからなる付勢体で、引張り軸
11に嵌合されてブラケット12と調整ナット13の間
に配置されている。20は変位体で、引張り軸11の挿
通端における先端寄りに配置され、引張り軸11にねじ
込まれて両側に配置された止めナットによって所定位置
に締結されている。
【0023】21は検出手段で、ブラケット12に固定
された取付板22に装着されて検出部が変位体20と対
向して配置され、レーザー光線を変位体20に反射させ
て距離を測定する光学式センサー、超音波を変位体20
に反射させて距離を測定する超音波式センサー等からな
り、非接触式であって変位体20の変位量に応じた検出
値を連続して出力する。
【0024】23は駆動機5、検出手段21に接続され
た制御手段、24は電力測定器からなる運転状況判定装
置で、制御手段23に設けられて乗客コンベヤーの運転
方向、踏段3上の乗客数に基づく駆動機5の電動機の負
荷量を測定し、乗客コンベヤーの運転状況を判定して出
力する。25は制御手段23に設けられて検出手段21
及び運転状況判定装置24に接続された演算装置、26
は制御手段23に設けられて演算装置25に接続された
異常時制御回路、27は駆動機5の動力電源で運転状況
判定装置24に接続されている。
【0025】上記のように構成された乗客コンベヤーに
おいて、付勢体14により引張り軸11を介して下鎖車
7が主枠1下端側へ引っ張られて運動機構19に張力が
付与される。そして、駆動機5が付勢されると駆動鎖
6、上鎖車4を介して運動機構19が駆動され、踏段3
が循環移動して踏段3上の乗客が一方の乗降口から他方
の乗降口へ搬送される。
【0026】そして、乗客コンベヤーの運転状況に対応
して次に述べるようにして乗客コンベヤーの動作が管理
される。すなわち、図4において縦軸は運転状況判定装
置24の出力値による乗客数、横軸は検出手段21の検
出値による検出手段21と変位体20との距離である。
そして、乗客数等による運転状況判定装置24の判定出
力と検出手段21の連続した検出出力値による変位体2
0の距離との関係が、演算装置25に予め入力されてい
る範囲内、すなわち、図4に示す検出手段21と変位体
20との基準距離を中心とした網掛け領域内であれば、
制御手段23において正常運転と判定される。
【0027】このような正常運転状態では異常時制御回
路26が付勢されることはなく乗客コンベヤーが通常運
転される。また、乗客数等による運転状況判定装置24
の判定出力と変位体20の距離との関係が図4に示す網
掛け領域外の場合は、運動機構19に異常な伸びが発生
したり、運動機構19が破断したり、また乗客コンベヤ
ーの下降運転中に踏段3と下部乗降口の櫛10との間に
異物が挟まったりしたときであって、異常発生と判定さ
れて演算装置25を介して異常時制御回路26が付勢さ
れる。
【0028】これによって、制御手段23の異常時制御
回路26の作動により駆動機5が消勢されて乗客コンベ
ヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたりする等
の異常時制御が行われる。なお、運転状況判定装置24
の出力値による乗客数判定は実際には電力値であるが、
予め運転方向、乗客数と電力値の関係を実験と計算によ
って求めておいて乗客数に読み替える。そして、図4に
おけるN.L.は NoLoadで乗客無し、F.L.は Full
Loadで乗客数最大を意味する。
【0029】例えば、検出手段21の距離出力が図4に
おけるAのように基準距離付近であれば、乗客数がN.
L.(a点)でも、F.L.(b点)でも運動機構19
には異常無しと判定でき、乗客コンベヤーは通常運転が
継続される。また、検出手段21の距離出力が図4にお
けるBのように基準距離よりも長い場合は、下鎖車7が
主枠1下端側へ変位していることを意味する。
【0030】しかし、乗客数がN.L.(c点)では単
純に運動機構19が許容範囲以上に伸びていると判断
し、異常発生と判定して異常時制御回路26により乗客
コンベヤーを異常時停止させる等の異常時制御が行われ
る。この判定に対して、乗客数がF.L.(d点)であ
れば運動機構19の伸びの他に、乗客数の増加による運
動機構19の弛み除去分により下鎖車7が変位している
ことを考慮し、異常無しと判定されて乗客コンベヤーの
通常運転が継続される。
【0031】また反対に、検出手段21の距離出力が図
4におけるCのように基準距離よりも短い場合は、下鎖
車7が主枠1上端側へ変位していることを意味する。し
かし、乗客数がN.L.(e点)であれば乗客数が零で
あって、運動機構19の弛みによるものであり許容範囲
内と判断し、異常無しと判定されて乗客コンベヤーの通
常運転が継続される。
【0032】また、乗客数がF.L.(f点)であれば
乗客数が多く運動機構19の弛みが除去されているはず
なのに、ここまで下鎖車7が主枠1下端側へ変位するの
は異常発生と判定して異常時制御回路26により乗客コ
ンベヤーを異常時停止させる等の異常時制御が行われ
る。
【0033】以上説明したように、検出手段21の連続
した検出出力値に基づく変位体20と検出手段21との
距離、運転状況判定装置24の出力値を介し、乗客コン
ベヤーの運転方向、踏段3上の乗客数の多寡、運動機構
19の弛み状態等が勘案され、すなわち乗客コンベヤー
の運転状況に応じて制御手段23が動作し、異常時制御
回路26が付勢されて要時に乗客コンベヤーを異常時停
止させたり、異常時減速させたりする等の異常時制御が
的確に行われる。
【0034】このため、誤動作によって異常時制御回路
26が付勢されて乗客コンベヤーが不時停止し、踏段3
上の乗客に衝撃を与えること等の不具合の発生を未然に
防ぐことができる。また、乗客コンベヤーの下降運転中
に踏段3と下部乗降口の櫛10との間に異物が挟まった
ときに、異常時制御回路26の付勢が遅れて乗客コンベ
ヤーの異常時停止が遅延し、櫛10等の関連部材が損傷
する等の障害の発生を未然に防ぐことができる。
【0035】なお、図1〜図4の実施の形態において変
位体20を下鎖車7に連結された引張り軸11に装着さ
れたものとしたが、運動機構19の挙動によって下鎖車
7と共に変位する適宜な部材に変位体20を設けても、
図1〜図4の実施の形態における作用を得ることができ
る。また、下鎖車7の軸等を変位体とし検出手段21に
よって変位値を連続して検出するようにしても、図1〜
図4の実施の形態における作用を得ることができる。
【0036】実施の形態2.図5は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、前述の図3相当図である。
なお、図5の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様
に乗客コンベヤーが構成されている。図において、図1
〜図4と同符号は相当部分を示し、28は検出手段で、
ブラケット12に固定された取付板22に装着されて伸
縮する棒状の検出部が変位体20に接して配置された接
触式検出器からなり変位体20の変位量に応じた検出値
を連続して出力する。
【0037】上記のように構成された乗客コンベヤーの
運転管理装置においても、検出手段28の連続した検出
出力値に基づく変位体20と検出手段21との距離を介
し、踏段3上の乗客数の多寡、運動機構19の弛み状態
等が勘案されて、すなわち乗客コンベヤーの運転状況に
応じて制御手段23が動作する。
【0038】そして、前述の図1〜図4の実施の形態の
場合と同様な判断に基づく制御手段23の動作によっ
て、異常時制御回路26が付勢されて要時に乗客コンベ
ヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたりする等
の異常時制御が的確に行われる。したがって、詳細な説
明を省略するが図5の実施の形態においても、図1〜図
4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0039】実施の形態3.図6〜図8も、この発明の
他の実施の形態の一例を示す図で、図6は乗客コンベヤ
ーの全体構造を概念的に示す側面図、図7は図6の主枠
端部に設けられた揺動レール機構の拡大図、図8は図7
の要部拡大図である。なお、図6〜図8の他は前述の図
1〜図4と同様に乗客コンベヤーが構成されている。図
において、図1〜図4と同符号は相当部分を示す。
【0040】29はそれぞれ踏段3が設けられた多数の
歯付リンクが連結されて無端状に構成され、主枠1に配
置されて循環移動する踏段鎖からなる運動機構、30は
主枠1に設けられて運転機構29の往路側及び帰路側の
間に配置され、運転機構29の往路側及び帰路側が上
側、下側にそれぞれ係合されて運転機構29を駆動する
駆動機である。
【0041】31は主枠1の端部に設けられて運転機構
29の反転動作を案内する揺動レール機構で、主枠1に
固定された取付板32、湾曲した形状をなし上側端部が
取付板32に枢着された上側レール33、湾曲した形状
をなし下側端部が取付板32に枢着された下側レール3
4並びに上側レール33及び下側レール34の対向箇所
を相互に連結した連結金具35によって構成されてい
る。
【0042】36は下側レール34の連結金具35から
の上方突出端部からなる変位体、37は検出手段で、取
付板32に設けられて検出部が変位体36と対向して配
置され、レーザー光線を変位体36に反射させて距離を
測定する光学式センサー、超音波を変位体36に反射さ
せて距離を測定する超音波式センサー等からなり、非接
触式であって変位体36の変位量に応じた検出値を連続
して出力する。
【0043】上記のように構成された乗客コンベヤーの
運転管理装置においても、検出手段37の連続した検出
出力値に基づく変位体36と検出手段37との距離を介
し、踏段3上の乗客数の多寡が勘案され、また運動機構
29の異常伸び、破断等による異常動作により、すなわ
ち乗客コンベヤーの運転状況に応じて制御手段23が動
作する。
【0044】そして、前述の図1〜図4の実施の形態の
場合と同様な判断に基づく制御手段23の動作によっ
て、異常時制御回路26が付勢されて要時に乗客コンベ
ヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたりする等
の異常時制御が的確に行われる。したがって、詳細な説
明を省略するが図6〜図8の実施の形態においても、図
1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0045】なお、歯付リンクが連結されて無端状に構
成された踏段鎖からなる運動機構29が設けられた乗客
コンベヤーの場合に、揺動レール機構31における踏段
3の反転動作の中心位置を直接把握することは難しい。
しかし、揺動レール機構31の下側レール34等の変位
による変位体36の変位値を介して近似的に反転動作中
心における変位値を検出することができ、下側レール3
4等の異常変位によって運動機構29の異常の発生を判
断することができる。
【0046】実施の形態4.図9も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、前述の図8相当図である。
なお、図9の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様
に乗客コンベヤーが構成されている。図において、図8
と同符号は相当部分を示し、38は検出手段で、取付板
32に装着されて伸縮する棒状の検出部が変位体36に
接して配置された接触式検出器からなり変位体36の変
位量に応じた検出値を連続して出力する。
【0047】上記のように構成された乗客コンベヤーの
運転管理装置においても、検出手段38の連続した検出
出力値に基づく変位体36と検出手段38との距離を介
し、踏段3上の乗客数の多寡、運動機構29の弛み状態
等が勘案されて、すなわち乗客コンベヤーの運転状況に
応じて制御手段23が動作する。
【0048】そして、前述の図1〜図4の実施の形態の
場合と同様な判断に基づく制御手段23の動作によっ
て、異常時制御回路26が付勢されて要時に乗客コンベ
ヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたりする等
の異常時制御が的確に行われる。したがって、詳細な説
明を省略するが図9の実施の形態においても、図1〜図
4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0049】実施の形態5.図10〜図15も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図10は前述の
図1の主枠上端部を拡大した図に相当する図、図11は
図10の駆動鎖の運動状態を示す図、図12は図10の
駆動鎖の他の運動状態を示す図、図13も図10の駆動
鎖の他の運動状態を示す図、図14は図10に対応した
乗客コンベヤーの運転管理装置機器の電気的接続を示す
構成図、図15は図14の運転管理装置の作動特性を示
すグラフである。
【0050】なお、図10〜図15の他は前述の図1〜
図4と同様に乗客コンベヤーが構成されている。図にお
いて、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、39は駆
動機5に設けられた駆動鎖歯車、40は上鎖車4の軸に
固定された従動鎖歯車である。41は運動機構で、無端
状をなす駆動鎖からなり駆動鎖歯車39及び従動鎖歯車
40に巻掛けられて駆動機5の出力を上鎖車4に伝動す
る。42は主枠1内の上側に設けられた取付体、43は
張設された運動機構41の上側に載置状態に配置された
シューで、自重によって下方へ付勢されている。
【0051】44は変位体で、一端が取付体42に枢着
され他端はシュー43に枢着された回動腕体によって構
成されている。45は検出手段で、取付体42に装着さ
れて検出部が変位体44と対向して配置され、レーザー
光線を変位体44に反射させて距離を測定する光学式セ
ンサー、超音波を変位体44に反射させて距離を測定す
る超音波式センサー等からなり、非接触式であって変位
体44の変位量に応じた検出値を連続して出力する。
【0052】上記のように構成された乗客コンベヤーに
おいて、駆動機5が付勢されると駆動鎖歯車39が回転
しこの回転が運動機構41によって従動鎖歯車40に伝
達される。そして、前述の図16における踏段鎖2が駆
動され、踏段3が循環移動して踏段3上の乗客が一方の
乗降口から他方の乗降口へ搬送される。また、運動機構
41の上側に支持されたシュー43の上下方向変位によ
って変位体44が回動変位する。そして、回動変位した
変位体44と検出手段45との距離が検出手段45によ
って検出されて出力される。
【0053】なお、乗客コンベヤーの運転時に運動機構
41に発生する張力は、運転方向、踏段3上の乗客数等
の運転状況によって変化する。すなわち、上昇運転時に
は図11に示すように駆動鎖歯車39が矢印A方向へ回
転して、上側が張り側、下側が弛み側となる。また、張
り側においても運動機構41の自重による弛みがあり、
その弛み量も踏段3上の乗客数によって変化する。
【0054】また、下降運転時であって踏段3上の乗客
数が零又は少ないときは、図12に示すように駆動鎖歯
車39が矢印B方向へ回転して、下側が張り側、上側が
弛み側となる。また、下降運転時であって踏段3上の乗
客数が多いときは、乗客による下方向負荷を駆動機5の
駆動力によって支えている状態となる。このため、図1
3に示すように駆動鎖歯車39が矢印B方向へ回転する
ものの上側が張り側、下側が弛み側となる。
【0055】このような、運転状況に対応して次に述べ
るようにして乗客コンベヤーの動作が管理される。すな
わち、図15において縦軸は運転状況判定装置24の出
力値による乗客数、横軸は検出手段45の検出値による
検出手段45と変位体44との距離である。そして、乗
客数と検出手段45の連続した検出出力値による変位体
44の距離との関係が、演算装置25に予め入力されて
いる範囲内、すなわち、上昇運転時及び下降運転時のそ
れぞれにおいて、図15に示す検出手段45と変位体4
4との基準距離を中心とした網掛け領域内であれば、制
御手段23において正常運転と判定される。
【0056】このような正常運転状態では異常時制御回
路26が付勢されることはなく乗客コンベヤーが通常運
転される。また、乗客数と変位体44の距離との関係が
図15に示す網掛け領域外の場合は、運動機構41に異
常な伸びが発生したり、運動機構41が破断したり、ま
た乗客コンベヤーの下降運転中に踏段3と下部乗降口の
櫛10との間に異物が挟まったりしたときであって、異
常発生と判定されて演算装置25を介して異常時制御回
路26が付勢される。
【0057】これによって、制御手段23の異常時制御
回路26の作動により駆動機5が消勢されて乗客コンベ
ヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたりする等
の異常時制御が行われる。なお、上昇運転時は運動機構
41の変位体44側が常に張り側であり、検出手段45
の検出距離の基準距離は長めに設定される。また、上昇
運転時の基準距離に対して下降運転時は乗客無し時に弛
み側で徐々に張り側へ移行していくため、検出手段45
の検出距離の基準距離が短めに設定される。
【0058】また、乗客コンベヤーの停止時は検出手段
45の検出距離の基準距離が、張りと弛みの中間程度の
検出基準距離が設定される。なお、図15の図示は視認
性をよくするため、上昇時の正常領域と下降時の正常領
域の両者を完全に分離して図示してある。しかし、実際
には上記両者が重なることもあり得る。また、検出手段
45を前述の図9に示す接触式検出器からなる検出手段
38としても図10〜図15の実施の形態における作用
を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、乗客コ
ンベヤーの主枠に設けられて運転時に作動する運動機
構、この運動機構に係合されて運動機構の挙動に応じて
連続変位する変位体と、主枠の固定部に設けられて変位
体に対向して配置され、変位体の変位量に応じた検出値
を出力する検出手段と、乗客コンベヤーの運転状況を判
定する運転状況判定装置と、検出手段の検出値が運転状
況判定装置の判定出力に対応した所定値から外れたとき
に動作して乗客コンベヤーを異常時制御する制御手段と
を設けたものである。
【0060】これによって、検出手段の連続した検出出
力値に基づく変位体と検出手段との距離を介し、踏段上
の乗客数の多寡、運動機構の弛み状態等が勘案されて、
すなわち乗客コンベヤーの運転状況に応じて制御手段が
動作し、要時に乗客コンベヤーを異常時停止させたり、
異常時減速させたりする等の異常時制御が的確に行われ
る。このため、誤動作によって制御手段が動作し乗客コ
ンベヤーが不時停止し、踏段上の乗客に衝撃を与えるこ
と等の不具合の発生を未然に防止する効果がある。ま
た、乗客コンベヤーの下降運転中に踏段と下部乗降口の
櫛との間に異物が挟まったときに、制御手段の動作が遅
れて乗客コンベヤーの異常時停止が遅延し、櫛等の関連
部材が損傷する等の障害の発生を未然に防ぐ効果があ
る。
【0061】また、この発明は以上説明したように、乗
客コンベヤーの多数の踏段が連結されて無端状をなし、
主枠に配置されて循環移動する踏段鎖からなる運動機構
を設け、また踏段鎖が巻掛けられて踏段鎖に張力を付与
する方向に付勢された鎖車と共に変位する部材に装着さ
れた変位体を設けたものである。
【0062】これによって、検出手段の連続した検出出
力値に基づく変位体と検出手段との距離を介し、踏段上
の乗客数の多寡、踏段鎖の弛み状態等が勘案されて、す
なわち乗客コンベヤーの運転状況に応じて制御手段が動
作し、要時に乗客コンベヤーを異常時停止させたり、異
常時減速させたりする等の異常時制御が的確に行われ
る。このため、誤動作によって制御手段が動作し乗客コ
ンベヤーが不時停止し、踏段上の乗客に衝撃を与えるこ
と等の不具合の発生を未然に防止する効果がある。ま
た、乗客コンベヤーの下降運転中に踏段と下部乗降口の
櫛との間に異物が挟まったときに、制御手段の動作が遅
れて乗客コンベヤーの異常時停止が遅延し、櫛等の関連
部材が損傷する等の障害の発生を未然に防ぐ効果があ
る。
【0063】また、この発明は以上説明したように、多
数の歯付リンクが無端状に連結されて構成され、乗客コ
ンベヤーの踏段が連結されて主枠に配置されて循環移動
する踏段鎖からなる運動機構を設け、また主枠の端部に
配置されて運転機構の反転動作を案内する揺動レール機
構に装備された変位体を設けたものである。
【0064】これによって、検出手段の連続した検出出
力値に基づく変位体と検出手段との距離を介し、踏段上
の乗客数の多寡、歯付リンクが無端状に連結されてなる
踏段鎖の弛み状態等が勘案されて、すなわち乗客コンベ
ヤーの運転状況に応じて制御手段が動作し、要時に乗客
コンベヤーを異常時停止させたり、異常時減速させたり
する等の異常時制御が的確に行われる。このため、誤動
作によって制御手段が動作し乗客コンベヤーが不時停止
し、踏段上の乗客に衝撃を与えること等の不具合の発生
を未然に防止する効果がある。また、乗客コンベヤーの
下降運転中に踏段と下部乗降口の櫛との間に異物が挟ま
ったときに、制御手段の動作が遅れて乗客コンベヤーの
異常時停止が遅延し、櫛等の関連部材が損傷する等の障
害の発生を未然に防ぐ効果がある。
【0065】また、この発明は以上説明したように、乗
客コンベヤーの駆動機の駆動鎖歯車及び踏段鎖を駆動す
る鎖車に固定された従動鎖歯車に無端状に巻掛けられ
て、駆動機の出力を鎖車に伝動する駆動鎖からなる運動
機構を設け、また張設された運動機構の上側に載置状態
に配置されたシューに連結され運動機構の挙動によるシ
ューの変位に伴って変位する部材からなる変位体を設け
たものである。
【0066】これによって、検出手段の連続した検出出
力値に基づく変位体と検出手段との距離を介し、踏段上
の乗客数の多寡、駆動機の出力を踏段鎖を巻掛けた鎖車
に伝動する駆動鎖の弛み状態等が勘案されて、すなわち
乗客コンベヤーの運転状況に応じて制御手段が動作し、
要時に乗客コンベヤーを異常時停止させたり、異常時減
速させたりする等の異常時制御が的確に行われる。この
ため、誤動作によって制御手段が動作し乗客コンベヤー
が不時停止し、踏段上の乗客に衝撃を与えること等の不
具合の発生を未然に防止する効果がある。また、乗客コ
ンベヤーの下降運転中に踏段と下部乗降口の櫛との間に
異物が挟まったときに、制御手段の動作が遅れて乗客コ
ンベヤーの異常時停止が遅延し、櫛等の関連部材が損傷
する等の障害の発生を未然に防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、乗客コ
ンベヤーの全体構造を概念的に示す側面図。
【図2】 図1の要部拡大図であり、後述する図17相
当図。
【図3】 図1の乗客コンベヤーの運転管理装置機器の
電気的接続を示す構成図。
【図4】 図3の運転管理装置の作動特性を示すグラ
フ。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図3相当図。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図で、乗客コ
ンベヤーの全体構造を概念的に示す側面図。
【図7】 図6の主枠端部に設けられた揺動レール機構
の拡大図。
【図8】 図7の要部拡大図。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述の
図8相当図。
【図10】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述
の図1の主枠上端部を拡大した図に相当する図。
【図11】 図10の駆動鎖の運動状態を示す図。
【図12】 図10の駆動鎖の他の運動状態を示す図。
【図13】 図10の駆動鎖の他の運動状態を示す図。
【図14】 図10に対応した乗客コンベヤーの運転管
理装置機器の電気的接続を示す構成図。
【図15】 図14の運転管理装置の作動特性を示すグ
ラフ。
【図16】 従来の乗客コンベヤーを示す図で、全体構
造を概念的に示す側面図。
【図17】 図16のA部拡大図。
【符号の説明】
1 主枠、4 上鎖車、5 駆動機、19 運動機構、
20 変位体、21検出手段、23 制御手段、24
運転状況判定装置、29 運動機構、31揺動レール機
構、36 変位体、37 検出手段、39 駆動鎖歯
車、40 従動鎖歯車、41 運動機構、43 シュ
ー、44 変位体、45 検出手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベヤーの主枠に設けられて運転
    時に作動する運動機構、この運動機構に係合されて上記
    運動機構の挙動に応じて連続変位する変位体と、上記主
    枠の固定部に設けられて上記変位体に対向して配置さ
    れ、上記変位体の変位量に応じた検出値を出力する検出
    手段と、上記乗客コンベヤーの運転状況を判定する運転
    状況判定装置と、上記検出手段の検出値が上記運転状況
    判定装置の判定出力に対応した所定値から外れたときに
    動作して上記乗客コンベヤーを異常時制御する制御手段
    とを備えた乗客コンベヤーの運転管理装置。
  2. 【請求項2】 運動機構を、乗客コンベヤーの多数の踏
    段が連結されて無端状をなし、主枠に配置されて循環移
    動する踏段鎖からなるものとし、また変位体を、上記踏
    段鎖が巻掛けられて上記踏段鎖に張力を付与する方向に
    付勢された鎖車と共に変位する部材に装着されたものと
    したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの
    運転管理装置。
  3. 【請求項3】 運動機構を、多数の歯付リンクが無端状
    に連結されて構成され、乗客コンベヤーの踏段が連結さ
    れて主枠に配置されて循環移動する踏段鎖からなるもの
    とし、また変位体を、上記主枠の端部に配置されて上記
    運転機構の反転動作を案内する揺動レール機構に設けら
    れたものとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コ
    ンベヤーの運転管理装置。
  4. 【請求項4】 運動機構を、乗客コンベヤーの駆動機の
    駆動鎖歯車及び踏段鎖を駆動する鎖車に固定された従動
    鎖歯車に無端状に巻掛けられて、上記駆動機の出力を上
    記鎖車に伝動する駆動鎖からなるものとし、また変位体
    を、張設された上記運動機構の上側に載置状態に配置さ
    れたシューに連結され上記運動機構の挙動による上記シ
    ューの変位に伴って変位する部材からなるものとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの運転管
    理装置。
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