JPH0890819A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JPH0890819A
JPH0890819A JP6226787A JP22678794A JPH0890819A JP H0890819 A JPH0890819 A JP H0890819A JP 6226787 A JP6226787 A JP 6226787A JP 22678794 A JP22678794 A JP 22678794A JP H0890819 A JPH0890819 A JP H0890819A
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Takashi Shibuki
隆 渋木
Kazuhiko Makiishi
和彦 牧石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好なオーバーコート材の転写を行う。 【構成】 オーバーコート材の転写時には、コントロー
ルユニット19からサーマルヘッド15に、周期が9m
sec,通電時間が6msec,無電圧時間が3mse
cの電圧パルスを与える。 【効果】 良好なオーバーコート材の転写、転写時の通
紙速度の向上、画像の品質向上並びに装置の故障減少を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーコート材を最
適な状態で転写することができる熱転写プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱転写によるカラー画像の耐
指紋性、耐薬品性、耐光性を向上させるため、その画像
上をオーバーコート材でコーティングすることが行われ
ている。
【0003】このオーバーコート材のカラー画像へのコ
ーティングは、オーバーコート材に熱を加え、それを画
像上に転写(付着)させることによって行うが、この転
写が不十分であると、上述のような耐指紋性、耐薬品
性、耐光性が不十分となるばかりでなく、オーバーコー
ト材が細かい破片となって後続の記録紙に付着すること
が原因で後続印字の際に画像欠損が生じたり、これが排
紙ローラに付着することが原因で搬送不良が生じたりす
る。
【0004】このような不具合を解消するため、パルス
幅変調された電圧のデューティー比を調整することで多
階調の印字を行う熱転写プリンタにあっては、オーバー
コート材の転写時は、オーバーコート材の転写をできる
だけ良好な状態で行うことができるようなデューティー
比に調整してサーマルヘッドを駆動している。
【0005】以下に、従来行っているサーマルヘッドへ
の電圧制御を、このような制御が必要となる前提ととも
に詳細に説明する。
【0006】オーバーコート材をコーティングし得る面
順次のカラープリンタに用いられるインクフィルム5
は、図5に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の順に配列されたカラーインク面
の次にオーバーコート材の面を有したものであり、これ
らのカラーインク面およびオーバーコート材の面が順次
繰り返し配列されて一巻のインクフィルム5が構成され
ている。
【0007】熱転写プリンタによってカラー画像を形成
する場合には、まず、イエローに関する画像データ(ど
のドットに色を付着させるのか、どの程度の階調で着色
するのかを示したパルスデータ)を送り、この画像デー
タに基づいて、サーマルヘッドの発熱体への通電が制御
される。具体的には、色を付着させるべきドットに対応
する発熱体には電圧を印加し、その印加時間で階調を調
整している。
【0008】階調の調整は、図6に示すように0階調か
ら255階調までの256段階にわたって可能であり、
0階調,つまり着色させない場合には、同図(a)のよ
うな信号をサーマルヘッドの発熱体に与える。すなわ
ち、電圧を印加しないのである。
【0009】また、1階調での着色をする場合には、図
6(b)のようなパルス状の信号をサーマルヘッドの発
熱体に与え、また、2階調目,3階調目,254階調
目,255階調目と階調の増加に比例して、デューティ
ー比を図示(c)〜(f)のように増加させたパルス状
の電圧をこの発熱体に与える。
【0010】図7は、あるドットに対応する発熱体に印
加するパルス信号の一例を示したものであるが、この図
(a)に示してある電圧パルスは255階調目の階調を
4ラインにわたって印字させる場合に発熱体に与えるも
のである。図示の例では、最大の階調である255階調
目では9msecの間発熱体に電圧を印加し、3mse
cの発熱体の冷却時間を設けている。つまり、サーマル
ヘッドに熱を加える時間と冷却時間との比を3:1とし
ている。この冷却時間は、発熱体の蓄熱を阻止して熱破
壊を防止するために必要となる休止時間である。
【0011】したがって、1ラインの印字時間はこの階
調での連続的な印字に耐え得る時間に設定する必要があ
ることから、必然的に12msecに設定される。した
がって、これ以下の階調では、発熱体への印加時間は9
msecよりも当然短くなるので、相対的に冷却時間が
増加することになる。
【0012】印字は、各発熱体に階調に応じたパルス信
号が与えられ、1ラインずつステップ状に記録紙を搬送
することで行う。以上と同様の動作は、マゼンタ
(M)、シアン(C)のインク面に対しても同様に行わ
れる。
【0013】このようにして、カラー画像の形成が終了
すると、次にオーバーコート材をこのカラー画像上にコ
ーティングするのであるが、このコーティングも印字に
用いたサーマルヘッドを用いて行っている。
【0014】このオーバーコート材をカラー画像面に接
触させた状態が図8に示してあるが、オーバーコート材
は、基材6と熱可塑性のオーバーコート層7とから構成
され、サーマルヘッドに加えられる熱によってオーバー
コート層7が基材6から剥離され、Y,M,C印字の終
了した記録紙のカラー画像面8をコーティングすること
になる。
【0015】基材6からのオーバーコート層7の剥離状
況はサーマルヘッドの発熱量、換言すればオーバーコー
ト材に加えられる熱量に応じて微妙に異なる。サーマル
ヘッド15が適度な熱量を発生している場合には、図9
(a)に示すように、基材6とオーバーコート層7とは
綺麗に剥離され、オーバーコート層7は非常に光沢感の
ある状態でカラー画像面8に転写されることになる。一
方、サーマルヘッド15の発熱量が大きすぎる場合に
は、同図(b)に示すように、オーバーコート層7がカ
ラー画像面8には転写されるものの、基材6からの剥離
が綺麗に行われず、表面が熱劣化によって荒れた状態と
なり、オーバーコート層7の表面の光沢が失われてしま
う。さらに、サーマルヘッド15の発熱量が小さすぎる
場合には、同図(c)に示すように、オーバーコート層
7をカラー画像面8に完全に転写させること自体が困難
となって、オーバーコート層7が基材6から綺麗に剥離
できずに引きちぎられるような部分が一部に生じてしま
う場合がある。
【0016】オーバーコート材にどの程度の熱を加える
かによって、上記のような異なった状態となるので、オ
ーバーコート層7をカラー画像面8に綺麗に転写させる
には、オーバーコート材の材質などに応じて、オーバー
コート層7が熱劣化を起こさない程度以下の熱量で、か
つオーバーコート層7がカラー画像面8で不完全な転写
とならない程度以上の熱量をサーマルヘッド15に発生
させることが必要である。
【0017】このようなことを踏まえて、従来ではオー
バーコート材のコーティングを行う場合には、サーマル
ヘッドに図7(b)に示すようなパルス信号を与えてい
る。この例では1ライン当たりのサーマルヘッドの加熱
時間は上述の印字時と同一(12msec)として、サ
ーマルヘッドに与えるパルス信号のデューティー比を
0.5にしている。つまり6msecの間はサーマルヘ
ッドに電圧を印加し、残りの6msecの間は無電圧と
している。
【0018】このように現状のデューティー比が最適で
あることを見出したのは、異なるデューティー比でのト
ライアンドエラーの結果によるものである。つまり、上
述のように255階調目の階調を実現するパルス信号、
サーマルヘッド15への通電時間が9msecであるデ
ューティー比が0.75のパルス信号を与えてオーバー
コート材のコーティングを行った場合には、図9(b)
のようにオーバーコート層7に熱劣化が見られ、一方、
たとえばデューティー比が0.25のパルス信号を与え
てオーバーコート材のコーティングを行った場合には、
同図(c)のようにオーバーコート層7の剥離不良が見
られたからであり、このようなデューティー比を徐々に
変化させた実験を行った結果、最適な結果が得られたの
がデューティー比0.5の場合であることから、図7
(b)に示すようなパルス信号によってオーバーコート
材のコーティングを行うこととしたのである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最適で
あると思われていた従来のデューティー比でオーバーコ
ート材のコーティングを行った場合であっても、環境条
件の変動などにより、部分的に(特にコーティングの開
始直後の領域)、時として図9(c)に示すような剥離
不良が生じる場合があった。この原因を究明したとこ
ろ、加熱時間の6msecは最適であるものの、休止時
間の6msecが問題であることが解明された。
【0020】つまり、オーバーコート層7の転写は、図
10に示すように記録紙上に形成されたカラー画像面8
の全体を覆うような範囲で行われるが、休止時間が6m
secもあるとオーバーコート層7の転写開始直後(図
10のA部分)にはサーマルヘッド15の温度がオーバ
ーコート層7を基材6から綺麗に剥離できる温度に達し
ていないこと、および環境条件の変動により各印字ライ
ン間に対応する部分のオーバーコート層7の加熱温度が
適温より低くなり、オーバーコート層7全体を十分な温
度で均一に加熱することができなくなってしまうことが
原因となって、結果的にはサーマルヘッド15の熱量が
不足している場合と同様の状況となってしまうのであ
る。
【0021】コーティングが綺麗に行われない場合に
は、冒頭にも記したように、耐指紋性、耐薬品性、耐光
性が不十分になるという製品上の品質の問題が生じると
ともに、オーバーコート材が細かい破片となって後続の
記録紙に付着することが原因で後続印字の際に画像欠損
が生じたり、これが排紙ローラに付着することが原因で
搬送不良が生じたりする機械的な問題が生じることにな
る。
【0022】したがって、従来のように、単にデューテ
ィー比を最適にしただけでは常に良好な状態でのオーバ
ーコート層7の転写は実現することができないことか
ら、オーバーコート層7の転写を常に最適な状態で行わ
せることができるサーマルヘッドの制御技術の開発が望
まれていた。
【0023】本発明は、このような従来の問題点を解消
するために、オーバーコート材転写時の通紙速度に着目
し、オーバーコート材の1ライン当たりの転写時間およ
びサーマルヘッドに加えるパルス信号の無電圧時間を最
適に調整することによって、オーバーコート材の最適な
転写を実現できる熱転写プリンタの提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は次のような構成を有するものである。
【0025】第1の構成は、サーマルヘッドにパルス幅
変調された電圧を印加することによって多階調の印字を
行う熱転写プリンタにおいて、印字面を保護するオーバ
ーコート材を当該印字面上に転写させる場合には、1ラ
インの印字時間として設定されている時間よりも短い転
写時間で当該オーバーコート材の1ラインの転写をさせ
るべく当該サーマルヘッドにパルス幅変調した電圧を印
加する一方、当該転写時間に同期させて記録紙の通紙速
度を制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0026】第2の構成は、前記オーバーコート材を印
字面上に転写させる場合、前記制御手段からサーマルヘ
ッドに印加させるパルス幅変調された電圧は、電圧印加
時間と無電圧時間からなる1ラインの転写時間と無電圧
時間との比が3:1〜4:1に設定されていることを特
徴とする。
【0027】
【作用】このように構成した本発明装置は次のように作
用する。
【0028】まず、第1の構成では、制御手段は、印字
面を保護するオーバーコート材を当該印字面上に転写さ
せる場合には、1ラインの印字時間として設定されてい
る時間よりも短い転写時間で当該オーバーコート材の1
ラインの転写をさせるべく当該サーマルヘッドにパルス
幅変調した電圧を印加する。
【0029】つまり、サーマルヘッドで記録紙上に印字
する場合に必要な1ラインの印字時間よりも、印字面上
にオーバーコート層のコーティングを行う場合の1ライ
ンの加熱時間の方が短くなるようにしてある。
【0030】また、制御手段は、この転写時間に同期さ
せて記録紙の通紙速度を制御する。したがって、印字時
の通紙速度よりもオーバーコート材転写時の通紙速度の
方が早くなる。
【0031】次に、第2の構成では、前記オーバーコー
ト材を印字面上に転写させる場合に、前記制御手段から
サーマルヘッドに印加させるパルス幅変調された電圧
は、電圧印加時間と無電圧時間とからなる1ラインの転
写時間と無電圧時間との比が3:1〜4:1に設定され
ている。
【0032】このような範囲の比に設定すると、オーバ
ーコート材の転写に最適な熱量を発生させつつ、サーマ
ルヘッドの冷却に必要な休止時間をも取ることができる
ようになり、サーマルヘッドのは発熱時と休止時との温
度変化は従来よりも小さくすることができるようにな
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかる熱転写プリンタの
内部構成を示したものである。
【0034】同図に示すように、熱転写プリンタ10の
内部には、略中央部分に位置すると共に記録紙18の搬
送方式を平行搬送方式とした印字部20と、装置背面側
に位置すると共に前記印字部20よりも上方に約45度
の角度を持って傾斜して設けられた給紙部21と、印字
部20をはさんで給紙部21の反対側に設けられた排紙
部22とが設けられている。また、外部の制御装置から
入力された画像信号に対して所定の画像処理を行うと共
に熱転写プリンタ10の作動の制御を司るコントロール
ユニット19も内蔵されている。
【0035】さらに詳述すると、ハウジング11内に
は、プラテンローラ25が回転自在に支持されており、
蓋部材12の内面側には、インクフィルム5に塗布され
たインクを熱によって記録紙18に転写させる転写ユニ
ット65がプラテンローラ25に対して進退移動自在に
取り付けられている。転写ユニット65がプラテンロー
ラ25に対して前進移動すると、転写ユニット65が有
するサーマルヘッド15はプラテンローラ25に圧接す
る位置に移動する一方、転写ユニット65がプラテンロ
ーラ25に対して後退移動すると、サーマルヘッド15
は圧接を解除する位置に移動する。
【0036】蓋部材12に回転自在に取り付けた駆動軸
28には、転写ユニット65に当接して当該転写ユニッ
ト65を前進移動させ、サーマルヘッド15をプラテン
ローラ25に対して圧接させる圧接用偏心カム29が固
着されている。図1に示すように、駆動軸28が図示し
ないモータにより駆動されて圧接用偏心カム29が回転
し、カム中心が転写ユニット65に近付くと、転写ユニ
ット65が前進移動し、サーマルヘッド15はプラテン
ローラ25に圧接する。一方、圧接用偏心カム29が回
転してカム中心が転写ユニット65から離反すると、図
示されていない引っ張りコイルバネのばね力により転写
ユニット65が後退移動し、サーマルヘッド15の圧接
が解除される。蓋部材12にはさらに図示しない冷却フ
ァンが取付けられており、ここからの冷却風によってサ
ーマルヘッド15は冷却される。なお、蓋部材12を閉
じたときは、図示しない係合ピンなどの係合手段によっ
て、蓋部材12はハウジング11に対して締結されるよ
うになっている。
【0037】図1に示すように、サーマルヘッド15と
プラテンローラ25との間には、供給側リール30から
繰り出されて巻取側リール31に巻き取られることにな
る図5に示した帯状のインクフィルム5が搬送されるよ
うになっている。インクフィルム5が未使用であれば、
インクフィルム5は供給側リール30に巻き付けられて
おり、使用されるに伴なってインクフィルム5は巻取側
リール31に巻き取られる。これら両リール30、31
は、ハウジング11に対して着脱自在なインクフィルム
カセット33内に収容されている。
【0038】インクフィルム5の搬送路を形成すべく、
カセット装着時にカセット33の内方に入り込む位置
に、インクフィルム巻取ローラ37が回転自在に設けら
れている。このインクフィルム巻取ローラ37は、その
表面が摩擦抵抗の高いゴム材などから形成されたローラ
である。
【0039】印字時においては、サーマルヘッド15が
プラテンローラ25に対して圧接しており、インクフィ
ルム5は、プラテンローラ25とサーマルヘッド15と
の間を搬送される記録紙18との間の摩擦力によって、
供給側リール30から引き出され、記録紙18の移動速
度と同じ速度で搬送される。供給側リール30から繰り
出されたインクフィルム5は、巻取側リール31をモー
タにより回転駆動することにより、サーマルヘッド15
の先端に設けられたインクフィルムガイド板38と、イ
ンクフィルム巻取ローラ37とに案内されて巻取側リー
ル31に巻き取られる。この印字時においては、インク
フィルム巻取ローラ37はインクフィルム5の移動に伴
って従動回転し、インクフィルム5の搬送を案内するガ
イドローラとして機能する。
【0040】非印字時においては、サーマルヘッド15
がプラテンローラ25に対して圧接解除しており、イン
クの頭出しを行うときには、インクフィルム巻取ローラ
37が図示しないモータにより回転駆動される。する
と、インクフィルム5は、回転駆動されるインクフィル
ム巻取ローラ37との間の摩擦力によって、供給側リー
ル30から引き出され、巻取側リール31に巻き取られ
る。
【0041】給紙トレイ14上の記録紙18は、給紙ロ
ーラ45と、この給紙ローラ45に対して微小なギャッ
プを隔てて配置された捌きローラ46とにより1枚ずつ
給紙されて、ガイド部材47に案内されながら搬送され
る。
【0042】プラテンローラ25の上流側には当該プラ
テンローラ25に隣接して、グリップローラ50と、こ
のグリップローラ50に対して当接するピンチローラ5
1とが配置され、これら両ローラ50、51の間に、給
紙された記録紙18が送り込まれる。グリップローラ5
0はモータにより回転駆動され、ピンチローラ51は記
録紙の搬送に伴って従動回転する。一方、プラテンロー
ラ50の下流側には、記録紙18を排紙トレイ17上に
排出するために、用紙排出口16側に位置する第1排出
ローラ対53と、プラテンローラ25側に位置する第2
排出ローラ対54とが所定距離を隔てて取り付けられて
いる。これら排出ローラ対53、54は、図示しないモ
ータにより回転駆動される。
【0043】プラテンローラ25と排出ローラ対54と
の間には、排紙処理の際の記録紙18の搬送を案内する
ガイド部材55が設けられている。このガイド部材55
の下方には、印字動作がなされるときに記録紙18を収
容する収容スペース56が形成されている。
【0044】図2は、この熱転写プリンタ10の動作を
制御するコントロールユニット19を含めた制御系の概
略構成を示す図である。
【0045】CPU40は、熱転写プリンタ10の各構
成部材の動作の制御を総括的に行う部分であり、後述す
るサーマルヘッド15に供給する電圧パルスのデューテ
ィー比を制御したり、プラテンローラ25の回転速度を
制御するものである。このCPU40には入力信号とし
てリボンセンサ41からの信号とペーパーセンサ42の
からの信号が入力される。リボンセンサ41は、図5に
示したインクリボン5のエンプティーや印字色の認識を
行うセンサであり、CPU40はこのリボンセンサ41
からの信号に基づいて、インクリボン5がエンプティー
となってしまったのか、現在の印字色は何色であるかを
認識することになる。ペーパーセンサ42は、グリップ
ローラ51とピンチローラ51の間に送り込まれた記録
紙18の前端面および後端面を検出するセンサであっ
て、CPU40は、このペーパセンサ42からの信号を
基準として記録紙18の端面とインクフィルム5の各色
インク面の端面およびオーバーコート材塗布面の端面と
の位置合わせを行うことになる。
【0046】CPU40は、プラテンローラ25を回転
させるモータ43およびインクフィルム5の巻取側リー
ル31を巻取方向に回転させるモータ44の回転速度な
どを制御する。モータ43は、印字時やオーバーコート
材の塗布時に記録紙18をインクフィルム5と同期した
速度で搬送させるためのものであり、モータ44は、イ
ンクフィルム5をプラテンローラ25によって搬送され
る記録紙18の速度と同期した速度で送るためのもので
ある。また、CPU40はサーマルヘッド15の各発熱
体に供給する電圧パルスのパルス周期やデューティー比
も制御する。
【0047】上記のように構成された熱転写プリンタ1
0にあっては、記録紙18にカラー印字を行う際には、
記録紙18を給紙トレイ14から給紙して前進搬送し、
記録紙18を収容スペース56に収容する。次いで、こ
の状態から記録紙18を戻し搬送しながらイエローの印
字を行うようになっている。つまり、戻し印字方式とな
っている。この印字中は、CPU40によってプラテン
ローラ25を回転させるモータ43とインクフィルム5
の巻取側リール31を回転させるモータ44とが、記録
紙18の搬送速度とインクフィルム5の搬送速度とが同
一の速度となるように制御される。この速度は、1ライ
ンの印字に要する時間に拘束されるが、実施例では12
msecに設定してある。つまり、印字時における記録
紙18の搬送速度は12msec/ラインであり、もち
ろんインクフィルム5の送り速度も同一の速度である。
また、印字中は、CPU40によりサーマルヘッド15
の各発熱体に供給する電圧パルスも1ライン毎に制御さ
れる。この電圧パルスのデューティー比は、要求される
印字の階調に応じて異なるが、従来と同様に、図6およ
び図7に示したようなものである。
【0048】記録紙18を戻し搬送しながらイエローの
画像を転写した後に、次のマゼンタの画像を再現する準
備のために記録紙18は前進搬送される。このように、
面順次方式によって例えば3色の画像を重ねて転写する
ことにより、記録紙18にカラー画像が形成される。こ
のカラー画像の形成が終了した後は、記録紙18を再び
前進搬送し、オーバーコート材の転写に備え、その後、
印字を行うのと同様の要領でカラー画像が形成されてい
る面上にオーバーコート材の転写を行う。オーバーコー
ト材の転写をどのようにして行うのかは後述する。
【0049】サーマルヘッド15がプラテンローラ25
に圧接するのは戻し搬送のときのみであり、記録紙18
を前進搬送するときには、サーマルヘッド15はプラテ
ンローラ25から離れている。印字のために戻し搬送と
前進搬送とを繰り返すときにおいては、グリップローラ
50およびピンチローラ51は常に記録紙18を挟持し
続けている。
【0050】前記ガイド部材55の下側には、グリップ
ローラ50とピンチローラ51により搬送される記録紙
18を、排紙部22あるいは収容スペース56のいずれ
か一方に選択的に導くために、支持軸57を中心として
揺動ガイド58が揺動自在に設けられている。揺動ガイ
ド58を上方位置に揺動すると、グリップローラ50な
どにより搬送される記録紙18は収容スペース56に収
容される一方、揺動ガイド58を上方位置から下方位置
まで支持軸57を中心として時計回り方向に揺動する
と、記録紙18は排出ローラ対53、54に向けて搬送
される。
【0051】以下に、本発明を、本発明に関連の深い構
成要素のみを抽出した図3を用いて説明する。
【0052】この図は、オーバーコート材を印字面上に
コーティングしている状態を示したものである。周知の
ように、サーマルヘッド15には、その長手方向に多数
の発熱体が一列に配列されている。これらの発熱体に
は、コントロールユニット19から印字データ等に基づ
いて個々にパルス幅変調された電圧が印加される。実施
例の場合には、後述するように、コーティングを行う場
合と印字を行う場合とで発熱体に印加する電圧パルスの
周期やデューティー比を異ならせている。
【0053】この図では、図5に示したインクフィルム
5のオーバーコート材を記録紙18上にコーティングし
ている状態を示しているが、コーティングを行う際にも
印字を行う場合と同様に、インクフィルム5と記録紙1
8とをサーマルヘッド15とプラテンローラ25とによ
って挟み込み、インクフィルム5と記録紙18とを同一
の搬送速度で同期させて送り、この状態でサーマルヘッ
ド15に通電して発熱体を加熱させることによってオー
バーコート材のコーティングを行う。
【0054】なお、オーバーコート材のコーティングの
領域であるが、通常は図3および図10に斜線で示した
印字領域35よりも広い領域をすっぽり覆うような領域
に設定してある。図3では、印字領域35の外側に位置
される点線で示した領域36にオーバーコート材をコー
ティングする。
【0055】サーマルヘッド15によって1ライン分の
印字が終了すると、プラテンローラ25を1ライン分回
転させて、インクフィルム5とともに記録紙18を1ラ
イン分搬送する。この1ラインの印字に必要な時間は予
め印字時間として設定されている。本実施例ではこの印
字時間を12msecに設定してある。したがって、印
字時の記録紙18の搬送速度は12msec/ラインで
ある。
【0056】また、このサーマルヘッド15によってオ
ーバーコート材のコーティングも行われるわけである
が、この場合も印字の場合と同様に、転写時間ごとにプ
ラテンローラ25を1ライン分回転させて、インクフィ
ルム5とともに記録紙18を1ライン分搬送する。この
転写時間は、オーバーコート層7を1ライン分だけ印字
面に転写させるに必要な時間であり、本実施例では、後
述するように、9msecと6msecの2例を挙げて
いる。したがって、オーバーコート材のコーティング時
における記録紙18の搬送速度は9msec/ラインま
たは6msec/ラインということになる。
【0057】図4(a)に示してある電圧パルスは、オ
ーバーコート材をカラー画像面上にコーティングする場
合にコントロールユニット19からサーマルヘッド15
に与えられるものである。
【0058】この電圧パルスは、転写時間である1周期
が9msecであって、そのうちの電圧印加時間が6m
sec,無電圧時間が3msecとなっているパルスで
ある。したがって、このパルスのデューテー比は0.6
7であり、1ラインのオーバーコート材の転写に必要な
転写時間は9msec(電圧印加時間と無電圧時間との
和)であって、1ラインの転写時間と無電圧時間との比
は3:1である。
【0059】従来からオーバーコート材の転写は図7
(b)のように6msecの通電時間で行っており、こ
の通電時間の場合には、オーバーコート層7の熱劣化が
なく、転写されたオーバーコート材の表面に十分な光沢
が得られるので、本実施例でもこの時間を6msecに
設定している。一方、無電圧時間は3msecに設定し
てあり、従来の6msecの半分の時間としてある。こ
の休止時間はサーマルヘッド15の過熱を防止するため
の時間であるが、印字時に255階調目の濃度を出す場
合には、通電時間が9msecであり、その時の無電圧
時間が3msecであるから、デューティー比が0.7
5までならばサーマルヘッド15の過熱は回避すること
ができる。
【0060】したがって、本実施例ではデューティー比
が0.67であるので、サーマルヘッド15の過熱は問
題ないことになる。
【0061】また、電圧パルスの1周期を9msecに
設定しているので、サーマルヘッド15の加熱のインタ
ーバルが図7(b)に示してある従来の電圧パルスに比
較して短くなっていることから、サーマルヘッド15の
温度変化は従来に比較して緩やかとなり、オーバーコー
ト材の全体に渡って、また、コーティングの開始直後の
領域(図10A部)においても良好な転写を行うのに必
要な温度を安定して維持することができるようになる。
これによって、次の電圧印加までの間隔(サーマルヘッ
ド15に電圧を印加してオーバーコート層7をコーティ
ングして次の電圧を印加するまでの間隔)が開きすぎる
ことが原因で生じるオーバーコート層7の転写の不具合
が解決され、オーバーコート材の転写位置にかかわら
ず、すべての部分において光沢感のあるコーティングを
行うことができる。
【0062】この結果、耐指紋性、耐薬品性、耐光性が
十分な品質を得ることができ、また、オーバーコート材
が細かい破片となって後続の記録紙に付着することが原
因で後続印字の際に画像欠損が生じたり、これが排紙ロ
ーラに付着することが原因で搬送不良が生じたりすると
いう機械的な不具合を確実に回避することができるよう
になる。
【0063】さらに、オーバーコート材の転写時の電圧
パルスの周期を9msecに設定したことによって、結
果的には転写時の通紙速度が速くなる(従来はそれが1
2msecであったので通紙速度は1ライン当たり3m
sec速くなることになる)。このため、1枚当たりの
印字時間もその分短縮されることにもなる。
【0064】また、図4(b)に示してある電圧パルス
をサーマルヘッド15に印加するようにすれば、さらに
オーバーコート材の転写時における通紙速度の高速化を
図ることができることも実験により確認されている。
【0065】この場合の電圧パルスは、転写時間として
の1周期が6msecであって、そのうちの電圧印加時
間が4.5msec,無電圧時間が1.5msecとな
っているパルスである。したがって、このパルスのデュ
ーテー比は0.75であり、1ラインのオーバーコート
材の転写に必要な転写時間は6msec(電圧印加時間
と無電圧時間との和)であって、1ラインの転写時間と
無電圧時間との比は4:1である。
【0066】この場合のデューティー比は0.75であ
るので、サーマルヘッド15の過熱には問題がない。ま
た、通電のインターバルが同図(a)の電圧パルスの場
合よりもさらに短くなっているので、サーマルヘッド1
5の温度変化はさらに小さくなり、上記と同様な種々の
効果を得ることができる。
【0067】以上のように、本発明では、オーバーコー
ト材転写時のサーマルヘッドに印加する電圧パルスを、
印字時に用いられている電圧パルスとは異なる短い周期
に設定し、かつ、サーマルヘッド15の無電圧時間(休
止時間)が過熱回避に必要な時間以上となるようにデュ
ーティー比を0.75以下としてあるので、オーバーコ
ート材転写時の通紙速度の高速化を図ることができるよ
うになる。
【0068】換言すれば、サーマルヘッド15の無電圧
時間を必要最小限の時間とし、記録紙の通紙速度によっ
てオーバーコート材の転写の熱量調整を行うようにして
いるのである。
【0069】また、オーバーコート材転写時にサーマル
ヘッド15に印加されるパルスは印字時のパルスの発生
タイミングを若干ずらすことのみによって生成すること
が可能であるので、従来の回路をそのまま使用すること
ができ、転写時のパルスを発生させる特別の回路は必要
ない。
【0070】さらに、本発明は、オーバーコート材の転
写時に発生する記録紙の搬送不良などの機械的な問題の
発生を回避することができることから、最終的にはオー
バーコート材の周辺部分をカットしてしまう形態、具体
的には、記録紙の画像形成領域のみを残し、印字後に記
録紙の画像形成領域周辺部分を切り捨ててしまう形態に
おいても非常に有効となる。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、それ
ぞれの構成によって次のような効果を生ずる。
【0072】第1の構成にあっては、印字面を保護する
オーバーコート材を当該印字面上に転写させる場合に
は、1ラインの印字時間として設定されている時間より
も短い転写時間で当該オーバーコート材の1ラインの転
写をさせるべく当該サーマルヘッドにパルス幅変調した
電圧を印加するようにしたので、オーバーコート層を場
所にかかわらずに常に光沢度の高い状態で転写させるこ
とが可能となる。
【0073】この結果、耐指紋性、耐薬品性、耐光性が
十分な記録画像の品質を得ることができ、また、オーバ
ーコート材が細かい破片となって後続の記録紙に付着す
ることが原因で後続印字の際に画像欠損が生じたり、こ
れが排紙ローラに付着することが原因で搬送不良が生じ
たりするという機械的な不具合を確実に回避することが
できるようになる。
【0074】また、オーバーコート層の転写時の記録紙
の通紙速度が速くなることから、結果的にプリント速度
を向上できる。
【0075】第2の構成にあっては、オーバーコート材
を印字面上に転写させる場合に、前記制御手段からサー
マルヘッドに印加させるパルス幅変調された電圧は、1
ラインの転写時間と無電圧時間との比を3:1〜4:1
に設定したので、オーバーコート材の転写に最適な熱量
を発生させつつ、サーマルヘッドの冷却に必要な休止時
間をも取ることができるようになり、サーマルヘッドの
は発熱時と休止時との温度変化は従来よりも小さくする
ことができるようになる。
【0076】この結果、良好なオーバーコート材の転写
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる熱転写プリンタの概略構成図で
ある。
【図2】図1の装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】図1の装置の一部分のみを抜き出した簡略図で
ある。
【図4】図1の装置において、オーバーコート層の転写
時にサーマルヘッドに印加される電圧パルスの一例を示
す図である。
【図5】オーバーコート材を備えたインクリボンの構成
図である。
【図6】印字の階調を制御する際にサーマルヘッドに印
加する電圧パルスの一例を示す図である。
【図7】オーバーコート層の転写に当たりサーマルヘッ
ドに印加する電圧パルスの一例を示す図である。
【図8】オーバーコート材の層構成を示す図である。
【図9】サーマルヘッドの発生熱量の程度に応じて相違
するオーバーコート層の剥離状態を説明するための図で
ある。
【図10】オーバーコート材の転写状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
5…インクフィルム、 6…基材、7…オ
ーバーコート層、 15…サーマルヘッド、1
8…記録紙、 19…コントロール
ユニット、25…プラテンローラ、 31…
巻取側リール、36…オーバーコート材の転写領域、4
3,44…モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドにパルス幅変調された電圧
    を印加することによって多階調の印字を行う熱転写プリ
    ンタにおいて、 印字面を保護するオーバーコート材を当該印字面上に転
    写させる場合には、1ラインの印字時間として設定され
    ている時間よりも短い転写時間で当該オーバーコート材
    の1ラインの転写をさせるべく当該サーマルヘッドにパ
    ルス幅変調した電圧を印加する一方、当該転写時間に同
    期させて記録紙の通紙速度を制御する制御手段を有する
    ことを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】前記オーバーコート材を印字面上に転写さ
    せる場合、前記制御手段から前記サーマルヘッドに印加
    させるパルス幅変調された電圧は、電圧印加時間と無電
    圧時間からなる1ラインの転写時間と無電圧時間との比
    が3:1〜4:1に設定されていることを特徴とする請
    求項1記載の熱転写プリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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