JP2000052578A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2000052578A
JP2000052578A JP22494498A JP22494498A JP2000052578A JP 2000052578 A JP2000052578 A JP 2000052578A JP 22494498 A JP22494498 A JP 22494498A JP 22494498 A JP22494498 A JP 22494498A JP 2000052578 A JP2000052578 A JP 2000052578A
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JP22494498A
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Hideaki Shimizu
英明 清水
Masahiro Shiiki
将浩 椎木
Atsuhiko Shimoyama
淳彦 霜山
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写記録装置において、印字品質を落とさ
ず印字時間を短縮することを可能にすると共に、オーバ
コート部に色素が転写されるのを防ぐ。 【解決手段】 1つ以上の色のインクが長さ方向に順に
塗工されたインクリボン7と、オーバコート剤が塗工さ
れたインクリボン10とを別々に設けたことにより、サ
ーマルヘッド3でインクリボン7に塗工されたインクを
記録紙14上に熱転写して記録しながら、同時にサーマ
ルヘッド4でインクリボン10に塗工されたオーバコー
ト剤を記録紙14上に付着させることができ、また、イ
ンク塗工時にインクリボン背面に転写したオーバコート
剤以外の色素がインクリボン表面のオーバコート部に再
転写してしまうことを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンに塗
工されたインクを記録媒体に熱転写して記録を行う熱転
写記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写記録装置において、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、オーバコー
ト(OL)の各色のインクが順に塗工された1本のイン
クリボンを用いて、1個のサーマルヘッドで記録紙上に
順次各色の印字を行うようにしたものがある。また、
M,Y,OL,C等の各色のインクリボンを1本ずつ用
い、各色のインクリボン毎にサーマルヘッド、インクリ
ボン搬送機構、ペーパ搬送ローラ対よりなる印字部を別
々に設けて、これらの印字部で各色の印字を連続して行
うことにより印字時間を短縮するようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような熱転写記録装置では、1本のインクリボンと
1個のサーマルヘッドを用いて、オーバコートを含めた
各色の印字を1色ずつ順番に行うため、印字時間が長く
なるという問題があった。また、インクリボン製造過程
でインク塗工時にインクリボン背面に転写した色素が、
インクリボンを小巻きにした際にインクリボン表面のO
L部に再転写してしまい、OL印字時に画像を汚してし
まうおそれがあるという問題があった。また、上記後者
のような熱転写記録装置では、各色の印字部毎にペーパ
搬送ローラ対を設け、印字中にこれらのローラ対の間で
記録紙の受け渡しをするため、印字位置がずれてしま
い、記録紙上に正確に色を重ね合わせるのが難しいとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字品質を落とさず印字時間を
短縮することができると共に、オーバコート部に色素が
転写されるのを防ぐことができる熱転写記録装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インクリボンに塗工されたインクを記録媒
体に熱転写して記録を行う熱転写記録装置において、1
つ以上の色のインクが長さ方向に順に塗工された第1の
インクリボンと、第1のインクリボンを搬送する第1の
リボン搬送手段と、第1のインクリボンに塗工されたイ
ンクで記録媒体上に記録するための第1の熱源と、記録
媒体の搬送方向に第1のインクリボンと並んで設けら
れ、記録媒体上の記録面を保護するためのオーバコート
剤が塗工された第2のインクリボンと、第2のインクリ
ボンを搬送する第2のリボン搬送手段と、第2のインク
リボンに塗工されたオーバコート剤を記録媒体上に付着
させるための第2の熱源と、記録媒体を搬送する搬送手
段と、搬送手段により搬送される記録媒体の記録開始位
置を検出する検出手段とを備えたものである。
【0006】上記構成においては、第1の熱源で第1の
インクリボンに塗工されたインクを記録媒体上に熱転写
して記録しながら、同時に第2の熱源で第2のインクリ
ボンに塗工されたオーバコート剤を記録媒体上に付着さ
せることができる。また、オーバコート剤以外のインク
印字用とオーバコート剤印字用とでインクリボンを分け
たことにより、インク塗工時にインクリボン背面に転写
したオーバコート剤以外の色素がインクリボン表面のオ
ーバコート部に再転写してしまうことがなくなり、オー
バコート印字時に画像を汚してしまうことを防ぐことが
できる。また、各色のインクリボン毎に別々の印字部を
設けた従来の熱転写記録装置のように、印字中に各色の
印字部のペーパ搬送ローラ対の間で記録媒体の受け渡し
をする必要がないので、各色毎の印字位置がずれること
を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用される熱転写
記録装置の一例について図面を参照して説明する。図1
は熱転写記録装置の外観図を示す。熱転写記録装置10
0の本体をなすハウジング111の上面には、蓋部材1
12が揺動軸112aを中心に開閉自在に取り付けられ
ている。また、熱転写記録装置100の前面側には、カ
ットされた用紙片を貯えるダスタ部124がハウジング
111に対して抜き差し自在に設けられている。不要部
分をカットした後の記録紙は、用紙排出口116を通っ
てダスタ部124の前面に一体的に設けられた排紙トレ
イ117上に排出される。
【0008】図2は図1の熱転写記録装置の概略の内部
構成を示す。熱転写記録装置100は、内部に印字機構
30を有し、この印字機構30の図示右側に記録紙14
がロール状に巻かれたロール紙13をセットするための
給紙部121を、印字機構30の図示左側に排紙部12
2を有している。排紙部122には、画像を再現した後
の記録紙14の不要部分をカットする用紙カッティング
部123が設けられており、このカッティング部123
の下方には上述したダスタ部124が配設されている。
また、熱転写記録装置100は、外部の制御装置から入
力された画像信号に対して所定の画像処理を行うコント
ロールユニット119を備える。
【0009】ハウジング111内には、プラテンローラ
1が回転自在に支持されており、蓋部材112の内面側
には、不図示の連動部材によって、サーマルヘッド3を
有するヘッドベース127がプラテンローラ1に対して
進退移動自在に取り付けられている。ヘッドベース12
7がプラテンローラ1に対して前進移動すると、サーマ
ルヘッド3はプラテンローラ1に圧接する位置に移動す
る。これに対して、ヘッドベース127がプラテンロー
ラ1に対して後退移動すると、サーマルヘッド3は圧接
を解除する位置に移動する。ヘッドベース127は、ス
プリング等によってサーマルヘッド3をプラテンローラ
1に対して後退した位置(圧接を解除する位置)に保持
するように、図2の矢印Aで示す方向に付勢されてい
る。
【0010】蓋部材112に回転自在に取り付けた駆動
軸128には、ヘッドベース127に当接してヘッドベ
ース127を前進移動させ、サーマルヘッド3をプラテ
ンローラ1に対して圧接させる圧接用偏心カム129が
固着されている。駆動軸128を回転させて圧接用偏心
カム129を回転移動させるために、パルスモータから
なる不図示のサーマルヘッド駆動モータが駆動軸128
に接続されている。圧接用偏心カム129が回転してカ
ム中心がヘッドベース127に近づくと、ヘッドベース
127が前進移動し、サーマルヘッド3はプラテンロー
ラ1に圧接する。また、圧接用偏心カム129が回転し
てカム中心がヘッドベース127から離反すると、スプ
リング等の弾力によりヘッドベース127が後退移動
し、サーマルヘッド3の圧接が解除される。また、サー
マルヘッド3とプラテンローラ1との間には、供給側ボ
ビン8から繰り出され巻き取り側ボビン9に巻き取られ
る帯状のインクリボン7が搬送可能に設けられている。
このインクリボン7は、図3に示されるように、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの3色のインク層がこの順でベー
スフィルムに塗布されて形成されている。また、印字機
構30の中央部には、インクリボン7を収納するリボン
カセット33がハウジング111に対して着脱自在に設
けられている。なお、図2では印字機構30において1
組のプラテンローラ1、サーマルヘッド3、リボンカセ
ット33のみを示したが、実際には、下記のように、こ
れらの部材より構成される印字部が記録紙14の搬送方
向に沿って複数組設けられる。
【0011】図4は、第1の実施形態による熱転写記録
装置100の印字機構30の詳細構成を示す。第1の実
施形態による印字機構30には、印字方向の上流側から
順にカッタ23、OL以外の3色(イエロー、マゼン
タ、シアン)印字用の印字部31、印字部31用のペー
パ位置検出センサS1、OL印字用の印字部32、印字
部31用のペーパ位置検出センサS2、ペーパ搬送ロー
ラ6、及びロール紙13が配設されている。印字部31
は、OL以外の3色印字用のインクリボン7、インクリ
ボン7用の供給側ボビン8、巻き取り側ボビン9、イン
クリボン7印字用のサーマルヘッド3及びプラテンロー
ラ1より構成され、また、印字部32は、OL印字用の
インクリボン10、インクリボン10用の供給側ボビン
11、巻き取り側ボビン12、及びインクリボン10印
字用のサーマルヘッド4及びプラテンローラ2より構成
される。また、ペーパ搬送ローラ6は、不図示の駆動用
モータ(ステッピングモータ)により駆動される。
【0012】次に、上記のように構成された第1の実施
形態による印字機構30の印字動作について図4に図5
乃至図7を加えて説明する。先ず、巻き取り側ボビン9
と不図示のマーク検出センサとを用いてインクリボン7
中のYの頭出しを行う。具体的には、インクリボン7を
巻き取り側ボビン9によって供給側ボビン8から繰り出
しながら、マーク検出センサによってインクリボン7に
付された頭出しマークを検出し、頭出しマークの検出時
点で巻き取り側ボビン9によるインクリボン7の巻き取
りを停止することにより、Yのリボンの先端位置をサー
マルヘッド3に位置づける。続いて、反射型のフォトセ
ンサであるペーパ位置検出センサS1とペーパ搬送ロー
ラ6を用いて記録紙14の位置合わせを行う。具体的に
は、記録紙14をペーパ搬送ローラ6によって給紙ロー
ル13から排紙方向に繰り出しながら、ペーパ位置検出
センサS1によってペーパ位置検出マークM1を検出
し、ペーパ位置検出マークM1の検出時点でペーパ搬送
ローラの回転を停止させることにより、サーマルヘッド
3側の印字位置に記録紙14の印字範囲先端が来るよう
にする。記録紙14の位置合わせが完了すると、ペーパ
搬送ローラ6によって記録紙14を図4に示される印字
方向(排紙方向とは逆)に搬送しながら、サーマルヘッ
ド3で記録紙14にYの印字を行う。そして、Yの印字
終了後は、Yの頭出しと同様な処理を行ってインクリボ
ン7中のMの頭出しを行うと共に、ペーパ位置検出セン
サS1がペーパ位置検出マークM1を検出するまでペー
パ搬送ローラ6によって記録紙14を印字方向と逆方向
に搬送して記録紙14の位置合わせを行い、Mの印字を
行う。さらに、Mの印字終了後は、Mの印字と同様な処
理を行って、Cの印字を行う。
【0013】Cの印字が始まると、図2に示されるヘッ
ドベース127が下方に移動して、図5に示されるよう
に、サーマルヘッド4がプラテンローラ2に圧接する。
そして、図6に示されるように、記録紙14の印字範囲
の先端がOL印字位置に達すると、サーマルヘッド3側
でCの印字を行いながら、サーマルヘッド4側でOLの
印字を開始する。具体的には、ペーパ位置検出センサS
2によってペーパ位置検出マークM1を検出し、ペーパ
位置検出マークM1の検出時点で記録紙14上にOLの
印字を開始する。この際、サーマルヘッド3側では、C
の印字が継続され、Cの印字とOLの印字が同時に行わ
れる。図5では、印字範囲の先端がOL印字位置に達す
る前に既にOL印字用のサーマルヘッド4がプラテンロ
ーラ2に圧接しているが、印字範囲の先端がOL印字位
置に達するのと同時にサーマルヘッド4をプラテンロー
ラ2に圧接させてもよい。
【0014】図7に示されるように、記録紙14の印字
範囲の後端がサーマルヘッド3側の印字位置に達する
と、Cの印字を終了する。印字範囲後端の印字位置への
到達は、ペーパ位置検出センサS1によるペーパ位置検
出マークM1の検出時点からのペーパ搬送ローラ駆動用
モータの駆動パルス数をカウントすることにより検知す
る。サーマルヘッド3側におけるCの印字終了後も、サ
ーマルヘッド4側では記録紙14の印字範囲後端がサー
マルヘッド4側の印字位置に達するまでOLの印字が継
続される。図7では、Cの印字を終了したサーマルヘッ
ド4がプラテンローラ2に圧接したままになっている
が、Cの印字終了と同時に圧接を解除してもよい。
【0015】上述したように、第1の実施形態による熱
転写記録装置100は、Y,M,Cの印字用のインクリ
ボン7と、OL印字用のインクリボン10とを別々に設
け、インクリボン7の印字用熱源であるサーマルヘッド
3とインクリボン10印字用の熱源であるサーマルヘッ
ド4を別々に配したことにより、サーマルヘッド3で3
色目のCのインクを記録紙14上に熱転写して印字しな
がら、同時にサーマルヘッド4で記録紙14上にOL印
字を行うことができる。これにより、1本のインクリボ
ンと1個のサーマルヘッドを用いてY,M,C,OLの
各色の印字を順に行う従来の熱転写記録装置と比べて、
印字時間を短縮することができる。
【0016】また、従来の1本の多色印字用インクリボ
ンを用いた熱転写記録装置では、インクリボン背面に転
写されたY,M,Cの色素がインクリボン表面のOL部
に再転写してOL印字時に画像を汚してしまうという問
題があったが、第1の実施形態による熱転写記録装置1
00では、Y,M,Cの3色を印字するためのインクリ
ボン7とOLを印字するためのインクリボン10とを分
けたことにより、OL印字時の画像汚れの発生を防ぐこ
とができるので、美しい印字画像を得ることができる。
【0017】図8は、第2の実施形態による熱転写記録
装置100の印字機構30の詳細構成を示す。前述の第
1の実施形態の印字機構30では、OL印字用の熱源と
してサーマルヘッド4を用いたが、第2の実施形態の印
字機構30では、OL印字用の熱源としてヒートローラ
16を用いる。その他の構成は、第1の実施形態と同様
である。
【0018】図9は、第3の実施形態による熱転写記録
装置100の印字機構30の詳細構成を示す。前述の第
1及び第2の実施形態の印字機構30では、カッタ23
を印字方向の最上流側に配置した構成としたが、第3の
実施形態の印字機構30では、記録紙14の搬送路上の
プラテンローラ1とプラテンローラ2の間に、印字時と
排紙時の搬送経路を切り替えるための切り替えガイド1
5を設けて、排紙時の搬送経路上にカッタ23を配した
構成としている。図9では、プラテンローラ1とプラテ
ンローラ2の間に切り替えガイド15を設けたものを示
しているが、プラテンローラ2とペーパ搬送ローラ6と
の間に切り替えガイド15を配する構成としてもよい。
また、第2の実施形態のように、OL印字用の熱源とし
てヒートローラを用いてもよい。
【0019】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記第1乃
至第3の実施形態では、反射型のフォトセンサであるペ
ーパ位置検出センサS1,S2で記録紙14上に予め印
字されたペーパ位置検出マークM1を読み取ることによ
り、印字範囲先端の各サーマルヘッド印字位置への到達
を検出したが、記録紙に付けられた切り欠きを透過型セ
ンサやアクチュエータで読み取ることにより、印字範囲
先端の印字位置への到達を検出してもよい。また、ペー
パ搬送ローラに取り付けられたエンコーダでペーパ搬送
ローラの駆動用モータの回転量を読み取る方法や、ペー
パ搬送ローラの回転時間を検出する方法や、ペーパ搬送
ローラの駆動用モータの駆動パルス数をカウントする方
法により、印字範囲先端の印字位置への到達を検出して
もよい。さらにまた、上記第1乃至第3の実施形態で
は、OL以外の印字用のインクリボンとして、Y,M,
Cの3色のインクを順に塗工したインクリボン7を用い
たが、ブラック等の単色のインクリボンを用いてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1つ以上
の色のインクが長さ方向に順に塗工された第1のインク
リボンと、記録媒体上の記録面を保護するためのオーバ
コート剤が塗工された第2のインクリボンとを別々に設
け、各々のインクリボン毎の記録用の熱源を別々に配し
たことにより、第1の熱源で第1のインクリボンに塗工
されたインクを記録媒体上に熱転写して記録しながら、
同時に第2の熱源で第2のインクリボンに塗工されたオ
ーバコート剤を記録媒体上に付着させることができる。
これにより、1本のインクリボンと1個のサーマルヘッ
ドを用いてY,M,C,OLの各色の印字を順に行う従
来の熱転写記録装置と比べて、印字時間を短縮すること
ができる。また、オーバコート剤以外のインク印字用と
オーバコート剤印字用とでインクリボンを分けたことに
より、インクリボン背面に転写されたオーバコート剤以
外の色素がインクリボン表面のOL部に再転写してOL
印字時に画像を汚してしまうことを防ぐことができ、美
しい印字画像を得ることができる。また、各色毎に別々
の印字部を設けた従来の熱転写記録装置のように、ペー
パ搬送ローラ対の間で記録媒体の受け渡しをする必要が
ないので、各色毎の印字位置がずれてしまうことを防ぐ
ことができ、正確な印字画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される熱転写記録装置の一例を示
す外観図である。
【図2】同熱転写記録装置の概略の内部構成を示す断面
図である。
【図3】本発明において用いられるインクリボンの一つ
を示す図である。
【図4】第1の実施形態による熱転写記録装置の印字機
構の構成図である。
【図5】上記印字機構における印字動作の説明図であ
る。
【図6】上記印字機構における印字動作の説明図であ
る。
【図7】上記印字機構における印字動作の説明図であ
る。
【図8】第2の実施形態による熱転写記録装置の印字機
構の構成図である。
【図9】第3の実施形態による熱転写記録装置の印字機
構の構成図である。
【符号の説明】
3 サーマルヘッド(第1の熱源) 4 サーマルヘッド(第2の熱源) 6 ペーパ搬送ローラ(搬送手段) 7 インクリボン(第1のインクリボン) 9 巻き取り側ボビン(第1のリボン搬送手段) 10 インクリボン(第2のインクリボン) 12 巻き取り側ボビン(第2のリボン搬送手段) 30 印字機構 100 熱転写記録装置 S1 ペーパ位置検出センサ(検出手段) S2 ペーパ位置検出センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 霜山 淳彦 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ04 AR01 AS06 BB19 CK02 2C065 AA01 AB03 CJ02 CJ03 CJ08 DC04 DC06 DC07 DC13 DC15 DC23 DC25 DC26 DC27 DC29 DC32 2C068 AA02 AA06 AA15 AA22 BC03 BD15 BD23 BD31

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンに塗工されたインクを記録
    媒体に熱転写して記録を行う熱転写記録装置において、 1つ以上の色のインクが長さ方向に順に塗工された第1
    のインクリボンと、 前記第1のインクリボンを搬送する第1のリボン搬送手
    段と、 前記第1のインクリボンに塗工されたインクで記録媒体
    上に記録するための第1の熱源と、 記録媒体の搬送方向に前記第1のインクリボンと並んで
    設けられ、記録媒体上の記録面を保護するためのオーバ
    コート剤が塗工された第2のインクリボンと、 前記第2のインクリボンを搬送する第2のリボン搬送手
    段と、 前記第2のインクリボンに塗工されたオーバコート剤を
    記録媒体上に付着させるための第2の熱源と、 記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される記録媒体の記録開始位置
    を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする熱転写
    記録装置。
JP22494498A 1998-08-07 1998-08-07 熱転写記録装置 Pending JP2000052578A (ja)

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