JPH08890B2 - 反応型ピリドン系ジスアゾ染料 - Google Patents

反応型ピリドン系ジスアゾ染料

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JPH08890B2
JPH08890B2 JP59169000A JP16900084A JPH08890B2 JP H08890 B2 JPH08890 B2 JP H08890B2 JP 59169000 A JP59169000 A JP 59169000A JP 16900084 A JP16900084 A JP 16900084A JP H08890 B2 JPH08890 B2 JP H08890B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の産業上の利用分野としては、染料の分野を挙
げることができ、そして本発明の染料は分子構造中に反
応型の基と分散型の基とを有する反応型ピリドン系ジス
アゾ染料に関する。
〔従来の技術〕
従来から、木綿等の天然繊維を染料する場合には反応
型染料等が使用され、ポリエステル等を染色する場合に
は分散染料が主として使用されて来ている。
最近になって、木綿等の天然繊維とポリエステル等の
合成繊維との混紡品の需要が高まり、これらの混紡品を
一種類の染料で、しかも一回の染色工程で染色する染料
として反応型分散染料が提案されている。そして木綿と
ポリエステルとの混紡品を黄色に染色することができる
反応型分散染料として下記構造を有する反応型ピリドン
系モノアゾ染料が提案されている(特開昭55−151064号
公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし乍ら、上記反応型ピリドン系モノアゾ染料は、
黄色染料であって、橙色の染料は未だ知られていない。
〔発明の目的〕
本発明は、ヒドロキシル基含有繊維、窒素含有繊維等
の天然繊維、及びポリエステル繊維、アセテート繊維等
の合成繊維、あるいはこれらの繊維から製造される布、
織物、編物等を橙色に染色する反応型ピリドン系ジスア
ゾ染料の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 一般式〔I〕 〔式中、 は低級アルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメ
チル基またはハロゲン原子により置換されていてもよい
フェニレン基、 は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子ま
たはアセチルアミノ基により置換されていてもよいフェ
ニレン基を表わし、Yは低級アルコキシ基で置換されて
いてもよいアルキル基、アリル基またはアラルキル基を
表わし、−Z−は−O−または−S−なる連結基を表わ
し、−Wは活性ハロゲン原子を有するピリミジン環又は (X1は活性ハロゲン原子を表わし、X2は活性ハロゲン原
子、アルキル基、−SO2CH3基、アルコキシ基、フェノキ
シ基、チオアルキル基又はフェニル基を表わす。)を表
わす。〕で示される反応型ピリドン系ジスアゾ染料を要
旨とする。
前記一般式〔I〕で示される染料は、 下記一般式〔II〕 (式中、 および−Yは前記定義に同じである。)で示されるジス
アゾ化合物を、 下記一般式〔III〕 Hal−W ・・・・〔III〕 (式中、Hal−は活性ハロゲン原子を表わし、−Wは前
記定義に同じ)で示される複素環化合物と反応させるこ
とにより容易に製造することができる。
本発明の前示一般式〔I〕において または の置換基である低級アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、直鎖状または分岐鎖状のプロピル基、ブチル基
等が挙げられる。
低級アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基、iso−プロポキシ基、n−ブトキシ基
等が挙げられる。
また、ハロゲン原子としては、弗素原子、塩素原子、臭
素原子が挙げられ、好ましくは塩素原子が挙げられる。
−Yで表わされる非置換のアルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、直鎖状または分岐鎖状の炭素数3〜18
のアルキル基等が挙げられ、置換アルキル基としては、
メトキシエチル基、エトキシエチル基、ブトキシエチル
基等の低級アルコキシアルキル基;メトキシエトキシエ
チル基、エトキシエトキシエチル基、ブトキシエトキシ
エチル基等の低級アルコキシアルコキシアルキル基;フ
ェノキシエチル基等のフェノキシアルキル基があげら
れ、非置換のアラルキル基としては、ベンジル基、フェ
ネチル基、クロルベンジル基、メトキシベンジル基等が
あげられる。
置換基−Wは、たとえば、 〔式中、−Pはフッ素原子、クロロ原子、臭素原子を表
わし、−Qは−Pまたはメチル基、エチル基、フェニル
基−SO2CH3基−O−R5基、−S−R5基(−R5はメチル
基、エチル基、フェニル基を表わす)〕、 等が挙げられる。
一般式〔I〕で示される本発明の反応型ピリドン系ジ
スアゾ染料を製造するには、例えば、アセトン、N−メ
チル−2−ピロリドン等の有機溶媒中で、一般式〔II〕
で示されるジスアゾ系化合物と、該ジスアゾ系化合物に
対して1〜1.2倍モルの一般式〔III〕で示される複素環
化合物とを、前記ジスアゾ系化合物に対して1〜2倍モ
ルの酸結合剤、例えば、トリエチルアミン等の三級アミ
ン、炭酸カリウム等の無機塩基の存在下に0゜〜90℃に
0.5〜5時間程度加熱すればよい。得られた反応生成液
を冷却したのち、例えば水中に排出することにより生成
する沈澱を濾過、遠心分離などの方法によって分離し、
ほぼ定量的に一般式〔I〕で示される本発明の反応型ピ
リドン系ジスアゾ染料を得ることができる。
本発明の前示一般式〔I〕で表わされる反応型ピリド
ン系ジスアゾ染料により染色し得る繊維としては、ヒド
ロキシ基含有繊維、窒素含有繊維、ポリエステル繊維、
ジ又はトリアセテート繊維等を挙げることができる。
ヒドロキシ基含有繊維としては、たとえば、木綿、麻
等の天然繊維、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレー
ヨン等の半合成繊維を挙げることができる。
窒素含有繊維としては、羊毛、絹等の天然繊維、ポリ
アミド繊維、ポリウレタン繊維等の合成繊維を挙げるこ
とができる。
なお、上記各繊維類の単独から製造される布、織物、
編物等は勿論のこと、上記各繊維類を混合して製造され
る各布、織物、編物等も染色することができる。
染色にあたっては、前示一般式〔I〕で示される本発明
の染料を媒体中に0.5μ〜2μ程度に微分散させるのが
望ましく、その方法としては非イオン性、例えばプルロ
ニック型界面活性剤またはアニオン性分散剤、例えばリ
グニンスルホン酸ナトリウムあるいはナフタレンスルホ
ン酸−ホルマリン縮合物のナトリウム塩等の水溶性分散
剤を用い、サンドグラインダー、ミル等の粉砕機を使用
し水中に微分散させる方法が挙げられる。
この染料微分散液はそのままでも浸染染色法における
染浴、パディング染色法におけるパディング浴として、
また、捺染法における捺染色糊として使用できるが、普
通パディング浴および捺染色糊としては更に上記染料微
分散液を水あるいは水と任意に混合し得る溶剤と水の混
合系あるいは油層がミネラルターペン等の石油系炭化水
素、テトラクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素であ
るO/W型エマルジョンまたはW/O型エマルジョン系へと目
的とする染色濃度に応じた割合に希釈させたものが使用
される。
浸染浴、パディング浴および捺染色糊の調製にあたり
染色に有利に実施するために染料と繊維との反応を促進
させる目的でアリカリ金属化合物を酸結合剤として添加
することができる。
これらの使用量は、通常、浸染浴、パディング浴また
は捺染色糊のpHが7.5〜9.0となる量で十分である。また
ヒドロキシル基含有繊維のパディング染色および捺染に
おいてはパディング浴あるいは捺染色糊中に繊維膨潤剤
を存在させるのが好ましい。
繊維膨潤剤としては沸点が150℃以上でセルロース繊
維を膨潤させる効果を有しているものであればすべて使
用可能であり、例えば、N,N,N′,N′−テトラメチル尿
素等の尿素類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等の多価アルコールまたはその誘導体があ
げられる。特に平均分子量が200〜500程度のポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール等の両末端の
水酸基がジメチル化、ジアセチル化された染料の反応基
と反応しない多価アルコール誘導体がセルロース繊維膨
潤剤として好ましい。
セルロース繊維膨潤剤の使用量はパディング浴あるい
は捺染色糊に対して5〜25重量%程度が適当であり、好
ましくは8〜15重量%程度である。
本発明の一般式〔I〕で示される染料により前記繊維
をパディング染色または捺染するには常法に従って、例
えば上記方法により調製したパディング浴または捺染色
糊を繊維材料に含浸または印捺し、乾燥した後に160℃
〜220℃の熱風または過熱蒸気で30秒〜10分間熱処理、
あるいは100℃〜150℃の飽和水蒸気中で3〜30分間処理
し、界面活性剤を含む熱水で洗浄するか、あるいは油層
がテトラクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素である
エマルジョン洗浄浴、あるいは通常のドライクリーニン
グ方式で洗浄することにより完了する。
また、本発明の前示一般式〔I〕で示される染料を用
い浸染染色する際対象繊維としては特に窒素含有繊維が
好適であり、常法に従って浸染浴を調製し80〜105℃の
染色温度で30分〜60分染色すればよい。
上記の方法によって鮮明でかつ均一に染色された耐光
堅牢度および湿潤堅牢度の良好な染色物を得ることがで
きる。
実施例 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する
が、本発明は、以下の実施例に限定されるものではな
い。
尚、実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例1 下記構造式 で示される本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ染料15
部、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物15
部および水70部からなる染料組成物を、微分散機として
ペイントシェーカーを用いて染料分散液を調製した。こ
の染料分散液を使用して下記組成 染料分散液 6.5部 5%アルギン酸ナトリウム水溶液 55 部 平均分子量400のポリエチレングリコールジメチルエー
テル 9 部 水 29.5部 100 部 の捺染色糊(pH9.0)を調製し、ポリエステルと木綿と
の(混合比65/35)混紡布にスクリーン捺染機に用いて
印捺し、80℃で3分間中間乾燥した後、215℃で90秒乾
熱固着した。これを水洗したのち、ノニオン界面活性剤
(スコアロール#900(商標)、花王石鹸(株)製)2g/
を含有する洗浄液を用いて浴比1:30で20分間20℃でソ
ーピングを行ない、白色部に汚染のない耐光堅牢度およ
び湿潤堅牢度の優れた橙色の染色物を得た。
本実施例で使用した染料は下記の方法で合成した。
で示されるジスアゾ系化合物3.88gをN−メチル−2−
ピロリドン50mlに溶解し、これに複素環化合物として2,
4−ジフルオロ−5−クロロ−6−メチルピリミジン2.0
gを添加し、40℃で2時間撹拌して縮合反応を行なっ
た。得られた反応液を水500mlに滴下し、生成した沈殿
をろ別し、水洗した後、減圧乾燥機で室温にて乾燥し前
記構造式で示される染料粉末5.1g(収率96%)を得た。
本品のλmax(アセトン)は460nmであった。
実施例2 下記構造式 で示される本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ染料16
部、ポリオキシエチレングリコールノニルフェニルエー
テル(HLB 13.3)7部、ナフタレンスルホン酸−ホル
ムアルデヒド縮合物3部および水74部からなる染料組成
物をサンドグラインダーを用いて微分散させ染料分散液
を調製した。この染料分散液を使用して下記組成 染料分散液 6部 テトラエチレングリコールジメチルエーテル 15部 水 79部 100部 のパディング浴(pH9.0)を調製し、ポリエステルと木
綿との(混合比65/35)混紡布を含浸し、絞り率45%に
絞った後、100℃で2分間乾燥させ200℃で1分間乾熱固
着した。このものを熱エタノール浴で洗浄することによ
り耐光堅牢度および湿潤堅牢度の優れた橙色の染色物を
得た。
本実施例で使用した染料は 式 で示されるジスアゾ系化合物を、アセトン中で、トリエ
チルアミン及び炭酸カリウムを脱酸剤とし、2−メチル
スルホニル−4,5−ジフルオロ−6−メチルピリミジン
を複素環化合物とし、50℃で3時間反応させることによ
り製造した。本品のλmax(アセトン)は461nmであっ
た。
実施例3 で表わされる本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ染料10
部、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物25
部、水65部からなる染料組成物を、微分散機としてサン
ドグラインダーを用いて染料分散液を調製した。
次に 染料分散液 2部 水 298部 300部 の染浴(pH7.0)を調製し、ナイロンタフタ10部を染浴
中に入れ室温から徐々に95℃まで加熱しこの温度で1時
間処理した。
以下実施例1に記載した方法に従って洗浄処理を行な
ったところ、耐光堅牢度および湿潤堅牢度の優れた赤味
橙色の染色物が得られた。
本実施例で使用した染料は 式 で示されるジスアゾ系化合物をメチルエチルケトン中、
トリエチルアミンを脱酸剤として、2,4−ジクロロ−6
−メチル−s−トリアジン(複素環化合物)と60℃で2
時間反応させることにより製造した。本品のλmax(ア
セトン)は461nmであった。
実施例4 下記構造式 で表わされる本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ染料10
部、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物10
部、水80部からなる染料組成物を、微分散機としてペイ
ントシェカーを用いて染料分散液を調製した。
次に 染料分散液 10部 トリエチレングリコールジメチルエーテル 40部 6%アルギン酸ナトリウム水溶液 550部 水 400部 1000部 なる捺染色糊(pH8)を調製、ポリエステルとウールと
の(混合比80/20)混紡布にスクリーン捺染機を用い印
捺し、80℃で3分間中間乾燥した後、180℃で6分間、
過熱蒸気を用いて処理をした。以下、実施例1に記載し
た方法に従って洗浄処理を行なったところ、均一な湿潤
堅牢度の優れた橙色の染色物が得られた。
本実施例で使用した染料は 式 で示されるジスアゾ系化合物と、2,4−ジフルオロ−6
−メトキシ−s−トリアジンとをアセトン中トリエチル
アミンを脱酸剤として用い環流下で4時間縮合させるこ
とにより得た。本品のλmax(アセトン)は461nmであっ
た。
実施例5 実施例1に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスア
ゾ染料の染料分散液を使用して 下記組成 染料分散液 50部 平均分子量400のポリエチレングリコールのジメチルエ
ーテル 100部 水 850部 1000部 なるパディング浴(pH8)を調製し、ナイロンとレーヨ
ンとの(混合比50/50)混紡布に含浸し、絞り率60%に
絞った後、100℃で2分間中間乾燥し、190℃×90秒乾熱
固着した。このものを実施例1に記載した方法に従って
洗浄処理をしたところ、均一な湿潤堅牢度の優れた橙色
の染色物が得られた。
実施例6 第1表に記載されている本発明の反応型ピリドン系ジ
スアゾ染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、こ
れら染料を用いて実施例1に記載の方法でポリエステル
の木綿との(65/35)混紡布に捺染した。
得られた染色物は白色部に汚染がなく、耐光及び湿潤
堅牢度が特に優れていた。
染色物の色相と染料のλmax(アセトン)を第1表に
記載した。
実施例7 第2表に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ
染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、これら染
料を用いて実施例2に記載の方法でポリエステルと木綿
との(65/35)混紡布をパディング染色した。
得られた染色物は耐光、湿潤堅牢度が優れていた。
染色物の色相と染料のλmax(アセトン)を第2表に記
載した。
実施例8 第3表に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ
染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、これら染
料を用いて以下に記載の方法で木綿に捺染した。
染料15部、プルロニック型界面活性剤プルロニック
L64(旭電化工業(株)製)10部および水75部からなる
染料組成物を、微分散機としてサンドグラインダーを用
い染料分散液を調製した。この染料分散液を使用して下
記組成 染料分散液 7部 5%アルギン酸ナトリウム水溶液 55部 平均分子量300のポリプロピレングリコールのジアセテ
ート 10部 水 28部 100部 の捺染色糊(pH9.0)を調製し、シルケット加工された
綿ブロード(40番手)にスクリーン捺染機を用いて印捺
し、80℃で3分間中間乾燥した後、185℃で7分間、過
熱蒸気を用いて処理をした。以下、実施例1に記載した
方法に従って洗浄処理を行ない、染色物を得た。
得られた染色物は白色部に汚染がなく、耐光及び湿潤
堅牢度が特に優れていた。
染色物の色相と染料のλmax(アセトン)を第3表に
記載した。
実施例9 第4表に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ
染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、これら染
料を用いて実施例3に記載の方法でナイロンタフタを染
色した。
得られた染色物は耐光、及び湿潤堅牢度が特に優れて
いた。
染色物の色相と染料のλmax(アセトン)を第4表に
記載した。
実施例10 第5表に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ
染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、これら染
料を用いて実施例4に記載の方法でポリエステルとウー
ルとの(80/20)混紡布を捺染した。
得られた染色物は湿潤堅牢度が特に優れていた。
染色物の色相と染料のλmax(アセトン)を第5表に
記載した。
実施例11 第6表に記載した本発明の反応型ピリドン系ジスアゾ
染料を実施例1に記載の方法に準じて合成し、これら染
料を用いて実施例5に記載の方法でナイロンとレーヨン
との(混合比50/50)混紡布をパディング染色した。
得られた染色物は湿潤堅牢度が特に優れていた。
結果を第6表に示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檜原 利夫 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 清水 幸晴 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−75952(JP,A) 特開 昭58−134153(JP,A) 特開 昭55−151064(JP,A) 特開 昭60−252660(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 〔式中、 は低級アルキル基、低級アルコキシ基、トリフルオロメ
    チル基またはハロゲン原子により置換されていてもよい
    フェニレン基、 は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子ま
    たはアセチルアミノ基により置換されていてもよいフェ
    ニレン基を表わし、Yは低級アルコキシ基で置換されて
    いてもよいアルキル基、アリル基またはアラルキル基を
    表わし、−Z−は−O−または−S−なる連結基を表わ
    し、−Wは活性ハロゲン原子を有するピリミジン環又は (X1は活性ハロゲン原子を表わし、X2は活性ハロゲン原
    子、アルキル基−SO2CH3基、アルコキシ基、フェノキシ
    基、チオアルキル基又はフェニル基を表わす。)を表わ
    す。〕で示される反応型ピリドン系ジスアゾ染料。
JP59169000A 1983-11-22 1984-08-13 反応型ピリドン系ジスアゾ染料 Expired - Lifetime JPH08890B2 (ja)

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