JP2785980B2 - モノアゾ色素 - Google Patents

モノアゾ色素

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    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/08Azo dyes
    • C09B62/085Monoazo dyes

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  • Organic Chemistry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモノアゾ色素に関するもので、詳しくは、反
応基を有する水不溶性の黄色系モノアゾ色素に関するも
のである。
[従来の技術] 近時、「反応型分散染料」と呼ばれる反応基を有する
水不溶性染料が染色業界で注目を集めている。この染料
はポリエステル繊維を染色する分散染料の機能とセルロ
ース繊維を染色する反応染料の機能の両方を持ち、ポリ
エステル繊維、セルロース繊維または含窒素繊維のいず
れをも染色することが可能であり、また、これらの混合
繊維についても同時に染色することができるので、その
応用分野は非常に広いものである。
この反応分散染料については、既に多くの検討がなさ
れており、その一つとして、例えば、特開昭63−46,261
号公報に示されるような、クロロトリアジン型反応基を
有するピリジン系モノアゾ染料が知られている。ここに
開示される染料は橙色〜赤色のものであり、いずれも、
耐光、耐摩擦、耐溶剤の各堅牢度及び湿潤堅牢度が優れ
たものである。また、このピリジン系モノアゾ化合物の
基本骨格をベースとし、これにハロゲン原子などの電子
吸引性基をバランスよく導入すれば、黄色系の色素にな
り得ると予想される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のピリジン系モノアゾ化合物をベース
として黄色系色素を合成した場合、色素にホトトロピー
が現れると言う欠点がある。
ホトトロピーとは光エネルギーにより色調が可逆的に
変化する現象であり、例えば、光が当る場所と光が当ら
ない場所では色調自体が相違するので、染料としての商
品価値は著しく劣る。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は上記実情に鑑み、黄色系のピリジン系モ
ノアゾ色素において、優れた各種堅牢度を有し、しか
も、ホトトロピーのない色素を得るために種々検討を重
ねた結果、ベンゼン系のジアゾ成分を用い、特定の位置
に特定の置換基を導入した化合物に限り、本発明の目的
が達成されることを見い出した。
すなわち、本発明の要旨は、下記一般式[I] (式中、Pはハロゲン原子、トリフロロメチル基、アル
コキシカルボニル基またはシアノ基を表わし、Qおよび
Tはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、トリフロロメチ
ル基またはシアノ基を表わし(但し、Pがハロゲン原子
またはトリフロロメチル基である場合には、QおよびT
のいずれか一方は水素原子以外のものである)、R1およ
びR2はそれぞれエチレン基またはプロピレン基を表わ
し、R3およびR4はそれぞれ水素原子または低級アルコキ
シ基若しくは低級アルコキシアルコキシ基で置換されて
いもよいアルキル基を表わし、R5は水素原子またはハロ
ゲン原子を表わし、Zはハロゲン原子を表わす)で示さ
れるモノアゾ色素に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の前示一般式[I]で示される本発明のモノア
ゾ色素の構造的特徴は、カップラーのピリジン環にトリ
アジン環が−NH−R1−O−R2−O−結合により接続され
ている点、特定のジアン成分を有する点、及びカップラ
ーのピリジン環が、メチル基、シアノ基及び で置換されている点である。特に、ジアゾ成分の置換基
の種類並びに置換位置は本発明にとって重要である。要
するに、この構造が異なる場合には、各堅牢度にはあま
り影響がないものの、ホトトロピーのない黄色系色素を
得ることはできない。
本発明のモノアゾ色素は「反応型分散染料」と呼ばれ
る新しい分野に属するもので、基本的には水不溶性のも
のであり、従来、ポリエステル繊維用として用いられて
いる分散染料と同種のものであるが、更にセルロース繊
維と反応可能な反応基(ハロゲノトリアジン基)を構造
中に有している。
前示一般式[I]で示されるモノアゾ色素において、
P、Q、TおよびR5で表わされるハロゲン原子として
は、例えば、塩素原子、臭素原子、フッ素原子等が挙げ
られ、特に塩素原子が好ましい。
また、Pで表わされるアルコキシカルボニル基として
は、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、オクトキシカルボニル基等が挙げられ、好ましくは
C1〜C4のアルコキシカルボニル基である。
更に、Zで表わされるハロゲン原子としては、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられ、特にフッ素原
子が好ましい。
R3及びR4で表わされるアルキル基としては、メチル
基、エチル基、直鎖状または分枝鎖状のプロピル基、ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基等のC1〜C8の未置換アルキル基、または、3−メト
キシプロピル基、エトキシエチル基、3−エトキシプロ
ピル基、3−プロポキシ−プロピル基、3−イソプロポ
キシプロピル基、3−ブトキシプロピル基、ブトキシエ
チル基、3−イソブトキシプロピル基、メトキシエトキ
シエチル基、エトキシプロポキシプロピル基、等の低級
アルコキシ基または低級アルコキシ低級アルコキシ基で
置換されたC1〜C8のアルキル基が挙げられる。
としては、特に低級アルコキシ基で置換されたモノアル
キルアミノ基が好ましい。
前示一般式[I]で示されるモノアゾ色素は、例え
ば、下記一般式[II] (式中、P,QおよびTは前記定義と同じ) で示されるアミン類を常法に従ってジアゾ化し、次いで
下記一般式[III] (式中、R1、R2、R3、R4、R5及びZは、それぞれ前記定
義と同じ) で示される化合物とカップリングさせることにより容易
に製造することができる。
なお、カップリング成分を製造する際、先ず、構造式 で示される化合物と下記一般式[IV] (式中、R5は前記定義と同じ) で示される化合物とを反応させ、次に、下記一般式
[V] H2N−R1−O−R2−OH ……[V] (式中、R1及びR2は、それぞれ前記定義と同じ) で示される化合物とを反応させて、下記一般式[VI] (式中、R1、R2およびR5は、それぞれ前記定義と同じ) で示される化合物を得るが、この際、若干の下記一般式
[VII] (式中、R1、R2およびR5は、それぞれ前記定義と同じ) で示される化合物が含まれる。従って、カップリング成
分として前示一般式[III]で示される化合物以外に、
少量の、例えば、10%以下の量の下記一般式[III]で
示される化合物が含まれる場合があるが、このような場
合でも、本発明の効果には変わりはない。
(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びZは、それぞれ前記定
義と同じ) [作用] 本発明のモノアゾ色素は、繊維或いは布を染色するた
めの染料、紙或いは合成樹脂を着色するための色素、更
に、インクジェット式プリンター用インク等の色素とし
て広く利用することができるが、一般的には染料として
の利用分野が大きい。
次に、本発明のモノアゾ色素を染料として用いた場合
について説明する。本判明のモノアゾ色素により染色さ
れる繊維類としては、セルロース(木綿)、麻等、ビス
コースレーヨン、銅アンモニアレーヨン等、部分アミノ
化または部分アシル化された改質セルロース、ポリエス
テル、ポリアミド、ナイロン、羊毛、絹、ポリウレタ
ン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテー
ト等の繊維類、あるいはこれらから製造される布、混紡
布、混織布、織編物等(以下、繊維等と記す)が挙げら
れるが、本発明のモノアゾ色素は、特にセルロースとポ
リエステルとの混合繊維等に対して適用すると有効であ
る。すなわち、本発明のモノアゾ色素は、分散染料とし
ての働きと反応染料としての働きがあるので、セルロー
スとポリエステルを同時に染色することができる。
染色を実施するにあたっては、前示一般式[I]で示
されるモノアゾ色素を媒体中に0.5〜2μ程度に微分散
させるのが望ましく、その方法としては、 (1) 例えば、プルロニック型の非イオン界面活性剤
または例えば、リグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタ
レンスルホン酸−ホルマリン縮合物のナトリウム塩等の
アニオン性分散剤よりなる水溶性分散剤を用い、サンド
グラインダー等の粉砕機を使用し水中に微分散させる方
法、 (2) スルホコハク酸エステル、ノニルフェノール等
にエチレンオキシドを低モル付加させた化合物等を用
い、例えば、アルコール類、ケトン類、炭化水素類、ハ
ロゲン化炭化水素類、エステル類、エーテル類、あるい
はこれらの混合物よりなる有機溶剤中に微分散させる方
法、 (3) 水と上記の溶剤のうち水と任意に混合し得る溶
剤との混合系中に微分散させる方法、 などが挙げられる。
更に上記、微分散過程において、各分散媒に可溶な高
分子化合物あるいは主に分散作用以外の機能を有する界
面圧活性剤を添加しても差しつかえない。
この染料微分散液は、そのままで浸染々色法、パディ
ング染色法の各染色浴として、さらに捺染々色法におけ
る色糊として使用することができる。
一般には、上記方法により製造された染料微分散液
は、水、有機溶剤水溶剤、あるいは石油系炭化水素、ハ
ロゲン化炭化水素等で目的とする染色濃度に希釈してo/
w型またはw/o型エマルジョンとし、浸染浴、パデイング
浴や捺染色糊として使用する。
浸染浴、パデイング浴および捺染色糊の調製に当り、
アルカリ金属化合物、あるいは水の存在下において加温
するとアルカリを発生するアルカリ前駆化合物等を酸結
合剤として添加することができる。これらの酸結合剤の
使用量は、通常、浸染浴、パディング浴または捺染色糊
のpHが7.5〜9.0となる範囲の量を使用すればよい。
また、セルロースを含有する繊維等を染色する際に
は、染浴または色糊中にセルロース繊維膨潤剤を存在さ
せるのが好ましい。セルロース繊維膨潤剤の使用量とし
ては、染浴または色糊に対して5〜25重量%の範囲、好
ましくは6〜12重量%の範囲を挙げることができる。
本発明の上記一般式[I]で示されるモノアゾ色素に
より前記繊維等を染色するには、常法に従い、例えば上
記方法により調製した染浴または色糊に該繊維等を含浸
または印捺し、乾燥後熱処理を行い、次いで、界面活性
剤を含む熱水で洗浄等を行えば良い。
本発明の上記一般式[I]で示されるモノアゾ色素を
使用する好ましい染色法と繊維等との関係を第1表によ
り説明する。
[実施例] 以下に実施例により本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。
実施例1 下記構造式 および水71mlからなる染料組成物を、微分散機としてペ
イントシェーカーを用いて微分散させ、染料分散液を調
製した。この染料分散液を使用して、下記組成 染料分散液 10g アルギン酸ナトリウムをベース 55g にしたO/W型エマルジョン糊 CH3OC2H4O6H 6g 水 残量 計 100g の捺染色糊(pH8.0)を調整し、ポリエステルエ/木綿
(混合比65/35)混紡布をスクリーン捺染機を用いて印
捺し、80℃で3分間中間乾燥した後、H.T.S.機(高温蒸
熱固着機)を用いて、185℃で7分間固着した。これを
水洗したのち、ノニオン界面活性剤(リポトールTC−30
0(商標)、日華化学株式会社製造)2g/、および炭酸
ソーダ1g/を含有する洗浄剤を用いて、浴比1:30で10
分間80℃で洗浄を行ない、鮮明な黄色の染色の染色物を
得た。
得られた染色物につき、ホトトロピー現象の有無及び
耐光堅牢度(JIS L−0842)の評価を行ない、第2表に
示す結果を得た。
なお、ホトトロピー現象の有無は、染色物の一部をカ
バーで覆い、これを日中の太陽光下に2時間、露光した
後、カバーを外し露光部と非露光部の色差を目視判定す
ることにより評価した。
この実施例で使用した染料は下記のようにして製造し
た。
下記化合物 20.3gをアセトン140gに添加した後、これを−5℃に冷
却し、トリフロロトリアジン9.7gを徐々に添加し、1時
間撹拌する。次に、トリエチルアミン7.2gを添加し、30
分間撹拌した。更にエトキシプロピルアミン8.0gを添加
し、次式の構造を有する化合物のアセトン溶液を得た。
この溶液に更にメタノール560gを加えカップリング溶
液とした。
一方、2,4−ジクロロアニリン11.3gを水200ml及び35
%HCl25mlの混合溶液中へ加え0〜5℃で亜硝酸ナトリ
ウム5.5gを添加し、2時間撹拌しジアゾ化した。
得られたジアゾ液を、前記カップリング溶液に0℃以
下、pH2〜4の範囲にコントロールしながら徐々に加え
た。2時間撹拌後、析出した結晶を濾別、水洗、乾燥し
て橙色結晶40gを得た。
なお、この結晶のλmax(アセトン)は458nmであっ
た。
比較例1〜2 第2表に示す構造を有する比較染料につき、実施例1
に記載の方法に準じて染色し、実施例1に記載の方法に
準じてホトトロピーの有無及び耐光堅牢度を評価したと
ころ、第2表に示す結果が得られた。
第2表の結果より、ジアゾ成分のベンゼン環の置換基
である塩素原子の数または置換位置が若干、異なるだけ
で、耐光堅牢度が大きく相違する上、ホトトロピー現象
の有無が完全に異なり、染料としての品質差が明確であ
ることが判る。
実施例2 構造式 で示されるモノアゾ染料15g、ポリオキシエチレングリ
コールノニルフェニルエーテル(HLB13.3)5g、ナフタ
レンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物3g、および水
77mlからなる染料組成物をサンドグラインダーを用いて
微分散させ、染料分散液を調製した。
この染料分散液を使用して下記組成 染料分散液 13g CH3OC2H4O9H 80g 酢酸アンモニウム 1g 水 残量 計 100g のパデイング浴を調製し、ポリエステル/木綿(混合比
65/35)混紡布に含浸させ、絞り率65%に絞った後、100
℃で2分間乾燥させ、210℃で1分間乾熱固着した。
このものを更に、続いて下記組成 m−ニトロベンゼンスルホン酸 0.8g ナトリウム 水酸化ナトリウム 1g 水 残量 計 100g からなるアルカリ浴に含浸し、絞り率60%に絞った後、
100℃で45秒間スチーミング処理した。
その後、実施例1に記載の方法に準じて、水洗、洗浄
することにより、ホトトロピー現象のない黄色の染色物
が得られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と良好であっ
た。
なお、この実施例で使用した染料は実施例1に記載の
方法に準じて製造し、また、得られたケーキのλmax
(アセトン)は462nmであった。
実施例3 下記構造式 で示されるモノアゾ染料10g、ナフタレンスルホン酸−
ホルムアルデヒド縮合物25g、水65mlからなる染料組成
物を微分散機としてサンドグラインダーを用いて微分散
させ、染料分散液を調製した。
この染料分散液を使用して下記組成 染料分散液 2g 水 残量 計 300g の染色浴(pH8.0)を調製し、ナイロンタフタ10gを染浴
中に入れ室温から徐々に95℃まで加熱し、この温度で1
時間染色した。
以下、実施例1に記載した方法に従って洗浄処理を行
なったところ、ホトトロピー現象のない黄色の染色物が
得られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と良好であっ
た。
なお、この実施例で使用した染料は実施例1に記載の
方法に準じて合成し、また、得られたケーキのλmax
(アセトン)は460nmであった。
実施例4 下記構造式 で示されるモノアゾ染料15g、ナフタレンスルホン酸−
ホルムアルデヒド縮合物15g、水70mlからなる染料組成
物を微分散させ、染料分散液を調製した。
この染料分散液を使用して下記組成 染料分散液 10g 水 残量 計 100g のパデイング浴を調製し、ポリエステル繊維布に含浸
し、絞り率45%に絞った後、100℃で2分間乾燥させ、1
85℃の過熱水蒸気中で7分間固着させた後、常法により
還元洗浄を行なったところ、ホトトロピー現象のない黄
色の染色物が得られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と
良好であった。
この染料のλmax(アセトン)は426nmであった。
実施例5 実施例1に従って下記第3表に示した染料を用いてポ
リエステル/綿混紡布(混合比65/35)を染色し、同表
に示す色調の染布を得た。
得られた各染色物の耐光堅牢度は5級と良好で、ホト
トロピー現象はなかった。
実施例6 実施例1において、ポリエステル/木綿(混合比65/3
5)混紡布をボリエステル/絹(混合比65/35)混紡布に
置換えた以外は、実施例1に記載の方法に準じて捺染し
たところ、鮮明な黄色の染色物が得られた。
この染色物はホトトロピー現象はなく、しかも、耐光
堅牢度は5級と良好であった。
[発明の効果] 本発明のモノアゾ色素を使用し、上記各種繊維等を染
色することにより、鮮明でかつ均一に染色された耐光堅
牢度の良好で、かつ、摩擦堅牢度におよび溶剤堅牢度の
優れたホトトロピーのない黄色系の繊維等を得ることが
できる。
更に、本発明のモノアゾ色素は、繊維或いは布を染色
するための染料としてのみならず、紙或いは合成樹脂を
着色するための色素、更に、インクジェット式プリンタ
ー用インクなどの色素としても使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 幸晴 福岡県北九州市八幡西区大字藤田2447番 地の1 三菱化成株式会社黒崎工場内 (56)参考文献 特開 昭63−46261(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 62/085 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式[I] (式中、Pはハロゲン原子、トリフロロメチル基、アル
    コキシカルボニル基またはシアノ基を表わし、Qおよび
    Tはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、トリフロロメチ
    ル基またはシアノ基を表わし(但し、Pがハロゲン原子
    またはトリフロロメチル基である場合には、QおよびT
    のいずれか一方は水素原子以外のものである)、R1およ
    びR2はそれぞれエチレン基またはプロピレン基を表わ
    し、R3およびR4はそれぞれ水素原子または低級アルコキ
    シ基若しくは低級アルコキシアルコキシ基で置換されて
    いてもよいアルキル基を表わし、R5は水素原子またはハ
    ロゲン原子を表わし、Zはハロゲン原子を表わす)で示
    されるモノアゾ色素。
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