JPH03162462A - モノアゾ色素 - Google Patents

モノアゾ色素

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JPH03162462A
JPH03162462A JP30237889A JP30237889A JPH03162462A JP H03162462 A JPH03162462 A JP H03162462A JP 30237889 A JP30237889 A JP 30237889A JP 30237889 A JP30237889 A JP 30237889A JP H03162462 A JPH03162462 A JP H03162462A
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    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/08Azo dyes
    • C09B62/085Monoazo dyes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモノアゾ色素に関するもので、詳しくは、反応
基を有する水不溶性の黄色系モノアゾ色素に関するもの
である。
[従来の技術] 近時、「反応型分散染料]と呼ばれる反応基を有する水
不溶性染料が染色業界で注目を集めている。この染料は
ポリエステル繊維を染色する分散染料の機能とセルロー
ス繊維を染色する反応染料の機能の両方を持ち、ポリエ
ステル繊維、セルロース繊維または含窒素繊維のいずれ
をも染色することが可能であり、また、これらの混合繊
維についても同時に染色することができるので、その応
用分野は非常に広いものである。
この反応分散染料については、既に多くの検討がなされ
ており、その一つとして、例えば、特開昭63−46,
261号公報に示されるような、クロロトリアジン型反
応基を有するピリジン系モノアゾ染料が知られている。
ここに開示される染料は橙色〜赤色のものであり、いず
れも、耐光、耐摩擦、耐溶剤の各堅牢度及び湿潤堅牢度
が優れたものである。また、このピリジン系モノアゾ化
合物の基本骨格をベースとし、これにハロゲン原子など
の電子吸引性基をバランスよく導入すれば、黄色系の色
素になり得ると予想される。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、上記のピリジン系モノアゾ化合物をベースと
して黄色系色素を合或した場合、色素にホトトロビーが
現れると言う欠点がある。
ホトトロビーとは光エネルギーにより色調が可逆的に変
化する現象であり、例えば、光が当る場所と光が当らな
い場所では色調自体が相違するので、染料としての商品
価値は著しく劣る。
[課題を解決するための手段1 本発明者等は上記実情に鑑み、黄色系のピリジン系モノ
アゾ色素において、優れた各種堅牢度を有し、しかも、
ホトトロビーのない色素を得るために種々検討を重ねた
結果、ベンゼン系のジアゾ戒分を用い、特定の位置に特
定の置換基を導入した化合物に限り、本発明の目的が達
威されることを見い出した。
すなわち、本発明の要旨は、下記一般式[I](式中、
Pはハロゲン原子、トリフロロメチル基、アルコキシカ
ルボニル基またはシアノ基を表わし、QおよびTはそれ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子、トリフロロメチル基また
はシアノ基を表わし(但し、Pがハロゲン原子またはト
リフロロメチル基である場合には、QおよびTのいずれ
か一方は水素原子以外のものである)、R1およびR2
はそれぞれエチレン基またはプロピレン基を表わし、R
3およびR4はそれぞれ水素原子または低級アルコキシ
基若しくは低級アルコキシアルコキシ基で置換されてい
もよいアルキル基を表わし、R6は水素原子またはハロ
ゲン原子を表わし、2はハロゲン原子を表わす)で示さ
れるモノアゾ色素に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の前示一般式[I]で示される本発明のモノアゾ
色素の構造的特徴は、カツプラーのピリジン環にトリア
ジン環が一NH − Rl − 0 + R2 + O
一結合により接続されている点、特定のジアゾ或分を有
する点、及びカップラーのピリジン環が、メチルる点て
ある。特に、ジアゾ戒分の置換基の種類並びに置換位置
は本発明にとって重要である。要するに、この構造が異
なる場合には、各堅牢度にはあまり影響がないものの、
ホトトロピーのない黄色系色素を得ることはできない。
本発明のモノアゾ色素は「反応型分散染科」と呼ばれる
新しい分野に属するもので、基本的には水不溶性のもの
であり、従来、ポリエステル繊維用として用いられてい
る分散染料と同種のものであるが、更にセルロース繊維
と反応可能な反応基(ハロゲノトリアジン基)を構造中
に有している。
前示一般式[I]で示されるモノアゾ色素において、P
,Q,TおよびR6で表わされるハロゲン原子としては
、例えば、塩素原子、臭素原子、フ・ノ素原子等が挙げ
られ、特に塩素原子が好ましい。
また、Pで表わされるアルコキシカルボニル基としては
、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、
オクトキシカルボニル基等が挙げられ、好ましくは01
〜C4のアルコキシカルボニル基である。
更に、2で表わされるハロゲン原子としては、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子等が挙げられ、特にフッ素原子
が好ましい。
R3及びR4で表わされるアルキル基としては、メチル
基、エチル基、直鎖状または分枝鎖状のプロビル基、ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基等のC+ ”’− Csの末置換アルキル基、また
は、3−メトキシプロビル基、エトキシエチル基、3−
エトキシプロビル基、3−プロポキシープロビル基、3
−イソプロボキシプロビル基、3一ブトキシブロピル基
、ブトキシエチル基、3−イソブトキシプロビル基、メ
トキシエトキシエチル基、エトキシプロポキシプロビル
基、等の低級アルコキシ基または低級アルコキシ低級ア
ルコキシ基で置換された01〜C8のアルキル基が挙げ
られる。
置換されたモノアルキルアミノ基が好ましい。
前示一般式[I]で示されるモノアゾ色素は、例えば、
下記一般式[II] (式中、P,QおよびTは前記定義と同じ)で示される
アミン類を常法に従ってジアゾ化し、次いで下記一般式
[II1 ] (式中、Rl,R2、R3、R4、R5及びzは、それ
ぞれ前記定義と同じ) で示される化合物とカップリングさせることにより容易
に製造することができる。
なお、カップリング或分を製造する際、先ず、構造式 しl で示される化合物と下記一般式[IV](式中、R5は
前記定義と同じ) で示される化合物とを反応させ、 式[V] H2N −Rl −0−R2 −OH 次に、 下記一般 ・・・・・[V] (式中、Rl及びR2は、それぞれ前記定義と同じ)で
示される化合物とを反応させて、下記一般式[VI]N
HRI+O−R2−OH (式中、R1、R2およびR6は、 同じ) で示される化合物を得るが、 一般式[■1 それぞれ前記定義と この際、 若干の下記 (式中、Rl,R2およびR6は、それぞれ前記定義と
同じ) で示される化合物が含まれる。従って、カップリング戒
分として前示一般式[11I ]で示される化合物以外
に、少量の、例えば、10%以下の量の下記一般式[T
II ′]で示される化合物が含まれる場合があるが、
このような場合でも、本発明の効果には変わりはない。
(式中、 RI1 R2、 R3、 R4、 R5及び2は、 それぞれ 前記定義と同じ) [作用] 本発明のモノアゾ色素は、繊維或いは布を染色するため
の染料、紙或いは合成樹脂を着色するための色素、更に
、インクジェット式プリンター用インク等の色素として
広く利用することができるが、一般的には染料としての
利用分野が大きい。
次に、本発明のモノアゾ色素を染料として用いた場合に
ついて説明する。本発明のモノアゾ色素により染色され
る繊維類としては、セルロース(木綿)、麻等、ビスコ
ースレーヨン、銅アンモニアレーヨン等、部分アミノ化
または部分アシル化された改質セルロース、ポリエステ
ル、ボリアミド、ナイロン、羊毛、絹、ポリウレタン、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテート等
の繊維類、あるいはこれらから製造される布、混紡布、
混織布、織編物等(以下、繊維等と記す)が挙げられる
が、本発明のモノアゾ色素は、特にセルロースとポリエ
ステルとの混合繊維等に対して適用すると有効である。
すなわち、本発明のモノアゾ色素は、分散染料としての
働きと反応染料としての働きがあるので、セルロースと
ポリエステルを同時に染色することができる。
染色を実施するにあたっては、前示一般式[I]で示さ
れるモノアゾ色素を媒体中に0.5〜2lJ程度に微分
散させるのが望ましく、その方法としては、 (1)例えば、プルロニック型の非イオン界面活性剤ま
たは例えば、リグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレ
ンスルホン酸一ホルマリン縮金物のナトリウム塩等のア
二オン性分散剤よりなる水溶性分散剤を用い、サンドグ
ラインダー等の粉砕機を使用し水中に微分散させる方法
、 (2)スルホコハク酸エステル、ノニルフェノール等に
エチレンオキシドを低モル付加させた化合物等を用い、
例えば、アルコール類、ケトン類、炭化水素類、ハロゲ
ン化炭化水素類、エステル類、工一テル類、あるいはこ
れらの混合物よりなる有機溶剤中に微分散させる方法、 (3)水と上記の溶剤のうち水と任意に混合し得る溶剤
との混合系中に微分散させる方法、などが挙げられる。
更に上記、微分散過程において、各分散媒に可溶な高分
子化合物あるいは主に分散作用以外の機能を有する界面
活性剤を添加しても差しつかえない。
この染料微分散液は、そのままで浸染々色法、バデイン
グ染色法の各染色浴として、さらに捺染々色法における
色糊として使用するこができる。
一般には、上記方法により製造された染料微分散液は、
水、有機溶剤水溶剤、あるいは石油系炭化水素、ハロゲ
ン化炭化水素等で目的とする染色濃度に希釈してO/W
型またはW/O型エマルジョンとし、浸染浴、バデイン
グ浴や捺染色糊として使用する。
浸染浴、パディング浴および捺染色糊の調製に当り、ア
ルカリ金属化合物、あるいは水の存在下において加温す
るとアルカリを発生するアルカリ前駆化合物等を酸結合
剤として添加することができる。これらの酸結合剤の使
用量は、通常、浸染浴、パディング浴または捺染色糊の
pHが7.5〜9.0となる範囲の量を使用すればよい
また、セルロースを含有する繊維等を染色する際には、
染浴または色糊中にセルロース繊維膨潤剤を存在させる
のが好ましい。セルロース繊維膨潤剤の使用量としては
、染浴または色糊に対して5〜25重量%の範囲、好ま
しくは6〜12重量%の範囲を挙げることができる。
本発明の上記一般式[I]で示されるモノアゾ色素によ
り前記繊維等を染色するには、常法に従い、例えば上記
方法により調製した染浴または色糊に該繊維等を含浸ま
たは印捺し、乾燥後熱処理を行い、次いで、界面活性剤
を含む熱水で洗浄等を行えば良い。
本発明の上記一般式[I]で示されるモノアゾ色素を使
用する好ましい染色法と繊維等との関係を第1表により
説明する。
第1表 [実施例] 以下に実施例により本発明を説明するが、明はこれら実
施例に限定されるものではない。
実施例1 下記構造式 本発 で示されるモノアゾ染料 非イオン系分散型 (日本乳化剤(株)製■Newco1 710F)リグ
ニンスルホン酸系アニオン分散剤 エチレングリコール 15g および水71mlからなる染料組或物を、微分散機とし
てペイントシェーカーを用いて微分散させ、染料分散液
を調製した。この染料分散液を使用して、下記組戒 染料分散液            Logアルギン酸
ナトリウムをベース   55gにしたO/W型エマル
ジョン糊 CH30一ぜC2H, 0元一H      6g水 
               残量計       
         100 gの捺染色糊(pH 8.
0 )を調整し、ポリエステル/木綿(混合比65/3
5)混紡布をスクリーン捺染機を用いて印捺し、80°
Cで3分間中間乾燥した後、H. T.S.機(高温蒸
熱固着機)を用いて、185°Cで7分間固着した。こ
れを水洗したのち、ノニオン界面活性剤(リボトールT
C − 300 (商標)、日華化学株式会社製造)2
g/(、および炭酸ソーダ1 getを含有する洗浄液
を用いて、浴比1:30で10分間80’Cで洗浄を行
ない、鮮明な黄色の染色物を得た。
得られた染色物につき、ホトトロビー現象の有無及び耐
光堅牢度(JIS L − 0842 )の評価を行な
い、第2表に示す結果を得た。
なお、ホトトロビー現象の有無は、染色物の一部をカバ
ーで覆い、これを日中の太陽光下に2時間、露光した後
、カバーを外し露光部と非露光部の色差を目視判定する
ことにより評価した。
この実施例で使用した染料は下記のようにして製造した
下記化合物 20.3 gをア七トン140 gに添加した後、これ
を−500に冷却し、トリフロロトリアジン9.7gを
徐々に添加し、1時間撹拌する。次に、トリエチルアミ
ン7.2gを添加し、30分間撹拌した。更にエトキシ
プロビルアミン8.0gを添加し、次式の構造を有する
化合物のアセトン溶液を得た。
この溶液に更にメタノール560gを加えカップリング
溶液とした。
一方、2,4−ジクロロアニリン11.3 gを水20
0ml及び35%HCI 25 mlの混合溶液中へ加
えO〜5°Cで亜硝酸ナトリウム5.5gを添加し、2
時間撹拌しジアゾ化した。
得られたジアゾ液を、前記カップリング溶液に0°C以
下、pH2〜4の範囲にコントロールしながら徐々に加
えた。2時間撹拌後、析出した結晶を濾別、水洗、乾燥
して橙色結晶40gを得た。
なお、この結晶のλmax (アセトン)は458 n
mであった。
比較例1〜2 第2表に示す構造を有する比較染料につき、実施例1に
記載の方法に準じて染色し、実施例1に記載の方法に準
じてホトトロピーの有無及び耐光堅牢度を評価したとこ
ろ、第2表に示す′結果が得られた。
第2表の結果より、ジアゾ戒分のベンゼン環の置換基で
ある塩素原子の数または置換位置が若干、異なるだけで
、耐光堅牢度が大きく相違する上、ホトトロビー現象の
有無が完全に異なり、染料としての品質差が明確である
ことが判る。
実施例2 構造式 で示されるモノアゾ染料15g1ポリオキシエチレング
リコールノニルフエニルエーテル(HLB 13.3 
)5g、ナフタレンスルホン酸一ホルムアルデヒド縮金
物3g、および水77 ml !j・らなる染料組或物
をサンドグラインダーを用いて微分散させ、染料分散液
を調製した。
この染料分散液を使用して下記組戒 染料分散液            13gCH30一
六C2H40−九一H      80g酢酸アンモニ
ウム          1g水          
         残量計             
   100 gのパデイング浴を調製し、ポリエステ
ルl木綿(混合比65 / 35 )混紡布に含浸させ
、絞り率65%に絞った後、100’Cで2分間乾燥さ
せ、210°Cで1分間乾熱固着した。
このものを更に、続いて下記組戒 m−ニトロベンゼンスルホン酸0.8gナトリウム 水酸化ナトリウム          1g水    
            残量計          
      100 gからなるアルカリ浴に含浸し、
絞り率60%に絞った後、100’Cで45秒間スチー
ミング処理をした。
その後、実施例1に記載の方法に準じて、水洗、洗浄す
ることにより、ホトトロピー現象のない黄色の染色物が
得られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と良好であった
なお、この実施例で使用した染料は実施例1に記載の方
法に準じて製造し、また、得られたケーキのλmax(
アセトン)は462 nmであった。
実施例3 下記構造式 で示されるモノアゾ染料10g、ナフタレンスルホン酸
−ホルムアルデヒド縮金物25g、水65 mlからな
る染料組戒物を微分散機としてサンドグラインダーを用
いて微分散させ、染料分散液を調製した。
この染料分散液を使用して下記組戒 染料分散液            2g計     
           300 gの染色浴(pH 8
.0 )を調製し、ナイロンタフタ.10gを染浴中に
入れ室温から徐々に95°Cまで加熱し、この温度で1
時間染色した。
以下、実施例1に記載した方法に従って洗浄処理を行な
ったところ、ホトトロピー現象のない黄色の染色物が得
られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と良好であった。
なお、この実施例で使用した染料は実施例1に記載の方
法に準じて合戒し、また、得られたケーキのλmax 
(アセトン)は460 nmであった。
実施例4 下記構造式 で示されるモノアゾ染料15g、ナフタレンスルホン酸
−ホルムアルデヒド縮合物15g、水70mlからなる
染料組或物を微分赦させ、染料分散液を調製した。
この染料分散液を使用して下記組或 染料分散液            10gのパデイン
グ浴を調製し、ポリエステル繊維布に含浸し、絞り率4
5%に絞った後、100’Cで2分間乾燥させ、185
°Cの過熱水蒸気中で7分間固着させた後、常法により
還元洗浄を行なったところ、ホトトロピー現象のない黄
色の染色物が得られ、この染色物の耐光堅牢度は5級と
良好であった。
この染料のλmax(アセトン)は462 nmであっ
た。
実施例5 実施例1に従って下記第3表に示した染料を用いてポリ
エステルl綿混紡布(混合比65 / 35 )を染色
し、同表に示す色調の染布を得た。
得られた各染色物の耐光堅牢度は5級と良好で、ホトト
ロビー現象はなかった。
実施例6 実施例1において、ポリエステルl木綿(混合比65/
35)混紡布をポリエステルl絹(混合比65/35)
混紡布に置換えた以外は、実施例1に記載の方法に準じ
て捺染したところ、鮮明な黄色の染色物が得られた。
この染色物はホトトロピー現象はなく、しかも、酎光堅
牢度は5!&と良好であった。
[発明の効果1 本発明のモノアゾ色素を使用し、上記各種繊維等を染色
することにより、鮮明でかつ均一に染色された耐光堅牢
度の良好で、かつ、摩擦堅牢度および溶剤堅牢度の優れ
たホトトロピーのない黄色系の繊維等を得ることができ
る。
更に、本発明のモノアゾ色素は、繊維或いは布を染色す
るための染料としてのみならず、紙或いは合成樹脂を着
色するための色素、更に、インクジェット式プリンター
用インクなどの色素としても使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・[ I ] (式中、Pはハロゲン原子、トリフロロメチル基、アル
    コキシカルボニル基またはシアノ基を表わし、Qおよび
    Tはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、トリフロロメチ
    ル基またはシアノ基を表わし(但し、Pがハロゲン原子
    またはトリフロロメチル基である場合には、QおよびT
    のいずれか一方は水素原子以外のものである)、R^1
    およびR^2はそれぞれエチレン基またはプロピレン基
    を表わし、R^3およびR^4はそれぞれ水素原子また
    は低級アルコキシ基若しくは低級アルコキシアルコキシ
    基で置換されていてもよいアルキル基を表わし、R^5
    は水素原子またはハロゲン原子を表わし、Zはハロゲン
    原子を表わす)で示されるモノアゾ色素。
JP1302378A 1989-11-21 1989-11-21 モノアゾ色素 Expired - Lifetime JP2785980B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190117747A (ko) * 2017-04-01 2019-10-16 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 통신 방법, 코어 네트워크 디바이스 및 액세스 네트워크 디바이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190117747A (ko) * 2017-04-01 2019-10-16 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 통신 방법, 코어 네트워크 디바이스 및 액세스 네트워크 디바이스

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