JPH0882961A - 後処理機能を有する両面画像形成装置 - Google Patents
後処理機能を有する両面画像形成装置Info
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- JPH0882961A JPH0882961A JP6218817A JP21881794A JPH0882961A JP H0882961 A JPH0882961 A JP H0882961A JP 6218817 A JP6218817 A JP 6218817A JP 21881794 A JP21881794 A JP 21881794A JP H0882961 A JPH0882961 A JP H0882961A
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- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6538—Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
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- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/23—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
- G03G15/231—Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
- G03G15/232—Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member
- G03G15/234—Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member by inverting and refeeding the image receiving material with an image on one face to the recording member to transfer a second image on its second face, e.g. by using a duplex tray; Details of duplex trays or inverters
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- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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- G03G2215/00827—Stapler
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】後処理機能および両面複写機能に係る搬送路を
コンパクトに構成し、装置の小型化を図るとともに、後
処理を実行した用紙と実行しなかった用紙とを装置の同
一側面に排出できるようにする。 【構成】画像プロセス部10から排紙トレイ15に至る
第1搬送路14と用紙カセット25との間に、用紙の搬
送方向の前後を反転する第2搬送路17、第2搬送路か
ら出紙した用紙を再度画像プロセス部10に導く第3搬
送路18、複写済用紙に対してステープル処理を行う第
4搬送路19を略水平に積層して配置し、第4搬送路1
9の中間部を回転板40により下方の第6搬送路30を
経由して排紙トレイ34に連結する回転板40を設け
た。
コンパクトに構成し、装置の小型化を図るとともに、後
処理を実行した用紙と実行しなかった用紙とを装置の同
一側面に排出できるようにする。 【構成】画像プロセス部10から排紙トレイ15に至る
第1搬送路14と用紙カセット25との間に、用紙の搬
送方向の前後を反転する第2搬送路17、第2搬送路か
ら出紙した用紙を再度画像プロセス部10に導く第3搬
送路18、複写済用紙に対してステープル処理を行う第
4搬送路19を略水平に積層して配置し、第4搬送路1
9の中間部を回転板40により下方の第6搬送路30を
経由して排紙トレイ34に連結する回転板40を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成を終了した
用紙に対してステープル処理などの後処理を行う用紙後
処理機能、および、用紙の両面に画像形成を行う両面画
像形成機能を有する複写機などの画像形成装置に関す
る。
用紙に対してステープル処理などの後処理を行う用紙後
処理機能、および、用紙の両面に画像形成を行う両面画
像形成機能を有する複写機などの画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置では、装置内
部に中間トレイを備え、片面に対する画像形成処理を終
了した用紙を中間トレイに一時貯留した後、再び画像形
成部に搬送し、用紙の両面に画像形成を行うようにした
両面画像形成機能を備えたものがある。また、片面また
は両面に画像形成を行った複数枚の用紙に対してステー
プル処理を行うステープラなどの後処理装置を備えたも
のがある。この両面画像形成処理に用いられる中間トレ
イおよびステープラは、ともに用紙の整合処理や複数枚
の用紙をスタックする処理等の同一の処理を必要とす
る。中間トレイおよびステープラを別装置としてそれぞ
れ画像形成装置に装着すると、共通する処理のための機
構を重複して設けることになり、装置の大型化や部品点
数の増加によるコストの上昇を招く問題がある。そこ
で、出願人は先に特願平4−94206号において、両
面画像形成処理に用いられる中間トレイ内にステープラ
を設けた画像形成装置を提案した。このように、中間ト
レイ内にステープラを備えることにより、ステープル時
と両面画像形成時とにおいて用紙の整合処理およびスタ
ック処理のための機構を共通化し、配置スペースの削減
による装置の小型化を図ることができるとともに、部品
点数の削減によるコストダウンを実現することができ
る。また、ステープル処理では、原稿の載置順序および
載置方向に応じて用紙の表裏面を反転してスタックして
おく必要がある場合があり、このような場合にも両面画
像形成処理に必須の反転搬送手段を利用することができ
る。
部に中間トレイを備え、片面に対する画像形成処理を終
了した用紙を中間トレイに一時貯留した後、再び画像形
成部に搬送し、用紙の両面に画像形成を行うようにした
両面画像形成機能を備えたものがある。また、片面また
は両面に画像形成を行った複数枚の用紙に対してステー
プル処理を行うステープラなどの後処理装置を備えたも
のがある。この両面画像形成処理に用いられる中間トレ
イおよびステープラは、ともに用紙の整合処理や複数枚
の用紙をスタックする処理等の同一の処理を必要とす
る。中間トレイおよびステープラを別装置としてそれぞ
れ画像形成装置に装着すると、共通する処理のための機
構を重複して設けることになり、装置の大型化や部品点
数の増加によるコストの上昇を招く問題がある。そこ
で、出願人は先に特願平4−94206号において、両
面画像形成処理に用いられる中間トレイ内にステープラ
を設けた画像形成装置を提案した。このように、中間ト
レイ内にステープラを備えることにより、ステープル時
と両面画像形成時とにおいて用紙の整合処理およびスタ
ック処理のための機構を共通化し、配置スペースの削減
による装置の小型化を図ることができるとともに、部品
点数の削減によるコストダウンを実現することができ
る。また、ステープル処理では、原稿の載置順序および
載置方向に応じて用紙の表裏面を反転してスタックして
おく必要がある場合があり、このような場合にも両面画
像形成処理に必須の反転搬送手段を利用することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では図15に示すように、画像形成装
置201の左側の側面に設けられた排紙トレイ221と
は別に、画像形成装置201の右側の側面に排紙トレイ
238を設け、ステープラ235を備えた中間トレイ2
23を画像形成装置201の右側の側面に開放し、中間
トレイ223においてステープル処理した用紙を右側の
排紙トレイ238に排出するようにしていた。このた
め、画像形成装置201の両側に用紙が排出されること
になり、装置の大型化を招く問題がある。また、ステー
プル処理を伴う画像形成プロセスとステープル処理を伴
わない画像形成プロセスとを連続して行った場合に、装
置の両側に用紙が排出され、一方の排紙トレイに排出さ
れた用紙を取り忘れる問題が生じる。
来の画像形成装置では図15に示すように、画像形成装
置201の左側の側面に設けられた排紙トレイ221と
は別に、画像形成装置201の右側の側面に排紙トレイ
238を設け、ステープラ235を備えた中間トレイ2
23を画像形成装置201の右側の側面に開放し、中間
トレイ223においてステープル処理した用紙を右側の
排紙トレイ238に排出するようにしていた。このた
め、画像形成装置201の両側に用紙が排出されること
になり、装置の大型化を招く問題がある。また、ステー
プル処理を伴う画像形成プロセスとステープル処理を伴
わない画像形成プロセスとを連続して行った場合に、装
置の両側に用紙が排出され、一方の排紙トレイに排出さ
れた用紙を取り忘れる問題が生じる。
【0004】この発明の目的は、後処理を実行した用紙
および後処理を実行しなかった用紙の両方を、装置の一
方の側面に排紙できるようにし、用紙の取り忘れを防止
することができるとともに、装置の小型化を実現できる
両面画像形成装置を提供することにある。
および後処理を実行しなかった用紙の両方を、装置の一
方の側面に排紙できるようにし、用紙の取り忘れを防止
することができるとともに、装置の小型化を実現できる
両面画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、収納部に収納された用紙を収納部の上方に位置する
画像形成部に給紙する給紙搬送路と、画像形成部から排
紙部に至る第1搬送路と、第1搬送路の排紙部側に連続
する入出紙口を有し、用紙の搬送方向の前後を反転する
第2搬送路と、第2搬送路の入出紙口を給紙搬送路に連
続する第3搬送路と、第2搬送路の入出紙口を経由して
第1搬送路の排紙部側に連続する入紙口、および、前記
排紙部が設けられた装置の側面に開放する出紙口を有
し、用紙の収納位置を整合する整合装置、および、画像
形成後の用紙に対して後処理を実行する後処理装置を備
えた第4搬送路と、を構成し、第2搬送路、第3搬送路
および第4搬送路を第1搬送路と収納部との間に略水平
に積層して配置したことを特徴とする。
は、収納部に収納された用紙を収納部の上方に位置する
画像形成部に給紙する給紙搬送路と、画像形成部から排
紙部に至る第1搬送路と、第1搬送路の排紙部側に連続
する入出紙口を有し、用紙の搬送方向の前後を反転する
第2搬送路と、第2搬送路の入出紙口を給紙搬送路に連
続する第3搬送路と、第2搬送路の入出紙口を経由して
第1搬送路の排紙部側に連続する入紙口、および、前記
排紙部が設けられた装置の側面に開放する出紙口を有
し、用紙の収納位置を整合する整合装置、および、画像
形成後の用紙に対して後処理を実行する後処理装置を備
えた第4搬送路と、を構成し、第2搬送路、第3搬送路
および第4搬送路を第1搬送路と収納部との間に略水平
に積層して配置したことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載した発明は、前記第4搬送
路において前記出紙口を前記入紙口の下方に配置し、第
4搬送路の中間部を前記入紙口または出紙口に選択的に
連絡する揺動部材を備えたことを特徴とする。
路において前記出紙口を前記入紙口の下方に配置し、第
4搬送路の中間部を前記入紙口または出紙口に選択的に
連絡する揺動部材を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載した発明は、前記第2搬送
路の入出紙口から前記排紙部に至る第5搬送路を構成し
たことを特徴とする。
路の入出紙口から前記排紙部に至る第5搬送路を構成し
たことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載した発明は、前記第1搬送
路と前記収納部との間に、上から前記第3搬送路、前記
第2搬送路、前記第4搬送路の順で略水平に積層して配
置したことを特徴とする。
路と前記収納部との間に、上から前記第3搬送路、前記
第2搬送路、前記第4搬送路の順で略水平に積層して配
置したことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載した発明は、前記第2搬送
路、前記第3搬送路および前記後処理装置を含む前記第
4搬送路を一体的に装置の前面に挿脱自在に構成したこ
とを特徴とする。
路、前記第3搬送路および前記後処理装置を含む前記第
4搬送路を一体的に装置の前面に挿脱自在に構成したこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載した発明においては、画像形成
部から排紙部に至る第1搬送路と、用紙を収納する収納
部との間に、用紙の搬送方向の前後を反転する第2搬送
路、両面画像形成時に第2搬送路から出紙した用紙を画
像形成部に導く第3搬送路、および、画像形成処理を終
了した複数枚の用紙に対して後処理を行う後処理装置を
備えた第4搬送路が、略水平に積層して配置される。第
4搬送路の出紙口は排紙部が設けられた装置の側面に開
放している。従って、第4搬送路の後処理装置によって
後処理を受けた用紙は、後処理を受けていない用紙が排
紙される排紙部と同一の側面に排出され、用紙に対して
後処理を行う画像形成処理と後処理を行わない画像形成
処理とを連続して行った場合であっても用紙の取り忘れ
を生じることがない。また、第2〜第4搬送路が第1搬
送路と収納部との間に配置されるため、画像形成装置が
小型化される。
部から排紙部に至る第1搬送路と、用紙を収納する収納
部との間に、用紙の搬送方向の前後を反転する第2搬送
路、両面画像形成時に第2搬送路から出紙した用紙を画
像形成部に導く第3搬送路、および、画像形成処理を終
了した複数枚の用紙に対して後処理を行う後処理装置を
備えた第4搬送路が、略水平に積層して配置される。第
4搬送路の出紙口は排紙部が設けられた装置の側面に開
放している。従って、第4搬送路の後処理装置によって
後処理を受けた用紙は、後処理を受けていない用紙が排
紙される排紙部と同一の側面に排出され、用紙に対して
後処理を行う画像形成処理と後処理を行わない画像形成
処理とを連続して行った場合であっても用紙の取り忘れ
を生じることがない。また、第2〜第4搬送路が第1搬
送路と収納部との間に配置されるため、画像形成装置が
小型化される。
【0011】請求項2に記載した発明においては、第4
搬送路中に収納された用紙に対して後処理を終了した後
に、揺動部材を揺動させて第4搬送路の中間部を出紙口
に連絡すると、後処理を終了した用紙は自重により出紙
口に移動する。
搬送路中に収納された用紙に対して後処理を終了した後
に、揺動部材を揺動させて第4搬送路の中間部を出紙口
に連絡すると、後処理を終了した用紙は自重により出紙
口に移動する。
【0012】請求項3に記載した発明においては、第2
搬送路で搬送方向の前後を反転さて表裏面を反転した表
面についての画像形成プロセスを終了した用紙が、裏面
についての画像形成プロセスを行われることなく排紙部
に搬出される。したがって、第2搬送路においてフェー
スダウン処理が実行される。
搬送路で搬送方向の前後を反転さて表裏面を反転した表
面についての画像形成プロセスを終了した用紙が、裏面
についての画像形成プロセスを行われることなく排紙部
に搬出される。したがって、第2搬送路においてフェー
スダウン処理が実行される。
【0013】請求項4に記載した発明においては、第1
搬送路と収納部との間に、上から第3搬送路、第2搬送
路、第4搬送路の順で積層して配置され、用紙の搬送方
向に直交する方向についての整合処理を必要とする第2
搬送路および第4搬送路が上下に接して配置される。し
たがって、整合処理を行う整合板の上下方向の長さが小
さくなるとともに、第3搬送路における用紙の通過タイ
ミングに関係なく整合板を動作させることができる。
搬送路と収納部との間に、上から第3搬送路、第2搬送
路、第4搬送路の順で積層して配置され、用紙の搬送方
向に直交する方向についての整合処理を必要とする第2
搬送路および第4搬送路が上下に接して配置される。し
たがって、整合処理を行う整合板の上下方向の長さが小
さくなるとともに、第3搬送路における用紙の通過タイ
ミングに関係なく整合板を動作させることができる。
【0014】請求項5に記載した発明においては、第2
搬送路、第3搬送路および後処理装置を含む第4搬送路
が、一体的に装置の前面に挿脱自在にされる。したがっ
て、第2搬送路、第3搬送路および第4搬送路における
用紙のジャム処理や後処理装置に対する保守点検処理
を、これらの搬送路を装置の外部に露出した状態で容易
に行うことができる。
搬送路、第3搬送路および後処理装置を含む第4搬送路
が、一体的に装置の前面に挿脱自在にされる。したがっ
て、第2搬送路、第3搬送路および第4搬送路における
用紙のジャム処理や後処理装置に対する保守点検処理
を、これらの搬送路を装置の外部に露出した状態で容易
に行うことができる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の実施例である両面画像形
成装置の構成を示す図である。画像形成装置1の上面に
は光学系装置2が配置されている。光学系装置2は原稿
の画像を読み取ってその画像情報をディジタルデータに
変換する。画像形成装置1の内部には、感光体ドラム
3、および、この感光体ドラム3の周囲に配置された帯
電チャージャ4、現像装置5、転写チャージャ6、剥離
チャージャ7、クリーニング装置8および除電ランプ9
からなる複写プロセス部10が設けられている。この画
像プロセス部10から定着装置12を経由して排紙トレ
イ15に至る間に搬送ベルト11および排紙ローラ24
が備えられており、排紙搬送路16を含む第1搬送路1
4を構成している。
成装置の構成を示す図である。画像形成装置1の上面に
は光学系装置2が配置されている。光学系装置2は原稿
の画像を読み取ってその画像情報をディジタルデータに
変換する。画像形成装置1の内部には、感光体ドラム
3、および、この感光体ドラム3の周囲に配置された帯
電チャージャ4、現像装置5、転写チャージャ6、剥離
チャージャ7、クリーニング装置8および除電ランプ9
からなる複写プロセス部10が設けられている。この画
像プロセス部10から定着装置12を経由して排紙トレ
イ15に至る間に搬送ベルト11および排紙ローラ24
が備えられており、排紙搬送路16を含む第1搬送路1
4を構成している。
【0016】画像形成装置1の内部の最下部には、用紙
カセット25が装着されている。この用紙カセット25
は内部に所定枚数の用紙を収納するとともに、画像形成
装置1の前面側から着脱自在にされている。画像形成装
置1の内部の右側には用紙カセット25から画像プロセ
ス部10に至る間に給紙搬送路43が構成されている。
この給紙搬送路43にはPSローラ36が設けられてい
る。PSローラ36は給紙ローラ26の回転により用紙
カセット25から給紙された用紙を感光体ドラム3の回
転に同期して画像プロセス部10に導く。
カセット25が装着されている。この用紙カセット25
は内部に所定枚数の用紙を収納するとともに、画像形成
装置1の前面側から着脱自在にされている。画像形成装
置1の内部の右側には用紙カセット25から画像プロセ
ス部10に至る間に給紙搬送路43が構成されている。
この給紙搬送路43にはPSローラ36が設けられてい
る。PSローラ36は給紙ローラ26の回転により用紙
カセット25から給紙された用紙を感光体ドラム3の回
転に同期して画像プロセス部10に導く。
【0017】第1搬送路14と用紙カセット25との間
に第2搬送路17、第3搬送路18および第4搬送路1
9が略水平に積層して配置されている。第2搬送路17
の入出紙口は、通路37により第1搬送路14の排紙搬
送路16側に連続している。この通路37と第1搬送路
14とが合流する部分にはフラッパ20が揺動自在に備
えられている。フラッパ20は定着装置12を通過した
用紙を排紙搬送路16または通路37に選択的に導く。
第2搬送路17の入出紙口の近傍にはスイッチバックロ
ーラ23が設けられている。このスイッチバックローラ
23は正逆両方向に回転し、用紙の搬送方向を反転す
る。
に第2搬送路17、第3搬送路18および第4搬送路1
9が略水平に積層して配置されている。第2搬送路17
の入出紙口は、通路37により第1搬送路14の排紙搬
送路16側に連続している。この通路37と第1搬送路
14とが合流する部分にはフラッパ20が揺動自在に備
えられている。フラッパ20は定着装置12を通過した
用紙を排紙搬送路16または通路37に選択的に導く。
第2搬送路17の入出紙口の近傍にはスイッチバックロ
ーラ23が設けられている。このスイッチバックローラ
23は正逆両方向に回転し、用紙の搬送方向を反転す
る。
【0018】第3搬送路18は、第2搬送路17の入出
紙口を給紙搬送路43に連絡している。第4搬送路19
は第2搬送路17の入出紙口に連続する入紙口を備え、
内部にパドラ27、ジョガー28、ステープラ29およ
びプッシャ31を備えている。パドラ27は複数枚の可
撓性の押圧板を周面に備え、反時計方向に回転して用紙
の前端をプッシャ31に当接させる。ジョガー28は用
紙の搬送方向に直交する方向の収納位置を整合させる。
紙口を給紙搬送路43に連絡している。第4搬送路19
は第2搬送路17の入出紙口に連続する入紙口を備え、
内部にパドラ27、ジョガー28、ステープラ29およ
びプッシャ31を備えている。パドラ27は複数枚の可
撓性の押圧板を周面に備え、反時計方向に回転して用紙
の前端をプッシャ31に当接させる。ジョガー28は用
紙の搬送方向に直交する方向の収納位置を整合させる。
【0019】第2搬送路17の入出紙口は、この発明の
第5搬送路であるフェースダウン搬送路21を介して排
紙搬送路16に連結されている。このフェースダウン搬
送路21と第2搬送路の入出紙口との間にはフラッパ2
2が設けられており、第2搬送路17から出紙される用
紙をフェースダウン搬送路21または第3,第4搬送路
18,19方向のいずれかに導く。また、第3搬送路1
8および第4搬送路19の入紙口にはフラッパ42が設
けられている。このフラッパ42は第2搬送路17から
下方に導かれた用紙を第3搬送路18または第4搬送路
19に導く。
第5搬送路であるフェースダウン搬送路21を介して排
紙搬送路16に連結されている。このフェースダウン搬
送路21と第2搬送路の入出紙口との間にはフラッパ2
2が設けられており、第2搬送路17から出紙される用
紙をフェースダウン搬送路21または第3,第4搬送路
18,19方向のいずれかに導く。また、第3搬送路1
8および第4搬送路19の入紙口にはフラッパ42が設
けられている。このフラッパ42は第2搬送路17から
下方に導かれた用紙を第3搬送路18または第4搬送路
19に導く。
【0020】第4搬送路19の中間部には回転板40が
揺動自在に備えられている。この回転板40は、請求項
2に記載した揺動部材であり、第4搬送路19の中間部
を入紙口または第6搬送路30に選択的に連絡する。回
転板40が下方に揺動すると、第4搬送路19の中間部
は第6搬送路30を構成する搬送ベルト32に連続す
る。第6搬送路30は第4搬送路19の中間部から排紙
トレイ43に至る間に構成されており、排紙トレイ34
の近傍には排紙ベルト33が備えられている。
揺動自在に備えられている。この回転板40は、請求項
2に記載した揺動部材であり、第4搬送路19の中間部
を入紙口または第6搬送路30に選択的に連絡する。回
転板40が下方に揺動すると、第4搬送路19の中間部
は第6搬送路30を構成する搬送ベルト32に連続す
る。第6搬送路30は第4搬送路19の中間部から排紙
トレイ43に至る間に構成されており、排紙トレイ34
の近傍には排紙ベルト33が備えられている。
【0021】なお、第2搬送路17の入出紙口には除電
部材41が設けられている。この除電部材41は第2搬
送路17に対する用紙の入紙時と出紙時の両方におい
て、用紙と接触して用紙を除電する。また、第3搬送路
18の入紙口および第4搬送路19の入紙口の近傍には
矯正部材38が備えられている。この矯正部材38は定
着装置12等を通過することにより用紙に生じたカール
を矯正する。
部材41が設けられている。この除電部材41は第2搬
送路17に対する用紙の入紙時と出紙時の両方におい
て、用紙と接触して用紙を除電する。また、第3搬送路
18の入紙口および第4搬送路19の入紙口の近傍には
矯正部材38が備えられている。この矯正部材38は定
着装置12等を通過することにより用紙に生じたカール
を矯正する。
【0022】図2は、上記画像形成装置に備えられるス
テープラの外観図である。ステープラ29は、針を内蔵
したステープラ本体50、打ち込み台56、モータM
2、ギア58および揺動機構59によって構成されてい
る。本体50には針を用紙に打ち込むプレートが内蔵さ
れており、本体50に対して上下方向に揺動する。ま
た、本体50は打ち込み台56に対して上下に揺動自在
にされている。揺動機構59はプレートを本体50に対
して揺動させるとともに、本体50を打ち込み台56に
対して揺動させる。揺動機構59はギア58を介してモ
ータM2から駆動力の供給を受ける。ステープラ29の
下面には送りネジ54が螺合しており、ガイド53に当
接している。送りネジ54はギア55を介してモータ5
1の回転が供給される。送りネジ54の回転によりステ
ープラ29はガイド53に沿って用紙の搬送方向に直交
する方向に往復移動する。初期位置に位置するステープ
ラ29は、打ち込み台56の一部に対向するセンサ52
によって検出される。
テープラの外観図である。ステープラ29は、針を内蔵
したステープラ本体50、打ち込み台56、モータM
2、ギア58および揺動機構59によって構成されてい
る。本体50には針を用紙に打ち込むプレートが内蔵さ
れており、本体50に対して上下方向に揺動する。ま
た、本体50は打ち込み台56に対して上下に揺動自在
にされている。揺動機構59はプレートを本体50に対
して揺動させるとともに、本体50を打ち込み台56に
対して揺動させる。揺動機構59はギア58を介してモ
ータM2から駆動力の供給を受ける。ステープラ29の
下面には送りネジ54が螺合しており、ガイド53に当
接している。送りネジ54はギア55を介してモータ5
1の回転が供給される。送りネジ54の回転によりステ
ープラ29はガイド53に沿って用紙の搬送方向に直交
する方向に往復移動する。初期位置に位置するステープ
ラ29は、打ち込み台56の一部に対向するセンサ52
によって検出される。
【0023】図3は、上記画像形成装置に備えられた整
合装置の外観図である。整合装置80は、互いに対向す
る一対のジョガー28を備えている。ジョガー28は下
側部材28aおよび上側部材28bを連結部28cによ
って上下に連結して構成されている。ジョガー28の下
面にはラック87が固定されており、このラック87に
ピニオン86が噛合する。ピニオン86にはモータ83
の回転がギア84およびベルト85を介して伝達され
る。また、ジョガー28のホームポジションはセンサ8
9によって検出される。
合装置の外観図である。整合装置80は、互いに対向す
る一対のジョガー28を備えている。ジョガー28は下
側部材28aおよび上側部材28bを連結部28cによ
って上下に連結して構成されている。ジョガー28の下
面にはラック87が固定されており、このラック87に
ピニオン86が噛合する。ピニオン86にはモータ83
の回転がギア84およびベルト85を介して伝達され
る。また、ジョガー28のホームポジションはセンサ8
9によって検出される。
【0024】ジョガー28の下側部材28aは第4搬送
路19に収納されている用紙の搬送方向に平行な側面に
当接する。上側部材28bは第2搬送路17に収納され
た用紙の搬送方向に平行な側面に当接する。連結部28
cは第3搬送路18に対向する部分であり、整合処理を
必要としない第3搬送路18における露出範囲をできる
だけ小さくするため、搬送方向の幅を小さくされてい
る。なお、ジョガー28の用紙搬送方向に直交する方向
への移動は、第3搬送路18を用紙が通過していないタ
イミングで行われる。
路19に収納されている用紙の搬送方向に平行な側面に
当接する。上側部材28bは第2搬送路17に収納され
た用紙の搬送方向に平行な側面に当接する。連結部28
cは第3搬送路18に対向する部分であり、整合処理を
必要としない第3搬送路18における露出範囲をできる
だけ小さくするため、搬送方向の幅を小さくされてい
る。なお、ジョガー28の用紙搬送方向に直交する方向
への移動は、第3搬送路18を用紙が通過していないタ
イミングで行われる。
【0025】図4は、上記画像形成装置の搬送ユニット
を示す外観図である。第2搬送路を構成する搬送ガイド
73、第3搬送路を構成する搬送ガイド74および第4
搬送路を構成する搬送ガイド75は、ジョガー28を備
えた整合装置80およびステープラ29とともに支持部
材72内に装着されており、これらによって搬送ユニッ
ト39が構成されている。この搬送ユニット39はレー
ル部材71により画像形成装置1の前面において出し入
れ自在にされている。これによって各搬送路における用
紙のジャム処理や、ステープラ29に対する針の補給を
容易に行うことができる。
を示す外観図である。第2搬送路を構成する搬送ガイド
73、第3搬送路を構成する搬送ガイド74および第4
搬送路を構成する搬送ガイド75は、ジョガー28を備
えた整合装置80およびステープラ29とともに支持部
材72内に装着されており、これらによって搬送ユニッ
ト39が構成されている。この搬送ユニット39はレー
ル部材71により画像形成装置1の前面において出し入
れ自在にされている。これによって各搬送路における用
紙のジャム処理や、ステープラ29に対する針の補給を
容易に行うことができる。
【0026】図5は、この発明の別の実施例に係る画像
形成装置の構成を示す図である。画像形成装置1の内部
において第1搬送路14と用紙カセット25との間に上
から第3搬送路18、第2搬送路17および第4搬送路
19の順に搬送路が構成されている。このように搬送路
を構成することにより、第2搬送路17および第4搬送
路19中において用紙の搬送方向に直交する方向を整合
するジョガー78が、整合を必要としない第3搬送路1
8に対向することがない。従ってジョガー78の上下方
向の寸法を小さくすることができるとともに、第3搬送
路18中を用紙が通過するタイミングに関わらず、任意
のタイミングで整合板78を動作させることができる。
形成装置の構成を示す図である。画像形成装置1の内部
において第1搬送路14と用紙カセット25との間に上
から第3搬送路18、第2搬送路17および第4搬送路
19の順に搬送路が構成されている。このように搬送路
を構成することにより、第2搬送路17および第4搬送
路19中において用紙の搬送方向に直交する方向を整合
するジョガー78が、整合を必要としない第3搬送路1
8に対向することがない。従ってジョガー78の上下方
向の寸法を小さくすることができるとともに、第3搬送
路18中を用紙が通過するタイミングに関わらず、任意
のタイミングで整合板78を動作させることができる。
【0027】図6(A)および(B)は、上記画像形成
装置における用紙搬送路の要部の構成を示す図である。
同図(B)に示すように上から第3搬送路18、第2搬
送路17、第4搬送路19の順で積層して配置すると、
ジョガー78を小さくすることができ、その動作タイミ
ングの制御を容易にすることができる。その一方、第2
搬送路17と第4搬送路19とを結ぶ通路62は、同図
(A)に示すように上から第2搬送路17、第3搬送路
18、第4搬送路19の順で積層して配置した場合の通
路61に比べて曲率半径が小さくなる。この通路61の
曲率半径の大小は、第2搬送路17から出紙された用紙
をカールさせ、第4搬送路19における用紙の収納容易
性に影響を与える。従って、第4搬送路19における用
紙の収納容易性を考慮すれば、同図(A)に示すように
通路61の曲率半径を大きくとることができる構成とす
ることが望ましい。
装置における用紙搬送路の要部の構成を示す図である。
同図(B)に示すように上から第3搬送路18、第2搬
送路17、第4搬送路19の順で積層して配置すると、
ジョガー78を小さくすることができ、その動作タイミ
ングの制御を容易にすることができる。その一方、第2
搬送路17と第4搬送路19とを結ぶ通路62は、同図
(A)に示すように上から第2搬送路17、第3搬送路
18、第4搬送路19の順で積層して配置した場合の通
路61に比べて曲率半径が小さくなる。この通路61の
曲率半径の大小は、第2搬送路17から出紙された用紙
をカールさせ、第4搬送路19における用紙の収納容易
性に影響を与える。従って、第4搬送路19における用
紙の収納容易性を考慮すれば、同図(A)に示すように
通路61の曲率半径を大きくとることができる構成とす
ることが望ましい。
【0028】図7は、上記画像形成装置の制御部の構成
を示すブロック図である。画像形成装置の制御部は、R
OM107およびRAM108を備えたCPU100に
インタフェース106を介してモータドライバ101、
クラッチドライバ102、ソレノイドドライバ103、
センサコントローラ104、パネルコントローラ105
および光学系装置110を接続して構成されている。C
PU100はROM107に予め書き込まれたプログラ
ムに従って各入出力機器を統括制御し、この間に入出力
されるデータをRAM108の所定のメモリエリアに格
納する。
を示すブロック図である。画像形成装置の制御部は、R
OM107およびRAM108を備えたCPU100に
インタフェース106を介してモータドライバ101、
クラッチドライバ102、ソレノイドドライバ103、
センサコントローラ104、パネルコントローラ105
および光学系装置110を接続して構成されている。C
PU100はROM107に予め書き込まれたプログラ
ムに従って各入出力機器を統括制御し、この間に入出力
されるデータをRAM108の所定のメモリエリアに格
納する。
【0029】モータドライバ101は画像形成装置1に
備えられる各モータをCPU100から出力される駆動
データに従って駆動する。このモータドライバ101に
は画像プロセス部10において感光体ドラム3を駆動す
るモータM1を始め、ステープラ29に備えられたモー
タM2および整合装置80に備えられたモータM3など
が接続されている。
備えられる各モータをCPU100から出力される駆動
データに従って駆動する。このモータドライバ101に
は画像プロセス部10において感光体ドラム3を駆動す
るモータM1を始め、ステープラ29に備えられたモー
タM2および整合装置80に備えられたモータM3など
が接続されている。
【0030】クラッチドライバ102には複数のクラッ
チが接続されており、CPU100から出力された駆動
データに従って各クラッチを駆動する。クラッチドライ
バ102に接続されたクラッチは、モータM1の回転を
各搬送路に設けられたローラに選択的に伝達する。
チが接続されており、CPU100から出力された駆動
データに従って各クラッチを駆動する。クラッチドライ
バ102に接続されたクラッチは、モータM1の回転を
各搬送路に設けられたローラに選択的に伝達する。
【0031】ソレノイドドライバ103には複数のソレ
ノイドが接続されており、ソレノイドドライバ103は
CPU100から出力された駆動データに従ってこれら
のソレノイドを駆動する。ソレノイドドライバ103に
接続されたソレノイドは、フラッパ20,22,42な
どを動作させる。
ノイドが接続されており、ソレノイドドライバ103は
CPU100から出力された駆動データに従ってこれら
のソレノイドを駆動する。ソレノイドドライバ103に
接続されたソレノイドは、フラッパ20,22,42な
どを動作させる。
【0032】センサコントローラ104には複数のセン
サが接続されている。このセンサには、各搬送路の所定
位置において用紙を検出するセンサや、定着装置12に
おける定着ローラの温度を検出するセンサなどが含まれ
る。これらセンサの検出データはセンサコントローラ1
04を介してCPU100に入力される。
サが接続されている。このセンサには、各搬送路の所定
位置において用紙を検出するセンサや、定着装置12に
おける定着ローラの温度を検出するセンサなどが含まれ
る。これらセンサの検出データはセンサコントローラ1
04を介してCPU100に入力される。
【0033】パネルコントローラ105には操作パネル
を構成する表示装置やキーボードが接続されている。パ
ネルコントローラ105はCPU100から出力される
表示データに従って各表示装置を駆動するとともに、キ
ーボードにおける操作データをCPU100に入力す
る。
を構成する表示装置やキーボードが接続されている。パ
ネルコントローラ105はCPU100から出力される
表示データに従って各表示装置を駆動するとともに、キ
ーボードにおける操作データをCPU100に入力す
る。
【0034】CPU100は、光学系装置2の制御部1
10を構成するCPU111に接続されている。光学系
装置2の制御部110は、ROM112およびRAM1
13を備えたCPU111にインタフェース114を介
して画像データ入力部115、画像処理部116および
画像データ出力部117を接続して構成されている。画
像データ入力部115は、光学系装置2のCCD118
により読み込まれた原稿の画像データを2値化変換し、
ディジタルデータとしてヒストグラムを取りながら誤差
拡散法により画像データ処理を行う。すなわち、CCD
118は画像データの各画素モードに応じたアナログ電
気信号を出力する。このアナログ電気信号がA/D変換
後、MTF補正、白黒補正またはガンマ補正により補正
され、256諧調(8ビット)のディジタル信号として
ヒストグラム処理部へ出力される。ヒストグラム処理部
はディジタル信号から濃度情報を作成し、画素データと
して誤差拡散処理部に供給する。誤差拡散処理部は、擬
似中間調処理の一種である誤差拡散法、すなわち、2値
化の誤差を隣接画素の2値化判定に反映させる方法によ
り、8ビット/画素のディジタル信号を1ビット(2
値)に変換し、原画における局所領域濃度を忠実に再現
するための再配分演算を行う。
10を構成するCPU111に接続されている。光学系
装置2の制御部110は、ROM112およびRAM1
13を備えたCPU111にインタフェース114を介
して画像データ入力部115、画像処理部116および
画像データ出力部117を接続して構成されている。画
像データ入力部115は、光学系装置2のCCD118
により読み込まれた原稿の画像データを2値化変換し、
ディジタルデータとしてヒストグラムを取りながら誤差
拡散法により画像データ処理を行う。すなわち、CCD
118は画像データの各画素モードに応じたアナログ電
気信号を出力する。このアナログ電気信号がA/D変換
後、MTF補正、白黒補正またはガンマ補正により補正
され、256諧調(8ビット)のディジタル信号として
ヒストグラム処理部へ出力される。ヒストグラム処理部
はディジタル信号から濃度情報を作成し、画素データと
して誤差拡散処理部に供給する。誤差拡散処理部は、擬
似中間調処理の一種である誤差拡散法、すなわち、2値
化の誤差を隣接画素の2値化判定に反映させる方法によ
り、8ビット/画素のディジタル信号を1ビット(2
値)に変換し、原画における局所領域濃度を忠実に再現
するための再配分演算を行う。
【0035】画像処理部116は、画像データを所望の
画像のデータに変換する処理部であり、最終的に変換さ
れた出力画像データをRAM113に書き込む。すなわ
ち、誤差拡散処理部で2値化されたデータを多値化処理
部で再度256諧調に変換し、合成処理部において画素
ごとの論理演算、すなわち論理和、論理積または排他的
論理和の演算を選択的に行う。画像データ出力部117
は、RAM113に記憶されている出力画像データをレ
ーザ装置13に供給する。この際、必要に応じて画像デ
ータの復元や4値データの誤差拡散を行う。
画像のデータに変換する処理部であり、最終的に変換さ
れた出力画像データをRAM113に書き込む。すなわ
ち、誤差拡散処理部で2値化されたデータを多値化処理
部で再度256諧調に変換し、合成処理部において画素
ごとの論理演算、すなわち論理和、論理積または排他的
論理和の演算を選択的に行う。画像データ出力部117
は、RAM113に記憶されている出力画像データをレ
ーザ装置13に供給する。この際、必要に応じて画像デ
ータの復元や4値データの誤差拡散を行う。
【0036】このように、原稿画像を画像データとして
記憶する所謂ディジタル画像形成装置では、一度読み取
った画像データを繰り返し出力して画像形成プロセスを
実行することができる。このため、各両面原稿について
複数枚の複写画像を形成する両面マルチ画像形成モード
時に、所定枚数の片面画像形成済みの用紙を中間トレイ
に貯留しておく必要がない。したがって、ディジタル画
像形成装置では、中間トレイを設ける必要がない。これ
に対して、原稿画像における反射光により感光体を露光
する所謂アナログ画像形成装置では、表面原稿と裏面原
稿との交換作業の繰り返しを省くために、所定枚数の片
面複写済みの用紙を貯留する中間トレイが必要となる。
記憶する所謂ディジタル画像形成装置では、一度読み取
った画像データを繰り返し出力して画像形成プロセスを
実行することができる。このため、各両面原稿について
複数枚の複写画像を形成する両面マルチ画像形成モード
時に、所定枚数の片面画像形成済みの用紙を中間トレイ
に貯留しておく必要がない。したがって、ディジタル画
像形成装置では、中間トレイを設ける必要がない。これ
に対して、原稿画像における反射光により感光体を露光
する所謂アナログ画像形成装置では、表面原稿と裏面原
稿との交換作業の繰り返しを省くために、所定枚数の片
面複写済みの用紙を貯留する中間トレイが必要となる。
【0037】図8〜図11は、以上のように構成された
画像形成装置における画像形成時の処理手順の要部を示
すフローチャートである。
画像形成装置における画像形成時の処理手順の要部を示
すフローチャートである。
【0038】ステープル処理を行わない片面画像形成モ
ード時には、図8に示すように、フラッパ20を下側に
移動して第1搬送路14から排紙搬送路16方向への通
路を開放しておき(n1)、用紙カセット25から給紙
搬送路43を経由して給紙された用紙に対して画像形成
を行う(n2,n3)。この画像形成に当たって、光学
系装置1が読み取った画像データに基づいてレーザ装置
13が駆動され、レーザ装置13から照射されるレーザ
光によって感光体ドラム3の表面に静電潜像が形成され
る。この静電潜像が現像装置5による現像を受けて顕像
化される。顕像化されたトナー画像が転写チャージャ6
により用紙に転写される。トナー画像が転写された用紙
は搬送ベルト11によって定着ローラ12に導かれる。
定着ローラ12は用紙上のトナーを溶融して定着する。
前述のように、フラッパ20は下側に移動しており、定
着装置12を通過した片面画像形成済用紙は排紙搬送路
16を経由して排紙トレイ15に排出される。
ード時には、図8に示すように、フラッパ20を下側に
移動して第1搬送路14から排紙搬送路16方向への通
路を開放しておき(n1)、用紙カセット25から給紙
搬送路43を経由して給紙された用紙に対して画像形成
を行う(n2,n3)。この画像形成に当たって、光学
系装置1が読み取った画像データに基づいてレーザ装置
13が駆動され、レーザ装置13から照射されるレーザ
光によって感光体ドラム3の表面に静電潜像が形成され
る。この静電潜像が現像装置5による現像を受けて顕像
化される。顕像化されたトナー画像が転写チャージャ6
により用紙に転写される。トナー画像が転写された用紙
は搬送ベルト11によって定着ローラ12に導かれる。
定着ローラ12は用紙上のトナーを溶融して定着する。
前述のように、フラッパ20は下側に移動しており、定
着装置12を通過した片面画像形成済用紙は排紙搬送路
16を経由して排紙トレイ15に排出される。
【0039】ステープル処理を行う片面画像形成モード
時には、図9に示すように、フラッパ20を下側にする
とともに、フラッパ22を下側にし、用紙カセット25
から給紙搬送路43を経由して給紙された用紙に対して
画像形成プロセスを実行する(n11〜n13)。これ
によって定着装置12を通過した用紙は通路37を経由
して第2搬送路12に導かれる。このとき、スイッチバ
ックローラ23は正転しており、用紙は入出紙口から第
2搬送路17の内部に導かれる(n14,n15)。用
紙の後端が第2搬送路17の入出紙口を通過するとスイ
ッチバックローラ23の回転を停止してその圧接を解除
し、ジョガー28により用紙の幅方向の位置を矯正す
る。
時には、図9に示すように、フラッパ20を下側にする
とともに、フラッパ22を下側にし、用紙カセット25
から給紙搬送路43を経由して給紙された用紙に対して
画像形成プロセスを実行する(n11〜n13)。これ
によって定着装置12を通過した用紙は通路37を経由
して第2搬送路12に導かれる。このとき、スイッチバ
ックローラ23は正転しており、用紙は入出紙口から第
2搬送路17の内部に導かれる(n14,n15)。用
紙の後端が第2搬送路17の入出紙口を通過するとスイ
ッチバックローラ23の回転を停止してその圧接を解除
し、ジョガー28により用紙の幅方向の位置を矯正す
る。
【0040】次いで、フラッパ22を上側に移動すると
ともにフラッパ42を下側に移動し(n16)、スイッ
チバックローラ23を再び圧接してこれを逆転する(n
17)。これによって用紙は第2搬送路17から出紙
し、矯正部材38を経由して第4搬送路19内に導かれ
る。第4搬送路19において、用紙はパドラー27によ
りプッシャ31方向に押され、用紙前端部がプッシャ3
1と当接することにより用紙の搬送方向の位置決めがな
される。また、ジョガー28により用紙の搬送方向に直
交する方向の位置決めがなされる。
ともにフラッパ42を下側に移動し(n16)、スイッ
チバックローラ23を再び圧接してこれを逆転する(n
17)。これによって用紙は第2搬送路17から出紙
し、矯正部材38を経由して第4搬送路19内に導かれ
る。第4搬送路19において、用紙はパドラー27によ
りプッシャ31方向に押され、用紙前端部がプッシャ3
1と当接することにより用紙の搬送方向の位置決めがな
される。また、ジョガー28により用紙の搬送方向に直
交する方向の位置決めがなされる。
【0041】このようにして、ステープル処理を実行す
る片面画像形成モード時には、画像形成を終了した用紙
の全てが第4搬送路19内において整合された状態で貯
留される。全ての原稿画像に対する画像形成が終了する
と、ステープラ29により第4搬送路19に収納されて
いる複数枚の用紙に対して所定位置にステープル処理が
なされる(n19)。ステープラ29によるステープル
処理の終了後、回転板40が下側に移動するとともに、
プッシャ31が第4搬送路19の入紙口方向に移動する
(n20,n21)。これによってステープル処理がな
された複数枚の用紙は自重により第6搬送路30に導か
れ、搬送ベルト32および排紙ベルト33の回転により
排紙トレイ34に搬出される。なお、ステープル処理す
べき位置の設定に関しては後述する。
る片面画像形成モード時には、画像形成を終了した用紙
の全てが第4搬送路19内において整合された状態で貯
留される。全ての原稿画像に対する画像形成が終了する
と、ステープラ29により第4搬送路19に収納されて
いる複数枚の用紙に対して所定位置にステープル処理が
なされる(n19)。ステープラ29によるステープル
処理の終了後、回転板40が下側に移動するとともに、
プッシャ31が第4搬送路19の入紙口方向に移動する
(n20,n21)。これによってステープル処理がな
された複数枚の用紙は自重により第6搬送路30に導か
れ、搬送ベルト32および排紙ベルト33の回転により
排紙トレイ34に搬出される。なお、ステープル処理す
べき位置の設定に関しては後述する。
【0042】ステープル処理を行わない両面画像形成モ
ード時には、図10に示すように、フラッパ20を上側
に、フラッパ22を下側にした状態で用紙カセット25
から用紙が給紙される(n31,n32)。この用紙に
対して画像プロセス部10において片面に画像が形成さ
れ(n33)、定着装置12に導かれる。定着装置12
を通過した用紙はフラッパ20の作用により通路37を
経由して第2搬送路17に導かれる(n34,n3
5)。片面画像形成済の用紙が第2搬送路17内に収納
された状態でフラッパ22が上側に移動し、フラッパ4
2も上側に移動する(n36)。この状態でスイッチバ
ックローラ23が反転し(n37)、第2搬送路17内
に収納されていた片面画像形成済の用紙は搬送方向の前
後を反転した状態で第3搬送路18に導かれる。第3搬
送路内に導かれた片面画像形成済の用紙は給紙搬送路4
3を経由してPSローラ36に達し、所定のタイミング
で画像プロセス部10に導かれる(n39,n40)。
このとき、用紙の画像形成されていない面が感光体ドラ
ム3に対向する。用紙が定着装置12を通過するまでに
フラッパ20は下側に移動しており(n38)、両面画
像形成済みの用紙は排紙搬送路16から排紙トレイ15
に排出される。
ード時には、図10に示すように、フラッパ20を上側
に、フラッパ22を下側にした状態で用紙カセット25
から用紙が給紙される(n31,n32)。この用紙に
対して画像プロセス部10において片面に画像が形成さ
れ(n33)、定着装置12に導かれる。定着装置12
を通過した用紙はフラッパ20の作用により通路37を
経由して第2搬送路17に導かれる(n34,n3
5)。片面画像形成済の用紙が第2搬送路17内に収納
された状態でフラッパ22が上側に移動し、フラッパ4
2も上側に移動する(n36)。この状態でスイッチバ
ックローラ23が反転し(n37)、第2搬送路17内
に収納されていた片面画像形成済の用紙は搬送方向の前
後を反転した状態で第3搬送路18に導かれる。第3搬
送路内に導かれた片面画像形成済の用紙は給紙搬送路4
3を経由してPSローラ36に達し、所定のタイミング
で画像プロセス部10に導かれる(n39,n40)。
このとき、用紙の画像形成されていない面が感光体ドラ
ム3に対向する。用紙が定着装置12を通過するまでに
フラッパ20は下側に移動しており(n38)、両面画
像形成済みの用紙は排紙搬送路16から排紙トレイ15
に排出される。
【0043】ステープル処理を伴う両面画像形成時に
は、図11に示すように、ステープル処理を伴わない両
面画像形成時と同様にして、片面画像形成済の用紙を第
3搬送路18に導いて用紙の両面に画像を形成した後、
フラッパ20を上側に、フラッパ22を下側にして両面
画像形成済の用紙を第2搬送路17に搬送する(n51
〜n62)。この後、フラッパ22を上側に、フラッパ
42を下側にしてスイッチバックローラ23を逆転し
(n63,n64)、両面画像形成済の用紙を第4搬送
路19に収納する。この第4搬送路19において両面画
像形成済の用紙は、ステープル処理を伴う片面画像形成
時と同様に、パドラー27、ジョガー28およびプッシ
ャ31による収納位置の整合を受ける。
は、図11に示すように、ステープル処理を伴わない両
面画像形成時と同様にして、片面画像形成済の用紙を第
3搬送路18に導いて用紙の両面に画像を形成した後、
フラッパ20を上側に、フラッパ22を下側にして両面
画像形成済の用紙を第2搬送路17に搬送する(n51
〜n62)。この後、フラッパ22を上側に、フラッパ
42を下側にしてスイッチバックローラ23を逆転し
(n63,n64)、両面画像形成済の用紙を第4搬送
路19に収納する。この第4搬送路19において両面画
像形成済の用紙は、ステープル処理を伴う片面画像形成
時と同様に、パドラー27、ジョガー28およびプッシ
ャ31による収納位置の整合を受ける。
【0044】このようにして両面画像形成済の用紙を順
次第4搬送路19に収納し、全ての画像についての画像
形成処理を終了した後、第4搬送路19に収納されてい
る複数枚の両面画像形成済の用紙に対し、ステープラ2
9によってステープル処理を行う(n65,n66)。
この後、回転板40を下側に移動し(n67)、プッシ
ャ31の移動によりステープル処理を終了した複数枚の
両面画像形成済の用紙を第6搬送路30に導き(n6
8)、搬送ベルト32および排紙ベルト33の回転によ
り排紙トレイ34に排出する。
次第4搬送路19に収納し、全ての画像についての画像
形成処理を終了した後、第4搬送路19に収納されてい
る複数枚の両面画像形成済の用紙に対し、ステープラ2
9によってステープル処理を行う(n65,n66)。
この後、回転板40を下側に移動し(n67)、プッシ
ャ31の移動によりステープル処理を終了した複数枚の
両面画像形成済の用紙を第6搬送路30に導き(n6
8)、搬送ベルト32および排紙ベルト33の回転によ
り排紙トレイ34に排出する。
【0045】複数枚の画像形成済の用紙の帳合処理の都
合上、画像形成面を反転して排紙するフェースダウン処
理を伴う画像形成時には、フラッパ20を上側にし、フ
ラッパ22を下側にして定着装置12を通過した画像形
成済の用紙を第2搬送路17に導く。画像形成済の用紙
を第2搬送路17に収納した後、フラッパ22を下側に
してスイッチバックローラ23を反転し、第2搬送路1
7に収納されていた画像形成済の用紙をフェースダウン
搬送路21を経由して排紙トレイ15に排出する。
合上、画像形成面を反転して排紙するフェースダウン処
理を伴う画像形成時には、フラッパ20を上側にし、フ
ラッパ22を下側にして定着装置12を通過した画像形
成済の用紙を第2搬送路17に導く。画像形成済の用紙
を第2搬送路17に収納した後、フラッパ22を下側に
してスイッチバックローラ23を反転し、第2搬送路1
7に収納されていた画像形成済の用紙をフェースダウン
搬送路21を経由して排紙トレイ15に排出する。
【0046】図12は、ステープル処理時におけるステ
ープル位置の設定に係る画像形成装置の処理手順を示す
フローチャートである。オペレータが原稿を原稿台にセ
ットすると、原稿サイズ検知装置が作動し、原稿サイズ
を判別し検出する(n71)、次いでオペレータによる
複写倍率、用紙サイズ、複写濃度、複写枚数などの各種
のデータの入力を受け付け(n72)、プリントスイッ
チの操作を待機する(n73)。プリントスイッチが操
作されると、光学系装置2により原稿の画像が走査され
(n74)、CCDによる原稿の読み取りが行われる。
読み取られた原稿の画像データは画像データ入力部11
5において2値化され、RAM113に一時格納され
る。ここで、原稿が1枚目の原稿であるか否かの判断が
行われ(n75)、1枚目の原稿であれば、ステープル
位置を示すマークシートであると判断し、RAM113
に格納されている画像データを領域処理することにより
マークの位置を検出してステープル処理を行う位置を決
定する(n76)。
ープル位置の設定に係る画像形成装置の処理手順を示す
フローチャートである。オペレータが原稿を原稿台にセ
ットすると、原稿サイズ検知装置が作動し、原稿サイズ
を判別し検出する(n71)、次いでオペレータによる
複写倍率、用紙サイズ、複写濃度、複写枚数などの各種
のデータの入力を受け付け(n72)、プリントスイッ
チの操作を待機する(n73)。プリントスイッチが操
作されると、光学系装置2により原稿の画像が走査され
(n74)、CCDによる原稿の読み取りが行われる。
読み取られた原稿の画像データは画像データ入力部11
5において2値化され、RAM113に一時格納され
る。ここで、原稿が1枚目の原稿であるか否かの判断が
行われ(n75)、1枚目の原稿であれば、ステープル
位置を示すマークシートであると判断し、RAM113
に格納されている画像データを領域処理することにより
マークの位置を検出してステープル処理を行う位置を決
定する(n76)。
【0047】1枚目の原稿でない場合にはRAM113
に格納された画像データを画像処理部116において画
像処理する(n77)。同時に、ステープラ29との位
置関係に基づいて用紙に対する画像形成方向を判断し、
画像データの回転が必要な場合には回転処理が行われ
る。画像データはRAM113において図13(E)に
示すようにビット毎に格納されており、図13(A)に
示すように読み取られた原稿の画像データを同図(B)
〜(D)に示すように90°〜270°回転させる。こ
のようにデータの回転が必要な場合にはRAM113か
ら回転角に応じた順に画像データを読み出し(n7
9)、レーザ装置13に供給する(n80)。例えば、
図14(A)に示すように、原稿の上下方向を用紙搬送
方向に直交する方向に一致させて画像形成処理を行う場
合には、第2搬送路17において搬送方向の前後を反転
して第4搬送路19に収納した場合、ステープラ29を
搬送方向に直交する方向に移動させることによって適正
な位置にステープル処理を行うことができる。一方、図
14(B)に示すように、原稿の上下方向を用紙搬送方
向に一致させて画像形成を行った場合、第2搬送路17
において用紙の搬送方向の前後を反転させた後に第4搬
送路19に用紙を搬送すると、用紙の下側にステープラ
29が対向し、適正な位置にステープル処理を行うこと
ができない。そこで、同図(C)に示すように、画像形
成時に画像データを180°回転させてレーザ装置13
に供給することにより、第4搬送路19において用紙の
上側をステープラ29に対向させることができ、所定の
位置にステープル処理を行うことができる。
に格納された画像データを画像処理部116において画
像処理する(n77)。同時に、ステープラ29との位
置関係に基づいて用紙に対する画像形成方向を判断し、
画像データの回転が必要な場合には回転処理が行われ
る。画像データはRAM113において図13(E)に
示すようにビット毎に格納されており、図13(A)に
示すように読み取られた原稿の画像データを同図(B)
〜(D)に示すように90°〜270°回転させる。こ
のようにデータの回転が必要な場合にはRAM113か
ら回転角に応じた順に画像データを読み出し(n7
9)、レーザ装置13に供給する(n80)。例えば、
図14(A)に示すように、原稿の上下方向を用紙搬送
方向に直交する方向に一致させて画像形成処理を行う場
合には、第2搬送路17において搬送方向の前後を反転
して第4搬送路19に収納した場合、ステープラ29を
搬送方向に直交する方向に移動させることによって適正
な位置にステープル処理を行うことができる。一方、図
14(B)に示すように、原稿の上下方向を用紙搬送方
向に一致させて画像形成を行った場合、第2搬送路17
において用紙の搬送方向の前後を反転させた後に第4搬
送路19に用紙を搬送すると、用紙の下側にステープラ
29が対向し、適正な位置にステープル処理を行うこと
ができない。そこで、同図(C)に示すように、画像形
成時に画像データを180°回転させてレーザ装置13
に供給することにより、第4搬送路19において用紙の
上側をステープラ29に対向させることができ、所定の
位置にステープル処理を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、両面
画像形成時の搬送路および用紙に対する後処理を実行す
る場合の搬送路を、画像形成部から排紙部に至る第1搬
送路と用紙を収納する収納部との間に積層配置して装置
の小型化を図ることができるとともに、後処理を実行し
た用紙を後処理を実行しなかった用紙とともに装置の一
方の側面に排出することができ、用紙の取り忘れの発生
を防止することができる利点がある。
画像形成時の搬送路および用紙に対する後処理を実行す
る場合の搬送路を、画像形成部から排紙部に至る第1搬
送路と用紙を収納する収納部との間に積層配置して装置
の小型化を図ることができるとともに、後処理を実行し
た用紙を後処理を実行しなかった用紙とともに装置の一
方の側面に排出することができ、用紙の取り忘れの発生
を防止することができる利点がある。
【0049】請求項2に記載した発明によれば、用紙を
収納する収納部の上方の空間を利用して後処理を実行し
た用紙を排出することができ、装置の大型化を招くこと
がない。
収納する収納部の上方の空間を利用して後処理を実行し
た用紙を排出することができ、装置の大型化を招くこと
がない。
【0050】請求項3に記載した発明によれば、画像形
成処理を終了した用紙の表裏面を反転して排出するフェ
ースダウン処理のための搬送路を装置の大型化を招くこ
となく容易に構成することができる。
成処理を終了した用紙の表裏面を反転して排出するフェ
ースダウン処理のための搬送路を装置の大型化を招くこ
となく容易に構成することができる。
【0051】請求項4に記載した発明によれば、用紙の
搬送方向に直交する方向についての整合処理を必要とす
る第2搬送路および第4搬送路を上下に接して配置する
ことができ、整合処理を行う整合板の上下方向の長さが
小さくなるとともに、第3搬送路における用紙の通過タ
イミングに関係なく整合板を動作させることができる。
搬送方向に直交する方向についての整合処理を必要とす
る第2搬送路および第4搬送路を上下に接して配置する
ことができ、整合処理を行う整合板の上下方向の長さが
小さくなるとともに、第3搬送路における用紙の通過タ
イミングに関係なく整合板を動作させることができる。
【0052】請求項5に記載した発明によれば、第2搬
送路、第2搬送路、第3搬送路および第4搬送路におけ
る用紙のジャム処理や後処理装置に対する保守点検処理
を、これらの搬送路を装置の外部に露出した状態で容易
に行うことができる。
送路、第2搬送路、第3搬送路および第4搬送路におけ
る用紙のジャム処理や後処理装置に対する保守点検処理
を、これらの搬送路を装置の外部に露出した状態で容易
に行うことができる。
【図1】この発明の実施例に係る両面画像形成装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】同両面画像形成装置が有するステープラの外観
図である。
図である。
【図3】同両面画像形成装置が有する整合装置の外観図
である。
である。
【図4】同両面画像形成装置の搬送路ユニットを示す外
観図である。
観図である。
【図5】この発明の別の実施例に係る両面画像形成装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図6】同両面画像形成装置の要部の構成を示す図であ
る。
る。
【図7】同両面画像形成装置の制御部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】〜
【図12】同制御部の処理手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図13】同両面画像形成装置における画像データの処
理状態を示す図である。
理状態を示す図である。
【図14】同両面画像形成装置における原稿の画像と後
処理時の用紙の画像との関係を示す図である。
処理時の用紙の画像との関係を示す図である。
【図15】従来の両面画像形成装置の構成を示す図であ
る。
る。
1−両面画像形成装置 10−画像形成部 14−第1搬送路 17−第2搬送路 18−第3搬送路 19−第4搬送路 21−フェースダウン搬送路(第5搬送路) 28−ジョガー 29−ステープラ 25−用紙カセット 43−給紙搬送路 15,34−排紙トレイ
Claims (5)
- 【請求項1】収納部に収納された用紙を収納部の上方に
位置する画像形成部に給紙する給紙搬送路と、 画像形成部から排紙部に至る第1搬送路と、 第1搬送路の排紙部側に連続する入出紙口を有し、用紙
の搬送方向の前後を反転する第2搬送路と、 第2搬送路の入出紙口を給紙搬送路に連続する第3搬送
路と、 第2搬送路の入出紙口を経由して第1搬送路の排紙部側
に連続する入紙口、および、前記排紙部が設けられた装
置の側面に開放する出紙口を有し、用紙の収納位置を整
合する整合装置、および、画像形成後の用紙に対して後
処理を実行する後処理装置を備えた第4搬送路と、 を構成し、第2搬送路、第3搬送路および第4搬送路を
第1搬送路と収納部との間に略水平に積層して配置した
ことを特徴とする後処理機能を有する両面画像形成装
置。 - 【請求項2】前記第4搬送路の中間部を前記入紙口また
は出紙口に選択的に連絡する揺動部材を備えた請求項1
に記載の後処理機能を有する両面画像形成装置。 - 【請求項3】前記第2搬送路の入出紙口から前記排紙部
に至る第5搬送路を構成した請求項1または2に記載の
後処理機能を有する両面画像形成装置。 - 【請求項4】前記第1搬送路と前記収納部との間に、上
から前記第3搬送路、前記第2搬送路、前記第4搬送路
の順で略水平に積層して配置した請求項1、2または3
に記載の後処理機能を有する両面画像形成装置。 - 【請求項5】前記第2搬送路、前記第3搬送路および前
記後処理装置を含む前記第4搬送路を一体的に装置の前
面に挿脱自在に構成した請求項1、2、3または4に記
載の後処理機能を有する両面画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21881794A JP3426728B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 後処理機能を有する両面画像形成装置 |
US08/513,612 US5594542A (en) | 1994-09-13 | 1995-08-10 | Image forming apparatus having double-sided image forming and post processing capability |
EP95112685A EP0702283B1 (en) | 1994-09-13 | 1995-08-11 | Double-side image forming apparatus having post-processing function |
DE69508871T DE69508871T2 (de) | 1994-09-13 | 1995-08-11 | Doppelseitenbilderzeugungsgerät mit Nachbearbeitungsfunktion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21881794A JP3426728B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 後処理機能を有する両面画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0882961A true JPH0882961A (ja) | 1996-03-26 |
JP3426728B2 JP3426728B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=16725816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21881794A Expired - Fee Related JP3426728B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 後処理機能を有する両面画像形成装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5594542A (ja) |
EP (1) | EP0702283B1 (ja) |
JP (1) | JP3426728B2 (ja) |
DE (1) | DE69508871T2 (ja) |
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KR100739736B1 (ko) * | 2005-09-22 | 2007-07-13 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 이에 적용되는 급지방법 |
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1994
- 1994-09-13 JP JP21881794A patent/JP3426728B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
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- 1995-08-10 US US08/513,612 patent/US5594542A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-11 EP EP95112685A patent/EP0702283B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-11 DE DE69508871T patent/DE69508871T2/de not_active Expired - Lifetime
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