JPH08512055A - 神経学的疾患および精神病関連症状の治療のための薬剤組成物ならびにその使用 - Google Patents

神経学的疾患および精神病関連症状の治療のための薬剤組成物ならびにその使用

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JPH08512055A
JPH08512055A JP7503597A JP50359794A JPH08512055A JP H08512055 A JPH08512055 A JP H08512055A JP 7503597 A JP7503597 A JP 7503597A JP 50359794 A JP50359794 A JP 50359794A JP H08512055 A JPH08512055 A JP H08512055A
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Abstract

(57)【要約】 末梢神経障害、糖尿病の二次症状、アルツハイマー病、パーキンソン病、アルコール性多発性神経障害および年齢発症性症状、ならびに同様の獣医分野の疾患を包含する、いくつかの神経学的疾患および他の体組織における病理学的に関連した症状の治療用医薬組成物が開示される。通常の細胞内構造体の疑似病理学的化学架橋はこれらの神経疾患の基本的態様である。蛋白質および脂質細胞内要素の共有結合架橋は、神経フィラメントおよび他の構造蛋白質の重合凝集体、ならびにリポフスチンの形成を支えているように見える。水溶性低分子量第1アミン剤およびその誘導体を経口治療薬として使用していくつかの神経疾患の薬理学的処置をすると、細胞蛋白質および脂質アミンと疾患誘導性のカルボニルを有する脂肪族および芳香族炭化水素との反応に関して競合する可能性がある。主薬は腎臓による薬物認識と排除を促進する4−アミノ安息香酸およびその誘導体である。本発明はまた以下を含む:(1)非吸収性ポリアミンポリマー、および食事に存在する毒性カルボニル化合物に共有結合して該化合物を有効に無毒にするように選ばれた、共に使用するアミン関連薬剤の経口使用、(2)公知の抗酸化剤である協同作用薬および関連する栄養因子の経口使用および(3)主薬および協同作用薬を公知の医薬を組み合わせて上記神経学的疾患の治療に使用すること。

Description

【発明の詳細な説明】 神経学的疾患および精神病関連症状の治療のための 薬剤組成物ならびにその使用発明の概要 本発明は下記を含む薬剤組成物を定めるものである:(1)カルボニル系物質 を共有結合しうる少なくとも1種のアミンまたはアミン関連安息香酸誘導体系の 主薬;(2)任意の少なくとも1種の、協同作用薬(co−agent)であっ て、非吸収性ポリアミンポリマーまたは非吸収性ポリアミン関連ポリマー、酸化 防止剤、ビタミン、グルタチオンの生物学的活性を助成する物質、ホルモン、腎 臓による薬物排除を助成する化学結合性物質、枯渇の危険性がある代謝産物、ス ルフヒドリルを含む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よ りなる群から選ばれる薬剤;ならびに(3)幾つかの神経学的疾患の症状の治療 用および病態生理学的に関連する症状の治療用として従来認められている少なく とも1種の薬剤。 本発明は、療法上有効な量の少なくとも1種の主薬および療法上有効な量の少 なくとも1種の協同作用薬を含み、主薬が分子量範囲100−1,400ダルト ンの水溶性第一アミンまたはアミン関連安息香酸誘導体からなる組成物を、神経 学的疾患または病態生理学的に関連する症状を伴う哺乳動物の治療に使用し、そ の際、主薬と、協同作用薬との組み合わせが、神経学的疾患または病態生理学的 に関連する症状の進行を妨げる作用を有する用途に関するものである。 主薬および少なくとも1種の協同作用薬を含む組成物を神経学的疾患の症状ま たは病態生理学的に関連する症状の治療に使用するこの好ましい態様において、 神経学的疾患または病態生理学的に関連する症状は、細胞内および細胞外コンパ ートメントの劣化、ならびにその細胞内および細胞外成分の病理学的化学架橋を 特色とし;これらの劣化および架橋は一部は、哺乳動物の神経細胞、他の細胞構 造体、ならびにそれらの細胞内および細胞外成分と、哺乳動物内に存在する疾患 誘導によるカルボニル含有−脂肪族または芳香族炭化水素との反応により生じる ものであり;それらの細胞内および細胞外成分は蛋白質、脂質およびデオキシリ ボ核酸を含み;その化学架橋は神経細胞と細胞内および細胞外成分との共有結合 架橋を含む。 本明細書に開示する組成物の用途の好ましい態様においては、その用途は神経 学的疾患の症状または病態生理学的に関連する症状の治療を目的とし、その際、 神経細胞、他の細胞構造体、および細胞内構造体の疾患関連性の共有結合架橋は 、一部は(a)構造蛋白質フィラメントの重合凝集体、たとえば過剰の神経フィ ラメント蓄積;(b)不均質な蛋白質凝集体、たとえば神経細線維質の絡まり( neurofibrillary tangle);(c)非晶質蛋白質および 脂質の凝集体、たとえば老人性局面;ならびに(d)リポフスチン顆粒よりなる 群から選ばれる少なくとも1種の神経病理学的構造体の形成を特色とする。 本明細書に開示する組成物の用途の好ましい態様においては、その用途は神経 学的疾患の症状または病態生理学的に関連する症状の治療を目的とし、その際、 神経細胞、他の細胞構造体、および細胞外構造体の疾患関連性の共有結合架橋は 、一部は(a)血清および構造蛋白質の重合凝集体、たとえば過剰のアミロイド 蓄積;ならびに(b)非晶質蛋白質および脂質の凝集体、たとえば老人性局面お よびアテローム硬化斑よりなる群から選ばれる少なくとも1種の神経病理学的構 造体または病態生理学的に関連する構造体の形成を特色とする。 本発明の好ましい態様においては、主薬は疾患誘導によるカルボニル含有−脂 肪族または芳香族炭化水素との反応のための少なくとも1種の第一アミン基また はアミン関連基を保有し、主薬を疾患誘導によるカルボニル含有−脂肪族または 芳香族炭化水素に効果的に競合および共有結合させることにより、神経細胞なら びに細胞内および細胞外コンパートメントの劣化を減少させ、かつ神経細胞なら びに細胞内および細胞外コンパートメントの病理学的化学架橋を減少させる。 好ましい態様においては、主薬のその用途はさらに、それが哺乳動物の正常な 細胞代謝と相互作用せず、または非−細胞毒性様式で相互作用し、経口投与され 、かつ哺乳動物が1日15−800mg/kgの投与量で長期間耐容することが でき、主薬が哺乳動物の腎臓組織によって容易に吸収され、そして腎毒性結果を 生じることなく哺乳動物の尿中に排泄されることを特徴とする。 好ましい態様において本発明の用途は、主薬を遊離酸形、塩類、ベンゼン環異 性体、アミド誘導体、カルボン酸エステル誘導体、および下記よりなる群の類似 の非芳香族ベンゼン環誘導体: から、神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する症 状を特色とするヒトの障害の症状を制御するために選択することを含み、その際 、障害が遺伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハ イマー初老期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病 ;筋委縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性(age−rel ated)萎縮症;自律神経の年齢関連性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘル ニア、部分性食物吐出、尿失禁、横隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機 能の低下の症状を含む;中枢神経系のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水 晶体および心臓血管系における年齢発症性(age−onset)の病態生理学 的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに関連する症状を含む; アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋小脳萎縮症、ならびに ハンティングトン病よりなる群から選ばれる。 好ましい態様において1種または2種以上の協同作用薬は、非吸収性ポリアミ ンポリマーまたは非吸収性ポリアミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビ タミン、グルタチオンの生物学的活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓に よる薬物排除を助成する化学結合性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物 、スルフヒドリルを含む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合 物よりなる群から、 神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する症状を 特色とするヒトの障害の症状を制御するために選択することを含み、その際、障 害が遺伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハイマ ー初老期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病:筋 委縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症;自律神経の年 齢関連性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失禁、 横隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む;中枢神経 系のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系における年 齢発症性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに 関連する症状を含む;アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋 小脳萎縮症、ならびにハンティングトン病よりなる群から選ばれる。 好ましい態様においては、非吸収性ポリアミンポリマーまたは非吸収性ポリア ミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グルタチオンの生物学的 活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除を助成する化学結合 性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒドリルを含む協同作用 薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群から選ばれる1種ま たは2種以上の協同作用薬を、経口投与する。 好ましい態様においては、非吸収性ポリアミンポリマーまたは非吸収性ポリア ミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グルタチオンの生物学的 活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除を助成する化学結合 性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒドリルを含む協同作用 薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群から選ばれる1種ま たは2種以上の協同作用薬を、静脈内、筋肉内または皮下に投与する。 好ましい態様において、非吸収性ポリアミンポリマー系の協同作用薬またはそ の非吸収性ポリアミン関連誘導体は、大きな表面積、高い多孔度、高い水分保持 容量、および高い化学物質アクセシビリティを有するミクロフィブリル状または 微晶質状である。 好ましい態様において、非吸収性ポリアミンポリマー系の協同作用薬またはそ の非吸収性ポリアミン関連誘導体の、療法上有効な量は、1−40g/日の投与 量である。 好ましい態様において1種または2種以上の協同作用薬は、さらに神経作用薬 ;抗ヒスタミン薬;血管作用薬;免疫調節薬;神経保護性を有すると認められた 酸化防止薬;抗糖尿病薬;抗潰瘍薬;またはアセチルホモシステインチオラクト ン、アラプロクレート(alaproclate)、アミノオキシ酢酸、アンフ ァシン(anfacine)、アレコリン、シメチジン、シサプリド(cisa pride)、シクランデレート、D−サイクロセリン(所望によりコリンエス テラーゼ阻害物質と共に)、ファモチジン、フラボキセイト、ガランタミン、ガ ングリオシドGM1、イフェンプロジル(ifenprodil)、イソソルビ ドジニトレート、ラザベミド(lazabemide)、ラボドーパ(lavo dopa)(所望により末梢デカルボキシラーゼ阻害物質と共に)、リノピルジ ン (linopiridine)、メトクロプラミド、混合ウシ脳ガングリオシド 、ナフロニル、オメプラゾール(omeprazole)、ラニチジン、13−cis −レチン酸、13−trans−レチン酸、セリン、チアミンジスルフィ ドO,O−ジイソブチレート、L−トレオニン、甲状腺剌激ホルモン放出因子、 チアプリド(tiapride)、トリニトログリセリン、およびデスモプレッ シンを含めたバソプレッシン類似体よりなる群から選ばれる化学物質よりなる群 から、 神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する症状を 特色とするヒトの障害の症状を制御するために選択することを含み、その際、障 害が遺伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハイマ ー初老期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病;筋 委縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症;自律神経の年 齢関連性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失禁、 横隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む;中枢神経 系のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系における年 齢発症性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに 関連する症状を含む;アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋 小脳萎縮症、ならびにハンティングトン病よりなる群から選ばれる。 他の好ましい態様において本発明は、神経フィラメント付随性の病理学的症状 または病態生理学的に関連する症状を特色とする獣医学的障害を伴う哺乳動物を 治療するのに十分な、療法上有効な量の主薬を含む組成物を経口投与することに より該哺乳動物の治療に使用するための用途に関するものであって;その際、哺 乳動物の獣医学的障害が糖尿病性多発性神経障害;糖尿病性多発性神経障害に関 連する代謝性症状;筋委縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性 萎縮症ならびにそれに関連する症状−耳鳴を含む;自律神経の年齢関連性萎縮症 およびそれに関連する症状−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出 、尿失禁、横隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む ;中枢神経系のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系 における年齢発症性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症お よ びそれに関連する症状を含む−よりなる群から選ばれ;その際、主薬はそれが哺 乳動物の正常な細胞代謝と相互作用せず、または非−細胞毒性様式で相互作用し 、哺乳動物が1日15−800mg/kgの投与量で長期間耐容することができ 、哺乳動物の腎臓組織によって容易に吸収され、そして哺乳動物に対して腎毒性 結果を生じることなく哺乳動物の尿中に排泄されるように選ばれ、かつ前記に定 める水溶性、低分子量の、第一アミン含有化学物質またはそのアミン関連誘導体 よりなる群から選ばれる。 好ましい態様においては、哺乳動物を療法上有効な量の少なくとも1種の協同 作用薬によっても治療する。 好ましい態様においては、哺乳動物を非吸収性ポリアミンポリマーまたは非吸 収性ポリアミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グルタチオン の生物学的活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除を助成す る化学結合性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒドリルを含 む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群から選ば れる、療法上有効な1種または2種以上の協同作用薬で治療する。 本発明の他の観点においては、本発明は下記よりなる群から選ばれる障害の症 状: 遺伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハイマー 初老期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病;筋委 縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症;自律神経の年齢 関連性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失禁、横 隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む;中枢神経系 のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系における年齢 発症性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに関 連する症状を含む:アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋小 脳萎縮症、ならびにハンティングトン病 の治療に使用するための薬剤組成物であって、分子量100−1,400ダル トンを有する遊離酸形、塩類、ベンゼン環異性体、アミド誘導体、カルボン酸エ ステル誘導体、および下記よりなる群の類似の非芳香族ベンゼン環誘導体から選 ばれる少なくとも1種の主薬: を、1日15−800mg/kgの投与量で、その薬剤学的に受容しうるキャリ ヤーと共に含む組成物に関するものである。 他の好ましい態様においては、この組成物は有効量で存在する少なくとも1種 の協同作用薬を含む。 本発明の他の観点においては、本発明はさらに非吸収性ポリアミンポリマーま たは非吸収性ポリアミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グル タチオンの生物学的活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除 を助成する化学結合性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒド リルを含む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群 から選ばれる1種または2種以上の協同作用薬を含む薬剤組成物に関するもので ある。 本発明の他の観点においては、本発明はさらに神経作用薬;抗ヒスタミン薬; 血管作用薬;免疫調節薬;神経保護性を有すると認められた酸化防止薬;抗糖尿 病薬;抗潰瘍薬;またはアセチルホモシステインチオラクトン、アラプロクレー ト、アミノオキシ酢酸、アンファシン、アレコリン、シメチジン、シサプリド、 シクランデレート、D−サイクロセリン(所望によりコリンエステラーゼ阻害物 質と共に)、ファモチジン、フラボキセイト、ガランタミン、ガングリオシドG M1、イフェンプロジル、イソソルビドジニトレート、ラザベミド、ラボドーパ (所望により末梢デカルボキシラーゼ阻害物質と共に)、リノピルジン、メトク ロプラミド、混合ウシ脳ガングリオシド、ナフロニル、オメプラゾール、ラニチ ジン、13−cis−レチン酸、13−trans−レチン酸、セリン、チアミ ンジスルフィドO,O−ジイソブチレート、L−トレオニン、甲状腺剌激ホルモ ン放出因子、チアプリド、トリニトログリセリン、およびデスモプレッシンを含 めたバソプレッシン類似体よりなる群から選ばれる1種または2種以上の協同作 用薬を含む薬剤組成物に関するものである。 本発明の他の観点においては、本発明はヒトのゲノム内容物が染色体17シャ ルコー−マリー−ツース病としても知られている染色体17−遺伝性運動および 知覚神経障害をコードする遺伝子の存在を含むか否かを判定するための方法であ って、(a)該ヒトから得た皮膚生検材料もしくは羊水試料に由来する培養線維 芽 細胞株を樹立し;(b)線維芽細胞株の試料をホモジネートして、可溶化した蛋 白質懸濁液となし;(c)可溶化した蛋白質懸濁液の等電点ゲル電気泳動により 蛋白質を分子電荷に従って分離し;(d)および/またはドデシル硫酸ナトリウ ムゲル電気泳動により蛋白質を分子量に従って分離し;(e)分離した蛋白質の スポットを電気泳動ゲル上で視覚化し;(f)分離した培養線維芽細胞蛋白質の 電気泳動パターンを目視検査により、もしくはコンピューター援用画像処理技術 を用いて分析して−既知の分子量および既知の等電点をもつ蛋白質標準品との対 比を含む−、少なくとも1種の染色体17−遺伝性運動および知覚神経障害特異 性の過剰蛋白質の存否を判定する工程を含む方法を包含する。 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、遺伝性の運動および知覚神経障害(HMSN、シャルコー−マリー −ツース病としても知られている)、糖尿病性多発性神経障害、アルツハイマー 初老期および老人性痴呆、ダウン症候群、パーキンソン病、オリーブ橋小脳萎縮 症、ハンティングトン病、筋委縮性側索硬化症、年齢発症性の神経学的劣化、ア ルコール性多発性神経障害、耳鳴、多発性硬化症および病態生理学的症状を含め た神経変性性疾患の臨床治療に関するものである。 2.先行技術の説明 2種以上の治療薬の併用の論理的かつ潜在的な価値、さらには相乗的な価値が 以前から認識されている(ゴース(Ghose)ら,1983;ゴールドスタイ ン(Goldstein)ら,1990,p.102;リンネ(Rinne), 1991)。たとえば記憶増強薬の2剤併用に関する研究において、フラッド( Flood)ら(1998)は下記のように述べている: 臨床的に望ましい薬物相互作用の可能性が、薬物一般において(1)、特 に記憶増強薬について(2,3)強調されている。たとえば記憶保持試験得点を 改善する個々のコリン作用薬(4,5,6)は2剤併用において、それら2薬物 が相加的に作用した場合に予想されるものより実質的に低い用量で作用する(7 ,8,9)。・・・ 記憶処理に対する2剤併用の効果に関する先の研究において(8,9)、 著者らは比率を一定にした状態で2薬剤の用量を変化させた効果を調べた。比率 は各薬物を単独で投与した最適な記憶増強用量に基づくものであった。これらの 研究は、特定の組み合わせで投与された薬物は、記憶保持を改善するために同一 薬物を単独で投与した場合より67−96%少ない薬物を必要とすることを示し た。この型の薬物相互作用は相加性以上のもの(supra−additivi ty)を与えたと言える。 この記載は、米国特許第08/026,617号明細書の治療技術を、それ以 前に前記の疾患類の治療にとって何らかの医薬的価値をもつか、または価値をも つ可能性があると認められた薬剤と併用するという発明的概念につき述べている 。本明細書に述べるいかなる神経障害についても、包括的な効果をもつ薬理学的 治療は現在達成されていない。しかしこれらの疾患の臨床作用から少なくともあ る程度の症状軽減をもたらす可能性のある多様な薬剤が記載されている。 Merck Manualの第16版(ベルコウ(Berkow),1992 ,p.1497−1499)は、パーキンソン病の対症臨床治療法が下記よりな ると定めている:(a)ドーパミンの代謝前駆物質であるレボドーパと、末梢デ カルボキシラーゼ阻害物質であるカルビドーパとの経口同時投与[組成物、たと えばシネメット(Sinemet)CR中において];(b)協同作用薬として のアマンタジンHClの使用[シンメトレル(Symmetrel);1−アミ ノ−アダマンタン、ライ麦麦角アルカロイドであり、ニューロン伝達促進薬であ る];(c)協同作用薬としての麦角アルカロイド、たとえばブロモクリプチン メシラート[パーロデル(Parlodel)、それはD2受容体に対してドー パミンアゴニスト活性をもち、かつD1受容体においてはアンタゴニスト活性を もつ]およびペルゴリドメシラート[パーマックス(Permax)、D1およ びD2受容体双方のサブタイプにおいてドーパミン受容体アゴニスト活性をもつ (ロビン(Robin),1991)]の使用;(d)セレジリンHCl[エル デプリル(Eldepryl) 、ドーパミンの作用を延長させるモノアミンオキ シダーゼBの選択的阻害物質(リンネ(Rinne),1991)];(e)協 同作用薬としての抗コリン作用性薬剤、たとえばベンズトロピンメシラート[ ンジェン チン(Congentin) ]、トリヘキシルフェニジル(trihexylp henidyl)[アルタン(Artane)]、プロシクリジン[ケマドリン (Kemadrin) ]、ビペリデンおよびエトプロパジン[パリドール(Pa ridol) ]の使用;(f)協同作用薬としての抗ヒスタミン薬、たとえばジ フェンヒドラミン[ベナドリル(Benadryl)]およびオルフェナドリン の使用;(g)協同作用薬としての三環系抗うつ薬、たとえばアミトリプチリン 、イミプラミン、ノルトリプチリンおよびドキセピンの使用;ならびに(h)協 同作用薬としてのプロプラノロールの使用。 パーキンソン病の臨床治療のための他の十分に確立された、または実験的療法 (L−ドーパと共に用いてもよく、共に用いなくてもよい)が公表されている。 これらには下記の使用の可能性が含まれる:(a)トコフェロールと組み合わせ たセレギリン(selegiline)(グリーナミレおよびオブライエン(G reenamyre,O’Brien),1991);(b)協同作用薬である コリンエステラーゼ阻害物質を含むか、または含まないD−サイクロセリン(フ ランシス(Francis)ら,1991);(c)他のドーパミン受容体アゴ ニスト、たとえば(+)−4−プロピル−9−ヒドロキシナフトキサジン(マー チン(Martin)ら,1984)、アポモルフィンおよびシラドーパ(コラ ー(Koller)ら,1986;ゴールドシュタイン(Goldstein) ら,1990);(d)神経伝達促進薬、たとえばリスリド、すなわち麦角アル カロイド(リンネ(Rinne),1989;リンネ(Rinne),1991 );(e)既知の酸化防止剤、たとえばアスコルビン酸、α−トコフェロール、 β−カロチン(マシューズ−ロス(Mathews−Roth),1987)、 N−アセチルシステイン(スミルクシュタイン(Smilkstein)ら,1 988)、ペニシラミンまたはシステアミン(ハリス(Harris),198 2)、パーキンソン病患者の組織においては脂質過酸化水準が増大していること が明らかであるので(セバロス(Ceballos)ら,1990;ファーン( Fahn),1989);(f)他の末梢デカルボキシラーゼ阻害物質、たとえ ばベンゼラジド(マドパル(Madopar)HBS)(ピンダー(Pinde r)ら,1976;プレッチェル(Pletscher),1990);ならび に (g)N−メチル−D−アスパレート(NMDA)グルタメート受容体アンタゴ ニスト、たとえばディゾシルピン(クラインシュミット(Clineschmi dt)ら,1982;ウッドラフ(Woodruff)ら,1987)およびミ ラセミド(ユージム(Youdim),1988;フェリス(Ferris), 1990)またはアンタゴニストである可能性がある1−アミノ−3,5−ジメ チルアダマンタン(メマンチン(Memantine))(フィッシャー(Fi scher)ら,1977;シュミット(Schmidt)ら,1990;グリ ーナミレおよびオブライエン(Greenamyre,O’Brien),19 91);(h)タクリン(コネックス(Coqnex)、ワーナー−ランバート ・コーポレーションの実験試薬)およびそのヒドロキシ誘導体、(+/-)−9− アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン−1−オール(シュッケ(S hutske)ら,1988);ならびに(i)チアプリド(プライス(Pri ce)ら,1978)。 NMDAグルタメート受容体の活性化もハンティングトン病、筋委縮性側索硬 化症、オリーブ橋小脳萎縮症およびアルツハイマー病の病因に関係しているので 、NMDAグルタメート受容体アンタゴニスト、たとえば前記のものの使用はこ れらの疾患を伴う患者にとって(ウッドファフ(Woodfuff)ら,198 7;グリーナミレおよびオブライエン(Greenamyre,O’Brien ),1991;ギウフラ(Giuffra)ら,1992)、ならびに老化によ るある種の神経変性作用を伴う患者にとって(フェリス(Ferris),19 90)臨床的に有益である可能性がある。アセチルコリンの合成または放出を高 める可能性のある薬物、たとえばホスファチジルコリン、3,4−ジアミノピリ ジン(フェリス(Ferris),1990;ハーベイおよびロワン(Harv ey,Rowan),1990)およびコリン(シタラム(Sitaram)ら ,1978a)、ならびにムスカリン様コリン作用性アゴニストであるアレコリ ン(タリオット(Tariot)ら,1988)も、ハンティングトン病の治療 用として提唱されている。 パーキンソン病の治療のための主治療薬としてのL−ドーパの使用は、現在の 技術の限界の例として挙げられるであろう。初期の研究を引用すると、ロビン (Robin)(1991)は“・・・高用量のL−ドーパに慢性的に曝されて いるとパーキンソン病の進行が促進される可能性がある”と述べている。実際に 、L−ドーパ療法から得られるはずの臨床効果は恐らく3−4年に限られると予 想される。その期間後はL−ドーパの継続使用は臨床効果をもたらさないであろ う。この状況は、L−ドーパ療法がこの生理学的前駆物質をこの疾患において 択的に 変性する黒質ニューロンの集団内でドーパミンに変換させることに依存し ているために生じる。これらの神経細胞の最後が無くなると、この治療方法はそ の生理学的根拠を失う。 しかし最初に米国特許出願第07/660,561号明細書に開示された発明 の採用は、パーキンソン病患者の黒質組織に存在することが知られている脂質過 酸化過程のアルデヒドおよびケトン系産物を封鎖および除去するのに役立つと考 えられる(ファーン(Fahn),1989;ユージム(Youdim),19 90)。これは少なくとも部分的にはこの疾患の病因の根本に対処しうるであろ う。最初に米国特許出願第07/660,561号明細書に開示された発明を現 在のL−ドーパ療法と組み合わせて、またはその前に最初に採用すると、パーキ ンソン病の治療のための先行技術をさらに前進させるのに役立つであろう。従っ て本明細書に記載される発明は、L−ドーパ療法の開始の必要性を遅らせるのに 役立ち、かついったんL−ドーパ療法が開始されると、より少ない投与量のこの ドーパミン前駆物質の使用を可能にするのに役立つであろう。そしてこれにより 黒質神経細胞に対する代謝ストレスの水準を低下させることができる。 同様な理由付けがアルツハイマー病および年齢関連性ニューロン変性の将来の 治療の場合にも適用される。カバロン(Caballon)ら(1990)が述 べているように: ・・・AD[アルツハイマー病]の臨床的特色の発現は辺縁領域および大脳 皮質におけるアミロイド沈着の量に関連する。さらに、アミロイドの形成は・・ ・脂質過酸化による・・・膜損傷の結果として生じると考えられる。約6%のP HF[paired herical filament、対合らせんフィラメ ント]がアミノ酸であるヒドロキシプロリンから構成される。このアミノ酸は正 常な脳の細胞質蛋白質の構成成分ではなく、細胞質PHF中 のこの多量のヒドロキシプロリンが恐らくヒドロキシル遊離基によりプロリン残 基の非酵素ヒドロキシル化を生じるのであろう。このPHF形成の遊離基仮説は 、ADが罹患脳領域において正常な老化過程を加速させることを示唆する。 この背景情報は、米国特許出願第号08/026,617明細書に提示された ものに加えて、本明細書に記載されたアルツハイマー病および年齢関連性ニュー ロン変性を伴うヒトの治療のための本発明の概念的基礎を提供する。最近報告さ れたアルツハイマー病の臨床治療法には、下記のものを使用しうる可能性が含ま れる:(a)血管拡張薬または他のノートロピック(nootropic)直接 脳代謝増強薬、たとえばイデベノン(ナガオカ(Nagaoka)ら,1984 ;シミズ(Shimizu),1991)、プロペントフィリン(ヒンドマーチ およびサバン(Hindmarch,Subhan),1985;シミズ(Sh imizu),1991)、ペントキシフィリン(ムースおよびハーシェンソン (Moos,Hershenson),1989)、シチコリン(ムースおよび ハーシェンソン(Moos,Hershenson),1989)、ピラセタム (フランクリン(Flanklin)ら,1986;ベッカーおよびジャコビニ (Becker,Giakobini),1988)、オキシラセタム(スピグ ノリおよびペペ(Spignoli,Pepeu),1987;ビラルジタ(V illardita)ら,1987)、アニラセタム(クミン(Cumin)ら ,1982;スピグノリおよびペペ(Spignoli,Pepeu),198 7)、プラミラセタム(フランクリン(Flanklin)ら,1986)、ピ ログルタミン酸(スピグノリ(Spignoli)ら,1987;ポルソルト( Porsolt)ら,1988)、テニルセタム(ムース(Moos)ら,19 88,p.362;ペペおよびスピグノリ(Pepeu,Spignoli), 1989)、ロルジラセタム(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Her shenson),1989)、エチラセタム(フランクリン(Flankli n)ら,1986)、デュプラセタム、ビンポセチン(グルー(Groo)ら, 1987;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson), 1989)、エビラチド(ホック(Hock)ら,1988)、β−カルボリン 類(ジェンセ ン(Jensen)ら,1987)、ナロキソン(ジェンセン(Jensen) ら,1980;ライスバーグ(Reisberg)ら,1983;ラッシュ(R ush),1986;ヘンダーソン(Henderson)ら,1989;ペペ およびスピグノリ(Pepeu,Spignoli),1990,p.247− 248;クーパー(Cooper),1991;ホワイトハウス(Whiteh ouse),1991)、エルゴロイドメシラート、たとえばヒデルギン(Hy dergine )(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershens on),1989;クーパー(Cooper,JK),1991)、ブロムビン カミン(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson),1 989)、シクランデレート(アナンス(Ananth)ら,1985;ムース およびハーシェンソン(Moos,Hershenson),1989)、イソ クススプレン(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson ),1989)、ナフロニル(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Her shenson),1989)、パパベリン(ムースおよびハーシエンソン(M oos,Hershenson),1989)、ソロクチジル(ムースおよびハ ーシェンソン(Moos,Hershenson),1989)、ビンブルニン (ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson),1989 )、ビンカミン(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenso n),1989)、ビンデブルノール(ムースおよびハーシェンソン(Moos ,Hershenson),1989)、フルナリジン(ホームズ(Holme s)ら,1984;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershens on),1989;クーパー(Cooper),1991)、ニモジピン(ムー スおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson),1989;クー パー(Cooper),1991;ホワイトハウス(Whitehouse), 1991)、ニセルゴリン(セルミオン)(バタグリア(Battaglia) ら,1989;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson ),1989)、ラゾバザム(ホックおよびマックガウ(Hoch,McGau gh),1985;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershens on),1989)、エキシフォン(ムースおよびハーシェンソン(Moos, Hershenson), 1989)、ロリプラム(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hersh enson),1989)、サベルゾール(クリンケ(Clincke)ら,1 988;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenson),1 989)、ホスファチジルセリン(デルワイデ(Delwaide)ら,198 6;ザノッチ(Zanotti)ら,1986;アマダッチ(Amaducci )ら,1987;ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershenso n),1989;フェリス(Ferris),1990;ウルツマン(Wurz man)ら,1990,p.123;クーパー(Cooper),1991)、 イフェンプロジル(キャロン(Carron)ら,1971)およびフィペキシ ド(ブダバリ(Budavari)ら,1989,p.639);(b)神経伝 達増強薬(シミズ(Shimizu),1991)、たとえばアマンタジン、カ ルシウムホパンテネート(ウメノ(Umeno)ら,1981)、リスリド、ビ フェメラン(キクモト(Kikumoto)ら,1981;エガワ(Egawa )ら,1987;トベ(Tobe)ら,1981)およびインデロキサジン(タ チカワ(Tachikawa)ら,1979;ハイエスおよびチャン(Haye s,Chang),1983;ミズノ(Mizuno)ら,1988);(c) チアプリド、選択的D2遮断薬(ペスロウおよびスタンレイ(Peselow, Stanley),1982;シミズ(Shimizu),1991);(d) 抗精神病薬、たとえばハロペリドール、ブロムペリドール(ニーメジールズおよ びヤンセン(Niemegeers,Janssen),1979;ワゴン(W aggon)ら,1979)、チオリダジン、チオチキセン、フルフェナジン、 パーフェナジンおよびモリンドン(シミズ(Shimizu),1991;およ びクーパー(Cooper),1991);(e)酸化防止剤、たとえばトコフ ェロール、アスコルビン酸(セバロス(Ceballos)ら,1990)また はデフェロキサミン(ハリウェル(Halliwell),1991,p.59 3)、酸化剤によるストレスはアルツハイマー病の細胞病理の一部であると考え られるので;(f)アセチルコリンエステラーゼ阻害物質、たとえばフィゾスチ グミン(所望によりレシチンと共に)(タルおよびアルトマン・フルド(Tha l,Altman Fuld),1983;バルタスおよびディーン(Bart us,Dea n),1988;ベッカーおよびジャコビニ(Becker,Giacobin i),1988;ベラー(Beller)ら,1988;スターン(Stern )ら,1988;タル(Thal)ら,1989)、ヘプチルフィゾスチグミン (ブルファニ(Brufani)ら,1987;ムースおよびハーシェンソン( Moos,Hershenson),1989)、テトラヒドロアミノアクリジ ン(タクリン)(サマーズ(Summers)ら,1986;バルタスおよびデ ィーン(Bartus,Dean),1988;メスラムおよびゴイラ(Mes ulam,Geula),1990,p.235)およびそのヒドロキシ誘導体 、(+/-)−9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン−1−オー ル(シュツケ(Shutske)ら,1988;デイビース(Davies), 1991,p.S−25)、メトリフォネート(ベッカーおよびジャコビニ(B ecker,Giacobini),1988)、マレイン酸ベルナクリン(ク ーパー(Cooper),1991;カトラー(Cutler)ら,1992) 、ガランタミン(ニバリン(Nivalin))(フェリス(Ferris), 1990;スウィーニー(Sweeney)ら,1990)、フッ化スルホニル 、たとえばフッ化メタンスルホニル(ムースおよびハーシェンソン(Moos, Hershenson),1989)およびフッ化フェニルメチルスルホニル( フェリス(Ferris),1990;ポペおよびパディラ(Pope,Pad illa),1990)、フペルジンAおよびB(タン(Tang)ら,198 9;フェリス(Ferris),1990)、エドロホニウム(フラッド(Fl ood)ら,1988)ならびにミオチンおよびその誘導体(ムースおよびハー シェンソン(Moos,Hershenson),1989);(g)カルシウ ムチャンネルアンタゴニスト薬、たとえばディルチアゼム、ベラパミル、ニフェ ジピン、ニカルジピン、イスラジピン、アムロジピンおよびフェロジピン;(h )生物原アミンおよびそれに関連する薬剤(ムースおよびハーシェンソン(Mo os,Hershenson),1989)、たとえばコニジン、ノルアドレナ リン作用性α2−受容体アゴニスト(フェリス(Ferris),1990;ク ーパー(Cooper),1991)グアンファシン、アドレナリン作用性アゴ ニスト(クーパー(Cooper),1991)、アラプロクレート、ジメルジ ンおよびシ タロプラム;(i)抗狂暴薬、たとえばプロプラノロール、カルバマゼピンおよ びフルオキセチン(クーパー(Cooper),1991);(j)抗不安薬、 たとえばベンゾジアゼピン系薬物(クーパー(Cooper),1991);( k)アンギオテンシン変換酵素阻害物質、たとえばカプトプリル(カポテン(C apoten )、またはヒドロクロロチアジドと併用して、カポジド(Capo zide) )(オンデッチ(Ondetti),1988;フェリス(Ferr is),1990;クーパー(Cooper),1991;ホワイトハウス(W hitehouse),1991);(1)アセチルコリンの合成、貯蔵または 放出を高めうる薬剤(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hershen son),1989)、たとえホスファチジルコリン、4−アミノピリジン(セ リンおよびラークソ(Sellin,Laakso),1987;フェリス(F erris),1990;ハーベイおよびロワン(Harvey,Rowan) ,1990,p.228;ウルトマン(Wurtman)ら,1990,p.1 22)、ビフェメラン、3,4−ジアミノピリジン(バルタスおよびディーン( Bartus,Dean),1988)、コリン(サマーズ(Summers) ら,1986;ハーベイおよびロワン(Harvey,Rowan),1990 ,p.229−232;シタラム(Sitaram)ら,1978a;シタラム (Sitaram)ら,1978b)、ベサミコール(ムースおよびハーシェン ソン(Moos,Hershenson),1989)、セコベリン、ビフェメ ラン、テトラフェニル尿素(ムースおよびハーシェンソン(Moos,Hers henson),1989)およびニコチンアミド(ムースおよびハーシェンソ ン(Moos,Hershenson),1989);(m)シナプス後受容体 アゴニスト、たとえばアレコリン(シタラム(Sitaram)ら,1978b ;タリオット(Tariot)ら,1988)、オキソトレモリン(チョー(C ho)ら,1964;バラチ(Baratti)ら,1984;フラッド(Fl ood)ら,1988;フェリス(Ferris),1990)、ベタネコル( チャンーパレイ(Chan−Palay),1990,p.255;フェリス( Ferris),1990)、ニペコチン酸エチル(ムースおよびハーシェンソ ン(Moos,Hershenson),1989)、およびレバセカルニン( ボナビタ(Bo navita),1986;テンペスタ(Tempesta)ら,1987;パ ルネチ(Parnetti)ら,1992);(n)N−メチル−D−アスパル テートグルタメート受容体アンタゴニスト、たとえばミラセミド(フェリス(F erris),1990;ディスケン(Dysken)ら,1992);(o) ガングリオシドGM1、神経増殖因子の放出を増強しうる因子として(フェリス (Ferris),1990);(p)混合ウシ脳ガングリオシド(クロナシア ル(Cronassial))、神経軸索の発芽(sprouting)を誘導 するための組成物として(ブラッドレイ(Bradley),1990);(q )特異的モノアミンオキシダーゼ−A阻害物質、たとえばモクロベミド(ラルセ ン(Larsen)ら,1984;ウィーゼル(Wiesel)ら,1985; バッカード(Buckard)ら,1989;アナンドおよびウエスネス(An and,Wesnes),1990,p.261−268;チャン−パレイ(C han−Palay),1992):(r)モノアミンオキシダーゼB阻害物質 、たとえばセレギリン(クーパー(Cooper),1991);(s)チアミ ン(クーパー(Cooper),1991)およびその誘導体、スルブチアミン (ミシュー(Michew)ら,1985);(t)D−サイクロセリン(フラ ンシス(Francis)ら,1991);(u)アンファシン(フェリス(F erris),1990);(v)リノピルジン;(w)非ステロイド系抗炎症 薬、たとえば慢性間接リウマチの治療用として認められているもの、およびデフ ェロキサミン(マックギーアおよびロジャース(McGeer,Rogers) ,1992);ならびに(x)セロトニン様作用性(serotoneregi c)受容体アンタゴニスト、たとえばケタンセリン(ケタン(Ketan))お よびミアンセリン(ミアン(Mian))(ノルマイルおよびアルトマン(No rmile,Altman),1988)。 いくつかの発行された刊行物には、L−デプレニル(セレギリン)が、老化プ ロセスを遅延させることによって、一部、有効に作用することが報告されている (Sanchez-Ramos,1991,pg.400)。モノアミンオキシダーゼB(MAO−B)活性 は、脳のいくつかの領域において、老化とともに増大し、H22を発生し、これ が、ひいては、神経細胞毒性のヒドロキシル遊離基(HO・)を発生し、続い て、脂質過酸化を生ずると考えられる。したがって、MAO−B阻害剤、例えば 、L−デプレニルの使用は、抗老化臨床効果を有する(Youdim,1990)。犬の老化 性痴呆症(canine age-related dementia)の治療のための臨床薬としてのL−デ プレニルの使用は、この発明に含まれる従来技術薬剤の潜在的な獣医学用途の一 例である(Milgram,1992)。 他に承認されている実験的な抗老化剤としては、(a)血管拡張薬および他の ヌートロピック直接脳代謝増強剤(nootropic direct brain metabolic enhancer drug)、例えば、β−カルボリン類(Moos and Hershenson,1989)、セベルゾー ル(Clincke and coworkers,1988;Moos and Hershenson,1989;Crook,1990)、 ラゾバザム(Hock and McGaugh,1985;Moos and Hershenson,1989)、エキシホ ン(Moos and Hershenson,1989)、イデベノン(Moos and Hershenson,1989)、ペ ンチキシフイリン(Moos and Hershenson,1989)、ロリプラム(Moos and Hershen son,1989)、ビンポセチン(Moos and Hershenson,1989)、チトコリン(Moos and Hershenson,1989)、ブロムビンカミン(Moos and Hershenson,1989)、シクル アンデラーテ(Ananth and coworkers,1985;Moos and Hershenson,1989)、エ ルゴロイドメシラート類、例えば、ヒデルギン(Moos and Hershenson,1989)、 イソクスプレン(Moos and Hershenson,1989)、ナフロニル(Moos and Hershenso n,1989)、ニスエルゴリン(Moos and Hershenson,1989)、パパベリン(Moos and Hershenson,1989)、サルコチジル(Moos and Hershenson,1989)、ビンブルニ ン(Moos and Hershenson,1989)、ビンカミン(Moos and Hershenson,1989)、ビ ンデバルノール(Moos and Hershenson,1989)、ニモジピン(Moos and Hershenso n,1989)、ナロキソン(Jensen and coworkers,1980;Rush,1986)、ピルアセタ ム(Moos and Hershenson,1989)、プラミルアセタム(Moos and Hershenson,198 9)、アニルアセタム(Cumin and coworkers,1982;Moos and Hershenson,1989) 、オキシルアセタム(Franklin and coworkers,1986;Spignoli and Pepeu,198 7;Crook,1990)、ロルジルアセタム(Moos and Hershenson,1989)、テニルセタ ム(Pepeu and Spignori,1989;Saletu and coworkers,1989)、フルナリジン、 ホスファチジルセリン(Delwaide and coworkers,1986;Zanotti and coworkers ,1986;Amaducci and coworkers,1987;Crook and Larrabee,1991)、デュプ ル アセタム(Ferris,1990;Pepeu and Spignoli,1990;Cooper,1991;Whitehous e,1991)、プロペントロフィリン(Hindmarch and Subhan,1985)、エビルアチド 、ピログルタミン酸およびエチルアセタム;(b)アセチルコリンエステラーゼ 阻害剤、例えば、ミオチンおよびその誘導体(Moos and Hershenson,1989)、フ ィゾスチグミン(Davis and coworkers,1987;Bartus and Dean,1988;Beller and coworkers,1988;Stern and coworkers,1988)、ヘプチルフィゾスチグミ ン(Brufani and coworkers,1978;Moos and Hershenson,1989)、タクリン(Bar tus and Dean,1988;Moos and Hershenson,1989)およびそのヒドロキシ誘導体 、(+/−)−9−アミノ−1,2,3,4−テトラ−ヒドロアクリジン−1− オール(Shutske and coworkers,1988)、スルホニルフルオライド類、例えば、 メタンスルホニルフルオライド(Moos and Hershenson,1989;Pope and Padilla ,1990)、フペルジンA(Moos and Hershenson,1989)、フペルジンB(Tang and c oworkers,1989)、エドロホニウム(Flood and coworkers,1988)、ガランタミン (ニバリン)(Sweeney and coworkers,1990)、メトリフォネート(Moos and Her shenson,1989)およびベルナクリン(Cutler and coworkers,1992);(c)コリ ン作動性のムスカリン様作動薬、例えば、アレコリン(Sitaram and coworkers,1 978b;Tariot and coworkers,1988)、オキソトレモリン(Cho and coworkers,19 64;Baratti and coworkers,1984;Flood and coworkers,1988)、ベタンコー ル(Moos and Hershenson,1989)、エチルニペコテート(Moos and Hershenson,19 89)およびレバセカルニン(Bonavita,1986;Tempesta and coworkers,1987;Mo os and Hershenson,1989;Maccari and coworkers,1990;Parnetti and cowor kers,1992);(d)生物発生アミン類(biogenic amines)およびその関連助剤 、例えば、クロニジン(Moos and Hershenson,1989)、アラプロクレート(Moos a nd Hershenson,1989;Ferris,1990)、グアンファシン(Moos and Hershenson, 1989;Crook,1990,pg.213)、フィキペキシド(Moos and Hershenson,1989) 、チメルジン(Moos and Hershenson,1989)およびシタロプラム(Moos and Hersh enson,1989);(e)アンファシン(Ferris,1990);(f)アセチルコリン合成 、貯蔵または放出モジュレータ、例えば、コリン(Sitaram and coworkers,1978 a; Sitram and coworkers;1978b;Franklin and coworkers,1986)、ホスファ チ ジルコリン(Crook,1990,pg.212)、4−アミノピリジン(Sellin and Laakso, 1987;Wurtman and coworkers,1990)、3,4−ジアミノピリジン(Bartus andD ean,1988;Harvey and Rowan,1990,pdg.229-232)、ベスアミコール(Moosand Hershenson,1989)、テトラフェニルウレア(Moos and Hershenson,1989)、セ コベリン(Moos and Hershenson,1989)、ビフェメラン(Moos and Hershenson,1 989)およびニコチンアミド(Moos and Hershenson,1989);(g)N−メチル− D−アスパルテートグルタメート受容体アンタゴニスト(receptor antagonists) (Clinschmidt and coworkers,1982;Crook,1990pg.214;Ferris,1990)、例 えば、ミルアセミド(Moos and Hershenson,1989)、ジアゾチルピン(Moos and H ershenson,1989)およびメマンチン(Moos and Hershenson,1989);(h)ガン グリオシドGM1(Moos and Hershenson,1989);(i)アンギオテンシン転化酵 素阻害剤、例えば、カプトプリル(Ondetti,1988;Moos and Hershenson,1989 ;Crook,1990;Ferris,1990)およびキナプリル(Moos and Hershenson,1989) ;(j)プロスタグランデインB1オリゴマー類(PGBx,Franson and cowork ers,1990)および他の抗酸化剤(Ceballos and coworkers,1990);(k)遊離基 脱除アセチルホモシステインチオラクトン(シチオラーゼ)(Totaro and cowor kers,1985);(1)スルブチアミン、チアミンの誘導体(Micheau and coworke rs,1985);および、(m)セロトニン性(serotoneregic)受容体アンタゴニス ト、例えば、ケタンセリン(ケタン)およびミアンセリン(ミアン)(Normile a nd Altman,1988)が挙げられる。 耳鳴(神経性難聴)の治療のための実験的な対症剤として承認または提案され ている薬剤としては、(a)抗うつ薬または抗不安薬、例えば、アミトリプチリ ンHCl(エラビル)、パーフェナジン/アミトリプチリンの組み合わせ(例え ば、トリアビル)、アルプラゾーラム(キサナックス)およびトリプトレン;( b)抗痙攣薬、例えば、プリミドン(ミソリン)、フェニトイン(デイランチン およびカルバムアゼピン(テグレトール);(c)静脈内リドケイン(Schleun ing,1991);(d)トケイナイドおよびフレシナイド、経口投与することので きるリドケインの誘導体;(e)フルナリジン;(f)ニコチンアミド;(g) アミノ−オキシ酢酸;(h)ナフロニル;(i)アニルアセタム;および、(j ) ピルアセタム(Brummett,1989)が挙げられる。さらに、レチン酸が蝸牛殻の毛様 細胞の識別に剌激作用を有することを示すインビトロでの証拠が提出されている (Sporn and coworkers,1977;Otti and Lachance,1979;Travis,1992)。 糖尿病の治療または糖尿病の実験的な治療のために、現在、承認されている臨 床的な治療技術としては、(a)種々のインシュリン誘導体、および、組成物、 例えば、ヒュムリン70/30ミクスタード70/30またはノボリン70/30;(b)種 々の経ロスルファニルアミド誘導低血糖剤、例えば、トルブトアミド(オリナー )、アセトヘキサアミド、トーラッツアミド(トリナーゼ)、クロルプロパア ミド(ジアベネーゼ)、グリピジド(グルコトロール)およびグリブリド(ジア ベータミクロナーゼ)(Reed and Mooradian,1991);(c)ビタミン補給剤、 例えば、ビタミンC、ビタミンB1およびビタミンB6;(d)アンギオテンシン 転化酵素阻害剤、例えば、カプトプリル、エピ−カプトプリルおよびゾフェノプ リル(Westlin and Mullane,1988)(これらは、遊離基脱除性をも有する);( e)抗高脂血剤、例えば、ゲミフィブロジル(ロピッド)(Garg and Grundy,19 90)、ベツアフィブレート(Olson and Lang,1978a;Olson and Lang,1978b;Zi mmermann and coworkers,1978;Monk and Todd,1978)およびフェノフィブレー ト(Elsom and coworkers,1976;Wulfert and coworkers,1990)を含むフィブリ ン酸誘導体;メトフォルミン(Hermann,1978);グアーガム(Lalor and coworker s,1990);3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−CoAリダクターゼ阻害剤 、例えば、ロバスタチン(Mevacor)(Garg and Grundy,1990)、プラバスタチンお よびシムバスタチン;アシピモックス、ニコチン酸の類縁体(Fuccella and cowo rkers,1980;Lovisolo and coworkers,1981);ニコチン酸(Fuccella and cowo rkers,1980);または、胆汁酸金属イオン封鎖剤、例えば、コレスチルアミン( Garg and Grundy,1990)およびコレスチポール(Durrington,1991;Stern and H affner,1991);(f)抗酸化剤、例えば、プロブコール(Halliwell,1991,pg .583;Stern and Haffner,1991)またはPGBx、プロスタグランデインB1の 重合誘導体(Moss and coworkers,1978;Polis and Polis,1979;Poris and Co pe,1980;Franson and coworkers,1991)、および、推測によるが、2−アミノ メチル−4−t−ブチル−6−ヨードフェノール、2−アミノメチル−4−t− ブチ ル−6−プロピオニルフェノールおよび2,6−ジ−t−ブチル−4−[2’− テノイル]フェノール(Swingle and coworkers,1985;Halliwell,1991,pg.5 96);(g)免疫抑制薬、例えば、シクロスポリン(サンドイムネ)またはアザ チオプリン/グルココルチコイド(Marks and Skyler,1991;Skyler,1991);( h)血液血小板凝集を低下させる薬剤、例えば、サリシトレート類およびジピリ ダモール(ペルサンチン)(Skyer,1991);(i)血液粘度を低下させる薬剤、 例えば、ペンチキシフィリン(トレンタール)(Skyler,1991);(j)精製した 牛の脳混合ガングリオシド(クロナシアル)(Bradley,1990);(k)糖尿病関 連ネフローゼ症候群の治療のための種々の薬剤、例えば、フロセミド、メトラゾ ン、ロバスタチン、ヘパリン、ウオーファリン、および、アミノグアニジン(Bro wnlee and coworkers,1986);(1)アルドースリダクターゼ阻害剤(Skyler,1 991)、例えば、ソルビニル(Sima and coworkers,1988);アルレスタチン(Kikka wa and coworkers,1983);(E)−3−カルボキシメチル−5−[(2E)− メチル−3−フェニル−プロペニリデン]ローダニン(Kikkawa and coworkers, 1983);スタチル(Daniels and Hostetter,1989)およびトルレスタット(Dyck,1 989);および、(m)鎮痛剤、例えば、慢性痛の治療のためのアセトアミノフェ ノン(Weglicki and coworkers,1990;Cooper,1991;Guthrie,1991;Skyler, 1991;Woodley and Whelan,1992,pg.224)の使用が挙げられる。 多発性硬化症の治療に対しては、種々の免疫抑制剤が提案されている。これら としては、(a)アザチオプリン(Ellison and coworkers,1988);(b)コポ リマー1(Bornstein and coworkers,1988);(c)シクロスポリン(Dommasch,1 988);(d)インターフェロン類(Knobler,1988);(e)コルチコステロイド (Carter and coworkers,1988);および、(f)シクロホスファミド(Carter an d coworkers,1988)が挙げられる。多発性硬化症の治療のための他の実験的な治 療剤としては、4−アミノピリジン(Sellin and Laakso,1987)、3,4−ジア ミノピリジン(Bever and coworkers,1990)の使用が挙げられ、これらは、アセ チルコリン合成、貯蔵または放出に影響を及ぼす薬剤、および、バクロフェン、 骨格筋肉弛緩剤として分類することができる。インターフェロン類は、それらの 種々の物理化学的活性を考慮して、免疫活性調節剤の一例と見なすことができる 。 本発明のコンテキスト中で、コポリマー1は、また、免疫活性調節剤と見なすこ とができ、シクロホスファミドは、非ステロイド系抗炎症剤の一例と見なすこと ができる。 筋萎縮性側索硬化症についての最近の研究は、精製した子牛の脳混合ガングリ オシドの実験的な使用を含み、この薬剤は、また、アルコール性の多発性神経障 害ならびに遺伝性運動および感覚神経障害(HMSN)についての実験的な臨床 試験に使用されている(Bradley,1990)。チロトロピン放出ファクタ(Brad1ey,1 990)、セリン、グリシンおよびL−スレオニン(Roufs,1991)も、また、筋萎縮 性側索硬化症の治療のための可能な治療剤として提案されている。アルコール中 毒症の治療のための治療剤として提案されている他の薬剤としては、(a)チア プリド、置換ベンズアミド(Shaw and coworkers,1987);(b)4−アミノピリ ジン(Sellin and Laakso,1987);(c)フィゾスチグミン(Stojek and coworke rs,1986);(d)ピルアセタム(Moos and coworkers,1988,pg.361);およ び、(e)シクルアンデラーテ(Ananth and coworkers,1985)が挙げられる。3 ,4−ジアミノピリジンは、遺伝性運動および感覚神経障害の治療のために提案 されているもう1つの薬剤である。 多くの従来技術刊行物においては、ビタミンE(α−トコフェロール)が脂質 可溶性抗酸化剤遊離基捕捉剤として生理学的に機能することが開示されている。 従来技術刊行物には、また、水溶性薬剤、必須アミノ酸、抗酸化剤および遊離基 捕捉剤として、メチオニンが記載されている。抗酸化剤を用いて神経筋障害を臨 床的に治療する試みが多くなされているが、概して、ほとんど成功を納めていな い。例えば、Williamsおよび共同研究者(1990)は、ビタミンEを補給した治療食 がHMSN患者の臨床的な状態に有意な効果を及ぼさないことを報告しており、 Gerster(1991)は、ビタミンC、ビタミンE、β−カロチンおよびセレンの組み 合わせを補給した治療食が、老化性黄斑変性または糖尿病性網膜障害を有する患 者によっては、退化性網膜変化を停止または改善する効果を有することを報告し ている。かかる概念性についての追加の研究としては、Mullerの研究1990)が挙 げられ、彼は、α−トコフェロールが晩期のジスキネジーに苦しむ患者の臨床状 態にポジテイブな効果を有することを報告している。しかし、これら研究のいず れにおいても、継続中の米国特許出願08/026,617に含まれる発明、すなわち、ア ルデヒドの介在した蛋白質および脂質の架橋を阻害するための第1級アミンおよ びアミン関連物質であり、助剤としての公知の抗酸化剤および関連物質と組み合 わせて使用することのできる主剤の使用による神経退化性疾患の治療は、開示さ れていない。 ビタミンC(アスコルビン酸)は、水溶性の抗酸化剤ビタミンとして、広く承 認されている。しかし、1980年以降に現われた数多くの刊行物においては、ビタ ミンCは、プロオキシダント(pro-oxidant)(Gutteridge and Wilkins,1982)、 脂質過酸化を刺激する薬剤(Chojkier and coworkers,1989,pgs.16957 and 16 961)として生理学的に作用することができることも立証され、それが強力な蛋白 質グリコシル化剤である(Ortwerth and Olesen,1988,pgs.12,14,16,18 an d 20)ことが立証されている。かくして、例えば、インビトロの研究において、 ビタミンCが白内障形成のプロセスを促進することが立証されている(Slight an d coworkers,1990,pgs.369-373)。また、アスコルビン酸が炎症性疾患に特有 のある種の反応を剌激するファクタとして作用することを示唆するいくつかの証 拠が存在する。例えば、関節炎関節の滑液中におけるアスコルビン酸の存在は、 ヒアルロン酸の分解に寄与することができる(Wong and coworkers,1981;Higso n and coworkers,1988)。このような情報に照らして、アスコルビン酸の使用は 、米国特許出願07/660,561に元々開示された発明より取り下げるものである。 米国特許出願08/026,617で考察したように、かなりの数の従来技術刊行物にお いて、ある種の神経退化性疾患の病因として、神経フィラメント(neuro-filamen ts)の化学的架橋の証拠が挙げられることを示唆する証拠が提供されている。こ のような研究としては、遺伝性運動および感覚神経障害(Hughes and Brownell, 1972;Brimijoin and coworkers,1973;van Weerden and coworkers,1982;an d Goebel and coworkers,1986)、軸索神経障害(Prineas and coworkers,1976) 、糖尿病性多発神経障害(Yamamura and coworkers,1982;Sidenius and Jakobs en,1982;and Tomlinson and Mayer,1984)、アルツハイマー病(Wisniewski and coworkers,1970;Iqbal and coworkers,1978,and Wisniewski and coworker s,1982,pp.110-112)、ダウン症候群(Goodison and coworkers,1989)、ピッ ク 病(Yoshimura,1989)、パーキンソン病(Oppenheimer,1976,pp.612-614;andC ohan,1989,pg.167)、筋萎縮性側索硬化症(Carpenter,1968)、小児脊髄性筋 萎縮症(Lee and coworkers,1989)、フリードライヒ運動失調症(Lamarche and c oworkers,1982)、および、アルコール性多発神経障害(Appezeller and Richard son,1966)についての研究が挙げられる。 同様に、種々の神経退化性疾患におけるリポフスチンの沈着が増大する証拠が 提示されている。こうした観測は、筋萎縮性側索硬化症(Carpenter,1968)、ガ ムパーキンソン症候群痴呆症(Tan and coworkers,1981)、アルツハイマー病(Ts uchida and coworkers,1987;Moran and Gomez-Ramos,1989)、ハンチントン病 (Tellez-Nagel and coworkers,1974)、メニエル氏病(Ylikoski and coworkers ,1980)、および、ジュビネルセロイドリポフチン沈着症(Schwendemann,1982) についての研究において立証されている。心臓リポフスチンは、以下の一般組成 :脂質20〜50%;蛋白質30〜60%:および、強く着色された樹脂様加水 分解抵抗性物質9〜20%を有することが示されている。加水分解抵抗性化学結 合の正確な性質は、明確に定義されているものの、リポフスチン蛍光およびマロ ンアルデヒドと第1級アミンとの間に形成されるシッフ塩基の蛍光間の類似点は 、類似の化学的架橋がリポフスチン構造の一部であることを示唆する(Tsuchida and coworkers,1987)。 幾つかの公表されたリサーチ研究の結果、機能不全脂質過酸化が、パーキンソ ン病、(Fahn,1989)、多発性硬化症(Hunter and coworkers,1985)およびデュシ ェヌ筋ジストロフィー(Kar and Pearson,1979;Jackson and coworkers,1984 ;Hunter and Mohamed,1986)の病因における貢献ファクタであることが示唆さ れている。 老化に関連する変化は、本発明で考察する他の病態と非常に共通する。生化学 レベルでは、老化哺乳類細胞内の2つの最も明瞭に定義された病理学的事象は、 (1)リポフスチンの進行性蓄積および(2)高分子量蛋白質凝集物および/ま たは高分子リポ蛋白質複合体の付随的な発現であると思われる(Shimasaki and c oworkers,1984)。老化の始まりにおいて、末梢神経の損傷が、ヒトにおいても 実験動物においても認められている。このような多発性神経障害は、初老におい て、極めて一般的である(Cohan,1989)。ヒトふくらはぎ神経バイオプシー試験 により、ミエリン変性繊維および非ミエリン変性繊維両者の老化関連性退化が明 らかとなっている。このプロセスは、正常な神経フィラメントのフィラメント束 よりもより緻密と考えられるフィラメント束からなる軸索内への異常な封入の発 生を含む(Ochoa and Mair,1969)。末梢、自律および中枢神経系ニューロンが老 化プロセスの一部として機能能力を喪失すると、それらの制御下での多様な身体 機能が悪影響を受ける。 自律神経系の機能としては、尿自制、消化管のぜん動運動、性的応答および呼 吸が挙げられる。尿失禁の原因となる、本発明の範囲内に入る、神経学的な機能 不全の形態としては、アルツハイマー老人性痴呆症、脱髄症、例えば、多発性硬 化症、末梢神経の損傷、糖尿病メリタス(diabetes mellitus)およびアルコール 中毒性多発神経障害が挙げられる(Palmer,1985,pg.27)。泌尿器科/婦人科、 心理学科または環境科として分類することのできる尿失禁の原因(Palmer,1985, pg.22)は、本発明の範囲内には入らない。治療に使用するのに、現在、承認さ れている薬剤としては、コリン作動薬、例えば、ベタネコール、抗コリン作動薬 、例えば、ベラドンナ、および、α−アドレナリン作動薬、例えば、エフェドリ ンが挙げられる(Palmer,1985,pg.58)。本発明者は、第2級アミン基を含有す るα−アドレナリン作動薬エフェドリンおよび第1級アミン基を含有するフェニ ルプロパノールアミンを潜在的なカルボニル捕捉剤と見なすが、これら治療剤は 、いずれも、これまで、米国特許出願08/026,617の薬理学的範囲内に入る薬剤と して承認されていない。 消化管のぜん動運動は、自律神経系によって制御されるが、老化、糖尿病(Ber gmann and coworkers,1992)または他の臨床的な疾患により悪影響を受ける。胃 と食道との逆流病(gastroesophageal reflux disease)、ぜん動低下および/ま たは遅延性空胃(delayed gastric emptying)の治療のために現在承認されている 薬剤としては、(a)メトクロプルアミド(レグラン);(b)シサプリド( レパルシド )(Bergmann and coworkers,1992);(c)ファモチジン(ヘプルシ );(d)キメチジン(タガメット);(e)ラニチジン(ザンタック);( f)オメプラゾール(プリロセック);および、ガランタミンが挙げられる(S weeney and coworkers,1990)。 Rao and Cotlier(1986)は、ヒト老人性白内障および糖尿病性白内障について の彼らの研究において、非酵素的グリコシル化を介してのレンズ蛋白質の架橋が 両タイプの白内障の原因となる病理学的機構であると考えられる証拠を示してい る。老人性白内障についての彼らの分析において、これら研究者は、可溶性蛋白 質含量の統計学的に有意な減少、不溶性蛋白質の増大、不溶性蛋白質の遊離ε− アミノ基の減少および不溶性蛋白質中の観測される5−ヒドロキシメチルフルフ ラール(すなわち、還元可能なメイラルド生成物)レベルの増大を観測した。同 様のデータは、糖尿病性白内障からも得られた。早期の研究においては、老人性 白内障形成中に共有結合で架橋された蛋白質ポリマー類が発現することが示され た(Selkoe and coworkers,1982)。老化したヒトレンズにおいて脂質過酸化が増 大する証拠も、また、提示された。 さらに、数冊の刊行物記載の研究は、アテローム性動脈硬化症の病因に脂質過 酸化生成物を関係づける証拠を提示している(Halliwell)。4−ヒドロキシ−2 ,3−trans−ノネナールは、マロンジアルデヒドよりもはるかに容易に、リシ ンおよび低密度リポ蛋白質の他のペプチド残基に共有結合する。したがって、そ れは、他のアルデヒド類と同様に、アテローム動脈硬化性損傷の病因において役 割を演じる(Jurgens and coworkers,1986;and Esterbauer and coworkers,19 87)。Steinbrecher(1987)によって要約されているように、反応性脂質過酸化剤 が低密度リポ蛋白質(LDL)のリシンε−アミノ基とシッフ塩基付加体を形成 すると考える理由が存在する。このような修飾されたLDLは、マクロファージ 上に位置する高親和性アセチル−LDLレセプターによって認識され、これが脂 質の集積を生ずる。脂質負荷マクロファージは、早期アテローム動脈硬化性病巣 を稠密する泡沫細胞の前駆体であるようである(Steinbrecher,1987)。米国特許 出願08/026,617の発明を、本明細書で定義されるように、アテローム性動脈硬化 症、高血圧症および虚血性心臓病の治療のために先に承認されている薬剤と組み 合わせて使用すると、これら慢性の老人性疾患に苦しむ患者に追加の臨床的効果 を生ずることができる。アテローム性動脈硬化症の治療のために先に承認されて いる薬剤としては、低脂血剤(hypolipidemic agent)、例えば、フェノフィブレ ート (Elsom and coworkers,1976;Wulfert and coworkers,1976)、ベツアフィブレ ート(Olsson and Lang,1978;Olsson and Lang,1978b;Zimmermann and cowor kers,1978;Monk and Todd,1987)、メトフォルミン(Hermann,1979)、ニコチ ン酸(Fuccella and coworkers,1980)、アシピモックス(Fuccella and coworker s,1980;Lovisolo and coworkers,1981)およびグアガム(Lalor and coworkers ,1990)、および、抗酸化剤、例えば、プロブコール(Halliwell,1991,pg.583 ;Stern and Haffner,1991)およびプロスタグランジンB1オリゴマー類(PG Bx)(Moss and coworkers,1978;Polis and Cope,1980)が挙げられる。高血 圧症の治療のための先に公知の薬剤(Woody and Whelan,1992,pp.64-75)とし ては、利尿剤、β−アドレナリン作動性アンタゴニスト、カルシウムアンタゴニ スト、アンギオテンシン転化酵素阻害剤、中枢作動性α−アドレナリン作動薬、 直接作動性血管拡張薬、α−アドレナリンアンタゴニストおよび末梢作動性抗ア ドレナリン作動剤が挙げられる。少なくとも1つのペプチド基体レニン阻害剤(A -725517,Abbott Laboratories)も、また、将来性のある抗高血圧剤として挙げ られる(Kleinert and coworkers,1992)。虚血性心臓病の治療のための先に公知 の薬剤としては、ニトログリセリン、β−アドレナリンアンタゴニスト、カルシ ウムチャネルアンタゴニストおよびアスピリンが挙げられる(Woodley and Whela n,1992,pp.81-84)。承認されている心室抗不整脈剤としては、ソタロール、 メキシリテン、プロパフェノン、キニジングルコネート、プロケインアミドおよ びピルメノールが挙げられる(Toivonen and coworkers,1986)。いくつかの刊行 物に記載された情報によれば、いくつかの心臓保護薬剤の生理学的活性の少なく とも一部は、それらがある種の遊離基脱除性および/または抗酸化性を有するこ とによることが示唆される。これは、(a)β−遮断薬、例えば、プロプラノロ ール、ピンドロール、メトプロロール、アテノロールおよびソタロール;(b) カルシウムチャネル遮断薬、例えば、ニフェジピン、ベラパミルおよびジルチア ゼム; c)プロブコール;および、(d)アンギオテンシン転化酵素阻害剤、 例えば、カプトプリル、エピ−カプトプリルおよびゾ−フェノプリルに対する場 合のようである(van Gilst and coworkers,1986;Ondetti,1988;Weglicki an d coworkers,1990)。 本発明者は、遺伝性運動および感覚神経障害の1つの生理学的基礎の一部を説 明する研究上の発見を公表した(Shapiro and coworkers,1986;Shapiro and Ka hn,1990)。この研究において、同一系統の5人の常染色体支配染色体17HM SN患者からの尿試料と年齢および性の一致した正常な対照被験者からの5本の 尿試料とを調べた。ガスクロマトグラフィー/質量分析を使用することによって 、各試料において、ほぼ150個の有機酸の尿濃度を評価することができた。平 均HMSN有機酸値は、一連の3つの生理学的に関連した代謝物、5−ヒドロキ シメチル−2−フロン酸、2,5−フランジカルボン酸および5−カルボキシ− 2−フロイルグリシンで、正常な値から極めて有意に差があった。これら3つの 有機酸の平均患者尿濃度は、それぞれ、対照の29%、50%および37%であ った。 5−カルボキシ−2−フロイルグリシンは、2,5−フランジカルボン酸のモ ノ−グリシン共役体である。したがって、2,5−フランジカルボン酸は、直接 ジカルボン酸として、および、間接そのモノ−グリシン共役体として測定された 。グリシン共役は、十分に認識されている肝臓の解毒/排泄反応であり、多くの 内因性代謝物(endogenous metablites)、治療食成分および薬剤のカルボン酸生 成物に広く適用されている(Williams,1959,pp.349-353)。 先のリサーチ研究によれば、5−ヒドロキシメチル−2−フロン酸および2, 5−フランジカルボン酸は、アルデヒド前駆体5−ヒドロキシメチル−2−フル フラールの酸化生成物であると決定されていた(Jellum and coworkers,1973)。 フランカルボン酸排泄レベルが減少することは、この代謝物、および、恐らくは 、 他のアルデヒド前駆体、例えば、2,5−フランジアルデヒドが、正常に解毒ま たは浄化されていないことを示唆する。フランアルデヒド類の正常な解毒には、 数種の酵素が関与する。フランアルデヒド類のカルボン酸生成物への酸化は、哺 乳類組織で生ずることが公知であるが(Williams,1959,pp.550-551)、特異な アルデヒドデヒドロゲナーゼは、特性決定されていない。 従来技術の研究においては、広範な基質特異性を有する数種の哺乳類アルデヒ ドデヒドロゲナーゼの存在が提示されている(Hjelle and Petersen,1983;Lind ahl and Evces,1984)。これらは、NAD(P)−依存性酵素である。フランア ルデヒド類の正常な解毒には、1種以上のこれら酵素またはそれらのフラビン依 存性カウンターパート(counterpart)に対する役割が含まれ、本発明者および共 同発明者によって研究されたHMSN患者は、このプロセスに遺伝的な欠陥を有 している。 5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールは、潜在的な蛋白質架橋剤と見なす べきである(Jellum and coworkers,1973,pg.200)。2,5−フランジアルデ ヒドは、それが2個の高度に反応性のアルデヒド基を有するので、潜在的な架橋 剤としてさらに疑わしい。それは、2,5−ヘキサンジオンに近い構造類縁体で あり、神経フィラメントの共有結合架橋に関係する有力な化学的末梢神経毒であ る。 したがって、2,5−フランジアルデヒドは、特に重要な代謝物であると考え られる。それは、困難なことにも、遺伝的に末梢神経障害を有する患者の身体か ら明らかとなり、その寸法、三次元形状および類似のビカルボニル構造は、比較 的痕跡レベルの暴露後、哺乳類の末梢神経障害を誘発することが知られている化 学物質にそれを構造的に関係づけるものである(Krasavage and coworkers,1980 )。神経フィラメントの共有結合的な化学的架橋は、2,5−ヘキサンジオン神 経毒の基礎であることが示されている(Carden and coworkers,1986)。 5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールおよび2,5−フランジアルデヒド が2つの一般的な代謝領域、糖および脂質の代謝領域のいずれかで副生物として 発生しうると考えられる理由が存在する。脂質過酸化の2次生成物が、代謝物、 例えば、5−ヒドロキシメチル−フランアルデヒドおよび2,5−フランジアル デヒドを含むかも知れないという考えは、米国特許出願07/660,561が出願される 以前には、生物医学研究学会内において、たとえあったとしても、ほとんど注目 されなかった。その開示に記載されているように、2,5−ジメチルフランは、 これらアルデヒド類の発現を生ずるプロセスの手掛かりとなる中間体であると考 えられる。 5−ヒドロキシメチル−2−フルフラールおよび2,5−フランジアルデヒド は、また、温和な酸性水溶液下、グルコースまたはフラクトースから自然に形成 され、これらが、食物の料理中に容易に発生するので、これは、ヒトの食事の一 部である。これらアルデヒド類が、とりわけ、糖尿病性の多発神経障害の病因に おいて、有意な役割を演じるかも知れないと考える理由が存在する。米国特許出 願08/026,617で考察したように、フラクトースの5−ヒドロキシメチルフルフラ ール、および、恐らくは、2,5−フランジアルデヒドへの転化が、事実、糖尿 病多発性神経障害に見られるポリオール伝達路の活性化によって生ずる神経毒結 果の基礎であろう本発明者は理解する。 過去数十年間の研究によって、糖尿病に伴う長期の高血糖症は、アミノ酸側鎖 に位置するアミン官能基への共有結合的な付加を経て糖残基を蛋白質に還元する 一般化された非酵素的な付加を生ずることが明らかに確立された。最初の付加に 続いて、数回の構造的な転移が起こり、これが、蛋白質の分子内および分子間の 架橋を生ずる(Brownlee,1990)。これは、現在までも完全に定義されていない複 雑な一連の非酵素的な反応である。しかし、米国特許出願08/026,617で考察した ように、この現象が糖尿病性の血管変化、糖尿病性のネフロパシー、白内障、糖 尿病性の網膜障害およびその他の2次的糖尿病性の総体的な症状に含まれると考 える理由が存在する。このような反応は、また、老化についての多くの生化学の 基礎をなす(Pongor and coworkers,1984)。 アルツハイマー病(AD)および他の神経退化性疾患の神経細腺維のもつれを 互いに保持する役割を果たす化学結合の性質は、なおほとんど理解されていない 。かかる疑問について公的に入手可能な情報が限られていても、何であれ、米国 特許出願08/026,617の総体としての進歩的な概念と矛盾するものではなく、細胞 毒性結果は、種々の形態の偽性共有結合蛋白質架橋によって生じ、その少なくと も若干の形態は、その明細書に記載された薬学的な処方によって臨床的に治療す ることができる。 AD老人性血小板および神経細腺維のもつれは、ともに、大部分、周期性80 nmを有する対をなす螺旋状に巻いた中程度の寸法の蛋白質フィラメントの網状構 造からなる(Selkoe and coworkers,1982)。単離された対をなす螺旋状フィラメ ント(PHF)は、顕著な化学安定性を有することが証明されている。PHF化 学架橋結合は、ナトリウムドデシルサルフェート、β−メルカプトエタノール、 9.5M尿素、2%トライトンX−100、1%NP−40、6M塩酸グアニジン 、0.2NHClまたは0.2NNaOHによって破壊されない。PHFを還元剤 、例えば、β−メルカプトエタノール、または、洗浄剤、例えば、トライトンX −100またはNP−40の存在で加熱しても、PHFは可溶化しないので、ジ スルフィド以外の結合が、このタイプの堅固な細胞内ポリマーのアミノ酸架橋に 関係している。この異常な化学安定性は、ゲル電気泳動法によるPHF分析を著 しく妨害した(Selkoe and coworkers,1982)。このような異常な架橋に対する仮 定機構として、Selkoeと共同研究者(1982)は、“表皮細胞を末端識別した老人性 白内障の種々の蛋白質ポリマー類および赤血球細胞が、γ−グルタミル−ε−リ シン側鎖架橋によって共有結合的に架橋されることを”示している。PHF同様 、これらその他の蛋白質も、ナトリウムドデシルサルフェートに不溶であり、還 元剤によって可溶化されない。Selkoeと共同研究者(1982)は、ヒト脳が正常な神 経フィラメントに作用して不溶性の高分子量フィラメント状ポリマーを形成する ことのできるトランスグルタミナーゼを含有するので、このようなγ−グルタミ ル −ε−リシン架橋も、また、神経細胞内に病理学的に形成されると推測した。 臨床神経学の文献には、病気の初期形態を有する患者、病気の認識された症状 および追加の症状を示す患者、および、2種以上の認識された病態の共存する臨 床的症状を示す患者について多くの記載がある。このような臨床的な疾患は、分 類上の固有の問題およびそれらの偶発的な発生ゆえに、生化学的な研究から除外 されることが多い。したがって、このような臨床上の現象については、リサーチ 情報は、ほとんど入手不可能である。しかし、十分に認識された神経学的疾患の 病因について入手可能な情報は、本明細書に要約するように、本発明で記載する 薬剤治療を上記した初期およびさらに複雑な形態の病気に適用して成功を納める ことも可能であると推論して補外することができると本発明者は理解する。発明の目的 したがって、本発明の概括的な目的は、カルボニル捕捉剤を公知の抗酸化剤遊 離基捕捉助剤と組み合わせるかまたは本明細書に記載した疾患の総体的な症状の 軽減を示すかまたは軽減に寄与するかも知れない種々の追加の公知の薬剤と組み 合わせて使用することによって、神経学的な疾患および病因としてそれに関連し た総体的な症状を治療し、従来技術の欠点を解消することである。 特に、本発明の目的は、本来、米国特許出願07/660,561に記載した薬剤組成物 を公知の薬剤と組み合わせて、十分に定義された神経フィラメント付随病理学、 リポフスチン蓄積および/または異常な脂質過酸化を特徴とする疾患に対する病 気の総体的な症状、例えば、糖尿病性多発神経障害および関連する代謝障害;ア ルツハイマー初老/老人性痴呆症;ダウン症候群;パーキンソン病;筋萎縮性側 索硬化症;末梢感覚および運動神経、自律神経および中枢神経系のニューロンの 老化性萎縮、および、心臓血管系、腎臓および光学レンズの病態学的関連変化; アルコール中毒性多発神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋小脳の萎縮症;ハン チントン病およびそれらに臨床的に関連した疾患を含む総体的な症状を治療する のに臨床的な価値を高めることである。 本発明のもう1つの目的は、本明細書に記載した治療処方が、公知の薬剤を使 用開始する必要性を遅延させるかまたは有益な効果を達成するために必要とされ る公知の薬剤の用量を少なくするので、従来技術の薬剤の治療的な価値の周期が 延長され、公知の薬剤の使用により生ずる損傷の原因となる臨床的な副作用効果 が少なくなり、患者の治療全体を改善することである。 本発明のもう1つの目的は、本明細書に記載した治療処方が自律神経系の機能 の改善に有効であるので、このような処方が尿失禁のより良好に改良された対処 療法であることを特許請求することである。 本発明のさらにもう1つの目的は、本明細書に記載した治療処方が、一部、ア テローム性動脈硬化症の病因をなす薬剤と共有結合したりそれを孤立させたりす ることであるので、このような処方は、この老化性疾患を治療するのに有益であ ると考えられる。 本発明のさらなる目的は、本明細書に記載した吸収可能なアミンおよびアミン 関連物質ならびにそれらの誘導体を、特異な助剤と組み合わせて使用する時、上 記ヒト疾患に匹敵する獣医学疾患を治療するために臨床的に適用可能とすること である。 本発明のさらなる目的は、1種以上の染色体17HMSN特異性培養線維芽細 胞蛋白質の発現がこの遺伝病の存在を確定するための臨床的な診断処方として使 用できることに関心を引き寄せ、新たに認識させることである。 吸収可能なアミンおよびアミン関連主剤、非吸収可能なアミンおよびアミン関 連助剤、脂質過酸化阻害助剤、ヒト成長ホルモン助剤、不注意にも枯渇されるビ タミン助剤、体内で枯渇される助剤代謝物、例えば、グリシン、および、米国特 許出願08/026,617で定義されたスルフヒドリル助剤の使用は、本明細書に記載さ れた病気の症状を軽減することが示されるかまたはその軽減に寄与する種々の追 加の公知薬剤の助剤の使用と組み合わされて、本発明に含まれる。また、本発明 は、グルタチオン活性を促す種々の助剤が、米国特許出願08/026,617に記載され た発明を改良する役割果たすので、これら助剤、例えば、N−アセチルシステイ ン、オキソチアゾリジンカルボキシレート、チモナシン酸、システアミン、リポ アミド誘導体、例えば、マロチレート(カンテック)、スルフアーレム(ADT )およびオルチプラッツ(Dansette and coworkers,1990)の使用をも含む。 好ましい実施態様の詳細な説明 1. 本発明の生理学的基礎 本発明のこれらの目的および他の目的は、神経学的疾患および病因学的に関連 した総体的臨床症状を臨床治療するための新規な方法を提供することによって達 成される。これらの疾患の原因はさまざまであり、現時点ではほとんど不明であ るが、それにもかかわらず、これらの障害は細胞レベルにおいて多くの共通した 特徴を共有している。 いかなる神経学的疾患の場合でも、ある特定の神経細胞(通常は特徴的な解剖 学的分布を有する)が細胞内変質のプロセス(最終的には細胞の死に至る)を受 ける。このプロセスにおいては、ある特定の正常な細胞内構造物が、構造(電子 顕微鏡法に基づく検討によりわかる)および機能(酵素活性によって示される) に関して徐々に変化をきたす。さらに、ある特定の病理学的構造物(正常な状態 では存在しない)が現れ、通常は、細胞内の環境を支配するようになるまでそれ ら数と大きさが増大する。これらの神経病理学的変化の結果、細胞は死に至る。 現在おおやけに得られる生物医学的情報によれば、正常な細胞内構造物の偽性 の病理学的化学架橋(spurious,pathological chemical crosslinking)が、本 明細書で述べている神経学的疾患の基本的な態様であることがわかる。タンパク 質亜細胞成分と脂質亜細胞成分とのこうした共有結合架橋が起こるのは、少なく とも4つの、共通点のある神経病理学的構造物が形成されていることがその根底 にあるようである:すなわち、(1)構造的タンパク質微細線維の重合凝集物( たとえば、過剰の神経微細線維の堆積物)、(2)不均質のタンパク質凝集物( たとえば、神経原繊維の絡み合い物)、(3)タンパク質と脂質との無定形凝集 物(たとえば、老人性斑)、および(4)リポフスチン顆粒(脂質の化学錯体を 多く含んだ無定形凝集物)である。過剰タンパク質の偽性の化学架橋はさらに、 これらの疾患のうちのあるもの(たとえば、長期の真性糖尿病における毛細血管 基底膜の厚膜化)においては細胞外のコンパートメントにも認められる。さらに 、ある特定の状況下では、DNAの類似した病理学的化学架橋が起こることもあ り、したがってこうした攻撃を受けやすい細胞に対してさらなる損傷を与える。 上記したような神経病理学的結果の1つ以上が存在している場合、本発明の範囲 内に 含まれるこの薬物治療プロトコール(drug treatment protocol)は、本明細書 に記載の疾患のあるものに罹っている患者にとって有益となりうる。 説明を化学的なレベルに移すと、かなり多くの生物医学的文献は、正常なタン パク質および脂質上のある特定の部位が、偽性の化学架橋に対する特異的なター ゲットであることを示している。最も明白になっているのは、タンパク質中のリ シン残基のε−アミノ基、および細胞脂質膜二層構造体(cell lipid membraneb ilayer)中のホスファチジルエタノールアミン分子のアミン基である。これらの 第一アミン基は、低分子量のカルボニル含有炭化水素による攻撃を極めて受けや すい。このようなカルボニル含有分子は、まだ部分的にしか解明されていない多 くの病理学的メカニズムによって生成することもあるが、一般には、脂肪酸の過 酸化によって、あるいは糖代謝の副生物として生じる。モノカルボニル化学種は 、タンパク質もしくはアミノ脂質に結合することができ、その三次元構造を変え ることができ、そしておそらくはその化学的活性に影響を及ぼすことができる。 ジカルボニル炭化水素は2つのアミン基と反応することができ、したがって共有 結合による化学架橋を形成することができる。このタイプの変質の根底にある特 異的で主要な病理学的変化についてはほとんどが未解明のままであるが、それら の構造上の生成物(structural products)は多くの点で特徴づけられている。 キクガワとベップ(1987)は、脂質ラジカル、ヒドロペルオキシド、およ びそれらの二次的生成物が隣接のタンパク質分子と反応し、タンパク質の構造と 機能にダメージを与えると報告している。このようなダメージとしては、蛍光発 色団、脂質−タンパク質付加物、およびタンパク質−タンパク質架橋の形成があ る。これらの研究者らは、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲルの 電気泳動を使用して、マロンアルデヒド(マロンジアルデヒドとしても知られて いる)−−2つのアルデヒド基を有する二官能価分子−−がタンパク質を共有結 合により架橋できることを示している。この反応は主として、リシン残基の側鎖 上のタンパク質ε−アミノ基とのシッフ塩基の形成を含む。キクガワとベップ( 1987)はさらに、一官能価アルデヒド(たとえばアセトアルデヒド、1−ヘ キサナール、1−ヘプタナール、および2,4−デカジエナールなど)もタンパ ク質を架橋することができ、これによって蛍光生成物を生じると報告している。 この生物医学的な関心事は未だ充分には解明されていない。ある形態の自己縮合 も含まれることがある。 脂質の過酸化による水溶性のカルボニル含有物質の生成は、単純なインビトロ の条件下で容易に示すことができる。シャウエンシュタイン(Schauenstein)( 1967)は、多価不飽和脂肪酸エステルを水中に懸濁して得られる懸濁液を、 空気の存在下にて40℃でインキュベートし、種々のこうした物質が生成するこ とを示した。これらの物質としては、オクト−2−トランス−エン−1−アール 、4−ヒドロペルオキシノン−2−エン−1−アール、1−ヒドロキシヘプタン −2−オン、4−ヒドロキシ−2−トランス−オクテン−1−アール、およびシ ャウエンシュタインの研究では構造決定されていない他の多くの水溶性物質があ る。他の研究者らも、脂質の過酸化による種々のカルボニル含有物質の生成を報 告しているが、これら物質の多くについて正確な構造は未解明のままである(エ ステルバウワー(Esterbauer)と共同研究者ら,1982)。 脂質の過酸化により引き起こされるタンパク質架橋と、酵素作用によらないグ リコシル化に付きもののタンパク質架橋との間の概念上の類似性が、学術文献( キクガワとベップ,1987)において報告されている。脂質の過酸化を妨げる 生物学的システムのゆっくりした経時依存性の変質が、経時変化プロセスの基本 的な部分である、ということを示すある証拠が報告されている(ハーマン,19 71)。この概念は、経時変化のフリーラジカル理論と呼ばれることもある。 正常な人間の尿には、種々のフラン、アルデヒド、およびケトンが存在するこ とが確認されている〔ツラトキス(Zlatkis)とリービッヒ,1971;マツモ トと共同研究者,1973〕。これらの物質としては、2,5−ジメチルフラン 、2−メチルフラン、他のアルキルフラン、および5〜8個の炭素を有する種々 のアルキルアルデヒドとアルキルケトンがある。ヤンセイ(Yancey)と共同研究 者ら(1986)は、ビタミンEとセレンの不足した明確な規定食(diet)を使 用することによってラットに脂質の過酸化を誘発させ、揮発性の尿代謝産物につ いて研究した。ビタミンEの不足した動物の尿は16種のカルボニル化合物を含 有するという結果が得られ、これらの化合物は統計上の有意性をもつ高いレベル で存在した。観察された最も大きな増大値は、ヒドロキシアセチルアルデヒドが 6 76%、ベンズアルデヒドが538%、そしてフルフラールが487%であった 。ヤンセイと共同研究者らは、研究結果を考察して次のように結論づけた(その 一部を記す)。 キャピラリーGCとLCの結果は、アルデヒド(ノルマルと不飽和の両方 )とその関連化合物(脂質過酸化の特徴的な生成物としてのフラン誘導体)に関 係があるように思われる。さらに、長期糖尿病のラットと遺伝学的に糖尿病のマ ウスの尿代謝産物に関する我々の初期の研究において、アルデヒドレベルの上昇 が観察されている。糖尿病には脂質過酸化プロセスの増大が関係しているので、 正常な尿サンプルより糖尿病の尿サンプルのほうが、既知の過酸化代謝産物が多 く存在するということは驚くほどのことではない。脂質の過酸化が増大する結果 、解明または未解明の神経毒である代謝産物の生成量は多くなる。 酵素作用によらないフルフラールのインビトロ自動酸化が報告されており、こ の自動酸化では2−フロ酸を含んだ混合物を生成する(ダンロップとピーター, 1953,385ページ)。同様にウィリアムズ(1959,550〜551ペ ージ)は、哺乳動物における、2,5−ジメチルフランから5−メチル−2−フ ロ酸への、および5−ヒドロキシメチル−フルフラールから5−ヒドロキシメチ ル−2−フロ酸へのインビボ酸化について報告している。基本的には、炭化水素 官能基を酵素作用的に転化させるプロセス(たとえば、2,5−ジメチルフラン のメチル基のカルボン酸基への転化)は、3つの連続した酸化反応を含む。 前述にて要約したように、そしてまた米国特許出願08/026,617におい てより詳細に説明されているように、2,5−ジメチルフランは脂質の過酸化に おいて生じることがわかっている二次的な生成物であり、インビボにて酸化され て、例えば5−ヒドロキシメチル−2−フランカルボン酸や2,5−フランジカ ルボン酸になりうる、と考えるだけの根拠がある。したがってこのことは、5− ヒドロキシメチルフルフラールや2,5−フランジアルデヒドが本プロセスにお ける代謝中間体といえる、ということを示している。 フランアルデヒドが脂質過酸化の副生物として長期にわたって生成することが 、糖尿病の総体的症状に関する病因論において、シッフ塩基タイプの化学架橋現 象 が起こっていることを特徴づける他の神経学的疾患の病因論において、そして年 齢に関係した総体的症状の病因論において代謝の基礎としてもしくは根底にある 寄与因子として作用しうる、ということが本発明者のユニークな考え方であり、 ユニークな理解の仕方である。前述の染色体17HMSNの患者は、脂質代謝の 通常の生成物であるフランアルデヒドを酸化する能力がないために、毒性のある フランアルデヒドに長期にわたって暴露されている、と本発明者は考えるが、こ れは妥当なところであろう。これらの反応性代謝産物を効率的に処理できないと いうことは、患者を偽性のタンパク質架橋によって引き起こされる病理学的結果 へと至らしめるであろう。一方、糖尿病患者の場合、過剰なレベルのフランアル デヒド代謝産物は、慢性の高血糖症の結果としてあらわれるようである。糖尿病 状態では、フランアルデヒドを酸化もしくは無毒化するインビボの能力が、これ らの毒性代謝産物の内因的発生によって簡単に限界に達してしまうと思われる。 したがって、これら2つの疾患状態間にはある程度の類似性があると考えられる (類似の末梢性ニューロパシーにおいて認められる)けれども、それらの代謝の 起点(metabolic origin)は異なっているようである。 本発明は、本明細書に記載の医学的障害を治療するための薬物療法のプロトコ ールを開示する。米国特許出願07/660,561に説明されているように、こ れらの薬理学的反応は、第一アミンやアミン関連物質が毒性のおそれのある物質 のアルデヒド官能基と反応して、共有結合を有するシッフ塩基物質を生成すると いう能力に基づいており、主要な作用薬(primary agent)物質と種々の協同作 用薬(co-agent)とを調合することにより、前記治療に対して有益な効果をもた らすことができる。 米国特許出願08/026,617によれば、p−アミノ安息香酸等の吸収性の 医薬用薬剤は、1g/日〜40g/日の経口投与量にて人間に投与する場合は、あ る特定の神経学的疾患を治療するための治療薬として、また病態生理学的に関連 した他の臨床現象を治療するための治療薬として使用することができる。米国特 許出願08/026,617はさらに、前記の疾患実体(disease entities)の治 療に使用するためのキトサン等の、経口投与される非吸収性のポリアミン重合体 である協同作用薬(polyamine polymeric co-agent)を使用することを含む。こ のような非吸収性の薬理学的協同作用薬は、規定食中に存在する毒性のおそれの あるカルボニル化合物と共有結合的に結びつき、これを封鎖するよう作用するこ とがある。米国特許出願08/026,617はさらに、このような化学薬剤と協 同作用薬を、酸化防止剤(たとえばα−トコフェロール)、懸濁剤(たとえば、 経口用タブレットの調合のためのカルボキシメチルセルロース)、他のビタミン 類、および腎臓による薬物除去を容易にする化学共役性の協同作用薬(chemical conjugating co-agent)(たとえばグリシン)と組み合わせて使用することを 含む。本発明の開示内容は、米国特許出願08/026,617に記載の治療法を 、前記の疾患実体の治療に対して幾らかの薬効を有する(あるいはおそらく薬効 を有する)ものとして従来認識されている医薬用薬剤と組み合わせて使用すると いう本発明の考え方を説明している。 2. 本発明において有用な経口投与される吸収性薬物 水溶性の低分子量第一アミン薬剤とそれらの化学誘導体を使用することによっ て、幾つかの神経学的疾患に対し薬理学的手法が介入しうるような状況が存在す る(これまではこのようには認識されていない)、というのが米国特許出願08 /026,617の中心的な前提である。このような薬理学的薬剤(経口投与され る)は、疾患を引き起こすカルボニル含有炭化水素との反応に関して、細胞のタ ンパク質アミン基および脂質アミン基と競合しうる。このような誘導体化された 薬理学的薬剤は、腎臓によって排出することができる。このプロセス(ニューロ パシーの主要な病因論について必ずしも説明する必要はないが)は、疾患の発現 をかなり遅らせるために、疾患の進行を長期間にわたって停止させるために、あ るいは患者の状態を観察可能な快方へと導くために、実際上、臨床面から有益な ことであるといえる。 理想的には、このような吸収性の薬理学的薬剤は、幾つかの特性を有していな ければならない。こうした薬剤は水溶性でなければならず、また細胞内も含めて 体全体に受動的かつ容易に拡散するよう低分量でなければならない。こうした薬 剤は、カルボニル基(R-CHOまたはR1-CO-R2)と反応して共有結合生成 物を生成するために、少なくとも1つの化学的に活性な捕捉基〔たとえば第一ア ミン基(R-NH2)〕を有していなければならない。そうでない場合は、正常な 細胞代謝と相互作用してはならないか、あるいは細胞毒性とならないような仕方 で相互作用しなければならない。こうした薬剤は、比較的多い投与量(1日当た り数グラムの範囲)にて、また長期間にわたって、体に耐えられるようなもので なければならない。さらに、このような吸収性の薬理学的薬剤およびその代謝誘 導体は、腎臓組織によって容易に吸収され、そして腎細胞毒性を引き起こすこと なく尿中に排出されなければならない。 4−アミノ安息香酸(p-アミノ安息香酸またはPABAとしても知られてい る)は、本発明の主要な吸収性薬剤の1つの例である。PABAは低分子量(1 37,遊離酸)であり、そして水溶性である。PABAは、生理学的な条件下で カルボニル含有代謝産物と容易に反応する第一アミン基を有する。PABAは、 すでに他の健康用途向けに市販されており、数百万の人々に効果的かつ安全に使 用されている。PABAは、一般的な日焼け止め用クリームの添加剤として使用 されており、また皮膚筋炎、強皮症、および幾つかの臨床的に関連した皮膚障害 を治療するための抗線維症処方薬としても使用されている。処方に基づいて言え ば、PABAは12g/日の投与量で最大2年まで使用するものとして認識され ている。 ヒトにおけるPABAの代謝結末(metabolic fate)は活発に研究されており 、生物医学文献中に頻繁に報告されている。PABAは幾つかのメカニズムを介 して非常に活発に代謝されており、また尿中に定量的に除去されるので、PAB Aの排出は、尿のクリアランスを測定するための広く認められた標準となってい る。通常、ヒトの規定食中には少量のPABAが存在している。PABAは多く の有機体に対するビタミンであると認識されており、ビタミンB錯体の1種とし て分類されている。PABAは、ヒトが使用するためのビタミンとして5〜55 0mg/日の投与量範囲にて市販されている。 本発明において有用なものとして本明細書に記載されているPABAの化学誘 導体のいずれに関しても、その塩形、遊離酸形、エステル誘導体、アミド誘導体 、および非芳香族のベンゼン環類似誘導体(すなわち、シクロヘキサンカルボン 酸誘導体)も有用である。本発明の主要薬剤(分子量範囲100〜1,400) の分類例を、化学構造I,II,およびIIIにて下記のようにまとめることができ る。 R= −NH2 −1〜10個の炭素原子を有するアミノアルキル基(炭化水素異性体お よび/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −NHC(=NH)NH2 −(CH2nNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −C(=NH)−NH2 −(CH2n−CH=NC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −NHC(=NH)NHNH2 −(CH2nNHC(=NH)NHNH2(式中、n=1〜10) −NHNHC(=NH)NH2 −(CH2n−NHNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=N−NHC(=NH)NH2(式中、n=1〜1 0) 1= −NH2 −1〜10個の炭素原子を有するアミノアルキル基(炭化水素異性体お よび/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −(CH2nNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −C(=NH)−NH2 −(CH2n−CH=NC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −NHC(=NH)NHNH2 −(CH2nNHC(=NH)NHNH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=NC(=NH)NHNH2(式中、n=1〜10 ) −NHNHC(=NH)NH2 −(CH2n−NHNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=N−NHC(=NH)NH2(式中、n=1〜1 0) R2= −NH2 −OH −O−CH3 −O−R’(R’は2〜10個の炭素原子を有し、炭化水素異性体およ び/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −1〜10個の炭素原子を有するアミノアルキル基(炭化水素異性体お よび/またはそれらのヒドロキシル化誘導体も含む) −SO3H −CH3 −(CH2nCH3(式中、n=1〜10であり、炭化水素異性体およ び/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) 1= −(CH2)n−NH2(式中、n=1〜10であり、アミノアルキル 基の異性体およびそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −C(=NH)NH2 −NHC(=NH)NH2 −(CH2nNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=NC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −NHC(=NH)NHNH2 −(CH2nNHC(=NH)NHNH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=NC(=NH)NHNH2(式中、n=1〜10 ) −NHNHC(=NH)NH2 −(CH2n−NHNHC(=NH)NH2(式中、n=1〜10) −(CH2n−CH=N−NHC(=NH)NH2(式中、n=1〜1 0) R2= −NH2 −H −OH −O−CH3 −O−R3(R3は2〜10個の炭素原子を有し、炭化水素異性体および /またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −1〜10個の炭素原子を有するアミノアルキル基(炭化水素異性体お よび/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) −SO3H −CH3 −(CH2nCH3(式中、n=1〜10であり、炭化水素異性体およ び/またはそれらのヒドロキシル化誘導体を含む) R'= −H −CH3 −OH R"= −H −CH3 一OH 3. 本発明において有用な、経口投与される非吸収性協同作用薬の例 米国特許出願08/026,617に説明されているように、規定食はカルボニ ル物質(carbonyl agent)の重要な供給源である。これらの物質は、経時変化プ ロセスの寄与因子となることがあり、ヒトを他の神経退行性障害に罹りやすくす ることがあり、アテローム硬化症の寄与因子となることがあり、炎症性疾患の寄 与因子となることがあり、そしてさらに、発ガン現象開始の寄与因子となること がある。このようなカルボニル物質は、場合によっては食べ物や飲み物の風味に 大きく寄与するけれども(たとえば、チーズやワイン)、栄養作用的には重要な ものとは考えられていない。ある特定の補充規定食が、規定食中のアルデヒドや ケトンを共有結合的に捕捉する能力を有していることにより公衆衛生面から有益 である、ということが米国特許出願08/026,617において提唱された。こ のサブセクションに説明されている協同作用薬はこの機能を遂行する。なぜなら 、それらは第一アミン基を有しているか、あるいはその誘導体だからである。そ れらは、非消化性の高分子量分子として消化管を通過する能力を有し、実際、食 物繊維の別の形態として作用する。米国特許出願07/660,561のオリジナ ルファイルに明記されているように、こうした非吸収性の捕捉用ポリアミン物質 は3つのクラスに分けることができる:すなわち、天然に存在するポリアミン多 糖類;天然に存在する多糖類の化学誘導体;および合成によるポリアミンポリマ ー;である。 (a) 天然に存在するアミン含有多糖類 β−1,2、β−1,3、β−1,4および/またはβ−1,6結合を特徴とする 、天然に存在するいかなる多糖類(アミノ糖を含有)も、非消化性でおそらく活 性のカルボニル捕捉物質とみなすことができる。生体高分子のキチン種をこのよ うな物質の例として挙げることができる〔ポリ−β−(1→4)−N−アセチル −D−グルコサミン という一般構造を有する〕。アセチル基の幾つかが除去さ れて遊離のアミン基となっている形の微結晶質キチンが報告されている(オース チンと共同研究者ら,1981,750ページ)。異なった供給源から得られる キチンは、アミン脱アセチル化の程度が異なっているのが特徴である(オースチ ンと共同研究者ら,1981,752ページ)。 (b) 天然に存在する多糖類の化学誘導体 天然に存在する多糖類に対しては、化学誘導体を生成させる前に種々の予備処 理手順を適用することができる。微結晶質多糖類の生成は、このような予備処理 手順の一例である。セルロースまたはキチンに適用すると(ヤルパニ,1988 ,389ページ)、コロイド加工形態の多糖類(a colloidal processed form o f polysaccharide)が得られ、これはかなり多孔質であること、および化学反応 を受けやすいことを特徴とする。“ミクロフィブリル化された”セルロースまた はキチンを生成させることは、表面積の増大、保水能力の増大、および化学的な 接近しやすさの増大をもたらす予備処理手順の別の例である(ヤルパニ,198 8,390ページ)。高濃度(>18%)の水酸化ナトリウムを使用することは 、さらに他の予備処理手順、すなわち多糖類の化学誘導体を製造するための出発 点として有用であることが見いだされている活性化手順である(ヤルパニ,19 88,214ページ)。 (b)(1) 天然に存在する多糖類の脱アセチル化 N−アセチル化残基を多く含んだ種々の多糖類を識別した。化学的脱アセチル 化を施すと、これらの炭水化物は、糖炭素に直接結合した第一アミン基を有する 高分子量の誘導体(すなわち、サイドアームのスペーサー単位は存在しない)を 生成する。 (i) キトサン: これはキチンの脱アシル化形である。メルクインデック (1989,316ページ)に記載されているように、キチンはセルロース様 の生体高分子であり、その組成はほとんどが、β−1,4結合によって共有結合 的に繋がったN−アセチル−D−グルコサミン残基からなる。化学的脱アシル化 を施すとアセテートが除去され、第一アミン基(依然として多糖類に共有結合し ている)が生成する。キトサンは、水処理、写真用エマルジョン、および合成布 帛や合成繊維の可染性の向上などにおいて広く使用されている。本物質中の遊離 のアミン基は、本物質にキレート化特性を与える(オースチンと共同研究者ら, 1981)。 (ii) コンドロイチン硫酸: これは哺乳類動物の組織中に一般的に見いだ されるムコ多糖である。コンドロイチン硫酸は二糖の繰り返し単位からなり、そ れぞれの単位が、−アセチルコンドロシン残基に結合したD−グルクロン酸残 基β−1,4を有する。 (iii) ヒアルロン酸: このムコ多糖も哺乳動物の組織中に一般的に見い だされる。ヒアルロン酸は、β−1,3およびβ−1,4結合によって結合された グルクロン酸残基とグルコサミン残基からなる(メルクインデックス,1989 ,751〜752ページ)。 (iv) ケラタン硫酸: 哺乳類動物の組織中に存在するこのグリコサミノグ リカンは、-6硫酸化-2 N−アセチル化された糖残基と、β−1,4結合に よって繋がったガラクトース残基との繰り返し二糖単位からなる(ヤルパニ,1 988,27〜28ページ)。 (b)(2) 多糖類の化学的アミノ化 (i) 2−アミノ−2−デオキシーセルロース: 選択的酸化、オキシム化 、次いで水素化リチウムアルミニウムによる還元を行う、というプロセスによっ てセルロースをアミノ化することができる(ヤルパニ,1988,281〜28 2ページ)。 (ii) 別のアミノ化法: アミノデオキシ多糖類はさらに、アジドもしくは ヒドラジド中間体を介しても、あるいはシアノホウ水素化ナトリウムを使用する 還元アミノ化によっても製造することができる(ヤルパニ,1988,281ペ ージ)。セルロースへの適用以外にも、他の非消化性の多糖類〔たとえばカード ラン(curdlan)〕をこのような化学的方法によってアミノ化することができる (ヤルパニ,1988,22ページ)。 (iii) 3−アミノプロピルセルロース: テトラヒドロフラン中において 、シアノエチルセルロースとボラン−テトラヒドロフラン錯体もしくはボラン− ジメチルスルフィド錯体とを反応させることにより、3−アミノプロピルセルロ ースが生成する(ヤルパニ,1988,250ページと255ページ)。本誘導 体においては、それぞれの第一アミン基は、三炭素サイドアーム(a three carb on sidearm)の末端に位置する。 (iv) アミノエチルセルロース: この化学物質は、アニオン交換カラムク ロマトグラフィー用樹脂として従来より市販されており(シグマケミカル社カタ ログ,1981年2月)、タンパク質精製の研究において使用されている(ファ ソールド,1975,481〜482ページ)。 (v) セルロース、キチン、および天然に存在する他の非消化性炭水化物の 、他のアミノアルキル−,アミノ(ヒドロキシアルキル)−,アミノアルキルエ ーテル−,およびアミノ(ヒドロキシアルキル)エーテル−誘導体: このよう な誘導体を製造するための化学的方法論がそれぞれの分野の文献に報告されてい ることに留意した上で、本明細書に記載の治療目的に対しこのような誘導体を生 物医学的に適用することも特許請求する。こうした誘導体としては次のようなも のがある: H2N−(CH2n−[炭水化物] (式中、n=1〜30であり、アルキル異性体を含む)という式で示されるアミ ノアルキル誘導体; H2N−(CH2m−CHOH−(CH2n−[炭水化物] (式中、m=0〜15であり、n=0〜15である)という式で示されるアミノ (ヒドロキシアルキル)誘導体; H2N−(CH2n−O−[炭水化物] (式中、n=1〜30である)という式で示されるアミノアルキルエーテル誘導 体;および H2N−(CH2m−CHOH−(CH2n−O−[炭水化物] (式中、m=0〜15であり、n=0〜15である)という式で示されるアミノ (ヒドロキシアルキル)エーテル誘導体。 (vi) セルロース、キチン、または天然に存在する他の非消化性炭水化物の アミノベンジル誘導体: 芳香族アミン基は対応する脂肪族アミン基より弱い塩 基なので、このクラスの非吸収性アミンは、その化学的活性が上記のアミノ誘導 体およびアミノアルキル誘導体より低いはずである。これらの誘導体は以下のよ うな一般的構造を有する。 H2N−C64−(CH2n−[炭水化物]; H2N−CH2−C64−(CH2n−[炭水化物]; H2N−C64−(CH2n−O−[炭水化物](式中、n=0〜30) ; および H2N−C64−(CH2m−CHOH−(CH2n−O−[炭水化物] (式中、m=0〜15であり、n=0〜15である)。 これは、p−、o−、およびm−ベンゼン環のアミノ異性体、アミノメチル異 性体、およびアルキル基異性体を含む。 (vii) セルロース、キチン、または H2N−C(=NH)−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−(CH2n−[炭水化物](式中、n=1〜10 であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−O−(CH2n−[炭水化物](式中、n=1〜 10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒドロキシル化誘導 体を含む): H2N−C(=NH)−NH−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−NH−(CH2n−[炭水化物](式中、n=1 〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−NH−(CH2n−O−[炭水化物](式中、n =1〜10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒドロキシル 化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−N=CH−(CH2n−[炭水化物](式中、n =1〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物](式中 、n=1〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−NHC(=NH)−NH−[炭水化物]; H2N−NHC(=NH)−NH−(CH2n−[炭水化物](式中、n =1〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−NHC(=NH)−NH−(CH2n−O−[炭水化物](式中 、n=1〜10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒドロキ シル化誘導体を含む); H2N−NHC(=NH)−N=CH−(CH2n−[炭水化物](式中 、n=1〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−NHC(=NH)−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物]( 式中、n=1〜10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒド ロキシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−NH−NH−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−NH−NH−(CH2n−[炭水化物](式中、 n=1〜10であり、炭化水素異性体及びヒドロキシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−NH−NH−(CH2n−O−[炭水化物](式 中、n=1〜10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒドロ キシル化誘導体を含む); H2N−C(=NH)−NH−N=CH−(CH2n−[炭水化物](式 中、n=1〜10であり、炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む) ;および H2N−C(=NH)−NH−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物] (式中、n=1〜10であり、炭化水素異性体、エーテル結合異性体、およびヒ ドロキシル化誘導体を含む); からなる群から選ばれる天然に存在する他の非吸収性炭水化物。 (b)(3) アミノ化スクロースポリエステル スクロースのヘキ−、ヘプタ−、およびオクタ−脂肪酸エステル(スクロース ポリエステルとして知られている)の混合物は膵臓のリパーゼ酵素によって加水 分解されず、また腸において吸収されない(ジャンダセク,1984)。本明細 書においては、第一アミン、アミノグアニジン、およびスクロースポリエステル のグアニジン誘導体が、規定食中のカルボニル物質の還元に有用である(本明 細書に記載した他の非吸収性薬剤の提唱された作用に類似)ということを提唱し 、特許請求している。スクロースポリエステルのこのような誘導体は、カルボニ ル捕捉用官能基が脂肪アシル鎖中のω−、ω−1、または他の異性体位置に存在 するという構造を含み、このとき脂肪アシル鎖は2つ以上の窒素官能基と有し、 また脂肪アシル鎖はヒドロキシル基を有する。このようなアミノ化したスクロー スポリエステルは、補充規定食としてそのままの形で使用することもできるし、 あるいは粒状キャリヤー(たとえば、セルロースやスチレンージビニルベンゼン コポリマー樹脂)に対するコーティングとして調製することもできる。 (c) 合成ポリアミンポリマー (c)(1) 一部が、あるいは全体がβ−1,2、β−1,3、β−1,4およ び/またはβ−1,6結合によって結合されたアミノ糖からなる合成多糖類は、 有効と思われる非吸収性のカルボニル捕捉用薬剤とみなすことができる。 (c)(2) 多糖類ポリマー誘導体の混合物: 第一アミン、アミノアルキル (アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、アミノヒドロキシアルキル( アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子、およびアルキル基1つ当たり1〜 10個のヒドロキシル基)、アミノグアニジン、アミノグアニジニルアルキル( アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、アミノアルキルグアニジニル( アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、グアニジン、アミノベンゼン、 およびアミノアルキルベンゼン(アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子) 等の官能基を、セルロースやキチンのエピクロロヒドリンコポリマーのようなマ トリックスに共有結合的に結びつけることができる。 (c)(3) 非多糖類ポリマー誘導体: 第一アミン、アミノアルキル(アル キル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、アミノヒドロキシアルキル(アルキ ル基1つ当たり1〜10個の炭素原子、およびアルキル基1つ当たり1〜10個 のヒドロキシル基)、アミノグアニジン、アミノグアニジニルアルキル(アルキ ル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、アミノアルキルグアニジニル(アルキ ル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)、グアニジン、アミノベンゼン、および アミノアルキルベンゼン(アルキル基1つ当たり1〜10個の炭素原子)等の官 能基を、多種多様な非消化性の合成ポリマーに共有結合的に結びつけることがで きる。官能基のスペーサー基(functional group spacer groups)は、アルキル 基だけでなくアルケン基も含んでよい。糖ベースの対応物質と同様、これらの物 質も規定食中のカルボニル化合物と反応するはずである。窒素含有官能基は、合 成による支持体(たとえば、ポリスチレン、スチレン−ジビニルベンゼンコポリ マー、ポリビニルアルコール、およびこれらの架橋誘導体など)に共有結合的に 結びつけることができる。 4. 米国特許出願08/026,617の発明を臨床試験に使用した例 治療プロトコール: 被験者1は、1948年生まれで、遺伝性モーター(hereditary motor)と知 覚ニューロパシーを有する男性である。家族の病歴によれば、この被験者の家族 がX−リンクした疾患のサブバラエティーを有することがわかる。 1990年9月1日に、被験者1は、一日当たり3回、p−アミノ安息香酸の 100mgタブレットを服用し始めた。この毎日の投与は、1回100mgのタ ブレット(シッフ・プロダクツ,ニュージャージー州ムーナシー)を約8時間ご とに行った。さらにこの時点において、DL−メチオニン500mgとビタミン E(オイルベースのカプセル中にトコフェロールを混合したもの)200I.U. も一日当たり3回服用し始めた。その時点での彼の体重は約165ポンドであっ た。毎日の投与時間は、ほぼ午前8:00、午後4:00、および午後11:30 であった。PABAの投与量を最初このように低く選定したのは、一部には、望 ましくない免疫学的反応が起こっていないことを確認するためであった。アレル ギー反応の徴候(たとえば、気管支の収縮や皮膚の発疹など)は観察されなかっ た。実際、PABAに対する臨床反応は認められなかった。 1990年10月1日に、被験者1は、上記の初期投与量を2倍にすることに よって、一日当たりトータル600mgのPABAを服用し始めた(一日当たり 200mgを3回)。PABAと一緒に、DL−メチオニンを500mgおよび ビタミンEを200I.U.服用した。 1991年1月1日に、被験者1は、一日当たりPABAの550mgカプセ ル(ソルガー社,ニューヨーク州リンブロック)を3つ(約8時間ごとに1つ) 服用し始めた。DL−メチオニンの投与量を2倍(1000mg)にして、8時 間ごとに投与した。同様に、ビタミンEの投与量も2倍(400I.U.)にして 、8時間ごとに投与した。さらに、下記のような補充規定食を開始し、一日に1 回(午後4:00)摂取した。 パントテン酸,250mg; β−カロチン,25000I.U. セレン(オスコ社,イリノイ州オークブルック),50ug; ビタミンB1,100mg;および オスコブランドの“バランストB錯体50”タブレット,このとき各タブレ ットは 葉酸 100μg ビタミンB1 50mg ビタミンB2 50mg ナイアシン 50mg ビタミンB6 50mg ビタミンB12 50ug ビオチン 50μg パントテン酸 50mg ラベルに表示されている成分は、“リン酸二カルシウム、パントテン酸d−カ ルシウム、ピリドキシン塩酸塩、水素化綿実油、セルロース、ナイアシンアミド 、リボフラビン、硝酸チアミン、ステアリン酸、変性セルロースガム、ステアリ ン酸マグネシウム、シリカ、レジン、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルセルロ ース、米糠、酵母、p−アミノ安息香酸、アルファルファ、オランダガラシ、パ セリ、レシチン、シアノコバラミン、葉酸、ビオチン”である。上記したもの以 外は、成分(たとえばPABA)の量は記載されていなかった。 1991年2月24日に、被験者1は、一日当たりPABAの550mgカプ セルを6つ(8時間ごとに2つ、1月1日に開始した補充規定食と組み合わせる )服用し始めた。DL−メチオニンとビタミンEの投与は、1月1日に開始した ものを継続した(それぞれ、一日トータルとして3000mgと1200I.U. )。追加の補充規定食の投与も、1月1日に開始したとおりに継続した(但し、 一日当たりビタミンB1を100mg追加)。さらに、セレンの毎日の投与量を 一日当たり12μgに減らした。 1991年5月1日に、パントテン酸とビタミンB1の消費量を、それぞれ毎 日250mg3X(250mg 3X daily)および毎日100mg3X(100mg 3X dai ly)のように3倍にし、PABAと一緒に服用した。さらにビタミンB6の服用 も開始し、PABAと一緒に毎日100mg3Xにて服用した。 1991年7月1日に、メチオニン物質を“ビタミンB6を含むL−メチオニ ン500mgカプセル(L-Methionine 500 mg Caps with Vitamin B6)”(ネイ チャーズプラス社,ニューヨーク州ファーミングデイル)に変えた。各カプセル は、遊離形態のL−アミノ酸と50mgのビタミンB6を含んでいる。ビタミン B6のこの投与は、前記のパラグラフに記載の300mg/日にさらに加わったも のである。 1991年7月26日に、ビタミンE物質を“Natural Dry All E,400 I.U. ”(シッフ・プロダクツ社,ニュージャージー州ムーナシー)に変えた。これら の乾燥粉末カプセルの1つを、前述したようにPABAと一緒に毎日3Xにて服 用した。 1991年8月7日に、PABA、メチオニン、およびビタミンEの毎日の投 与量を50%増やした。したがってこの時点から、550mgのPABAカプセ ル3つ、500mgのメチオニンカプセル3つ、400I.U.乾燥ビタミンEカ プセル1つ、および200I.U.乾燥ビタミンEカプセル1つを一度に服用する 形で、一日当たり3回服用した。これらの薬剤の一日当たりのトータル量は、P ABA,4.95g;メチオニン,4.5g;およびビタミンE,1800I.U. となった。他の薬剤は前記したとおりの量で服用した。 1991年11月22日に、PABAの毎日の投与量を増やした。したがって この時点から、550mgのPABAカプセル4つを一度に服用する形で、一日 当たり3回服用した。PABAの一日当たりのトータル量は6.6gとなった。 他の薬剤は前記したとおりの量で服用した。 被験者1に対する神経伝導の研究: 1988年6月20日に、被験者1は、国立保健協会にて神経伝導の調査・研 究に関与した。左正中神経と左尺骨神経から、神経伝導のデータ〔伝導速度、大 きさ(amplitude)、および各神経に対する末端潜伏時間(distal latency)〕 を記録した。1992年5月6日に、ペンシルバニア州ブリンマウアの神経学者 のオフィスにて、被験者1を再び試験した。これらの研究の結果を以下のように ま とめることができる。 これらのデータから、治療の実験的な薬物試用中において、左正中神経の神経 生理学的状態にはほとんど変化が起こっていないこと、伝導速度と大きさはその ままで変化していないこと、一方、末端潜伏時間は6%増大(すなわち悪化)し ていることがわかる。しかしながら、左尺骨神経に関するデータは、神経生理学 的状態が改良されていること、伝導速度が10%向上していること、大きさが8 5%向上していること、および末端潜伏時間が5%向上していることを示してい る。 この実験的な薬物試用では、投与量を長期間にわたって段階的に増やした。主 要な薬剤であるPABAの投与量は、1990年9月から1991年11月まで 徐々に増やした。1991年11月から1992年5月までは(約6ヶ月半)、 最終的なPABA投与量レベルを保持した。この研究期間中、左尺骨神経(研究 を始めるには、こちらのほうがより完全な状態にあった)の神経生理学的状態が 改良され始めた。こうした神経伝導状態のゆっくりした改良は、末梢神経が軸索 を再生する能力と関係している。ブラッドレー(1990)は次のように述べて いる。 ...病変の部位が近位の神経根または神経叢に存在している場合、再生 軸索が遠位の神経除去された筋に達するまでには18ヶ月を要することがある。 ニューロパシーにおいては(細胞死が起こっている場合)、生き残っているニュ ーロンの軸索からの末梢発芽によってのみある程度の回復が 起こりうる。さらに、これは比較的遅いプロセスのようである。したがって、治 療試行は、ゆっくりした生物学的修復プロセスが確実に検出できるだけの充分に 長い時間にわたって行わなければならない。 被験者1の左尺骨神経に関して得られた知見から、伝導速度が向上したこと、 検出しうる軸索線維の数がほぼ2倍になったこと(大きさの向上)、および遠位 筋群の再神経支配の適度な増大が起こり始めたこと(潜伏時間の向上)がわかる 。 5. 米国特許出願08/026,617の発明と公知薬剤との組み合わせ使用 前述のように、本明細書に記載の疾患を治療するための現在得られる医薬技術 は、よくても一時的な処置であり、臨床面からは部分的な有用性しかもたず、そ したさらにはほとんど全てが症候的なものである。本明細書に記載の公知の薬剤 (まだ予備的な実験室研究の段階にある対象物は除いて)の投与量は、当業者に はよく知られている。これらの処置の多くはかなりの副作用を伴い、このため使 用が限定される。本発明は、これら疾患の治療においてより高い臨床有効性が達 成されるよう、従来からの技術と米国特許出願07/660,561に記載の発明 とを組み合わせて使用することを提唱する。本明細書に記載の治療技術を使用す ると、医師は、場合によっては、少ない投与量レベルでも従来認識されている薬 物の臨床効果を得ることができ、したがって好ましくない副作用が最小限に抑え られる。本発明の内容上、フラッドと共同研究者ら(1988)の文献に留意す ることが重要である。彼らの知見によれば、薬物を組み合わせて使用すると、減 少した投与量(この投与量で薬物を単独で投与したときには効果がない)にて有 益な効果を与えることがある。こうしたアプローチにより、従来の薬物技術をよ り広く、且つより効果的に使用できるようになる。従来より公知の薬物の多くに 対し、最適投与量は個別のケースに基づいて決定しなければならず、通常の使用 に対して一般的に考えられている投与量範囲より少ない場合も多い場合もある。 特定のケースでは、下記の投与量範囲を越えるのが望ましいこともある、という ことも認識すべきである。特に明記しない限り、下記の実施例に記載の薬物は経 口投与されるものとする。実施例1 米国特許出願07/660,561に最初に開示した発明を、下記の協同作用薬 を含む公知の薬物と組み合わせて使用することによって、パーキンソン病の臨床 治療法を改良することができる。 (a) カルビドパとレボドパの組み合わせ物〔シネメット(Sinemet)錠剤お よびシネメットCR制御放出錠剤,デュポン・ファーマスーティカルズ〕投与量 範囲は、一日当たりカルビドパ30mg,レボドパ300mg〜カルビドパ60 0mg,レボドパ2400mg; (b) ドーパミン作用薬、たとえば ブロモクリプチンメシラート〔パーロデル(Parlodel)スナップタブお よびカプセル,サンド・ファーマスーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり 1.25〜140mg; パーゴライドメシラート〔パーマックス(Permaxm),リリー(Lilly)〕 投与量範囲は、一日当たり0.05〜5mg; (+)−4−プロピル−9−ヒドロキシナフトキサジン.投与量範囲は 、1μg/kg/日〜0.3mg/kg/日; アポモルフィン.投与量範囲は、0.1mg/kg/日〜2mg/kg/日 ; およびシラドーパ(ciladopa).投与量範囲は0.5mg/kg/日〜2 0mg/kg/日; (c) 抗コリン作用性薬剤、たとえば メタンスルホン酸ベンズトロピン〔コゲンチン(Cogentin),メルク& Co.〕.投与量範囲は、一日当たり0.5mg〜6mg;および ビペリデン.投与量範囲は、一日当たり0.5〜6mg; (d) 抗ヒスタミン薬、たとえば クエン酸オルフェナドリン〔ノルフレックス(Norflex)維持-放出錠剤 ,ノルゲシック(Norgesic)錠剤,およびノルゲシック・フォルテ(Norgesic F orte)錠剤,3Mファーマスーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり100 〜200mg; (e) 三環式抗うつ薬、たとえば アミトリプチリンHCl〔エラヴィル(Elavil),スチュアート〕.投 与量範囲は、一日当たり50〜300mg; アミトリプチリンHCl/パーフェナジンの組み合わせ物〔エトラフォ (Etrafon),シェリング〕.投与量範囲は、一日当たりパーフェナジン4m gおよびアミトリプチリン50mg〜パーフェナジン16mgおよびアミトリプ チリン100mg; アミトリプチリン/クロルジアゼポキシドの組み合わせ物〔リンビトロ ール (Limbitrol),ロシェ製品〕.投与量範囲は、一日当たりクロルジアゼポ キシド5mgおよびアミトリプチリン12.5mg〜クロルジアゼポキシド60 mgおよびアミトリプチリン150mg; ノルトリプチリンHCl〔パメロール(Pamelor),サンド・ファーマ スーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり25〜150mg; イミプラミン.投与量範囲は、一日当たり2〜150mg;および ドキセピン.投与量範囲は、一日当たり2〜150mg; (f) セロトニン再摂取抑制剤抗うつ薬、たとえば フルオクセチンHCl〔プロザック(Prozac),ディスタ〕.投与量範 囲は、一日当たり20〜80mg;および セルトラリン〔ゾロフト(Zoloft),プラット・ファーマスーティカル ズ〕.投与量範囲は、一日当たり50〜200mg; (g) ベータ遮断薬、たとえば プロプラノロールHCl〔インデラル,ウィエス-アイエルスト・ラボ ラトリーズ(Wyeth-Ayerst Laboratories)〕.投与量範囲は、一日当たり30 〜640mg; ピンドロール〔ビスケン,サンド・ファーマスーティカルズ〕.投与量 範囲は、一日当たり10〜60mg; 酒石酸メトプロロール〔ロプレッサー(Lopressor),ガイギー〕.投 与量範囲は、一日当たり100〜450mg; コハク酸メトプロロール〔トプロールXL,アストラ〕.投与量範囲は 、一日当たり50〜400mg;および アテノロール〔テノルミン(Tenormin),ICIファーマ〕.投与量範 囲は、一日当たり50〜200mg; (h) セレギリン〔エルデプリル(Eldepryl)〕.投与量範囲は、一日当たり 5〜10mg; (i) セレギリンとトコフェロールの組み合わせ物.投与量範囲は、一日当た りセレギリン5mgおよびトコフェロール500I.U.〜セレギリン10mgお よびトコフェロール3500I.U.; (j) D−シクロセリン単独またはコリンエステラーゼ抑制剤協同作用薬との との組み合わせ物.投与量範囲は、一日当たり0.1mg/kg〜15mg/kg ; (k) 神経伝達増強剤薬物、たとえば リスライド.投与量範囲は、一日当たり0.1〜2mg; (l) カルビドパ以外の末梢デカルボキシラーゼ抑制剤、たとえば ベンセルアジド(benserazide)とレボドパとの組み合わせ物.投与量 範囲は、一日当たりベンセルアジド25mgおよびレボドパ500mg〜ベンセ ルアジド200mgおよびレボドパ2400mg; (m) 経口投与、筋内投与、皮下投与、または静脈内投与されるN−メチル− D−アスパルテートグルタメート受容体拮抗薬、たとえば トリヘキシルフェニジル〔アータン(Artane),レダーレ(Lederle) 〕投与量範囲は、一日当たり0.1〜20mg; エトプロパジン〔パリドール(Pridol)〕.投与量範囲は、一日当たり 10〜400mg; プロシクリジン〔ケマドリン(Kemadrin),バローフス・ウェルカム( Burroughs Wellcome)〕.投与量範囲は、一日当たり1〜40mg; ジフェンヒドラミン〔ベナドリル(Benadryl),パーク・デービス〕. 投与量範囲は、一日当たり5〜200mg; ジゾシルピン〔ニューロガード(Neurogard),メルクシャープ&ドー メ〕.投与量範囲は、一日当たり0.1μg/kg〜10mg/kg; アマンタジン〔シンメトレル(Symmetrel),デュポン・マルチソース ・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たり10〜400mg; メマンチン.投与量範囲は、一日当たり10〜400mg;および ミラセミド.投与量範囲は、一日当たり50mg〜2.5g; (n) タクリン〔コグネックス(Cognex),ワーナー・ランバート〕.投与量 範囲は、一日当たり5〜200mg。必要に応じてホスファチジルコリン協同作 用薬と組み合わせる。投与量範囲は、一日当たり0〜15g; (o) (+/-)−9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン.投与量 範囲は、一日当たり2〜200mg; (p) ラザベミド〔ホフマン−ラ・ロシェ〕.投与量範囲は、一日当たり10 〜200mg; (q) チアピリド.投与量範囲は、一日当たり1〜400mg;および (r) 組み合わせることのできる酸化防止剤、たとえば アスコルビン酸.投与量範囲は、一日当たり1〜60mg; α−トコフェロール.投与量範囲は、一日当たり100I.U.〜350 0I.U.; N−アセチルシステイン.投与量範囲は一日当たり100mg〜1g; β−カロチン.投与量範囲は、一日当たり20〜300mg; ペニシラミン.投与量範囲は、一日当たり25mg〜2g;および システアミン.投与量範囲は、一日当たり200mg〜4g;実施例2 米国特許出願07/660,561に開示の発明と、下記の協同作用薬を含め た公知の薬物とを組み合わせることによって、アルツハイマー病の臨床治療法を 改良することができる。 (a) 血管拡張薬又は他の非屈性の直接的な脳代謝増強薬(other nootropic direct brain metabolic enhancer drug)、たとえば イデベノン(idebenone).投与量範囲は一日当たり5mg/kg〜15 0mg/kg; プロペントフィリン(propentophylline).静脈内、筋内、皮下、また は経口による投与量範囲は、一日当たり50mg〜3g; ペントキシフィリン(pentoxifylline).投与量範囲は、一日当たり 50mg〜3g; シチコリン(citicoline).投与量範囲は一日当たり50mg〜5g; エビラチド(ebiratide).皮下の投与量範囲は一日当たり3μg/kg 〜1mg/kg; ビンポセチン(vinpocetine)〔キャビントン(Cavinton),ケミカル ワークス・オブ・ゲデオンリヒター,Ltd.〕.静脈内、筋内、皮下、または 経口による投与量範囲は、一日当たり5〜300mg/kg; ブロムビンカミン(bromvincamine).投与量範囲は、一日当たり25 mg〜3g; シクランデレート(cyclandelate).投与量範囲は、一日当たり25m g〜3g; イソクスプレン(isoxsuprene).投与量範囲は、一日当たり25mg 〜3g; ナフロニル(nafronyl).投与量範囲は、一日当たり25mg〜3g; パパベリン(papaverine).投与量範囲は一日当たり25mg〜3g; スロクチジル(suloctidil).投与量範囲は、一日当たり25mg〜3 g; ビンブルニン(vinburnine).投与量範囲は、一日当たり25mg〜3 g; ビンカミン(vincamine).投与量範囲は一日当たり25mg〜3g; ビンデブルノール(vindeburnol).投与量範囲は一日当たり25mg 〜3g; ナロキソン(naloxone).静脈内、筋内、皮下、または経口による投与 量範囲は、一日当たり5mg〜300mg; 5−イソプロピルオキシ−4−メチル−β−カルボリン−3−カルボン 酸エチル.静脈内、筋内、皮下、または経口による投与量範囲は、一日当たり2 mg/kg〜100mg/kg; N'−メチル−β−カルボリン−3−カルボキサミド.静脈内、筋内、 皮下、または経口による投与量範囲は、一日当たり2mg/kg〜10 0mg/kg; 6,7−ジメトキシ−4−エチル−β−カルボリン−3−カルボン酸メ チル.静脈内、筋内、皮下、または経口による投与量範囲は、一日当たり0.1 mg/kg〜10mg/kg; 5−メトキシ−4−エチル−β−カルボリン−3−カルボン酸エチル. 静脈内、筋内、皮下、または経口による投与量範囲は、一日当たり1mg/kg 〜30mg/kg; 酒石酸イフェンプロジル(ifenprodil tartrate).投与量範囲は、一 日当たり0.5mg/kg〜120mg/kg; ピラセタム(piracetam).投与量範囲は、一日当たり1mg〜100 mg; アニラセタム(aniracetam).投与量範囲は、一日当たり50mg/k g〜1g/kg; ピログルタミン酸.静脈内、筋内、皮下、または経口による投与量範囲 は、一日当たり100mg/kg〜5g/kg; テニルセタム(tenilsetam).投与量範囲は、一日当たり(または一日 おきに)10mg〜1g、あるいは一週間に1回25mg〜1g; プラミラセタム(pramiracetam).投与量範囲は、一日当たり50mg /kg〜8g/kg; オキシラセタム(oxiracetam).投与量範囲は、一日当たり200mg 〜2g; ロルジラセタム(rolziracetam).静脈内、筋内、皮下、または経口に よる投与量範囲は、一日当たり1mg〜1g; ラゾバザム(razobazam).静脈内、筋内、皮下、または経口による投 与量範囲は、一日当たり0.1mg/kg〜25mg/kg; エキシホン(exifone).静脈内、筋内、皮下、または経口による投与 量範囲は、一日当たり1mg〜1g; ロリプラム(rolipram).静脈内、筋内、皮下、または経口による投与 量範囲は、一日当たり1mg〜1g; サベルゾール(sabeluzole).投与量範囲は、一日当たり2mg〜40 mg; ニモジピン(nimodipine)〔ニモトップ(Nimotop),マイルズ・ファ ーマスーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり300mg〜3.6g; フルナリジン(flunarizine).投与量範囲は、一日当たり2mg〜1 00mg; ニセルゴリン(nicergoline)〔セルミオン(Sermion)〕.静脈内、筋 内、皮下、または経口による投与量範囲は一日当たり6mg〜10g; ホスファチジルセリン.静脈内または経口による投与量範囲は、一日当 たり1mg/kg〜250mg/kg; エチラセタム(etiracetam).投与量範囲は、一日当たり50mg/k g〜8g/kg; デュプラセタム(dupracetam).静脈内、筋内、皮下、または経口によ る投与量範囲は、一日当たり1mg〜1g;および エルゴロイドメシレート(ergoloid mesylates).〔ヒデルジン(Hyde rgine),サンド・ファーマスーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり0.5 mg〜40mg; (b) 神経伝達増強剤薬物、たとえば アマンタジン(amantadine)〔シンメトレル(Symmetrel),デュポン ・マルチソース・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たり10mg〜400m g; カルシウムホパンテネート(calcium hopantenate).投与量範囲は、 一日当たり100mg〜4g; リスライド(lisuride).投与量範囲は、一日当たり0.1〜2mg; およびインデロキサジン(indeloxazine).投与量範囲は、一日当たり 50mg〜1.5g; (c) チアプライド(tiapride).投与量範囲は一日当たり1mg〜400m g; (d) 精神治療用薬物、たとえば ハロペリドール(haloperidol)〔ハルドール(Haldol),マクニール ・ファーマスーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり0.2mg〜15mg; ブロムペリドール(bromperidol).投与量範囲は、一日当たり20μ g/kg〜0.25mg/kg; チオリダジン(thioridazine)〔メラリル(Mellaril),サンド・ファ ーマスーティカル〕.投与量範囲は一日当たり10mg〜800mg; チオチキセン(thiothixene)〔ナバン(Navane),レーリッヒ(Roeri g)〕.投与量範囲は、一日当たり2mg〜60mg; フルフェナジン(fluphenazine)〔プロリキシン(Prolixin),アポテ コン(Apothecon)〕.投与量範囲は一日当たり0.2mg〜40mg; パーフェナジン(perphenazine)とアミトリプチリン(amitriptyline )の組み合わせ物.投与量範囲は、一日当たりパーフェナジン4mgおよびアミ トリプチリン50mg〜パーフェナジン16mgおよびアミトリプチリン100 mg;および モリンドン(molindone)〔モバン(Moban),デュポン・マルチソース ・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たり3mg〜225mg; (e) アセチルコリンエステラーゼ抑制剤、たとえば フィソスチグミン(physostigmine)〔アンチリリウム・インジェクタ ブル (Anti1irium Injectable),フォレスト・ファーマスーティカルズ〕.経 口の投与量範囲は一日当たり0.1mg〜20mg、静脈内、筋内、または皮下 の投与量範囲は一日当たり5μg〜3mg、必要に応じてホスファチジルコリン 協同作用薬と組み合わせる.経口の投与量範囲は一日当たり0〜15g; ヘプチルフィソスチグミン.投与量範囲は、一日当たり1mg〜1g; タクリン(tacrine)〔コグネックス(Cognex),ワーナー・ランバー ト〕.投与量範囲は、一日当たり5〜200mg.必要に応じてホスファチジル コリン協同作用薬と組み合わせる.投与量範囲は、一日当たり0 〜15g; (+/-)−9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン−1−オ ール.投与量範囲は、一日当たり2mg〜200mg; メトリホネート(metrifonate).筋内、静脈、皮下、または経口の投 与量範囲は、一日当たり0.1mg/kg〜125mg/kg; ベルナクリン(velnacrine)〔メンタン(Mentane),ヘキスト−ロー セル(Hoechst-Roussel)〕.投与量範囲は一日当たり10mg〜350mg; フッ化フェニルメチルスルホニル.静脈内、皮下、筋内、または経口の 投与量範囲は、一日当たり5mg/kg〜60mg/kg; フッ化メタンスルホニル.静脈内、皮下、筋内、または経口の投与量範 囲は、一日当たり5mg/kg〜350mg/kg; フペルジン(huperzine)A.静脈内、皮下、筋内、または経口の投与 量範囲は、一日当たり10μg/kg〜1mg/kg; フペルジンB.静脈内、皮下、筋内、または経口の投与量範囲は、一日 当たり10μg/kg〜1mg/kg; 塩化エドロホニウム(edrophonium chloride)〔ホフマン−ラ・ロシェ 〕.静脈内、皮下、筋内、または経口の投与量範囲は、一日当たり2mg〜40 0mg; ガランタミン(galanthamine).静脈内、皮下、筋内、または経口の投 与量範囲は、一日当たり5mg〜100mg;および ミオチン(miotine).静脈内、皮下、筋内、または経口の投与量範囲 は、一日当たり2mg〜400mg; (f) カルシウムチャンネルの遮断薬、たとえば ジルチアゼム(diltiazem)〔カーディゼム(Cardizem)またはカーデ ィゼムSR〕 .投与量範囲は、一日当たり10mg〜360mg; ベラパミル(verapamil)〔カラン(Calan)またはカランSR〕.投与 量範囲は、一日当たり10〜480mg; ニフェジピン(nifedipine)〔プロカルディア(Procardia)〕.投与 量範囲は、一日当たり3mg〜180mg; ニフェジピン〔プロカルディアXL〕.投与量範囲は、一日当たり3〜 90mg; ニカルジピン(nicardipine)〔カルデン(Cardene)〕.投与量範囲は 、一日当たり6mg〜120mg; イスラジピン(isradipine)〔ダイナサーク(DynaCirc)〕.投与量範 囲は、一日当たり0.5mg〜20mg; アムロジピン(amlodipine)〔ノルバスク(Norvasc),ファイザー・ ラボ・ディビィジョン〕.投与量範囲は、一日当たり0.5〜10mg; フェロジピン(felodipine)〔プレンジル(Plendil),メルク&Co .〕投与量範囲は、一日当たり0.5mg〜20mg; (g) 生物源アミン(biogenic amine)および関連薬剤、たとえば クロニジン(clonidine)〔キャタプレス(Catapres),ベーリンガー ・インゲルハイム〕.投与量範囲は一日当たり0.25mg〜2.4mg; グアンファシン(guanfacine)〔テネックス(Tenex),ロビンズ〕. 投与量範囲は、一日当たり0.25mg〜3mg; アラプロクレート(alaproclate).投与量範囲は、一日当たり0.25 mg〜3mg; フィペキシド(fipexide).投与量範囲は一日当たり0.25mg〜3 mg; ジメルジン(zimeldine).投与量範囲は一日当たり0.25mg〜3m g; およびシタロプラム(citalopram).投与量範囲は、一日当たり0.2 5mg〜3mg; (h) 抗レージ薬物(anti-ragedrug)、たとえば プロプラノロール(propranolol)〔インデラル(Inderal),ウィエス −アイエルスト・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は、一日当たり30mg〜64 0mg; カルマバゼピン(carmabazepine)〔テグレトール(Tegretol),ガイ ギー〕.投与量範囲は、一日当たり40mg〜1.6g;および フルオキセチン(fluoxetine)〔プロザック・プルブレス(ProzacPulv ules),ディスタ〕.投与量範囲は、一日当たり20mg〜80mg; (i) 弱トランキライザ、たとえば以下の薬物を含むベンゾジアゼピンジアゼ パム(diazepam)〔ヴァリウム(Valium),ロシェ・プロダクツ〕.投与量範囲 は、一日当たり0.5mg〜40mg; ロラゼパム(lorazepam)〔アチバン(Ativan),ウィエス−アイエル スト・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は一日当たり0.5mg〜10mg; プラゼパム(prazepam)〔セントラックス(Centrax),パーク・デー ビス〕.投与量範囲は、一日当たり5mg〜60mg; クロルジアゼポキシド(chlordiazepoxide)〔リブリタブズ(Libritabs ),ロシェ・プロダクツ〕.投与量範囲は一日当たり5mg〜300mg; クロルジアゼポキシド/クリジニウム(clidinium)の組み合わせ物〔リブラックス (Librax),ロシェ・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たりク ロルジアゼポキシド5mgおよびクリジニウム2.5mg〜クロルジアゼポキシ ド20mgおよびクリジニウム10mg; クロルジアゼポキシド/アミトリプチリンの組み合わせ物〔リンビトロ ールDS (Limbitrol DS),ロシェ・プロダクツ〕.投与量範囲は、クロルジア ゼポキシド10mgおよびアミトリプチリン25mg〜クロルジアゼポキシド6 0mgおよびアミトリプチリン150mg; クロルジアゼポキシド/エストロゲンエステルの組み合わせ物〔メンリ ウム (Menrium),ロシェ・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たりクロルジ アゼポキシド5mgおよびエストロゲンエステル0.2mg〜クロルジアゼポキ シド30mgおよびエストロゲンエステル1.2mg; オキサゼパム(oxazepam)〔セラックス(Serax),ウィエス−アイエ ルスト〕.投与量範囲は、一日当たり10mg〜120mg;および クロラゼペート二カリウム(clorazepate dipotassium)〔トランクセ (Tranxene),アボット・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は、一日当たり3. 75mg〜60mg; (j) アンギオテンシン転化酵素抑制剤、たとえば カプトプリル(captopril)〔カポテン(Capoten),スクイブ(Squibb )〕投与量範囲は、一日当たり5mg〜300mg; カプトプリル/ヒドロクロロチアジドの組み合わせ物〔カポジド(Capo zide),スクイブ〕.投与量範囲は、カプトプリル5mgおよびヒドロクロロチ アジド3mg〜カプトプリル150mgおよびヒドロクロロチアジド50mg; マレイン酸エナラプリル(enalapril maleate)〔バソテック(Vasotec ),メルク&Co.〕.投与量範囲は、0.5mg〜100mg; エナラプリラート(enalaprilat).投与量範囲は、一日当たり0.5m g〜100mg; マレイン酸エナラプリル/ヒドロクロロチアジドの組み合わせ物〔バセ レチック (Vaseretic),メルク&Co.〕.投与量範囲は、一日当たりマレイン 酸エナラプリル2.5mgおよびヒドロクロロチアジド6.25mg〜マレイン酸 エナラプリル20mgおよびヒドロクロロチアジド50mg; ホシノプリル(fosinopril)〔モノプリル(Monopril),ミード・ジョ ンソン・ファーマスーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり2mg〜60m g; リシノプリル(lisinopril)〔ゼストリル(Zestril),スチュアート 〕.投与量範囲は、一日当たり1mg〜40mg; ラミプリル(ramipril)〔アルテイス(Altace),ヘキスト−ローセル 〕.投与量範囲は、一日当たり0.5〜10mg; エピ-カプトプリル(epi-captopril).投与量範囲は、一日当たり1 mg〜300mg; アラセプリル(alacepril).投与量範囲は一日当たり5mg〜300 mg; キナプリル(quinapril).投与量範囲は一日当たり0.5mg〜40m g; ペリンドプリル(perindopril).投与量範囲は、一日当たり0.2mg 〜40mg; デラプリル(delapril).投与量範囲は、一日当たり4mg〜1.5g ; シラザプリル(cilazapril).投与量範囲は、一日当たり0.2mg〜 40mg; ピバロプリル(pivalopril).投与量範囲は、一日当たり2mg〜25 0mg; レンチアプリル(rentiapril).投与量範囲は、一日当たり1mg〜1 50mg; ゾフェノプリル(zofenopril).投与量範囲は、一日当たり1mg〜1 50mg;および ゾフェノプリラート(zofenoprilat).投与量範囲は、一日当たり1m g〜150mg; (k) アセチルコリンの合成、貯蔵、または放出を高める薬物、たとえばホス ファチジルコリン.投与量範囲は、一日当たり1g〜15g; 4−アミノピリジン.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は 、一日当たり0.25mg/kg〜10mg/kg; 3,4−ジアミノピリジン.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量 範囲は、一日当たり50μg〜100mg; 塩化コリン.投与量範囲は、一日当たり500mg〜30g; 二酒石酸コリン(choline bitartrate).投与量範囲は、一日当たり5 00mg〜30g; ビフェメラン(bifemelane).投与量範囲は、一日当たり1mg/kg 〜1.2g/kg; ベサミコール(vesamicol).投与量範囲は、一日当たり50μg/kg 〜500mg/kg; セコベリン(secoverine).投与量範囲は、一日当たり50μg/kg 〜500mg/kg; テトラフェニルウレア.投与量範囲は、一日当たり50μg/kg〜5 00mg/kg;および ニコチンアミド.投与量範囲は、一日当たり1mg/kg〜500mg/ kg; (l) シナプス後部の受容体作動薬、たとえば アレコリン.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は、一日当 たり2mg〜25mg; オキソトレモリン(oxotremorine).静脈内、筋内、皮下、または経口 の投与量範囲は、一日当たり1μg/kg〜0.2mg/kg; ニペコチン酸エチル.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は 、一日当たり2mg〜250mg; ベタネコル(bethanechol)〔ウレコリン(Urecholine),メルク&C o.〕投与量範囲は、一日当たり5mg〜200mg;および レバセカルニン(levacecarnine)〔アセチル−L−カルニチンまたはアルカー (Alcar),シグマ−タウ(Sigma-Tau)〕.投与量範囲は、一日当たり 500mg〜5g; (m) ガングリオシドGM1.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲 は、一日当たり20mg〜200mg; (n) 牛脳ガングリオシド混合物〔クロナシアル(Cronassial),フィディア ・ファーマスーティカルズ;西ヨーロッパ、南アメリカ、および極東の幾つかの 国において市販)〕.静脈内、筋内、および皮下の投与量範囲は、一日当たり2 0mg〜200mg; (o) 特定のモノアミンオキシダーゼ−A抑制剤、たとえば モクロベミド(moclobemide)〔オーロリックス(Aurorix),ホフマン −ラ・ロシェ〕.投与量範囲は、一日当たり50mg〜600mg; (p) 経口、静脈内、筋内、または皮下により投与されるN−メチル−D−ア スパルテートグルタメート受容体拮抗薬、たとえば ミラセミド(milacemide).投与量範囲は、一日当たり50mg〜2. 5g; エトプロパジン(ethopropazine)〔パリドール(Paridol)〕.投与量 範囲は、一日当たり10mg〜400mg; プロシクリジン(procyclidine)〔ケマドリン,バローフス・ウェルカ ム〕.投与量範囲は、一日当たり1mg〜40mg; ジフェンヒドラミン〔ベナドリル,パーク・デービス〕.投与量範囲は 、一日当たり5〜200mg; ジゾシルピン(dizocilpine)〔ニューロガード,メルクシャープ&ド ーメ〕.投与量範囲は、一日当たり0.1μg/kg〜10mg/kg; アマンタジン(amantadine)〔シンメトレル,デュポン・マルチソース ・プロダクツ〕.投与量範囲は、一日当たり10mg〜400mg; およびメマンチン(memantine).投与量範囲は、一日当たり10mg 〜400mg; (q) 非ステロイドの抗炎症薬、たとえばリウマチ様関節炎の治療用として知 られているもので、以下のものを含む: フラービプロフェン(flurbiprofen)〔アンサイド(Ansaid),アップ ジョン〕.投与量範囲は、一日当たり20mg〜300mg; アスピリン〔アースライティス・ペイン・フォーミュラ(Arthritis Pa in Formu1a),ホワイトホール・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は、一日当たり 250mg〜4g; メサラミン〔アサコール(Asacol),プロクター&ギャンブル・ファー マスーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり250mg〜2.4g; フェニルブタゾン〔ブタゾリジン(Butazolidin),ガイギー〕.投与 量範囲は、一日当たり30mg〜400mg; スリンダック(sulindac)〔クリノリル(Clinoril),メルク&Co〕 .投与量範囲は、一日当たり40mg〜400mg; ペニシラミン〔キュプリミン(Cuprimine),メルク&Co.〕.投与量 範囲は、一日当たり25mg〜2g; オキサプロジン(oxaprozin)〔デイプロ(Daypro),シーレ(Searle )〕.投与量範囲は、一日当たり25mg〜2g; サルサレート(salsalate)〔ジサルシド(Disalcid),3Mファーマ スーティカルズ〕.投与量範囲は、一日当たり300mg〜3g; ジフルニサル(diflunisal)〔ドロビド(Dolobid),メルク&Co.〕 .投与量範囲は、一日当たり100mg〜1.5g; ピロキシカム(piroxicam)〔フェルデン(Feldene),ファイザー・ラ ボ・ディビィジョン〕.投与量範囲は、一日当たり2mg〜20mg; インドメタシン〔インドシン(Indocin),メルク&Co.〕.投与量範 囲は、一日当たり10mg〜200mg; エトドラック(etodolac)〔ロジン(Lodine),ウィエス−アイエルス ト・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は一日当たり100mg〜1.2g; メクロフェナメートナトリウム(meclofenamate sodium)〔メクロメン (Meclomen),パーク・デービス〕.投与量範囲は、一日当たり20mg〜40 0mg; イブプロフェン〔モトリン(Motrin),アップジョン〕.投与量範囲は 、一日当たり100mg〜3.2g; フェノプロフエンカルシウム(fenoprofen calcium)〔ナルホン(Nalf on),ディスタ〕.投与量範囲は、一日当たり100mg〜3.2g; ナプロクセンナトリウム(naproxen sodium)〔アナプロックス(Anap rox),シンテックス〕.投与量範囲は、一日当たり50mg〜1.65g; ナプロクセン〔ナプロシン(Naprosyn),シンテックス〕.投与量範囲 は、一日当たり50mg〜1.5g; ケトプロフェン(ketoprofen)〔オルジス(Orudis),ウィエス・アイ エルスト〕.投与量範囲は、一日当たり15mg〜300mg; メフェナム酸〔ポンステル(Ponstel),パーク・デービス〕.投与量 範囲は、一日当たり150mg〜1.5g; ナブメトン(nabumetone)〔レラフェン(Relafen),スミスクライン ・ビーチャム(Smithkline Beecham)〕.投与量範囲は、一日当たり100mg 〜2g; オーラノフィン(auranofin)〔リダウラ(Ridaura),スミスクライン ・ビーチャム〕.投与量範囲は、一日当たり1mg〜9mg; トルメチンナトリウム(tolmetinsodium)〔トレクチン(Tolectin), マクニール・ファーマスーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり100mg〜 1.8g; ケトロラックトロメタミン(ketrolac tromethamine)〔トラドール(T oradol),シンテックス・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は、一日当たり4mg 〜40mg; ジクロフェナックナトリウム(diclofenac sodium)〔ボルタレン(Vol taren),ガイギー〕.投与量範囲は、一日当たり10mg〜200mg;およ び デフェロキサミンメシレート〔デスフェラル(Desferal),チバ・ファ ーマスーティカル〕.静脈内、筋内、または皮下の投与量範囲は、一日当たり1 00mg〜2g; (r) セレギリン(selegiline)〔エルデプリル(Eldepryl),ソマーセット (Somerset)〕.投与量範囲は、一日当たり5mg〜10mg; (s) チアミン.投与量範囲は、一日当たり500mg〜3g; (t) アンファシン(anfacine).静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量 範囲は、一日当たり1mg/kg〜350mg/kg; (u) スルブチアミン(sulbutiamine)〔アーカリオン(Arcalion),ラボラ トリーズ・サービアー(Laboratories Servier)〕.投与量範囲は、一 日当たり1mg/kg〜350mg/kg; (v) 組み合わせて使用することのできる酸化防止剤、たとえば アスコルビン酸.投与量範囲は、一日当たり1mg〜60mg; α−トコフェロール.投与量範囲は、一日当たり100I.U.〜350 0I.U.; N−アセチルシステイン.投与量範囲は一日当たり100mg〜1g; β−カロチン.投与量範囲は、一日当たり20mg〜300mg; ペニシラミン.投与量範囲は、一日当たり25mg〜2g; システアミン.投与量範囲は、一日当たり200mg〜4g;および デフェロキサミンメシレート〔デスフェラル(Desferal),チバ・ファ ーマスーティカル〕.静脈内、筋内、または皮下の投与量範囲は、一日当たり1 00mg〜2g; (w) 特定のモノアミンオキシダーゼ−B抑制剤、たとえば ラザベミド(lazabemide)(ホフマン−ラ・ロシェ).投与量範囲は、 一日当たり10mg〜200mg; (x) リノピルジン(linopirdine)〔アビバ(Aviva),デュポン・メルク〕 .投与量範囲は、一日当たり1mg〜500mg; (y) D−サイクロセリン.投与量範囲は、一日当たり0.1mg/kg〜15 mg/kg;および (z) セロトニン作動性の受容体拮抗薬、たとえば ケタンセリン(ketanserin)〔ケタン(Ketan),ジャンセン・ファー マスーティカル〕.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は、一日当た り0.1mg/kg〜20mg/kg;および ミアンセリン(mianserin)〔ミアン(Mian),オルガノン・インタナ ショナル〕.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は、一日当たり0. 1mg/kg〜20mg/kg。実施例3 米国特許出願07/660,561に開示の発明と、下記の協同作用薬を含む 公知の薬物とを組み合わせて使用することによって、種々の態様の糖尿病に対す る臨床治療法を改良することができる: (a) 種々のインシュリン誘導体と組成物、たとえばヒトインシュリン懸濁液 〔ミックスタード・ヒューマン(Mixtard Human)70/30,ノボ・ノルディス ク(Novo Nordisk)〕、100ユニット/mlバイアルにて入手可能、Physician 's Desk Reference 〔Dowd,AL,1933,p.1684〕にしたがって投与;ヒト亜鉛懸 濁液インシュリン(human zinc suspension insulin)〔ノボリンL(Novolin L ),ノボ・ノルディスク〕、100ユニット/mlバイアルにて入手可能、Physi cian's Desk Reference 〔Dowd,AL,1933,p.1683-1684〕にしたがって投与;お よびヒトインシュリン〔ヒュームリン(HUMULIN)組成物,エリ・リリー(Eli L illy)〕静脈内投与向けに7種の処方で入手可能、Physician's Desk Reference 〔Dowd,AL,1933,p.1301-1308〕にしたがって投与; (b) 種々の経口用スルファニルアミド誘導体である低血糖症用薬物、例えば トルブタミド〔オリナーゼ(Orinase),アップジョン〕.投与量範囲は、一日 当たり100mg〜3g; アセトヘキサミド(acetohexamide).投与量範囲は、一日当たり25 mg〜1.5g; トラザミド〔トリナーゼ(Tolinase),アップジョン〕.投与量範囲は 、一日当たり10mg〜1g; クロロプロパミド(chlorpropamide)〔ジアビナーゼ(Diabinase), ファイザー・ラボ・ディビジョン〕.投与量範囲は、一日当たり10mg〜50 0mg; グリピジド(glipizide)〔グルコトロール(Glucotrol),プラット・ ファーマスーティカルズ(Pratt Pharmaceuticals)〕.投与量範囲は、一日当 たり1mg〜40mg;および グリブリド(glyburide)〔ミクロナーゼ(Micronase),アップジョン 〕.投与量範囲は、一日当たり0.5mg〜20mg; (c) アンギオテンシン転化酵素抑制剤、たとえば カプトプリル(captopril)〔カポテン(Capoten),スクィブ).投与 量範囲は、一日当たり10mg〜450mg; カプトプリルとヒドロクロロチアジドの組み合わせ物〔カポジド,スク ィブ〕.投与量範囲は、一日当たりカプトプリル6.25mgおよびヒドロクロ ロチアジド3.75g〜カプトプリル150mgおよびヒドロクロロチアジド5 0mg; マレイン酸エナラプリル〔バソテック,メルク&Co.〕.投与量範囲 は、一日当たり1mg〜40mg; マレイン酸エナラプリル/ヒドロクロロチアジドの組み合わせ物〔バセ レチック (Vaseretic),メルク&Co.〕.投与量範囲は、一日当たりエナラプ リル2.5mgおよびヒドロクロロチアジド6.25mg〜エナラプリル20mg およびヒドロクロロチアジド50mg; エピ-カプトプリル.投与量範囲は、一日当たり1mg〜300mg; および ゾフェノプリラート(zofenoprilat).投与量範囲は、一日当たり1m g〜150mg; (d) 高脂質症薬、たとえば下記の物質を含むフィブリック酸誘導体(fibric acid derivative): ジェムフィブロジル(gemfibrozil)〔ロピッド(Lopid),パーク・デ ービス〕.投与量範囲は、一日当たり100mg〜1.2g; クロフィブレート(clofibrate)〔アトロミド−S(Atromid-S),ウ ィエス−アイエルスト〕.投与量範囲は、一日当たり20mg〜2g; ベザフィブレート(bezafibrate).投与量範囲は、一日当たり100 mg〜1.3g; フェノフィブレート(fenofibrate).投与量範囲は、一日当たり40 mg〜500mg; メトフォルミン(metformin).投与量範囲は、一日当たり100mg 〜4g; ガーゴム(guargum).投与量範囲は、一日当たり2g〜20g; 3−ヒドロキシ−3−メチル−グルタリル−CoA還元酵素抑制剤、た とえば ロバスタチン(lovastatin)〔メバコール(Mevacor),メルク&Co. 〕投与量範囲は、一日当たり2mg〜80mg; プラバスタチンナトリウム(pravastatin sodium)〔プラバコル(Prav achol),スクィブ〕.投与量範囲は、一日当たり1mg〜40mg; シムバスタチン(simvastatin)〔ゾコール(Zocor),メルク&Co. 〕投与量範囲は、一日当たり1mg〜40mg; デキストロサイロキシンナトリウム〔コロキシン(Choloxin),ブーツ ・フリント(Boots-Flint)〕.投与量範囲は、一日当たり0.25mg〜8mg ; プロブコール(probucol)〔ロレルコ(Lorelco),マリオン・メレル ・ダウ(Marion Merrell Dow)〕.投与量範囲は、一日当たり100mg〜1g ; ニコチン酸〔ニコラー(Nicolar),ローネ−ポウレンク・ローラー(R hone-Poulenc Rorer)〕.投与量範囲は、一日当たり500mg〜6g; アシピモックス(acipimox).投与量範囲は、一日当たり1mg/kg 〜500mg/kg; または胆汁酸封鎖剤、たとえば コレスチラミン樹脂(cholestyramine resin)〔クエストラン・ライト (Questran Light),ブリストール・ラボラトリーズ〕.投与量範囲は、一日当 たり無水コレスチラミン樹脂400mg〜20g;および コレスチポール(colestipol)〔コレスチド(Colestid),アップジ ョン〕.投与量範囲は、一日当たり500mg〜30g; (e) 酸化防止剤、たとえば プロブコール〔ロレルコ,マリオン・メレル・ダウ〕.投与量範囲は、 一日当たり100mg〜1g; プロスタグランジンB1オリゴマー(15−ケトプロスタグランジンB の重合体またはPGBxとしても知られている).静脈内、筋内、皮下、 または経口の投与量範囲は、一日当たり5mg/kg〜400mg/kg; 2−アミノメチル−4−tert−ブチル−6−ヨードフェノール.投 与量範囲は、一日当たり0.5mg/kg〜600mg/kg; 2−アミノメチル−4−tert−ブチル−6−プロピオニルフェノー ル.投与量範囲は、一日当たり20mg/kg〜500mg/kg; 2,6−ジ−tert−ブチル−4−[2'−テノイル]フェノール.投 与量範囲は、一日当たり3mg/kg〜300mg/kg;および 酸化防止剤の組み合わせ物〔たとえば、アスコルビン酸(投与量範囲は 、一日当たり1mg〜60mg)、α−トコフェロール(投与量範囲は、一日当 たり200I.U.〜3500I.U.)、β−カロチン(投与量範囲は、一日当た り1mg〜100mg)、および酸化防止剤協同作用薬セレン(投与量範囲は、 一日当たり25ug〜0.5mg;〕 (f) 免疫抑制薬、たとえば サイクロスポリン(cyclosporine)〔サンディミューン(Sandimmune) ,サンド・ファーマスーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり1mg/kg〜 15mg/kg; アザチオプリン(azathioprine)〔イムラン(Imuran),バローフス・ ウェルカム〕.投与量範囲は、一日当たり0.25mg/kg〜5mg/kg;お よび アザチオプリン/グルココルチコイド(glucocorticoid)の組み合わせ 物、たとえば アザチオプリン(投与量範囲、一日当たり0.25mg/kg〜5mg/ kg)を、静脈内、筋内、皮下、または経口のメチルプレドニソロン(methyl p rednisolone)〔投与量範囲は、一日当たり(または一日おきに)0.1mg/k g〜5mg/kg〕; (g) 血小板の凝集を減少させる薬物、たとえば アセチルサリチル酸〔エコトリン(Ecotrin),スミスクライン・ビー チャム・コンシューマー・ブランズ〕.投与量範囲は、一日当たり25 mg〜4g;および ジピリダモール(dipyridamole)〔パーサンチン(Persantine),ベー リンガー・インゲルハイム〕.投与量範囲は、一日当たり25mg〜400mg ; (h) 血液の粘度を低下させる薬物、たとえば ペントキシフィリン(pentoxifylline)〔トレンタル(Trental),ヘ キスト−ローセル〕.投与量範囲は、一日当たり100mg〜1.2g; (i) 牛脳ガングリオシド混合物(mixed cow brain ganglioside)〔クロナ シアル(Cronassial),フィディア・ファーマスーティカルズ;西ヨーロッパ、 南アメリカ、および極東の幾つかの国において市販されている)〕.静脈内、筋 内、または皮下の投与量範囲は、一日当たり20mg〜100mg; (j) 慢性的な痛みを処置するための鎮痛薬、たとえば アセトアミノフェン〔エクストラ・ストレンクス・タイレノール(Extr a Strength Tylenol),マクニール・コンシューマー〕.投与量範囲は、一日当 たり300mg〜4g; (k) 糖尿病関連のネフローゼ症候群を治療するための種々の薬物、たとえば フロセミド(furosemide)〔ラシックス(Lasix),ヘキスト−ローセ ル〕.投与量範囲は、一日当たり5mg〜600mg; メトラゾン(metolazone)〔マイクロックス(Mykrox),フィスィオン ズ・ファーマスーテイカルズ(Fisions Pharmaceuticals)〕.投与量範囲は、 一日当たり0.1mg〜1mg; ロバスタチン(lovastatin)〔メバコール(Mevacor),メルク&Co. 〕投与量範囲は、一日当たり2mg〜80mg; ヘパリンナトリウム〔チューベックス(Tubex),ウィエス−アイエス スト〕.静脈内、筋内、または皮下の投与量範囲は、一日当たり1,000US P単位〜20,000USP単位; ワーファリンナトリウム〔クマジン(Coumadin),デュポン・ファーマ スーティカル〕.投与量範囲は、一日当たり0.25mg〜10mg;および アミノグアニジン〔アルテオン(Alteon)〕.静脈内、筋内、皮下、ま たは経口の投与量範囲は、一日当たり5mg/kg〜100mg/kg; (l) アルドース還元酵素抑制剤、たとえば ソルビニル(sorbinil)〔ファイザー〕.静脈内、筋内、皮下、または 経口の投与量範囲は、一日当たり1mg/kg〜25mg/kg; (E)−3−カルボキシメチル−5−[(2E)−メチル−3−フェニ ルプロペニリデン]−ローダニン.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範 囲は、一日当たり1mg/kg〜40mg/kg; アルレスタチン(alrestatin).静脈内、筋内、皮下、または経口の投 与量範囲は、一日当たり1mg/kg〜100mg/kg; スタチル(statil).静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は 、一日当たり1mg/kg〜25mg/kg;および トルレスタット(tolrestat).〔アイエルスト−ウィエス・ラボラト リーズ〕.静脈内、筋内、皮下、または経口の投与量範囲は、一日当たり1mg /kg〜25mg/kg. 実施例4 老化と関連のある総体的症状に関する臨床治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)モノアミンオキシダーゼB阻害薬、例えば セレギリン(selegiline)(エルデプリル(Eldepryl)、Somerset)、用量5 mg/日 −10mg/日; (b)アセチルコリンエステラーゼ阻害薬、例えば フィゾスチグミン(アンチリリュウム インジェクタブル(Antilirium Injec- table)、Forest Pharmaceuticals)、経口投与量0.1mg/日−20mg/日、あ るいは静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用量5μg/日−3mg/日、任意にホス ファチジルコリン協同作用薬と共に、経口投与量0−15g/日; タクリン(コグネックス(Cognex)、Warner-Lambert)、用量5mg/日−20 0mg/日、任意にホスファチジルコリン協同作用薬と共に、用量0−10g/ 日; (+-)−9−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロアクリジン−1−オー ル、用量2mg/日−200mg/日; メトリホネート(metrifonate)、筋肉注射、静脈注射、皮下注射又は経口投 与の用量0.1mg/kg日−125mg/kg日; マレイン酸ベルナクリン(velnacrine maleate)(メンタン(Mentane)、Ho- echst-Roussel)、用量10mg/日−350mg/日; 弗化メタンスルホニル(methanesulfonyl fluoride)、静脈注射、筋肉注射、 皮下注射又は経口投与の用量5mg/kg日−350mg/kg日; 弗化フェニルメチルスルホニル、静脈注射、皮下注射、筋肉注射又は経口投与 の用量5mg/kg日−60mg/kg日; ヒューペルジンA(huperzine A)、筋肉注射、静脈注射、皮下注射又は経口 投与の用量10μg/kg日−1mg/kg日; ヒューペルジンB、筋肉注射、静脈注射、皮下注射又は経口投与の用量10μ g/kg日−1mg/kg日 ; 塩化エドロホニウム(Hoffman LaRoche)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又 は経口投与の用量2mg/日−400mg/日; ガランタミン(galanthamine)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与 の用量5mg/日−100mg/日;及び ミオチン(miotine)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量2m g/日−400mg/日 (c)アンギオテンシン転化酵素阻害薬、例えば カプトプリル(captopril)(カポテン(Capoten)、Squibb)用量5mg/日− 300mg/日; ヒドロクロロチアジド(カポジド(Capozide)、Squibb)と併用されるカプト プリル、1日の用量カプトプリル5mg及びヒドロクロロチアジド3mgからカプト プリル150mg及びヒドロクロロチアジド50mg; マレイン酸エナラプリル(enalapril maleate)(バソテック(Vasotec)、M- erck & Co.)、用量0.5mg/日−100mg/日; エナラプリラット(enalaprilat)、用量0.5mg/日−100mg/日; マレイン酸エナラプリル/ヒドロクロロチアジドの組み合わせ(バセレティッ (Vaseretic)、Merck & Co.)、1日の用量マレイン酸エナラプリル2.5mg 及びヒドロクロロチアジド6.25mgからマレイン酸エナラプリル20mg及びヒ ドロクロロチアジド50mg; ホシノプリル(fosinopril)(モノプリル(Monopril)、Mead Johnson Pha-r maceuticals)、用量2mg/日−60mg/日; リシノプリル(lisinopril)(ゼストリル、Stuart)、用量1mg/日−40mg/ 日; ラミプリル(ramipril)(アルタス(Altace)、Hoechst-Roussel)、用量0 .5mg/日−10mg/日; エピ−カプトプリル(epi-captopril)、用量1mg/日−300mg/日; アラセプリル(alacepril)、用量5mg/日−300mg/日; キナプリル(quinapril)、用量0.5mg/日−40mg/日; ペリンドプリル(perindopril)、用量0.2mg/日−40mg/日; デラプリル(delapril)、用量4mg/日−1.5mg/日; シラザプリル(cilazapril)、用量0.2mg/日−40mg/日; ピバロプリル(pivalopril)、用量2mg/日−250mg/日; レンティアプリル(rentiapril)、用量1mg/日−150mg/日; ゾフェノプリル(zofenopril)、用量1mg/日−150mg/日;及び ゾフェノプリラット(zofenoprilat)、用量1mg/日−150mg/日; (d)経口、皮下注射、筋肉注射又は静脈注射によって投与される−メチル −D−アスパルテートグルタメート受容体アンタゴニスト、例えば ミラセミド(milacemide)、用量50mg/日−2.5mg/日; トリヘキシフェニジル(アーテン、Leder1e)、用量0.1mg/日−20mg/日 ; エトプロパジン(パリドール(Paridol))、用量10mg/日−400mg/日; プロシクリジン(ケマドリン(Kemadrine)、Burroughs Wellcome)、用量1m g/日−40mg/日; ジフェンヒドラミン(ベナドリル(Benadryl)、Parke-Davis)、用量5mg/日 −200mg/日; ジゾシルピン(dizocilpine)(ニューロガード(Neurogard)、Merck Sharp & Dohme)、用量0.1μg/kg日−10mg/kg日; アマンタジン(シンメトレル(Symmetrel)、Du Pont Multi-Source Products )用量10mg/日−400mg/日;及び メマンチン(memantine)、用量10mg/日−400mg/日; (e)組み合わせて用いることができる抗酸化剤、例えば アスコルビン酸、用量1mg/日−60mg/日; α−トコフェロール、用量200I.U./日−3,500I.U./日; β−カロテン、用量1mg/日−100mg/日;及び セレニウム、用量25μg/日−0.5mg/日; (f)血管拡張薬及び他の非耳直接的脳代謝賦活薬(nootropic direct brain metabolic enhancer drugs)、例えば フルナリジン(flunarizine)、用量2mg/日−100mg/日; ニモジピン(nimodipine)(ニモトップ(Nimotop)、Miles Pharmaceutical )用量300mg/日−3.6g/日; イデベノン(idebenone)、用量5mg/kg日−150mg/kg日; エビラチド(ebiratide)、皮下注射用量3μg/kg日−1mg/kg日; ビンポセチン(vinpocetine)(カビントン(Cavinton)、Chemical Works of Gedeon Richter,Ltd.)、静脈注射又は経口投与の用量5mg/kg日−300mg/kg 日; ペントキシフィリン(pentoxifylline)、用量50mg/日−3mg/日; シチコリン(citicoline)、用量50mg/日−5mg/日; ブロムビンカミン(bromvincamine)、用量25mg/日−3mg/日; シクランデレート、用量25mg/日−3mg/日; イソクスプレン(isoxsuprene)、用量25mg/日−3mg/日; ナフロニル(nafronyl)、用量25mg/日−3mg/日; パパベリン、用量25mg/日−3mg/日; スロクチジル(suloctidil)、用量25mg/日−3mg/日; ビンバーニン(vinburnine)、用量25mg/日−3mg/日; ビンカミン(vincamine)、用量25mg/日−3mg/日; ビンデバーノール(vindeburnol)、用量25mg/日−3mg/日; ニセルゴリン(nicergoline)(サアミオン)、静脈注射、筋肉注射、皮下注 射又は経口投与の用量6mg/日−10g/日; ラゾバザム(razobazam)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用 量0.1mg/kg日−25mg/kg日; エキシホン(exifone)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量 1mg/日−1g/日 ; ロリプラム(rolipram)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量 1mg/日−1g/日; ナロキソン(naloxone)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量 5mg/日−200mg/日; エチル5−イソプロピルオキシ−4−メチル−β−カルボリン−3−カルボキ シレート、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量2mg/kg日−10 0mg/kg日; ′−メチル−β−カルボリン−3−カルボキサミド、静脈注射、筋肉注射、 皮下注射又は経口投与の用量2mg/kg日−100mg/kg日; メチル6,7−ジメトキシ−4−エチル−3−カルボリン−3−カルボキシレ ート、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量0.1mg/kg日−10m g/kg日; エチル5−メトキシ−4−エチル−β−カルボリン−3−カルボキシレート、 静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量1mg/kg日−30mg/kg日; サベルゾーレ(sabeluzole)、用量2mg/日−40mg/日; ホスファチジルセリン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量1 mg/kg日−250mg/kg日; ピラセタム(piracetam)、用量50mg/kg日−8g/kg日; アニラセタム(aniracetam)、用量50mg/kg日−1g/kg日; ピログルタミン酸、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量100 mg/kg日−5g/kg日; テニルセタム(tenilsetam)、用量は10mg/日(又は隔日)−1g/日(又は 隔日)、又は1週間に1回25mg−1g; プラミラセタム(pramiracetam)、用量50mg/kg日−8g/kg日; オキシラセタム(oxiracetam)、用量200mg/日−2g/日; ロルジラセタム(rolziracetam)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投 与の用量1mg/日−1g/日; エティラセタム(etiracetam)、用量50mg/kg日−8g/kg日; プロペントフィリン(propentophylline)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又 は経口投与の用量50mg/日−3g/日; デュプラセタム(dupracetam)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与 の用量1mg/日−1g/日;及び エルゴロイドメシレート(ergoloid mesylates)(ヒデルギン、Sandoz Phar- maceuticals)、用量0.5mg/日−40mg/日; (g)後シナプス受容体アゴニスト、例えば アレコリン(arecoline)、静脈注射又は経口投与の用量2mg/日−25mg/日 ; オキソトレモリン(oxotremorine)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口 投与の用量1μg/kg日−0.2mg/kg日;及び ベタネコール(bethanechol)(ウレコリン(Urecholine)、Merc & Co.)、 用量5mg/日−200mg/日; レバセカルニン(levacecarnine)(アセチル−L−カルニチン又はアルカー (Alcar)、Sigma-Tau)、用量500mg/日−5g/日;及び エチルニペコテート(ethyl nipecotate)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又 は経口投与の用量2mg/日−250mg/日; (h)生物起源アミン及びそれらに関連する協同作用薬、例えば クロニジン(clonidine)(カタプレス、Boehringer Ingelheime)、用量20 μg/日−2.4mg/日; グアンファシン(guanfacine)(テネックス(Tenex)、Robins)、用量0. 25mg/日−3mg/日; アラプロクレート(alaproclate)、用量0.25mg/日−3mg/日; フィペキシド(fipexide)、用量0.25mg/日−3mg/日; ジメルジン(zimeldine)、用量0.25mg/日−3mg/日;及び シタロプラム(citalopram)、用量0.25mg/日−3mg/日; (i)アンファシン(anfacine)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投 与の用量1mg/kg日−350mg/kg日; (j)アセチルコリン合成、貯蔵又は放出を促進することができる薬剤、例え ば フォスファチジルコリン、用量1g/日−15g/日; 4−アミノピリジン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量0. 25mg/kg日−10mg/kg日; 3,4−ジアミノピリジン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用 量50μg/日−100mg/日; 塩化コリン、用量500mg/日−30g/日;酒石酸水素コリン(choline bit- artrate)、用量500mg/日−30g/日; ビフェメラン(bifemelane)、用量1mg/kg日−1.2g/kg日; ベサミコル(vesamicol)、用量50μg/kg日−500mg/kg日; セコベリン(secoverine)、用量50μg/kg日−500mg/kg日; テトラフェニルウレア、用量50μg/kg日−500mg/kg日;及び ニコチンアミド、用量1mg/kg日−500mg/kg日; (k)プロスタグランジンB1オリゴマー(ポリマー15−ケトプロスタグラ ンジンB又はPGBxとしても知られている)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射 又は経口投与の用量5mg/kg日−400mg/kg日; (l)アセチルホモシステインチオラクトン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射 又は経口投与の用量0.5mg/kg日−25mg/kg日; (m)ガングリオシド(ganglioside) GM1、静脈注射、筋肉注射又は皮下 注射の用量20mg/日−200g/日; (n)スルブチアミン(sulbutiamine)、用量1mg/kg日−350mg/kg日;及 び (o)セロトニン受容体アンタゴニスト、例えば ケタンセリン(ketanserin)(ケタン、Janssen Pharmaceutica)、静脈注射 、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量0.1mg/kg日−20mg/kg日;及び ミアンセリン(mianserin)(ミアン(Mian)、Organon International)、静 脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量0.1mg/kg日−20mg/kg日を 用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,56 1号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することがで きる。 実施例5 耳鳴(後迷路性難聴)に関する臨床治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)抗うつ薬又は抗不安薬、例えば アミトリプチリン(エラビル(Elavil)、Stuart)、用量50mg/日−300m g/日; アミトリプチリン/パーフェナジン併用(エトラホン(Etrafon)、Schering )1日の用量パーフェナジン4mg及びアミトリプチリン50mgからパーフェナジ ン16mg及びアミトリプチリン100mg; アルプラゾラム(キサナックス(Xanax)、Upjohn)、用量125μg/日−4m g/日;及び トリプトレン、用量0.1mg/日−20mg/日; (b)鎮痙薬、例えば プリミドン(マイソリン、Wyeth-Ayerst)、用量10mg/日−2g/日; フェニトイン(ジランチン(Dilantin)、Parke-Davis)、用量10mg/日−6 00mg/日;及び カルバマゼピン(テグレトール、Basel)、用量40mg/日−1.6g/日; (c)リドカイン(キシロカイン、Astra)、静脈注射、筋肉注射又は皮下注 射の用量1mg/日−300mg/日、リドカインの経口形態の用量1mg/日−300m g/日; (d)トカイニド(tocainide)、用量10mg/日−400mg/日; (e)フレシニド(flecinide)、用量10mg/日−400mg/日; (f)ニコチンアミド、用量1mg/kg日−500mg/kg日; (g)アミノオキシ酢酸、用量10mg/日−500mg/日; (h)プラキシレン、用量5mg/kg日−100mg/kg日; (i)アニラセタム、用量50mg/kg日−1g/kg日; (j)ピラセタム、用量1mg/日−100mg/日; (k)13−シス−レチン酸、皮内注射、皮下注射、静脈注射、筋肉注射又は 経口投与の用量50μg/kg日−25mg/kg日;及び (l)13−トランス−レチン酸、皮内注射、皮下注射、静脈注射、筋肉注射 又は経口投与の用量50μg/kg日−25mg/kg日 を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 実施例6 多発性硬化症に関する臨床治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)アザチオプリン(イムラン、Burroughs Wellcome)、用量5mg/日−3 00mg/日; (b)コポリマー-1(L−アラニン、L−グルタミン酸、L−リシン及びL− チロシンのランダムポリマー、割合6.0:1.9:4.7:1.0、分子量1 4,000−23,000ダルトン)、静脈注射、皮下注射又は筋肉注射の用量 2mg/日−40mg/日; (c)シクロスポリン(サンディミュン、Sandoz Pharmaceutical)、用量1m g/kg日−15mg/kg日; (d)インターフェロン、例えば アルファ-2aインターフェロン(ロフェロン-A(Roferon-A)、Roche Labo- ratories)、静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用量300,000I.U./日− 36,000,000I.U./日; アルファ-2bインターフェロン(イントロン-A(Intron-A)、Schering)、 静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用量300,000I.U./日−5,000, 000I.U./日; アルファ-N3インターフェロン(アルフェロン N インジェクション(Alfe- ron N Injection)、Purdue Frederick)、静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の 用量250,000I.U./日−2,500,000I.U./日; ベータインターフェロン(ベータセロン(Betaseron)、Berlex)、静脈注射 、筋肉注射又は皮下注射の用量5,000U/kg日−50,000U/kg日;及び ガンマ-1bインターフェロン(アクチミュン(Actimmune)、Genentech)、 静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用量5,000U/kg日−50,000U/kg日 ; (e)コルチコステロイド、例えば プレドニゾン(デルタゾン(Deltasone)、Upjohn)、毎日又は隔日0.5mg −200mg;及び デキサメタゾン(デカドロン(Decadron)、Merck & Co.)、毎日又は隔日0 .1mg−10mg; (f)シクロホスファミド(サイトキサン(Cytoxan)、Bristo1l-Myers Onco -logy)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量0.1mg/kg日−1 0mg/kg日; (g)4−アミノピリジン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用 量0.25mg/kg日−10mg/kg日; (h)バクロフェン(アトロフェン(Atrofen)、Athena Neurosciences)、 用量1mg/日−80mg/日;及び (i)3,4−ジアミノピリジン、用量50μg/日−100mg/日 を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 実施例7 筋萎縮性側索硬化症に関する臨床治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)混合牛悩(mixed cow brain)ガングリオシド(クロナシアル(Cronas- sial)、Fidia Pharmaceutical、西欧、南米及び極東の数カ国で市販されている )筋肉注射、静脈注射又は皮下注射の用量20mg/日−100mg/日; (b)チロトロピン放出因子(リレファクト TRH(Relefact TRH)、Ferring );静脈注射、皮下注射又は筋肉注射の用量0.5mg/日−500mg/日; (c)セリン、用量500mg/日−15g/日; (d)L−トレオニン、用量500mg/日−15g/日; (e)グリシン、用量500mg/日−15g/日; (f)経口、筋肉注射、皮下注射又は静脈注射によって投与される−メチル −D−アスパルテートグルタメート受容体アンタゴニスト、例えば ミラセミド、用量50mg/日−2.5g/日; トリヘキシフェニジル(アーテン、Lederle)、用量0.1mg/日−20mg/日 ; エトプロパジン(パリドール)、用量10mg/日−400mg/日; プロシクリジン(ケマドリン、Burroughs Wellcome)、用量1mg/日−40mg/ 日; ジフェンヒドラミン(ベナドリル(Benadryl)、Parke-Davis)、用量5mg/日 −200mg/日; ジゾシルピン(ノイロガード、Merck Sharp & Dohme)、用量0.1μg/kg日 −10mg/kg日; アマンタジン(シンメトレル、Du Pont Multi-Source Products)、用量10m g/日−400mg/日;及び メマンチン、用量10mg/日−400mg/日; を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 実施例8 ハンチントン病に関する臨床治療は: (a)経口、筋肉注射、皮下注射又は静脈注射によって投与される−メチル −D−アスパラギン酸グルタミン酸受容体アンタゴニスト、例えば ミラセミド、用量50mg/日−2.5g/日; トリヘキシフェニジル(アーテン、Lederle)、用量0.1mg/日−20mg/日 ; エトプロパジン(パリドール)、用量10mg/日−400mg/日; プロシクリジン(ケマドリン、Burroughs Wellcome)、用量1mg/日−40mg/ 日; ジフェンヒドラミン(ベナドリル(Benadryl)、Parke-Davis)、用量5mg/日 −200mg/日; ジゾシルピン(ノイロガード、Merck Sharp & Dohme)、用量0.1μg/kg日 −10mg/kg日; アマンタジン(シンメトレル、Du Pont Multi-Source Products)、用量10m g/日−400mg/日;及び メマンチン、用量10mg/日−400mg/日; (b)アセチルコリンの合成、貯蔵又は放出を促進することができる薬剤、例 えば フォスファチジルコリン、用量1g/日−15g/日; 3,4−ジアミノピリジン、用量50μg/日−100mg/日; 塩化コリン、用量500mg/日−20g/日;及び 酒石酸水素コリン(choline bitartrate)、用量500mg/日−20g/日;及 び (c)後シナプス受容体アゴニスト、例えば アレコリン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量2mg/日−2 5mg/日 を含む公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,561号において 最初に開示されている発明を用いることによって改善することができる。 実施例9 オリーブ橋小脳萎縮に関する臨床治療は: 経口、皮下注射、筋肉注射又は静脈注射によって投与される−メチル−D− アスパルテートグルタメート受容体アンタゴニスト、例えば ミラセミド、用量50mg/日−2.5g/日; トリヘキシフェニジル(アーテン、Lederle)、用量0.1mg/日−20mg/日 ; エトプロパジン(パリドール)、用量10mg/日−400mg/日; プロシクリジン(ケマドリン、Burroughs Wellcome)、用量1mg/日−40mg/ 日; ジフェンヒドラミン(ベナドリル(Benadryl)、Parke-Davis)、用量5mg/日 −200mg/日; ジゾシルピン(ノイロガード、Merck Sharp & Dohme)、用量0.1μg/kg日 −10mg/kg日; アマンタジン(シンメトレル、Du Pont Multi-Source Products)、用量10m g/日−400mg/日;及び メマンチン、用量10mg/日−400mg/日; を含む公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,561号において 最初に開示されている発明を用いることによって改善することができる。 実施例10 アルコール性多発性神経障害に関する臨床治療は: (a)混合牛悩(mixed cow brain)ガングリオシド(クロナシアル、Fidia P harmaceutical、西欧、南米及び極東の数カ国で市販されている)、静脈注射、 筋肉注射又は皮下注射の用量20mg/日−100mg/日; (b)チアプリド、用量1mg/日−400mg/日; (c)フィゾスチグミン(アンチリリュウム インジェクタブル、Forest Pha- rmaceuticals)、経口投与量0.1mg/日−20mg/日、あるいは静脈注射、筋肉 注射又は皮下注射の用量5μg/日−3mg/日、任意にホスファチジルコリン協同 作用薬と共に、経口投与量0−15g/日; (d)ピラセタム、用量1mg/日−100mg/日;及び (e)シクランデレート、用量25mg/日−3g/日 を含む公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,561号において 最初に開示されている発明を用いることによって改善することができる。 実施例11 遺伝性運動及び知覚神経障害に関する臨床治療は: (a)混合牛悩(mixed cow brain)ガングリオシド(クロナシアル、Fidia P harmaceutical、西欧、南米及び極東の数カ国で市販されている)、静脈注射、 筋肉注射又は皮下注射の用量20mg/日−100mg/日;及び (b)3,4−ジアミノピリジン、静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用量5 0μg/日−100mg/日 を含む公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,561号において 最初に開示されている発明を用いることによって改善することができる。 実施例12 アルツハイマー老年痴呆、例えば多発性硬化症のような脱髄疾患、抹消神経損 傷、真性糖尿病及びアルコール性多発性神経障害から生じる尿失禁に関する臨床 治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)コリン作動薬、例えば ベタネコール(ウレコリン、Merck & Co.)、単独の場合、用量5mg/日−20 0mg/日、又はプラゾシンを併用した場合、用量0.5mg/日−4mg/日; (b)抗コリン作動薬、例えば 硫酸ヒオスシアミン、用量0.1mg/日−1mg/日; 硫酸アトロピン、用量25μg/日−0.2mg/日; プロパンテリン(プロ-バンシン(Pro-Banthine)、Schiapparelli Searle) 用量2.5mg/日−75mg/日; オキシブチニン(ジトロパン(Ditropan)、Marion Merrell Dow)、用量2. 5mg/日−20mg/日;及び ジシクロミン(ベンチル(Bentyl)、Marion Merrell Dow)、用量10mg/日 −160mg/日; (c)アルファ−アドレナリン作動薬、例えば エフェドリン、用量10mg/日−150mg/日;及び フェニルプロパノールアミン、用量10mg/日−150mg/日; (d)三環系抗うつ薬、例えば イミプラミン(トフラニール、Geigy)、用量10mg/日−200mg/日;及び ドキセピン(アダピン(Adapin)、Lotus Biochemical)用量10mg/日−30 0mg/日; (e)フラボキセイト(ウリパス(Uripas)、SmithKline Beecham Pharmace- uticals)、用量30mg/日−800mg/日; (f)ベータ−アドレナリン遮断薬、例えば プロプラノロール(インデラル、Wyeth-Ayerst Laboratories)、用量30mg/ 日−640mg/日; ピンドロール(ビスケン(Visken)、Sandoz Pharmaceuticals)、用量10mg /日−60mg/日; 酒石酸メトプロロール(ロプレソール、Geigy)、用量100mg/日−450mg /日; 琥珀酸メトプロロール(トプロール XL(Toprol XL)、Astra)、用量50mg/ 日−400mg/日;及び アテノロール(atenolol)(テノーミン、ICI Pharma)、用量50mg/日−2 00mg/日;及び (g)バソプレシン類似体、例えば デスモプレシン(DDAVP点鼻薬(Nasal Spray)、Rhone-Poulenc Rorer Phar-m aceuticals)、用量10μg/日−40μg/日; を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 実施例13 胃食道逆流症、ぜん動低下及び/又は胃空遅滞(delayed gastric emptying) に関する臨床治療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)メトクロプラミド(レグラン(Reglan)、A.H.Robins)、静脈注射、筋 肉注射、皮下注射又は経口投与の用量2mg/日−60mg/日; (b)シサプリド(cisapride)(プレプルシド(Prepulsid)、Janssen Pha- rmaceutica)、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量1mg/日− 100mg/日; (c)ファモチジン(ペプシド(Pepcid)、Merck & Co.)、用量2mg/日−8 0mg/日; (d)シメチジン(タガメット、Smith Kline Beecham)、用量40mg/日−1 .6g/日; (e)ラニチジン(ザンクック(Zantac)、Glaxo Pharmaceuticals)、用量 30mg/日−6g/日; (f)オメプラゾール(omeprazole)(プリロセック(Prilosec)、Merck & Co.)、用量5mg/日−400mg/日;及び (g)ガランタミン、静脈注射、筋肉注射、皮下注射又は経口投与の用量5mg /日−100mg/日 を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 実施例14 アテローム性動脈硬化症の兆候及び発生に関連する総体的症状に関する臨床治 療は、以下の協同作用薬:即ち、 (a)スルフヒドリル基を有する薬剤を除去するアンギオテンシン転化酵素阻 害薬遊離基、例えば カプトプリル(captopril)(カポテン、Squibb)用量5mg/日−300mg/日 ; ヒドロクロロチアジド(カポジド、Squibb)と組み合わせたカプトプリル、1 日の用量カプトプリル5mg及びヒドロクロロチアジド3mgからカプトプリル15 0mg及びヒドロクロロチアジド50mg; エピ-カプトプリル、用量1mg/日−300mg/日; アラセプリル、用量5mg/日−300mg/日; ピバロプリル、用量2mg/日−250mg/日;及び レンティアプリル、用量1mg/日−150mg/日; (b)フィブリン酸(fibric acid)誘導体抗高脂血症剤、例えば ジェムフィブロジル(gemfibrozil)(ロピド(Lopid)、Parke-Davis)、用 量100mg/日−1.2g/日; クロフィブレート(アトロミド-S(Atromid-S)、Wyeth-Ayerst Laboratori- es)、用量20mg/日−2g/日; ベザフィブレート(bezafibrate)、用量100mg/日−1.3g/日;及び フェノフィブレート(fenofibrate)、用量40mg/日−500mg/日; (c)メトホルミン、用量100mg/日−4g/日; (d)ニコチン酸(ニコラール(Nicolar)、Rhone-Poulenc Rorer)、用量5 00mg/日−6g/日; (e)水中透視鏡的に消化不可能な天然の食用植物炭水化物ポリマー、例えば グアールガム、用量2g/日−20g/日; (f)3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−CoA還元酵素阻害薬、例えば ロバスタチン(メバコー(Mevacor)、Merck & Co.)、用量2mg/日−80mg/ 日; プラバスタチン(プラバコール(Pravachol)、Squibb)、用量1mg/日−40 mg/日;及び シンバスタチン(ゾコー(Zocor)、Merck & Co.)、用量1mg/日−40mg/日 ; (g)アシピモックス(acipimox)、用量1mg/kg日−500mg/kg日; (h)胆汁酸金属イオン封鎖剤、例えば コレスチルアミン樹脂(cholestyramine resin)(クエストランライト、Br-i stol Laboratories)、用量は無水コレスチルアミン樹脂400mg/日−16g/日 ;及び コレスチポール(コレスチド(Colestid)、Upjohn)、用量500mg/日−3 0g/日; (i)抗酸化薬、例えば プロブコール(ロレルコ、Marion Merrell Dow)、用量100mg/日−1g/日 ;及び プロスタグランジンB1オリゴマー(ポリマー15−ケトプロスタグランジン B又はPGB、としても知られている)、静脈注射、筋肉注射又は皮下注射の用 量5mg/kg日−40mg/kg日; (j)経口利尿薬を含む抗高血圧症薬、例えば ベンドロフルメサイアザイド(ナツレチン(Naturetin))、用量0.5mg/日 −5mg/日; ベンズサイアザイド(エクスナ(Exna))、用量1mg/日−50mg/日; クロロチアジド(ジウリル(Diuril))、用量10mg/日−500mg/日; クロルタリドン(ハイグロトン(Hygroton))、用量1mg/日−50mg/日; シクロチアジド(アンヒドロン(Anhydron))、用量0.1mg/日−2mg/日; ヒドロクロロチアジド(ヒドロ-ジウリル(Hydro-Diuril))、用量1mg/日− 50mg/日; ヒドロフルメチアジド(サルロン(Saluron))、用量1mg/日−50mg/日; インダパミド(indapamide)(ロゾール(Lozol))、用量0.25mg/日−5 mg/日; メチルシクロチアジド(エンデュロン)、用量0.25mg/日−5mg/日; メトラゾン(ザロキソリン(Zaroxolyn))、用量0.1mg/日−10mg/日; ポリチアジド(レニーズ)、用量0.2mg/日−4mg/日; キネサゾン(ハイドロモックス)、用量2.5mg/日−100mg/日; トリクロルメチアジド(ナクア(Naqua))、用量0.1mg/日−4mg/日;及 び イデベノン(idebenone)、用量5mg/kg日−150mg/kg日; ループ利尿薬、例えば ブメタニド(bumetanide)(ブメックス(Bumex))、用量50μg/日−10m g/日; エタクリン酸(エデクリン)、用量2.5mg/日−100mg/日; フロセミド(ラシックス)、用量2mg/日−600mg/日;及び トルセミド(torsemide)(プレサリル(Presaril)、Boehringer-Manheim) 、用量0.5mg/日−20mg/日; 及びカリウム節約利尿薬(potassium-sparing diuretics)、例えば アミロライド(ミダモール(Midamor))、用量0.5mg/日−10mg/日; スピロノラクトン(アルダクトン)、用量2.5mg/日−400mg/日;及び トリアムテレン(デイレニウム(Dyrenium))、用量5mg/日−150mg/日; ベータ-アドレナリンアンタゴニスト、例えば アセブトロール(セクトラール)、用量20mg/日−1.2g/日; アテノロール(テノーミン)、用量2.5mg/日−200mg/日; ベタキソロール(betaxolol)(ケルロン(Kerlone))、用量1mg/日−20m g/日; カルテオロール(carteolol)(カルトロール(Cartrol))、用量0.25mg /日−10mg/日; ラベタロール(labetalol)(ノルモジン(Normodyne))用量20mg/日−1 .8g/日; メトプロロール(metoprolol)(ロプレソール)、用量5mg/日−200mg/日 ; ナドロール(コルガード(Corgard))、用量4mg/日−240mg/日; ペンブトロール(penbutolol)(レバトール(Levatol))、用量2mg/日−8 0mg/日; ピンドロール(pindolol)(ビスケン(Visken))、用量0.5mg/日−60m g/日; プロプラノロール(インデラル又はインデラル LA)、用量4mg/日−320mg /日; チモロール(ブロカドレン(Blocadren))、用量1mg/日−60mg/日; 及びビソプロロール(bisoprolol)(ゼベータ(Zebeta)、Lederle)、用量0 .5mg/日−10mg/日; カルシウムアンタゴニスト、例えば ジルチアゼム(diltiazem)(カルジゼム(Cardizem)又はカルジゼム SR)、 用量10mg/日−360mg/日; ベラパミル(カラン又はカラン SR)、用量10mg/日−480mg/日; ニフェジピン(nifedipine)(プロカルジア(Procardia))、用量3mg/日− 180mg/日; ニフェジピン(nifedipine)(プロカルジア XL(Procardia XL))、用量3m g/日−90mg/日; ニカルジピン(nicardipine)(カルデン(Cardene))、用量6mg/日−12 0mg/日; イスラジピン(isradipine)(ダイナサーク(DynaCirc))、用量0.5mg/ 日−20mg/日; アムロジピン(amlodipine)(ノルバスク、Pfizer Labs Division)、用量0 .5mg/日−10mg/日; フェロジピン(felodipine)(プレンジル(Plendil)、Merck & Co.)、用量 0.5mg/日−20mg/日; ニモジピン(ニモトップ、Miles Pharmaceutical)、用量300mg/日−3. 6g/日; フルナリジン、用量2mg/日−100mg/日; アンギオテンシン転化酵素阻害薬、例えば カプトプリル(カポテン)用量2.5mg/日−300mg/日; エナラプリル(バソテック)、用量0.25mg/日−40mg/日; ホシノプリル(モノプリル)、用量1mg/日−60mg/日; リシノプリル(ゼストリル)、用量0.5mg/日−40mg/日; ラミプリル(アルタス)、用量0.25mg/日−10mg/日; キナプリル(アキュプリル(Accupril)、Parke-Davis)、用量1mg/日−80 mg/日; キナプリル/ヒドロクロロチアジド併用(アキュレティック(Accuretic)、P arke-Davis)、1日の用量キナプリル2mg及びヒドロクロロチアジド1.25mg からキナプリル80mg及びヒドロクロロチアジド125mg;及び ベナゼプリル(benazepril)(ロテンシン(Lotensin)、CIBA Pharmaceutica l)、用量0.1mg/日−80mg/日; ペプチドに基づくレニン阻害薬、例えば[(2S)−3−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)スルホニル−2−(フェニルメチル)−プロピオニル]− −[(1S,2S,3S)−1−(シクロ−ヘキシルメチル)−2,3−ジヒド ロキシ−5−メチル−ヘキシル]−L−[3−(チアゾール−4−イル)アール −アニナミド](A−72517、Abbott Laboratories)、経口投与、静脈注 射、筋肉注射又は皮下注射の用量0.1mg/kg日−120mg/kg日; 中枢作用性アルファ-アドレナリンアゴニスト、例えば クロニジン(カタプレス)、用量10μg/日−1.2mg/日; クロニジン TTS(カタプレス TTS、経皮皮膚斑(transdermal skin patch)) 用量0.1mg/日−0.3mg/日; クワナベンズ(quanabenz)(ワイテンシン(Wytensin))、用量0.4mg/日 −64mg/日; グアンファシン(guanfacine)(テネックス(Tenex))、用量0.1mg/日− 3mg/日;及び メチルドーパ(methyldopa)(アルドメット)、用量25mg/日−2g/日; 末梢作用性(peripherally acting)アドレナリンアンタゴニスト、例えば グアナドレル(guanadrel)(ハイロレル(Hylorel))、用量1mg/日−10 0mg/日; グアネチジン(イスメリン)、用量1mg/日−150mg/日; 全根インドジャボクアルカロイド(ラウジキシン(Raudixin))、用量5mg/ 日−100mg/日;及び レセルピン(セルパシル)、用量10μg/日−0.25mg/日; アルファ-アドレナリンアンタゴニスト、例えば プラゾシン(ミニプレス、Pfizer Labs Division)、用量0.1mg/日−20m g/日; プラゾシン/ポリチアジド併用(ミニザイド(Minizide)、Pfizer Labs Div- ision)、1日の用量プラゾシン0.1mg及びポリチアジド50μgからプラゾシ ン20mg及びポリチアジド2mg; テラゾシン(ハイトリン(Hytrin))、用量0.1mg/日−20mg/日;及び ドキサゾシン(カルドゥラ(Cardura))、用量0.1mg/日−16mg/日; 直接作用性血管拡張薬(direct-acting vasodilators)、例えば ヒドララジン(アプレゾリン)、用量3mg/日−300mg/日;及び ミノキシジル(ロニテン(Loniten))、用量0.25mg/日−100mg/日; 及び (k)硝酸塩を含む虚血性心疾患を治療するのに用いる薬剤、例えば 経口イソソルビドジニトレート、用量2mg/日−240mg/日;及び 持続放出トリニトログリセリン、用量1mg/日−540mg/日; ベータ-アドレナリンアンタゴニスト、例えば アセブトロール(セクトラール)、用量20mg/日−1.2g/日; アテノロール(テノーミン)、用量2.5mg/日−200mg/日; ベタキソロール(ケルロン)、用量1mg/日−20mg/日; カルテオロール(カルトロール)、用量0.25mg/日−10mg/日; ラベタロール(ノルモジン)用量20mg/日−1.8g/日; メトプロロール(ロプレソール)、用量5mg/日−200mg/日; ナドロール(コルガード)、用量4mg/日−240mg/日; ペンブトロール(レバトール)、用量2mg/日−80mg/日; ピンドロール(ビスケン)、用量0.5mg/日−60mg/日; プロプラノロール(インデラル又はインデラル LA)、用量4mg/日−320mg /日; チモロール(ブロカドレン)、用量1mg/日−60mg/日;及び ビソプロロール(ゼベータ、Leder1e)、用量0.5mg/日−10mg/日; カルシウムチャネルアンタゴニスト、例えば ジルチアゼム(カルジゼム又はカルジゼム SR)、用量10mg/日−360mg/ 日; ベラパミル(カラン又はカラン SR)、用量10mg/日−480mg/日; ニフェジピン(プロカルジア)、用量3mg/日−180mg/日; ニフェジピン(プロカルジア XL)、用量3mg/日−90mg/日; ニカルジピン(カルデン)、用量6mg/日−120mg/日; イスラジピン(ダイナサーク)、用量0.5mg/日−20mg/日; アムロジピン(ノルバスク、Pfizer Labs Division)、用量0.5mg/日−1 0mg/日; フェロジピン(プレンジル、Merck & Co.)、用量0.5mg/日−20mg/日; (l)心室抗不整脈薬、例えば ソタロール(ベータペース(Betapace)、Berlex))、用量30mg/日−32 0mg/日; メキシリテン(mexilitene)(メキシチール、Boehringer Ingelheim)、用量 60mg/日−1.2g/日; プロパフェノン(propafenone)(リスモール(Rythmol)、Knoll)、用量4 5mg/日−900mg/日; キニジン(キナグルート デュラ-タブズ(Quinaglute Dura-Tabs)、Berlex) 、用量20mg/日−1.2g/日; プロカインアミド(プロカン SR(Procan SR)、Parke-Davis)、用量200m g/日−5g/日;及び パーメノール(pirmenol)(ピマバー(Pimavar)、Warner-Lambert)、静脈 注射又は経口投与の用量25mg/日−500mg/日 を用いることを含む、公知の薬剤を併用して、米国特許出願第07/660,5 61号において最初に開示されている発明を用いることによって改善することが できる。 6.培養された線維芽細胞蛋白質の電気泳動分析による染色体17遺伝性運動お よび感覚神経疾患の臨床的診断 本発明者により行われ米国特許出願第08/026,617号に開示された研 究の結果により、神経フィラメントの化学架橋が、染色体17遺伝性運動および 感覚神経疾患(HMSN)の神経学的原因の少なくとも1部を構成しているとい うことのさらなる証拠が示された。3人の染色体17HMSNドナーおよび3人 の対照ドナーからの皮膚線維芽細胞培養物であって、年齢と性別で分類したもの を二次元ゲル電気泳動および次いでコンピューター画像分析によって分析した。 HMSN患者の皮膚生検体は以前上記有機酸代謝フロファイリング研究に関係し たドナーから得た。二次元ゲル電気泳動および次いでコンピューター画像分析に よる蛋白質分析はプロテイン・データベース・インク(ニューヨーク州、ハンチ ントン・ステーション)においてユダヤ人遺伝病のためのナショナル・ファンデ ーション(ニューヨーク)の資金援助により行われた。 この研究に使用された培養された新しいヒト線維芽細胞株は本発明者によって ペンシルバニア大学医学部の微生物学部に設立されたコレクションから得られた 。6つの皮膚生検線維芽細胞株の各々について検査される細胞がインビトロで1 0%牛胎仔血清、L−グルタミンおよびペニシリン−ストレプトマイシン抗生物 質を添加したpH7.4RPMI1640培地中で生育された。線維芽細胞を集 密になるまで生育させ、次いで各下部培養物について1:3に分けた。第6下部 培養物線維芽細胞をゲル電気泳動による蛋白質分析に使用した。 プロテイン・データベース・インクにおいて、これら6つの培養された線維芽 細胞株をGarrels(1979)の方法によって二次元ゲル電気泳動にかけ た。培養された線維芽細胞蛋白質を0.3%ドデシル硫酸ナトリウム、5.0% 2−メルカプトエタノールおよびpH8.0トリス緩衝液を含有する試料緩衝液 に抽出した。各試料について、30μgの蛋白質を2.0%両性電解質を含む2 .7%アクリルアミドゲル(pH範囲5−7)に適用した。電気泳動を行って等 電点を求めた後、各試料の蛋白質を12.5%アクリルアミドゲル上で分子量に よって二次元に分割した。 細胞蛋白質は1つ以上の放射活性アミノ酸で標識しなかった。その代わり、蛋 白質ゲルスポットをMerrilおよび共同研究者(1979,1981)およ びMorrissy(1981)の方法による銀染色を使用して可視化した。各 ゲル上のそれぞれの蛋白質スポットの同定は電気画像処理、およびそれに続く DOUEST TM コンピューター・アナリシス・システム(プロテイン・データベ ース・インク)によって達成された。 この研究において、145の蛋白質スポトが常に3人の通常線維芽細胞株の各 々に見られ、126の相当する蛋白質スポットが常にHMSN株の各に見られた 。しかし、HMSN試料の各々は、対照試料には決して見られないさらに25の 蛋白質スポットをも示した。対照試料の各々に常に見られるがHMSN試料のい ず れにも決して見られない蛋白質の例はなかった。さらなるHMSN特異的蛋白質 スポットの分子量分布は対照蛋白質スポットの分子量分布とは一致しなかった。 むしろ、相対的にシプトする目盛りで示された。対照試料に常に見られる蛋白質 スポットの中で、最も大きいものは分子量118,000であった。25のHM SN特異的蛋白質スポットの中、9つが130,000ないし192,000の 範囲に分子量を有した。これらのHMSN特異的蛋白質について得られた情報は 下記のようにまとめられる。 上記のような蛋白質地図化データは簡単な遺伝原理で容易に説明することはで きない。遺伝的欠陥と関連した多くの余分の蛋白質スポットの発現は翻訳後の現 象、たとえば過剰の蛋白質ホスホリル化によって説明できるかもしれない。その ような現象は、しかし、観察される蛋白質分子量に比較的小さな影響しか及ぼさ ないことが予期される。したがって、そのような説明はこの場合あまり信用がお けない。実際、この研究から得られる情報はほとんど直接に、線維芽細胞蛋白質 の過剰な病理学的化学架橋の証拠と解釈され得る。 さらに説明することなく、上記記載により十分に本発明が説明されたので、他 の人々が現在あるいは未来の知識を応用することによって本発明を種々の条件の 下で使用できるであろう。 引用された文献 Acierno,G ”Impiego della 1−acetilca rnitina nella malattia di Alzheimer( presennile e senile)、Risultati preli minari” Clin.Ter.105:135−145(1983) Amaducci,L等 ”臨床診断されたアルツハイマー病の治療における ホスファチジルセリン(Phosphatidylserine in the treatment of clinically diagnosed Al zheimer’s disease)” J.Neural.Transm. 24[suppl]:287−292(1987) Anand,RおよびWesnes,KA ”ヒトにおける可逆性MAO阻害 剤であるモクロベミドの認識強化作用、(Cognition−enhanci ngeffects of moclobemide,a reversibl eMAO inhibitor,in humans”)” Adv.Neur ol. 51:261−268(1990) Ananth,J等 ”記憶障害のためのシクランデレート療法(Cycla ndelate therapy for memory disorders )” Curr.Ther.Res. 38:627−631(1985) Appenzeller,OおよびRichardson,EP”糖尿病性 およびアルコール性多発神経障害の患者における交感神経鎖(The symp athetic chain in patients with diabe tic and alcoholic polyneuropathy)”Ne urology (Minneap)16:1205−1209(1966) Austin,PR等 ”キチン:研究の新局面(Chitin:New f acets of research)” Science 212:749− 753(1981) Baratti,CM等 ”マウスにおける記憶強化の際の中枢コリン作動性 ムスカリン性およびオピオイドペプチド作動性システム間の予想される相互作用 (Possible 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───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/725 AAM 8314−4C A61K 31/725 AAM 31/73 AAB 8314−4C 31/73 AAB 38/27 ABX 7433−4C 47/48 Z 47/48 9455−4C 37/36 ABX

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.療法上有効な量の少なくとも1種の主薬および療法上有効な量の少なくと も1種の協同作用薬を含み、主薬が分子量範囲100−1,400ダルトンの水 溶性第一アミンまたはアミン関連安息香酸誘導体からなる組成物を、神経学的疾 患または病態生理学的に関連する症状を伴う哺乳動物の治療に使用し、その際、 主薬と、協同作用薬との組み合わせが、神経学的疾患または病態生理学的に関連 する症状の進行を妨げる作用を有する用途。 2.主薬および少なくとも1種の協同作用薬を含む組成物を神経学的疾患の症 状または病態生理学的に関連する症状の治療に使用する用途であって、神経学的 疾患または病態生理学的に関連する症状が、細胞内および細胞外コンパートメン トの劣化、ならびにその細胞内および細胞外成分の病理学的化学架橋を特色とし ;これらの劣化および架橋が一部は、哺乳動物の神経細胞、他の細胞構造体、な らびにそれらの細胞内および細胞外成分と、哺乳動物内に存在する疾患誘導によ るカルボニル含有−脂肪族または芳香族炭化水素との反応により生じるものであ り;それらの細胞内および細胞外成分が蛋白質、脂質およびデオキシリボ核酸を 含み;その化学架橋が神経細胞と細胞内および細胞外成分との共有結合架橋を含 むものである用途。 3.主薬および少なくとも1種の協同作用薬を含む組成物を神経学的疾患の症 状または病態生理学的に関連する症状の治療に使用する用途であって、神経細胞 、他の細胞構造体、および細胞内構造体の疾患関連性の共有結合架橋が、さらに 下記よりなる群から選ばれる少なくとも1種の神経病理学的構造体: a.構造蛋白質フィラメントの重合凝集体、たとえば過剰の神経フィラメント蓄 積; b.不均質な蛋白質凝集体、たとえば神経細線維質の絡まり; c.非晶質蛋白質および脂質の凝集体、たとえば老人性局面;ならびに d.リポフスチン顆粒 の形成を含むものである用途。 4.主薬および少なくとも1種の協同作用薬を含む組成物を神経学的疾患の症 状または病態生理学的に関連する症状の治療に使用する用途であって、神経細胞 、 他の細胞構造体、および細胞内構造体の疾患関連性の共有結合架橋が、さらに下 記よりなる群から選ばれる少なくとも1種の神経病理学的構造体または病態生理 学的に関連する構造体: a.血清および構造蛋白質の重合凝集体、たとえば過剰のアミロイド蓄積;なら びに b.非晶質蛋白質および脂質の凝集体、たとえば老人性局面およびアテローム硬 化斑 の形成を含むものである用途。 5.主薬が疾患誘導によるカルボニル含有−脂肪族または芳香族炭化水素との 反応のための少なくとも1種の第一アミン基またはアミン関連基を保有し、主薬 を疾患誘導によるカルボニル含有−脂肪族または芳香族炭化水素に効果的に競合 および共有結合させることにより、神経細胞ならびに細胞内および細胞外コンパ ートメントの劣化を減少させ、かつ神経細胞ならびに細胞内および細胞外コンパ ートメントの病理学的化学架橋を減少させることを特徴とする、請求項1に記載 の用途。 6.主薬がさらに、哺乳動物の正常な細胞代謝と相互作用せず、または非−細 胞毒性様式で相互作用し、哺乳動物が1日15−800mg/kgの投与量で長 期間耐容することができ、その治療薬が哺乳動物の腎臓組織によって容易に吸収 され、そして腎毒性結果を生じることなく哺乳動物の尿中に排泄されることを特 徴とする、請求項1に記載の用途。 7.療法上有効な量の主薬を経口投与することを特徴とする、請求項1に記載 の用途。 8.主薬を遊離酸形、塩類、ベンゼン環異性体、アミド誘導体、カルボン酸エ ステル誘導体、および下記よりなる群の類似の非芳香族ベンゼン環誘導体: から、神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する症 状を特色とするヒトの障害の症状を制御するために選択することを含み、その際 、障害が遺伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハ イマー初老期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病 ;筋委縮性側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症;自律神経 の年齢関連性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失 禁、横隔膜虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む;中枢 神経系のニューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系におけ る年 齢発症性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに 関連する症状を含む;アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋 小脳萎縮症、ならびにハンティングトン病よりなる群から選ばれる ことを特徴とする、請求項1に記載の用途。 9.1種または2種以上の協同作用薬が、非吸収性ポリアミンポリマーまたは 非吸収性ポリアミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グルタチ オンの生物学的活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除を助 成する化学結合性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒドリル を含む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群から 選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の用途。 10.非吸収性ポリアミンポリマー系の協同作用薬、またはその非吸収性ポリ アミン関連誘導体が下記よりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項1に 記載の用途: a.β−1,2、β−1,3、β−1,4および/またはβ−1,6結合を含 むアミノ糖を有する天然の多糖類:一般構造 ポリ−β−(1→4)−N−アセチル−D−グルコサミン を有し、かつ少なくとも1個の遊離第一アミン基を保有するキチン群のバイオポ リマーを含む; b.少なくとも1個の−アセチル化された残基を有する脱アセチル化された 天然の多糖類;キトサン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸および硫酸ケラタ ンを含む; c.下記よりなる群から選ばれる化学的にアミン化された多糖類: アミノデオキシ多糖類、たとえば2−アミノ−2−デオキシセルロース;下記 よりなる群から選ばれる、セルロース、キチンおよび他の天然の非消化性炭水化 物のアミノアルキルー、アミノ(ヒドロキシアルキル)−、アミノアルキル−エ ーテル−、およびアミノ(ヒドロキシアルキル)−エーテル−誘導体: H2N−(CH2n−[炭水化物]、式中のn=1−10、アルキル異性体 を含む; H2N−(CH2m−CHOH−(CH2n−[炭水化物]、式中のm=0 −10およびn=0−10; H2N−(CH2n−O−[炭水化物]、式中のn=1−10; H2N−(CH2m−CHOH−(CH2n−O−[炭水化物]、式中のm =0−10およびn=0−10; 下記よりなる群から選ばれるセルロース、キチンおよび他の天然の非消化性炭 水化物のアミノベンジル誘導体: H2N−C64−(CH2n−[炭水化物]、 H2N−CH2−C64−(CH2n−[炭水化物]および H2N−C64−(CH2n−O−[炭水化物]、式中のn=O−10、な らびに H2N−C64−(CH2m-CHOH−(CH2n−O−[炭水化物]、 式中のm=0−10およびn=0−10、そのp−、o−およびm−ベンゼ ン環アミノ異性体、アミノメチル異性体およびアルキル基異性体を含む; 下記よりなる群から選ばれるセルロース、キチンおよび他の天然の非消化性炭 水化物のグアニジンおよびアミノグアニジン誘導体: H2N−C(=NH)−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−(CH2n−[炭水化物]、式中のn=1−10、 その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−O−(CH2n−[炭水化物]、式中のn=1−1 0、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキシル化誘導体を含 む; H2N−C(=NH)−NH−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−NH−(CH2n−[炭水化物]、式中のn=1− 10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−NH−(CH2n−O−[炭水化物]、式中のn= 1−10、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキシル化誘導 体を含む; H2N−C(=NH)−N=CH−(CH2n−[炭水化物]、式中のn= 1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物]、式中の n=1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−NHC(=NH)−NH−[炭水化物]; H2N−NHC(=NH)−NH−(CH2n−[炭水化物]、式中のn= 1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−NHC(=NH)−NH−(CH2n−O−[炭水化物]、式中の n=1−10、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキシル化 誘導体を含む; H2N−NHC(=NH)−N=CH−(CH2n−[炭水化物]、式中の n=1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−NHC(=NH)−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物]、式 中のn=1−10、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキシ ル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−NH−NH−[炭水化物]; H2N−C(=NH)−NH−NH−(CH2n−[炭水化物]、式中のn =1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−NH−NH−(CH2n−O−[炭水化物]、式中 のn=1−10、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキシル 化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−NH−N=CH−(CH2n−[炭水化物]、式中 のn=1−10、その炭化水素異性体およびヒドロキシル化誘導体を含む; H2N−C(=NH)−NH−N=CH−(CH2n−O−[炭水化物]、 式中のn=1−10、その炭化水素異性体、エーテル結合異性体およびヒドロキ シル化誘導体を含む; d.分子当たり1個または2個以上のカルボニル捕獲性官能基を有する、蔗糖 ポリエステルの第一アミン、アミノグアニジンおよびグアニジン誘導体;これら において各カルボニル捕獲性官能基は脂肪族アシル鎖内においてω−、ω−1ま たは他の異性体位置にあり、脂肪族アシル鎖は3−26個の炭素、1−5個の窒 素官能基および1−24個のヒドロキシル基を含むことができる; e.一部または全部が、β−1,2、β−1,3、β−1,4および/または β−1,6結合により結合したアミノ糖からなる合成多糖類; f.混合多糖類ポリマー誘導体であって、第一アミン、アミノアルキル(アル キル基当たり1−10個の炭素)、アミノヒドロキシアルキル(アルキル基当た り1−10個の炭素、およびアルキル基当たり1−10個のヒドロキシル基)、 アミノグアニジン、アミノグアニジニルアルキル(アルキル基当たり1−10個 の炭素)、アミノアルキルグアニジニル(アルキル基当たり1−10個の炭素) 、グアニジン、アミノベンゼンおよび/またはアミノアルキルベンゼン(アルキ ル基当たり1−10個の炭素)官能基が、マトリックス、たとえばセルロースま たはキチンのエピクロルヒドリンコポリマーに共有結合しており、炭化水素系ス ペーサー基がアルケンおよびアルキル基を含むことができるもの;ならびに g.非多糖類−ポリマー誘導体であって、第一アミン、アミノアルキル(アル キル基当たり1−10個の炭素)、アミノヒドロキシアルキル(アルキル基当た り1−10個の炭素、およびアルキル基当たり1−10個のヒドロキシル基)、 アミノグアニジン、アミノグアニジニルアルキル(アルキル基当たり1−10個 の炭素)、アミノアルキルグアニジニル(アルキル基当たり1−10個の炭素) 、グアニジン、アミノベンゼンおよび/またはアミノアルキルベンゼン(アルキ ル基当たり1−10個の炭素)官能基が、ポリスチレン、スチレン−ジビニルベ ンゼンコポリマー、ポリビニルアルコール、およびその架橋誘導体から選ばれる 合成の非消化性ポリマーに共有結合しており、炭化水素系スペーサー基がアルケ ンおよびアルキル基を含むことができるもの。 11.協同作用薬が、大きな表面積、高い多孔度、高い水分保持容量、および 高い化学物質アクセシビリティを有するミクロフィブリル状または微晶質状であ ることを特徴とする、請求項10に記載の用途。 12.協同作用薬の療法上有効な量が1−40g/日の投与量であることを特 徴とする、請求項10に記載の用途。 13.療法上有効な量を経口投与することを特徴とする、請求項10に記載の 用途。 14.酸化防止剤がα−トコフェロール、α−トコフェロール誘導体、β−カ ロチン、セレン、クエン酸、ユビキノール、セレノ含有アミノ酸、グルタチオン 、スルフヒドリル含有蛋白質、システイン、ホモシステイン、−アセチルシス テイン、システアミンおよびメチオニンよりなる群から選ばれることを特徴とす る、請求項9に記載の用途。 15.懸濁化剤がカルボキシメチルセルロース、微結晶性セルロース、セルロ ース、デンプン、リン酸二カルシウム、リン酸三カルシウム、ステアリン酸、ス テアリン酸マグネシウム、シリカ、大豆粉、オランダミズガラシ、酵母、アルフ ァルファ、パセリ、レシチン、米ぬか、トラガカントゴム、グアーゴム、アガー ルゴム、アラビアゴム、カラジーナンゴム、インドゴム、カラヤゴム、ローカス トビーンゴム、マスチックゴム、メスキートゴムおよびキサンタンゴムよりなる 群から選ばれ、懸濁化剤が少なくとも1種の主薬および少なくとも1種の協同作 用薬と一緒に配合されて徐放製剤を形成してもよいことを特徴とする、請求項9 に記載の用途。 16.ビタミンがビタミンA、D、K、B1およびB6よりなる群から選ばれる ことを特徴とする、請求項9に記載の用途。 17.グルタチオンの生物学的活性を助成する協同作用薬が、−アセチルシ ステイン;オキソチアゾリジンカルボキシレート;チモナシック酸;システアミ ン;リポアミド誘導体、たとえばマロチレート、スルファーレムおよびオルチプ ラツよりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項9に記載の用途。 18.ホルモンがヒト成長ホルモンであることを特徴とする、請求項9に記載 の用途。 19.腎臓による薬物排除を助成する化学結合性物質が、グリシンおよびその 誘導体よりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項9に記載の用途。 20.枯渇の危険性がある代謝産物がパントテン酸およびその誘導体よりなる 群から選ばれることを特徴とする、請求項9に記載の用途。 21.協同作用薬が、システイン、ホモシステイン、メチオニンおよびチオク 卜酸(α−リポ酸)よりなる群から選ばれる、スルフヒドリルを含む物質および その誘導体であることを特徴とする、請求項9に記載の用途。 22.協同作用薬を経口投与することを特徴とする、請求項9に記載の用途。 23.協同作用薬を静脈内、筋肉内または皮下に投与することを特徴とする、 請求項9に記載の用途。 24.神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する 症状を特色とする獣医学的障害を伴う哺乳動物を治療するのに十分な、療法上有 効な量の主薬を含む組成物を、経口投与することにより該哺乳動物の治療に使用 するための用途であって;その際、哺乳動物の獣医学的障害が糖尿病性多発性神 経障害;糖尿病性多発性神経障害に関連する代謝性症状;筋委縮性側索硬化症; 末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症ならびにそれに関連する症状−耳鳴 を含む;自律神経の年齢関連性萎縮症およびそれに関連する症状−消化管の蠕動 低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失禁、横隔膜虚弱による呼吸不全、お よび自律性性機能の低下の症状を含む;中枢神経系のニューロンの年齢関連性萎 縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系における年齢発症性の病態生理学的に関連 する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに関連する症状を含む−よりなる 群から選ばれ;その際、主薬はそれが哺乳動物の正常な細胞代謝と相互作用せず 、または非−細胞毒性様式で相互作用し、哺乳動物が1日15−800mg/k gの投与量で長期間耐容することができ、哺乳動物の腎臓組織によって容易に吸 収され、そして哺乳動物に対して腎毒性結果を生じることなく哺乳動物の尿中に 排泄されるように選ばれ、かつ請求項8に記載の水溶性、低分子量の、第一アミ ン含有化学物質またはそのアミン関連誘導体よりなる群から選ばれるものである 用途。 25.哺乳動物を療法上有効な量の少なくとも1種の協同作用薬によっても治 療することを特徴とする、請求項24に記載の用途。 26.哺乳動物を療法上有効な量の、請求項9に記載の少なくとも1種の協同 作用薬によって治療することを特徴とする、請求項24に記載の用途。 27.神経フィラメント付随性の病理学的症状または病態生理学的に関連する 症状を特色とする障害の症状の治療に使用するための組成物であって、障害が遺 伝性の運動および知覚神経障害;糖尿病性多発性神経障害;アルツハイマー初老 期痴呆;アルツハイマー老人性痴呆;ダウン症候群;パーキンソン病;筋委縮性 側索硬化症;末梢知覚および運動神経の年齢関連性萎縮症;自律神経の年齢関連 性萎縮症−消化管の蠕動低下、裂孔ヘルニア、部分性食物吐出、尿失禁、横隔膜 虚弱による呼吸不全、および自律性性機能の低下の症状を含む;中枢神経系のニ ューロンの年齢関連性萎縮症;腎臓、水晶体および心臓血管系における年齢発症 性の病態生理学的に関連する変化−アテローム性動脈硬化症およびそれに関連す る症状を含む;アルコール性多発性神経障害;多発性硬化症;オリーブ橋小脳萎 縮症、ならびにハンティングトン病よりなる群から選ばれ、 組成物の少なくとも1種の主薬が、分子量100−1,400ダルトンを有す る、遊離酸形、塩類、ベンゼン環異性体、アミド誘導体、カルボン酸エステル誘 導体、および下記よりなる群の類似の非芳香族ベンゼン環誘導体よりなる群から 選ばれ: を、1日15−800mg/kgの投与量で、その薬剤学的に受容しうるキャリ ヤーと共に含む組成物。 28.さらに、有効量で存在する少なくとも1種の協同作用薬を含む、請求項 27に記載の組成物。 29.1種または2種以上の協同作用薬が、非吸収性ポリアミンポリマーまた は非吸収性ポリアミン関連ポリマー、酸化防止剤、懸濁化剤、ビタミン、グルタ チオンの生物学的活性を助成する協同作用薬、ホルモン、腎臓による薬物排除を 助成する化学結合性の協同作用薬、枯渇の危険性がある代謝産物、スルフヒドリ ルを含む協同作用薬およびその誘導体、ならびに遊離基捕獲化合物よりなる群か ら選ばれることを特徴とする、請求項28に記載の組成物。 30.1種または2種以上の協同作用薬が、神経作用薬;抗ヒスタミン薬;血 管作用薬;免疫調節薬;神経保護性を有すると認められた酸化防止薬;抗糖尿病 薬;抗潰瘍薬;またはアセチルホモシステインチオラクトン、アラプロクレート 、アミノオキシ酢酸、アンファシン、アレコリン、シメチジン、シサプリド、シ クランデレート、D−サイクロセリン(所望によりコリンエステラーゼ阻害物質 と 共に)、ファモチジン、フラボキセイト、ガランタミン、ガングリオシドGM1 、イフェンプロジル、イソソルビドジニトレート、ラザベミド、ラボドーパ(所 望により末梢デカルボキシラーゼ阻害物質と共に)、リノピルジン、メトクロプ ラミド、混合ウシ脳ガングリオシド、ナフロニル、オメプラゾール、ラニチジン 、13−cis−レチン酸、13−trans−レチン酸、セリン、チアミンジ スルフィドO,O−ジイソブチレート、L−トレオニン、甲状腺刺激ホルモン放 出因子、チアプリド、トリニトログリセリン、およびデスモプレッシンを含めた バソプレッシン類似体よりなる群から選ばれることを特徴とする、請求項28に 記載の組成物。 31.神経作用薬が、ドーパミンアゴニスト;抗コリン作用薬;抗うつ薬;セ ロトニン再取込み阻害物質;神経伝達増強薬;−メチル−D−アスパルテート グルタメート受容体アンタゴニスト;血管拡張薬または他のヌートロピック直接 脳代謝増強薬;アセチルコリンエステラーゼ阻害物質;抗狂暴薬;アセチルコリ ンの合成、貯蔵または放出を高める薬物;アセチルコリン受容体後アゴニスト; モノアミンオキシダーゼ阻害物質;抗不安薬;鎮痙薬;骨格筋弛緩薬;抗精神病 薬;またはコリン作用性ムスカリン様アゴニストであることを特徴とする、請求 項30に記載の組成物。 32.血管作用薬が、カルシウムチャンネルアンタゴニスト;アンギオテンシ ン変換酵素阻害物質;β−アドレナリン作用性アンタゴニスト;抗高血圧薬;α −アドレナリン作用性アゴニスト;抗高脂血症性フィブリン酸誘導体;ニトレー ト系薬物;または抗不整脈薬であることを特徴とする、請求項30に記載の組成 物。 33.免疫調節薬が、非ステロイド系抗炎症薬;免疫抑制薬;グルココルチコ ステロイド系薬物;または免疫変調薬であることを特徴とする、請求項30に記 載の組成物。 34.神経保護性を有すると認められた酸化防止薬が、アスコルビン酸、ペニ シラミン、デフェロキサミン、プロブコル、プロスタグランジンB1オリゴマー 、2−アミノメチル−4−−ブチル−6−インドフェノール、2−アミノメチ ル−4−−ブチル−6−プロピオニルフェノール、および2,6−ジ−−ブ チ ル−4−[2′−チオニル]フェノールであることを特徴とする、請求項30に 記載の組成物。 35.抗糖尿病薬が、インシュリン誘導体;スルファニルアミド誘導体系の血 糖低下薬;抗高脂血症薬;血小板凝集を低下させる薬物;血液粘度を低下させる 薬物;鎮痛薬;糖尿病関連ネフローゼ症候群を治療する薬物;またはアルドース レダクターゼ阻害物質であることを特徴とする、請求項30に記載の組成物。 36.ヒトのゲノム内容物が染色体17シャルコー−マリー−ツース病として も知られている染色体17−遺伝性運動および知覚神経障害をコードする遺伝子 の存在を含むか否かを判定するための方法であって: (a)ヒトから得た皮膚生検材料もしくは羊水試料に由来する培養線維芽細胞株 を樹立し; (b)線維芽細胞株の試料をホモジネートして、可溶化した蛋白質懸濁液となし ; (c)可溶化した蛋白質懸濁液の等電点ゲル電気泳動により蛋白質を分子電荷に 従って分離し; (d)および/またはドデシル硫酸ナトリウムゲル電気泳動により蛋白質を分子 量に従って分離し; (e)分離した蛋白質のスポットを電気泳動ゲル上で視覚化し; (f)分離した培養線維芽細胞蛋白質の電気泳動パターンを目視検査により、も しくはコンピューター援用画像処理技術を用いて分析して−既知の分子量および 既知の等電点をもつ蛋白質標準品との対比を含む−、少なくとも1種の染色体1 7−遺伝性運動および知覚神経障害特異性の過剰蛋白質の存否を判定する 工程を含む方法。 37.請求項36の部分(a)に記載の方法において、実験室における細胞の 培養線維芽細胞株の樹立が、10%ウシ胎児血清、L−グルタミンおよびペニシ リン−ストレプトマイシン抗生物質を補充したpH7.4 RPMI 1640 培地を使用し、1−20回の継代培養工程を含み、それぞれが細胞株を新たな組 織培養培地中へ1:1−1:20の係数で希釈することよりなり、所望により1 種または2種以上の放射性アミノ酸、たとえば[ 35]メチオニン、[ 3]リ シンまたは[ 14]アルギニンをゲル電気泳動による蛋白質分離の前に培養物に 添加することにより培地が線維芽細胞蛋白質の放射性標識を含んでもよい方法。 38.請求項36の部分(b)に記載の方法において、可溶化した蛋白質懸濁 液を得るための線維芽細胞株の試料のホモジネーションが、0.3%ドデシル硫 酸ナトリウム、5.0%2−メルカプエタノールおよびトリス緩衝液(pH8. 0)からなる懸濁用緩衝液による処理、次いで酵素、たとえばDNase Iお よびRNase Aによる処理を含む方法。 39.請求項36の部分(c)に記載の方法において、等電点ゲル電気泳動が 、1−200μgの可溶化した蛋白質懸濁液を、線維芽細胞蛋白質試料を出発領 域または出発点に含有する2.7%または2.9%アクリルアミドゲルに対して 19,000V/時の電界を一夜印加するなどの条件下で使用することを含み、 その際アクリルアミドゲルが9.5M尿素、2.0%または4.0%NP−40 非イオン界面活性剤および2.0%両性電解質を含有する(pH範囲5−7また はpH範6−8)方法。 40.請求項36の部分(d)に記載の方法において、請求項37の部分cの 方法の代替としての、または請求項37の部分(c)の方法に追加した、蛋白質 を分子量に従って分離するためのドデシル硫酸ナトリウムゲル電気泳動の使用が 、線維芽細胞蛋白質試料を出発領域または出発点に含有する12.5%アクリル アミドゲルに対して60W(一定のワット数)の電界を、蛋白質の分離を達成す るのに十分な期間印加するなどの条件下で使用することを含む方法。 41.請求項36の部分(e)に記載の方法において、電気泳動ゲル上におけ る非放射性の分離蛋白質のスポットの視覚化が、染色試薬、たとえばクーマシー ブリリアントブルーR250の使用、もしくはグルタルアルデヒドで処理したの ちアンモニア性銀/ホルムアルデヒドで処理するなどの方法による銀染色を含み 、または放射性標識された分離蛋白質のスポットの視覚化がオートラジオグラフ ィーにより行われ、これにより採用した実験室的分析条件下において無傷のまま である個々に分離した蛋白質および/または個々の蛋白質複合体の存在が解明さ れる方法。 42.少なくとも1種の染色体17−遺伝性運動および知覚神経障害特異性過 剰蛋白質であって、この遺伝病をもたないヒトに由来する同様な培養線維芽細胞 の蛋白質試料中に見られない蛋白質の存在が、そのヒトに染色体17−遺伝性運 動および知覚神経障害が存在することの証明と解釈される、請求項36に記載の 方法。
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