JPH08507810A - 燃料添加物として適当な混合物 - Google Patents

燃料添加物として適当な混合物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、燃料添加物として適当であり、かつ本質的にA) それぞれ500ないし10000の平均分子量を有する炭化水素基を有する少なくとも1つのアミン、ポリアミンまたはアルカノールアミン、及びB) 一般式I [式中、mは1または2であり、nは1ないし100であり、R1はmが1である場合には、炭素数2〜35の一価の炭化水素基であり、mが2である場合には、炭素数2〜30の二価の炭化水素基であり、R2およびR3は、各々水素、炭素数1〜12のアルキル、炭素数5〜7のシクロアルキル、炭素数6〜10のアリール、1〜5個の窒素原子を有するポリアルキレンアミン基又はアルカノールアミン基であり、ここでこれらの基は同一又は異なってもよく、それらが結合している窒素原子とともに他の複素原子が挿入されていてもよい5員又は6員環を形成しうるものであり、Dは炭素数2〜5のアルキレンである]で示される少なくとも1つのポリエーテルアミンを含む燃料添加物として適当である混合物は、燃料添加物として使用され、かつ燃料は成分AおよびBを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料添加物として適当な混合物 本発明は、燃料添加物として適当であり、かつ本質的に A) それぞれ500ないし10000の平均分子量を有する炭化水素基を有す る少なくとも1つのアミン、ポリアミンまたはアルカノールアミン、及び B) 一般式I [式中、 mは1または2であり、 nは1ないし100であり、 R1はmが1である場合には、炭素数2〜35の一価の炭化水素基であり、 mが2である場合には、炭素数2〜30の二価の炭化水素基であり、 R2およびR3は、各々水素、炭素数1〜12のアルキル、炭素数5〜7のシ クロアルキル、炭素数6〜10のアリール、1〜5個の窒素原子を有するポリア ルキレンアミン基又はアルカノールアミンであり、ここでこれらの基は同一又は 異なってもよく、それらが結合している窒素原子とともに他の複素原子が挿入さ れていてもよい5員又は6員環を形成しうるものであり、Dは炭素2〜5のアル キレンである]で示される少なくとも1つのポリエーテルアミンを含む混合物に 関する。 更に、本発明は、成分AおよびBを含む、ガソリンエンジンのためのこの混合 物及び燃料の使用に関する。 ガソリン及びディーゼルエンジンに計量して提供するためのガソリンエンジン のキャブレター及び取入れシステム並びにインジェクションシステムは、空気か らのほこり粒子、燃焼室からの不燃焼炭化水素基、キャブレターへ通じたクラン クシャフトケースからの排気ガスにより引き起こされる不純物によってますます 汚染されるようになってきている。 この残留物は、アイドリング中及び一層低い部分−負荷範囲において、燃料を 吸収し、空気/燃料比を変化させ、この結果この混合物は富化し、燃焼は一層不 完全になり、一方、排気ガス中の不燃焼又は部分的に 燃焼した炭化水素の量がより増大し、そしてガソリン消費が増大する。 ガソリンエンジンの取込みシステムは、洗浄剤を添加することにより、清浄に 維持しうることが知られている(例えば、M.ローゼンベック(Rosenbeck)「K atalysatoren,Tenside,Tenside,Mineraloeladditive」J.Falbe及びU.Hasse rodt編、第223頁以降、Thieme Verlag、シュッツトガルト1978、及び、 ウルマン(Ullmann)の「Encyc1opedia of Industrial Chemistry」A16巻、 719頁以降、1990、VCH Verlagsgesellschaft参照)。このため、エミッ ション及び燃料消費が減少し、運転特性が改善される。一般的にはかかる洗浄剤 の分子組成の原則は、一般に比較的高分子量の親脂性の基への極性の構造体の結 合として記載することができる。これらの典型的な例は、ヨーロッパ特許出願公 開第244616号明細書に記載されている、極性基としてのアミノ基を有する ポリイソブテンに基づく生成物である。 燃料のための他の重要な添加物成分は、キャリアー油である。これらのキャリ アー油は、一般には高沸点の熱安定性の液体である。ヨーロッパ特許出願公開第 356726号明細書には、キャリアー油として、長鎖アルコールを有する芳香 族ポリカルボン酸のエステルが開示されている。米国特許第5112364号明 細書には、特に良好なバルブ清浄化特性を有する燃料 添加物として、末端アルキルフェノール又はアルキルシクロヘキシル基を有する ポリエーテルアミンが記載されている。 国際特許出願(WO−A)91/03529号には、キャリアー油として、あ る種のアミノ基を有する洗剤とポリエーテルアルコールの組合せ物が記載されて いる。この組合せ物は、エンジン部品上への燃料及び添加物の沈積の故に、その 個々の成分よりも少ない程度でオクタン価要求度の増加(octane requirement i ncreases:ORI)をもたらす。新型のエンジンは、かなりの操作時間の後でのみ 、最終のオクタン価要求度に到達し、その時間の後には要求度は初期に比べてか なり高いものとなるかもしれない。概して、少なくとも添加物はこの効果を強化 すべきではない。 添加物の上述の組合せ物の無視できない欠点は、洗剤とキャリアー油との不満 足な混和性にある。しばしば、燃料に添加し得ない曇っている混合物を生じる。 長時間停止した後で、これらの混合物においてしばしば相分離が生じる。このた め、混合物における洗剤の分布は不均一になる。しかしながら、実際には、要求 される添加物のパッケージはすべての成分が溶解した形状で含まれ、一処理工程 で燃料に添加しうるものである。 本発明の目的は、燃料においてバルブ洗浄効果を有し、添加剤を有しない燃料 に比べてORIに悪影響を 与えないことに加えて、互いに完全に混和状態にある、洗剤とキャリアー油との 組合せ物を提供することである。 この目的は、洗剤Aと式Iのポリエーテルアミンを含む、上述の混合物により 達成されることが見い出された。更に、これらの混合物の使用、及び成分A及び Bを含む燃料が見い出された。 成分A 成分Aは、燃料において主に洗剤として有効である。適当な成分Aは、500 ないし10000、好ましくは600ないし2500、特に好ましくは700な いし1500の平均分子量を有する炭化水素基をもつアミン、ポリアミン又はア ルカノールアミンである。 炭化水素基は、概して分枝鎖状のものである。一般に、これはオレフィンの重 合により得られる基である。これらのオレフィンは、好適には、エチレン、プロ ピレン、1−ブテン、1−ペンテンのような炭素数2ないし6のオレフィンであ り、とくに好適にはイソブテンである。ホモポリマー及びコポリマー、例えば、 70ないし95モル%のイソブテン及び5ないし30モル%の1−ブテンのポリ マーが好適である。その製造方法の結果として、一般にこれらのポリオレフィン は異なる分子量を有する化合物の混合物を構成する。 塩素化の後で、これらのポリオレフィンは慣用の方法でアミンと反応させるこ とができる。しかしながら 、ポリオレフィンのヒドロホルミル化及び水素添加条件下で生じるアルデヒドと アルコールのアミノ化が好適である(ヨーロッパ特許出願公開第244616号 明細書参照)。それというのも、この方法は、塩素を含まない生成物をもたらす からである。洗剤Aのアミノ基はアンモニアのような慣用のアミン、メチルアミ ン、エチルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン又はオクチルアミンのような 一級アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミン又はジオクチル アミンのような二級アミン、及び他の不活性の置換基を有してもよいピペラジン 、ピロリジン又はモルホリンのような複素環に由来する。エチレンジアミン、プ ロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメ チレンジアミン、テトラエチレンペンタミン及びジメチルアミノプロピルアミン のようなポリアミン、並びにエチレンプロピレントリアミンのような種々のアル キレンを有するポリアミンは、また洗剤Aの製造のための出発原料として言及し うる。ここで例は、エタノールアミンのようなアルカノールアミン及びアミノエ チルエタノールアミンのようなアルカノールポリアミンである。これらのうちで 、ポリアミン、特にエチレンジアミン、ジエチレントリアミン及びトリエチレン テトラミンが好適である。しかしながら、アンモニアが極めて好ましい。 成分B この新規な混合物は、キャリアー油として一般式I のポリェーテルアミンを含む。 特に、変数は以下の意味を有する: mは、1又は2、好ましくは1である。 nは、オキシアルキレンの繰り返し単位の数を示し、1ないし100、好適には 5ないし50、特に7ないし30である。 基R1は、異なる炭化水素基である。mが1のときは、R1は一価の炭素数2な いし35の炭化水素基である。n−ヘキシル,n−オクチル,n−ノニル,n− デシル,n−ウンデシル,n−ドデシル,n−トリデシルのような直鎖状の脂肪 族基、並びに、2−エチルヘキシル、イソブチル、及び第三ブチルのような分枝 鎖状の脂肪族基が適当である。フェニル基のようなアリール基、及びオクチルフ ェニル、ノニルフェニル及びドデシルフェニルのような特に炭素数6ないし16 の置換基をもつフェニル基を言及しうる。アルキル基は、好適にはフェニル環の 2−又は4−位にある。位置異性体の市販の混合物も使用することができる。 アルキルによりポリ置換されている化合物も適当であ る。 mが2である場合、R1は例えばエチレン、プロピレン、ブチレン又はヘキシ レン等のアルキレンのような炭素数2ないし30の二価の炭化水素基である。し かしながら、ヒドロキシ基の形式的脱離(formal elimination)によるビスフェ ノールA(2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、1,1−ビ ス−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフ ェニル)−イソブタン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェ ニル)−プロパン及び1,5−ジヒドロキシナフタレンのようなポリフェノール に由来する基が好適である。 R2及びR3は、同一又は異なっていてもよい。これらは、各々水素、メチル、 エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、ヘキシル又はオクチルのよ うな炭素数1ないし12のアルキル、シクロペンチル又はシクロヘキシルのよう な炭素数5ないし7のシクロアルキル、フェニルのような炭素数6ないし10の アリール、1ないし5個の窒素原子を有し、さらにジエチレンアミン、トリエチ レンジアミン、テトラエチレントリアミン、テトラエチレンペンタアミンのよう なポリアルキレンアミンに由来するポリアルキレンアミン基及びジメチルアミノ プロピルアミンである。適当なアルカノールアミンは、エタノールアミンのよ うなアルカノールモノアミン、及びアミノエチルエタノールアミンのようなアル カノールポリアミンである。さらに、これらが結合している窒素原子は、ピペリ ジン又はピペラジンのような5員又は6員環を形成していてもよい。複素環式構 造は、2−アミノエチルピペラジンにおけるように、不活性の置換基を有してい てもよい。この環は、モルホリンのように、酸素等の他の複素原子を含むことが できる。 Dは、エチレン、1,2−プロピレン又はブチレンのような炭素原子数2ない し5のアルキレンである。炭素数3及び炭素数4のアルキレン基が好適である。 nが1より大きい場合には、基Dは同一又は異なってもよい。−(OD)n−単 位は、ホモポリマー又はブロックコポリマーとして存在しうる。しかしながら、 種々の基がランダムに配置されているポリマーが最も容易に得られる。 ポリエーテルアミンIは、それ自体既知であり、又は既知の方法により製造す ることができる(米国特許第5112364号)。 この目的のために、一般に、カリウム第三ブチレートのような強塩基の存在下 、高められた温度でアルコールR1−OHをn当量のアルキレンオキシドと反応 させて、次式II のポリエーテルを形成させる。 変数は、前述したのと同様の意味を有する。 これらのポリエーテルは、次いで、一般には前処理をすることなく次の反応工 程において慣用の方法でアミノ化を行う。ここでアミノ化とは、このポリエーテ ルをアンモニア又は一級アミン又はポリアミンと反応させ、水を脱離させながら 末端ヒドロキシル基をアミノ基に置換することを意味するものと理解される(Ho uben−Weyl,Methoden der Organischen Chemie、第11/1巻、IIb章、第1 08〜134頁、第4版、Thieme-Verlag(1957))。 新規な混合物は、本質的に洗剤A及び成分BとしてのポリエーテルアミンIを 含む。この混合物は、一般に、15ないし95、好適には30ないし80重量% の成分A及び5ないし85、好適には20ないし70重量%の成分Bを含む。 その上、新規な混合物は成分A及びBの全重量に基いて、0ないし40重量% 、好適には0ないし10重量%の量で他の成分Cを含むことができる。これらの 成分Cは、燃料として使用するときは、新規な混合物の特性に僅かな影響しか有 しない。 成分Cは、燃料に添加される混合物用の慣用の添加剤を含む。これらは腐食防 止剤、解乳化剤、ポリイソブチルコハク酸無水物のような洗剤又は分散剤、及び カルボン酸又はポリカルボン酸とアルカノール又はポリオールのエステルのよう なキャリアー油であると理解される(ドイツ国特許出願公開第3838918号 明細書参照)。 さらに、本発明は、少量の成分A及びBを含む、ガソリンエンジン用の燃料に 関する。 適当な燃料は有鉛及び無鉛のレギュラー及び高級グレードのガソリンである。 ガソリンは、炭化水素以外の成分、例えばメタノール、エタノール又は第三ブタ ノールのようなアルコール、及びメチル第三ブチルエーテルのようなエーテルを 含有してもよい。 新規な燃料は、成分A及びBのそれぞれを、一般に全重量に基づいて10ない し5,000ppm、好適には50ないし1000ppmの量で含有する。上述の成分 Cに加えて、新規な燃料は、さらに抗酸化剤、例えば、N,N′−ジ−第二ブチ ル−パラ−フェニレンジアミン、安定剤としての例えばN,N′−ジサリチリデ ン−1,2−ジアミノプロパンを含有してもよい。 成分A及びBは混合して、透明で均一な溶液を得ることができる。これを燃料 に添加すると、実質的に純粋の燃料よりも低いバルブ沈積をもたらす。さらに、 添加物はオクタン価要求度の増加(ORI)に貢献し ない。 実施例 製造例 例1 mが1であり、nが24であり、R1がノニルフェニルであり、かつDが1, 2−プロピレンであるポリエーテルIIの製造 ノニルフェニル740g(3.36モル)及びカリウム第三ブチレート55g を、撹拌時、130℃及び4バールで、プロピレンオキシド4.68kg(80 .6モル)と反応させた。3.5時間後に、この混合物を後処理して、生成物を 得た。ポリエーテル5.40kgが残った。 例2 変数が例1で述べた意味を有し、更にR2及びR3がそれぞれ水素である、ポリ エーテルアミンの製造 例1で製造した、ポリエーテル362g(0.3モル)を、225℃及び28 0バールの水素圧で4時間、アンモニア500ml及びラネーニッケル50gと ともに加熱した。生成物330gが得られ、アミノ化の度合いは96%であった 。(全アミン価44.6mgKOH/g)。 平均分子量1000を有するポリイソブチルアミンPIBA(ヨーロッパ特許 出願公開第244616号明細書の記載と同様にして製造される)を以下の実験 で成分Aとして使用した。 使用例 混合実験 例1及び2で製造されたポリエーテル又はアミノ化ポリエーテルをPIBAと それぞれ1:1、2:1及び1:2の重量比で混合し、溶液の同質性を視覚によ り評価した。 エンジン試験 CEC−F−02−T−79に従ったオペル カデット(Opel Kadett)での バルブ沈積の測定エンジン試験において、取入れバルブを洗浄に維持する効率に ついて、例1で製造したポリエーテル又は例2で製造したアミノ化ポリエーテル とPIBAの混合物を試験した。 燃料:無鉛の高級ヨーロッパピアンガソリン(Premium-grade Enropean gasolin e) 例1のPIBAとポリエーテルの組合せ物と比較して、PIBAとアミノ化ポ リエーテルの新規な組合せ物の実質的に一層高い効率が明らかである。 オクタン価要求度の増加率ORIの測定 測定の一般的方法: メルセデス−ベンツM102Eエンジンにおいて、400時間にわたる試験で オクタン価要求度の増加率を測定した。使用したエンジンにおいて、シリンダー 頂部に4個の圧力センサーを取り付けた。これらのセ ンサーは、圧膜が実質的に燃焼室の壁に直流路のないように配置して取り付けた 。その結果、結論を誤らせる鋭い(whistle)振動無しに燃焼室の圧力が記録可 能となる。 評価のために接続され、4個のクオーツセンサーから成る計器及び市販の計器 (AVL−Indiskop)にて、頂部死点前のクランク角度30°から頂部死点後のク ランク角度30゜に亙り、それぞれの燃焼について興味のある範囲で圧力の変動 をモニターできる。組み込まれたコンピュータが燃焼の過程の測定を可能にする 。個々のシリンダーの圧力シグナルは平均化することができ、種々のコンピュー タ操作により数値を求めることができる。限定された領域でノッキングを測定す るために、熱法則を適用することが有利であることが判明した。 この関数は、熱曲線(=クランク角度1゜当たりの熱放出)、積算された熱曲 線(累積熱放出(heat liberation))、及び平均ガス温度に関する曲線の迅速 な計算に役立つ。これは、燃焼室での圧力変動から、気体に効果的に提供される エネルギーを計算する単純化されたアルゴリズムである。燃焼中に実際に放出さ れる熱は、壁を通じてのエネルギー損失に相当する量だけ(約20%)一層高い 。 検討されたインターバルにおける熱放出は、インターバルの終了時での実際の 圧力とインターバルの間の 純粋な断熱的圧縮/膨張の際に生じる圧力値の差異から計算される。 P=実際の圧力 P’=断熱的圧縮/膨張での圧力 m=燃料/空気混合物の量 Cv=比熱 V=定数 R=気体定数 n=多方指数(Polytvopic exponent) v及びnについては、概数である。 Cv=0.7+T0.001・(0.155+A), A=ガソリンエンジンについては0.1 でのエネルギー変換の値は、ノッキングを有する燃焼のため、明らかにエネルギ ー変換において乱れを生じていることを示している。 こうして、最小のノッキングを示す頂部限界を認識することができる。既知の オクタン価を有する燃料を存在させることにより、一定の負荷条件下でのエンジ ンのオクタン価要求度を容易にかつ再現可能に測定することができる。 燃料:無鉛の高級ヨーロッパピアンガソリン PIBAとポリエーテルとの組合せ物は4.3のオクタン価の増加率をもたら し、それゆえ添加物のない燃料に関する値に比較して1オクタン価以上増加する のに対して、PIBAとアミノ化ポリエーテルとの混合物については、オクタン 価要求度の増加率は僅か2.9が測定されただけであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,K R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO ,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ, UA,US,UZ,VN (72)発明者 オッペンレンダー, クヌート ドイツ連邦共和国 D―67061 ルートヴ ィッヒスハーフェン オットー―ディル― シュトラーセ 23 (72)発明者 ギュンター, ヴォルフガング ドイツ連邦共和国 D―67582 メッテン ハイム ハウプトシュトラーセ 9 (72)発明者 フランツ, ロタール ドイツ連邦共和国 D―67112 ムッター シュタット プファルツリング 198

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.本質的に A)500ないし10,000の平均分子量をもつ炭化水素基をそれぞれ有す る、少なくとも1つのアミン、ポリアミン又はアルカノールアミン、及び B)次式I [式中、mは1又は2であり、 nは1から100であり、 R1はmが1の場合、炭素数2ないし35の一価の炭化水素基であり、さら に、mが2の場合、炭素数2ないし30の二価の炭化水素基であり、 R2及びR3は、それぞれ水素、炭素数1ないし12のアルキル、炭素数5な いし7のシクロアルキル、炭素数6ないし10のアリール、1ないし5個の窒素 原子をもつポリアルキレンアミン基又はアルカノールアミン基であり、この場合 それぞれの基は同一又は異なってもよく、それらが結合 している窒素原子とともに他の複素原子が組み込まれてもよい5員又は6員環を 形成しうるものであり、かつDは炭素数2ないし5のアルキレンである]で示さ れる少なくとも1つのポリエーテルアミン を含む燃料添加物として適当な混合物。 2.成分Aの炭化水素基は700ないし1,500の平均分子量を有するもので ある、請求項1に記載の混合物。 3.成分Aの炭化水素基がポリイソブチル基である、請求項1又は2に記載の混 合物。 4.mが1の場合、成分Bの基R1がフェニル又は炭素数1ないし20のアルキ ル置換フェニルである、請求項1から3までのいずれか1項に記載の混合物。 5.成分Bの基Dがプロピレン又はブチレンである、請求項1から4までのいず れか1項に記載の混合物。 6.ガソリンエンジンの燃料のための添加物としての、請求項1から5までのい ずれか1項に記載の混合物の使用。 7.A)それぞれ500ないし10,000の平均分子量をもつ炭化水素基を有 する少くとも1つのアミン、ポリアミン又はアルカノールアミン、及び B)次式I [式中、mは1又は2であり、 nは1ないし100であり、 R1はmが1の場合、炭素数2ないし35の一価の炭化水素基であり、かつ 、mが2の場合、炭素数2ないし30の二価の炭化水素基であり、 R1及びR3はそれぞれ水素、炭素数1ないし12のアルキル、炭素数5ない し7のシクロアルキル、炭素数6ないし10のアリール、1ないし5個の窒素原 子をもつポリアルキレンアミン基又はアルカノールアミン基であり、これらの基 は同一又は異っていてもよく、かつそれが結合している窒素原子とともに他の複 素原子を組み入れてもよい5員又は6員環を形成してもよいものであり、かつD は炭素数2ないし5のアルキレンである]で示される少なくとも1つのポリエー テルアミン を少量含有するガソリンエンジンのための燃料。
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