JPH08507267A - 自動車用スライディングドア - Google Patents
自動車用スライディングドアInfo
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Abstract
(57)【要約】
垂直方向にスライドする自動車用ドア(10)はドア枠溝(58)内におけるドアの浮動を許容するドア・ガイド(48)と、孔あきフレキシブル・テープ(66)を使用するドア駆動装置と、改良された側部進入部材(144)と、固定装置(18,20,22,24,26,31)とを有する。
Description
【発明の詳細な説明】
自動車用スライディングドア本発明の背景
1.本発明の利用分野
本発明はセダン、バン、トラック及び他の自動車などの車輪付き車両用ドア、
特に自動車の床又は屋根に格納可能な縦方向にスライドするドアに関する。
2.先行技術の検討
自動車用の従来にはない形式のドア閉鎖体が長年にわたって実験され、非生産
型スペシャルティカー及び試作車というかたちで登場する。しかし、最近になっ
てようやく現在大量生産されている既存の規格化自動車設計に実用的な縦方向に
スライドするドアが有利かつ実施可能であることが示され始めた。自動車設計者
に多くの設計制約条件を課することなく、縦方向にスライドするドアを新型車で
設計可能であることは今や周知である。実際、従来の自動車用ヒンジドドアに存
在する厄介な設計制約条件の多くが縦方向にスライドするドアを利用することに
よって排除される。車体の形状又は外観を大幅に変更することなく、これらの独
創的ドアを既存のボディスタイルに設計化可能である。外国及び国内の自動車製
造業者の双方とも規格化自動車用ヒンジドドアに代わるこの別案によって安全性
、利便性及び人間工学上の点から提供される多くの経済的利点を現在探求し始め
ている。
本出願人に付与された2件の米国特許第4,801,172号及び第4,94
0,282号において縦方向にスライドする自動車用ドアの基本構成、特徴及び
作用が説明されている。好ましい実施例において、この本発明のドアがツードア
又はフォードア車における従来のドアに取って代えられる。縦方向にスライドす
るドアはドアに格納される窓を標準的に有する。しかし、本発明のドアは標準ド
アのように車体から外側へ旋回するのではなく、床下の弓状路に沿って格納され
ることによって開かれる。本発明のドア及び窓は1つ又は複数の電動モータによ
って開閉駆動される。ドアが上方閉鎖位置まで駆動されると、ドアの構造的キー
が車体のシャシフレームにおけるレセプタクルに係合し、ドアは充分に応力を付
与されたフレームの構造部材となり、シャシの曲げ及びねじり剛性を強化する。
予備的な解析では従来のドアを有するシャシと比較して約9倍の曲げ剛性及び約
2倍のねじり剛性の強化を示している。
このドア及びシャシフレームの一体構造により多くの利点が生じる。この技術
により車体フレームは従来のフレームよりも大幅に軽量化されると同時に剛性を
強化して設計することが可能である。各種のバージョンを有する特定の車体構造
に同一のシャシフレームを利用できる。例えば、コンバーティブルはセダンと同
様の低位構造を有することが可能である。それは、屋根によって付加された剛性
は縦方向にスライドするドアを用いる車体設計には依存しないためである。縦方
向にスライドするドアは事故の際に開け放たれたり内側に湾曲するおそれがある
従来のドアとは異なり、乗員室の周囲に連続的構造フレームを付与するため、前
方及び側方の衝撃抵抗も大きくなる。
より優れた空気力学、より心地よい美的プロフィール及びより容易な乗員の車
両への出入りを提供すべく、今日の車両は上部及び下部が以前よりも大きなタン
ブルホームにて設計されている。タンブルホームとは車体側面の最大幅点から上
部又は下部へ向かって車体が内方へ湾曲する量のことである。これまで小さなタ
ンブルホームを増大させるのに障害となっていたものはドアシルの下方に延びる
車体フレームの大型外部構造部材である。縦方向にスライドするドアの利用によ
り、これらのフレーム部材は縮小され、車体の中心方向へ移動され、又は好まし
くは新型ドアの構造部材によって完全に置換されることが可能である。
縦方向にスライドするドアによって緩和又は排除される他の設計制約条件には
、ドアの長さに関する制約がある。車体から旋回する従来のドアについては、開
放時の外側軌跡長及び片持重量を低減するためドアの長さを最小限にせねばなら
な
い。縦方向にスライドするドアはフロントホイール及びリアホイールのウエルま
で延ばすことが可能であり、前部座席及び後部座席への出入りがより容易になる
ようにより広幅のドア開口を提供する。従来のフォードア車には2つの長い縦方
向にスライドするドアを利用でき、後部座席への出入りを提供し、余分なドア及
びドア枠の余分な複雑性、費用及び重量を排除する。4つの縦方向にスライドす
るドアが好ましい場合には、自動車設計者はドア間にルーフコラムを設ける必要
性にもはや制約されない。また、ドアを窓の高さよりも深く形成すべきとする制
約も縦方向にスライドするドアによって排除される。ドアの方が下方にあり、従
って窓の方が高い場合であっても、今日の多くの自動車設計とは異なり、窓はド
ア中に完全に格納可能である。この理由は、縦方向にスライドするドアについて
は、窓が開放されると、窓がドアの底部を通って突出可能であるためである。
上記のタンブルホーム及びドアの開口長の増大に加えて、縦方向にスライドす
るドアは他の特徴によって従来の車用ドアよりも使用が容易である。新型ドアは
自動的に開閉され、車の外部におけるキーチェーンの遠隔操作、車に装着された
キーパッド若しくは従来のキー及びタンブラロック並びに内部の電気スイッチに
よって作動される。人は腕を延ばしボタンを押すだけで乗車できる。縦方向にス
ライドするドアに内在するこの利便性により、厄介かつ予知不可能で危険な場合
が多い、車両が坂道にある間のドアの開閉という問題を排除する。この本発明の
ドアは自動車、自転車又は歩行者の通行に向けて危険なまでに旋回するのではな
く、交通障害となることなく車体下部へ安全かつ便利に収納される。サイドミラ
ーはドアとともに旋回するのではなく車体側面に定置されているため、運転者が
車から出る瞬間まで利用可能である。旋回して隣接物体に衝突したり、車に出入
りする人の障害となったりするドアは存在しないため、縦方向にスライドするド
アを利用する車は壁及び他の障害物に接近又は横付けして安全に駐車させること
ができる。上部及び下部の大きなタンブルホームを有する車であっても、容易な
出入りを可能にするための隣接空間を殆ど必要としない。
縦方向にスライドするドア技術は障害を有する運転者用の特別車の設計にも有
用である。トア操作は自動であるため、松葉杖又は車椅子の人がドアを開閉する
ことに何等問題はない。このドアは従来ドアのように旋回することなく、車椅子
に対してドアの開放し易さを制約しない。新型ドアについては、車椅子を折り畳
むことなく、車に積み込んで通常の運転席の代わりに固定することも可能である
。人及び車椅子を持ち上けて車両に入れるため、自動昇降機を用いることができ
る。
縦方向にスライドするドアの他の実施態様が構想された。これらの構成にはバ
ンにおける縦方向にスライドする側面ドア、バン及び救急車における後部ドア、
トラックにおけるテールゲート並びに上記用途の全てにおいて、縦方向に開き、
車両の屋根の上部に格納されるドアパネル及び・又は窓がある。縦方向にスライ
ドするドア技術は比較的新しいため、先に繰り返したことには不利な点が存在し
、常に大きな改良がなされている。
側面進入ビームとして周知の構造部材は従来のドアの内側に使用されることが
多く、自動車の側面に衝撃が加わる間、乗員を傷害から保護するのに役立つ。こ
の種のビームはインナドアパネル及びアウタドアパネル間にてドアを横切り、側
面衝撃の事故の際にドアが内側に曲がることを抑制する。しかし、満足のいくよ
うに保護するためには、これら従来のビームは充分な断面を有しなければならず
、それゆえにドアの重量を増加させ、窓及びドアの内側のドア機構に空間的制約
を課し、ドア全体の厚さを大きく左右する。本来、縦方向にスライドするドアは
構造的に連結された部材であるために、側面衝撃には強いが、事故の際の車への
進入から乗員をより充分に保護するためドアの中心にわたる側面進入ビームは更
に有利となり得る。本発明の要約
以下に説明する本発明の異なる態様は、上記の縦方向にスライドするドアの設
計の最新版に見出される種々の改良を示す。
本発明の一態様により、開放格納位置にある時にドアを覆うだけでなく、車の
シャシフレームの構造部材として機能するのに充分な厚さを有する胴部皿部材が
車の床下に設けられる。好ましくは、胴部皿部材は構造上の剛性を更に得るため
、箱状部材によって車の長手方向中心線に沿って床に連結される。
本発明の別態様により、長手方向に延びる箱形断面が胴部皿部材の側縁に付与
され、構造シャシ部材として機能する。これら箱形断面、即ちサイドシルはドア
の下方に位置し、ドア開口中の乗員の出入りを妨げないよう、ドア開口の下部内
側を横切るように配置される。
本発明の更なる別態様により、ドアが開放して車の床及び胴部皿部材間に格納
された時にドアの上部を覆うべく回動可能に装着されたドアフラップが設けられ
る。この位置において、剛体フラップは床とドア開口の底部外面との間に被覆さ
れたしきいを提供する。ドアが閉じられ床下から現れると、フラップはドアの上
部又は他の自動手段によって持ち上げられ、上昇するドアの通路から外れて上方
かつ内方に回動する。フラップはドアの内側パネルに沿って移動しドアに対する
損傷を防止するローラを有することが可能であり、又はフラップをドアから離間
させるのに他の機構を用いることも可能である。ドアが開放(格納)位置に戻る
に従って重力、或いはバネの付勢力によって、収納されたドア上のほぼ水平位置
へフラップが復帰する。
本発明の更なる別態様により、「浮動」案内装置がドアの軌跡に設けられる。
本発明の好ましい実施例において、バネを装着した一対の対向ローラがドアの各
端部の上側部に回動可能に装着される。これらローラはドア開口の各側面に形成
された固定式ドア溝の対向側に接触する。2対の対向ローラはドア溝の中心方向
へドアを付勢すると同時に、ドアの上部キーを中心に集めて、それぞれの係合用
レセプタクルに適正に係合できるほどにドアが内外に移動することを許容する。
一方がドアの各端部における頂部近傍に回動可能に装着された類似する一対のロ
ーラは、ドアが同様に前後に「浮動」することを許容する。
本発明の更なる別態様により、孔あき可撓性テープ駆動機構を用いてドアを昇
降させる。本発明の好ましい実施例により、ドアの内側に可逆電気モータ(ドア
の窓を駆動するのにも使用可能)が装着され、一対のスプロケットを駆動する。
一方のスプロケットはドアの各端部において回動可能に装着される。一定の長さ
の孔あきテープは両テープの各端部がドア通路の対向端部にてドア溝の内側に固
着された状態にて各スプロケットを通る経路に定められる。モータが2つのスプ
ロケットを駆動すると、ドアは可撓性テープに沿って交互に「よじ登り」又は下
降する。この新規な装置により、ドアの両端は拘束されないよう均一に引上げ可
能であり、上部ドアキーがそれぞれのレセプタクルに同時かつ均一に確実に係合
する。この動作はドアが上記のように引上げ可能である時に構造キーを適正に位
置決めし、かつ機能させるのに特に肝要である。
別の実施例において、ドアモータは床及び胴部皿部材間に装着される時のよう
に、シャシに対して固定的に装着可能である。そして、2本の孔あきテープはド
アの各端部が1つのループに連結された状態にて連続ループ形状にされる。各ル
ープに対するスプロケットが共通軸によって駆動され、ドアの両側は均一に引き
上けられる。可撓性孔あきテープを利用する上記トア駆動の実施例の双方とも、
従来よりも単純、軽量かつ安価であり、以前の設計にて提案された湾曲ラックピ
ニオンタイプ駆動以上にドアの浮動を許容する。
本発明の更なる別態様により、ドアの各端部に信頼性あるラッチが設けられる
。縦方向にスライドするドアの以前の設計ではドアによって搬送されるソレノイ
ド操作のテーパピンを用いる。このテーパピンは選択的に延伸してテーパソケッ
トに相補的に係合し、ドアを上方閉鎖位置に保持する。先行技術と比較して新ラ
ッチ設計は単純かつ軽量であって占める空間が狭く(特に、ドア枠の前方及び後
方における長手方向の空間)、確実なラッチ及びラッチ解除を付与すると同時に
、ドア及びフレームの歪み及びミスアラインメントの点においてより寛容である
。
新ラッチシステムは相互連結された2組のラッチ機構を有し、一方はドアの前
縁にあり、他方は後縁にある。好ましい実施例において、一組のラッチ機構はド
アの縁部に回動可能に装着され、かつバネにより外側へ付勢されたパウルを備え
る。ドアが上方閉鎖位置にある時にパウルの対向側にてドア枠に配置される固定
ストライクプレートは、パウルの相補的な係合用ノッチを少なくとも1つ有する
。構造ドアキーが係合用レセプタクルに配置されてドアが閉鎖位置に引き上げら
れると、パウルはバネ力によって付勢され、それぞれのストライクプレートにお
けるノッチにラッチ係合し、ドアの端部を閉鎖位置に保持する。
パウルを解除するプランジャアッセンブリはドア枠における各ストライクプレ
ートの後部に装着される。両プランジャは電子的又は手動にて同時に作動される
と、ストライクプレートにおけるノッチに隣接する凹部中に延伸する。プランジ
ャがストライクプレートの露出面と同一高になると、パウルは係合用ノッチから
離脱し、手動又はモータ駆動かのいずれかによりドアを随意に引き下げることが
できる。好ましくは、摩耗を低減し、ドアをより滑らかにラッチかつラッチ解除
すべく、各パウルの先端近傍にローラが装着される。
第1組のノッチの下方に第2組のノッチが配置され、ドアがほぼ閉じた時にド
アに対して第2のラッチ位置を付与することが可能である。このラッチ位置は、
1つの車輪が縁石に乗り上げた時のように、車両フレームが歪み、ドアが充分に
閉じられない場合に好適である。この場合、ドアはほぼ閉じた位置(下方ノッチ
)に移動かつラッチして乗員を保護し、車両の動きを抑制する「ドア開放」安全
装置を解除し、車が縁石から離脱することを可能にする。そして、ドアは完全に
閉じた位置(上方ノッチ)に自動的に移動かつラッチすることが可能となり、構
造ドアキーが係合用レセプタクルに完全に係合する。
本発明の更なる別態様により、縦方向にスライドするドアの前端及び後端の双
方の中間近傍に一対の連動構造キーが設けられる。側面進入部材が2組の連動キ
ー間にて水平方向にドアに架設され、ドアに相互連結され、側面衝撃の事故中に
ドアが内側へ湾曲するのを抑制することによって乗員を保護する。乗員を保護す
るのに曲げ強さに依存する従来の側面進入ビームとは異なり、本発明の新型側面
進入部材はドアが閉じた時に両端が車体のシャシフレームに固定され、進入から
乗員を保護するのにこの部材の引張り強さに依存する。この理由により、新型側
面進入部材は先行技術よりも充分に薄くかつ軽いと同時に保護性能が高い。
本発明の更なる別態様により、運転席及び乗員席の外側にアームレストが設け
られ、これは縦方向にスライドするドアに隣接しているが、縦方向にスライドす
るドアから離間している。好ましくは、アームレストはシートの下部及び後部間
の接合点に回動可能に装着され、ドアが開いた時にはアームレストはシートバッ
クにほぼ平行した位置まで上方へ回動可能であり、ドアが閉じた時にはほぼ水平
位置まで下方へ回動可能である。この回動は手動であるか、又は自動的にドアの
開閉操作と同期可能である。一実施例において、アームレストの手動操作がドア
の昇降を起動する。例えば、アームレストの引上げはドアモータを作動させてド
アを開けさせ(引き下げ)、アームレストの引下げはモータを作動させてドアを
閉じさせる(引き上げる)。別の実施例においては、電力損失時に着座位置でア
ームレストが用いられると、つめ車装置によってドアを手動にて上下に動かすこ
とができる。
本発明により、外側アームレストは種々の乗員拘束システムの一部として新規
な方法にて利用可能である。一実施例において、アームレストに安全エアバッグ
キャニスタが収納され、側面衝撃の要素を有する衝突時において乗員及びドア間
に配備される。別の実施例において、アームレストは側面衝撃から乗員(好まし
くは腰)を保護するため漸進的に変形可能な材料製のボルスタを有し得る。上記
両実施例において、調節可能なシートの位置又は傾斜に関わらず、アームレスト
は乗員に対して最適位置にあることを可能にするような位置においてシートに取
り付けられる。この一貫性ある最適配置により、従来ドアの内側パネルに装着さ
れたより大きなエアバッグ又は変形ボルスタよりも、より小さなエアバッグ又は
変形ボルスタの方が効果的に利用可能である。外側アームレストは安全ベルト提
供物としても利用可能である。安全ベルトは摺動可能かつ・又は離脱可能にアー
ムレストに取り付け可能であり、アームレストが自動又は手動にて引き下げられ
た時に、安全ベルトは締め付けるために容易に利用可能な可視位置に引き下げら
れる。
床下に格納されるより一般的な縦方向にスライドするドアに対する用途に加え
て、上記本発明のほぼ全ての態様はより一般的でない型の縦方向にスライドする
ドアにも利用可能である。これらの変形例には、床及び・又は屋根に格納される
バン用側面及び後部ドア、床下に格納されるトラック用テールゲート並びに窓及
び・又はドアが屋根に格納される運転者及び乗員用ドアがある。バンの後部窓が
後部ドア内に引き下がり、同時に後部ドアがバンの屋根の上方に収納される開放
位置に持ち上がる別の実施例が開示されている。図面の簡単な説明
図1は開放格納位置にある縦方向にスライドするドア(ドアは点線で示す)で
あって、閉鎖引上げ位置にあるドアの上限を破線で示す左側面図である。
図2は図1の正断面図である。
図3は閉鎖引上げ位置にあるドアを示す正断面図である。
図4は左側部分正断面図である。
図5はドア及び1つの係合用枠の部分斜視図である。
図6はドアが閉鎖引下げ位置にあるテープ駆動を示す正断面図である。
図7はドアが開放引上げ位置にあるテープ駆動を示す正断面図である。
図8は(乗員用ドアの)窓及びドアの駆動トランスミッションの左側面図であ
る。
図9は図8の9−9線に沿った断面図である。
図10は図8の10−10線に沿った断面図である。
図11は構造キー及び係合用レセプタクルを示す、引下げ開放位置にあるドア
の正面図である。
図12はそれぞれのレセプタクルに係合する構造キーを示す、引上げ閉鎖位置
にあるドアの正面図である。
図13Aは図13Bの13A−13A線に沿ったドアの上部を示す拡大正断面
図である。
図13Bは図13Aの13B−13B線に沿った拡大断面図である。
図14Aは一組の下方係合用構造キーを示す、図14Bの14A−14A線に
沿った拡大正断面図である。
図14Bは図14Aの14B−14B線に沿った拡大断面図である。
図15はドアの下部を示す拡大正面図である。
図16は図15の16−16線に沿い、ラッチ位置にあるドアを示す断面図で
ある。
図17は図15の17−17線に沿い、伸長ラッチ解除位置にあるプランジャ
を示す断面図である。
図18Aは引下げ開放位置にあるドアを示す左側斜視図である。
図18Bは引上げ閉鎖位置にあるドアを示す左側斜視図である。
図19はドア解除機構の部分側断面図である。
図20はドア解除機構を示す概略図である。
図21は引下げ位置にあるアームレストであって引上げ位置を破線で示した左
側面図である。
図22はアームレストから展開されたサイドエアバッグを示す正断面図である
。
図23A〜23Fはミニバンの後部を示し、本発明の別の実施例の縦方向にス
ライドするドアを開放する一連の動きを示す側断面図である。実施例の詳細な説明
運転席ドア及びドア機構のみを図1〜図22とともに以下に説明するが、以下
の発明は独立して操作される乗員用ドア及び垂直方向にスライドするその他のド
アにも適用される。
図1〜図3では、下方の開放位置及び上方の閉鎖位置の間で垂直方向にスライ
ドするドア10を有する車両の左側中央部分が示されている。ドア10が引下げ
られた際、ドア10は床12及び胴部皿部材(Belly pan)14の間に格納され
、フラップ16によって覆われる。ドア10が完全に引上げられた際、上方キー
部
材18は上方の係合用レセプタクル20と係合し、中央ドア・フランジ部材22
は中央チャネル用リップ部材24と係合し、更に下方キー部材26は下方の係合
用レセプタクル31と係合される。ドア10が完全に引上げられた開鎖位置では
、ドア10は十分に応力が付与された構造部材を構成し、この構造部材は車両の
シャシ・フレームに対して堅く連結され、同シャシ・フレームの一部を形成して
いる。また、この閉鎖位置では、ドア10の各四隅は下方以外の方向へ移動でき
ない状態にある。ドア10はドア10の端部のそれぞれに取付けられた解放可能
なラッチ用パウル114によって下方への移動が防止されている。
図11〜図14は構造部材及び係合用レセプタクル18,20,22,24,
26,31の詳細を示している。上方キー部材18は断面円弧状の側端縁を有す
る四角錐台の形状をなしており、上方キー部材18はドア10の頂部に近いドア
端部のそれぞれに上向きに取付けられている。上方係合用レセプタクル20はド
ア枠29の頂部近くに取付けられており、ドア10を閉鎖した際に上方キー部材
18と係合し得る四角錐台の形状を備えている。
中央ドア・フランジ部材22はドア10の各端部の中央から外側に向かって延
出している。中央チャネル用リップ部材24は各ドア枠29の外板中央部から内
側に向かって延出している。ドア10が閉鎖位置へ向けて引上げられた際、中央
ドア・フランジ部材22は中央チャネル用リップ部材24と協働するように重な
って係合される。この結果、ドア10の端部がドア枠29から離間することが防
止される。
下方キー部材26はドア10の底部に近いドア端部のそれぞれに取付けられて
いる。下方キー部材26は上方及び内側に向かってそれぞれ傾斜する面27を6
つ備えており、これらの面27は不連続な四角錐台を形成している。この四角錐
台の形状は上方キー部材18の形状に類似している。ドア枠29であって、ドア
開口32の底部に位置する部分はドア10が上方の閉鎖位置へ配置された際に下
方キー部材26と係合する下方の係合用レセプタクル31を有している。下方の
係合用レセプタクル31はそれぞれ対向する一対の傾斜した下部チャネル用エル
型リップ部材28と、ストライクプレート(Strike plate)120の面の互いに
対向する端部上に形成された一対の斜角をなす凹部とによって形成されている。
図1〜図3において、窓30はドア10内に格納されており、ドア開口32の
上部を閉鎖すべくドア10が引上げられた際に、窓30はドア10から延出され
る。ドア10が完全に引上げられた位置に配置された際、窓30は独立して上下
動可能である。ドア10が開放位置へ引下げられる際に、窓30はドア10内へ
格納される。
米国特許第4,940,282号に開示されているように、長さ方向に延びる
底部パネル33は床12の下側であって、床12の長さ方向に延びる中心線の両
側にそれぞれ取付けられており、パネル33は床12とともに三角形をなす箱部
分を形成している。これらの箱部分はドアが下方の開放位置に配置されている際
にフレームに対し剛性を付与する。この従来技術において、胴部皿部材はドア1
0を格納するとともに、ドア10及びそれに付随する構成部品を道路上の堆積物
などから保護する役割を担うのみである。しかし、胴部皿部材14をヘビー・ゲ
ージ・スチール(Heavygauge steel)などの適切な材料から形成し、かつ同胴部
皿部材14を他の構成部材に対して堅く連結することにより、胴部皿部材14は
十分に応力が付与されたシャシ・フレームの構造部材として使用することが可能
であり、湾曲及び捻りに対する大きな抵抗を付与することができる。胴部皿部材
14の構造的完全性を損なわない限りにおいて、ドア10及びそれに付随する構
成部品の点検修理のための着脱可能な点検用パネル(図示略)を胴部皿部材14
上に形成することが可能である。
間隙保持部材34を床12の長さ方向に延びる中心線と胴部皿部材14の間に
設けることが望ましい。間隙保持部材34は床12及び胴部皿部材14を連結す
る簡単な板としても良いが、図2及び図3に示す閉鎖された三角部分36を備え
た箱構造をなす断面を有する間隔保持部材34は、ドア10が格納位置に配置さ
れた際に、ドア10によって占有されることのない空間を有効に利用するもので
ある。好ましい実施例では、床12、胴部皿部材14、底部パネル33及び間隙
保持部材34は図4に示す直立配置された前部防護部38及び後部防護部40に
それぞれ堅く連結され、シャシ・フレームの一部を形成している。
長さ方向に延びる閉鎖された箱部分を有するサイド・シル42は、シャシ・フ
レームの剛性を更に増加させるため、または他の構成部材の大きさ及び重量を減
少させるために胴部皿部材14の先端部の長さ方向に延びる側端縁上に形成する
ことができる。サイド・シル42は、乗員がドア開口32を通って容易に車両へ
出入りすることを妨げないようにドア開口32の長さ方向に沿ってドア開口32
の底部から内側に向かって延びている。ドア開口32を通る乗員の出入りは床1
2の幅が狭いことによって円滑化されている。サイド・シル42は前部防護部3
8及び後部防護部40にそれぞれ堅く連結されている。
ドア・フラップ16は長さ方向に延びる床12の側端部に回動可能に連結され
ており、ドア10が床12及び胴部皿部材14の間に格納された際にドア10の
上部を被覆する。ドア10が下方の開放位置に配置された際に、フラップ16は
その上に立つ人の体重を支持するために十分な強度を備えている。フラップ16
は堆積物の侵入を防止すべく床12の側端縁及び胴部皿部材14間の間隙を塞ぐ
。しかし、胴部皿部材14の底には水が貯まることを防止する排水孔(図示略)
を形成する必要がある。フラップ16はドア10が開放位置から閉鎖位置に向か
って引上げられた際に、作動機構またはドア10の頂部により上方へ持ち上げら
れ、かつ内側に向けて回動される。内側ドア・パネル46上をフラップ16が摺
動することによって生じる過度の磨耗を防止するために、フラップ16は同フラ
ップ16上に取付けられ、かつパネル46と係合するローラ(図示略)を使用す
るか、または前記の作動機構を使用することによって内側ドア・パネル46から
離間した位置に保持可能である。フラップ16はバネによって閉鎖位置へ付勢さ
れるか、または重力による閉鎖が可能である。
図4,図5,図13及び図14において、改良された垂直方向にスライドする
ドア10は同ドア10をその半径方向に沿って内側及び外側へ浮動することを許
容し、かつドア10の長さ方向に沿って前方及び後方へ浮動することを許容する
手段を備えることができる。この構成はドア10の開閉時にドア10の案内を可
能とする一方、キー部材18,22,26がそれぞれに対応する係合用レセプタ
クル20,24,31に対して整列し、かつ同係合用レセプタクル20,24,
31と完全に係合することを可能とする。半径方向に沿った内側及び外側への浮
動は、二対の互いに対向するローラ48によって制御されている。このうち一対
のローラ48はドア10の上方端部のそれぞれに取付けられている。各ローラ4
8はローラ・アーム50上に取付けられており、ローラ・アーム50はドア端部
支持フレーム52上に回動可能に取付けられている。ローラ・アーム50はバネ
54によって内側または外側に向かって付勢されており、これによってローラ4
8はドア枠溝58内の互いに対向する側面56に係合し、かつ同側面56に沿っ
て転動可能である。バネ54はドア10をドア枠溝58の中央に付勢するために
十分な剛性を備える一方、ドア10が閉鎖された際にキー部材が対応する係合用
レセプタクルと適切に係合することを可能とするように形成されている。ドア端
部支持フレーム52上に直接回動可能に取付けられた2つの単一ローラ60は、
同ローラ60をドア枠溝58の外側面56に沿って転動させることによりドア1
0の下側端部を半径方向に案内するのに十分なものである。
ドア10の長さ方向に沿ったその前方及び後方への遊びは、ドア枠溝58の裏
面64に係合し、かつバネによって外側に付勢された2つの上方ローラ62によ
って同様に制御されている。ドア10の底部をその長さの中央へ配置することは
ドア駆動テープ66の張力によって達成され、これについては以下に詳述する。
図4〜図10には、改良されたドア及び窓駆動機構が示されている。ドア10
及び窓30はそれぞれ独立して操作することが可能な一方、これらはドア10の
底部の内側に取付けられた同一の可逆電動モータ68及びトランスミッション・
ユニット70によって駆動される。共通の入力軸72は回転力をモータ68から
電気的に係合可能な2つのクラッチ74,76へと伝達する。クラッチ74はド
アの駆動用であり、クラッチ76は窓の駆動用である。クラッチ74,76は作
動された際に、それぞれ減速ギア・セット78,80を介して駆動力を出力軸8
2,84へ別々または互いに同調して伝達する。この結果、モータ68及びドア
用クラッチ74が作動された際、ドア用出力軸82に駆動力が伝達される。同様
に、モータ68及び窓用クラッチ76が作動された際、窓用出力軸84に駆動力
が伝達される。
ドア用ギア列78及び窓用ギア列80は摺動用カラー86によって互いに連結
するか、または連結を解除することができる。この摺動用カラー86はソレノイ
ドによって駆動されるシフト・フォーク(Solenoid driven shift fork)88に
よって駆動される(連結解除用ソレノイドは図示略)。正常な動力の供給をとも
なう操作では、連結解除用ソレノイドが励磁されることによりドア及び窓の駆動
装置の連結が解除され、ドア及び窓をそれぞれ独立して操作することを許容する
。例えば駐車状態でドア10が閉鎖され、ラッチが掛けられている場合など、ソ
レノイドが消磁されている場合にドア及び窓は互いに連動される。これによって
窓30が強制的に解放されることが防止される。ドア及び窓は電力の供給が停止
されている間においても連動され、これによってドア10が手動により開放され
て開放位置へ押し下げられた際に窓30はこれに対応して開放され、ドア10が
手動によって引上げられた際に窓30は閉鎖される。この連動はドア10及び窓
30を1つの動作によって同時に開閉することを可能とする。
電子制御装置(図示略)はドア及び窓の操作スイッチ及びセンサから送られた
信号が入力されることによってドア及び窓を制御し、かつモータ68、クラッチ
74,76及びソレノイドを駆動する信号の適切な出力順序を提供する。
制御装置はドア10を完全に開放された位置から完全に閉鎖された位置まで引
上げるべく連結解除用ソレノイドを励磁し、次いでドア用クラッチ74を係合さ
せ、モータ68を“上方”へ向けて作動する。ドア10が約半分引上げられた後
、制御装置は窓30の引上げを開始すべく窓用クラッチ76の係合を行う。ドア
10が完全に閉鎖位置まで達した際、ドア用クラッチ74の係合が解除される。
同様に、窓30が完全に閉鎖位置まで達した際、窓用クラッチ76の係合は解除
され、モータ68は停止される。ドア10が完全に閉鎖された位置へ到達した後
は、
窓30を部分的または完全に開閉することが可能である。
開放位置へのドア10の引下げは、前記手順の逆となる。連結解除用ソレノイ
ドが励磁され、ドア10のラッチが解除され(以下に詳述)、窓用クラッチ76
が係合され、そしてモータ68が“下方”へ向けて作動される。窓30が約半分
引下げられた後、ドア10の引下げを開始すべくドア用クラッチ74の係合が行
われる。窓30が完全に格納された際、窓用クラッチ76の係合が解除される。
同様に、ドア10が完全に格納された際、即ち開放位置において、ドア用クラッ
チ74の係合が解除され、モータ68が停止される。独立した窓の操作はドア1
0が閉鎖位置に配置されていない場合には阻止される。
ユニバーサル・ジョイント型軸継手89は、窓用出力軸84がドア用出力軸8
2から分岐することを許容すべく窓用出力軸84上に取付けられている。スリッ
プ・クラッチ90は、窓30の閉鎖時に人体の一部が窓30に挟まれることを防
止するか、または人体の一部が窓30に挟まれた際には損傷を最低限に抑えるべ
く軸継手89及び窓駆動用アッセンブリ92の間に配置されている。電源異常に
より電力供給が停止された際に、スリップ・クラッチ90は窓30が既にドア1
0内に格納されている際にドア10を手動によって完全に引下げることを可能に
する。
窓30を駆動する動力は窓用出力軸84からスリップ・クラッチ90を介して
窓駆動用ユニット92へ伝達される。窓用テープ駆動ユニット92は回転力の形
態をなす入力を垂直方向にほぼ沿った移動をもたらす出力へと変換するフレキシ
ブル・テープ駆動技術を使用している。テープ駆動用スプロケット(図示略)は
駆動ユニット92内に回動可能に取付けられ、かつ軸によってスリップ・クラッ
チ90に連結されている。スプロケットは柔軟性を備えた孔あきテープ94の長
さに沿って係合されている。この孔あきテープ94の例としてはデラウェア州ウ
ィルミントンに所在するデュポン社、仕上げ及び組立て製品事業部(Du Pont Co
mpany,Finishes & Fabricated Products Dept.,Wilmington,Delaware)によ
って製造されたダイメトロール駆動用テープ(DYMETROLTMMechanical Drive Tap
e)、
型式番号DETP-2005等が挙げられる。連続する窓用ケーブル96はテープ94の
各端部に取付けられており、テープ94とともに連続するループを形成している
。窓用ケーブル96は窓用出力軸84が回動する際に標準的な窓機構を上下に駆
動すべく一連のプーリ98に沿って配置されている。
ドア10を駆動する駆動力はドア出力軸82の両端から2つのユニバーサル・
ジョイント型軸継手89(軸のミスアライメントの許容を目的とする)を介して
トランスミッション70の両端にそれぞれ取付けられた2つの駆動軸100,1
02へと伝達される。駆動軸100,102はそれぞれドア10の両端を通って
延びており、フレキシブル・テープを駆動するスプロケット104は軸100,
102の端部にそれぞれ取付けられている。
スプロケット104は柔軟性を備えた所定の長さの孔あきテープ66にそれぞ
れ係合しており、この孔あきテープ66は車体の本体に堅く固定されている。本
発明の試品は、孔あきテープ66をドアに使用しており、この孔あきテープ66
は窓30の駆動に使用されているテープ94と同一ブランドであり、かつ同一の
型の製品であるが、ドア10の重量を支持すべくテープの厚みを増加させた特注
品である。テープ66の上端はドア枠溝58内に形成された凹部106に対して
取付けクランプ108によって堅く固定されている。テープ66の下端は簡単な
張力付与装置110によって間隙保持部材34に調節可能に固定されている。試
作品では、張力付与装置110はスプロケット104に類似したスプロケットに
よって形成されており、同スプロケットはテープ66から全ての弛みが排除され
、かつテープ66に僅かな張力が加えられた際に、回動及び締付けが行われる。
前記のように、テープ66はドア10の底部を両ドア枠溝58間において前後へ
移動させることによりこれを中央へ配置する。各テープ66上に配置された遊動
輪112は、テープ66をスプロケット104の周囲に沿って案内し、更に広い
範囲にわたる係合を達成すべく更に大きな巻き付け角度を提供している。図6及
び図7はテープ通路を示すとともに、スプロケット104がその回動によりドア
10を閉鎖位置まで引上げるべくテープ66を移動させる様子と、スプロケット
104が前記回動とは逆方向に回動することによりドア10を開放位置まで引下
げる様子とを示している。
本発明の別の実施例(図示略)では、ドア用モータ68及びスプロケット10
4は、2つの連続するループを形成するテープ66とともに間隙保持部材34な
どの固定部材上に配置可能であり、ループはドア10の1つの端部に取付けられ
、かつスプロケット104のうちの1つとそれぞれ係合される。この構成はドア
10の両端の均等な駆動を可能とする。しかし、窓30はドアに取付けられた別
のモータによって駆動するか、またはその駆動のために前記以外のドア操作と連
動する別の機構を必要とすることがある。
図4,図5,図11,図12,図15〜図17,図19及び図20は本発明に
基づく垂直方向にスライドするドアのラッチ機構及びラッチ解除機構を示してい
る。ラッチ用パウル114はドア端部支持フレーム52の下方に位置する凹部内
に回動可能に取付けられている。トーション・バネ116はラッチ用パウル11
4を支持フレーム52からドア枠溝58に向けて外側へ付勢する。2つのラッチ
用パウル114のそれぞれには、その内部にローラ118を回動可能に取付け、
かつそこから僅かにローラ118を突出させる溝が形成されている。ドア10が
閉鎖位置まで引上げられる際、各ローラ118はドア枠溝58内に取付けられ、
かつドア枠溝58と同一平面をなすストライクプレート120の表面を横切るよ
うに転動される。各ストライクプレート120は、その表面を水平方向に横切る
少なくとも1つのノッチ122を有し、このノッチ122はラッチ用パウル11
4の端部との係合を行うためのものである。ローラ118がストライクプレート
120内に形成された凹部124に係合した際、トーション・バネ116はラッ
チ用パウル114をノッチ122内に向けて外側へ付勢する。これによって、ド
ア10がその引上げられた閉鎖位置から下降することが防止される。
本発明の好ましい実施例では、各ストライクプレート120は2つのノッチ1
22を有しており、同ノッチ122のうちの1つは他方から約5/8インチ(約
15.9mm)下側に配置されている。上方ノッチ122はドア10が完全に閉
鎖された位置に配置され、かつキー部材18,22,26がそれぞれ対応する係
合用レセプタクル20,24,31と完全に係合した際にラッチ用パウル114
と係合される。下方ノッチ122はドア部品のミスアライメントに起因して、ド
ア10をその完全に閉鎖された位置へモータによって駆動することが阻害された
際に、ラッチ用パウル114と係合され、これはドア10の開放時に車体フレー
ムに異常な力が加わった際に生じ得る。異常な力は、例えば縁石上に1つの車輪
のみが乗上げた際などに発生し得る。このような状況下では、ドア10はほぼ完
全に閉鎖され、かつ下方位置へのラッチ掛けが行われる。これによって、車両の
運転者は運転を継続することができる。異常な応力が車体から排除されると、ド
ア制御ユニットは自動的にドア10を即座に完全に引上げ、これによってラッチ
用パウル114が上方ノッチ122と係合することを許容し、かつキー部材がそ
れぞれに対応する係合部材と完全に係合することを許容する。
ラッチ用パウル114及びノッチ122(上方ノッチ及び下方ノッチのうちの
いづれか一方)の間の係合を解除すべくケーブル駆動式解除機構126は各ドア
枠29内に位置する各ストライクプレート120の後方に配置されている。各解
除機構126はプランジャ128を有し、同プランジャ128はスライド131
を介してケーブル130により作動された際に、ストライクプレート凹部124
を通って延出し、かつローラ116をドア10に向けて後方へ付勢する。これに
よって、ラッチ用パウル144及びノッチ122間の係合を解除し、ドア10が
閉鎖位置から下降することを許容する。
解除機構126は主アクチュエータ132によってケーブル130を介して駆
動される。好ましい実施例では、主アクチュエータ132は内部手動式レバー1
34、外部手動式レバー136またはソレノイド138によって操作される。通
常のドア操作では、ドア電子制御装置は前記ドア開放操作時にドア10を解放す
べくソレノイド138を駆動する。電源異常による電力供給の停止またはその他
の機能障害時には、内部手動式レバー134、またはキーロックが掛けられた外
部手動式レバー136は、ドア10のラッチを解放するために使用され、これに
よってドア10を開放位置へ手動によって押し下げることを可能とする。
ドア10は手動及び自動のいづれかによるドア操作により、ドア10を再度閉
鎖する以前に完全に下降された開放位置まで引下げられる。この結果、単一ロー
ラ60はプランジャ128に係合して同プランジャ128を押込むことにより解
除機構126をリセットすることが可能である。ハンドル140は手動によるド
ア10の閉鎖を許容すべく、ドア10の頂部であって、窓30の外側に設けられ
ている。窓30の駆動列が前記のように手動モードにおいてドア10の駆動列と
連結されているため、窓30はハンドル140が持ち上げられた際にも閉鎖され
る。空気バネ142はドア10の重量(試作品においては約85ポンド(約38
.6kg))の少なくとも一部を片寄らせるべくドア10及び床12の下側に位
置する構造部材の間に取付けられており、この構造部材の例としては間隙保持部
材34が挙げられる。ドア10のこのバランスによって手動による更に容易なド
ア10の閉鎖が可能となり、かつドア10のラッチが解放されてドア10が床1
2の下側の開放位置へ向けて強く打ち付けられることが防止される。
次いで図4及び図5を参照にすると、側部進入部材144はドア10の中央部
を横切って水平方向に延びている。ドア10が閉鎖された際、両中央ドア・フラ
ンジ部材22は中央チャネル用リップ部材24と係合される。これによって側部
進入部材144の両端が主シャシ・フレーム内に固定され、フレーム内のドア開
口32を構造的な観点において排除する。側部進入ビームを有する従来のヒンジ
・ドアとは対照的に、改良された垂直方向へスライドするドア10は、車両の側
面に対する衝撃事故の際には、連続する構造部材が車両の側面に広がっている如
くに機能する。更に、衝撃の方向から見て車両の反対側面上に取付けられた垂直
方向にスライドするドア10は、前記側部進入部材144と同一の側部進入部材
144を備えているため、反対側に位置する側部進入部材144に応力が加わっ
た際に、シャシ・フレームの乗客収容部分全体を変形から更に保護することにな
る。これは従来のドアに生じ得るような2つに割れて分離するような事態とは対
照的であり、ドアが2つに割れて分離した場合、側面上に更なる貫入が生じ、衝
撃を受けることになる。本発明に基づく側部進入部材144は、従来の側部進入
ビームより薄くて軽い一方、貫入に対する更に大きな保護の提供が可能である。
これは車両のシャシ・フレームに連結され、かつ張力を付与することによって貫
入を防止することが可能な側部進入部材144に起因する作用である。そして、
この側部進入部材144は、その曲げ強さ(断面の厚みの増加を伴う)によって
貫入を防止する従来の側部進入ビームとは対照的である。別の実施例(図示略)
では、板状をなす側部進入部材144は1つ以上のケーブルによって代替するこ
とができる。
図1〜図3、及び図21〜図22はシート148の外側に配置された本発明の
アームレスト146を示している。アームレスト146は図1及び図2に示すよ
うに、アームレスト146が背もたれ150に沿って直立して配置されること、
または図3,図21及び図22に示すように作動位置まで回動によって下降され
ることを許容すべく回動可能に取付けられている。アームレスト146の直立配
置は乗員がドア10を通って車両に出入りする際に使用される。アームレスト1
46は上方位置及び下方位置との間で手動によって移動させるか、またはドア1
0が開放位置まで引下げられた際にアームレスト146を持上げ、ドア10が閉
鎖位置まで引上げられた際にアームレスト146を下降させる自動機構(図示略
)によることができる。
別の実施例では、ドア10の開閉はアームレスト146の上下動によりそれぞ
れ遂行される。この構成はアームレスト146及びドア10間の機械的な連結(
図示略)、またはアームレスト・ピボット152に取付けられた電気スイッチ(
図示略)によって達成することができる。更に別の実施例では、ドア10はシー
ト148に着座した乗員がラチェッティング動作(Ratcheting motion)により
アームレスト146を繰り返し回動することによって手動で開閉することができ
る。シート148の完全な調整を許容すべくケーブル(図示略)はアームレスト
146の回動運動を、床12の下側に配置され、かつドア10に作動連結された
ラチェット機構(図示略)に伝達することができる。
図22に示すように、エアバッグ154は側面への衝撃を伴う事故の発生時に
乗員Pを保護すべくアームレスト146から展開させることができる。これに代
えて、アームレスト146は側面衝撃のエネルギーを吸収すべく漸進的に変形可
能な材料から形成されたボルスター(Bolster)を有することができる。漸進的
に変形可能な材料は乗員が広範な側面衝撃を受けた際に最良の状態で保護される
ことを許容する。前記の両構成では、アームレスト146はその下方位置、即ち
作動位置がシート148の全調節範囲において乗員に対して一定となるようにシ
ート148に取付けられる必要がある。漸進的に変形可能な材料を使用するアー
ムレスト146の好ましい位置は、乗員の臀部に隣接した位置である。従来のド
アのアームレストと比較した場合、調節可能なシート148に着座した乗員に対
するアームレスト及び安全設備の最適位置は新しいアームレスト146によって
容易に得られる。
アームレスト146は同アームレスト146がその作動位置まで下降された際
に安全ベルトを乗員にとって容易に視認でき、かつ容易に手の届く位置へ配置す
るために使用することができる。この安全ベルトの配置は、アームレスト146
に取付けられ、かつ安全ベルトを摺動可能に支持するクリップ(図示略)によっ
て達成することができる。そして、これは最近の多くの新型車両に設置され、か
つ頭上に延びる軌道に取付けられた自動シートベルト機構と比べて構造が簡単で
扱い易いものである。
垂直方向にスライドするドアに対する前記の改良は、それほど陳腐でないタイ
プのドア構成にも使用することができ、例えば本願の出願人によって最近構想さ
れたものであって、図23A〜図23Fに示すミニバン用後部ドアの構造にも適
用できる。バン後部ドア開口156は垂直方向にスライドするドア158及び第
2パネル(好ましくは窓160)によって移動可能に閉鎖されている。第2パネ
ルはドア158内へ他から独立して格納可能である。フロア12の下へ格納する
代わりに、本実施例のドア158は屋根の上側へ格納されるか、または車両の頂
部に形成されたルーフ・コンパートメント162内へ格納される。ルーフ・コン
パートメント162はエアー・ウイングまたは荷台の一部として使用することが
できる。
図23Aに示すドア158の閉鎖位置において、前記サイド・ドア10とほぼ
同一の車両用シャシ・フレームの主要な構造部材をドア158が形成することを
許容すべく、キー部材(図示略)は係合用レセプタクルと係合されている。しか
し、この実施例では、前記の上方キー部材18及び上方係合用レセプタクル20
は、ドア158の底部に配置されている。そして、下方キー部材26及び下方の
係合用レセプタクル31は、ドア158の頂部に配置されている。中央部に水平
方向に取付けられた進入部材144のための中央チャネル用リップ部材24及び
中央ドア・フランジ部材22の位置は変更されていない。
バン用ドア158の開放手順を以下に示す。図23Aは閉鎖位置(即ち、引下
げられた位置)にあるドア158及び窓160を示している。図23Bに示すよ
うに、窓160は同窓160の上端に位置する逆U字型シールを完全に収納しき
るようにドア158内へ格納される。平坦な従来のフレーム型窓用シールがU字
型シールの代わりに使用される場合、この段階は削除可能である。図23Cに示
すようにドア158は上方への移動を開始し、この際、窓160はドア内に格納
された状態に保持されている。屋根後部用フラップ164は窓160を格納した
ドア158に対する車両の屋根上への通路を許容すべく自動的に下降される。図
23Dは上方への移動を継続中のドア158内に完全に格納された窓160を示
している。図23Eはドッキング位置への移動を継続中の窓160を格納したド
ア158を示している。図23Fでは、窓160を格納したドア158はルーフ
・コンパートメント162内であって、最終的に完全に開放された位置へ格納さ
れており、バネによって付勢された屋根用フラップ164はその元位置へと復帰
している。
窓160及びドア158の閉鎖は、前記手順を逆に実施することによって達成
される。ドア158が閉鎖位置に配置された際、窓160は前記実施例に示すよ
うに独立して操作することができる。この実施例では、下方シャシ・フレームを
構成する妨げのない機械部品パッケージを有する利点に加え、前記実施例に示し
たものと同一の構造的利点及び消費者の利益が確保されている。
前記記述及び図面は本発明を例証するためのものである。本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、添付請求項の範囲内に属する全ての変更を含むもの
である。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年8月22日
【補正内容】
37.前記副ドアパネルはガラス窓である請求項36に記載のドア閉鎖体アッセ
ンブリ。
38.前記副ドアパネルは前記主ドアが閉鎖位置にあるとき独立して格納可能で
ある請求項36に記載のドア閉鎖体アッセンブリ。
39.前記ドアアッセンブリは縦方向に離間した複数の先端を備え、
前記固定手段は前記ドアが閉鎖位置に配置されたとき前記先端間のほぼ中間に
おいて前記張力付与手段を前記シャシフレームに連結するように配置されている
請求項24に記載のシャシフレーム。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA,
CH,DE,DK,ES,FI,GB,HU,JP,K
P,KR,KZ,LK,LU,MG,MN,MW,NL
,NO,PL,RO,RU,SD,SE,SK,UA,
VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.床と、 その床の下方に間隔を隔てて配置され、シャシの両側を開放するドアの間にお いて前記シャシを横方向に横切って延び、連続する応力パネルを一体に構成し、 かつ前記シャシを強化するための構造部材を構成するため、シャシの一側から他 側に延びる胴部皿部材と を備えた自動車両のシャシフレーム。 2.前記床及び胴部皿部材の長手方向の中心の間に形成され、閉塞されると共に 長手方向に延び、かつ構造的シャシ部材として作用する箱状部分を更に備える請 求項1に記載のシャシフレーム。 3.長手方向に延びる自動車両のシャシフレームであって、 前記フレームの両側縁に配置されると共に横方向に離間して配置され、上方及 び長手方向に延びる本体側部と、それらの本体側部は少なくとも一つのドア用開 口を備えていることと、 前記側部の間に配置され、前記ドア用開口によって形成される少なくとも一つ の先端縁部を備えた床部材と、その床部材は長手方向の中心線を備えることと、 前記床部材の下方に配置され、長手方向の中心線を有する閉塞された胴部皿部 材と、その胴部皿部材は前記ドア用開口の底部内方において横方向に配置された 少なくとも一つの長手方向に延びる先端縁部において終結し、その先端縁部は構 造的なシャシ部材として作用するとともに、閉塞された長手方向に延びる箱状部 分を形成することと からなるシャシフレーム。 4.前記床及び胴部皿部材の長手方向の中心線の間に形成され、閉塞されると共 に長手方向に延び、かつ構造的シャシ部材として作用する箱状部分を更に備える 請求項3に記載のシャシフレーム。 5.閉鎖位置に配置されたときに車輪付き車両のシャシフレームの構造部材とな るドアを備え、そのドアは格納位置に配置されたとき上方の床と下方の皿部材と の間のギャップ内に移動可能に収容される頂部端縁を備えた形式の縦方向にスラ イドする改良型ドアアッセンブリであって、 前記ドアが格納位置に配置されたとき、前記ギャップ及びそのギャップ内の前 記ドアの頂部端縁を移動可能に被覆するように前記ギャップに近接して回動可能 に装着されたフラップを有するフラップアッセンブリを備え、前記フラップは前 記ドアが前記格納位置から上方へ移動するときに前記ドアから離間するように上 方及び内方へ回動される改良型ドアアッセンブリ。 6.前記フラップアッセンブリは前記ドアが前記格納位置に配置されていないと き前記ドアからフラップを分離させるための手段を備える請求項5に記載の縦方 向にスライドするドアアッセンブリ。 7.前記分離手段は前記フラップに回転可能に装着された少なくとも一つのロー ラを備える請求項6に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 8.前記フラップアッセンブリはさらに、前記ドアが前記ギャップに格納される とき、前記フラップが前記ギャップよりも下方へ回動可能に付勢されるように、 前記ドアに対して前記フラップを回動可能に付勢するための手段を備える請求項 5に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 9.開放位置と閉鎖位置との間で移動可能なドアを備え、そのドアは閉鎖位置に 配置されたときに車輪付き車両の構造部材となり、そのドアは、前記開放位置と 閉鎖位置との間に延びかつ少なくとも一部が湾曲した細長い通路によって画定さ れる移動方向を有し、更にそのドアは前記通路を含む面に対して平行に延びる2 つの平行な長手方向に離間した端部を有する形式の縦方向にスライドする改良型 ドアアッセンブリであって、 前記端部に配置され、前記通路を横切るように制限された前記ドアの移動を許 容し、前記横方向の移動に抗するとともに前記通路に向かうように、前記ドアを 中心方向に付勢するための手段を備える改良型ドアアッセンブリ。 10.前記横方向の移動は前記通路を含む前記面内の移動を含む請求項9に記載 の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 11.前記横方向の移動は前記通路を含む面に対して直交する方向の移動を含む 請求項9に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 12.前記手段は、前記ドアの端部に回転可能及び移動可能に取り付けられると ともに、バネにより付勢された少なくとも一対のローラを備える請求項9に記載 の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 13.閉鎖位置に配置されたときに車輪付き車両のシャシフレームの構造部材と なるドアを備えた形式の縦方向にスライドする改良型ドアアッセンブリであって 、 前記ドアを移動する動力を供給するためのモータ駆動手段と、 歯を備えると共に前記モータ駆動手段から動力を受ける少なくとも一対のスプ ロケットと、 等間隔を隔てた複数の開口を有する可撓性の少なくとも一対のテープセグメン トと、前記開口は前記スプロケットの歯に係合するため、及び前記ドアの両端を 同時に移動させるべく動力を受けるために、相補的なサイズ、形状及びピッチを 有することと からなる改良型ドアアッセンブリ。 14.前記可撓性のテープセグメントはそれぞれ2つの端部を有し、各端部は前 記ドアの近傍にてそのドアに対して固定されるように前記車輪付き車両の一部に 固着され、前記モータ及びスプロケットは前記ドア上においてドアと共に移動可 能に配置され、前記テープセグメントは前記ドアが開放位置から閉鎖位置へ移動 するときに前記スプロケットによって追従される通路にほぼ沿って延びている請 求項13に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 15.閉鎖位置に配置されたときに車輪付き車両のシャシ構造の構造部材となる ドア構造を備えた形式の縦方向にスライドする改良型ドアアッセンブリであって 、 前記シャシ構造内にて前記ドア構造を移動するための手段と、 前記構造のいずれか一方によって支持され、歯を備えた一対のスプロケットと 、 前記構造の他方によって支持された可撓性の一対のテープセグメントと、前記 セグメントは等間隔を隔てた複数の開口を備え、それらの開口は前記スプロケッ トの歯に係合するため、相補的なサイズ、形状及びピッチを有することと からなる改良型ドアアッセンブリ。 16.前記可撓性のテープセグメントはそれぞれ2つの端部を有し、各端部は前 記ドア構造の近傍にてそのドア構造に対して固定されるように前記シャシ構造の 一部に固着され、前記スプロケットは前記ドア構造上においてドア構造と共に移 動可能に配置され、前記テープセグメントは前記ドア構造が開放位置から閉鎖位 置へ移動するときに前記スプロケットによって追従される通路にほぼ沿って延び ている請求項15に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 17.閉鎖位置に配置されたときに車輪付き車両のシャシフレームの構造部材と なるドアを備えた形式の縦方向にスライドする改良型ドアアッセンブリであって 、 開放位置と閉鎖位置との間で交互に前記ドアを移動するために動力を供給する モータと、 前記モータに連結され、そこから動力を受けると共にその動力を出力軸に伝達 するための伝達手段と、 前記出力軸に連結された少なくとも一対のスプロケットと、それらのスプロケ ットは歯を有すると共に前記モータから前記伝達手段を介して動力を受けること と、 等間隔を隔てた複数の開口を有する少なくとも一対の可撓性のテープセグメン トと、前記開口は前記スプロケットの歯に係係合るため、及び前記ドアの両端を 同時に移動させるべく動力を受けるために、相補的なサイズ、形状及びピッチを 有することと からなる改良型ドアアッセンブリ。 18.前記可撓性のテープセグメントはそれぞれ2つの端部を有し、各端部は前 記ドアの近傍にてそのドアに対して固定されるように前記車輪付き車両の一部に 固着され、前記モータ、伝達手段及びスプロケットは前記ドア上においてドアと 共に移動可能に配置され、前記テープセグメントは前記ドアが開放位置から閉鎖 位置へ移動するときに前記スプロケットによって追従される通路にほぼ沿って延 びている請求項17に記載の縦方向にスライドするドアアッセンブリ。 19.閉鎖位置に配置されたときに車輪付き車両のシャシフレームの構造部材と なるドアを備えた形式の縦方向にスライドする改良型ドアアッセンブリであって 、 ストライクプレートに対して付勢され、かつ前記ドアが前記閉鎖位置に達する ときにそのストライクプレートに離脱可能に係合し得ると共に回動可能なパウル を有するラッチ手段と、そのラッチ手段は前記ストライクプレート内の第一のノ ッチ内に前記パウルを保持することによって前記ドアを閉鎖位置に保持するよう に作用することと、 前記パウルを前記ストライクプレートから離脱させ、それにより前記ドアが閉 鎖位置から開放位置へ移動することを許容する解除手段と を備えた改良型ドアアッセンブリ。 20.前記パウルは、そのパウルに対向しかつ前記ストライクプレートに平行な ドア軌跡上において回転することにより、前記付勢されたパウルの外側への回動 を規制するために前記パウルに取り付けられたローラを備え、そのローラは前記 ドア軌跡に前記パウルが接触することを防止し、前記ドア軌跡の一端は前記スト ライクプレートにおいて終結し、前記ストライクプレートは凹部を備え、その凹 部内に向かって前記ローラが外側に回動することを許容され、それにより、前記 パウルが前記ドアを閉鎖位置にラッチするために前記ストライクプレートの第一 のノッチに係合することを許容される請求項19に記載の縦方向にスライドする 改良型ドアアッセンブリ。 21.前記ストライクプレートは前記ドアをほぼ閉鎖位置に保持すべく前記パウ ルに離脱可能に係合するため、前記第一のノッチに近接し、かつその第一のノッ チに平行に延びる第二のノッチを備える請求項19に記載の縦方向にスライドす る改良型ドアアッセンブリ。 22.前記パウルは前記ドア上においてそのドアと共に移動可能に配置され、前 記ストライクプレートは前記パウルに対向するとともに、前記シャシに隣接し、 かつシャシに固定的に配置されている請求項19に記載の縦方向にスライドする 改良型ドアアッセンブリ。 23.前記解除手段は更に前記ストライクプレートから前記パウルを選択的に解 除するため、前記ストライクプレートの凹部内に部分的に配置された選択的に作 動されるプランジャを備え、そのプランジャは格納位置及び伸長位置を有し、格 納位置のプランジャは前記パウルのローラが前記凹部に進入することを許容し、 伸長位置では前記プランジャは前記ローラを凹部外方へ付勢して前記ストライク プレートとほぼ面一になり、それにより前記ストライクプレートから前記パウル を離脱させ、それらの間の相対移動を許容する請求項20に記載の縦方向にスラ イドする改良型ドアアッセンブリ。 24.シャシフレーム中のドア開口を選択的に覆い、かつ閉鎖位置に配置された とき車両本体中において前記シャシフレームの構造部材となる縦方向にスライド する少なくとも一つのドアアッセンブリを有し、前記ドア開口は対向する一対の 端縁によって部分的に画定される形式の改良型車輪付き車両のシャシフレームで あって、 前記ドアの長手方向に及び、対向する一対の端部を備えた張力付与手段と、 前記ドアが閉鎖位置に配置されたとき、前記張力付与手段の端部を前記シャシ フレームに連結するため、前記開口の対向する端縁上に配置された固定手段とを 備え、前記張力付与手段及び固定手段はそれらの共働により、前記ドアを貫通す る構造部材を形成し、その構造部材は張力を付与されるとともに車輪付き車両へ 衝撃が加わる間に進入を抑制する改良型車輪付き車両のシャシフレーム。 25.前記開口の対向する端縁及び前記張力付与手段の対向する端部はほぼ垂直 に配向され、かつ水平方向に離間して配置されている請求項24に記載のシャシ フレーム。 26.前記固定手段は前記ドアに対してほぼ直交するように内側に向かって延び る一対のリップを備え、前記張力付与手段は前記ドアが閉鎖位置に配置されたと き前記固定手段に離脱可能に係合するために相補的な形状を有する一対の部材の 間に固定的に連結された板状部材を備える請求項24に記載のシャシフレーム。 27.前記シャシフレームは、対向する側部を含み、かつ、前記張力付与手段を 備えた少なくとも一つの前記ドア、及び前記対向側部の各々に設けた固定手段を 有する請求項24に記載のシャシフレーム。 28.車輪付き車両のシートの外板側に近接して回動可能に取り付けられたアー ムレストであって、 前記シートは下方シート部分及びバックレスト部分を備え、前記アームレスト は前記下方シート部分にほぼ平行に延びる下方位置と、前記シートのバックレス ト部分にほぼ沿って配置される格納位置との間で回動可能であるアームレスト。 29.前記アームレストの内部に配置され、側方成分を有する衝突の際に展開可 能な少なくとも一つのエアバッグ装置を更に備える請求項28に記載のアームレ スト。 30.側方成分を有する衝突から少なくとも部分的にエネルギーを吸収するため 、漸進的に変形可能な材料からなるボルスターを更に備える請求項28に記載の アームレスト。 31.前記シートは異なる位置及び配向の間で移動調節可能であり、前記アーム レストは前記シートの位置及び配向が調節されるとき、そのシートに着座した乗 員に対してその位置をほぼ一定に保つように前記車輪付き車両のシートに回動可 能に装着されている請求項28に記載のアームレスト。 32.乗員拘束用のシートベルトの少なくとも一部を支持し、かつ前記アームレ ストが前記格納位置から下方位置へ下降されるとき、前記シートに着座した乗員 に前記シートベルトを使用させるようにした請求項28に記載のアームレスト。 33.隣接する縦方向のスライドドアが開放されるとき、前記下方位置から格納 位置へ前記アームレストを上昇させるとともに、前記ドアが閉鎖されるとき、前 記格納位置から下方位置へ前記アームレストを下降させるための自動作動手段を 更に備える請求項28に記載のアームレスト。 34.前記アームレストを前記格納位置へ上昇させることにより、隣接する車輪 付き車両ドアを開放し、前記アームレストを前記下方位置へ下降させることによ り、前記ドアを閉鎖するための作動手段を更に備える請求項28に記載のアーム レスト。 35.前記アームレストを繰り返し回動することにより、隣接する縦方向のスラ イドドアを手動にて移動させるためのラチエット手段を更に備える請求項28に 記載のアームレスト。 36.車輪付き車両のための縦方向にスライドするドア閉鎖体アッセンブリであ って、 車両のシャシに固定的に連結された相補的な形状を有するレセプタクルに選択 的に係合可能な構造的キーを有する主ドアと、その主ドアが閉鎖位置に配置され たとき、前記ドアが前記シャシの構造部材となることを許容することと、 前記閉鎖位置に配置された主ドアの上方における伸長位置と、開放位置に配置 された前記主ドアの内側における格納位置との間で選択的に移動可能な副ドアパ ネルと、前記主及び副ドアは閉鎖位置にあるときに前記車輪付き車両の縦方向ド アの開口を閉鎖するように作用し、前記開放位置にあるときに前記副ドアは前記 主ドア内に格納されると共に前記主ドアは前記車輪付き車両のルーフ上方の収容 位置まで移動することと からなるドア閉鎖体アッセンブリ。 37.前記副ドアパネルはガラス窓である請求項36に記載のドア閉鎖体アッセ ンブリ。 38.前記副ドアパネルは前記主ドアが閉鎖位置にあるとき独立して格納可能で ある請求項36に記載のドア閉鎖体アッセンブリ。
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