JPH0840206A - 車両の盗難防止装置及びその設定方法 - Google Patents

車両の盗難防止装置及びその設定方法

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JPH0840206A
JPH0840206A JP18114694A JP18114694A JPH0840206A JP H0840206 A JPH0840206 A JP H0840206A JP 18114694 A JP18114694 A JP 18114694A JP 18114694 A JP18114694 A JP 18114694A JP H0840206 A JPH0840206 A JP H0840206A
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裕 田川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第3者によるキーの使用を防止して車両の盗難
を防止すると共に、新たなキーの固有コードの登録を容
易にできる車両の盗難防止装置及びその設定方法を提供
する。 【構成】固有のコードを登録しておき、そのコードを有
するキー1の操作に基づいて、キー1の真偽を判定する
車両の盗難防止装置であって、キー1の固有のコードを
登録し、記憶するための記憶部5、10と、記憶部5、
10に登録されているキー1の固有のコードを変更する
ための所定の第1の操作を確認する手段8と、第1の操
作を確認後、複数の新たなキーの固有のコードを連続的
に登録する手段とを具備することを特徴とする車両の盗
難防止装置。キーの固有コードに基づく所定の条件を満
足しないとイグニッションスイッチをオンできないよう
にして、車両の盗難を防止する装置を提供することであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の盗難防止装置及
びその設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、諸外国において、車両の盗難が頻
繁に発生するようになった。この盗難を防止するため、
従来より、警報装置等が数多く提案されている。このよ
うな警報装置に類するシステムとしては、キーレスエン
トリシステム等がある。キーレスエントリシステムで
は、例えば、実開平2−105469号公報に開示され
ているように、受信機側のリセットスイッチをオンした
後、トランスミッタから送信されるIDコードを記憶す
るものが提案されている。また、最近ではイモビライザ
ユニット(immobilizer unit)と呼ばれるシステムが開
発されてきている。このシステムは、例えば、強盗が車
両の室内に侵入し、イグニッションスイッチをオンして
も、エンジン始動できないようにする装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成される従来例においては、例えば、警報装置
では、車両の室内に侵入したときに警報装置が作動する
のであるが、警報装置が作動したとしても最近ではそれ
が日常茶飯事となり、通りすがりの人が余り感心を示さ
なくなっている。
【0004】また、キーレスエントリシステムでは、車
両の室内に侵入するのを防止することはできるが、例え
ば、一旦、ウインドウガラス等を壊して入ってしまえ
ば、イグニッションスイッチをオンすることはそれほど
難しいことではない。従って、本発明の車両の盗難防止
装置及びその設定方法は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、第3者によるキ
ーの使用を防止して車両の盗難を防止すると共に、新た
なキーの固有コードの登録を容易にできる車両の盗難防
止装置及びその設定方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の車両の盗難防止装置及び
その設定方法は、固有のコードを登録しておき、そのコ
ードを有するキーの操作に基づいて、該キーの真偽を判
定する車両の盗難防止装置であって、前記キーの固有の
コードを登録し、記憶するための記憶部と、該記憶部に
登録されている前記キーの固有のコードを変更するため
の所定の第1の操作を確認する手段と、前記第1の操作
を確認後、複数の新たなキーの固有のコードを連続的に
登録する手段とを具備することを特徴としている。
【0006】また、好ましくは、前記第1の操作を確認
する手段は、その確認前に少なくとも既に登録されてい
る1つの正規のコードを確認することを特徴としてい
る。また、好ましくは、前記第1の操作とは、前記正規
のコードを有するキーによって複数回イグニッションス
イッチをオン、オフする操作であることを特徴としてい
る。
【0007】また、好ましくは、固有のコードを登録し
ておき、そのコードを有するキーの操作に基づいて、該
キーの真偽を判定する車両の盗難防止装置の設定方法で
あって、前記キーの固有のコードを登録し、記憶する工
程と、前記登録されている前記キーの固有のコードを変
更するための所定の第1の操作を確認する工程と、前記
第1の操作を確認後、複数の新たなキーの固有のコード
を連続的に登録する工程とを備えることを特徴としてい
る。
【0008】また、好ましくは、前記第1の操作を確認
する工程では、その確認前に少なくとも既に登録されて
いる1つの正規のコードを確認する工程を備えることを
特徴としている。また、好ましくは、前記第1の操作と
は、前記正規のコードを有するキーによって複数回イグ
ニッションスイッチをオン、オフする操作であることを
特徴としている。
【0009】また、好ましくは、固有のコードを有する
キーと、該キーの真偽を判定する判定部と、エンジン制
御部とを備える車両の盗難防止装置であって、前記判定
部は、前記キーの固有のコードを記憶するための記憶部
と、前記キーの固有のコードを変更するための所定の操
作を確認する手段と、該所定の操作を確認後、複数の新
たなキーの固有のコードを連続的に記憶する手段とを備
え、前記エンジン制御部は、前記キーの固有のコードを
登録し、記憶するための記憶部と、前記判定部からの複
数の新たなキーの固有のコードを連続的に登録する手段
とを備えることを特徴としている。
【0010】また、好ましくは、前記判定部は、少なく
とも1つの正規のコードを含む新たなキーの固有のコー
ドを該判定部の記憶部に格納すると共に、前記エンジン
制御部に送ることを特徴としている。また、好ましく
は、前記エンジン制御部は、前記判定部から送られてく
る少なくとも1つの正規のコードを含む新たなキーの固
有のコードを該エンジン制御部の記憶部に格納すると共
に、該記憶部に既に登録されているコードと同一のコー
ドがあるか否かを照合することを特徴としている。
【0011】また、好ましくは、前記エンジン制御部
は、前記照合した結果に基づいて、前記新たなキーの固
有のコードを登録することを特徴としている。
【0012】
【作用】以上のように、この発明に係わる車両の盗難防
止装置及びその設定方法は構成されているので、請求項
1に記載の発明によれば、登録されているキーの固有の
コードを変更するための所定の第1の操作を確認する手
段と、第1の操作を確認後、複数の新たなキーの固有の
コードを連続的に登録する手段とを具備する。また、請
求項4に記載の発明によれば、登録されているキーの固
有のコードを変更するための所定の第1の操作を確認す
る工程と、第1の操作を確認後、複数の新たなキーの固
有のコードを連続的に登録する工程とを備える。これら
の構成によって、キーの固有コードの設定が簡単に行え
る。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、そ
の確認前に少なくとも既に登録されている1つの正規の
コードを確認する手段を具備する。また、請求項5に記
載の発明によれば、その確認前に少なくとも既に登録さ
れている1つの正規のコードを確認する工程を備える。
これらの構成によって、第3者によるキーの使用を防止
できる。
【0014】また、請求項3及び請求項6に記載の発明
によれば、第1の操作とは、正規のコードを有するキー
によって複数回イグニッションスイッチをオン、オフす
る操作であるので、キーを紛失した場合でも簡単に固有
のコードを設定し直すことができる。また、請求項7に
記載の発明によれば、判定部は、キーの固有のコードを
記憶するための記憶部と、キーの固有のコードを変更す
るための所定の操作を確認する手段と、該所定の操作を
確認後、複数の新たなキーの固有のコードを連続的に記
憶する手段とを備え、エンジン制御部は、キーの固有の
コードを登録し、記憶するための記憶部と、判定部から
の複数の新たなキーの固有のコードを連続的に登録する
手段とを備える。この構成によって、キーの固有コード
の変更を簡単に行なうことができる。
【0015】また、請求項8に記載の発明によれば、判
定部は、少なくとも1つの正規のコードを含む新たなキ
ーの固有のコードを該判定部の記憶部に格納するので、
紛失したキーによる車両の盗難を防止できる。また、請
求項9に記載の発明によれば、エンジン制御部は、該エ
ンジン制御部の記憶部に既に登録されているコードと同
一のコードがあるか否かを照合するので、正規のキー以
外によるコードの変更を防止できる。
【0016】また、請求項10に記載の発明によれば、
エンジン制御部は、照合した結果に基づいて、新たなキ
ーの固有のコードを登録するので、新たなキーの固有コ
ードを確実に登録できる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例につき、添付の図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明に基づく実施
例の車両の盗難防止装置のシステムブロック図である。
図1を参照して、本実施例の車両の盗難防止装置の構成
を説明する。図1に示すように、本実施例に用いる車両
の盗難防止装置は、トランスポンダー1と、トランスポ
ンダーからの信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2
により取り込まれた信号を増幅するアンプ3と、アンプ
からの信号により制御されるイモビユニット4と、エン
ジン制御を行うEGIユニット9とを備えるシステムで
ある。具体的に説明すると、トランスポンダー1は、自
動車のイグニッションスイッチのオン、オフを運転者側
において行うキーである。また、アンテナ2とは、イグ
ニッションスイッチのオン、オフに連動して作動するイ
グニッションコイルアンテナである。アンプ3では、こ
のコイルが作動し、電圧が付与されるときに、高電圧を
得るために電圧を一定値に増幅させる。
【0018】イモビユニット4は、イモビライザーユニ
ット(immobiliser unit)と呼ばれ、最近ヨーロッパで
盗難防止用に開発されているエンジン始動を禁止するコ
ントローラである。イモビユニット4は、バッテリー電
源(+B)14及びスイッチ電源(IG1)15に基づ
いてイグニッションスイッチのオン、オフ情報を与えら
れると共に、アンプ部3で増幅される電圧値に基づい
て、トランスポンダー1からIDデータが与えられ、所
定の制御信号をEGIユニットに送信する。更に、イモ
ビユニット4は、バッテリー電源14に接続されている
ので、例えば、エンジンを停止して、イグニッションス
イッチをオフしても電源は供給され、スタンバイ状態を
保持している。
【0019】EGIユニットは、エンジンの回転数や燃
料噴射量等を制御するコントローラである。EGIユニ
ット9は、イモビユニットの構成と同様に、予めデータ
を格納しているEEPROM10、前述したイモビユニ
ット4とのデータの授受において一時的にデータを格納
するRAM11、これらメモリに格納されているデータ
の授受のタイミングをデータとして送るタイマ12、タ
イマ12からのタイミング情報に基づいてイモビユニッ
ト4とのデータの授受を制御するCPU13とから構成
される。また、EGIユニット9は、イモビユニット4
から所定の制御信号を受信し、その信号に基づいて、ス
タータや燃料噴射量等を制御する。また、EGIユニッ
ト9は、イモビユニット4の場合とは異なり、イグニッ
ションッスイッチのオン、オフに連動しながらスイッチ
電源15として動作するので、例えば、エンジンを停止
して、イグニッションスイッチをオフすると電源は切れ
ることになる。
【0020】次に、図2、図3を参照して、トランスポ
ンダー1、イモビユニット4、EGIユニット9との間
でのデータの受送信手順について説明する。図2は、あ
る固有のIDデータを有するトランスポンダー1のID
データの判定手順を説明する図である。また、図3は、
本実施例の盗難防止装置のアッセンブリ工場でのIDデ
ータの初期書き込み手順を説明する図である。
【0021】<IDコードの判定>図2において、トラ
ンスポンダー1をキー穴に差し込み、イグニッションス
イッチをオンする位置に回転させると、イモビユニット
4は、トランスポンダー1に対してID要求を出し、ト
ランスポンダー1からイモビユニットのトリガ信号とな
るID信号をイモビユニット4に送信する。イモビユニ
ット4では、送信されたトランスポンダー1のIDコー
ドをユニット内のRAM6に一時的に格納する。また、
通信時のトラブル等を想定して、この動作を2度繰り返
す。この後、イモビユニット内のEEPROM5に登録
されているIDコードとトランスポンダー1から送信さ
れたIDコードとをCPU8において照合する。このと
き、EGIユニット9では、イモビユニット4側からの
イモビ機能の解除待ちの状態である。この状態で、カウ
ンタがカウントを開始して、所定時間内に所定条件を満
足しているか否かを判断する。所定条件を満足している
場合には、EGIユニット9からイモビユニット4にI
Dコードの要求を出す。EGIユニット9からIDコー
ド要求を出されると、イモビユニット4は、IDコード
の照合結果に基づいてEGIユニット9にIDコードを
送信する。EGIユニット9は、イモビユニット4から
のIDコードをRAM11内に格納する。この動作を2
度繰り返し、イモビユニット4からのIDコードとEG
Iユニット9内のEEPROM10に登録されたIDコ
ードとを照合しイモビユニット4にID判定結果を返答
する。
【0022】<初期書き込み>次に、イモビユニット
4、EGIユニット9の夫々のEEPROMにIDコー
ドが書き込まれていない状態でのデータの初期書き込み
手順を説明する。図3において、図2での説明と同様
に、トランスポンダー1をキー穴に差し込み、イグニッ
ションスイッチをオンする位置に回転させると、イモビ
ユニット4は、トランスポンダー1に対してID要求を
出し、トランスポンダー1からイモビユニットに対し、
ID信号を送信する。イモビユニット4では、送信され
たトランスポンダー1のIDコードをユニット内のRA
M6に一時的に格納する。また、通信時のトラブル等を
想定して、この動作を2度繰り返す。この後、イモビユ
ニット内のEEPROM5にすでにIDコードが登録さ
れているか否かを判定する。EEPROM5にまだID
コードが登録されていない場合、RAM6に格納したI
DコードをEEPROM5に登録する。このとき、EG
Iユニット9では、イモビユニット4にIDコードの要
求を出している。EGIユニット9からIDコード要求
を出されると、イモビユニット4は、EGIユニット9
にIDコードを送信する。EGIユニット9は、イモビ
ユニット4からのIDコードをRAM11内に格納す
る。この動作を2度繰り返し、イモビユニット4から送
信されたIDコードが2回とも同一のコードであるか判
定し、同一である場合、且つ、EGIユニット9内のE
EPROM10にまだIDコードが登録されていない場
合、EGIユニット9内のEEPROM10にそのID
コードを登録する。その後、イモビユニット4にコード
登録の返答をする。
【0023】<イモビユニット側でのID判定手順>次
に、図4〜図8を参照して、具体的なIDコード判定
と、初期書き込み手順を説明する。図4、図5は、イモ
ビユニット側でのIDコードの判定手順を示すフローチ
ャートである。図4、図5において、処理が開始される
と、ステップS2でトランスポンダーによってイグニッ
ションスイッチがオンされ、エンジンスタートしたか否
かを判定する。イグニッションスイッチがオンされた場
合(ステップS2での判断がYES)、ステップS4に
進み、オンされていないと判断された場合(ステップS
2での判断がNO)、スタート時点にリターンする。ス
テップS4では、所定条件(エンジン回転数500rpm、電
圧10V以上で安定した状態)を満足しているか否かを判
断する。ステップS4で、所定条件を満足している場合
(ステップS4での判断がYES)、ステップS6に進
む。一方、ステップS4で所定条件を満足していない場
合(ステップS4での判断がNO)、ステップS4の開
始時点にリターンする。ステップS6では、EGIユニ
ット側からID要求が出されたか否かを判断する。ステ
ップS6でID要求が出されていると判断された場合
(ステップS6での判断がYES)、ステップS8に進
む。また、ステップS6でID要求が出されていないと
判断された場合(ステップS6での判断がNO)、ステ
ップS6の開始時点にリターンする。ステップS8で
は、EGIユニットからID要求を受信する。その後、
ステップS10では、ステップS8でのID要求に従っ
て、トランスポンダーにID要求を出す。その後に、ス
テップS12に進む。ステップS12では、ID要求を
出したトランスポンダーからのID返答を受信したか否
かを判断し、返答を受信した場合(ステップS12での
判断がYES)、ステップS14に進み、返答を受信し
なかった場合(ステップS12で判断がNO)、ステッ
プS12の開始時点にリターンすると共に、所定回数又
は所定時間以上経過後にイモビ機能を設定する。その
後、ステップS14では、トランスポンダーからのID
返答を受信する。ステップS16では、イモビユニット
内に内蔵されたRAMにトランスポンダーから受信した
IDコードを一時的に格納する。ステップS18では、
先のステップS8からステップS16の動作を再度繰り
返し、RAM内にトランスポンダーから受信した2つの
IDコードを格納し、ステップS20において、格納さ
れた2つのIDコードを照合する。その後、ステップS
22に進み、RAMに格納された2つのIDコードが一
致しているか否かを判定する。ステップS22でRAM
に格納された2つのIDコードが一致している場合(ス
テップS22で判断がYES)、ステップS24に進
む。ステップS24では、イモビユニットに内蔵された
EEPROMにIDコードが登録されているか否かを判
定する。具体的には、IDコードデータがゼロ又はF以
外の値であるか否かを判定する。ステップS24で、イ
モビユニットのEEPROMにIDコードが登録されて
いない場合(ステップS24での判断がNO)、ステッ
プS26に進む。ステップS26では、RAMに格納さ
れたIDコードをイモビユニットのEEPROMに登録
し、その後、EGIにIDコードを送信する。その後、
ステップS28に進み、EGIユニットからのIDコー
ド送信に対する返答があるか否かを判定する。ステップ
S28で、EGIユニットからの返答があった場合(ス
テップS28での判断がYES)、ステップS30に進
む。ステップS30では、EGIユニットからの返答が
OKならば、インジケータを消灯し、しかる後にステッ
プS2にリターンする。また、ステップS28で、EG
Iユニットからの返答がない場合(ステップS28での
判断がNO)、ステップS28の開始時点にリターンす
る。
【0024】一方、ステップS22でRAMに格納され
た2つのIDコードが一致していない場合(ステップS
22で判断がNO)、ステップS38に進み、イモビ機
能を設定してイグニッションオン(エンジンスタート)
できないようにイモビユニットをロックし、ロックコマ
ンドをEGIに送信する。また、ステップS24でイモ
ビユニットのEEPROMにIDコードが登録されてい
る場合(ステップS24での判断がYES)、ステップ
S32に進む。ステップS32では、EEPROM内に
格納されたIDコードがメーカ側で設定されたIDコー
ド(メーカコード)であるか否かを判定する。ステップ
S32でEEPROMに格納されたIDコードがユニッ
トメーカコードである場合(ステップS32で判断がY
ES)、ステップS28に進む。一方、ステップS32
でEEPROMに格納されたIDコードがユニットメー
カコードでない場合(ステップS32で判断がNO)、
ステップS34に進む。ステップS34では、RAMに
格納されているコードとEEPROMに登録されている
コードとが一致しているか否かを判定する。ステップS
34で、コードが一致していると判断されると(ステッ
プS34での判断がYES)、ステップS36に進み、
イモビ機能を解除して、通常のエンジン制御を可能にす
る。一方、ステップS34でコードが一致していない場
合(ステップS34で判断がNO)、ステップS36に
進み、イモビ機能を設定してイグニッションオンしても
エンジンが停止するようにイモビユニットをロックす
る。
【0025】以上説明したイモビユニット側での動作手
順において、ステップS24〜ステップ30の手順がI
Dコードの初期書き込み手順であり、ステップS22〜
ステップS38、ステップS32〜ステップS36まで
の手順が通常のIDコード判定手順である。 <EGIユニットでのID判定手順>次に、EGIユニ
ット側でのIDコードの判定手順を説明する。図6、図
7は、EGIユニット側でのIDコードの判定手順を示
すフローチャートである。図6、図7において、処理が
開始されると、ステップS40で、イモビ機能の解除待
ち、且つイモビユニットへのID要求回数がゼロの状態
で、タイマによりイグニッションオンから500ミリ秒間
のカウントを開始する。ステップS42では、イモビ機
能が解除されているか否かを判断する。ステップS42
で、イモビ機能が解除されていない場合(ステップS4
2での判断がNO)、ステップS44に進み、イモビ機
能が解除されている場合(ステップS42での判断がY
ES)、後述するステップS62に進む。ステップS4
4では、イモビ機能が設定されているか否かを判断す
る。ステップS44で、イモビ機能が設定されていない
場合(ステップS44での判断がNO)、ステップS4
6に進み、イモビ機能が設定されている場合(ステップ
S44での判断がYES)、図15において後述するス
テップS140に進む。ステップS46では、所定条件
として、エンジン回転数が500rpm以上、且つ電圧が10V
以上であるか否かを判断する。ステップS46で所定条
件を満たす場合(ステップS46での判断がYES)、
ステップS48に進み、所定条件を満たさない場合(ス
テップS46での判断がNO)、ステップS46の開始
時点にリターンする。ステップS48では、ステップS
40で開始した500ミリ秒のカウントが終了したか否か
を判断する。ステップS48で500ミリ秒のカウントが
終了した場合(ステップS48での判断がYES)、ス
テップS50に進み、ステップS48で500ミリ秒のカ
ウントが終了していない場合(ステップS48での判断
がNO)、ステップS48の開始時点にリターンする。
ステップS50では、EGIユニットからイモビユニッ
トへID要求を出す。その後、ステップS52に進み、
イモビユニットからEGIユニットへIDコードの返答
があるか否かを判定する。ステップS52でイモビユニ
ットからIDコードの返答があると判断された場合(ス
テップS52での判断がYES)、ステップS54に進
み、イモビユニットからIDコードの返答がないと判断
された場合(ステップS52での判断がNO)、ステッ
プS52の開始時点にリターンする。ステップS54で
は、イモビユニットから返答されたIDデータをEGI
ユニット内に内蔵されたRAMに一時的に格納する。そ
の後、ステップS56に進む。ステップS56では、E
GIユニットに内蔵されたEEPROMにIDコードが
登録されているか否かを判定する。具体的には、IDコ
ードデータがゼロ又はF以外の値であるか否かを判定す
る。ステップS56で、EGIユニットのEEPROM
にIDコードが登録済みの場合(ステップS56での判
断がYES)、ステップS58に進む。ステップS58
では、イモビユニットから追加書き込みコマンドを受信
したか否かを判定する。尚、ステップS58での判断が
YESの場合である追加書き込みコマンドについては、
後述するのでここでの説明は省略する。ステップS58
で追加書き込みコマンドを受信していない場合(ステッ
プS58での判断がYES)、ステップS60に進み、
RAMに格納されたIDコードがEGIユニットのEE
PROMに登録されたIDコードに一致しているか否か
を判定する。ステップS60でRAMに格納されたID
コードがEGIユニットのEEPROMに登録されたI
Dコードに一致していると判断された場合(ステップS
60での判断がYES)、ステップS62に進み、イモ
ビ機能を解除して通常のEGI制御を実行する。また、
ステップS60において、RAMに格納されたIDコー
ドがEGIユニットのEEPROMに登録されたIDコ
ードに一致していない場合(ステップS60での判断が
NO)、ステップS64に進む。ステップS64では、
EGIに内蔵されたEEPROM内に格納されたIDコ
ードがユニットメーカ側で設定されたIDコード(メー
カコード)であるか否かを判定する。ステップS64
で、EEPROMに格納されたIDコードがメーカコー
ドである場合(ステップS64で判断がYES)、図8
のステップS66に進む。また、EEPROMに格納さ
れたIDコードがメーカコードでない場合(ステップS
64で判断がNO)、後述の図15のステップS140
に進む。
【0026】<EGIユニットでの初期書き込み手順>
次に、図8のフローチャートを参照して、EGIユニッ
トでの初期書き込み手順について説明する。図8におい
て、図7で説明したステップS56で、EGIユニット
のEEPROMにIDコードが登録されていない場合
(ステップS56での判断がNO)、ステップS66に
進む。ステップS66では、EGIユニットによるイモ
ビユニットへのIDコード要求が2回以上行われたか否
かを判断する。ステップS66で、IDコード要求が2
回以上行われた場合(ステップS66での判断がYE
S)、ステップS68に進み、IDコード要求が2回以
上行われていない場合(コード要求が1回でステップS
66での判断がNO)、図6のステップS50にリター
ンする。ステップS68では、RAMに格納された2つ
のIDコードが2回とも同一のものであるか否かを判断
する。ステップS68でRAMに格納されたIDコード
が2回とも同一のものである場合(ステップS68での
判断がYES)、ステップS70に進み、EGIユニッ
トのRAMに格納されたIDコードをEEPROMに登
録する。しかる後に、図7のステップS62にリターン
する。一方、ステップS68で、RAMに格納された2
つのIDコードが同一のものでない場合(ステップS6
8での判断がNO)、図6のステップS50にリターン
する。
【0027】以上、図6〜図8で説明した手順が、EG
Iユニット側でのID判定及びIDコードの初期書き込
み手順である。図9は、前述したIDコード判定手順に
おけるトランスポンダー、イグニッションスイッチ、イ
モビユニット、EGIユニットの各動作を示すタイミン
グチャートである。また、図10は、初期書き込み手順
におけるトランスポンダー、イグニッションスイッチ、
イモビユニット、EGIユニットの各動作を示すタイミ
ングチャートである。
【0028】以上のように、工場でのテスト段階ではイ
モビユニットメーカやEGIユニットメーカ毎にメーカ
コードを設定しておき、アッセンブリ後にディーラ等
で、再度IDコードを設定できるので、量産性の優れた
ユニットにすることができる。 <追加書き込み手順>次に、登録されたIDコードの書
き換え手順について説明する。これは、例えば、異なる
IDコードを有するトランスポンダー1、2、3、4
(具体的には、ID1、ID2、ID3、ID4を夫々
有するキー1、2、3、4)のなかで、キー2、3、4
を盗難又は紛失し、第3者に、これらの紛失したキーを
利用して、自動車を盗まれないようにするために、新た
なキー5、6、7を用意して、イモビユニット及びEG
Iユニットに登録されているIDコードを変更する場合
に利用する機能である。図11は、すでに登録されたI
Dコードを書き換えるときの手順を説明する図である。
図11を参照して、仮にIDコードとしてID1、ID
2、ID3、ID4が登録されていたものをID1、I
D5、ID6、ID7に変更する場合を説明する。図1
1において、キー1は、コード変更前に登録されていた
IDコードが有効であるので、最初にキー1を用いる。
先ず、キー1をキー穴に差し込んでエンジン始動し、イ
モビ機能を解除した後に、イグニッションスイッチを5
回オン、オフさせる。この操作によって、イモビユニッ
トは追加書き込みモードに切り換わり、イモビユニッ
ト、EGIユニットの各々に内蔵されたEEPROMに
登録されたコードID1〜ID4のなかでキー1以外の
IDコードをクリアする。その後、キー1を抜き、所定
時間以内(4秒程度)にID5のキー5を挿入すると、
イモビユニットからトランスポンダー5、EGIユニッ
トからイモビユニットに夫々ID要求が出されているの
で、トランスポンダー5は、それ自身のID5をイモビ
ユニットに送信する。イモビユニットでは、ID5のコ
ードを受信して、内蔵されたEEPROMに登録する。
その後、イモビユニットは、EGIユニットからのID
要求にしたがって、ID1とID5とをEGIユニット
側に送信する。EGIユニットでは、ID1とID5の
コードを受信して、内蔵されたEEPROMに登録す
る。その後、イモビユニットにID返答し、再びID要
求を出す。この時点では、イモビユニット及びEGIユ
ニットに登録されているIDコードは、ID1とID5
の2つである。
【0029】以下、同様の手順によって、ID5のキー
5を抜いた後、所定時間以内にID6のキー6を挿入す
ると、イモビユニットからトランスポンダー6、EGI
ユニットからイモビユニットに夫々ID要求が出されて
いるので、トランスポンダー6は、それ自身のID6を
イモビユニットに送信する。EGIユニットからID要
求がイモビユニット側に出されているので、新たなID
6をイモビユニット側に送信する。イモビユニットで
は、ID6のコードを受信して、内蔵されたEEPRO
Mに登録する。その後、イモビユニットは、EGIユニ
ットからのID要求にしたがって、ID1とID5とI
D6とをEGIユニット側に送信する。EGIユニット
では、ID1とID5とID6とのコードを受信して、
内蔵されたEEPROMに登録する。その後、イモビユ
ニットにID返答し、再びID要求を行う。この時点で
は、EGIユニットに登録されているIDコードは、I
D1とID5とID6の3つである。
【0030】同様に、ID6のキー6を抜いた後、所定
時間以内にID7のキー7を挿入すると、イモビユニッ
トからトランスポンダー7、EGIユニットからイモビ
ユニットに夫々ID要求が出されているので、トランス
ポンダー7は、それ自身のID7をイモビユニットに送
信する。また、EGIユニットからID要求がイモビユ
ニット側に出されているので、新たなID7をイモビユ
ニット側に送信する。イモビユニットでは、ID7のコ
ードを受信して、内蔵されたEEPROMに登録する。
その後、イモビユニットは、EGIユニットからのID
要求にしたがって、ID1とID5とID6とID7と
をEGIユニット側に送信する。EGIユニットでは、
ID1とID5とID6とID7のコードを受信して、
内蔵されたEEPROMに登録する。その後、イモビユ
ニットにID返答する。この時点で、EGIユニットに
登録されているIDコードは、ID1とID5とID6
とID7の4つとなりIDコードの変更がすべて終了し
たことになる。
【0031】<イモビユニットでの追加書き込み手順>
次に、イモビユニットでの具体的な追加書き込み手順に
ついて説明する。図12〜図14はイモビユニット側で
の追加書き込み手順を示すフローチャートである。図1
2〜図14において、処理が開始されると、ステップS
80でトランスポンダーによってイグニッションスイッ
チがオンされたか否かを判定する。イグニッションスイ
ッチがオンされた場合(ステップS80での判断がYE
S)、ステップS82に進み、オンされていないと判断
された場合(ステップS80での判断がNO)、スター
ト時点にリターンする。ステップS82では、エンジン
スタートの後所定条件(回転数500rpm,電圧10V以上)を
満足しているか否かを判断する。ステップS82で、所
定条件を満足している場合(ステップS82での判断が
YES)、ステップS84に進む。一方、ステップS8
2で所定条件を満足していない場合(ステップS82で
の判断がNO)、ステップS82の開始時点にリターン
する。ステップS84では、EGIユニット側からID
要求が出されるか否かを判断する。ステップS84でE
GIユニット側からID要求が出される場合(ステップ
S84での判断がYES)、ステップS86に進む。一
方、ステップS84でEGIユニット側からID要求が
出されていない場合(ステップS84での判断がN
O)、ステップS84の開始時点にリターンする。ステ
ップS86では、ステップS84でのID要求を受け
て、トランスポンダーにID要求を出す。その後に、ス
テップS88に進む。ステップS88では、トランスポ
ンダーからのID返答を受信したか否かを判断し、返答
を受信した場合(ステップS88での判断がYES)、
ステップS90に進み、返答を受信しなかった場合(ス
テップS88で判断がNO)、ステップS88の開始時
点にリターンし、この動作を所定回数以上、又は所定時
間以上経過した後に、イモビ機能を設定する。ステップ
S90では、ステップS84でのEGIユニットからの
ID要求に対する返答をEGIユニットに送信する。そ
の後、ステップS92に進む。ステップS92では、イ
モビユニットからEGIユニットにID要求を出す。ス
テップS94では、EGIユニットからIDコード一致
の返答を受信したか否かを判断する。ステップS94
で、EGIユニットからIDコード一致の返答を受信し
た場合(ステップS94での判断がYES)、ステップ
S96に進む。また、ステップS94で、EGIユニッ
トからIDコード一致の返答を受信していない場合(ス
テップS94での判断がNO)、ステップS94の開始
時にリターンすると共に、所定回数以上、又は所定時間
以上経過した後に、イモビ機能を設定する。ステップS
96では、EGIユニットからのID一致の返答にした
がって、差し込まれたキーで、イグニッションスイッチ
を5回オン、オフさせたか否かを判定する。ステップS
96でイグニッションスイッチを5回オン、オフさせた
ならば(ステップS96での判断がYES)、ステップ
S98に進み、イグニッションスイッチを5回オン、オ
フさせなかったならば(ステップS96での判断がN
O)、IDの追加書き込み処理は行われず、ステップS
80にリターンする。ステップS98では、所定時間
(例えば、4秒程度)以内に5回オン、オフさせたキー
が抜かれ、別のIDを有するキーが挿入され、イグニッ
ションスイッチをオンされたか否かを判定する。ステッ
プS98で、イグニッションスイッチをオンされた場合
(ステップS98での判断がYES)、ステップS10
0に進み、イグニッションスイッチをオンされない場合
(ステップS98での判断がNO)、IDの追加書き込
み処理は行われず、ステップS80にリターンする。そ
の後、ステップS100で、イモビユニットに内蔵され
たタイマをリセットすると共に、ステップS102で、
タイマをスタートする。しかる後に、ステップS104
に進む。ステップS104では、EGIユニットからI
D要求を受信したか否かを判断する。ステップS104
で、EGIユニットからID要求を受信している場合
(ステップS104での判断がYES)、ステップS1
06に進む。一方、ステップS104で、EGIユニッ
トからID要求を受信していない場合(ステップS10
4での判断がNO)、ステップS104の開始時にリタ
ーンする。ステップS106では、EGIユニットから
のID要求に対してID返答を送信すると共に、ステッ
プS108では、追加書き込みコマンドをEGIユニッ
トに送信する。ステップS110では、EGIユニット
からのID要求によってトランスポンダーにID要求を
送信する。その後、ステップS112では、ステップS
110でのID要求に対するトランスポンダーからの返
答を受信したか否かを判断する。ステップS112にお
いて、トランスポンダーからの返答を受信した場合(ス
テップS112での判断がYES)、ステップS114
に進む。一方、ステップS112において、トランスポ
ンダーからの返答を受信していない場合(ステップS1
12での判断がNO)、ステップS112の開始時点に
リターンする。その後、ステップS114に進む。ステ
ップS114では、トランスポンダー(別のキー)から
送信されたIDコードをイモビユニットのRAMに格納
する。その後、ステップS116において、前のステッ
プS104〜ステップS114までの処理を再度繰り返
し、RAM内に格納された2つのIDコードを照合し、
ステップS118で、RAMに格納された2つのIDコ
ードが一致しているか否かを判断する。ステップS11
8で、RAMに格納された2つのIDコードが一致して
いる場合(ステップS118での判断がYES)、ステ
ップS120に進む。一方、ステップS118で、RA
Mに格納された2つのIDコードが一致していない場合
(ステップS118での判断がNO)、ステップS11
0に進む。ステップS120では、イモビユニットのR
AM内に格納されたIDコードをEGIユニットに送信
する。その後、ステップS122において、EGIユニ
ットでは、内蔵されたEEPROMにIDコードを登録
すると共に、イモビユニットでは、EGIユニットから
追加書き込みOKの返答を受信したか否かを判断する。
ステップS122で、EGIユニットから追加書き込み
OKの返答を受信した場合(ステップS122での判断
がYES)、ステップS124に進む。一方、ステップ
S122で、EGIユニットから追加書き込みOKの返
答を受信しない場合(ステップS122での判断がN
O)、ステップS122の開始時にリターンする。ステ
ップS124では、所定時間(例えば、5秒程度)以上
経過したか否かを判定する。ステップS124で所定時
間経過した場合(ステップS124で判断がYES)、
ステップS80にリターンし、更にIDコードの追加書
き込みを実行するか又はIDコード判定を行う。また、
ステップS124で所定時間経過しない場合(ステップ
S124で判断がNO)、ステップS126に進み、イ
グニッションスイッチがオフの状態か否かを判定する。
ステップS126で、イグニッションスイッチがオフの
状態の場合(ステップS126での判断がYES)、ス
テップS98にリターンする。また、ステップS126
で、イグニッションスイッチがオフされていない状態の
場合(ステップS126での判断がNO)、ステップS
124にリターンする。
【0032】<EGIユニットでの追加書き込み手順>
次に、EGIユニットでのIDコードの追加書き込み手
順について説明する。図15はEGIユニット側での追
加書き込み手順を示すフローチャートである。尚、この
EGIユニットでの追加書き込み手順では、前述の図
6、図7に示すフローチャートのステップS40〜ステ
ップS58間での処理は同一であるので、説明は省略す
る。即ち、図7に示すステップS58において、EGI
ユニットが追加書き込みコマンドを受信した場合(ステ
ップS58での判断がNO)、図15に示すステップS
130に進む。このステップS130から追加書き込み
処理が開始され、ステップS130では、イモビユニッ
トに対してID要求を出す。ステップS132では、ス
テップS130において送信されたID要求に対する返
答をイモビユニットから受信したか否かを判定する。ス
テップS132において、ID返答をイモビユニットか
ら受信した場合(ステップS132での判断がYE
S)、ステップS134に進む。一方、ステップS13
2で、ID返答をイモビユニットから受信しない場合
(ステップS132での判断がNO)、ステップS13
2の開始時点にリターンする。その後、ステップS13
4では、イモビユニットから受信した1つ又はそれ以上
のIDコードの中にEGIユニットのEEPROMに登
録されたIDコードと同一のコードがあるか否かを判定
する。ステップS134で、同一のコードがある場合
(ステップS134での判断がYES)、ステップS1
36に進み、同一のコードがない場合(ステップS13
2での判断がNO)、ステップS140に進んでイモビ
機能を設定した後、図6に示すステップS40にリター
ンする。ステップS136では、EGIユニットのEE
PROMに新しいIDコードを登録する。ステップS1
36での新しいIDコードとは、ステップS134にお
いて判定された同一のコード以外のIDコードを意味す
る。その後、ステップS138では、IDコードの追加
書き込みOKコマンドをイモビユニットに送信し、前述
の図7のステップS62に進み、その後の処理は、図
6、図7で説明した手順と同様である。
【0033】以上説明した手順によって、イモビユニッ
ト、EGIユニットでのIDコードの追加書き込みを行
う。尚、図6のステップS50以降の処理と図13のス
テップS104以降の処理とは、各ユニット間で同期し
ている。図16は、キーの追加(IDコードの変更、追
加書き込み)手順におけるトランスポンダー、イグニッ
ションスイッチ、イモビユニット、EGIユニットの各
動作を示すタイミングチャートである。図16に示すよ
うに、図12〜図14で説明したステップS96でのイ
グニッションスイッチのオン、オフのタイミングは、2
秒程度であり、5回動作を行って4秒以内に追加のキー
の入れ替えを行う。
【0034】(実施例の効果)以上のように、イモビユ
ニットやEGIユニットのRAMに格納されているID
コードが所定の条件を満足するとき、キーの固有のID
コードをEEPROMに格納するようにCPUにて制御
するので、キーの固有コードの設定が簡単に行える。
【0035】また、例えば、部品メーカにおいて、ある
決められたコードで検査を行った後、出荷時にディーラ
等で再度簡単に固有のコードを設定し直すことができ
る。また、追加書き込みモードを備えるので、仮にキー
を紛失したとしても、新たに別のキーを用意し、以前の
キーのIDコードを取り消すと共に、IDコードを再度
登録することによって、紛失したキーによる車の盗難を
防止できる。
【0036】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施例を修正又は変形したものに適用可能であ
る。例えば、本実施例の盗難防止装置はイモビユニット
とEGIユニットとの両方の装置で実現するものである
が、いずれか一方の装置で処理を行うようにしたシステ
ムを構築してもよい。
【0037】また、本実施例では、4つのIDコードを
登録して判定、追加書き込み等を行うものを説明した
が、これらは4つに限定されるものではない。また、I
Dコードの判定や、書き換えモードに設定する際の所定
時間は任意に設定できるものであることは言うまでもな
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の車両の盗難
防止装置及びその設定方法に係わる請求項1に記載の発
明によれば、登録されているキーの固有のコードを変更
するための所定の第1の操作を確認する手段と、第1の
操作を確認後、複数の新たなキーの固有のコードを連続
的に登録する手段とを具備する。また、請求項4に記載
の発明によれば、登録されているキーの固有のコードを
変更するための所定の第1の操作を確認する工程と、第
1の操作を確認後、複数の新たなキーの固有のコードを
連続的に登録する工程とを備える。これらの構成によっ
て、キーの固有コードの設定が簡単に行える。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、そ
の確認前に少なくとも既に登録されている1つの正規の
コードを確認する手段を具備する。また、請求項5に記
載の発明によれば、その確認前に少なくとも既に登録さ
れている1つの正規のコードを確認する工程を備える。
これらの構成によって、第3者によるキーの使用を防止
できる。
【0040】また、請求項3及び請求項6に記載の発明
によれば、第1の操作とは、正規のコードを有するキー
によって複数回イグニッションスイッチをオン、オフす
る操作であるので、キーを紛失した場合でも簡単に固有
のコードを設定し直すことができる。また、請求項7に
記載の発明によれば、判定部は、キーの固有のコードを
記憶するための記憶部と、キーの固有のコードを変更す
るための所定の操作を確認する手段と、該所定の操作を
確認後、複数の新たなキーの固有のコードを連続的に記
憶する手段とを備え、エンジン制御部は、キーの固有の
コードを登録し、記憶するための記憶部と、判定部から
の複数の新たなキーの固有のコードを連続的に登録する
手段とを備える。この構成によって、キーの固有コード
の変更を簡単に行なうことができる。
【0041】また、請求項8に記載の発明によれば、判
定部は、少なくとも1つの正規のコードを含む新たなキ
ーの固有のコードを該判定部の記憶部に格納するので、
紛失したキーによる車両の盗難を防止できる。また、請
求項9に記載の発明によれば、エンジン制御部は、該エ
ンジン制御部の記憶部に既に登録されているコードと同
一のコードがあるか否かを照合するので、正規のキー以
外によるコードの変更を防止できる。
【0042】また、請求項10に記載の発明によれば、
エンジン制御部は、照合した結果に基づいて、新たなキ
ーの固有のコードを登録するので、新たなキーの固有コ
ードを確実に登録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施例の車両の盗難防止装置の
システムブロック図である。
【図2】ある固有のIDデータを有するトランスポンダ
ー1のIDデータの判定手順を説明する図である。
【図3】本実施例の盗難防止装置のアッセンブリ工場で
のIDデータの初期書き込み手順を説明する図である。
【図4】イモビユニット側でのIDコードの判定及び初
期書き込み手順を示すフローチャートである。
【図5】イモビユニット側でのIDコードの判定及び初
期書き込み手順を示すフローチャートである。
【図6】EGIユニット側でのIDコードの判定手順を
示すフローチャートである。
【図7】EGIユニット側でのIDコードの判定手順を
示すフローチャートである。
【図8】EGIユニットでの初期書き込み手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】IDコード判定手順におけるトランスポンダ
ー、イグニッションスイッチ、イモビユニット、EGI
ユニットの各動作を示すタイミングチャートである。
【図10】IDコードの初期書き込み手順におけるトラ
ンスポンダー、イグニッションスイッチ、イモビユニッ
ト、EGIユニットの各動作を示すタイミングチャート
である。
【図11】すでに登録されたIDコードを書き換えると
きの手順を説明する図である。
【図12】イモビユニット側での追加書き込み手順を示
すフローチャートである。
【図13】イモビユニット側での追加書き込み手順を示
すフローチャートである。
【図14】イモビユニット側での追加書き込み手順を示
すフローチャートである。
【図15】EGIユニット側での追加書き込み手順を示
すフローチャートである。
【図16】キーの追加(IDコードの変更、追加書き込
み)手順におけるトランスポンダー、イグニッションス
イッチ、イモビユニット、EGIユニットの各動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…トランスポンダー、2…イグニッションコイルアン
テナ、3…アンプ、4…イモビユニット、5…イモビユ
ニット側EEPROM、6…イモビ側RAM、7…イモ
ビ側タイマ、8…イモビ側CPU、9…EGIユニッ
ト、10…EGIユニット側EEPROM、11…EG
Iユニット側RAM、12…EGIユニット側タイマ、
13…EGIユニット側CPU、14…イモビユニット
側電源、15…EGIユニット側電源。
フロントページの続き (72)発明者 田川 裕 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 廣澤 学 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナルデ ック株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のコードを登録しておき、そのコー
    ドを有するキーの操作に基づいて、該キーの真偽を判定
    する車両の盗難防止装置であって、 前記キーの固有のコードを登録し、記憶するための記憶
    部と、 該記憶部に登録されている前記キーの固有のコードを変
    更するための所定の第1の操作を確認する手段と、 前記第1の操作を確認後、複数の新たなキーの固有のコ
    ードを連続的に登録する手段とを具備することを特徴と
    する車両の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の操作を確認する手段は、その
    確認前に少なくとも既に登録されている1つの正規のコ
    ードを確認することを特徴とする請求項1に記載の車両
    の盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の操作とは、前記正規のコード
    を有するキーによって複数回イグニッションスイッチを
    オン、オフする操作であることを特徴とする請求項1に
    記載の車両の盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 固有のコードを登録しておき、そのコー
    ドを有するキーの操作に基づいて、該キーの真偽を判定
    する車両の盗難防止装置の設定方法であって、 前記キーの固有のコードを登録し、記憶する工程と、 前記登録されている前記キーの固有のコードを変更する
    ための所定の第1の操作を確認する工程と、 前記第1の操作を確認後、複数の新たなキーの固有のコ
    ードを連続的に登録する工程とを備えることを特徴とす
    る車両の盗難防止装置の設定方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の操作を確認する工程では、そ
    の確認前に少なくとも既に登録されている1つの正規の
    コードを確認する工程を備えることを特徴とする請求項
    4に記載の車両の盗難防止装置の設定方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の操作とは、前記正規のコード
    を有するキーによって複数回イグニッションスイッチを
    オン、オフする操作であることを特徴とする請求項4に
    記載の車両の盗難防止装置の設定方法。
  7. 【請求項7】 固有のコードを有するキーと、該キーの
    真偽を判定する判定部と、エンジン制御部とを備える車
    両の盗難防止装置であって、 前記判定部は、前記キーの固有のコードを記憶するため
    の記憶部と、前記キーの固有のコードを変更するための
    所定の操作を確認する手段と、該所定の操作を確認後、
    複数の新たなキーの固有のコードを連続的に記憶する手
    段とを備え、 前記エンジン制御部は、前記キーの固有のコードを登録
    し、記憶するための記憶部と、前記判定部からの複数の
    新たなキーの固有のコードを連続的に登録する手段とを
    備えることを特徴とする車両の盗難防止装置。
  8. 【請求項8】 前記判定部は、少なくとも1つの正規の
    コードを含む新たなキーの固有のコードを該判定部の記
    憶部に格納すると共に、前記エンジン制御部に送ること
    を特徴とする請求項7に記載の車両の盗難防止装置。
  9. 【請求項9】 前記エンジン制御部は、前記判定部から
    送られてくる少なくとも1つの正規のコードを含む新た
    なキーの固有のコードを該エンジン制御部の記憶部に格
    納すると共に、該記憶部に既に登録されているコードと
    同一のコードがあるか否かを照合することを特徴とする
    請求項7に記載の車両の盗難防止装置。
  10. 【請求項10】 前記エンジン制御部は、前記照合した
    結果に基づいて、前記新たなキーの固有のコードを登録
    することを特徴とする請求項9に記載の車両の盗難防止
    装置。
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