JP3214810B2 - 車両用盗難防止システム及びその盗難判定装置 - Google Patents

車両用盗難防止システム及びその盗難判定装置

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JP3214810B2 JP31406995A JP31406995A JP3214810B2 JP 3214810 B2 JP3214810 B2 JP 3214810B2 JP 31406995 A JP31406995 A JP 31406995A JP 31406995 A JP31406995 A JP 31406995A JP 3214810 B2 JP3214810 B2 JP 3214810B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難等の目的で自
動車を不正に運転しようとした場合に、エンジンの始動
の禁止等により車両の移動を禁止もしくは規制する機能
を有する車両用盗難防止システム及びその盗難判定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に自動車の盗難の方法として、始
動回路(スタータ電源)の直結、偽造キーの使用等の方
法が考えられ、これらの方法による盗難を防止すること
が可能な盗難防止システムが求められている。そこで、
最近の車両の多くはエンジン制御装置によりエンジンに
供給される燃料の量やエンジンの点火時期を制御可能で
あるので、例えば、特開平6−227364号公報に記
載されているように、正規キーでの始動かどうかを判定
する盗難判定装置から始動の可否情報を電子的手段でエ
ンジン制御装置に送信し、盗難判定装置から始動可の情
報が送信された時にエンジンへの燃料、点火を制御する
ことにより、正規キーにより起動された状態においての
みエンジンを始動させる盗難防止システムが考えられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の盗難
防止システムでは、上述したように正規キーでの始動か
どうかを判断した後に、エンジン制御装置へ始動の可否
情報を送信する方法をとっているが、この盗難判定装置
からエンジン制御手段への送信に使用された通信ライン
は、エンジン制御装置へ始動の可否情報を送信すること
にしか用いることができず、その他の通信が必要となっ
た際には新たに通信ラインを設ける必要があるという問
題が生じていた。
【0004】また、正規キーの故障もしくは盗難判定装
置の故障により、正規キーであるのに始動が不可能にな
っている場合にも、不正規キーによる始動と判断してし
まっていた。
【0005】また、正規キーでの始動かどうか判断して
いる間は、エンジンは制御不可能であるが、スタータは
動作可能であるので、スタータ動作のためにバッテリ電
圧が低下していまい、盗難判定装置もしくはエンジン制
御装置の動作が不安定になっていた、特に、バッテリの
チャージ量が少ない場合に、再度始動を繰り返せばバッ
テリチャージ量が低下しバッテリあがりを招くこともあ
った。
【0006】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、通信ラインの有効利用を図ると共に、
車両の盗難防止を確実に防止することができ、また、バ
ッテリあがりを防ぐことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、車両の制御を行う制御手段と、外部から入力さ
れる信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号を出力
する盗難判定手段と、この盗難判定手段と上記制御手段
との通信を所定回数または所定時間に制限する制限手段
とを備え、上記所定回数または所定時間内に上記盗難判
定手段から上記制御手段に上記制御許可信号が出力され
た場合に上記制御手段は車両の制御を行う車両用盗難防
止システムであって、上記制限手段は、盗難判定手段と
制御手段との通信回数または通信時間を計数し、この計
数された通信回数または通信時間が所定回数または所定
時間になれば上記盗難判定手段と上記制御手段との通信
を制限すること、及び上記盗難判定手段または上記制御
手段へ供給される電圧に基づいて上記制限手段による計
数動作を変化させることを特徴とする車両用盗難防止シ
ステムにある。また、車両の制御を行う制御手段と、外
部から入力される信号に基づいて上記制御手段に制御許
可信号を出力する盗難判定手段と、この盗難判定手段と
上記制御手段との通信を所定回数または所定時間に制限
する制限手段とを備え、上記所定回数または所定時間内
に上記盗難判定手段から上記制御手段に上記制御許可信
号が出力された場合に上記制御手段は車両の制御を行う
車両用盗難防止システムであって、上記盗難判定手段に
故障診断信号を出力することにより盗難判定手段の故障
診断を行う故障診断手段を備え、上記盗難判定手段から
制御手段へ制御許可信号が送信された後、もしくは制限
手段により上記盗難判定手段と上記制御手段との通信が
制限された後に、上記故障診断手段は上記盗難判定手段
と上記制御手段との通信経路を用いて故障診断信号を出
力することを特徴とする車両用盗難防止システムにあ
る。また、盗難判定手段から制御手段へ制御許可信号が
送信されるまでに制限手段が計数した通信回数もしくは
通信時間が所定範囲であれば、故障診断手段は故障診断
信号を出力しないことを特徴とする請求項2記載の車両
用盗難防止システムにある。また、車両の制御を行う制
御手段と、この制御手段と相互に通信を行い、外部 から
入力される信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号
を出力する盗難判定手段とを備え、上記盗難判定手段も
しくは上記制御手段へ供給される電圧に基づいて上記盗
難判定手段もしくは上記制御手段の通信動作を変化させ
ることを特徴とする車両用盗難防止システムにある。ま
た、車両の制御を行う制御手段と、外部から入力される
信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号を出力する
盗難判定手段と、この盗難判定手段と上記制御手段との
通信を所定回数または所定時間に制限する制限手段とを
備え、上記所定回数または所定時間内に上記盗難判定手
段から上記制御手段に上記制御許可信号が出力された場
合に上記制御手段は車両の制御を行う車両用盗難防止シ
ステムであって、上記盗難判定手段及び制御手段への電
源の供給を行うキースイッチと、このキースイッチに差
し込まれるキーからIDコードを受信するIDコード受
信手段とを備え、上記盗難判定手段は上記IDコード受
信手段が受信したIDコードが正規なものかどうかを判
定すると共に上記IDコードが正規のものであれば制御
手段に制御許可信号を出力することを特徴とする車両用
盗難防止システムにある。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.まず、本実施の形態1の基本的な
構成を説明する。図1は実施の形態1における車両用盗
難防止システムを示すブロック図である。この図1に於
いて、1はバッテリであり、通常自動車に使用されるも
のは14Vの電圧を発生する。2はキースイッチであり
自動車の運転者(ドライバ)がエンジンを運転するとき
に、かぎ(キー)(図示せず)を差し込んで回すことに
よりONさせる。このとき、キーが回されるに従って、
アクセサリ電源(室内ライト、時計等の電源)、イグニ
ッション電源、スタータ電源の順にONされる。3は制
御手段もしくは制御装置としてのエンジン制御装置であ
り、キースイッチ2によってイグニッション電源がON
された際に、電源回路3−1を介してCPU3−2に電
源が供給され、このCPU3−2内で演算され、この演
算結果が出力回路3−3から、スロットル弁や点火プラ
グ等の様々なエンジン制御アクチュエータに出力されて
エンジンを制御する。また、エンジン制御装置3は盗難
判定装置6(後述)との通信回数を計数し、通信の制限
を行う制限手段としても機能するものである。
【0015】4はIDコード受信手段であり、キースイ
ッチ2に差し込まれるキーから出力される、IDコード
(認識信号)を含んだ信号(電流、電波、磁界等)を受
信し、盗難判定装置6(後述)に送信するものである。
5は通信経路としての通信ラインであり、エンジン制御
装置3と盗難判定装置6との間の信号の送受信に用いら
れるものである。6は盗難判定手段としての盗難判定装
置であり、IDコード受信手段4が受信したIDコード
が正規のものかどうかを判断し、IDコードが正規なも
のであれば、通信ライン5を介してエンジン制御装置3
に制御許可信号としての始動許可信号を出力するもので
ある。また、盗難判定装置6内の電源回路6−1はキー
スイッチ2によってイグニッション電源がONされた際
に電源が供給される。
【0016】さらに、図1を用いて詳しく説明する。キ
ースイッチ2においてイグニッション電源がONされる
と、エンジン制御装置3と盗難判定装置6に電源が供給
され、それぞれの装置内の電源回路3−1、6−1によ
り定電圧(通常は5V)が生成され、これがそれぞれの
装置内のCPU3−2、6−2に供給される。キースイ
ッチ2に差し込まれる盗難防止対応の車両用のキーに
は、各車両毎にそれぞれ設定された車両固有のIDコー
ドを記憶した回路が内蔵されており、このIDコードは
IDコード受信手段4により読み出され、盗難判定装置
6へ出力される。盗難判定装置6に内蔵のCPU6−2
にはIDコード判定用の制御シーケンスを記述したプロ
グラムが内蔵されており、受信されたIDコードが正規
であるか判定し、正規である場合には始動許可信号を通
信ライン5を使用してエンジン制御装置3へ出力するシ
ーケンスを実行する。
【0017】また、エンジン制御装置3に内蔵されてい
るCPU3−2にも始動許可信号判定用及びエンジン制
御用の制御シーケンスを記述したプログラムが内蔵され
ており、盗難判定装置6から始動許可信号を受信したこ
とを確認した後に、エンジンを制御するための信号を出
力回路3−3によりエンジン各部に装着されたアクチュ
エータに出力する。また、盗難判定装置6においてID
コードが不正規であると判定した場合には、始動許可信
号がエンジン制御装置3へ出力されず、エンジン制御装
置3からエンジンを制御するための信号が各アクチュエ
ータに出力されないので、エンジンは運転不可能な状態
のままである。このように、始動許可信号が出力される
か否かによって、盗難判定装置6からエンジン制御装置
3へ始動の可否情報が送られることとなる。
【0018】次に、エンジン制御装置3の動作について
説明する。図2はエンジン制御装置3の動作を示すフロ
ーチャートである。この図2において、まず、「STA
RT」において、キースイッチがONされ、エンジン制
御装置3に電源が供給され、CPU3−2内のプログラ
ムがスタートする。そして、関連RAMを予め決められ
た初期値へセットするイニシャライズ処理(処理A−
1)を行う。次に、盗難判定装置6とのデータ通信(処
理A−2)を行う。そして、盗難判定装置6とのデータ
通信結果を基に正規のキーで始動されたかどうか判定し
てエンジン始動の可否判定を行い、同時に通信回数とし
てのリトライ回数(初期値N)を一つづつ減らしていく
(処理A−3)。始動許可の場合には(判定A−4)通
常のエンジン制御シーケンス(処理A−6)を実行し、
終了する。一方、始動不許可の場合には、通信のリトラ
イ(繰り返し)回数が0か、それ以外かを判定すること
により、通信のリトライを行うかどうかを判定し(判定
A−5)、リトライ時は再度データ送信処理(処理A−
2)を行う。そうでない場合は、エンジン制御を行なう
ことなく(処理A−7)、エンジン制御装置の動作は終
了する。ここで、リトライ回数は、初期値Nから一つづ
つ減らし、0になった際に、通信回数が所定回数(ここ
ではN回)行ったこととしている。
【0019】また、盗難判定装置6の動作について説明
する。図3は盗難判定装置6の動作を示すフローチャー
トである。この図2において、上述したエンジン制御装
置3の動作フローチャートと同様に、キースイッチ2が
ONされ、電源回路6−1に電源が供給され、CPU6
−2内のプログラムがスタートする。そして、関連RA
Mを予め決められた初期値へセットするイニシャライズ
処理(処理B−1)を行う。次に、キーとの通信処理を
行うIDコード受信手段4との間で通信処理(処理B−
2)を行う。ただし、通信処理を開始してから所定時間
経過後に、IDコード受信手段4においてIDコードが
受信されず、盗難判定装置6にIDコードが入力されな
い場合には、非受信と判断して、IDコード受信手段4
との受信処理を終える。
【0020】次に、エンジン制御装置3からのデータ受
信(処理B−3)を行う。その後、エンジン制御装置か
らの送信に通信終了を示す信号があるかどうかを判定
(判定B−4)し、通信終了ならば処理を終える。終了
でなければ、エンジン制御装置3へ始動許可信号のデー
タ送信(処理B−5)を行い、そして、データ受信(処
理B−3)を再度行う。
【0021】さらに、詳しく動作説明を行う。図4及び
図5は車両用盗難防止システムの動作を示すタイミング
チャートであり、図4はエンジン制御可能となる動作を
示し、図5はエンジン制御不可能となる状態を示すもの
である。また、図4、図5(a)はキースイッチ2のO
N/OFF状態を示し、図4、図5(b)は通信ライン
5を通信されるデータを示し、図4、図5(c)は、エ
ンジン制御装置(図中装置A)の通信ライン5に対する
処理状態を示し、図4、図5(d)は盗難判定装置(図
中装置B)の通信ライン5に対する処理状態を示し、図
4、図5(e)はエンジン制御装置3がエンジン制御可
能か不可能かを示し、図4、図5(f)はリトライ回数
を示し、図4(g)は時間を示すものである。また、図
4、図5(b)中のQはエンジン制御装置3から盗難判
定装置6への送信データを示し、Aは盗難判定装置6か
らエンジン制御装置3への送信データを示し、「FRE
E」は通信ライン5を用いてその他の通信が可能な状態
にあることを示している。
【0022】これら図4及び図5を用いて説明する。ま
ず、T1において、キースイッチ2がONされ(a)、
エンジン制御装置3及び盗難判定装置6へバッテリ電圧
(14V)が供給され盗難判定装置6とエンジン制御装
置3との間でデータ通信が行えるように、通信ライン5
で他の通信が行えない状態とする。そして、エンジン制
御装置3では、イニシャライズ処理(図2中の処理A−
1)が行われ、盗難判定装置6でも、イニシャライズ処
理(図3中の処理B−1)及びIDコード受信手段4と
の通信処理(処理B−2)が行われる。次に、T2にお
いて、エンジン制御装置3が信号Q(始動許可信号の出
力を要求する信号)を盗難判定装置6に送信する。そし
て、T3において、盗難判定装置6はエンジン制御装置
3からの受信を完了し、信号Qに通信終了を示す信号か
あるかどうかを確認し(判定B−4)、ここではNOで
あるので、T4において、エンジン制御装置3に盗難判
定装置6が信号Qに対する信号Aを送信する(処理B−
5)。
【0023】T5において、エンジン制御装置3は信号
Aの受信を完了し、リトライ回数を一つ減らし(処理A
−3)、盗難判定装置から始動許可信号が送られてきた
かどうかを確認する(判定A−4)。ここで、始動許可
信号が送られてこなかった場合は、通信リトライを行う
かどうかを確認し(判定A−5)、リトライを行う場合
には、T6において、もう一度送信を行う。以上の動作
はリトライ回数が0になるまで続けられる。そして、図
5に示されるように、リトライ回数が0となった時点
で、エンジン制御不可能であれば、そのまま動作は終了
して、エンジン制御は不可能なままとなる。
【0024】次に、T7において、盗難判定装置6から
始動許可信号が送られていると判断した場合(判定A−
4においてYES)、T8においてエンジン制御装置3
の出力回路3−1から各アクチュエータにエンジン制御
信号が出力され、エンジン制御可能となる(処理A−
6)。また、エンジン制御装置3から盗難判定装置6に
通信終了を示す信号が送信され、T9において、盗難判
定装置6は通信終了と判断し(判定B−4)、盗難判定
装置の通信ライン5に対する処理は終了する。また、同
時に、エンジン制御装置の通信ライン5に対する処理も
終了し、通信ライン5は、「FREE」の状態となる。
【0025】この通信ライン5がFREEの状態の時に
は、エンジン制御装置(ECI)3と盗難判定装置6と
間のインターフェイス(通信線)(通信ライン5を含
む)の故障検出や、盗難判定装置6の故障(IDコード
検出手段4の故障、IDコード検出手段4と盗難判定装
置6間の通信故障、通信異常等)の検出等に用いること
ができる。
【0026】また、盗難防止システムの故障診断を行う
故障診断手段は、故障診断を行う対象に対して故障診断
信号を出力することにより、故障を診断することができ
る。例えば、IDコード受信手段4に故障診断手段を設
けた場合には、盗難判定装置6及びエンジン制御装置3
に故障診断信号を出力することにより、通信ラインの断
線や、それぞれのCPUのクロック異常等を検出するこ
とができる。さらに、盗難判定装置6とエンジン制御装
置3との間の通信ライン5を利用することにより、一つ
の故障診断手段を設けるだけで、盗難判定装置6とエン
ジン制御装置3とにおける故障を同時に診断することが
可能となる。
【0027】上述したようにこの実施の形態1において
は、エンジン制御装置3と盗難判定装置6との間の通信
の処理回数を制限することにより、通信ライン5を盗難
防止処理用の通信に占有するのではなく、盗難防止処理
に使用していない際には、他の制御用通信ライン(例え
ば、エンジン制御情報をモニタする通信ライン)として
利用することが可能となり、通信ライン5の有効利用を
図ることができる。
【0028】また、この実施の形態1においては、通信
の制限をリトライ回数により制限したが、通信に費す時
間(通信時間)の長さにより制限してもよい。このと
き、エンジン制御手段にタイマを設け、このタイマによ
り通信時間を計数し、この通信時間が所定時間になった
際に通信の制限を行えばよい。
【0029】また、この実施の形態1においては、正規
のキーであることを確認した後に、エンジン制御可能な
状態としたが、まず、エンジン制御可能な状態とし、そ
の後、エンジン制御装置3と盗難判定装置6との間で通
信を行い、この通信結果により不正規キーによる始動で
あると判断した場合にはエンジン制御を中止することと
してもよい。このとき、まず最初にエンジン制御は可能
とされるので、エンジンの始動を迅速に行うことができ
るものである。また、この場合には、リトライ回数Nも
しくは通信可能な時間を調節することにより、不正キー
での車両の移動が不可能となるまでの時間を調節するこ
とができ、リトライ回数Nもしくは通信可能な時間を増
加させることにより、盗難防止動作の誤作動を確実に減
少させることができる。このように、通信のリトライ回
数を制限することにより、盗難防止機能の誤動作を防ぐ
と共に、エンジン制御の実行を早めることが可能とな
る。
【0030】また、この実施の形態1においては、図3
に示されるように処理B−3、判定B−4、処理B−5
が繰り返されるが、図6に示すように、IDコード受信
手段4との通信処理(処理B−2)も繰り返すこととし
て、処理B−2、B−3、B−4、B−5の処理を繰り
返すこととしてもよい。この場合、IDコード受信手段
4が他の電磁波等の影響によりIDコード受信に失敗し
たとしても再度、IDコード受信をやり直すことによ
り、正規キーを不正規キーと誤判定することを防ぐこと
ができる。
【0031】発明の実施の形態2.この実施の形態2に
おける車両用盗難防止システムは、上述した実施の形態
1における車両用盗難防止システムと、エンジン制御装
置3の動作が異なるものである。よって、実施の形態1
と同様の構成を持つものは同一符号を付して説明を省略
する。図7は実施の形態2におけるエンジン制御装置3
の動作を示すフローチャートである。まず、実施の形態
1と同様にキースイッチ2がONして、CPU3−2内
のプログラムがスタートする。次に、関連RAMを予め
決められた初期値へセットするイニシャライズ処理を行
う(処理C−1)。次に、盗難判定装置6とのデータ通
信を行う(処理C−2)。そして、盗難判定装置6から
のデータ通信結果を基に正規のキーで始動されたかどう
か判定し、始動の可否判定を行う(処理C−3)。
【0032】次に、CPU3−2で検出、演算されたバ
ッテリ電圧の値が所定電圧以上であれば(判定C−4に
おいてYES)、リトライ回数をダウン(一つ減らし)
し(処理C−5)、そうでなければ(判定C−4におい
てNO)、リトライ回数をリセットして、初期値Nとす
る(処理C−6)。次に、盗難判定装置6から始動許可
信号が出力された場合には(判定C−7においてYE
S)、通常のエンジン制御シーケンス(処理C−10)
を実行し、始動不許可の場合(判定C−7においてN
O)には、リトライ回数を確認して、通信のリトライを
行うかどうかを判定し(判定C−8)、リトライ時は再
度データ送信処理(処理C−2)を行う。そうでない場
合は、エンジン制御を行わず(処理C−9)、ブログラ
ムは終了する。
【0033】ここで、本実施の形態2の盗難判定装置の
制御フローは実施の形態1と同様であるので説明を省略
する。
【0034】次に動作について説明する。図8は実施の
形態2における車両用盗難防止システムの動作を示すタ
イミングチャートであり、図8(a)はキー・スイッチ
のON、OFFを示すものであり、図8(b)は通信ラ
イン5における通信状態を示すもので、図8(b)中の
Qはエンジン制御装置3から盗難判定装置6への送信デ
ータを示し、Aは盗難判定装置6からエンジン制御装置
3への送信データを示す。図8(c)はクランキングス
イッチ(CRK SW)(すなわち、スタータ電源投入
用のスイッチ)のON、OFFを示し、図8(d)はバ
ッテリ電圧を示し、図8(e)はエンジン制御の可否を
示し、図8(f)は通信リトライ回数を示し、図8
(g)は時間を示している。
【0035】この図において、t1において、キースイ
ッチ2がONされ、エンジン制御装置3へバッテリ電圧
(14V)が供給され盗難判定装置6とエンジン制御装
置3との間でデータ通信が行われる。すなわち、図8
(b)に示すように、エンジン制御装置3が信号Qを送
信し、これに対し盗難判定装置6が信号Aを送信する。
次に、t2において、クランキングスイッチがONされ
る。通常、クランキングスイッチは、自動車の運転者
が、キースイッチがONした状態から更にキーを回すこ
とにより、ONすることができるものであり、このクラ
ンキングスイッチをONすることにより、スタータが動
作するものである。しかしながら、スタータが動作した
としても、エンジン制御されなければ、点火等が行なわ
れず、エンジンは動作することはない。また、このスタ
ータ動作時には、バッテリ1からスタータに電力が供給
されるので、エンジン制御装置3に供給されるバッテリ
電圧は低下する。次に、t3において、バッテリ電圧は
判定電圧以上であるので、リトライ回数は一つ減らされ
る。
【0036】t4において、バッテリ電圧は判定電圧以
下になるので、リトライ回数はリセットされ、初期値N
に戻る。次に、t5において、クランキングスイッチが
OFFされ、スタータが動作を止めるので、バッテリ電
圧が徐々に戻り、t6において、判定電圧以上となる。
そして、t7においては、バッテリ電圧は判定電圧以上
となっているので、リトライ回数は一つ減らされる。そ
して、t8において、エンジン始動許可信号がエンジン
制御装置3に入力され、t9においてエンジンは制御可
能となる。
【0037】この実施の形態2では以上のように構成さ
れているので、ドライバーがキー操作を行いクランキン
グ動作をさせたとしても、バッテリ電圧が低下すること
による各装置の信頼性の低下による誤動作を防止するた
めに、バッテリ電圧が判定電圧以下であれば、通信のリ
トライ回数を図8に示すように初期値Nまで戻すことに
よりリトライ回数を増加して盗難防止処理の誤作動を減
少させることができる。
【0038】また、実施の形態2において、盗難防止処
理を行っている際に、エンジン制御装置3等に供給され
るバッテリ電圧がスタータの稼動により低下した場合に
は、スタータへのバッテリ1からの電力の供給を停止す
ることにより、バッテリ電圧の停下を防止することも可
能である。
【0039】さらに、実施の形態2においては、バッテ
リ電圧が所定の電圧以下であれば、通信のリトライ回数
を初期値まで戻すこととしたが、バッテリ電圧が所定の
電圧以下であれば、通信のリトライ回数を減らさず、そ
のままの値にしておき、バッテリ電圧が所定の電圧以上
になったときに、保持されていた値から減らしていくこ
ととしてもよい。すなわち、バッテリ電圧が所定の電圧
以下であるときにはリトライ回数のカウントを停止して
おいてもよい。このことにより、バッテリ電圧が所定の
電圧であるのでCPUの動作が不安定になっている場合
には、カウント動作を停止して、誤動作を防止すること
ができる。
【0040】また、エンジン制御装置3が盗難判定装置
6から始動許可信号を受信するまでの間に、ドライバー
がキー操作を行いクランキング動作をしてしまい、バッ
テリ電圧が低下し、盗難判定装置6のCPU6−2また
はエンジン制御装置3のCPU3−2のどちらかにリセ
ットが発生した場合には、リセットした装置において
は、イニシャライズ等の処理シーケンスが再スタートし
た後に通信が実施されることになる。すなわち、このイ
ニシャライズ等の初期処理に要する時間だけ通信のタイ
ミングがずれて、エンジン制御装置3と盗難判定装置6
との間で通信衝突が起こってしまうために、正常な通信
を行うことができず、誤作動を起こしてしまい、正規の
キーによる起動であるのに、不正規であると判断してし
まうこともあった。しかしながら、この実施の形態2に
おいて、バッテリ電圧が所定の範囲(すなわち、リセッ
トが起こりそうな範囲)にあるときには、通信動作を中
断することとすることにより、通信のタイミングがずれ
ることがなく、通信衝突が起こることもないので、誤作
動を起こすこともなくなった。また、この実施の形態2
はリセットによる通信衝突を防ぐものであるが、エンジ
ン制御装置3と盗難判定装置6との通信状態を確認し、
情報交換が正しく行われているかを確認することによ
り、通信衝突が起こったかどうかを検出して、通信衝突
が起こった場合にはリトライ回数をリセットすることと
してもよい。
【0041】発明の実施の形態3.この実施の形態3に
おける車両用盗難防止システムは、上述した実施の形態
1における車両用盗難防止システムと、エンジン制御装
置3の動作が異なるものである。よって、その他の実施
の形態1と同様の構成を持つものは同一符号を付して説
明を省略する。
【0042】図9は実施の形態3におけるエンジン制御
装置の動作を示すフローチャートである。この図におい
て、まず、実施の形態1と同様にキースイッチ2がON
されて、CPU3−1内のプログラムがスタートする。
そして、関連RAMを予め決められた初期値へセットす
るイニシャライズ処理(処理D−1)を行う。次に盗難
判定装置6とのデータ通信(処理D−2)を行う。その
後、盗難判定装置6からのデータ通信結果を基に正規の
キーで始動されたかどうか判定して、始動の可否判定を
行い、同時にリトライ回数をダウンする(処理D−
3)。次に、始動許可の場合には(判定D−4において
YES)、通常のエンジン制御シーケンスを行う(処理
D−6)。また、始動不許可の場合には(判定D−4に
おいてNO)、通信のリトライ回数により通信のリトラ
イを判定し(判定D−5)、リトライ時は再度データ送
信処理(処理D−2)を行う。
【0043】次に通信リトライの回数が所定回数完了し
た場合には(判定D−7)、エンジン制御は行われず、
盗難防止関連の故障判定(処理D−8)を行う。ここ
で、この盗難防止処理関連の故障は、通信ライン5を用
いて確認することができ、また、この処理D−8におい
て、故障が検出された場合には、故障の旨の表示を行う
等の処理を行うこととしてもよい。また、このとき、故
障箇所の表示を行ってもよい。また、故障検出が行われ
た場合には、故障履歴メモリに故障が起こったことを記
憶させるが、このときにエンジン制御装置3と盗難判定
装置6との間の通信回数もしくは通信時間を同時に記憶
するが、CPUのリセットが起こった場合には、このリ
セット後の通信回数もしくは通信時間が記憶されるの
で、故障を正しく記憶することができる。さらに、リセ
ットが起こったことも記憶することも可能となる。
【0044】この実施の形態3は、盗難防止処理関連の
故障によって、正規のキーであるのにエンジン制御が不
実行になった場合に、故障の表示が行われるので、使用
者が戸惑うことがないものである。
【0045】また、この実施の形態3において、処理D
−9において、エンジン制御の実行が行なわれた後に、
エンジン制御が実行されるまでの通信リトライ回数が0
以外であれば、盗難防止関連の故障判定(判定D−8)
が行なわれ、0であれば、実行せず終了することとして
もよい。
【0046】上記各実施の形態において、エンジン制御
装置と盗難判定装置とはそれぞれ独自の電源回路を持っ
ているが、共用することとしてもよい。また、エンジン
制御装置のCPUと盗難判定装置のCPUとを共用して
もよい、このとき、通信ラインはCPU内のエンジン制
御装置に相当する部分と盗難判定装置に相当する部分と
の間の通信を行うものであればよい。
【0047】上記各実施の形態においては、一本の通信
ラインによって、エンジン制御装置と盗難判定装置間の
通信を行っていたが、複数本の通信ラインを用いて通信
を行ってもよい。また、交互に送信を行っていたが、双
方において同時に送受信を行ってもよい。
【0048】上記各実施の形態においては、エンジン制
御装置を用いた車両用盗難防止システムを示したが、車
両を盗難から防止するために制御可能なものであればよ
く、例えば、電動式車両においては、モータの回転制御
をおこなう制御装置を用いた車両用盗難防止システムで
もよいことは言うまでもない。
【0049】上記各実施の形態において、エンジン制御
装置がスタータの制御を行うものとしてもよい。このと
き、盗難判定が行われなければスタータは動作しないこ
ととなるので、バッテリの低下が起きることがない。
【0050】上記各実施の形態において、IDコード受
信手段と盗難判定装置とを同一筐体もしくは同一回路上
に設けてもよい。
【0051】上記各実施の形態においては、IDコード
はキーから入力されるものとしていたが、例えば車両に
搭載されたキーボード等の入力手段や外部からの無線に
よる入力でもよい。
【0052】上記各実施の形態においては、制限手段と
してのエンジン制御装置が、エンジン制御装置と盗難判
定装置との通信回数もしくは通信時間の計数を行い、通
信の制限を行っていたが、例えば盗難判定装置が制限手
段として上述したような動作を行うこととしてもよい。
また、例えば通信ラインの途中に、別個に制限手段を設
けることとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における車両用盗難
防止システムを示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるエンジン制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1における盗難判定装
置の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1における車両用盗難
防止システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1における車両用盗難
防止システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるエンジン制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるエンジン制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2における車両用盗難
防止システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3におけるエンジン制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:バッテリ、2:キースイッチ、3:エンジン制御装
置、3−1:電源回路、3−2:CPU、3−3:出力
回路、4:IDコード受信手段、5:通信ライン、6:
盗難判定装置、6−1:電源回路、6−2:CPU、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/00 - 25/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の制御を行う制御手段と、外部から
    入力される信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号
    を出力する盗難判定手段と、この盗難判定手段と上記制
    御手段との通信を所定回数または所定時間に制限する制
    限手段とを備え、上記所定回数または所定時間内に上記
    盗難判定手段から上記制御手段に上記制御許可信号が出
    力された場合に上記制御手段は車両の制御を行う車両用
    盗難防止システムであって、上記制限手段は、盗難判定
    手段と制御手段との通信回数または通信時間を計数し、
    この計数された通信回数または通信時間が所定回数また
    は所定時間になれば上記盗難判定手段と上記制御手段と
    の通信を制限すること、及び上記盗難判定手段または上
    記制御手段へ供給される電圧に基づいて上記制限手段に
    よる計数動作を変化させることを特徴とする車両用盗難
    防止システム。
  2. 【請求項2】 車両の制御を行う制御手段と、外部から
    入力される信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号
    を出力する盗難判定手段と、この盗難判定手段と上記制
    御手段との通信を所定回数または所定時間に制限する制
    限手段とを備え、上記所定回数または所定時間内に上記
    盗難判定手段から上記制御手段に上記制御許可信号が出
    力された場合に上記制御手段は車両の制御を行う車両用
    盗難防止システムであって、上記盗難判定手段に故障診
    断信号を出力することにより盗難判定手段の故障診断を
    行う故障診断手段を備え、上記盗難判定手段から制御手
    段へ制御許可信号が送信された後、もしくは制限手段に
    より上記盗難判定手段と上記制御手段との通信が制限さ
    れた後に、上記故障診断手段は上記盗難判定手段と上記
    制御手段との通信経路を用いて故障診断信号を出力する
    ことを特徴とする車両用盗難防止システム。
  3. 【請求項3】 盗難判定手段から制御手段へ制御許可信
    号が送信されるまでに制限手段が計数した通信回数もし
    くは通信時間が所定範囲であれば、故障診断手段は故障
    診断信号を出力しないことを特徴とする請求項2記載の
    車両用盗難防止システム。
  4. 【請求項4】 車両の制御を行う制御手段と、この制御
    手段と相互に通信を行い、外部から入力される信号に基
    づいて上記制御手段に制御許可信号を出力する盗難判定
    手段とを備え、上記盗難判定手段もしくは上記制御手段
    へ供給される 電圧に基づいて上記盗難判定手段もしくは
    上記制御手段の通信動作を変化させることを特徴とする
    車両用盗難防止システム。
  5. 【請求項5】 車両の制御を行う制御手段と、外部から
    入力される信号に基づいて上記制御手段に制御許可信号
    を出力する盗難判定手段と、この盗難判定手段と上記制
    御手段との通信を所定回数または所定時間に制限する制
    限手段とを備え、上記所定回数または所定時間内に上記
    盗難判定手段から上記制御手段に上記制御許可信号が出
    力された場合に上記制御手段は車両の制御を行う車両用
    盗難防止システムであって、上記盗難判定手段及び制御
    手段への電源の供給を行うキースイッチと、このキース
    イッチに差し込まれるキーからIDコードを受信するI
    Dコード受信手段とを備え、上記盗難判定手段は上記I
    Dコード受信手段が受信したIDコードが正規なものか
    どうかを判定すると共に上記IDコードが正規のもので
    あれば制御手段に制御許可信号を出力することを特徴と
    する車両用盗難防止システム。
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