JP3153032B2 - エンジン始動装置 - Google Patents
エンジン始動装置Info
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 235000013367 dietary fats Nutrition 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンを遠隔操作
によって始動させるために用いられるエンジン始動装置
に関するものである。
によって始動させるために用いられるエンジン始動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、車両のユーザーの上級志向に伴
い、ドアを無線によってロック、アンロックしたり、ま
たエンジンのアイドリングを車両に乗り込まずに無線に
よって行える装置が安価に販売されるようになってきた
ので、それらの概要を説明する。例えば、ドアをロッ
ク、アンロックするキー装置としては、特公平4ー15
141号に示されるようなものがあるので、それを図3
乃至図6に示して説明する。
い、ドアを無線によってロック、アンロックしたり、ま
たエンジンのアイドリングを車両に乗り込まずに無線に
よって行える装置が安価に販売されるようになってきた
ので、それらの概要を説明する。例えば、ドアをロッ
ク、アンロックするキー装置としては、特公平4ー15
141号に示されるようなものがあるので、それを図3
乃至図6に示して説明する。
【0003】同図において錠前10にはキー挿入孔12
が形成されており、錠前10のキー挿入孔12の入り口
側には、円環状のロータケース14が固定されている。
ロータケース14の内側には、円柱状のロータ16が回
動自在に装着されている。このロータ16には、キー挿
入孔12と連通するキー挿入孔18が形成されている。
また、ロータ16の外周には、図4に示されるように、
外側内面にテーパ面が形成された環状コア22が配置さ
れている。この環状コア22の一端22Aはテーパ状に
形成され、キー挿入孔18の入り口端に露出するように
なっている。そして、環状コア22にはロータコイル2
4、26が同一方向に巻回されている。
が形成されており、錠前10のキー挿入孔12の入り口
側には、円環状のロータケース14が固定されている。
ロータケース14の内側には、円柱状のロータ16が回
動自在に装着されている。このロータ16には、キー挿
入孔12と連通するキー挿入孔18が形成されている。
また、ロータ16の外周には、図4に示されるように、
外側内面にテーパ面が形成された環状コア22が配置さ
れている。この環状コア22の一端22Aはテーパ状に
形成され、キー挿入孔18の入り口端に露出するように
なっている。そして、環状コア22にはロータコイル2
4、26が同一方向に巻回されている。
【0004】また、各ロータコイル24、26は、図5
に示されるように、抵抗28を介して周波数可変発振器
30に接続されている。周波数可変発信器30は、マイ
クロコンピュータ32からの指令によって、ロータコイ
ル24、26へ情報検出用の信号を供給するようになっ
ている。
に示されるように、抵抗28を介して周波数可変発振器
30に接続されている。周波数可変発信器30は、マイ
クロコンピュータ32からの指令によって、ロータコイ
ル24、26へ情報検出用の信号を供給するようになっ
ている。
【0005】また、ロータコイル24、26は増幅器3
4、ダイオード36、コンデンサ37、A/D変換器3
8を介してマイクロコンピュータ32に接続されてい
る。そして、ロータコイル24、26を流れる電流の情
報が抵抗28の電圧降下として検出され、この検出出力
が増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を介
してマイクロコンピュータ32へ供給されている。
4、ダイオード36、コンデンサ37、A/D変換器3
8を介してマイクロコンピュータ32に接続されてい
る。そして、ロータコイル24、26を流れる電流の情
報が抵抗28の電圧降下として検出され、この検出出力
が増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を介
してマイクロコンピュータ32へ供給されている。
【0006】そして、制御手段としてのマイクロコンピ
ュータ32は、A/D変換器38からの情報を基に、図
示されないエンジン駆動系の作動を制御するようになっ
ている。すなわち、A/D変換器38からの信号による
情報と、ROM39に予め格納された判定情報とを比較
して、両者の内容が一致したときにのみエンジン駆動系
に対してエンジン駆動許可信号を出力するようになって
いる。
ュータ32は、A/D変換器38からの情報を基に、図
示されないエンジン駆動系の作動を制御するようになっ
ている。すなわち、A/D変換器38からの信号による
情報と、ROM39に予め格納された判定情報とを比較
して、両者の内容が一致したときにのみエンジン駆動系
に対してエンジン駆動許可信号を出力するようになって
いる。
【0007】また、キー20のグリップ部20Bの先端
側20Cは、環状コア22のテーパ面と係合可能なテー
パ上に形成されている。そして、先端側20Cの中程に
は、一対のテーパ面を連結するようにして軸上コア40
が装着されている。この軸状コア40は、キー20がキ
ー挿入孔12内に挿入されたとき、ロータコイル24、
26と磁気結合されるキーコイル42が一方向に巻回さ
れている。このキーコイル42は、共振回路を形成する
コイルL1,コンデンサC1に接続されていると共に、
同じく共振回路を形成し、かつ前記共振回路にコイルL
2、コンデンサC2に並列接続されている。なお、前記
共振回路の共振周波数は、それぞれ相異なるように、コ
イルL1,L2,コンデンサC1,C2の容量が定めら
れている。
側20Cは、環状コア22のテーパ面と係合可能なテー
パ上に形成されている。そして、先端側20Cの中程に
は、一対のテーパ面を連結するようにして軸上コア40
が装着されている。この軸状コア40は、キー20がキ
ー挿入孔12内に挿入されたとき、ロータコイル24、
26と磁気結合されるキーコイル42が一方向に巻回さ
れている。このキーコイル42は、共振回路を形成する
コイルL1,コンデンサC1に接続されていると共に、
同じく共振回路を形成し、かつ前記共振回路にコイルL
2、コンデンサC2に並列接続されている。なお、前記
共振回路の共振周波数は、それぞれ相異なるように、コ
イルL1,L2,コンデンサC1,C2の容量が定めら
れている。
【0008】そして、周波数可変発振器30からロータ
コイル24、26へ情報検出用の信号が供給され、この
信号の周波数が図6に示されるように低い方から高い方
へと変化させられると、この周波数の変化に従った電流
がロータコイル24、26に流れる。なお、図6におけ
る電流i1は、コイルL1,コンデンサC1の共振によ
る電流値を示し、電流i2はコイルL2、コンデンサC
2の共振による電流値を示す。
コイル24、26へ情報検出用の信号が供給され、この
信号の周波数が図6に示されるように低い方から高い方
へと変化させられると、この周波数の変化に従った電流
がロータコイル24、26に流れる。なお、図6におけ
る電流i1は、コイルL1,コンデンサC1の共振によ
る電流値を示し、電流i2はコイルL2、コンデンサC
2の共振による電流値を示す。
【0009】そして、図6に示される電流が、それぞれ
増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を介し
てマイクロコンピュータ(実施例においては第1マイク
ロコンピュータと呼び名が換わる)32へ供給される
と、これらの情報が順次マイクロコンピュータ32によ
って読み取られ、この判定用信号が、判定情報として予
めROM39に格納された情報と比較され、この信号が
判定用情報と一致したときにのみエンジン駆動許可信号
を出力するように構成すれば、キー20をキー挿入孔1
8内に挿入したときにのみエンジン駆動を可能とするこ
とができる。これにより、不正解錠による車両の盗難を
防止することができる。
増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を介し
てマイクロコンピュータ(実施例においては第1マイク
ロコンピュータと呼び名が換わる)32へ供給される
と、これらの情報が順次マイクロコンピュータ32によ
って読み取られ、この判定用信号が、判定情報として予
めROM39に格納された情報と比較され、この信号が
判定用情報と一致したときにのみエンジン駆動許可信号
を出力するように構成すれば、キー20をキー挿入孔1
8内に挿入したときにのみエンジン駆動を可能とするこ
とができる。これにより、不正解錠による車両の盗難を
防止することができる。
【0010】次に、無線によるエンジン始動装置を図7
及び図8に基づいて説明する。即ち、図において、EC
はエンジン始動装置であり、51は受信用アンテナ、5
2はチューナ、53は入力制御回路、54はマイクロコ
ンピュータ(実施例において第2マイクロコンピュータ
と呼び名が換わる)、55はエンジンスタータ電源制御
回路、56はイグニッション電源制御リレー、57はア
クセサリ電源制御リレー、58はキースイッチでありキ
ーが差し込まれていないときにオフとなるスイッチであ
る。
及び図8に基づいて説明する。即ち、図において、EC
はエンジン始動装置であり、51は受信用アンテナ、5
2はチューナ、53は入力制御回路、54はマイクロコ
ンピュータ(実施例において第2マイクロコンピュータ
と呼び名が換わる)、55はエンジンスタータ電源制御
回路、56はイグニッション電源制御リレー、57はア
クセサリ電源制御リレー、58はキースイッチでありキ
ーが差し込まれていないときにオフとなるスイッチであ
る。
【0011】59はパーキングブレーキスイッチであり
車両のサイドブレーキが引かれているときにオフとなる
スイッチである。60はギアがパーキング位置にあると
きに閉成されるギア位置検出スイッチである。61は車
載バッテリ電源ライン、62はイグニッションスイッチ
である。71はスイッチを有し、該スイッチをオンする
とエンジン始動信号をアンテナ72から発信するための
送信機である。
車両のサイドブレーキが引かれているときにオフとなる
スイッチである。60はギアがパーキング位置にあると
きに閉成されるギア位置検出スイッチである。61は車
載バッテリ電源ライン、62はイグニッションスイッチ
である。71はスイッチを有し、該スイッチをオンする
とエンジン始動信号をアンテナ72から発信するための
送信機である。
【0012】即ち、このものは送信機71から送られて
くるエンジン始動信号は受信アンテナ51で受信され、
次いで受信されたエンジン始動信号はチューナ52によ
り検波される。そして、受信したエンジン始動信号か
ら、IDコードやファンクションコードを復調し、マイ
クロコンピュータ54に入力する。
くるエンジン始動信号は受信アンテナ51で受信され、
次いで受信されたエンジン始動信号はチューナ52によ
り検波される。そして、受信したエンジン始動信号か
ら、IDコードやファンクションコードを復調し、マイ
クロコンピュータ54に入力する。
【0013】マイクロコンピュータは、入力された前記
ファンクションコードに応じてパーキングブレーキスイ
ッチ59がオン、ギア位置検出スイッチ60がオン、キ
ースイッチ58がオフであることを条件にエンジンを始
動するための信号を、それぞれのリレー55、56、5
7に、その順に従ってシーケンシャルに出力する。
ファンクションコードに応じてパーキングブレーキスイ
ッチ59がオン、ギア位置検出スイッチ60がオン、キ
ースイッチ58がオフであることを条件にエンジンを始
動するための信号を、それぞれのリレー55、56、5
7に、その順に従ってシーケンシャルに出力する。
【0014】また、マイクロコンピュータ54は、パー
キングブレーキスイッチ59、ギア位置検出スイッチ6
0、ギースイッチ58において前記条件が一つでも満足
されていないときには、エンジンの停止信号を出力し、
エンジンは始動されない。また、エンジンが駆動中であ
るときには自動停止させる。これは、保安基準第11条
の2によりリモートコントロールによりエンジンを始動
し、車両を移動することを禁止しているためである。
キングブレーキスイッチ59、ギア位置検出スイッチ6
0、ギースイッチ58において前記条件が一つでも満足
されていないときには、エンジンの停止信号を出力し、
エンジンは始動されない。また、エンジンが駆動中であ
るときには自動停止させる。これは、保安基準第11条
の2によりリモートコントロールによりエンジンを始動
し、車両を移動することを禁止しているためである。
【0015】エンジンが停止すると、再度エンジンを手
動により始動させて車両を移動させることになる。ま
た、図8は無線によりエンジンを始動させ、或いは停止
させる際の特徴的な部分を示すフローチャートである。
動により始動させて車両を移動させることになる。ま
た、図8は無線によりエンジンを始動させ、或いは停止
させる際の特徴的な部分を示すフローチャートである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置にあっては、個々の装置が単一機能を有してい
るものでしかなく、双方の機能のものが欲しい場合には
それぞれを購入しなくてはならないために常に2つの装
置を持ち運びしなくてはならず、ユーザに煩わしさを感
じさせるという問題点があった。
うな装置にあっては、個々の装置が単一機能を有してい
るものでしかなく、双方の機能のものが欲しい場合には
それぞれを購入しなくてはならないために常に2つの装
置を持ち運びしなくてはならず、ユーザに煩わしさを感
じさせるという問題点があった。
【0017】また、エンジン始動装置を、IDコードの
ふられたキーの照合装置のある車両に接続した場合に
は、エンジン始動装置から始動信号を発生させてもキー
のIDコードの照合がなされないため、エンジンが始動
しないという問題点があった。
ふられたキーの照合装置のある車両に接続した場合に
は、エンジン始動装置から始動信号を発生させてもキー
のIDコードの照合がなされないため、エンジンが始動
しないという問題点があった。
【0018】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、双方の機能を一体化し、ユーザの持
ち運びを便利にすることを目的とする。
てなされたもので、双方の機能を一体化し、ユーザの持
ち運びを便利にすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるエンジ
ン始動装置は、固有にIDコードが設定された回路が搭
載され、かつ操作によりエンジン始動信号を該IDコー
ドと共に出力するキーと、該キーが挿入される錠前のキ
ー挿入孔の近傍に配置されたIDコード受信手段と、前
記IDコードを照合するためのコードが設定記憶された
メモリと、前記IDコード受信手段によって受信された
前記キーからのIDコードを、前記メモリに記憶された
コードと照合して正規なものか否かを判定し、正規なI
Dコードと判定したときエンジン駆動許可信号をエンジ
ン点火系に出力する第1処理回路と、前記キーからのエ
ンジン始動信号とIDコードを無線によって受信する受
信手段と、該電波受信手段によって受信されたエンジン
始動信号、IDコードのうちのIDコードを前記メモリ
に記憶されたコードと照合して正規なコードと判定した
とき該エンジン始動信号を前記エンジン点火系に供給す
る第2処理回路とを備えたものである。
ン始動装置は、固有にIDコードが設定された回路が搭
載され、かつ操作によりエンジン始動信号を該IDコー
ドと共に出力するキーと、該キーが挿入される錠前のキ
ー挿入孔の近傍に配置されたIDコード受信手段と、前
記IDコードを照合するためのコードが設定記憶された
メモリと、前記IDコード受信手段によって受信された
前記キーからのIDコードを、前記メモリに記憶された
コードと照合して正規なものか否かを判定し、正規なI
Dコードと判定したときエンジン駆動許可信号をエンジ
ン点火系に出力する第1処理回路と、前記キーからのエ
ンジン始動信号とIDコードを無線によって受信する受
信手段と、該電波受信手段によって受信されたエンジン
始動信号、IDコードのうちのIDコードを前記メモリ
に記憶されたコードと照合して正規なコードと判定した
とき該エンジン始動信号を前記エンジン点火系に供給す
る第2処理回路とを備えたものである。
【0020】
【作用】この発明によれば、2つの機能を一体化できる
ので、キーの確認作業機能及びエンジン始動機能を1つ
の装置に持たせることができ、それを気楽にポケットに
入れて持ち運ぶことができる。
ので、キーの確認作業機能及びエンジン始動機能を1つ
の装置に持たせることができ、それを気楽にポケットに
入れて持ち運ぶことができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明による第1実施例を図1に基
づいて説明し、また第2実施例を図2に基づいて詳細に
説明する。なお、図1及び図2において、図4及び図7
に示す従来例の構成と同一のもの、または均等なものに
は同一符号を付してその詳細説明は省略し、異なる部分
についてのみ説明する。
づいて説明し、また第2実施例を図2に基づいて詳細に
説明する。なお、図1及び図2において、図4及び図7
に示す従来例の構成と同一のもの、または均等なものに
は同一符号を付してその詳細説明は省略し、異なる部分
についてのみ説明する。
【0022】[第1実施例] 図1において、第2マイクロコンピュータ54は、チュ
ーナ52がIDコードを受信したとき、そのIDコード
が正規なものであるか否かを照合作業によって判定する
ために、第1マイクロコンピュータ32を介してROM
39に設定記憶されたIDコード読み取り、その読み取
ったIDコードと受信したIDコードとを照合して一致
した場合には、図示されないエンジン点火系に対してエ
ンジン始動信号を出力してエンジンを始動せしめ、また
正規なIDコードでないと判定した場合には何も出力信
号を出力しない。
ーナ52がIDコードを受信したとき、そのIDコード
が正規なものであるか否かを照合作業によって判定する
ために、第1マイクロコンピュータ32を介してROM
39に設定記憶されたIDコード読み取り、その読み取
ったIDコードと受信したIDコードとを照合して一致
した場合には、図示されないエンジン点火系に対してエ
ンジン始動信号を出力してエンジンを始動せしめ、また
正規なIDコードでないと判定した場合には何も出力信
号を出力しない。
【0023】[第2実施例] この実施例では上記第1実施例で示した構成に対して次
の点が異なる。即ち、第1実施例は、ROM39にID
コードを最初から設定記憶させていたが、記憶素子をR
OMに替えてEEPROM39を用い、必要が発生した
場合にはIDコードを記憶可能な状態にしたものであ
る。そのために、図2に示すように例えばギア位置検出
回路63において、シフトレバーのニュートラル位置か
らドライブ位置への移動を検出し、かつその移動が一定
時間内に連続して数回切り換えると、第1マイクロコン
ピュータ32はそれをIDコードの登録指令と判断して
アンテナ51、チューナ52によって受信されたIDコ
ードをEEPROM39に登録せしめる。なお、このと
き送信機71からIDコードとエンジン始動信号が送信
されるが、EEPROM39にはIDコードが登録され
ていないので、第2マイクロコンピュータ54からエン
ジン点火系に対してエンジン始動信号は出力されない。
の点が異なる。即ち、第1実施例は、ROM39にID
コードを最初から設定記憶させていたが、記憶素子をR
OMに替えてEEPROM39を用い、必要が発生した
場合にはIDコードを記憶可能な状態にしたものであ
る。そのために、図2に示すように例えばギア位置検出
回路63において、シフトレバーのニュートラル位置か
らドライブ位置への移動を検出し、かつその移動が一定
時間内に連続して数回切り換えると、第1マイクロコン
ピュータ32はそれをIDコードの登録指令と判断して
アンテナ51、チューナ52によって受信されたIDコ
ードをEEPROM39に登録せしめる。なお、このと
き送信機71からIDコードとエンジン始動信号が送信
されるが、EEPROM39にはIDコードが登録され
ていないので、第2マイクロコンピュータ54からエン
ジン点火系に対してエンジン始動信号は出力されない。
【0024】なお、上記第1及び第2実施例のそれぞれ
では説明のために2つのマイクロコンピュータ32及び
54を別々に示したが、実際上は別々にする必要性は何
もなく、1つのマイクロコンピュータで信号処理したほ
うが安価に構成できるので、そのようにした方が良いこ
とは云うまでもないことである。
では説明のために2つのマイクロコンピュータ32及び
54を別々に示したが、実際上は別々にする必要性は何
もなく、1つのマイクロコンピュータで信号処理したほ
うが安価に構成できるので、そのようにした方が良いこ
とは云うまでもないことである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明よれば2
つの装置を1つの装置に一体化でき、ポケット等に入れ
て持ち運べるので、使い勝手がよくより一層便利になる
という効果が発揮される。
つの装置を1つの装置に一体化でき、ポケット等に入れ
て持ち運べるので、使い勝手がよくより一層便利になる
という効果が発揮される。
【図1】本発明によるエンジン始動装置の第1実施例を
説明するための回路構成ブロック図である。
説明するための回路構成ブロック図である。
【図2】本発明によるエンジン始動装置の第2実施例を
説明するための回路構成ブロック図である。
説明するための回路構成ブロック図である。
【図3】従来例を示す防盗用キー装置の全体説明図であ
る。
る。
【図4】図3におけるロータコア及びそれに巻回される
ロータコイルの説明図である。
ロータコイルの説明図である。
【図5】図3に示される防盗用キー装置に接続される回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図6】図5の作用説明図である。
【図7】従来例を示すエンジン始動装置の回路ブロック
図である。
図である。
【図8】図7の作用を説明したフローチャート図であ
る。
る。
20 キー 24、26 ロータコイル 38 A/D変換器 32、54 マイクロコンピュータ 39 ROM 51、72 アンテナ 52 チューナ 55、56、57 リレー 58、59、60 スイッチ 62 イグニッションスイッチ 71 送信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 E05B 49/00 E05B 65/12
Claims (1)
- 【請求項1】 固有にIDコードが設定された回路(L
1,C1,L2,C2)が搭載され、かつ操作によりエ
ンジン始動信号を該IDコードと共に出力するキー(2
0)と、該キーが挿入される錠前(10)のキー挿入孔
(12)の近傍に配置されたIDコード受信手段(2
4、26)と、前記IDコードを照合するためのコード
が設定記憶されたメモリ(39)と、前記IDコード受
信手段(24、26)によって受信された前記キー(2
0)からのIDコードを、前記メモリ(39)に記憶さ
れたコードと照合して正規なものか否かを判定し、正規
なIDコードと判定したときエンジン駆動許可信号をエ
ンジン点火系に出力する第1処理回路(32)と、前記
キー(20)からのエンジン始動信号とIDコードを無
線によって受信する受信手段(51、52)と、該電波
受信手段によって受信されたエンジン始動信号、IDコ
ードのうちのIDコードを前記メモリ(39)に記憶さ
れたコードと照合して正規なコードと判定したとき該エ
ンジン始動信号を前記エンジン点火系に供給する第2処
理回路(54)とを備えたことを特徴とするエンジン始
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072493A JP3153032B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | エンジン始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072493A JP3153032B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | エンジン始動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227364A JPH06227364A (ja) | 1994-08-16 |
JP3153032B2 true JP3153032B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=12588562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4072493A Expired - Fee Related JP3153032B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | エンジン始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153032B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477700B2 (ja) * | 1994-12-29 | 2003-12-10 | マツダ株式会社 | 車両用盗難防止装置 |
JP3226744B2 (ja) * | 1995-03-02 | 2001-11-05 | 三菱電機株式会社 | 自動車用エンジン制御装置 |
JP3195895B2 (ja) * | 1995-11-24 | 2001-08-06 | 三菱電機株式会社 | 車両用盗難防止装置 |
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