JPH10153025A - 車両用ドアロックシステム - Google Patents

車両用ドアロックシステム

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Publication number
JPH10153025A
JPH10153025A JP31350396A JP31350396A JPH10153025A JP H10153025 A JPH10153025 A JP H10153025A JP 31350396 A JP31350396 A JP 31350396A JP 31350396 A JP31350396 A JP 31350396A JP H10153025 A JPH10153025 A JP H10153025A
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JP
Japan
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communication
signal
code
vehicle
door lock
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Application number
JP31350396A
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English (en)
Inventor
Toru Maeda
亨 前田
Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
Hiromitsu Mizuno
水野  博光
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ドアロックシステムにおいて、利便性
を確保すると共に、携帯形通信装置の電力消費量を抑制
する。 【解決手段】 通信装置4をイグニッションキー1と一
体に構成して、その通信装置4の第1通信回路5は、自
動車側に設けられている通信装置14から磁気信号が送
信されると給電されて、IDコードを通信装置14に対
して送信すると共に、第2通信回路8の電力供給回路1
1に起動信号を与える。電力供給回路11は、起動信号
が与えられると制御部9に電池10から電力を供給して
起動させ、制御部9は、起動されるとIDコードを通信
装置14に対して送信する。また、通信装置14の制御
回路16は、第1通信回路5,8から送信されたIDコ
ードを受信すると照合を行って自己に登録されたIDコ
ードと一致すると、自動車のドアをアンロック,ロック
するようにドアロック機構を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯形の通信装置
と車両側に設けられた通信装置との間で空中伝搬信号を
用いて相互に通信を行うことにより、車両のドアロック
制御を行う車両用ドアロックシステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このような車両用ドア
ロックシステムの一例を以下に示す。携帯形通信装置た
る電波キーなどを所持した運転者が、車両たる自動車に
接近した状態で電波キーからIDコードが送信される
と、その自動車側に設けられている通信装置が電波キー
から送信されるIDコードを受信して、自身のROMに
記憶されているIDコードと照合する。そして、両者が
一致した場合は自動車のドアをアンロック制御する。
【0003】また、自動車の運転を終えた運転者が自動
車から離れることにより、電波キーから送信されている
IDコードを自動車側の通信装置が受信できなくなる
と、自動車のドアをロック制御するようになっている。
【0004】以上のようなシステムにおいては、電波キ
ーに起動用若しくは信号送信用のスイッチなどを設け
ず、使用者にこれらスイッチの操作を一々意識させるこ
となく自動的に自動車のドアロック制御を行わせること
を可能とするのが、利便性向上の点から望ましい。
【0005】しかしながら、斯様な構成を想定すると、
電波キー側は常に起動してIDコードを送信する必要が
あるため、電力の消費量が増大して電池の消耗が早くな
るという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、車両用ドアロックシステムにおいて、利便
性を確保しつつ、携帯形通信装置の電力消費量を抑制す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の車両用ドアロックシステムは、車両
に設けられ、所定の通信エリア内に起動トリガ信号を空
中伝搬信号として出力する起動手段と、前記車両に設け
られ、空中伝搬信号によるIDコードを受信するとこれ
を照合して自己に登録されたIDコードと一致すること
を条件として前記車両のドアロック機構を駆動制御する
制御手段と、前記起動トリガ信号を受信すると起動信号
を出力する第1通信手段及びこの第1通信手段から出力
される起動信号に基づいて起動され空中伝搬信号による
前記IDコードを出力する第2通信手段とを備えた携帯
形通信装置とを具備したことを特徴とする。
【0008】斯様に構成すれば、携帯形通信装置の第2
通信手段は、第1通信手段が起動トリガ信号を受信した
ことにより出力する起動信号を受けると起動して、ID
コードを自動的に車両に設けられた制御手段に送信し、
制御手段は、送信されたIDコードが自己に登録された
ものと一致することを条件としてドアロック機構を駆動
制御する。従って、使用者は、携帯形通信装置を特に操
作せずとも、車両のドアロック機構の制御を行わせるこ
とができる。また、第2通信手段は必要な時だけ起動さ
れるので、携帯形通信装置の電力消費を低減することが
できる。
【0009】この場合、請求項2に記載したように、前
記第1通信手段を、前記起動トリガ信号を受信すること
によって給電されると共に前記IDコードを空中伝搬信
号によって送信可能に構成し、前記制御手段を、前記第
1通信手段より送信される前記IDコードを受信すると
前記車両のドアをアンロックするように前記ドアロック
機構を制御すると共に、前記第2通信手段より送信され
る前記IDコードを所定時間以上受信しない場合は、前
記ドアをロックするように前記ドアロック機構を制御す
る構成としても良い。
【0010】斯様に構成すれば、制御手段は、起動トリ
ガ信号の受信によって給電される第1通信手段からのI
Dコードを受信すると車両のドアをアンロックし、第2
通信手段からのIDコードを所定時間以上受信しない場
合は車両のドアをロックするようにドアロック機構を制
御する。従って、携帯形通信装置と車両の制御手段との
通信条件を、車両のドアをアンロックする場合とロック
する場合とで夫々最適な条件となるように個別に設定す
ることが可能となる。
【0011】また、請求項3に記載したように、前記車
両に設けられ、前記起動手段の通信エリアよりも広く通
信エリアが設定されその通信エリア内への物体の侵入を
検出するエリアセンサを備え、前記制御手段を、前記エ
リアセンサから検出信号を受けると前記起動手段に前記
起動トリガ信号を出力させるように構成すると良い。斯
様に構成すれば、起動手段に起動トリガ信号を送信させ
る時間をより短くすることができ、車両側の電力消費を
も抑制することができる。
【0012】請求項4に記載したように、前記制御手段
を、前記第2通信手段からの前記IDコードを受信する
と応答信号を前記第2通信手段に対して送信し、前記第
2通信手段を、前記制御手段からの応答信号を一定時間
以上受信しない時に停止状態に移行するように構成する
のが好ましい。斯様に構成すれば、携帯形通信装置の電
力消費が更に抑制される。
【0013】請求項5に記載したように、前記第1通信
手段と前記起動手段との通信エリアを、前記第2通信手
段と前記制御手段との通信エリアよりも狭く設定するの
が好適であり、斯様に構成すれば、第2通信手段の起動
は、携帯形通信装置を所持した使用者が車両により接近
した状態で行われ、一旦起動された第2通信手段と制御
手段との通信は、車両からより離れた状態で行い得る。
従って、通信を行うための自由度を高めることができ
る。
【0014】請求項6に記載したように、前記車両のイ
グニッションキーシリンダにキーが挿入されていること
を検出するキー検出手段と、このキー検出手段が検出信
号を出力している時には前記携帯形通信装置の第2通信
手段の通信動作を停止させる通信制御手段とを設けても
良い。斯様に構成すれば、イグニッションキーシリンダ
にキーが挿入された場合、即ち、車両に運転者が乗車し
たと判断される場合に、通信制御手段は、第2通信手段
の通信動作を停止させるので、携帯形通信装置の電力消
費を一層低減することができる。
【0015】請求項7に記載したように、前記携帯形通
信装置を、前記イグニッションキーと一体に構成し、前
記車両に、前記キー検出手段と、前記イグニッションキ
ーシリンダの回転位置を検出するポジションスイッチ
と、前記イグニッションキーシリンダ部に設けられたシ
リンダ部起動手段とを備え、前記制御手段は、前記キー
検出手段が検出信号を出力するとオフ信号を空中伝搬信
号により送信すると共に、前記ポジションスイッチによ
り前記イグニッションキーシリンダの回転位置がエンジ
ンが始動状態にある位置からエンジンが停止状態にある
位置に変化したことを検出すると、前記シリンダ部起動
手段によって前記起動トリガ信号を送信するように制御
し、前記携帯形通信装置の前記第2通信手段を、前記制
御手段から前記オフ信号が送信されると、停止状態に移
行するように構成しても良い。
【0016】斯様に構成すれば、制御手段は、携帯形通
信装置と一体であるイグニッションキーがイグニッショ
ンキーシリンダに挿入され、キー検出手段が検出信号を
出力するとオフ信号を送信して第2通信手段を停止状態
に移行させ、また、イグニッションキーシリンダの回転
位置によってエンジンが始動状態から停止状態に移行し
たと判断すると、シリンダ部起動手段により起動トリガ
信号を送信する。従って、請求項6と同様の効果が得ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を車両たる自動車に適
用した場合の第1実施例について図1乃至図4を参照し
て説明する。イグニッションキーの構成を示す図2にお
いて、イグニッションキー1は、キープレート2と、こ
のキープレート2の基端部に樹脂により成形されたキー
グリップ3とから構成されている。キーグリップ3に
は、図1に示す通信装置(携帯形通信装置)4が内蔵さ
れている。
【0018】ドアロックシステムの電気的構成を機能ブ
ロックで示す図1において、通信装置4の第1通信回路
(第1通信手段)5には、コイルで構成されたアンテナ
6が接続されている。第1通信回路5は、具体的には図
示しないが、その内部に、マイクロコンピュータで構成
され記憶手段たるROMをも備えた制御部を有してい
る。
【0019】また、第1通信回路5は、トランスポンダ
として構成されており、後述するように、自動車側に設
けられている通信装置14から磁気信号(空中伝搬信
号)を用いて送信される起動トリガ信号をアンテナ6に
より受信すると、それが起動用の電力として給電される
ことにより動作を開始するようになっている。そして、
第1通信回路5は、起動すると上記ROMに予め記憶さ
れているIDコードのデータを読出して、そのIDコー
ドをアンテナ6から磁気信号を用いて送信するようにな
っている。
【0020】第1通信回路5の出力端子は、電圧保持回
路(第1通信手段)7を介して第2通信回路(第2通信
手段)8の入力端子に接続されている。電圧保持回路7
は、第1通信回路5に前記起動用の電力が給電される
と、その電力の一部が与えられることにより所定の電位
を保持し、それを起動信号として第2通信回路8に出力
するようになっている。
【0021】第2通信回路8の内部には、マイクロコン
ピュータで構成される制御部9があり、この制御部9に
は、電池10から電力供給回路(通信制御手段)11を
介して電力が供給されるようになっている。電力供給回
路11は、電圧保持回路7から起動信号が与えられると
制御部9に電力の供給を開始するようになっている。ま
た、それとは独立に、イグニッションキー1のキープレ
ート2に設けられているスイッチ(図2参照,キー検出
手段)12が、キープレート2が自動車のイグニッショ
ンキーシリンダ(以下、単にシリンダと称す)に挿入,
抜き取られることによりオン,オフするのに応じて、上
記電力の供給を停止,開始するようになっている。加え
て、電力供給回路11は、制御部9から停止信号が与え
られても電力の供給を停止するようになっている。
【0022】第2通信回路8は、電池10から電力が供
給され起動すると、第1通信回路5と同様に、制御部9
のROMに予め記憶されているIDコードのデータを読
出して、アンテナ13を介して例えば高周波信号(空中
伝搬信号)により自動車側の通信装置14に送信するよ
うになっている。
【0023】一方、自動車側に設けられている通信装置
14には、エリアセンサ15が設けられている。エリア
センサ15は、自動車の例えば運転席側のドアミラー部
分に配設されているアンテナ15aから送信したパルス
状の電波信号に対して、半径約2〜3mの範囲に設定さ
れている通信エリアB(図3参照)内部に侵入した物体
により反射される電波信号を受信することにより、自動
車に人が近付いたことを検出するものである。その検出
信号は、やはりマイクロコンピュータからなる制御回路
(制御手段)16に与えられるようになっている。
【0024】起動用通信回路(起動手段)17のアンテ
ナ18は、例えばフェライトバーアンテナで構成されて
おり、運転席側のアウタドアハンドルの裏側に配設され
ている。起動用通信回路17は制御回路16により制御
され、アンテナ18がイグニッションキー1側の第1通
信回路5のアンテナ6と磁気結合状態となることによっ
て、磁気信号を用いた送受信を行うようになっている。
【0025】ロック用通信回路(制御手段)19のアン
テナ20は、例えば自動車の客室内の後部座席側に配設
されている。ロック用通信回路19の通信可能範囲は、
半径約5mの範囲である通信エリアC(図3参照)に設
定されている。ロック用通信回路19は、起動用通信回
路17と同様に制御回路16によって制御され、イグニ
ッションキー1の第2通信回路が通信エリアC内部にあ
る場合に、マイクロ波を用いた送受信が可能となるよう
に設定されている。以上が通信装置14を構成してい
る。
【0026】また、制御回路16は、イグニッションキ
ー1側の第1及び第2通信回路5及び8との送受信を行
った結果に応じて、自動車の各ドアのドアロック機構を
駆動制御する電動アクチュエータ21をも制御するよう
になっている。以上がドアロックシステムを構成してい
る。
【0027】次に、本実施例の作用について、図4をも
参照して説明する。尚、図4は、各信号の出力タイミン
グをモデル的に示したタイムチャートであり、横軸が示
す時間幅の割合は、各信号の実際の出力時間とは異なっ
ている。初期状態として、自動車には誰も乗車しておら
ず、ドアは全てロックされているものとする。通信装置
14の制御回路16は、エリアセンサ15を動作させた
状態で待機している(図4(a)参照)。
【0028】(1)ロック→アンロック→運転開始 上記状態から、イグニッションキー1を所持した運転者
が自動車に接近し、通信エリアB内部に侵入したとす
る。すると、エリアセンサ15は、運転者が接近したこ
とを検出し(図4(a)参照)、検出信号を制御回路1
6に出力する。制御回路16は、起動用通信回路17に
制御信号を与えて、起動トリガ信号をアンテナ18から
通信エリアA内に送信する(図4(b)参照)。
【0029】運転者が所持するイグニッションキー1が
通信エリアA内に入り、起動用通信回路17のアンテナ
18がイグニッションキー1側のアンテナ6と磁気結合
状態になると、第1通信回路5は、送信された起動トリ
ガ信号を受信することによって給電される。
【0030】給電された第1通信回路5は、ROMから
IDコードのデータを読出して、そのIDコードを磁気
信号によって起動用通信回路17側に返信する(図4
(c)参照)。起動用通信回路17は、返信されたID
コード信号を復調して制御回路16に出力する。制御回
路16は、与えられたIDコードを自身が有するROM
に記憶されているIDコードのデータと照合する。両者
が一致している場合、制御回路16は、電動アクチュエ
ータ21に制御信号(アンロック信号)を与えて駆動さ
せ、自動車のドアをアンロックさせる(図4(d)参
照)。
【0031】一方、イグニッションキー1側の通信装置
4においては、第1通信回路5が給電されて電圧保持回
路7の電位が上昇することにより、起動信号が第2通信
回路8に与えられる。すると、電池10から電力供給回
路11を介して制御部9に給電が開始される(図4
(f)参照)。起動された制御部9は、内部のROMか
ら読出したIDコードをアンテナ13から高周波信号に
よって送信する(図中、下方への破線矢印で示す)。
【0032】制御回路16は、ドアをアンロックさせる
と同時に、ロック用通信回路19を起動して(図4
(g)参照)第2通信回路8から送信されるIDコード
の受信を待つ。ロック用通信回路19は、前記IDコー
ドを受信すると復調して制御回路16に出力する。
【0033】そして、制御回路16は、第2通信回路8
から送信されるIDコードを受信すると、第1通信回路
5から送信された場合と同様に受信したIDコードを照
合し、一致すると、今度はロック用通信回路19を介し
て第2通信回路8に対する応答信号を返信する(図中、
上方への破線矢印で示す)。
【0034】第2通信回路8は、一定時間以内にその応
答信号を受信すると、またIDコードを送信する。以
降、図4(f),(g)において破線矢印で示すよう
に、第2通信回路8とロック用通信回路19とが互いに
通信可能な状態にある間は、IDコード→応答信号→I
Dコード→応答信号→…の信号の送受信を繰返す。
【0035】その後、運転者がイグニッションキー1の
キープレート2をシリンダに挿入することによってスイ
ッチ12がオンすると、電力供給回路11は、制御部9
への電力の供給を停止する。また、通信装置14の制御
回路16も、図示しないキー検出スイッチによって前記
キープレート2の挿入を検知すると、ロック用通信回路
19の動作を停止させる。
【0036】以後、運転者がエンジンを始動して自動車
を運転している期間中は上述の状態が保持されるので、
制御部9への給電及びロック用通信回路19の動作は停
止された状態となる。
【0037】(2)運転終了:アンロック→ロック 運転者が自動車の運転を終了させ、エンジンを停止させ
てイグニッションキー1のキープレート2をシリンダか
ら抜き取ると、スイッチ12がオフになる(図4(e)
参照)。すると、電力供給回路11は、制御部9への電
力の供給を開始する(図4(f)参照)。また、通信装
置14の制御回路16も、キー検出スイッチによってキ
ープレート2が抜き取られたことを検知すると、ロック
用通信回路19の動作を開始させる(図4(g)参
照)。
【0038】制御部9に電力が供給された第2通信回路
8は、(1)の場合と同様に、IDコードをアンテナ1
3から高周波信号によって送信し、そのIDコードをロ
ック用通信回路19を介して受信した制御回路16は、
IDコードの照合を行い応答信号を返信する(図4
(f),(g)参照)。前述のように、第2通信回路8
とロック用通信回路19との通信可能距離は、通信エリ
アBよりも広範囲の通信エリアC(図3参照)に設定さ
れている。
【0039】そして、イグニッションキー1を所持した
状態で運転者が降車してドアを閉めた後自動車から遠ざ
かり、通信エリアCの範囲外であるエリアD(図3参
照)に至ると、第2通信回路8とロック用通信回路19
との間の通信は不能となる。第2通信回路8の制御部9
は、ロック用通信回路19からの応答信号の返信が一定
時間以内に行われない場合は、電力供給回路11に停止
信号を出力して自身に対して電池10から供給されてい
る電力を断つことにより停止状態に移行する。
【0040】一方、通信装置14の制御回路16も、第
2通信回路8からのIDコードを所定時間以上受信しな
い場合は、ロック用通信回路19の動作を停止させると
共に、電動アクチュエータ21に制御信号(ロック信
号)を与えて自動車のドアをロックする(図4(h)参
照)。
【0041】尚、(1)の場合において、一旦乗車した
運転者が、エンジンを始動させて自動車を運転させるこ
となく、例えば、単に車内に置いてある物を取りに来た
場合でも、運転者が降車してエリアDに至ることによっ
て(2)の場合と同様にドアはロックされる。
【0042】以上のように本実施例によれば、通信装置
4をイグニッションキー1と一体に構成して、その通信
装置4の第1通信回路5は、自動車側に設けられている
通信装置14から起動トリガ信号が送信されると給電さ
れて、IDコードを通信装置14に対して送信すると共
に、第2通信回路8の電力供給回路11に起動信号を与
えるようにした。そして、電力供給回路11は、起動信
号が与えられると制御部9に電池10から電力を供給し
て起動させ、制御部9は、起動されるとIDコードを通
信装置14に対して送信するようにした。従って、第2
通信回路8を必要な時のみ起動させることができるの
で、通信装置4の電力消費を低減することができる。
【0043】また、通信装置14の制御回路16は、第
1通信回路5から送信されたIDコードを受信すると照
合を行って自己に登録された(自身に記憶されている)
IDコードと一致すると、自動車のドアをアンロックす
るようにドアロック機構を制御すると共に、第2通信回
路8から送信されたIDコードを受信すると同様に照合
を行って自己に登録されたIDコードと一致すると応答
信号を返信し、前記IDコードを所定時間以上受信しな
い場合は、自動車のドアをロックするようにドアロック
機構を制御する構成とした。
【0044】従って、運転者は、通信装置4を特に操作
せずとも、自動車のドアロック機構の制御を行わせるこ
とができる。また、通信装置4と通信装置14との通信
条件を、自動車のドアをアンロックする場合とロックす
る場合とで夫々最適な条件となるように個別に設定して
通信の自由度を高めることが可能となる。具体的には、
第1通信回路5と起動用通信回路17との通信エリアB
を、第2通信回路8とロック用通信回路19との通信エ
リアCよりも狭く設定することによって、ドアをアンロ
ックする場合は運転者が自動車により接近した状態で行
い、ドアをロックする場合は運転者が自動車からより離
れた状態で行うようにしたので、使い勝手に支障を来す
ことなく、通信装置4及び14間の通信による自動車側
の電力消費をも抑制することが可能となる。
【0045】更に、本実施例によれば、通信エリアAよ
りも広く設定された通信エリアBを有し、その通信エリ
アB内への物体の侵入を検出するエリアセンサ15を自
動車側に設けて、制御回路16は、エリアセンサ15か
らの検出信号を受けると、起動用通信回路17に起動ト
リガ信号を送信させるようにした。従って、起動用通信
回路17に起動トリガ信号を送信させる時間をより短く
することができ、自動車側の電力消費を更に抑制するこ
とができる。
【0046】加えて、本実施例によれば、イグニッショ
ンキー1側に、そのキープレート2がシリンダに挿入さ
れていることを検出するスイッチ12を設けて、電力供
給回路11は、スイッチ12が前記挿入を検出してオン
すると、第2通信回路8の制御部9への電力供給を停止
させるので、運転者が乗車することによりドアをロック
する必要がない場合に、通信回路4における電池10を
無駄に消耗させることをも抑制することができる。
【0047】また、制御部9は、ロック用通信回路19
からの応答信号を一定時間以上受信しない場合は、電力
供給回路11に制御信号を出力して、自身に対して電池
10から供給されている電力を断つことにより停止状態
に移行するので、運転者が降車して自動車のドアがロッ
クされた後においても、電池10の消耗を抑制すること
ができる。
【0048】図5及び図6は本発明の第2実施例を示す
ものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明す
る。第1実施例における通信装置4からはスイッチ12
が除かれており、通信装置4aを構成している。
【0049】起動用通信回路17は、起動用通信回路
(シリンダ部起動手段)17aに置き換わっており、そ
の起動用通信回路17aは、アンテナ18に加えて、シ
リンダ部に設けられたアンテナ(シリンダ部起動手段)
22を有している。そして、起動用通信回路17aは、
そのアンテナ22を介して磁気信号による通信を行うよ
うになっている。
【0050】また、シリンダ部には、シリンダの回転位
置を検出するポジションスイッチ23が設けられてお
り、その検出信号は、制御回路16に与えられるように
なっている。尚、ポジションスイッチ23はキー検出手
段をも兼ねており、イグニッションキー1のキープレー
ト2がシリンダに挿入されたことを検出するようにも構
成されている。その他の構成は第1実施例と同様であ
り、以上が自動車側の通信装置24を構成している。
【0051】次に、第2実施例の作用について図6をも
参照して説明する。 (1)ロック→アンロック→運転開始 イグニッションキー1を所持した運転者が自動車に近付
くことによってドアがアンロックされるまでは、第1実
施例における(1)の場合と同様に作用する。そして、
運転者が自動車に乗車して、イグニッションキー1のキ
ープレート2をシリンダに挿入すると、制御回路16は
それを検知して(図6(e)参照)、ロック用通信回路
19にオフ信号を送信させる(図6(f)参照)。
【0052】すると、第2通信回路8の制御部9は、そ
のオフ信号を受信して、電力供給回路11に制御信号を
与えることによって停止状態に移行する(図6(h)参
照)。その後、自動車の運転が開始される。
【0053】(2)運転終了:アンロック→ロック 運転者が自動車の運転を終了させ、イグニッションキー
1が差込まれているシリンダを“ON(エンジンが始動
状態にある位置)”から“OFF(エンジンが始動状態
にある位置)”の位置に回動させてエンジンを停止させ
ると(図6(e)参照)、制御回路16は、ポジション
スイッチ23によりそれを検出して、起動用通信回路1
7aにアンテナ22から起動トリガ信号を送信させる
(図6(g)参照)。
【0054】すると、(1)の場合と同様に、通信装置
4aの第1通信回路5が給電されてIDコードを返信す
ると共に、電圧保持回路7が起動信号を電力供給回路1
1に出力して第2通信回路8を起動させる。尚、この時
第1通信回路5から送信されるIDコードを、制御回路
16は無視するようになっている。
【0055】これ以降の動作は第1実施例と同様であ
り、起動された第2通信回路8とロック用通信回路19
との間でIDコードと応答信号とによるハンドシェイク
通信が行われて、イグニッションキー1を所持した運転
者が自動車から離れてエリアDに至ると、自動車のドア
はロックされる(図6(h)〜(j)参照)。
【0056】以上のように第2実施例によれば、自動車
のシリンダ部に起動用通信回路17aのアンテナ22及
びポジションスイッチ23を設けて、通信装置24の制
御回路16は、ポジションスイッチ23がイグニッショ
ンキー1がシリンダに挿入されたことを検出するとロッ
ク用通信回路19にオフ信号を送信させて、通信装置4
aの制御部9は、そのオフ信号を受信すると電池10か
らの電力供給を断って停止状態に移行し、また、制御回
路16は、イグニッションキー1が差込まれているシリ
ンダが“ON”から“OFF”の位置に回動されてエン
ジンが停止したと判断すると、起動用通信回路17aに
起動トリガ信号を送信させるようにした。従って、第1
実施例と同様に、通信装置4aにおける電池10の消耗
を抑制することができる。
【0057】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、以下のような変形また
は拡張が可能である。第1通信手段は、起動トリガ信号
を受信すると起動信号を第2通信手段に出力するだけの
構成として、制御手段は、第2通信手段からのIDコー
ドを受信するとドアをアンロックし、前記IDコードを
受信できなくなるとドアをロックする構成としても良
い。エリアセンサ15は、必要に応じて設ければ良く、
起動手段を、起動トリガ信号の送信を一定周期で常に行
う構成としても良い。
【0058】第2通信手段を、制御手段からの応答信号
を一定時間以上受信しない時に停止状態に移行する代わ
りに、例えば携帯形通信装置に停止スイッチを設けて、
使用者が停止スイッチをオン操作した場合に停止状態に
移行する構成としても良い。通信エリアAは、必ずしも
通信エリアBより狭く設定する必要はなく、両者の範囲
は同一であっても、また、広狭関係が逆になっても良
い。携帯形通信装置は、イグニッションキーと一体に構
成するものに限らず、携帯可能であれば別個独立に構成
しても良い。第1通信手段と起動手段,第2通信手段と
制御手段との通信方式は、夫々磁気信号,高周波信号に
よるものに限らず、光信号や静電信号など空中伝搬信号
であれば何でもよく、両者の通信方式が同一であっても
良い。自動車に限ることなく、車両一般に適用が可能で
ある。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の車両用ドアロック
システムによれば、携帯形通信装置の第2通信手段は、
第1通信手段が起動トリガ信号を受信したことにより出
力する起動信号を受けると起動して、自動的にIDコー
ドを車両に設けられた制御手段に送信し、制御手段は、
送信されたIDコードが自己に登録されたものと一致す
ることを条件としてドアロック機構を駆動制御するの
で、使用者は、携帯形通信装置を特に操作せずとも、車
両のドアロック機構の制御を行わせることができ、ま
た、第2通信手段は必要な時だけ起動されるので、携帯
形通信装置の電力消費を低減することができる。
【0060】請求項2記載の車両用ドアロックシステム
によれば、制御手段は、起動トリガ信号の受信によって
給電される第1通信手段からのIDコードを受信すると
車両のドアをアンロックし、第2通信手段からのIDコ
ードを所定時間以上受信しない場合は車両のドアをロッ
クするようにドアロック機構を制御するので、携帯形通
信装置と車両の制御手段との通信条件を、車両のドアを
アンロックする場合とロックする場合とで夫々最適な条
件となるように個別に設定できる。
【0061】請求項3記載の車両用ドアロックシステム
によれば、制御手段は、エリアセンサから検出信号を受
けると起動手段に起動トリガ信号を出力させるので、起
動手段に起動トリガ信号を送信させる時間をより短くす
ることができ、車両側の電力消費をも抑制することがで
きる。
【0062】請求項4記載の車両用ドアロックシステム
によれば、制御手段は、第2通信手段からのIDコード
を受信すると応答信号を第2通信手段に対して送信し、
第2通信手段は、制御手段からの応答信号を一定時間以
上受信しない時に停止状態に移行するので、携帯形通信
装置の電力消費が更に抑制される。
【0063】請求項5記載の車両用ドアロックシステム
によれば、第1通信手段と起動手段との通信エリアを、
第2通信手段と制御手段との通信エリアよりも狭く設定
したので、第2通信手段の起動は、携帯形通信装置を所
持した使用者が車両により接近した状態で行われ、一旦
起動された第2通信手段と制御手段との通信は、車両か
らより離れた状態で行い得るから、通信を行うための自
由度を高めることができる。
【0064】請求項6記載の車両用ドアロックシステム
によれば、イグニッションキーシリンダにキーが挿入さ
れた場合、即ち、車両に運転者が乗車したと判断される
場合に、通信制御手段は、第2通信手段の通信動作を停
止させるので、携帯形通信装置の電力消費を一層低減す
ることができる。
【0065】請求項7記載の車両用ドアロックシステム
によれば、制御手段は、携帯形通信装置と一体であるイ
グニッションキーがイグニッションキーシリンダに挿入
され、キー検出手段が検出信号を出力するとオフ信号を
送信して第2通信手段を停止状態に移行させ、また、イ
グニッションキーシリンダの回転位置によってエンジン
が始動状態から停止状態に移行したと判断すると、シリ
ンダ部起動手段により起動トリガ信号を送信するので、
請求項6と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気的構成の機能ブ
ロック図
【図2】イグニッションキーの外観を示す図
【図3】自動車を中心として各通信エリアを示す図
【図4】タイムチャート
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】図4相当図
【符号の説明】
1はイグニッションキー、4及び4aは通信装置(携帯
形通信装置)、5は第1通信回路(第1通信手段)、7
は電圧保持回路(第1通信手段)、8は第2通信回路
(第2通信手段)、11は電力供給回路(通信制御手
段)、12はスイッチ(キー検出手段)、15はエリア
センサ、16は制御回路(制御手段)、17は起動用通
信回路(起動手段)、17aは起動用通信回路(シリン
ダ部起動手段)、19はロック用通信回路(制御手
段)、22はアンテナ(シリンダ部起動手段)、23は
ポジションスイッチ(キー検出手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられ、所定の通信エリア内に
    起動トリガ信号を空中伝搬信号として出力する起動手段
    と、 前記車両に設けられ、空中伝搬信号によるIDコードを
    受信するとこれを照合して自己に登録されたIDコード
    と一致することを条件として前記車両のドアロック機構
    を駆動制御する制御手段と、 前記起動トリガ信号を受信すると起動信号を出力する第
    1通信手段及びこの第1通信手段から出力される起動信
    号に基づいて起動され空中伝搬信号による前記IDコー
    ドを出力する第2通信手段とを備えた携帯形通信装置と
    を具備したことを特徴とする車両用ドアロックシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1通信手段は、前記起動トリガ信
    号を受信することによって給電されると共に前記IDコ
    ードを空中伝搬信号によって送信可能に構成され、 前記制御手段は、前記第1通信手段より送信される前記
    IDコードを受信すると前記車両のドアをアンロックす
    るように前記ドアロック機構を制御すると共に、前記第
    2通信手段より送信される前記IDコードを所定時間以
    上受信しない場合は前記ドアをロックするように前記ド
    アロック機構を制御することを特徴とする請求項1記載
    の車両用ドアロックシステム。
  3. 【請求項3】 前記車両に設けられ、前記起動手段の通
    信エリアよりも広く通信エリアが設定されその通信エリ
    ア内への物体の侵入を検出するエリアセンサを備え、 前記制御手段は、前記エリアセンサから検出信号を受け
    ると前記起動手段に前記起動トリガ信号を出力させるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の車両用ドアロックシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第2通信手段から
    の前記IDコードを受信すると応答信号を前記第2通信
    手段に対して送信し、 前記第2通信手段は、前記制御手段からの応答信号を一
    定時間以上受信しない時に停止状態に移行するように構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の車両用ドアロックシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1通信手段と前記起動手段との通
    信エリアは、前記第2通信手段と前記制御手段との通信
    エリアよりも狭く設定されていることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れかに記載の車両用ドアロックシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記車両のイグニッションキーシリンダ
    にキーが挿入されていることを検出するキー検出手段
    と、 このキー検出手段が検出信号を出力している時には前記
    携帯形通信装置の第2通信手段の通信動作を停止させる
    通信制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1乃至
    5の何れかに記載の車両用ドアロックシステム。
  7. 【請求項7】 前記携帯形通信装置は、前記イグニッシ
    ョンキーと一体に構成され、 前記車両に、前記キー検出手段と、前記イグニッション
    キーシリンダの回転位置を検出するポジションスイッチ
    と、前記イグニッションキーシリンダ部に設けられたシ
    リンダ部起動手段とを備え、 前記制御手段は、前記キー検出手段が検出信号を出力す
    るとオフ信号を空中伝搬信号により送信すると共に、前
    記ポジションスイッチにより前記イグニッションキーシ
    リンダの回転位置がエンジンが始動状態にある位置から
    エンジンが停止状態にある位置に変化したことを検出す
    ると、前記シリンダ部起動手段によって前記起動トリガ
    信号を送信するように制御し、 前記携帯形通信装置の前記第2通信手段は、前記制御手
    段から前記オフ信号が送信されると、停止状態に移行す
    ることを特徴とする請求項6記載の車両用ドアロックシ
    ステム。
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