JPH08319636A - キャビンの昇降装置 - Google Patents

キャビンの昇降装置

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Publication number
JPH08319636A
JPH08319636A JP7125293A JP12529395A JPH08319636A JP H08319636 A JPH08319636 A JP H08319636A JP 7125293 A JP7125293 A JP 7125293A JP 12529395 A JP12529395 A JP 12529395A JP H08319636 A JPH08319636 A JP H08319636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
movable frame
frame
bracket
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7125293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Suzuki
好和 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP7125293A priority Critical patent/JPH08319636A/ja
Publication of JPH08319636A publication Critical patent/JPH08319636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械のキャビンを上下動させてオペーレ
ータの乗降を容易にするとともに、キャビンの揺れを防
止して安定的に支持する。 【構成】 キャビン25の後方に支持フレーム22を立
設し、この支持フレーム22の前面に上下方向へスライ
ドレール23,23を固設する。キャビン25を載置し
ている可動フレーム24の後端部をスライドレール2
3,23へ係合し、キャビン25の背面に設けた昇降シ
リンダ28のロッド29を支持フレーム22に固設した
ブラケット26に連結する。更に、該ブラケット26と
可動フレーム24の前端部との間に支持シリンダ30を
介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械のキャビンを
上下動させてオペレータの乗降を容易にするキャビンの
昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械は作業時の視界を良好にするた
めに、キャビンを高い位置に設置してあることが多い。
然し、キャビンが高い位置にあると、オペーレータの乗
降が困難であったり、或いは、輸送時の高さ制限をオー
バーすることがある。従って、オペレータの乗降時には
キャビンを低位置に下降しておき、作業時には該キャビ
ンを高位置に上昇できるようなキャビンの昇降装置が提
案されている。
【0003】図3は従来のキャビンの昇降装置を示し、
機体1の前部に固定フレーム2を固設し、その上部に可
動フレーム3を設け、該可動フレーム3にキャビン4を
載置してある。前記固定フレーム2及び可動フレーム3
の後端部には前後方向にスライドレール5及び6を設
け、夫々のスライドレール5,6内にスライダ7,8を
スライド自在に遊嵌する。
【0004】そして、2本のバー9a及び9bの中央部
をピン10にて連結してXバー9を形成し、該Xバー9
の夫々の一端を固定フレーム2及び可動フレーム3の前
端部にピン結合し、該Xバー9の夫々の他端を前記スラ
イダ7,8にピン結合する。更に、一方のバー9aの一
端と、他方のバー9bの中央部近傍との間に油圧シリン
ダ11を介装する。
【0005】而して、該油圧シリンダ11を伸長すれ
ば、二点鎖線で示すように、ピン10を中心にXバー9
が拡開して可動フレーム3が上昇し、キャビン4が高位
置へ移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャビンの昇降
装置は、油圧シリンダにてXバーを拡開することによっ
てキャビンを上昇させているが、収納スペースの関係に
よりXバーの長さに制限を受け、キャビンの上昇ストロ
ークを大にできない。
【0007】また、Xバーの夫々の他端はスライダにピ
ン結合してあるため、スライダとスライドレールとのガ
タによってキャビンが揺れ易くなっている。従って、キ
ャビンを高位置へ上昇して作業を行うときに、キャビン
が揺れてオペーレータの居住性が損なわれていた。
【0008】そこで、建設機械のキャビンを上下動させ
てオペーレータの乗降を容易にするとともに、キャビン
の揺れを防止して安定的に支持するために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解
決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、キャビンの後方に支
持フレームを立設し、この支持フレームの前面に上下方
向へスライドレールを固設するとともに、キャビンを載
置している可動フレームの後端部をスライドレールへ係
合し、更に、前記支持フレームの前面下部にブラケット
を固設し、キャビンの背面に設けた昇降シリンダのロッ
ドを該ブラケットに連結するとともに、該ブラケットと
可動フレームの前端部との間に支持シリンダを介装した
キャビンの昇降装置を提供するものである。
【0010】
【作用】キャビンの背面に設けた昇降シリンダを伸長す
るとともに、可動フレームの前端部に連結した支持シリ
ンダを伸長すれば、可動フレームがスライドレールに沿
って上方へスライドし、キャビンが高位置へ上昇する。
【0011】キャビンを載置している可動フレームの後
端部はスライドレールへ係合しているので、該可動フレ
ームは上下方向のみ移動可能であり前後及び左右には移
動せず、且つ、昇降シリンダによって上下方向が支持さ
れている。また、該可動フレームの前端部は支持シリン
ダによって下方から支持されている。
【0012】従って、キャビンを高位置へ上昇させた場
合でも、2本のシリンダ及びスライドレールにて可動フ
レームが安定的に支持され、キャビンが揺れることはな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は建設機械20を示したものであり、機体2
1の前部に支持フレーム22を立設し、この支持フレー
ム22の前面に上下方向へ複数のスライドレール23,
23を固設する。該スライドレール23,23に可動フ
レーム24の後端部を上下動自在に係合し、可動フレー
ム24の上部にキャビン25を載置する。
【0014】図2に示すように、前記支持フレーム22
の前面下部には、スライドレール23,23の内側に一
つまたは複数のブラケット26を固設し、キャビン25
の背面下部にも前記ブラケット26と同数のブラケット
27を略同一鉛直線上に固設する。
【0015】そして、キヤビン25側のブラケット27
に昇降シリンダ28を下向きに装着し、該昇降シリンダ
28のロッド29を前記支持フレーム22側のブラケッ
ト26の上端に連結する。また、このブラケット26の
下端に支持シリンダ30の基端部を装着し、該支持シリ
ンダ30のロッド31を可動フレーム24の前端部に連
結する。
【0016】而して、キャビン25の背面に設けた昇降
シリンダ28を伸長すれば、ブラケット26,27間の
距離が広がって、可動フレーム24の後端部がスライド
レール23,23に沿って上方へスライドする。これと
同時に、前記支持シリンダ30を伸長し、可動フレーム
24の前端部の上昇に対してロッド31の先端を追随さ
せていく。斯くして、同図の二点鎖線で示すように、可
動フレーム24と一体にキャビン25が高位置へ上昇す
る。
【0017】ここで、可動フレーム24の後端部は前記
スライドレール23,23へ係合しているので、該可動
フレーム24は上下方向のみ移動可能であり、前後方向
及び左右方向には移動若しくは回動しない。また、該可
動フレーム24の前端部は支持シリンダ30によって下
方から支持されている。
【0018】従って、該可動フレーム24及びキャビン
25は、スライドレール23,23との係合、並びに、
昇降シリンダ28及び支持シリンダ30による上下方向
の支持により、極めて安定的に支持されるので、キャビ
ン25を高位置に上昇させた場合であってもキャビン2
5が揺れることがなく、オペーレータの居住性が損なわ
れることはない。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、2本のシリンダ及びスライドレールにて可動フレー
ムを安定的に支持するので、キャビンを高位置へ上昇さ
せた場合でもキャビンが揺れることはない。また、従来
のXバー方式のように前後方向のスペースを大にするこ
となく、十分なる上昇高さを確保することができる。
【0021】斯くして、建設機械のキャビンを上下動さ
せてオペーレータの乗降を容易にするとともに、オペー
レータの居住性が良好になって作業性が向上し、機体が
小型化されてコストダウンにも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、建設機械の側面図。
【図2】昇降装置の作動を示す要部側面図。
【図3】従来のキャビンの昇降装置の側面図。
【符号の説明】
22 支持フレーム 23 スライドレール 24 可動フレーム 25 キャビン 26 ブラケット 28 昇降シリンダ 29 ロッド 30 支持シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビンの後方に支持フレームを立設
    し、この支持フレームの前面に上下方向へスライドレー
    ルを固設するとともに、キャビンを載置している可動フ
    レームの後端部をスライドレールへ係合し、更に、前記
    支持フレームの前面下部にブラケットを固設し、キャビ
    ンの背面に設けた昇降シリンダのロッドを該ブラケット
    に連結するとともに、該ブラケットと可動フレームの前
    端部との間に支持シリンダを介装したことを特徴とする
    キャビンの昇降装置。
JP7125293A 1995-05-24 1995-05-24 キャビンの昇降装置 Pending JPH08319636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125293A JPH08319636A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 キャビンの昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125293A JPH08319636A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 キャビンの昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08319636A true JPH08319636A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14906505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7125293A Pending JPH08319636A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 キャビンの昇降装置

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Country Link
JP (1) JPH08319636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040437A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 コベルコ建機株式会社 建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040437A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 コベルコ建機株式会社 建設機械

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