JPH01165883A - 数台の自動車を停車させるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも２つのプラットフォーム上に数台
の自動車を停車させるための装置であって、前記両プラ
ットフォームが、選択的に一方のプラットフォームを共
通の乗入口に接続させるために一緒に昇降可能であり、
さらにスタンドに沿って案内された往復台を有しており
、この往復台に、水平の軸を中心にして傾斜可能であり
かつ滑り棒によって結合されたプラットフォームが支承
されている形式のものに関する。

従来の技術 前述の形式の装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第２
４１５５５２号明細書により公知である。この公知の装
置には、往復台における水平なヒンジを中心にしてそれ
ぞれ傾斜可能である２つのプラットフォームが設けられ
ている。

両方のプラットフォームは滑り棒によって平行に案内さ
れる。装置は部分的に凹所内に配置されており、下降位
置では下方のプラットフォームが凹所底に当接し、これ
に対して水平に向いた上方のプラットフォームは莱入位
置にある。

下方のプラットフォームを運行できる上昇位置では、両
方のプラットフォームは、下方のプラットフォームが運
行時に下り勾配を有するように傾斜されている。

このようなプラットフォームの組合わされた上昇及び傾
斜運動によって、存在するスペースは、プラットフォー
ムが常に水平に向いている場合より有効に利用されるよ
うになっている。

上昇位置で上方のプラットフォームが傾斜されていると
、上方のプラットフォーム上に停車された自動車の後方
又は前方の端部においてわずかな高さを利用する仁とが
できる。これに対して下降位置での水平の向きは、一般
的には凹所底は水平であるので凹所内のスペースを完全
に利用する。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第２０１３３８４号明細
書には、２つのプラットフォームを備えた別の停車装置
が開示されており、この装置においては、上昇位置で両
方のプラットフォームは水平に向いている。上方のプラ
ットフォームが運行できる下降位置では、このプラット
フォームは上り勾配を存している。このような形式で、
下方のプラットフォーム上に停車された自動車の前方及
び後方の端部においてわずかな高さが利用される。

このような停車装置において、できるだけ有効なスペー
ス利用は、下方のプラットフォームが運行できる上昇位
置で両方のプラットフォームが平行に保持されており、
これに対して上方のプラットフォームの運行位置ではこ
のプラットフォームが下方のプラットフォームに対して
傾斜されている場合に達成される。この場合、上方のプ
ラットフォームの傾斜軸は下方のプラットフォームに関
して次のような個所、つまりスタンド面のほぼ中央の怪
の所で高さ寸法が減少されず、しかし下方のプラットフ
ォーム上に停車された自動車のわずかな高さが自動車の
前方又は後方端部において利用されることを保証する個
所に配置されていなければならない。

処で、プラットフォームを支持する往復台が上方のプラ
ットフォームの傾斜軸に関して申し分ない個所の範囲に
配置されていると、このような往復台は、プラットフォ
ームの長さのほぼ中央、つまりプラットフォームの曲げ
負荷のために好都合であるような中央にはもはや設けら
れない。往復台を有するスタンドはむしろ、プラットフ
ォーム長さのほぼ％を越える個所に達している。従って
この場合には、プラットフォームが負荷されると比較的
大きな曲げモーメントが作用するので、プラットフォー
ムの高価な摘造が余儀なくされる。

さらに、このような公知の停車装置の別の問題点け、運
行位置でのプラットフォームの著しい傾斜が望ましくな
いことにある。運行位置における傾斜角は、両方のプラ
ットフォームが運行位置で傾斜されている場合に、要す
るに下方のプラットフォームが運行位置で下り勾配を有
し、かつ上方のプラットフォームが運行位置で上り勾配
を有する場合に減少される。しかもこの場合には、安定
性の改善及び相互ガイドの簡略化のために両方のプラッ
トフォームが滑り棒によって結合されていなければなら
ない。

発明が解決しよ５とする課題 本発明の課題は、高さ方向でのスペースができるだけ有
効に利用され、運行位置での傾斜ができるだけわずかに
なり、構成部材ができるだけ少なくなり、さらに製造費
が安価になるように、前述の形式の停車装置を改良する
ことである。

課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために請じた手段は、一方のプラ
ットフォームだけが直接往復台によって支持されており
、他方のプラットフォームが滑り棒を介して前記一方の
プラットフォームによって支持されており、さらに前記
他方のプラットフォームが往復台に垂直方向で運動可能
に案内されており、さらに両方の滑り棒が互いに鋭角を
成しており、しかも上方のプラットフォームにおける両
方の滑り棒のヒンジの間隔が、下方のプラットフォーム
における滑り棒のヒンジの間隔より小さくなっているこ
とにある。

発明の効果 本発明において、往復台ガイド及び往復台を有するスタ
ンドをプラットフォーム長さのほぼ中央に配置すること
ができる。両方の滑り棒を角度を成して配置することに
よって、高さ方向で存在するスペースを極めて有効に利
用することができ、しかも両方のプラットフォームの種
々の傾斜運動を維持することができる。さらに、両方の
滑り棒を角度を成して配置することによって、一方の、
つまり上方のプラットフォームにおいては、下方のプラ
ットフォームにおけるより大きな旋回運動が得られる。

要するに、たとえ、一方のプラットフォームを他方のプ
ラットフォームに支持することのできる２つの滑り棒が
設けられているとしても平行ガイドは使用されない。

全体的に、本発明の課題は十分に解決される。

発生する力及び曲げモーメントはわずかに残っている。

傾斜及び上昇運動における調節動作は簡単な手段で達成
される。

プラットフォームの上昇位置での終端位置が、ストッパ
又は類似のものによって制限されている。下降位置にお
ける両方のプラットフォームの確実な位置は、下方のプ
ラットフォームが凹所底上に位置しかつ往復台及び両方
の滑り棒が上方のプラットフォームの運行位置を固定し
ていることによって得られる。上昇位置においては、ス
トッパ、引張り部材又は類似の部材によって同様に確実
な固定が得られ、従ってプラットフォームの不本意な運
動が適所されている。

この場合、プラットフォームの上昇又は下降運動中はプ
ラットフォームの強制ガイドは必要ではない。たとえば
、上昇運動によって同時に傾斜運動を開始することがで
きる。しかも、傾斜運動を上昇運動の終了時に初めて行
なうこともできる。この仁とは、プラットフォームのそ
の都度の負荷に関連しており、この負荷を欠点なしに極
めて不均一にすることもできる。

本発Ｆ！Ａを檀々の形式で有利に構成することができる
。たとえば、下方のプラットフォームを上方のプラット
フォームに懸架することができる。この場合、下方のプ
ラットフォームは往復台に、制限された寸法で垂直方向
に運動可能に支承されている。それにもかかわらず、本
発明は、下方のプラットフォームにおける上方のプラッ
トフォームの支持が有利であり、従って滑り棒は大体に
おいて圧力を特徴とする 特に有利には、滑り棒が往復台ガイドに対してほぼ平行
に向いている。この場合、仁のような滑り棒は、両方の
プラットフォームの間で高さ間隔がほとんど変化されな
い個所に規定されている。さらに有利には、滑り禅が、
プラットフォームを長さ方向で２対１に分割する個所に
ほぼ配置されている。この場合、滑り棒は乗入口側の端
部に近づいている。

両方の滑り棒の間の鋭角は、所定の比に応じて選ばれて
いる。本発明の有利な構成では、前記鋭角が、はぼ６０
〜４０度、有利に３５度である場合に良好な比が得られ
る。

往復台において他方のプラットフォームをガイドするた
めに、本発明により長孔ガイドが設けられており、該長
孔ガイドは、往復台に対するプラットフォームの必要な
運動性を与える。

実施例 本発明に使用されるプラットフォーム１，２は、有利に
は自動車を停車させる大きさを有している。プラットフ
ォームの両側には、往復台ガイド８と往復台３を備えた
それぞれ１つのスタンド１０が設けられている。滑り棒
４，５も、プラットフォームの両側にそれぞれ配置され
ている。

しかし、プラットフォームの幅を２倍又は数倍にするこ
ともでき、このことにより数台の自動車を並べて停車さ
せることができる。この場合、スタンドを同じ形式でプ
ラットフォームの縁に設けることもできる。しかも、数
倍にしたプラット７オシムにおいて単数又は複数のスタ
ンドをプラットフォーム面の内側に配置するように構成
することもできる。

図示の実施例では、プラットフォーム１，２の両側に、
各１つの往復台３のためにそれぞれ１つのスタンド１０
が組込まれている。往復台３は作業シリンダ１１によっ
て運動され、しかも各往復台３において１つの簡単に作
動する作業シリンダで十分であり、これは下降は自重に
上って行なわれるからである。

往復台３の下方端部において、プラットフォーム１はヒ
ンジ１２に支承されている。これに対して、上方のプラ
ットフォーム２はヒンジピン１３で以て長孔ガイド９内
で案内されている。

はぼ垂直に配置されている滑り棒４は、スタンド１０も
しくは往復台３の、乗入口１４に向いた側に設げられて
いる。この滑り棒４は、プラットフォーム２もしくは１
のヒンジ１５もしくは１６にそれぞれ保持されている。

滑り棒４に対して角度を成して配置された他方の滑り棒
５は、往復台３の、乗入口１４とは反対の側に設けられ
ていて、かつやはり両方のプラットフォーム２，１のヒ
ンジ１７，１８に結合されている。両方の滑り棒４，５
の間の鋭角は、下方に開いていて、はぼ６５度であり、
しかも傾斜及び上昇運動時において、この角度の変化は
わずかである。

ヒンジ１５と往復台３におけるヒンジ１９との間に、た
とえばテレスコープ状に伸縮可能であり、両ヒンジの最
大間隔を制限する引張部材６が延びている。仁のことに
よって、上方のプラットフォーム２ひいては下方のプラ
ットフォーム１の最大傾斜位置も制限されることが明ら
かである。

プラットフォーム１の、乗、入口１４とは反対側の端部
２０と凹所２２の底２１との間に、所定の最大長さを有
する引張部材７、たとえばチェーンが延びている。この
ような引張部材を、定置に配置されたストッパと取替え
ることもでき、このストッパはプラットフォーム１の端
部２０に上方から係合するようなものである。引張部材
又は相応するストッパは、上昇運動時に下方のプラット
フォーム１の傾斜を確実にし、さらに下方のプラットフ
ォーム１の運行時に、上昇された状態でこのプラットフ
ォームが不本意に運動しないようにもする。ストッパも
しくは引張部材６，７は、上昇位置で両方のプラットフ
ォーム１，２の所望の位置を確実にする。

第１図に示された下降位置では、上方のプラットフォー
ム２が運行位置にある。プラットフォーム２はわずかに
上り勾配にされている。特に、このことによって下方の
プラットフォームに停車された自動車の乗入口側端部に
おいてわずかな高さが利用される。

第２図に示された上昇位置では、両方のプラットフォー
ムが運行方向で下り勾配を有している。特に滑り棒４が
、両方のプラットフォームの垂直方向間隔を確実にして
いる。しかも上方のプラットフォーム２の傾斜によって
、上方のプラットフォームに停車された自動車の乗入口
側端部においてわずかなスペースが利用される。

それぞれの運行位置での両方のプラットフォームの上り
勾配もしくは下り勾配を同じにすることができる。しか
し、傾斜はわずかに異なることもできる。

一般的には、下方のプラットフォームの運行位置で上方
のプラットフォームが完全に平行に整合していると有利
である。しかしこの場合も、平行状態よりある程度それ
ることもできる。

図示の実施例の変化実施例として、滑り棒４もしくは５
の長さを別の長さにし、さらにこれに相応して所属のヒ
ンジ１５〜１８の配置を別の配置にすることもできる。

たとえば、上方のプラットフォームを運行位置で水平に
向け、かつこの実施例において又は別の変化実施例にお
いて下方のプラットフォーム１を運行位置で水平に向け
ることができる。このような構成は、プラットフォーム
をできるだけ便利に運行させることができることの方が
、申し分ないスペース利用よりも重要である場合に有利
である。

別の変化実施例において、滑り棒４を往復台３によって
代えることができる。このような場合には、長孔ガイド
９は必要でない。このような構成は、高さにおいてごく
わずかな大きさのスペースしか必要ではなく、もしくは
スタンド１０と中心位置との間隔がわずかに拡大される
場合にはプラットフォームのわずかな大きさの曲げこわ
さを必要とする。このような実施例では、構造が著しく
簡略化されるという利点がある。

従って、本発明により、同じ構成部分を使用して、所定
のスペース状態などに申し分なく適合される種々の停車
装置を製造することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置を下降位置で示す側面図、第
２図は第１図による装置を上昇位置で示す側面図である
。 １．２・・・プラットフォーム、３・・・往復台、４゜
５・・・滑り棒、６，７・・・引張部材、８・・・往復
台ガイド、９・・・長孔ガイド、１０・・・スタンド、
１１・・・作業シリンダ、１２・・・ヒンジ、１３・・
・ヒンジピン、１４・・・乗入口、ｉｓ、１６，１７，
１８゜１９・・・ヒンジ、２０・・・端部、２１・・・
底、２２・・・凹所

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも２つのプラットフォーム上に数台の自動
   車を停車させるための装置であつて、前記両プラットフ
   ォームが、選択的に一方のプラットフォームを共通の乗
   入口に接続させるために一緒に昇降可能であり、さらに
   スタンドに沿つて案内された往復台を有しており、この
   往復台に、水平の軸を中心にして傾斜可能でありかつ滑
   り棒によつて結合されたプラットフォームが支承されて
   いる形式のものにおいて、一方のプラットフォーム（１
   ）だけが直接往復台（３）によつて支持されており、他
   方のプラットフォーム（２）が滑り棒（４、５）を介し
   て前記一方のプラットフォーム（１）によつて支持され
   ており、さらに前記他方のプラットフォーム（２）が往
   復台（３）に垂直方向で運動可能に案内されており、さ
   らに両方の滑り棒（４、５）が互いに鋭角を成しており
   、しかも上方のプラットフォーム（２）における両方の
   滑り棒（４、５）のヒンジ （１５、１７）の間隔が、下方のプラットフオーム（１
   ）における両方の滑り棒のヒンジ（１６、１８）の間隔
   より小さくなつていることを特徴とする、数台の自動車
   を停車させるための装置。 ２、プラットフォーム（１、２）の上昇位置における終
   端位置がストッパ（６、７）又は類似のものによつて制
   限されている請求項１記載の装置。 ３、上方のプラットフォーム（２）が滑り棒（４、５）
   を介して下方のプラットフォーム（１）に支持されてい
   る請求項１又は２記載の装置。 ４、滑り棒（４）が往復台ガイド（８）に対してほぼ平
   行に向いている請求項１から３までのいずれか１項記載
   の装置。 ５、両方の滑り棒（４、５）の間の鋭角がほぼ３０〜４
   ０度である請求項１から４までのいずれか１項記載の装
   置。 ６、他方のプラットフォーム（２）のために、往復台（
   ３）に長孔ガイド（９）が設けられている請求項１から
   ５までのいずれか１項記載の装置。